JP2016069948A - シャッター - Google Patents
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Abstract
Description
各通気用スラットは、その長手方向に長円形状の開口を打ち抜きで形成している。これら通気用スラットに形成した開口は通気性と採光性が良いが、開口を通して外部から屋内を目視可能であるので、プライバシーの保護を十分確保できない欠点があった。
このシャッター装置は、上下方向に配列された複数のスラットにおいて上側の固定羽で下側のスラットに設けた可動羽を押すことで、下側の可動羽を回動させて開作動させ、固定羽の開口を通して採光や通風ができる。しかも、開状態にある可動羽の固定羽に対する角度を鋭角に設定することで外部から屋内を視認しにくい状態にすることができる。
可動羽が横ずれした状態で、シャッターカーテンの可動羽を閉じると横ずれした可動羽の本体部が固定羽の中央凹部に収まらず、可動羽の本体部が固定羽の中央凹部の両端部のいずれかの上に乗り上げるおそれがあった。
本発明によれば、開状態にある可動羽が固定羽に対して横ずれした場合、可動羽を閉作動させても固定羽の凹部に可動羽の本体部が納まらないが、可動羽の第一当接部と固定羽の第二当接部が互いに当接すると、少なくとも一方がテーパー部であるために他方の当接部が可動羽の閉作動によってテーパー部に沿って可動羽が横移動して位置ずれを調整して本体部を固定羽の凹部に納めることができる。
可動羽が横ずれした状態で閉作動した場合、いずれか一方の側縁部のテーパー部が固定羽の一方の側縁部のテーパー部に当接して押され、可動羽が横移動して本体部が凹部に納まるように位置ずれを調整するため、可動羽の本体部を確実に固定羽の凹部に嵌合することができる。
可動羽と固定羽がアルミ合金等の金属製であっても、第一当接部と第二当接部を樹脂で形成すると互いに当接しても柔軟性があるためテーパー部によって可動羽がスライドして位置ずれを調整して本体部を凹部に嵌合できる。しかも、第一及び第二当接部が樹脂であるために衝突時に音がせず損傷もしない。
図1及び図2に示す実施形態によるシャッター1は、建物の開口部2にフレーム3が形成され、フレーム3は上枠と下枠と左右一対の縦枠とで四角形枠状に形成されている。フレーム3の上側の天板と上枠との間にシャッターボックス4が設置されている。シャッターボックス4の下側における両側の縦枠に一対のガイドレール部5が上下方向に取り付けられている。
シャッターカーテン10の上下動はその両端部を挟むガイドレール部5によってガイドされる。シャッターカーテン10を開閉させるフレーム3の開口部2の内側には窓として、例えば引き違い障子6が設置されている。
図3〜図6に示すように、各スラット9は開口14を備えた固定羽15と、固定羽15に対して回動可能な可動羽16とを備え、上側のスラット9の固定羽15の下端部と下側のスラット9の可動羽16の上端部とが回動可能に連結されて上下方向に連なっている。なお、各可動羽16は閉状態と開状態または開作動の途中で停止保持可能である。固定羽15と可動羽16はアルミ合金等の軽量な金属で形成されている。なお、図3、図4では固定羽15と可動羽16は一方の端部だけを示しているが、他方の端部も同様に左右対称な形状を有している。
固定羽15において、中央凹部20の両側縁部に設けた固定端部21は樹脂製であり、中央凹部20より屋外側に突出している。各固定端部21における中央凹部20との境界には傾斜面をなすテーパー部22が形成されている。
一方、開口14を固定羽15の上側に偏らせて配列形成すると、可動羽16の開状態でも外部から開口14内を視認し難い。外部光は下側の可動羽16の外面と上側の可動羽16の内面に反射して開口14から入射し、柔らかい光を採光することができる。採風についても開状態にある可動羽16と固定羽15の間隙から複数の開口14を通して屋内外に流通可能である。
また、図3,4,7,8に示すように、本体部16aの両側縁部には樹脂製の可動端部23が固定され、可動端部23には固定羽15のテーパー部22に当接するテーパー部24を形成している。
そして、固定羽15の両固定端部21と可動羽16の両支持部16bは両側のガイドレール部5内にそれぞれ一部が挿入されて上下動をガイドされ、可動羽16の本体部16aは両側のガイドレール部5の間に位置して外部に開作動する。
これらのリブ17a、26a、26bやストッパー17bによって、閉状態の可動羽16と固定羽15の間に虫やごみ等の異物を挟んでも可動羽16が開くことがない。しかも、シャッターカーテン10をシャフト7に巻き取ったときに異物による巻き上げ不良を生じない上に、巻回した他のスラット9の重みでスラット9の空間kがつぶれることを防ぐ。
各スラット9において、固定羽15の上端部には室外側を向く第一フック部15aが形成され、更に第一フック部15aの付け根には可動羽16の開作動をストップさせるストッパー15bが形成されている。また、固定羽15の下端部にも第二フック部15cが形成され、更に第二フック部15cには下側の可動羽16を押圧して開作動させる押圧部28が形成されている。
しかも、可動羽16の係止部29と第一係合部30aの間には、上側の固定羽15の押圧部28の押圧を受けて可動羽16を第一フック部15aと第二フック部15cを中心に回動させて開作動させる受け面16cが形成されている。
この状態で、固定羽15の開口14は外部から視認し難く、太陽光等の外部光は下側の可動羽16の外面とその上の可動羽16の内面に反射して開口14から入射して採光する。
建物の開口部2をシャッターカーテン10で開口状態から閉鎖状態に閉じる場合、図2に示すように、駆動モータを回転駆動させてシャッターカーテン10をシャフト7に巻き上げた状態から繰り出し、シャッターカーテン10の各スラット9は可動羽16が固定羽15に当接した閉状態で、両側のガイドレール部5にガイドされて降下させる。
すると、可動羽16の第一係合部30a及び第二係合部30bが固定羽15の第一フック部15aにガイドされて微小量スライドし、可動羽16の本体部16aは固定羽15の中央凹部20と対向する正しい位置に戻されて両側のテーパー部24、22同士が対向する位置に位置調整される。そして、固定羽15の両側のテーパー部22に可動羽16の両側のテーパー部24が正しく当接し、可動羽16が固定羽15に乗り上げることなく、可動羽16の本体部16aは固定羽15の中央凹部20に嵌合する。
そして、建物の開口部2を開放するには、駆動モータを逆回転させることでシャッターカーテン10をシャフト7に巻き上げればよい。
そのため、可動羽16の閉状態で本体部16aと固定羽15の中央凹部20との隙間から光が漏れることがなく、位置ずれに起因してシャッターカーテン10のシャフト7による巻き上げと繰り出しに支障を来すことがなく正確に行える。
しかも、可動羽16のテーパー部24を備えた可動端部23と固定羽15のテーパー部22を備えた固定端部21とが樹脂製で柔軟性があるから、可動羽16の閉作動時にテーパー部24,22同士が当接しても異音を生じたり傷つけたりすることを防止できる。
4 シャッターボックス
5 ガイドレール部
9 スラット
10 シャッターカーテン
14 開口
15 固定羽
16 可動羽
16a 本体部
17 凸部
20 中央凹部
21 固定端部
22、24 テーパー部
23 可動端部
Claims (3)
- 開口を設けた固定羽と該開口を開閉可能な可動羽とを備えたスラットが上下方向に複数連結されているシャッターであって、
前記可動羽の側部に設けた第一当接部と固定羽の側部に設けた第二当接部の少なくとも一方にはテーパー部を形成したことを特徴とするシャッター。 - 前記可動羽の前記開口を開閉する本体部の左右の側縁部に設けた第一当接部と前記固定部の開口を有する凹部の左右の側縁部に設けた第二当接部は、それぞれテーパー部である請求項1に記載されたシャッター。
- 前記第一当接部と第二当接部は合成樹脂である請求項1または2に記載されたシャッター。
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JP2014201143A JP6426421B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | シャッター |
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ID=55866273
Family Applications (1)
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JP2014201143A Active JP6426421B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | シャッター |
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-
2014
- 2014-09-30 JP JP2014201143A patent/JP6426421B2/ja active Active
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