JP2016074720A - 容器内の化粧品組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】化粧品組成物が格納及び放出される容器との組み合わせにおいて、クリーム状の豊潤さ及び感触の発泡体を与える組み合わせの提供。【解決手段】少なくとも1つの内袋と、外容器と、を備える容器内の化粧品組成物であって、外容器が、内袋を封入し、かつ内袋を圧縮する高圧ガスを充填し、内袋に取り付けられる弁機構が、内袋内に格納される組成物を発泡体形態で圧縮ガスの圧力により放出することができる開放位置と、組成物を放出することができない閉鎖位置との間で移動可能であり、内袋内の組成物は、0.1〜5重量%のカチオン性界面活性剤(A)と、0.1〜10重量%の脂肪アルコール(B)と、0.1〜10重量%の二酸化炭素と、を含む化粧品組成物。【選択図】なし
Description
本発明は、少なくとも1つの内袋と、外容器と、を備える容器内の化粧品組成物に関し、外容器が、内袋を封入し、かつ内袋を圧縮する高圧ガスを充填し、内袋に取り付けられる弁機構が、内袋内に格納される組成物を発泡体形態で圧縮ガスの圧力により放出することができる開放位置と、組成物を放出することができない閉鎖位置との間で移動可能であり、内袋内の組成物は、0.1〜5重量%のカチオン性界面活性剤(A)と、0.1〜10重量%の脂肪アルコール(B)と、0.1〜10重量%の二酸化炭素と、を含む。
ヘアコンディショニングのための頭髪用化粧品エアロゾル、具体的には、発泡体は、エマルジョン又は分散剤と比較して、分布及び取り扱いに関して有意な利点をもたらす。それにもかかわらず、従来の発泡体の不利点は、触覚及び視覚特性であり得る。これらの従来の発泡体は、概して、エマルジョン及び分散剤よりもクリーム度及び豊潤度が低く、多くの場合、クリーム又はエマルジョンよりも達成可能な効果が少ないといった印象を与える。したがって、多くの消費者、特に傷んだ髪を有する消費者は、視覚及び触覚特性が、クリーム状の豊潤な質感に対する傷んだ髪を有する消費者の要求を満たさないため、コンディショニングエアロゾル発泡体を使用しない。
そのような発泡体の特性を改善するために、高圧ガスとして低沸点炭化水素、例えば、プロパン又はブタン等を、例えば、独特許第103 04 721 A1号に記載の組成物の発泡に使用することが知られている。そのような発泡体は、通常、エアロゾル缶で提供され、高圧ガスは、ディスペンサーキャップの弁が開放されると、使用中に組成物を発泡させる働きをする。しかしながら、そのようなエアロゾル缶は、内容物が十分に消耗されない場合があるといった不利点を伴う。更に、そのような缶は、正しい使用に対して非常に敏感である。それらが正しく逆さまに保持されないと、高圧ガスは、製品を伴うことなく缶から蒸発する。消費者が缶に示される量を分配することを可能にするために、缶は、通常、過剰充填されている。ヘアケア組成物が高価であり得るため、消耗可能な量の組成物を増加させたいという根強い欲求が存在する。
エアロゾル缶内の従来の発泡体に関する更なる問題は、発泡体を最も経済的にエアロゾル缶から分配する方法の観点から見て望ましくあり得る高圧ガスが、それが発泡体に付与する特性に関して望ましくない場合があるという事実にあり得る。高圧ガスの混合物は、複数のステップの高圧ガスの充填プロセス又は予混合プロセスを必要とし、発泡体の品質及び質感、生産プロセスの利益、並びに缶からの完全なる消耗に関する結果を考慮すると、多くの場合、妥協のみをもたらし得る。
欧州特許第1 342 465号は、液体毛髪染料を発泡させるために二酸化炭素の使用を説明している。液体毛髪染料は、袋に取り付けられる弁を有する袋内に格納され、弁が開放位置にあるときにだけ、二酸化炭素と混合される。
ヘアトリートメントの分野において使用される発泡体調製物の触覚特性を改善するために、適用時に、発泡体によりムース様の外観及びよりクリーム状の感触を与える試みが頻繁になされている。
国際公開第WO 2007/010487号は、エアロゾルクリームムース、頭髪をそのようなムースで処理する方法、及びその使用を説明している。そのようなクリームムースの触覚特性が非常に良好である一方で、高圧ガスの選択から生じる問題もあり得る。組成物を含有する缶の完全なる消耗は、多くの場合、可能ではないため、保証された量のクリームムースを提供するためには、缶を過剰充填する必要がある。高圧ガスを変更することによって缶の消耗のより高い完全性を達成する試みは、高圧ガスの変化がクリームムースの特性を変化させ得るため、多くの場合、失敗に終わる。しかしながら、そのような変更は、特定の目的には望ましくない場合がある。
したがって、従来の発泡体よりもはるかに高いクリーム度及び豊潤度をもたらす安定した発泡体、特に、国際公開第WO 2007/010487号に記載されるエアロゾルクリームムース等の豊潤で粘度の高いクリーム状のムース、好ましくは、安定したヘアケアエアロゾルクリームムースを含有する少なくとも1つの内袋、例えば、バッグオンバルブシステムを外容器内に有する容器を提供することが本発明の目的であり、その放出装置は、エアロゾル缶等の分配デバイスからのムースの消耗度を増加させる。安定した発泡体、特に、国際公開第WO 2007/010487号に記載されるエアロゾルクリームムース等の豊潤で粘度の高いクリーム状のムースを含有する、バッグオンバルブシステムを有する放出装置を提供することが本発明の更なる目的であり、袋からのムースの消耗及びクリーム状の発泡体の生成のために異なる高圧ガスの使用を可能にする。
この目的は、請求項1の特徴を有する容器内の化粧品組成物によって解決される。更なる有益な実施形態が従属請求項に記載される。
化粧品組成物と、化粧品組成物が格納及び放出される上述の利点を有する容器との組み合わせの改善を提供することが、本発明の態様である。化粧品組成物は、概して、発泡体として、すなわち、連続相として液相を有し、不連続相として気相を有する、二相組成物として放出される。本発明の利点は、ヘアトリートメントの任意の種類の発泡調製物に有益であり得るが、例えば、より豊潤又はクリーム状の発泡体であるといった認識をもたらす改善した触覚特性を有する発泡体にとって特に有益である。多くの場合、そのような認識は、ある特定の粘度の液相、又は発泡する組成物中のある特定の量の高圧ガスに関連付けられる。本発明はすべての種類の発泡体を対象とするが、これは、様々な配分でクリームの豊潤さ及び感触とともに軽い発泡体を有する特徴を有するクリーム状の豊潤な発泡体を意味する「ムース」という用語によって特徴付けられ得る発泡体にとって非常に有益である。
以下の文章において、「発泡体」及び「ムース」という用語は、それらの用語を置き換えると意味をなさないか、或いは技術的に有意な結果をもたらすことがとりわけ示されるか、又は明確に理解可能である節を除いて、同義に使用される。
本発明の基本概念は、エアロゾル駆動容器からの最大限の消耗を可能にする形態で、発泡体、具体的には、クリーム状のエアロゾルムースを供給する可能性を提供することであるが、発泡体の性質及び特徴は、良好な消耗を達成するだけのためにある特定の高圧ガス又は複数の高圧ガスの組み合わせを使用する必要性によって限定されるものではない。本発明は、引き続き完全又はほぼ完全であり得る発泡体の十分な消耗を可能にしながら、ムースの質感及び外観に関与する高圧ガスの自由選択を可能にする。本発明に従って、保管中は混合不可能であるが、少なくとも短期間混合した後に、発泡体、とりわけ、ムース製品に有益な特性を提供する高圧ガスの組み合わせを使用することさえも可能である。
上述の利点を達成するために、弁を有する可撓性の袋内に含有される化粧品組成物が提供され、袋内の組成物は、少なくとも1つの高圧ガス、好ましくは、少なくとも二酸化炭素を含有し、発泡体、特にムースとして袋から放出され得る。組成物を含有する袋は、袋からの組成物の最大限の消耗を達成するために、任意の種類の高圧ガスを充填し得る任意の種類の容器と組み合わせられてもよいが、最大限の自由度を有する高圧ガス依存特性に関して、依然として化粧品組成物の放出の結果生じる発泡体を設計することができる。
袋に化粧品組成物及び少なくとも1つの高圧ガスを充填するとき、袋をエアロゾル缶内に挿入してもよく、その後、エアロゾル缶内の残りの内部空間に、圧縮ガス等の高圧ガス、例えば、窒素、又は圧縮空気、又は任意の他の所望の高圧ガスを充填する。袋の弁は、袋、並びに缶を密封するのに役立ち得る。この目的のために、2つの密封部が提供されてもよい。第1又は外側密封部は、缶と袋との間の空間を密封する働きをし得る。第2又は内側密封部は、袋の弁を密封する働きをし得る。ディスペンサーキャップは、弁に好都合に取り付けられる。ディスペンサーキャップが動かされると、弁は、その開放位置に移動し、缶と袋との間の任意の圧縮ガスは、ムースを袋から脱出させ、ディスペンサーキャップを通って放出させる。次に、袋内の化粧品組成物中に含有される高圧ガスは、容器からの放出後の組成物の発泡に関与する。しかしながら、発泡プロセスが複数の高圧ガスの混合物に起因する可能性もあり、それらのうちの少なくとも1つは、化粧品組成物の一部として袋の内側に格納され、それらのうちの少なくとも別の1つは、袋の外側に格納され、したがって、袋の内側に格納される化粧品組成物の一部を形成しない。
具体的には、二酸化炭素を含むか、又は本質的に完全に二酸化炭素からなる高圧ガスを有する組成物の発泡は、安定したムースをもたらし、これは、非常に滑らかで濃厚であり、ホイップクリームに似た稠度及び外観を有する。
本発明は、以下に詳述される。適用可能な場合、図を参照して説明される。それぞれの図中の同一の記号が同一又は同等の構成要素を表すことに留意されたい。
本発明は、少なくとも1つの内袋と、外容器と、を備える容器内の化粧品組成物に関し、外容器が、内袋を封入し、かつ内袋を圧縮する高圧ガスを充填し、内袋に取り付けられる弁機構が、内袋内に格納される組成物を発泡体として圧縮ガスの圧力により放出することができる開放位置と、組成物を放出することができない閉鎖位置との間で移動可能であり、内袋内の組成物は、
a)0.1〜5重量%のカチオン性界面活性剤(A)と、
b)0.1〜10重量%の脂肪アルコール(B)と、
c)0.1〜10重量%の二酸化炭素と、を含む。
a)0.1〜5重量%のカチオン性界面活性剤(A)と、
b)0.1〜10重量%の脂肪アルコール(B)と、
c)0.1〜10重量%の二酸化炭素と、を含む。
本発明は更に、少なくとも1つの内袋と、外容器と、を備える容器の使用に関し、外容器は、内袋を封入し、かつ内袋を圧縮する高圧ガスを充填し、内袋に取り付けられる弁機構は、内袋内に格納される化粧品組成物を発泡体として圧縮ガスの圧力により放出することができる開放位置と、組成物を放出することができない閉鎖位置との間で移動可能であり、化粧品組成物の放出のために、0.1〜5重量%のカチオン性界面活性剤(A)と、0.1〜10重量%の脂肪アルコール(B)と、0.1〜10重量%の二酸化炭素と、を含む。
化粧品組成物は、構成要素(A)カチオン性界面活性剤、概して、例えば、塩化ジタロージメチルアンモニウム等の四級アンモニウム化合物と、(B)例えば、セチル及びステアリルアルコール、及び二酸化炭素等の脂肪アルコールと、の組み合わせに基づく。
必須成分、並びに好ましい任意の成分の様々な(但し、非排他的な)リストが以下に説明される。
カチオン性界面活性剤
好ましくは本発明の組成物に使用されるカチオン性界面活性剤は、アミノ又は四級アンモニウム部分を含有する。本明細書において有用なカチオン性界面活性剤のうちのいくつかは、以下の文書に記載されており、すべて参照により本明細書に組み込まれる:M.C.Publishing Co.,McCutcheon’s,Detergents & Emulsifiers,(North American edition 1979)、Schwartz,et al.,Surface Active Agents,Their Chemistry and Technology,New York.Inter−science Publishers,1949、1964年11月3日に発行されたHilferの米国特許第3,155,591号、1975年12月30日に発行されたLaughlinらの米国特許第3,929,678号、1976年5月25日に発行されたBai−leyらの米国特許第3,959,461号、及び1983年6月7日に発行されたBolich,Jr.の米国特許第4,387,090号。
好ましくは本発明の組成物に使用されるカチオン性界面活性剤は、アミノ又は四級アンモニウム部分を含有する。本明細書において有用なカチオン性界面活性剤のうちのいくつかは、以下の文書に記載されており、すべて参照により本明細書に組み込まれる:M.C.Publishing Co.,McCutcheon’s,Detergents & Emulsifiers,(North American edition 1979)、Schwartz,et al.,Surface Active Agents,Their Chemistry and Technology,New York.Inter−science Publishers,1949、1964年11月3日に発行されたHilferの米国特許第3,155,591号、1975年12月30日に発行されたLaughlinらの米国特許第3,929,678号、1976年5月25日に発行されたBai−leyらの米国特許第3,959,461号、及び1983年6月7日に発行されたBolich,Jr.の米国特許第4,387,090号。
四級アンモニウム含有カチオン性界面活性剤材料の中で、本明細書において有用なものは、一般式(I)のものであり、
脂肪族基は、炭素及び水素原子に加えて、結合又はアミノ基等の他の基、或いはそれら両方を含有し得る。より長い鎖の脂肪族基、例えば、約12個の炭素を有する脂肪族基は、飽和又は不飽和であってもよい。ジ−長鎖(例えば、ジ−C12〜C22、好ましくは、C16〜C18、脂肪族、好ましくは、アルキル)、ジ−短鎖(例えば、C1〜C3アルキル、好ましくは、C1〜C2アルキル)アンモニウム塩が特に好ましい。第1級、第2級及び第3級脂肪族アミンの塩も適切なカチオン性界面活性物質である。このようなアミンのアルキル基は、好ましくは約12個〜約22個の炭素原子を有し、置換又は非置換であってもよい。本明細書において有用なそのようなアミンには、ステアルアミドプロピルジメチルアミン、ジエチルアミノエチルステアルアミド、ジメチルステアラミン、ジメチル大豆アミン、大豆アミン、ミリスチルアミン、トリデシルアミン、エチルステアリルアミン、N−タロープロパンジアミン、エトキシル化(5モルE.O.)ステアリルアミン、ジヒドロキシエチルステアリルアミン、及びアラキジルベヘニルアミンが挙げられる。好適なアミン塩としては、ハロゲン、酢酸塩、リン酸塩、硝酸塩、クエン酸塩、乳酸塩及びアルキル硫酸塩が挙げられる。このような塩としては、ステアリルアミン塩酸塩、大豆アミンクロリド、ステアリルアミンホルメート、N−タロープロパンジアミンジクロリド及びステアラミドプロピルジメチルアミンシトレートが挙げられる。本発明において有用なものに含まれるカチオン性アミン界面活性剤は、1981年6月23日に発行されたNachtigalらの米国特許第4,275,055号に開示されている。好ましいカチオン性界面活性剤は、Genamin(登録商標)CTAC、すなわち、セチルトリメチルアンモニウム塩化物、例えば、テトラデシルベタインエステルクロリド等のエステルクォート、例えば、ジパルミチルエチルジメチルアンモニウムクロリド(Armocare VGH70(Akzo,Germany))等のジエステルクォート、又はジステアロイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェートとセテアリルアルコールとの混合物(Dehyquart F−75(Henkel,Germany))である。
カチオン性界面活性剤(A)は、好ましくは、組成物の約0.1重量%〜約3重量%、より好ましくは、約0.2重量%〜約1.5重量%、最も好ましくは、約0.4重量%〜約0.8重量%の濃度で含有される。
脂肪族アルコール
本発明の組成物は、少なくとも1つの脂肪アルコール、好ましくは、少なくとも不揮発性低融点脂肪アルコール(B)を含む。好適な脂肪アルコールは、30℃以下、好ましくは、約25℃以下、より好ましくは、約22℃以下の融点を有する。好ましい脂肪アルコールは、不揮発性でもある。「不揮発性」という用語に該当する脂肪アルコールは、0.1MPa(1.0気圧)で、少なくとも約260℃、好ましくは、少なくとも約275℃、より好ましくは、少なくとも約300℃の沸点を有する。好適な脂肪アルコールには、不飽和一価直鎖脂肪アルコール、飽和分枝鎖脂肪アルコール、飽和C8〜C12直鎖脂肪アルコール、及びそれらの混合物が挙げられる。不飽和直鎖脂肪族アルコールは、典型的に、不飽和度が1である。ジ−及びトリ−不飽和アルケニル鎖は、低濃度、好ましくは、全不飽和直鎖脂肪アルコールの約5重量%未満、より好ましくは、全不飽和直鎖脂肪アルコールの約2重量%未満、最も好ましくは、約1重量%未満で存在し得る。好ましくは、不飽和直鎖脂肪アルコールは、C12〜C22、より好ましくは、C12〜C18、最も好ましくは、C16〜C18の大きさの脂肪族鎖を有する。この種の代表的なアルコールとしては、オレイルアルコール及びパルミトレイン酸アルコールが挙げられる。
本発明の組成物は、少なくとも1つの脂肪アルコール、好ましくは、少なくとも不揮発性低融点脂肪アルコール(B)を含む。好適な脂肪アルコールは、30℃以下、好ましくは、約25℃以下、より好ましくは、約22℃以下の融点を有する。好ましい脂肪アルコールは、不揮発性でもある。「不揮発性」という用語に該当する脂肪アルコールは、0.1MPa(1.0気圧)で、少なくとも約260℃、好ましくは、少なくとも約275℃、より好ましくは、少なくとも約300℃の沸点を有する。好適な脂肪アルコールには、不飽和一価直鎖脂肪アルコール、飽和分枝鎖脂肪アルコール、飽和C8〜C12直鎖脂肪アルコール、及びそれらの混合物が挙げられる。不飽和直鎖脂肪族アルコールは、典型的に、不飽和度が1である。ジ−及びトリ−不飽和アルケニル鎖は、低濃度、好ましくは、全不飽和直鎖脂肪アルコールの約5重量%未満、より好ましくは、全不飽和直鎖脂肪アルコールの約2重量%未満、最も好ましくは、約1重量%未満で存在し得る。好ましくは、不飽和直鎖脂肪アルコールは、C12〜C22、より好ましくは、C12〜C18、最も好ましくは、C16〜C18の大きさの脂肪族鎖を有する。この種の代表的なアルコールとしては、オレイルアルコール及びパルミトレイン酸アルコールが挙げられる。
分枝鎖アルコールは、典型的には、C12〜C22、好ましくは、C14〜C20、より好ましくは、C16〜C18の大きさの脂肪族鎖を有する。
本明細書で用いる例示の分枝鎖アルコールには、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、及びオクチルデカノールが挙げられる。
飽和C8〜C12直鎖アルコールの例として、オクチルアルコール、カプリル酸アルコール、デシルアルコール、及びラウリルアルコールが挙げられ、低融点脂肪アルコールは、好ましくは、組成物の約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは、約0.2重量%〜約5重量%、最も好ましくは、約0.5重量%〜約3重量%の濃度で使用される。
本組成物は、好ましくは、そのようなろう状の脂肪アルコールの存在が、本発明に従う組成物が輝きを放つという利点に悪影響を与え得るため、組成物の約5重量%を超えない、好ましくは、約4重量%を超えない、45℃を超える融点を有する一価飽和直鎖脂肪アルコール、例えば、セチルアルコール及びステアリルアルコール、並びに他のろう状の脂肪アルコールの濃度に制限される。
しかしながら、ろう状の脂肪アルコールをコンディショニング効果のために使用することが望ましい場合がある。このような飽和脂肪族アルコールが存在する場合、液体脂肪族アルコールとろう状の脂肪族アルコールとの重量比は、好ましくは約0.25以下、より好ましくは約0.15以下、更に好ましくは約0.10以下である。
これは、化粧品組成物が、30℃を超える融点を有する少なくとも1つの脂肪アルコール及び任意に30℃以下の融点を有する少なくとも1つの脂肪アルコールを含む場合に特に好ましい場合があり、組成物が30℃を超える融点を有する少なくとも1つの脂肪アルコール及び30℃以下の融点を有する少なくとも1つの脂肪アルコールを含む場合に、融点を有する脂肪アルコールと、30℃以下の融点を有する脂肪アルコールとの重量比は、0.25以下である。
組成物中の脂肪アルコールの総量は、好ましくは、約0.5〜約5.0重量%、より好ましくは、約1.0〜約4.0重量%、最も好ましくは、約1.5〜約3.0重量%である。
二酸化炭素
二酸化炭素は、化粧品組成物の一部として容器の内袋内に高圧ガスとして存在する。本発明に従って、二酸化炭素が高圧ガスだけでなくてもよく、任意の他の高圧ガス、例えば、プロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、又はN2Oとの混合物であり得るか、又は上記のうちの2つ以上の混合物であってもよい(そのような混合物が本発明の目的に反する特性を示さない限り)。
二酸化炭素は、化粧品組成物の一部として容器の内袋内に高圧ガスとして存在する。本発明に従って、二酸化炭素が高圧ガスだけでなくてもよく、任意の他の高圧ガス、例えば、プロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、又はN2Oとの混合物であり得るか、又は上記のうちの2つ以上の混合物であってもよい(そのような混合物が本発明の目的に反する特性を示さない限り)。
二酸化炭素が高圧ガスのみであることが好ましい場合があるが、この好ましい場合において、少量の最大約1重量%の他の高圧ガス、例えば、プロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、又はN2Oが存在する可能性もあり得る。
化粧品組成物中の二酸化炭素の量は、好ましくは、組成物の0.5〜5.0重量%、より好ましくは、1.0〜3.0重量%、最も好ましくは、1.5〜2.5重量%である。
水相
本発明の一部を形成する化粧品組成物は、水を含有してもよい。この場合、水相は、好ましくは、約70〜約98重量%、より好ましくは、約85〜約96重量%、最も好ましくは、約90〜約95重量%の水を含有する。
本発明の一部を形成する化粧品組成物は、水を含有してもよい。この場合、水相は、好ましくは、約70〜約98重量%、より好ましくは、約85〜約96重量%、最も好ましくは、約90〜約95重量%の水を含有する。
水相は、他の液体、水混和性又は水溶性溶媒、例えば、低級アルキルアルコール、例えば、C1〜C5アルキル一価アルコール、好ましくは、C2〜C3アルキルアルコールを任意に含んでもよい。しかしながら、液体脂肪アルコールは、組成物の水相中で混和性でなければならない。前記脂肪アルコールは、水相中で混和性であり得るか、又は共溶媒又は界面活性剤を用いて混和性にすることができる。
化粧品組成物は、好ましくは、25℃で、少なくとも約50mPas、好ましくは、約100mPas〜約1,500mPas、より好ましくは、約200mPas〜約1,000mPasの粘度を有する。粘度は、DIN 53019(MV−DIN)に従う冷却/加熱容器及びセンサーシステムを有するHAAKE回転粘度計VT 550により決定され、剪断速度は、12.9s-1である。
本発明の組成物は、好ましくは、約2.5〜約11、より好ましくは、約3〜約9.5、最も好ましくは、約4.0〜約7.0のpHを有する。
カチオン性ポリマーコンディショニング剤
本発明の組成物は、1つ以上のカチオン性ポリマーコンディショニング剤も含有し得る。カチオン性ポリマーコンディショニング剤は、好ましくは、水溶性である。カチオン性ポリマーは、典型的には、カチオン性界面活性剤について上に開示される範囲と同一の範囲で使用される。
本発明の組成物は、1つ以上のカチオン性ポリマーコンディショニング剤も含有し得る。カチオン性ポリマーコンディショニング剤は、好ましくは、水溶性である。カチオン性ポリマーは、典型的には、カチオン性界面活性剤について上に開示される範囲と同一の範囲で使用される。
「水溶性」カチオン性有機ポリマーとは、水中に十分に溶解して、25℃の水(蒸留水又は等価物)中0.1%の濃度の肉眼では実質的に透明な溶液を形成するポリマーを意味する。好ましくは、このポリマーは、十分に溶解して、0.5%の濃度、より好ましくは、1.0%の濃度の実質的に透明な溶液を形成する。
本明細書で使用される「ポリマー」という用語は、1種類のモノマーの重合によって作製されるか、又は2種類(すなわち、コポリマー)以上のモノマーで作製される材料を含むものとする。
本明細書のカチオン性ポリマーは、概して、少なくとも約5,000、典型的には、少なくとも約10,000であり、約10,000,000未満の重量平均分子量を有する。好ましくは、分子量は、約100,000〜約2,000,000である。カチオン性ポリマーは、概して、カチオン性窒素含有部分、例えば、四級アンモニウム若しくはカチオン性アミノ部分、又はそれらの混合物を有する。
カチオン性電荷密度は、好ましくは、少なくとも約0.1meq/g、より好ましくは、少なくとも約1.5meq/g、更により好ましくは、少なくとも約1.1meq/g、最も好ましくは、少なくとも約1.2meq/gである。カチオン性ポリマーのカチオン性電荷密度を、Neldahl方法に従って決定することができる。当業者であれば、アミノ含有ポリマーの電荷密度がpH及びアミノ基の等電点によって異なり得ることを理解するであろう。電荷密度は、使用目的のpHにおいて、上記の制限内でなければならない。水溶性基準が満たされる限り、任意のアニオン性対イオンをカチオン性ポリマーのために利用してもよい。好適な対イオンには、ハロゲン化物(例えば、Cl、Br、I、又はF、好ましくは、Cl、Br、又はI)、硫酸塩、及びメチル硫酸塩が挙げられる。このリストは排他的ではないため、その他のものを使用することもできる。カチオン性窒素含有部分は、概して、カチオン性ヘアコンディショニングポリマーの全モノマー単位の一部に置換基として存在する。したがって、カチオン性ポリマーは、四級アンモニウム又はカチオン性アミン置換モノマー単位、及び本明細書においてスペーサーモノマー単位と称される他の非カチオン性単位のコポリマー、ターポリマー等を含み得る。
好適なカチオン性ポリマーとしては、例えば、カチオン性アミン若しくは四級アンモニウム官能基を有するビニルモノマーと、アクリルアミド、メタクリルアミド、アルキル、及び、ジアルキルアクリルアミド、アルキル、及び、ジアルキルメタクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、ビニルカプロラクトン、並びに、ビニルピロリドンのような水溶性スペーサーモノマーのコポリマーが挙げられる。アルキル及びジアルキル置換モノマーは、好ましくは、C1〜C7アルキル基、より好ましくは、C1〜C3アルキル基を有する。
他の好適なスペーサーモノマーには、ビニルエステル、ビニルアルコール(ポリ酢酸ビニルの加水分解によって作製される)、無水マレイン酸、プロピレングリコール、及びエチレングリコールが挙げられる。
カチオン性アミンは、組成物の特定の種及びpHに応じて、第一級、第二級、又は第三級アミンであり得る。概して、第二級及び第三級アミン、特に第三級アミンが好ましい。アミン置換ビニルモノマーをアミン形態に重合することができ、その後、任意に、四級化反応によってアンモニウムに変換することができる。アミンをポリマー形成後に同様に四級化してもよい。例えば、第三級アミン官能性を、式R’Xの塩との反応によって四級化することができ、式中、R’は、短鎖アルキル、好ましくは、C1〜C7アルキル、より好ましくは、C1〜C3アルキルであり、Xは、四級化アンモニウムを有する水溶性塩を形成するアニオンである。
好適なカチオン性アミノ及び四級アンモニウムモノマーには、例えば、ジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、モノアルキルアミノアルキルアクリレート、モノアルキルアミノアルキルメタクリレート、トリアルキルメタクリルオキシアルキルアンモニウム塩、トリアルキルアクリルオキシアルキルアンモニウム塩、ジアリル四級アンモニウム塩で置換されたビニル化合物、並びにピリジニウム、イミダゾリウム、及び四級化ピロリドン、例えば、アルキルビニルイミダゾリウム、アルキルビニルピリジニウム、アルキルビニルピロリドン塩等の環状カチオン性窒素含有環を有するビニル四級アンモニウムモノマーが挙げられる。これらのモノマーのアルキル部分は、好ましくは、低級アルキル、例えば、C1〜C3アルキル、より好ましくは、C1及びC2アルキルである。本明細書で用いる好適なアミン置換ビニルモノマーには、ジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド、及びジアルキルアミノアルキルメタクリルアミドが挙げられ、アルキル基は、好ましくは、C1〜C7ヒドロカルビル、より好ましくは、C1〜C3アルキルである。
本明細書のカチオン性ポリマーは、アミン置換及び/若しくは四級アンモニウム置換モノマー並びに/又は相溶性スペーサーモノマーに由来するモノマー単位の混合物を含む。
好適なカチオン性ヘアコンディショニングポリマーには、例えば、1−ビニル−2−ピロリドン及び1−ビニル−3−メチルイミダゾリウム塩(例えば、塩化物)のコポリマー(当業界において、米国化粧品工業会「CTFA」により、ポリクオタニウム−16と称される)、例えば、LUVIQUATの商標名(例えば、LUVIQUAT FC 370)でBASF Wyandotte Corp.(Parsippany,NJ,USA)から市販されているもの;1−ビニル−2−ピロリドン及びジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(当業界において、CTFAにより、ポリクオタニウム−1 1と称される)、例えば、GAFQUATの商標名(例えば、GA17QUAT 755N)でGaf Corporation(Wayne,NJ,USA)から市販されているもの;カチオン性ジアリル四級アンモニウム含有ポリマー(例えば、それぞれ、当業界(CTFA)においてポリクオタニウム−6及びポリクオタニウム−7と称されるジメチルジアリルアンモニウム塩化物ホモポリマー及びアクリルアミド及びジメチルジアリルアンモニウム塩化物のコポリマーを含む);並びに参照により本明細書に組み込まれる米国特許第4,009,256号に記載の3〜5個の炭素原子を有する不飽和カルボン酸のホモポリマー及びコポリマーのアミノアルキルエステルの鉱酸塩が挙げられる。使用することのできる他のカチオン性ポリマーには、カチオン性セルロース誘導体及びカチオン性デンプン誘導体等の多糖ポリマーが挙げられる。本明細書での使用に好適なカチオン性多糖ポリマー材料は、以下の式のものを含み、
カチオン性セルロースは、当業界(CTFA)においてポリクオタニウム−10と称される、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの塩として、ポリマーのポリマーJR(著作権)及びLR(著作権)シリーズで、Amerchol Corp.(Edison,NJ,USA)から入手可能である。
別の種類のカチオン性セルロースには、当業界(CTFA)においてポリクオタニウム−24と称される、ラウリルジメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースのポリマー四級アンモニウム塩が挙げられる。これらの材料は、ポリマーLM−200(著作権)の商標名でAmerchol Corp.(Edison,NJ,USA)から入手可能である。
使用することのできる他のカチオン性ポリマーには、グアーヒドロキシプロピルトリモニウム塩化物(JaguarR(著作権)シリーズでCelanese Corp.から入手可能)等のカチオン性グアーガム誘導体が挙げられる。
他の材料には、第四級窒素含有セルロースエーテル(例えば、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第3,962,418号に記載のもの)、並びにエーテル化セルロース及びデンプンのコポリマー(例えば、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第3,958,581号に記載のもの)が挙げられる。
上述のように、それらのカチオン性ポリマーは、水溶性である。しかしながら、これは、それらのカチオン性ポリマーが組成物中に溶解すべきであることを意味しない。好ましくは、カチオン性ポリマーは、カチオン性ポリマー及びアニオン性物質によって形成される組成物中、又は組成物中の複合コアセルベート相中のいずれかにおいて可溶性であり得る。カチオン性ポリマーの複合コアセルベートは、本明細書の組成物に任意に添加することができるアニオン性界面活性剤又はアニオン性ポリマー(例えば、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)で形成されてもよい。
シリコーンコンディショニング剤
その組成物は、不揮発性可溶性又は不溶性シリコーンコンディショニング剤も含み得る。可溶性とは、シリコーンコンディショニング剤が組成物の水性担体と、同一相の一部を形成するように混和性であることを意味する。不溶性とは、分離した不連続相由来のシリコーンが、例えば、シリコーンの液滴のエマルジョン又は懸濁液の形態で、水性担体を形成することを意味する。
その組成物は、不揮発性可溶性又は不溶性シリコーンコンディショニング剤も含み得る。可溶性とは、シリコーンコンディショニング剤が組成物の水性担体と、同一相の一部を形成するように混和性であることを意味する。不溶性とは、分離した不連続相由来のシリコーンが、例えば、シリコーンの液滴のエマルジョン又は懸濁液の形態で、水性担体を形成することを意味する。
可溶性シリコーンには、ジメチコーンコポリオール等のシリコーンコポリオール、例えば、ポリプロピレンオキシド等のポリエーテルシロキサン変性ポリマー、ポリエチレンオキシド変性ポリジメチルシロキサンが挙げられ、エチレン及び/又はプロピレンオキシドは、組成物中での溶解を可能にするのに十分な濃度である。
しかし、好ましいのは不溶性シリコーンである。本明細書で用いる不溶性シリコーンヘアコンディショニング剤は、好ましくは、25℃で約0.001〜約2m2/s(約1,000〜約2,000,000センチストーク)、より好ましくは、25℃で約0.01〜約1.8m2/s(約10,000〜約1,800,000cst)、更により好ましくは、約0.1〜約1.5m2/s(約100,000〜約1,500,000センチストーク)の粘度を有する。粘度は、Dow Corning Corporateの試験方法CTM0004(1970年7月20日)に記載されているガラスキャピラリー粘度計により測定できる。
好適な不溶性不揮発性シリコーン流体には、ポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン、ポリエーテルシロキサンコポリマー、及びそれらの混合物が挙げられる。ヘアコンディショニング特性を有する他の不溶性不揮発性シリコーン流体も使用することができる。本明細書で使用される「不揮発性」という用語は、シリコーンが、少なくとも約260℃、好ましくは、少なくとも約275℃、より好ましくは、少なくとも約300℃の沸点を有することを意味するものとする。そのような材料は、周囲条件下で、非常に低いか、又は有意ではない蒸気圧を呈する。「シリコーン流体」という用語は、25℃で1m2/s(1,000,000センチストーク)未満の粘度を有する流動可能なシリコーン材料を意味するものとする。概して、流体の粘度は、25℃で約0.000005〜1m2/s(5〜1,000,000センチストーク)好ましくは、約0.00001〜約0.3m2/s(約10〜約300,000cst)である。
好ましいシリコーンは、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、及びポリメチルフェニルシロキサンである。ポリジメチルシロキサンは、特に好ましい。使用することのできる不揮発性ポリアルキルシロキサン流体には、例えば、ポリジメチルシロキサンが挙げられる。これらのシロキサンは、例えば、General Electric CompanyからViscasilR及びSF 96シリーズで、並びにDow CorningからDow Corning 200(登録商標)シリーズで入手可能である。
使用することのできるポリアルキルアリールシロキサン流体には、例えば、ポリメチルフェニルシロキサンも挙げられる。これらのシロキサンは、例えば、General Electric CompanyからSF 1075メチルフェニル流体として、又はDow Corningから556化粧品グレード流体若しくはジ第四級シリコーン、例えば、INCIクオタニウム−80(例えば、Goldschmidt AG,GermanyのAbil(登録商標)Quat 3272若しくはAbil(登録商標)Quat 3270)として入手可能である。
毛髪の光沢特性を強化するために、約1.46以上、具体的には、約1.52以上の屈折率を有する高度にフェニル化したポリエチルシリコーン等の高度にアリール化したシリコーンが特に好ましい。これらの高屈折率シリコーンを使用するとき、これらは、以下に記載するようにして展着剤、例えば界面活性剤又はシリコーン樹脂と混合して表面張力を低下させ、この物質の膜形成能を高めるべきである。
エチレンオキシド又はエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの混合物を使用することもできるが、使用することのできるポリエーテルシロキサンコポリマーには、例えば、ポリプロピレンオキシド変性ポリジメチルシロキサン(例えば、Dow Corning DC−1248(登録商標))が挙げられる。エチレンオキシド及びポリプロピレンオキシドの濃度は、本明細書の組成物への溶解性を妨げるように十分低くすべきである。
シリコーンコンディショニング剤において特に有用であり得る別のシリコーンヘアコンディショニング物質は不溶性シリコーンガムである。本明細書で使用される「シリコーンガム」という用語は、25℃で1m2/s(1,000,000センチストーク)以上の粘度を有するポリオルガノシロキサン材料を意味する。シリコーンガムは、Petrarch及びその他の者によって説明されており、1979年5月1日に発行されたSpitzerらの米国特許第4,152,416号、並びにNoll,Walter,Chemistry and Technology of Silicones,New York:Academic Press 1968を含む。記載のシリコーンガムは、ゼネラルエレクトリックシリコーンゴム製品データシートSE 30、SE 33、SE 54、及びSE 76でもある。これらの記載の参考文献はすべて、参照により本明細書に組み込まれる。「シリコーンゴム」は、典型的に約200,000を越え、一般的に約200,000〜約1,000,000の質量分子量を有する。具体例としては、ポリジメチルシロキサン、(ポリジメチルシロキサン)(メチルビニルシロキサン)コポリマー、ポリ(ジメチルシロキサン)(ジフェニルシロキサン)(メチルビニルシロキサン)コポリマー及びこれらの混合物が挙げられる。
好ましくは、シリコーンヘアコンディショニング剤は、25℃で約1m2/s(1,000,000センチストーク)を超える粘度を有するポリジメチルシロキサンガムと、約0.00001〜約0.1m2/s(約10センチストーク〜約100,000センチストーク)の粘度を有するポリジメチルシロキサン流体との混合物を含み、ガムと流体との比率は、約30:70〜約70:30、好ましくは、約40:60〜約60:40である。
シリコーンコンディショニング剤に含むことのできる任意成分は、シリコーン樹脂である。シリコーン樹脂は、高度に架橋したポリマーシロキサン系である。架橋は、シリコーン樹脂の製造中に、三官能性シラン及び四官能性シランを、一官能性シラン若しくは二官能性シラン、又は一官能性シラン及び二官能性シランとともに組み込むことによって導入される。当該技術分野において十分に理解されるように、シリコーン樹脂をもたらすために要求される架橋の程度は、シリコーン樹脂に組み込まれる特定のシラン単位によって異なる。概して、シリコーン材料が乾燥して剛性又は硬質膜になるように、十分なレベルの三官能及び四官能性シロキサンモノマー単位(したがって、十分なレベルの架橋)を有するシリコーン材料は、シリコーン樹脂と見なされる。酸素原子とシリコン原子との比率は、特定のシリコーン材料における架橋レベルを示す。1個のシリコン原子につき少なくとも約1.1個の酸素原子を有するシリコーン材料が、概して、本明細書のシリコーン樹脂である。
好ましくは、酸素:シリコン原子の比率は、少なくとも約1.2:1.0である。
シリコーン樹脂の製造時に使用されるシランには、モノメチル−、ジメチル−、トリメチル−、モノフェニル−、ジフェニル−、メチルフェニル−、モノビニル−、及びメチルビニルクロロシラン、並びにテトラクロロシランが挙げられ、メチル置換シランが最も一般的に利用されている。好ましい樹脂は、General ElectricからGE SS4230及びSS4267(登録商標)として市販されている。市販のシリコーン樹脂は、概して、溶解形態で、低粘度の揮発性又は不揮発性シリコーン流体中に供給される。本明細書で用いるシリコーン樹脂は、当業者にとって容易に明らかであるように、そのような溶解形態で、本組成物に供給され、本組成物に組み込まれなければならない。シリコーン樹脂は、毛髪上でのシリコーンの沈着を改善することができ、高屈折率容積指数で毛髪の光沢度を高めることができる。
特にシリコーン材料及びシリコーン樹脂を、当業者に「MDTQ」命名法として知られている簡便な命名法システムに従って好都合に識別することができる。このシステム下では、シリコーンは、シリコーンを構成する種々のシロキサンモノマー単位の存在によって記載される。簡潔に、記号「M」は、一官能性単位(CH3)3SiO・5を示し、Dは、二官能性単位(CH3)2SiOを示し、Tは、三官能性単位(CH3)SiO1・5を示し、Qは、四(quadri)又は四(tetra)官能性単位SiO2を示す。単位記号のダッシュ、例えば、M’、D’、’T、及びQ’は、メチル以外の置換基を示し、出現する度に具体的に定義しなければならない。典型的な代替置換基には、ビニル、フェニル、アミン、ヒドロキシル等の基が含まれる。様々な単位のモル比は、シリコーン単位のそれぞれの種類の総数(若しくはその平均)を示す記号への下付き文字に関して、又は分子量と組み合わせて具体的に示された比率としてのいずれかで、MDTQシステム下でのシリコーン材料の説明を完結する。シリコーン樹脂中のD、D’、M、及び/又はM’に対するT、Q、T’、及び/又はQ’の相対モル量が高いほど、架橋のレベルが高いことを示す。しかしながら、先に論じられたように、架橋の全体的なレベルは、酸素とシリコンとの比率によっても示される。
本明細書で用いる好ましいシリコーン樹脂は、MQ、MT、MTQ、MQ、及びMDTQ樹脂である。したがって、好ましいシリコーン置換基は、メチルである。MQ樹脂が特に好ましく、M:Q比は、約0.5:1.0〜約1.5:1.0であり、樹脂の平均分子量は、約1,000〜約10,000である。
シリコーンヘアコンディショニング剤を、本明細書の組成物において、組成物の約0.1%〜約5重量%、好ましくは、約0.3%〜約3%、より好ましくは、約0.5%〜約3.0%、最も好ましくは、約1.0%〜約3.0重量%の濃度で使用することができる。
更なるコンディショニング剤
本発明の組成物は、アボカド油、脂肪酸、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン、リンゴろう、蜜ろう、若しくはホホバ油、リン脂質、例えば、レシチン又はセラミド、ワセリン不揮発性炭化水素、及び炭化水素エステルからなる群から選択されるもの等の1つ以上の更なるコンディショニング剤も含み得る。イミダゾリジニル誘導体、例えば、INCI Quaternium−87(Witco,GermanyのRewoquat(登録商標)W 575)も有用である。
本発明の組成物は、アボカド油、脂肪酸、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリン、リンゴろう、蜜ろう、若しくはホホバ油、リン脂質、例えば、レシチン又はセラミド、ワセリン不揮発性炭化水素、及び炭化水素エステルからなる群から選択されるもの等の1つ以上の更なるコンディショニング剤も含み得る。イミダゾリジニル誘導体、例えば、INCI Quaternium−87(Witco,GermanyのRewoquat(登録商標)W 575)も有用である。
本明細書の構成要素は、0.1%〜約20%、好ましくは、約0.1%〜約10%、より好ましくは、約0.5%〜約5%の更なるコンディショニング剤を含んでもよい。
他の成分
本明細書の組成物は、そのような組成物をより美容的若しくは審美的に許容される状態にするか、又はそれらに更なる使用利点を提供するのに好適な様々な他の任意の構成要素を含有してもよい。このような従来の任意成分は当業者に周知である。
本明細書の組成物は、そのような組成物をより美容的若しくは審美的に許容される状態にするか、又はそれらに更なる使用利点を提供するのに好適な様々な他の任意の構成要素を含有してもよい。このような従来の任意成分は当業者に周知である。
多種多様の更なる成分を製剤化して、本組成物にすることができる。これらには、他のコンディショニング剤、例えば、ベタイン、カルニチンエステル、クレアチン、アミノ酸、ぺプチド、タンパク質、及びビタミン;毛髪保持ポリマー、洗浄性界面活性剤、例えば、アニオン性、非イオン性、両性、及び双極性性界面活性剤;増粘剤及び懸濁化剤、例えば、キサンタンガム、グアーガム、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、デンプン、及びデンプン誘導体、粘度調整剤、例えば、長鎖脂肪酸のメタノールアミド、ココモノエタノールアミド、塩、例えば、塩化及び硫酸ナトリウム/カリウム、及び結晶性懸濁化剤、及び真珠光沢助剤、例えば、ジステアリン酸エチレングリコール;紫外線フィルター、例えば、p−メトキシケイ皮酸イソアミルエステル、脂溶性ケイ皮酸エステル、サリチル酸エステル、4−アミノ安息香酸誘導体、又はベンゾフェノン若しくは3−ベンジリデンカンフルの親水性スルホン酸誘導体;抗酸化物質、例えば、トコフェロール;防腐剤、例えば、ベンジルアルコール、メチルパラべン、プロピルパラベン、及びイミダゾリジニル尿素;ポリビニルアルコール;エチルアルコール;pH調整剤、例えば、エン酸、ギ酸、グリオキシル酸、酢酸、乳酸、ピルビン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、リン酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム;塩、概して、酢酸カリウム及び塩化ナトリウム等;着色剤、例えば、FD&C又はD&C染料のうちのいずれか;毛髪酸化(漂白)剤、例えば、過酸化水素、過ホウ酸塩、及び過硫酸塩;毛髪還元剤、例えば、チオグリコール酸塩;香料、金属イオン封鎖剤、例えば、四酢酸二ナトリウムエチレンジアミン、並びにポリマー可塑化剤、例えば、グリセリン、アジピン酸ジイソブチル、ステアリン酸ブチル、及びプロピレングリコールが含まれる。
そのような任意成分は、概して、組成物の約0.01%〜約10.0%、好ましくは、約0.05%〜約5.0%の濃度で個別に使用される。
本発明の組成物は、約0.1%〜約2%、より好ましくは、約0.2%〜約1%、最も好ましくは、約0.5%〜約1%のポリマー増粘剤を更に含み得る。それらは、毛髪への適用時に、依然として、良好に拡散するといった認識を提供し得る。
使用方法
本発明の組成物化粧品を従来の方法で使用して、毛髪に有益な効果、具体的には、コンディショニング及び光沢利益を提供する。使用方法は、用いるエアロゾルクリーム組成物の種類に依存するが、概して、毛髪に有効な量の製品を適用することを含み、その後、毛髪から洗い流されるか(毛髪用リンスと同様に)、又は毛髪に残されてもよい(リーブイン製品と同様に)。「有効な量」とは、ヘアコンディショニング及び/又は毛髪光沢利益を提供するのに十分な量を意味する。概して、約1g〜約50gが頭髪に適用される。組成物は、典型的には、自身若しくは他人の手で毛髪及び頭皮を揉み込むか、又はマッサージすることによって、毛髪全体に分布する。
本発明の組成物化粧品を従来の方法で使用して、毛髪に有益な効果、具体的には、コンディショニング及び光沢利益を提供する。使用方法は、用いるエアロゾルクリーム組成物の種類に依存するが、概して、毛髪に有効な量の製品を適用することを含み、その後、毛髪から洗い流されるか(毛髪用リンスと同様に)、又は毛髪に残されてもよい(リーブイン製品と同様に)。「有効な量」とは、ヘアコンディショニング及び/又は毛髪光沢利益を提供するのに十分な量を意味する。概して、約1g〜約50gが頭髪に適用される。組成物は、典型的には、自身若しくは他人の手で毛髪及び頭皮を揉み込むか、又はマッサージすることによって、毛髪全体に分布する。
好ましくは、化粧品組成物は、毛髪を乾燥させる前の濡れた毛髪又は湿った毛髪に適用される。そのような組成物が毛髪に適用された後、毛髪を乾燥させ、使用者の要望に従って、かつ使用者が通常行う方法でスタイリングする。或いは、組成物は、乾いた毛髪に適用され、その後、毛髪を梳かすか、又は使用者の要望に従ってスタイリングする。
本発明に従う化粧品組成物を、リーブイン及びリンスオフ適用でも使用することができる。後者の場合、組成物の作用期間は、温度(約20℃〜50℃)に依存し、1分間〜60分間、好ましくは、5分間〜20分間である。組成物を、染色前又はパーマウェーブ処理前に、前処理剤として使用することもできる。
本発明の利益は、内袋が、開放位置と閉鎖位置との間で移動可能な内袋に取り付けられる弁機構を有しながら、容器が内袋及び内袋を封入する外容器を備えるといった特有の組み合わせの結果生じる。
化粧品組成物が含有される容器10は、上で明記されるように化粧品組成物を充填した内袋12と、内袋12の外側に配設され、かつ内袋を封入する外容器14と、容器14及び内袋12を密封する弁機構16と、を備える。外容器14は、金属又はプラスチック等で形成され、空気、窒素、二酸化炭素等の高圧ガス、又はジメチルエーテル、エタン、プロパン、ブタン等の有機高圧ガス、又は任意の他の好適な圧縮ガスが充填され、外容器14と内袋12との間の空間に含有される。高圧ガスの圧力は、袋内に含有される組成物が好ましくは完全に消耗されるまで、袋内の内容物を安定的に放出するという観点から、好ましくは、0.3〜1.0MPa、好ましくは、約0.8MPaに設定される。
内袋12は、好ましくは、可撓性であり、単一の材料、又は好ましくは、少なくともポリマー層と、例えば、アルミニウム等の金属から作製されるガス障壁の機能を果たす層とを含む複合材料から作製されてもよい。好ましくは、袋の内側材料は、組成物の内容物に対して不活性であり、より好ましくは、内側材料は、袋内の組成物の内容物が浸透することができない材料でもある。これは、内袋が、袋の内側の高圧ガスに対して本質的に不透過性の材料の層を備える場合に、更に好ましい。これは、内袋が、袋の外側の高圧ガスに対して本質的に不透過性の材料の層を備える場合にも好ましく、その材料の層は、概して、保管中に内袋内で組成物と混合されるよう意図されていない。袋内の高圧ガス及び袋外の高圧ガスの混合は、例えば、袋の外側の高圧ガスが、保管中又は袋からの放出後に、化粧品組成物の特性に悪影響を及ぼすという事実のため、袋内の化粧品組成物の特性には不適切であり得るか、或いは袋の外側の高圧ガス及び袋の内側の高圧ガスが相溶しないという事実のため、例えば、それらの高圧ガス間の化学反応のため、不適切であり得る。
しかしながら、これは、分配弁が誘発されて開放し、内袋の内容物を分配するときに、化粧品組成物の分配の際に、袋の内側の高圧ガスと袋の外側の高圧ガスが混合される可能性を除外しない。所望の場合、そのような場合において混合チャネル又は別の適切な手段を用いて、内袋の外側の容器内の高圧ガスを、二酸化炭素を含む分配される化粧品組成物と混合することができる。
内袋12は、平坦な外側縁18を備えてもよく、袋の制御された圧潰を可能にするために、袋12の上端部に向かって指向される底部折り曲げ部20も更に備え得る。底部折り曲げ部20の領域において、内袋12は、2つの平坦な三角形部分22を備えてもよく、それぞれ、約45度の角度で底縁24から外側縁18まで延在する。これは、外側の高圧ガスの圧力によって圧縮されるときに、袋12の圧潰を更に促進し得る。
概して、すべての種類の弁システムが、内袋の一部であり得る。説明的実施形態において、弁機構16は、ハウジング26、弁棒28、ばね30、弁板32、内側密封部34、及び外側密封部36を備える。弁棒28は、少なくとも1つの横方向開口部38を備え、ハウジング26内で上下移動可能である。ばね30は、弁棒28の下端部分40とハウジング26との間に配設され、ハウジング26の上端部に配設される弁板32に向かって上向きの方向で弁棒28を付勢する。弁板32は、弁板32の円周方向に延在する2つの凹部42、44を備え、同軸上に配置される。軸開口部46は、内側凹部42の中心部分に設置される。内側密封部34は、内側凹部42内に配設され、弁板32に取り付けられる。内側密封部34は、弁棒28と係合するように適合され、したがって、弁棒28の横方向開口部38は、それぞれ、被覆及び閉鎖される。外側密封部36は、弁板32の第2又は外側凹部44内に配設される。弁棒28は、一方の側面上で横方向開口部38に接続され、かつもう一方の側面上でディスペンサーキャップの対応する通路に接続可能な通路48をその中心軸部分内に備える。具体的には、ばね30は、弁棒28を押圧してある位置に移らせ、内側密封部34は、弁機構16のハウジング26の内部空間から横方向開口部38を閉鎖する。これは、内部空間から弁棒28に沿って弁棒28の横方向開口部38を通るハウジング26の流路が、内側密封部34によって閉鎖されることを意味する。弁機構16は、弁機構16のハウジング26の下端が、内袋12の上縁によって気密被覆されるように、内袋12の上端部に固定される。
更に、内袋12及び弁機構16は、外容器14の上端部が、弁板32の外側密封部44と気密様式で係合するように、外容器14に取り付けられる。結果的に、内袋12の内部及び外容器14と内袋12との間の空間は、それぞれ独立して密封される。作動装置を有するディスペンサーキャップ(図示されず)は、作動装置が弁棒28と係合するように、弁板32に取り付けられる。この目的のために、作動装置は、弁板32の中心開口部46内に挿入される。作動装置は、ディスペンサーキャップの噴出開口部からその下端まで延在する通路を備える。代替実施形態では、弁機構は、弁棒の代わりに弁座及び弁要素を備え得る。
容器10は、以下のように動作し得る。最初に、ディスペンサーキャップが押圧されていない状態で、内袋12の内側に充填される化粧品組成物及び外容器14と内袋12との間の空間に充填される圧縮ガスは、作動装置が弁棒28と接触するだけで、内側密封部34との接触なしにそれを押圧しないため、それぞれ密封及び格納される。したがって、弁16は、閉鎖位置にあり、弁ハウジング26、弁棒28の横方向開口部38、及び弁棒28内の通路48を通る流路は閉鎖される。
ディスペンサーキャップ及び作動装置が押し下げられると、弁棒28は、ばね30の付勢力に対して下向きに移動し、内側密封部34は、静止したままである。したがって、弁棒28は、内側密封部34と接触しながら、内側密封部34内で移動する。この移動は、弁棒28の横方向開口部38が内側密封部34によって被覆除去され、かつ横方向開口部38を通る弁ハウジング26と弁棒28との間の流路が開放されるまで続く。したがって、内袋12の内部及び弁ハウジング26内の流路は、内袋12内に充填された毛髪組成物が流路を通過し、かつ圧縮ガスの圧力によってディスペンサーキャップから噴出するように結合する。同時に、内袋12が圧縮される。平坦な外側縁18、底部折り曲げ部20、及び底縁の平坦な部分24のため、内袋12は、制御された様式で圧潰され、完全に圧縮されると、平坦なシートの形態になる。
ディスペンサーキャップに対する下向きの圧力が除去されると、ばね30は、弁棒28を閉鎖位置に戻し、内側密封部34は、弁棒28の横方向開口部38を閉鎖する。
比較実験
本発明の実施例:
本発明の実施例:
容器:
図1〜3を比較する。
200mLのAl缶(番号98938662)、Coster spout(番号95936671.001)、
Seaquistの弁、IPMS 99401377を参照、ブリキマウンティングカップ脚4,02×3,8高速充填システム
Seaquistの弁ポーチ(袋)、大きさD6、150mL、
4層袋、Foil/Lam:PE−64(内層)、粘着性、アルミニウム層、PET層(外層)
図1〜3を比較する。
200mLのAl缶(番号98938662)、Coster spout(番号95936671.001)、
Seaquistの弁、IPMS 99401377を参照、ブリキマウンティングカップ脚4,02×3,8高速充填システム
Seaquistの弁ポーチ(袋)、大きさD6、150mL、
4層袋、Foil/Lam:PE−64(内層)、粘着性、アルミニウム層、PET層(外層)
比較実施例:
容器:
Seaquistの200mLのAl缶、内袋なし
Seaquistの200mLのAl缶、内袋なし
化粧品組成物の消耗
本発明に従う容器内に供給される化粧品組成物(本発明の実施例)及び国際公開第WO 2007/010487号に従う標準のエアロゾル缶内に供給される化粧品組成物(比較実施例)を、それらの消耗特性について比較した。
本発明に従う容器内に供給される化粧品組成物(本発明の実施例)及び国際公開第WO 2007/010487号に従う標準のエアロゾル缶内に供給される化粧品組成物(比較実施例)を、それらの消耗特性について比較した。
各容器内に残った化粧品組成物の残渣の重量/量を、較正研究室バランスを用いて0,01グラム単位まで解像して決定した。試験前に、すべてのサンプルを、22±3℃及び相対湿度65%±10%で最低24時間保管した。
表1は、比較実施例に従う化粧品組成物を指し、高圧ガスを消耗した後の容器内に残った化粧品組成物の残渣の量/重量を示す。
表2及び表3は、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、及び12ヶ月保管し、それぞれ、25℃及び40℃で、組成物を高圧ガスを消耗するまで放出した後の容器内に残った本発明の実施例に従う化粧品組成物の量/重量を示す。
表1〜3の結果は、比較実施例と比較して、容器内に残った本発明に従う組成物の重量/量が減少することを明らかに示す。したがって、本発明は、本発明の実施例に従う組成物の消耗レベルの増加、すなわち、消耗可能な量の著しい増加をもたらす。
官能試験
更に、官能試験は、最新技術(比較実施例を参照のこと)と比較して、本発明に従う化粧品組成物の性能上の利点を示す。官能試験は、訓練を受けた経験豊かなパネリストが、規定された基準と比較して、毛髪製品の効果を評価することを可能にする。試験過程において、試験製品のサンプルを規定された毛髪房に適用し、その後、様々な技術的なヘアスタイリング評価基準について、各未処理毛髪房と直接比較する。試験サンプルを規定された毛髪房に適用することによって、同一の試験条件下(同一の毛髪構造、毛髪の色等)での直接比較を可能にした。本発明の実施例に従う化粧品組成物の性能を、比較実施例の化粧品組成物の性能と比較した。これら両方の組成物をリンスオフ泡コンディショナーとして適用した。
更に、官能試験は、最新技術(比較実施例を参照のこと)と比較して、本発明に従う化粧品組成物の性能上の利点を示す。官能試験は、訓練を受けた経験豊かなパネリストが、規定された基準と比較して、毛髪製品の効果を評価することを可能にする。試験過程において、試験製品のサンプルを規定された毛髪房に適用し、その後、様々な技術的なヘアスタイリング評価基準について、各未処理毛髪房と直接比較する。試験サンプルを規定された毛髪房に適用することによって、同一の試験条件下(同一の毛髪構造、毛髪の色等)での直接比較を可能にした。本発明の実施例に従う化粧品組成物の性能を、比較実施例の化粧品組成物の性能と比較した。これら両方の組成物をリンスオフ泡コンディショナーとして適用した。
30名の訓練を受けた経験豊かなパネリストが、表4に列記される評価基準について官能試験を実行した。表内の数字は、0〜10のスケールでのそれぞれの評価基準の審査方法を示す。
テニスボール大の量の各化粧品組成物を手のひらに適用し、発泡体を手のひらに適用した直後の組成物の体積膨張を監視することにより、発泡体の膨張を評価した。
発泡体ボールを一方の手からもう一方の手に設置する難易度を査定することにより、発泡体の圧縮度を評価した。
発泡体ボールを手の間に揉み込んだ後に発泡体が消える程度を監視することにより、発泡体の持続度を評価した。
毛髪の長さ17cm(一方の端のゴムコーティング2cmを含む)、幅2,5cm、及び重量3gの真っ直ぐな茶色の毛髪房を用いて、毛髪の感触及び光沢度を評価した。
毛髪の長さ23cm(一方の端のゴムコーティング3cmを含む)及び重量20gの高度にカールになった黒色の毛髪房を用いて、視覚的体積及びカール鮮明度を評価した。毛髪房を各化粧品組成物で処理し、同一の量の製品を適用した。
毛髪を根元から先端部まで指の間に走らせることにより、毛髪の感触を評価した。毛髪が指を容易に通り抜ける場合、滑らかな感触であると指定し、毛髪が指を容易に通り抜けることを妨げられた場合、粗い感触であると見なした。
毛髪の体積を査定することにより、視覚的体積を評価した。
カールを定義する程度を査定することにより、カール鮮明度を評価した。
標準条件下(「Linestra蛍光灯」、適応:蛍光照明を装備した箱)で毛髪上の光の反射を見ることにより、毛髪の光沢度を評価した。
表4の結果は、本発明に従う組成物が、比較実施例に対して、改善された使用経験及びより良好な毛髪性能の両方をもたらすことを明らかに示す。表4の結果に従って、本発明の実施例は、比較実施例と比較して、より大きな発泡体膨張、より高い発泡体圧縮度、より良好な発泡体持続度、すなわち、発泡体が消費者の手のひらでより長く持続すること、より滑らかな毛髪感触、毛髪のより大きな視覚的体積、より高いカール鮮明度、及びより高い毛髪光沢度を提供する。
発明を実施するための形態及び/又は特許請求の範囲に開示されたすべての特徴が、出願当初の開示の目的で、加えて、実施形態及び/又は特許請求の範囲における特徴を有する組成物から独立した特許請求される発明を制限する目的で、相互から別々にかつ独立して開示されるよう意図されることが明確に述べられている。実体群のすべての値の範囲又は指標が、出願当初の開示の目的で、加えて、特許請求される発明を制限する目的で、具体的には、値の範囲を制限する目的で、可能性のあるすべての中間値又は中間実体を開示することが明確に述べられている。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らない限り、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
Claims (11)
- 少なくとも1つの内袋と、外容器と、を備える容器内の化粧品組成物であって、前記外容器が、前記内袋を封入し、かつ前記内袋を圧縮する高圧ガスを充填し、前記内袋に取り付けられる弁機構が、前記内袋内に格納される組成物を発泡体として前記圧縮ガスの圧力により放出することができる開放位置と、前記組成物を放出することができない閉鎖位置との間で移動可能であり、前記内袋内の前記組成物は、
a)0.1〜5重量%のカチオン性界面活性剤(A)と、
b)0.1〜10重量%の脂肪アルコール(B)と、
c)0.1〜10重量%の二酸化炭素と、
を含む、化粧品組成物。 - 前記組成物が70〜98重量%の水を含有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 前記カチオン性界面活性剤(A)は、セチルトリメチルアンモニウム塩、ベヘニルトリメチルアンモニウム塩、ジメチルジタローアンモニウム塩、及びステアリルアミドプロピルジメチルアミンからなる群から選択される、請求項1又は2に記載の組成物。
- 前記組成物が、30℃を超える融点を有する少なくとも1つの脂肪アルコールと、任意に、30℃以下の融点を有する少なくとも1つの脂肪アルコールと、を含み、前記組成物が、30℃を超える融点を有する少なくとも1つの脂肪アルコールと、30℃以下の融点を有する少なくとも1つの脂肪アルコールと、を含む場合に、融点を有する脂肪アルコールと、30℃以下の融点を有する脂肪アルコールとの重量比が、0.25以下であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
- 30℃以下の融点を有する前記脂肪アルコールが、不飽和C12〜C22直鎖アルコール、飽和C12〜C18分枝鎖アルコール、飽和C8〜C12直鎖アルコール、及びそれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、25℃以下の融点を有する脂肪アルコールを含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、カチオン性ポリマー、及び不揮発性非架橋シリコーン、及びそれらの混合物からなる群から選択される0.1重量%〜10重量%のヘアコンディショニング剤を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記容器内の前記内袋が、平坦な外側縁を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記内袋が、前記袋の上端部に向かって指向される底部折り曲げ部を備えることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記内袋が、それぞれ実質的に45度の角度で底縁から前記外側縁まで延在する平坦な三角形部分を備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
- 少なくとも1つの内袋と、外容器と、を備える容器の使用であって、前記外容器が、前記内袋を封入し、かつ前記内袋を圧縮する高圧ガスを充填し、前記内袋に取り付けられる弁機構が、前記内袋内に格納される組成物を発泡体形態で前記圧縮ガスの圧力により放出することができる開放位置と、前記組成物を放出することができない閉鎖位置との間で移動可能であり、化粧品組成物を放出するために、
a)0.1〜5重量%のカチオン性界面活性剤(A)と、
b)0.1〜10重量%の脂肪アルコール(B)と、
c)0.1〜10重量%の二酸化炭素と、
を含む、使用。
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