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JP2016051545A - Led駆動装置及びこれを用いたled照明装置 - Google Patents

Led駆動装置及びこれを用いたled照明装置 Download PDF

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JP2016051545A
JP2016051545A JP2014174931A JP2014174931A JP2016051545A JP 2016051545 A JP2016051545 A JP 2016051545A JP 2014174931 A JP2014174931 A JP 2014174931A JP 2014174931 A JP2014174931 A JP 2014174931A JP 2016051545 A JP2016051545 A JP 2016051545A
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充達 吉永
Mitsumichi Yoshinaga
充達 吉永
高田 潤一
Junichi Takada
潤一 高田
和重 平田
Kazue Hirata
和重 平田
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Sanken Electric Co Ltd
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Sanken Electric Co Ltd
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    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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Abstract

【課題】高効率で小型化が可能な擬似共振方式の特長を生かしつつ、負荷にLEDを使用した時に、調光レベルを低くした条件の照度のチラツキ問題を解決する。【解決手段】直流電源の両端子間に、スイッチング素子Q1とリアクトルL2が直列に接続され、スイッチング素子Q1をオンオフ駆動させる集積回路Z1と、平滑コンデンサC3と複数のLED素子からなるLED負荷5とが並列接続され、LED負荷5と直列にダイオードD3と抵抗R2が接続されて、リアクトルL2の両端子間に接続された回路を有する。集積回路Z1は、リアクトルL2の電圧信号を得て、スイッチング素子Q1の電圧がボトムになるタイミングを検出してオンさせ、外部からの調光レベル信号DIMに応じて、スイッチング素子Q1をオンオフするオフ時間を拡張してボトムになるタイミングよりも遅らせてオンさせる機能を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、LED駆動装置及びこれを用いたLED照明装置に関する。
LED(Light Emitting Diode)素子は、液晶表示装置のバック
ライト、或いは街路灯等の照明器具の光源として利用され始めている。特に、白熱電球や
蛍光灯を代替する照明器具として、白色LED素子を用いた蛍光灯型又は電球型のLED
照明装置の開発が進められている。このようなLED照明装置を構成するLED駆動装置
は、LED素子に所望の電力を精度良く供給することが求められる。
特許文献1には、調光レベルが低い場合でも安定した調光制御を行うことができるLED点灯装置が開示されている。
また、LED駆動装置においても、電源効率とEMIノイズ低減等の目的により、図7に示す擬似共振方式の電源が採用されている。
特開2014−17057号公報
特許文献1で提案された回路構成では降圧チョッパ回路のインダクタ電流I1の検出値と閾値Vsとの比較結果に基づいて、スイッチング素子Q1のオフタイミングを決定し、調光レベルに基づいて、スイッチング素子Q1がオンする周期を長くするものである。従って、特許文献1の図2に示されているように調光レベルが低い程、発振周波数は調光レベルが高い場合に比較して低い周波数になる。
逆にとらえるならば、調光レベルが高い(重負荷)程、発振周波数が高くなるので、調光レベルと比例する負荷電流と発振周波数の増加により、スイッチング素子Q1のスイッチング損失が増加する点が問題であると考えられる。
また、図7に示す従来の擬似共振方式のLED電源は、図8(b)に示すように調光レベルが低い(軽負荷)程、発振周波数が上昇してしまう。発振周波数の上昇により、最小オン幅以下の制御になると間欠発振に転じる等、発振周波数が不安定になり、結果としてLED照明の照度がチラツクという欠点が発生する。
軽負荷時の発振周波数の上昇を抑制するためにスイッチング素子のドレイン・ソース間電圧のボトム(底)を検出して、ターンオンさせるタイミングを次以降のボトムで行う擬似共振方式のボトムスキップ制御方式もあるが、図8(c)に示すように調光レベルが低い軽負荷条件において、ボトムスキップさせる回数が安定するとは限らない。負荷に変動が無い条件下でボトムスキップさせる回数が一定しないと、LED照明の照度のチラツキが発生してしまう。
上記問題に鑑み、本発明は、高効率で小型化を可能とする擬似共振方式の特長を生かしながら、その欠点であるLED駆動装置としての照度のチラツキ要因を解決することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様によれば、直流電源の両端子間に、スイッチング素子とリアクトルが直列に接続され、
前記スイッチング素子をオンオフ駆動させる制御回路と、
平滑コンデンサと複数のLED素子からなるLED負荷とが並列接続された並列回路と、
前記並列回路と直列にダイオードと抵抗が接続されて、前記リアクトルの両端子間に接続された回路とを有し、
前記制御回路は、前記リアクトルの電圧信号を得て、前記スイッチング素子の電圧がボトムになるタイミングを検出してオン駆動させ、
外部からの調光レベル信号に応じて、前記スイッチング素子をオンオフ駆動するオフ時間を拡張して前記スイッチング素子の電圧がボトムになるタイミングよりも遅らせてオン駆動させる機能を備えることを特徴とする。
本発明によると、擬似共振方式の制御方法において、調光信号に合わせてスイッチングオフ期間を拡張させることにより、調光レベルが低い(軽負荷)条件での発振周波数上昇の抑制と発振周波数の変動量を安定させることが可能になる。これにより、調光レベルが低い(軽負荷)条件でLED照度のチラツキを確実に防止できる。
図1は、本発明の実施形態に係るLED駆動装置の基本構成を示す図である。 図2は、図1に示したOFF時間拡張回路6の回路構成図の一例である。 図3は、実施形態に係る、調光レベルと調光比及びOFF時間拡張との相関図を示す。 図4は、実施形態に係る各部シーケンス図を示す。 図5は、従来技術の擬似共振方式と本発明の実施形態の波形を比較した図を示す。 図6は、従来技術の擬似共振方式と本発明の実施形態の調光比−発振周波数特性を比較した図を示す。 図7は、従来技術の擬似共振方式のLED駆動装置の基本構成を示す図である。 図8は、従来技術の擬似共振方式の重負荷時の波形、軽負荷時の波形及びボトムスキップ方式の軽負荷時の波形を示す。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るLED駆動装置の基本構成を示す図である。また、図7に、従来技術の擬似共振方式のLED駆動装置の基本構成図を示す。
従来技術の擬似共振方式と本発明の実施形態との違いは、擬似共振のターンオンのタイミングを検出するためのボトム検出回路が異なる。具体的には、従来技術の図7のダイオードD2、抵抗R3を削除して、OFF時間拡張回路6を本発明の実施形態は追加している。
図1に示す基本構成は、交流入力電源1に接続されたラインフィルター2を介して整流器DB1で直流電圧に整流し、リアクトルL1、コンデンサC1で構成されたラインフィルターを介して、集積回路Z1に内蔵されたMOSFETQ1、抵抗R1、リアクトルL2の直列回路に接続されている。また、抵抗R1とリアクトルL2の直列回路に、抵抗R2,ダイオードD3、及び平滑コンデンサC3が直列に接続され、平滑コンデンサC3には負荷(LED)が並列接続されている。MOSFETQ1のドレイン・ソース端子間には、電圧共振コンデンサC2が接続されている。
また、集積回路Z1のVref端子(5ピン)には、調光レベルのパルス信号DIMをLED駆動装置の信号に変換する調光レベル信号変換回路4が接続されている。
LED駆動装置3は、整流器DB1で直流電圧に整流された電圧を、集積回路Z1のMOSFETQ1をオンオフスイッチングし、リアクトルL2に抵抗R1を介して印加する。MOSFETQ1のオンによりリアクトルL2に電流が流れ、励磁する。次に、MOSFETQ1がオフすると、リアクトルL2の電流は平滑コンデンサC3と負荷(LED)の並列回路とダイオードD3、抵抗R2、R1を介して流れる。これにより平滑コンデンサC3と負荷(LED)に電力が供給され、負荷であるLEDが発光する。ここで、抵抗R2の電圧降下を集積回路Z1のIsen端子で検出し、抵抗R2の平均電圧値が調光レベルVrefに相関する値になるように、集積回路Z1の制御回路contを介してMOSFETQ1のオンオフ制御がされ、負荷であるLEDの調光が行われる。
抵抗R1はMOSFETQ1に流れる電流を検出する抵抗であって、抵抗R1の電圧降下は集積回路Z1のOCP/BD端子に抵抗R4を介して入力される。MOSFETQ1に過電流が流れた場合には、集積回路Z1の制御回路contはMOSFETQ1のオンをターンオフさせる。また、集積回路Z1のOCP/BD端子には、図1のOFF時間拡張回路6が接続され、擬似共振制御におけるターンオン信号を入力している。これは、リアクトルL2のL2−2巻線電圧がゼロクロスに到達、或いは拡張されたOFF時間が終了したことをOCP/BD端子に入力することで、MOSFETQ1のターンオン制御を行わせている。
調光レベル信号変換回路4は、調光レベルのパルス信号DIMを整流器DB2を介して信号の極性を固定してフォトカプラダイオードPC1に印加する。抵抗R13、ツェナーダイオードZD1は電圧クランプ回路を構成し、フォトカプラダイオードPC1に過電圧が入力されるのを保護する。
フォトカプラトランジスタPC1は、フォトカプラダイオードPC1のパルス信号を受けてトランジスタQ2のベース電流を供給する。トランジスタQ2は調光レベルのパルス信号DIMに応じてオンオフし、電源Reg電圧をコンデンサC10に抵抗R7,R8を介して充電及び抵抗R8を介しての放電を行う。これによりコンデンサC10には調光レベルのパルス信号DIMの平均値に相当する電圧が発生し、抵抗R6を介して、調光レベルVrefとして集積回路Z1に入力される。
以下に本実施形態で構成されるLED駆動装置の制御方法について図1〜図4を用いて詳細に述べる。
ここで、図1に本発明の実施形態に係るLED駆動装置の基本構成を示し、図2はOFF時間拡張回路6の回路構成図の一例を示す。また、図3は、調光レベルと調光比及びOFF時間拡張との相関図を示し、図4は、実施形態に係る各部シーケンス図を示す。
本実施形態で構成されるLED駆動装置3は、擬似共振方式を構成するが、図3に示すように調光レベルVrefの1/2レベルを境にして、調光レベルが低い条件(暗)で集積回路Z1のMOSFETQ1のスイッチングOFF時間の拡張を調光レベルに応じて行う。
OFF時間の拡張を行うことで擬似共振動作が外れてしまうが、調光レベルが低い条件、すなわち軽負荷条件での擬似共振方式の発振周波数が増加に転じることを抑制することができる。これにより、調光レベルが低い条件でのMOSFETQ1のスイッチング損失の増加は相殺される傾向にある。
また、調光レベルが高い条件(明)では擬似共振動作が行われるため、従来通りの効率を維持することが可能である。
OFF時間の拡張を開始する調光レベルの設定は、図2に示すOFF時間拡張回路4の電圧N倍変換部で決定される。図3で示した調光レベルVrefの1.5V設定は、電圧N倍変換部で調光レベルVref電圧を2倍に設定することで得られる。即ち、電圧N倍変換部の倍率Nを2倍に設定することにより、OFF時間の拡張を開始する調光レベルを最大入力電圧3Vの1/2に調整することができる。
ここで、OFF時間の拡張を開始する調光レベルの設定方法を以下に説明する。まず、OFF時間の拡張を開始したい調光レベルを、調光レベルVrefの最大入力電圧(3V)に対して1/N倍(N=2)の値と規定する。次に、調光レベルVrefの最大入力電圧(3V)を抵抗R80と抵抗R81で分圧した電圧、即ちオペアンプ61の非反転端子電圧が、シャントレギュレータZ60のリファレンス電圧VZ60のN倍(N=2)となるように抵抗R62、R63を含めて設定する。
OFF時間の拡張を開始する調光レベルを1/2とすることを例示するならば、リファレンス電圧VZ60を2.5Vし、抵抗R60、R61の抵抗分圧比を80%とする。これによりオペアンプ61の非反転端子電圧の最大値は2.5Vになる。また、抵抗R62、R63の値を同じ抵抗値とすれば、オペアンプ61の増幅率はN=2倍になる。ここで、調光レベルVrefが1.5V以上の場合のオペアンプ61の出力電圧は2.5Vでクランプされる。また、調光レベルVrefが1.5V未満の場合のオペアンプ61の出力電圧は、2.5V未満の、非反転端子電圧に入力される2倍の電圧が出力されることになる。
以上の設定方法により、OFF時間の拡張を開始する調光レベルを調整することが可能になる。
次に、図2に示すように、OFF時間拡張回路4は電圧N倍変換部、VI(電圧電流)変換部、拡張時間生成部、及びボトム検出部から構成されている。
電圧N倍変換部は、調光レベルの電圧Vrefを抵抗R60、R61で分圧し、オペアンプOP61の非反転端子に入力する。オペアンプOP61の反転端子には抵抗R63の一端と抵抗R62の一端とシャントレギュレータZ60のカソード・リファレンスが接続され、抵抗R62の他端とシャントレギュレータZ60のアノードはGNDに接地されている。また、抵抗R63の他端はオペアンプOP61の出力端子に接続されている。
電圧N倍変換部は、調光レベルの電圧VrefをシャントレギュレータZ60のリファレンス電圧Vz60に達するまでN倍に増幅する。リファレンス電圧Vz60以上となる調光レベルの電圧Vrefが入力された場合、抵抗R63とR62の抵抗比×リファレンス電圧Vz60でオペアンプOP61の出力電圧はクランプされる。この調光レベルの電圧VrefをN倍に増幅できる電圧が、前述のOFF時間の拡張を開始する調光レベル(1/N)に相当することになる。
電圧N倍変換部の出力電圧は、VI変換部に入力される。VI変換部は、抵抗R64〜R68、オペアンプOP62から構成され、電圧N倍変換部の出力電圧を電流変換してコンデンサC61の一端へ出力する。
コンデンサC61は、GNDと拡張時間生成部のコンパレータCP63の非反転端子間に接続され、また、コンデンサC61の一端は、ダイオードD60のアノードに接続されている。
拡張時間生成部は、コンデンサC61、抵抗R69〜R72、コンパレータCP63、ダイオードD61から構成されている。ここで、電源Regに接続された抵抗R69、R70の分圧比で決定される基準値VR70と、コンデンサC61の電圧VC61をコンパレータCP63で比較してOFF時間の拡張時間を生成し、ダイオードD61を介して集積回路Z1のOCP/BD端子(3ピン)へ出力する。なお、抵抗R71は、出力信号のチャタリングを防止する目的のヒステリシスを得るための抵抗である。
ボトム検出部は、ダイオードD60、D62、抵抗R73〜R78、コンパレータCP64から構成され、リアクトルL2の第2巻線L2−2の電圧L2−dを入力する。ボトム検出部は、リアクトルL2の電圧L2−dのフライバック電圧をダイオードD62、抵抗R73、R74を介してコンパレータCP64の反転端子に入力し、非反転端子には、電源Regに接続された抵抗R75、R76の分圧電圧が入力されている。
リアクトルL2の電圧L2−dのフライバック電圧が、抵抗R75、R76の分圧電圧以上になると、コンパレータCP64の出力はLレベルに反転し、ダイオードD60を介してコンデンサC61の充電電流を引き込む。これにより拡張時間生成部の出力からHレベルの電圧がOCP/BD端子へ出力される。集積回路Z1は、拡張時間生成部の出力からの正極のバイアス電圧をOCP/BD端子で検出し、スイッチング素子Q1のオフ状態を維持する。
次に、リアクトルL2の電圧L2−dのフライバック電圧が、抵抗R75、R76の分圧電圧未満になると、コンパレータCP64の出力はHレベルに反転し、ダイオードD60を介してコンデンサC61の充電電流を引き込んでいた状態から、解放状態に反転する。これにより、拡張時間生成部のコンデンサC61は、VI変換部から調光レベルVrefに応じた充電電流で充電される。コンデンサC61の充電電圧が電源Regに接続された抵抗R69、R70の分圧比で決定される基準値VR70を超えた時点で拡張時間生成部の出力からLレベルの電圧がOCP/BD端子へ出力される。これにより、集積回路Z1は、拡張時間生成部の出力電圧がゼロになったことをOCP/BD端子で検出し、スイッチング素子Q1をターンオンさせる。
なお、ここでいうGNDは集積回路Z1のGND(1ピン)になり、図1で示されているようにフローティングとなる。
次に、LED駆動装置の調光レベルに応じたOFF時間の拡張が行われる説明をする。図4には、上から順に、調光レベル電圧Vref、ボトム検出部の入力信号整流後電圧VL2d、拡張時間生成部のコンデンサC61電圧VC61、拡張時間生成部の出力信号(OCP/BD端子へ出力する信号)を示している。
ここで、調光レベル電圧Vrefが、時刻t1の調光レベルが高い条件(明)=3Vから時刻t15近傍の調光レベルが低い条件(暗)=0Vに至る過程での各部波形を示す。
まず、時刻t1の調光レベルが高い条件(明)=3Vから時刻t7の期間は、OFF時間拡張回路4の拡張時間生成部が生成する拡張時間はd1及びd2は等しく、拡張時間はゼロに近い値である。これは、調光レベル電圧Vrefを電圧N倍変換部及びVI変換部を介して電流変換し、コンデンサC61を調光レベルに応じた最大値で充電するのでOFF時間の拡張は、ほぼ行われないことを示している。
これに対して、時刻t7から時刻t15の期間にかけて、OFF時間拡張回路4の拡張時間生成部が生成する拡張時間は、調光レベル電圧Vrefが低下するごとに長くなることが分かる。これは、調光レベル電圧Vrefを電圧N倍変換部及びVI変換部を介して電流変換するが、コンデンサC61を調光レベルに応じた電流値で充電するので、調光レベル電圧Vrefが低くなるに従いコンデンサC61電圧VC61の充電電圧の上昇が緩やかになる。このコンデンサC61電圧VC61が拡張時間生成部のコンパレータCP63の非反転端子電圧VR70に達するまでの時間がOFF時間拡張の時間に相当する。
図5(a)、(c)に従来技術の擬似共振方式、図5(b)、(d)に本発明の実施形態の波形を示す。
図5(a)と(b)は、調光レベルが高い条件(明)=3Vの調光比100%時の従来技術の擬似共振方式と本発明の実施形態の波形を比較したものである。前述したように、調光レベルが高い条件においては、OFF時間拡張が行われないことが分かる。
次に、図5(c)と(d)は、調光レベルが低い条件(暗)=0.6Vの調光比20%時の従来技術の擬似共振方式と本発明の実施形態の波形を比較したものである。前述したように、調光レベルが低い条件においては、OFF時間拡張が行われ、ボトムでのオンタイミングは外れているが、発振周波数が従来技術の擬似共振方式と比べて2/3の値に抑制されていることが分かる。
なお、OFF時間拡張回路4の拡張時間生成部において、調光レベルが高い条件(明)=3Vの調光比100%時であっても、図4で示すように拡張時間d1はゼロではない。このため、OFF時間拡張回路4のボトム検出部のボトム検出値を、従来技術の擬似共振方式よりも早い段階で検出する値に予め補正しておくことが望ましい。
図6に、従来技術の擬似共振方式と本発明の実施形態の、調光レベルの調光比と発振周波数との特性を比較した図を示す。本発明の実施形態は、従来技術の擬似共振方式と比べ、調光レベルが低い条件になるにしたがい、発振周波数の上昇が抑制されていることが分かる。
図6の特性図からは明らかにできないが、本発明の実施形態は、従来技術の擬似共振方式と比べ調光レベルが低い条件になっても発振動作が安定しているので、負荷であるLEDの照度のチラツキを生じることは無い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための例示であって、個々の構成、組合せ等を上記のものに特定するものではない。本発明は、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
例えば、OFF時間拡張回路4に関数回路を加えて、図3に示した調光レベルとOFF時間拡張との相関を直線で変化させるのではなく、曲線状に変化させてもよい。
以上のように、本発明に係るLED駆動装置は、調光時にチラツキを抑制でき、LED照明器具に用いるのに好適である。従って、これを用いたLED照明装置及びLED照明器具などに利用可能である。
1 交流電源
2 ラインフィルター
3 LED駆動装置
4 調光レベル信号変換回路
5 負荷(LED)
6 OFF時間拡張回路
C1〜C11 コンデンサ
CP63、CP64 コンパレータ
D1〜D3、D60〜61 ダイオード
DB1、DB2 整流器
L1、L2 リアクトル
OP61、OP62 オペアンプ
PC1 フォトカプラ
Q1 MOSFET
Q2 トランジスタ
R1〜R13、R60〜R78 抵抗
Reg 電源
Z1 集積回路
Z60 シャントレギュレータ
ZD1 ツェナーダイオード

Claims (6)

  1. 直流電源の両端子間に、スイッチング素子とリアクトルが直列に接続され、
    前記スイッチング素子をオンオフ駆動させる制御回路と、
    平滑コンデンサと複数のLED素子からなるLED負荷とが並列接続された並列回路と、
    前記並列回路と直列にダイオードと抵抗が接続されて、前記リアクトルの両端子間に接続された回路とを有し、
    前記制御回路は、前記リアクトルの電圧信号を得て、前記スイッチング素子の電圧がボトムになるタイミングを検出してオン駆動させ、
    外部からの調光レベル信号に応じて、前記スイッチング素子をオンオフ駆動するオフ時間を拡張して前記スイッチング素子の電圧がボトムになるタイミングよりも遅らせてオン駆動させる機能を備えることを特徴とするLED駆動装置。
  2. 前記制御回路は、前記外部からの調光レベル信号が所定の値以下の条件で、前記スイッチング素子をオンオフ駆動するオフ時間を拡張して前記スイッチング素子の電圧がボトムになるタイミングよりも遅らせてオン駆動させることを特徴とする請求項1記載のLED駆動装置。
  3. 請求項1乃至請求項2記載のLED駆動装置を用いたLED照明装置。
  4. 直流電源の両端子間に、スイッチング素子とリアクトルが直列に接続され、
    前記スイッチング素子の両端子間にはコンデンサが並列に接続され、
    前記スイッチング素子をオンオフ駆動させる擬似共振方式の制御回路と、
    平滑コンデンサと複数のLED素子からなるLED負荷とが並列接続された並列回路と、
    前記並列回路と直列にダイオードと抵抗が接続されて、前記リアクトルの両端子間に接続された回路とを有し、
    外部からの調光レベル信号に応じて、前記スイッチング素子をオンオフ駆動するオフ時間を拡張して前記スイッチング素子の電圧がボトムになるタイミングよりも遅らせてオン駆動させるOFF時間拡張回路を備えることを特徴とするLED駆動装置。
  5. 前記OFF時間拡張回路は、前記外部からの調光レベル信号が所定の値以下の条件で、前記スイッチング素子をオンオフ駆動するオフ時間を拡張して前記スイッチング素子の電圧がボトムになるタイミングよりも遅らせてオン駆動させることを特徴とする請求項4記載のLED駆動装置。
  6. 請求項4乃至請求項5記載のLED駆動装置を用いたLED照明装置。
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