JP2016092648A - A/d変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力アナログ電圧と、入力されるディジタルデータに応じた参照電圧との差を示すDAC電圧を出力する電荷転送型DAC回路30と、DAC電圧をディジタルデータにA/D変換するSF−ADC23と、SF−ADCからのディジタルデータを、ディジタルしきい値と比較して比較結果を示すディジタル信号を出力するディジタルコンパレータ11と、入力アナログ電圧を出力ディジタル信号にA/D変換して出力するSARロジック回路12とを備える。しきい値発生手段42は、テストディジタルデータをDAC回路に入力したときに並列型確率的A/D変換手段から出力されるディジタル誤差データに基づいてディジタルしきい値を発生することによりA/D変換誤差を補正する。
【選択図】図21
Description
入力アナログ電圧をサンプルしてホールドするサンプルホールド回路及び複数のDAC容量を有する電荷転送型DAC回路であって、上記入力アナログ電圧と、入力されるディジタルデータに応じた参照電圧との差を示すDAC電圧を出力する電荷転送型DAC回路と、
それぞれ異なるしきい値を有する複数のコンパレータと、当該複数のコンパレータからの各出力信号を加算する加算器とを含み、上記D/A変換手段からのDAC電圧をディジタルデータにA/D変換する並列型確率的A/D変換手段と、
所定のディジタルしきい値を発生するしきい値発生手段と、
上記並列型確率的A/D変換手段からのディジタルデータを、上記発生されるディジタルしきい値と比較して比較結果を示すディジタル信号を出力するディジタルコンパレータと、
上記ディジタルコンパレータからのディジタル信号を、上記ディジタルしきい値と、最上位ビットから最下位ビットまで繰り返して逐次比較するように制御することで、上記入力アナログ電圧を出力ディジタル信号にA/D変換して出力する逐次変換レジスタロジック回路とを備えたA/D変換装置であって、
上記しきい値発生手段は、所定のテストディジタルデータを上記DAC回路に入力したときに上記並列型確率的A/D変換手段から出力されるディジタル誤差データに基づいて上記ディジタルしきい値を発生することにより、上記A/D変換誤差を補正することを特徴とする。
上記しきい値発生手段は、上記入力コードデータに依存した成分データに基づいて上記ディジタルしきい値を発生することを特徴とする。
上記並列型確率的A/D変換手段からのディジタルデータを多数回サンプリングして平均値を演算することで上記ディジタルデータを時間平均化して出力する平均化フィルタと、
上記平均化フィルタからのディジタルデータを所定の第1のビット数から所定の第2のビット数のディジタルデータに符号化するエンコーダとをさらに備えたことを特徴とする。
所定の下位ビットのA/D変換処理において、上記電荷転送型DAC回路、上記並列型確率的A/D変換手段、上記平均化フィルタ、及び上記エンコーダを用いてA/D変換処理を実行することを特徴とする。
上記センサは、上記電荷転送型DAC回路、上記並列型確率的A/D変換手段、上記しきい値発生手段、上記ディジタルコンパレータ、上記逐次変換レジスタロジック回路、及び上記第1の補正手段を備え、
上記サーバ装置は、上記第2の補正手段を備えたことを特徴とする。
1−1.まえがき
本実施形態ではマイクロコンピュータ(マイコン)上またはマイコンと同一ボード上に実装される環境を前提とし、マイコンの機能(不揮発性記憶領域等)を利用し、システム的に低電圧高分解能A/D変換器を実現することを目的としている。提案方式では後述の並列型確率的A/D変換器(例えば、非特許文献3,4参照)を用いて、しきい値をディジタル的に制御可能なコンパレータを実現する。これをSAR−ADCのコンパレータとして用い、事前にテスト信号入力により取得し、マイコンの不揮発性記憶領域に記憶した制御データを用いてコンパレータのしきい値を動的に制御することで、SAR−ADCのDAC誤差を補正する。また、ノイズが支配的となる下位ビットのA/D変換にはノイズを利用した確率的A/D変換方式を適用することで、ノイズに埋もれた信号のA/D変換を可能とする。
図2は実施形態1に係るA/D変換装置において用いる並列型確率的A/D変換器(SF−ADC)の構成を示すブロック図である。従来技術に係るフラッシュADC(Flash ADC)は参照電圧生成器(抵抗ラダー等)、(2L−1)個のコンパレータ(Lはビット数)及び、サーモメーターコードからバイナリコードに符号化するエンコーダ(Thermometer to Binary Encoder)を備えて構成される。一方、SF−ADCでは、図2に示すように、N個のコンパレータ5−1〜5−Nからなるコンパレータアレイ5と、加算器6とを備えて構成される。
図5は実施形態1において用いる、サンプルホールド回路を含むnビット容量D/A変換器の構成を示す回路図である。A/D変換装置の内部DAC回路30(図6)は、多くの場合図5に示すようなキャパシタの容量(DAC容量)C0〜Cn−1とスイッチSW0〜SW(n−1),SW(Sample)のアレイによって実現される。なお、スイッチSW(Sample)は制御信号によりオン又はオフされる。図5のDAC回路30はサンプルホールド回路を内蔵する電荷転送型DAC回路であって、以下のように動作する(例えば、非特許文献7参照)。
低電源電圧で高精度なA/D変換装置を実現する場合、下位ビットのA/D変換では時間的に変化するノイズ成分(熱雑音、フリッカ雑音等)が支配的であり、これらに埋もれた信号に対して分解能を持たせる必要がある。SF−A/D変換器を用いてノイズの統計性を利用することで、ノイズレベル以下の信号を検出することができる。
本実施形態で提案する方式についてMATLABを用いたシステムレベル検証を行った。ここではフルスケール電圧0.5V、18ビット分解能を実現するために、上位12ビットを提案方式を用いたSAR−A/D変換器で、下位6ビットをノイズを利用したSF−A/D変換器によりA/D変換する場合を仮定する。
以上の第1の実施形態においては、ウェアラブル生体計測センサのための低電圧高分解能A/D変換方式を説明した。本方式はSF−A/D変換器によるディジタル制御しきい値可変コンパレータを用いたSAR−A/D変換器のDAC誤差補正技術とノイズを利用したSF−A/D変換器による微弱信号検出技術からなる。
2−1.まえがき
近年の計算資源の進歩により、A/D変換装置の出力の補正をソフトウェアで容易に行える環境が整ってきた。本実施形態は、高精度逐次比較型ADCの出力補正アルゴリズムに関するものである。特に本実施形態は、対象となるA/D変換装置の特性を考慮した機械学習による補正法であり、また、経年劣化によるA/D変換装置の特性の変化に伴い、適宜追加学習を行う枠組みも含む。
低消費電力のA/D変換方式としては、図1に示す逐次比較型ADC(Successive Approximation Register ADC;SAR−ADC)が代表的である(例えば、非特許文献8参照)。この方式ではD/A変換器と比較器を繰り返し使用し、バイナリサーチアルゴリズムに基づいて最上位ビットDnから順に判定を行う。D/A変換器は多くの場合、図5に示すような容量とスイッチのアレイによって実現される。容量の値は通常2のべき乗で重み付けされており、i番目の容量Ciは次式のようになる。
以下では、補正モデルの選定及びその学習方法について検討する。nビット分解能の高精度SAR−A/D変換器の出力誤差補正には、p個の実際の出力測定値と理想的な出力値(教師信号)のペア(学習データ)を用いる。その学習データk=1,…,pを得るため、教師信号
図5で示されるSAR−ADCの特性を考慮し、任意の測定値m=(m0,…,mn−1)を教師信号に近づける補正関数h(m)として、次式を用いる。
以下では、補正関数の調整パラメータを適切に求めるため、最小二乗法を適用することを考える。k番目の教師信号と出力測定値のペアに対する誤差を
提案した補正モデルの評価と最小二乗法による学習の有効性を確かめるため数値実験を行った。実験には15ビットSAR−A/D変換器の動作をシミュレーションして得られた全学習データDTを用いた。また、c1=0.1、c2=0.01とした。ここで、調整パラメータw*を用いて補正を行った後の出力測定値
以下では、SAR−A/D変換器の実際の製造状況と使用状況を想定した学習方法を提案する。SAR−A/D変換器を組み込んだ製品を製造する際には、それぞれの製品に対して補正を行う。また、その製品を使用するにつれて生じる経時変化に対しても補正を行う必要がある。本実施形態ではこの二つのケースに対応した補正関数の学習方法を考えるが、本実施形態では製品製造時の補正に焦点を当てる。
補正関数として2−3節と同様の式(15)を用いて、ベイズ推定を用いた線形回帰を行うことを考える。まず、下位ビットの信頼性が低いことから、教師信号が正規分布N(t|h(m),β−1)に従うものと仮定する。また、h(m)の調整パラメータの事前分布は次式の正規分布であると仮定する。
追加学習は、2−4−1節で述べたベイズ線形回帰のアプローチを用いることでも実現可能である。本節では、それまでに学習した学習データに対する予測分布を用いて次に学習する学習データを選ぶことを考える。第l回目の追加学習に用いる学習データ集合を
提案した追加学習法の有効性を比較するために数値実験を行った。2−3−3節と同様に、実験には15ビットのSAR−A/D変換器をシミュレーションして得られたモデルを使用し、初期学習データ集合T0は全学習データ集合Tから一様ランダムにn0=200個選択する。また、nv=100、ν=4、sn=10、c1=0.1、c2=0.01、lmax=8とする。
本実施形態では、低消費電力高分解能SAR−A/D変換器の変換精度向上のために、A/D変換器の特性を考慮した補正関数を導出し、その関数のパラメータの設定方法を説明した。さらにA/D変換器の実際の使用状況の観点から、提案法をベイズ線形回帰を用いた追加学習手法も示した。その追加学習時、予測分布に基づいたデータ選択を行うことで、限られた学習データでの学習においても平均誤差を1LSB以下に抑えられる。
図21は実施形態3に係るA/D変換装置の構成を示すブロック図である。実施形態3に係るA/D変換装置は、第1の実施形態に係るA/D変換装置と、第2の実施形態に係るA/D変換装置とを備えたことを特徴としている。図21において、実施形態3に係るA/D変換装置は、以下の構成要素を備えて構成される。なお、第1及び第2の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付している。
(1)サンプルホールド回路を内蔵する電荷転送型DAC回路30;
(2)コンパレータアレイ5及び加算器6からなるSF−A/D変換器23;
(3)平均化フィルタ7;
(4)エンコーダ8;
(5)SAR−A/D変換器補正用ディジタルコンパレータ11;
(6)SARロジック回路12;
(7)出力ディジタル信号を一時的に格納して外部回路に出力する出力レジスタ13;
(8)テストイネーブル信号がテストモードを示すとき、端子Aに入力されるテスト入力データDinを入力してD/A変換器30に出力する一方、テストイネーブル信号が非テストモードを示すとき、端子Bに入力される出力データDoutを入力してD/A変換器30に出力するマルチプレクサ21;
(9)D/A変換器30のために必要な所定の参照電圧を発生してD/A変換器30に出力する参照電圧発生器31;
(10)モード制御信号に基づいて、入力されるデータを端子A,B,Cのいずれかに出力するマルチプレクサ32;ここで、テストモードのときは端子Cに出力し、SAR−ADCモードのときは端子Aに出力し、SF−ADCモードのときは端子Bに出力する;
(11)外部回路から入力されるエンコーダ8用のしきい値データを一時的に格納してエンコーダ8に出力するレジスタテーブル33;
(12)外部回路から入力されるディジタルしきい値データ(誤差データ)を一時的に格納してディジタルしきい値発生器42に出力するレジスタテーブル41;
(13)レジスタテーブル41からのデータに基づいてディジタルしきい値を発生してディジタルコンパレータ11に出力するディジタルしきい値発生器42;
(14)外部回路からの基準クロックに基づいて内部回路用のクロックCLKを発生してコンパレータアレイ5、SARロジック回路12、コントロールロジック回路52に出力するクロック発生器51;
(15)クロックCLKに基づいてモード制御信号を発生してマルチプレクサ32及びディジタルしきい値発生器42に出力するコントロールロジック回路52。
(1)事前処理であるテストモード処理において、制御データを取得する(図22)。
(2)入力される入力アナログ電圧をサンプルホールドする。ここで、しきい値DthとしてDth,stdを用いる。
(3)SAR−ADCモード(上位ビット変換)処理を行う(図24)。
(4)DAC回路30からの出力データを保持し、SARロジック回路12からの出力データを保持状態にする。
(5)上位ビットのA/D変換データを出力レジスタ13に出力して保持する。
(6)SF−ADCモード(下位ビット変換)処理を行う(図25)。
(7)エンコーダ8からの出力データを保持して出力レジスタ13に出力する。
(8)出力レジスタ13から、上位ビット変換データ及び下位ビット変換データからなる出力ディジタル信号を出力する。
=Dtest(ΔVdac(Din,j)−Dtest(ΔVdac(Din,std))
図26は実施形態4に係るA/D変換システムの構成を示すブロック図である。図26において、実施形態4に係るA/D変換システムは、センサ70とサーバ装置80とを備えて構成され、センサ70とサーバ装置80とは互いに有線通信回線又は無線通信回線を介して接続される。実施形態4では、機械学習結果に基づき、容量DACの誤差(製造バラツキ、寄生素子などにより起因)をディジタル的に補正するときに、容量DACの誤差のA/D変換の補正をセンサ70内のA/D変換器内部のみならず、外部のサーバ装置80でも補正可能とすることにより、A/D変換器の小型化及び低電力化を図ることを目的としている。
(1)テスト信号をセンサ70のSF−A/D変換器23に入力して、A/D変換値を平均化フィルタ7及びエンコーダ8を用いて処理を行う。
(2)A/D変換後の出力コードを送受信部74から、サーバ装置80の送受信部81を介してサーバ処理部84に送信する。
(3)サーバ処理部84は、A/D変換後の出力コードの誤差を評価してエンコーダ8における最適なしきい値を推定する。
(4)送受信部81は、上記推定された最適なしきい値をセンサ70のレジスタテーブル33に送信して格納して、エンコーダ8での符号化に適用する。
(5)当該システムでは、以上のステップ(1)〜(4)の処理を繰り返して、A/D変換の誤差を最小化する。
2…コンパレータ、
3…SARロジック回路、
4…D/A変換器(DAC)、
5−1〜5−N…コンパレータ、
6…加算器、
7…平均化フィルタ、
8…エンコーダ、
10…ディジタル制御しきい値可変コンパレータ、
11…ディジタルコンパレータ
12…SARロジック回路、
13…出力レジスタ、
21…マルチプレクサ、
23…SF−A/D変換器(SF−ADC)、
30…DAC回路、
31…参照電圧発生器、
32…マルチプレクサ、
33…レジスタテーブル、
41…レジスタテーブル、
51…クロック発生器、
52…コントロールロジック回路、
70…センサ、
71…A/D変換器、
72…補正パラメータ記憶部、
73…簡易補正処理部、
74…送受信部、
74a…アンテナ、
75…補正信号生成部、
80…サーバ装置、
81…送受信部、
81a…アンテナ、
82…高度補正処理部、
83…補正パラメータ推定処理部、
84…サーバ処理部、
C0〜Cn−1…キャパシタの容量、
SW0〜SW(n−1)、SW(Sample)…スイッチ。
Claims (9)
- 入力アナログ電圧をサンプルしてホールドするサンプルホールド回路及び複数のDAC容量を有する電荷転送型DAC回路であって、上記入力アナログ電圧と、入力されるディジタルデータに応じた参照電圧との差を示すDAC電圧を出力する電荷転送型DAC回路と、
それぞれ異なるしきい値を有する複数のコンパレータと、当該複数のコンパレータからの各出力信号を加算する加算器とを含み、上記D/A変換手段からのDAC電圧をディジタルデータにA/D変換する並列型確率的A/D変換手段と、
所定のディジタルしきい値を発生するしきい値発生手段と、
上記並列型確率的A/D変換手段からのディジタルデータを、上記発生されるディジタルしきい値と比較して比較結果を示すディジタル信号を出力するディジタルコンパレータと、
上記ディジタルコンパレータからのディジタル信号を、上記ディジタルしきい値と、最上位ビットから最下位ビットまで繰り返して逐次比較するように制御することで、上記入力アナログ電圧を出力ディジタル信号にA/D変換して出力する逐次変換レジスタロジック回路とを備えたA/D変換装置であって、
上記しきい値発生手段は、所定のテストディジタルデータを上記DAC回路に入力したときに上記並列型確率的A/D変換手段から出力されるディジタル誤差データに基づいて上記ディジタルしきい値を発生することにより、上記A/D変換誤差を補正することを特徴とするA/D変換装置。 - 基準となる所定の入力コードデータを上記電荷転送型DAC回路に入力したときの上記ディジタル誤差データからの差分として、上記入力コードデータに依存した成分データを検出して記憶する記憶手段をさらに備え、
上記しきい値発生手段は、上記入力コードデータに依存した成分データに基づいて上記ディジタルしきい値を発生することを特徴とする請求項1記載のA/D変換装置。 - 上記並列型確率的A/D変換手段は、上記D/A変換手段からのDAC電圧に対して、時間平均化処理を実行してA/D変換することを特徴とする請求項1又は2記載のA/D変換装置。
- 上記並列型確率的A/D変換手段からのディジタルデータを多数回サンプリングして平均値を演算することで上記ディジタルデータを時間平均化して出力する平均化フィルタと、
上記平均化フィルタからのディジタルデータを所定の第1のビット数から所定の第2のビット数のディジタルデータに符号化するエンコーダとをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載のA/D変換装置。 - 上記エンコーダは、上記平均化フィルタからのバイナリコードのディジタルデータをサーモメーターコードのディジタルデータに符号化することを特徴とする請求項4記載のA/D変換装置。
- 所定の上位ビットのA/D変換処理において、上記電荷転送型DAC回路、上記並列型確率的A/D変換手段、上記しきい値発生手段、上記ディジタルコンパレータ、及び上記逐次変換レジスタロジック回路を用いてA/D変換処理を実行する一方、
所定の下位ビットのA/D変換処理において、上記電荷転送型DAC回路、上記並列型確率的A/D変換手段、上記平均化フィルタ、及び上記エンコーダを用いてA/D変換処理を実行することを特徴とする請求項4又は5記載のA/D変換装置。 - 所定の機械学習方法を用いて、上記電荷転送型DAC回路のDAC容量の誤差を補正する第1の補正手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか1つに記載のA/D変換装置。
- 所定の機械学習方法を用いて、上記エンコーダの符号化特性を補正する第2の補正手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載のA/D変換装置。
- 上記A/D変換装置は、センサとサーバ装置とに分離し、かつ有線通信回線又は無線通信回線により通信可能に接続されて構成され、
上記センサは、上記電荷転送型DAC回路、上記並列型確率的A/D変換手段、上記しきい値発生手段、上記ディジタルコンパレータ、上記逐次変換レジスタロジック回路、及び上記第1の補正手段を備え、
上記サーバ装置は、上記第2の補正手段を備えたことを特徴とする請求項8記載のA/D変換装置。
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