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JP2015230856A - コネクタ - Google Patents

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JP2015230856A JP2014117173A JP2014117173A JP2015230856A JP 2015230856 A JP2015230856 A JP 2015230856A JP 2014117173 A JP2014117173 A JP 2014117173A JP 2014117173 A JP2014117173 A JP 2014117173A JP 2015230856 A JP2015230856 A JP 2015230856A
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retaining position
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将大 飯田
Masahiro Iida
将大 飯田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】ヒンジタイプのリテーナを備えたコネクタにおいて、端子金具の挿入作業性を向上させる。【解決手段】ハウジング10には、支点部41を中心として待機位置と抜止位置とに回動可能なリテーナ40が連結されている。リテーナ40は、待機位置から抜止位置に向かうに従ってハウジング10からの突出量を減少させ、待機位置ではキャビティ12への端子金具70の挿入を許容し、抜止位置ではキャビティ12に正規挿入された端子金具70の抜け出しを規制する。そして、リテーナ40は、待機位置から抜止位置に至る過程で半挿入位置に置かれた端子金具70を正規挿入位置に向けて押し込む押圧部(誘導斜面部47)を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に開示のコネクタは、キャビティを有するハウジングと、ハウジングに対し、ヒンジ部(支点部)を中心として待機位置と抜止位置とに回動可能に連結されるリテーナとを備えている。リテーナは、待機位置から抜止位置に向かう従ってハウジングからの突出量を次第に減少させるものである。リテーナが待機位置にあるときに、ハウジングのキャビティには、雄型端子金具(端子金具)が挿入される。雄型端子金具がキャビティに正規挿入された後、リテーナが待機位置から抜止位置に回動させられる。すると、雄型端子金具にリテーナが係止可能に配置される。これにより、雄型端子金具がハウジングのキャビティに抜け止め状態に保持されるようになっている。
特開2000−260519号公報
上記の場合において、仮に、雄型端子金具がキャビティに正規挿入されずに半挿入位置に留め置かれると、待機位置から回動したリテーナが雄型端子金具の外壁に当接して抜止位置に至ることができない。したがって、リテーナが抜止位置に至ることができないことをもって、雄型端子金具が半挿入位置に留め置かれていることを知ることができる。しかし、上記によれば、リテーナの抜止位置への回動操作が停止された後、半挿入状態にある雄端子金具を正規挿入位置まで手操作で押し込み、さらにリテーナを検知位置に向けて回動させる必要があるため、雄型端子金具の半挿入状態を検知した後の作業性が必ずしも良くないという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ヒンジタイプのリテーナを備えたコネクタにおいて、端子金具の挿入作業性を改善することを目的とする。
本発明は、端子金具を挿入可能なキャビティを有するハウジングと、前記ハウジングに対し、支点部を中心として待機位置と抜止位置とに回動可能に連結され、前記待機位置から前記抜止位置に向かうに従って前記ハウジングからの突出量を減少させ、前記待機位置では前記キャビティへの前記端子金具の挿入を許容し、前記抜止位置では前記キャビティに正規挿入された前記端子金具の抜け出しを規制するリテーナとを備えたコネクタであって、前記リテーナは、前記待機位置から前記抜止位置に至る過程で半挿入位置に置かれた前記端子金具を前記キャビティの正規挿入位置に向けて押し込む押圧部を有しているところに特徴を有する。
端子金具が半挿入位置に置かれた状態で、リテーナが待機位置から抜止位置に向けて回動させられると、端子金具がリテーナの押圧部により押圧されて正規挿入位置に至ることが可能となる。このため、半挿入状態にある端子金具を正規挿入位置まで手操作で押し込む必要がなく、端子金具の挿入作業性が改善される。
本発明の実施例に係るコネクタにおいて、端子金具がリテーナの押圧部よって正規挿入位置に向けて押し込まれる状態を示す側面図である。 リテーナが抜止位置に保持され、端子金具が正規挿入位置に至った状態を示す側面図である。 図1に対応する側断面図である。 図2に対応する側断面図である。 図1に対応する平面図である。 図1に対応する正面図である。 リテーナが待機位置にある状態を示す側面図である。 図7に対応する正面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記押圧部は、前記抜止位置で前記端子金具の挿入方向と交差する方向に傾斜する形態をなし、前記半挿入位置に置かれた前記端子金具に摺接する誘導斜面部として構成されている。これによれば、端子金具が誘導斜面部に誘導されて正規挿入位置に円滑に至ることができる。
前記ハウジングには、ロック部が設けられ、前記リテーナには、前記抜止位置で前記ロック部に係止されることによってこのリテーナを前記抜止位置に保持する被ロック部が設けられ、前記被ロック部が、前記押圧部と隣接して配置されている。これによれば、端子金具が押圧部により正規挿入位置に押し込まれた状態を安定に維持することができる。
<実施例>
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例のコネクタは、ハウジング10と、ハウジング10に一体に設けられたヒンジタイプのリテーナ40と、ハウジング10に組み付けられる端子金具70とを備えている。なお、以下の説明において、前後方向については、図1〜図5及び図7における向かって左側を前方とする。上下方向については、図5を除く各図を基準とする。
端子金具70は、導電性の金属板を曲げ加工等して一体に成形される。図3及び図4に示すように、端子金具70は、筒状の筒部71と、筒部71の前端から前方へ突出するタブ部72と、筒部71の後方に連設された首部73と、首部73の後方に連設されたワイヤバレル部74と、ワイヤバレル部74の後方に連設されたインシュレーションバレル部75とからなる。そして、端子金具70は、前後方向の全長に亘って延びる基壁76を有している。
図3及び図4に示すように、ワイヤバレル部74は、電線90の端末部にて被覆91の除去により露出する芯線部92に圧着により接続される。このワイヤバレル部74は、基壁76の上下両端から突出する一対の芯線圧着片77を有している。両芯線圧着片77は、電線90の芯線部92に巻き付けられ、芯線部92の上下方向略中央にて相互の先端同士を突き合わせて配置される。インシュレーションバレル部75は、電線90の端末部における被覆91に圧着により接続される。このインシュレーションバレル部75は、基壁76の上下両端から突出する一対の被覆圧着片78を有している。両被覆圧着片78は、電線90の被覆91に巻き付けられ、基壁76の上端及び下端からそれぞれ下方及び上方に突出しつつ互いに前後に位置ずれして配置される。
図3及び図4に示すように、首部73は、基壁76を上下両側から絞り込んだ形態とされている。具体的には、首部73は、ワイヤバレル部74の前端から前方へ向けて上下寸法を次第に小さくして延びる縮小部81と、縮小部81の前端から筒部71の後端にかけてほぼ平行に延びる最細部82とからなる。
筒部71は、角筒状に曲げ成形されている。筒部71は、基壁76とほぼ直交し、且つ互いに対向する上壁83及び下壁84を有している。図3及び図4に示すように、筒部71の上壁83及び下壁84には、一対の弾性係止片79が切り起こして設けられている。両弾性係止片79は、前端から後方へ向けて次第に拡開するテーパ状の形態とされている。図8に示すように、両弾性係止片79は、上壁83及び下壁84のそれぞれの幅方向中央部に、タブ部72を挟んで上下対称に配置されている。また、タブ部72は、幅方向に扁平で、且つ前後に延びる帯板状の形態とされている。
ハウジング10は合成樹脂製であって、角ブロック状のハウジング本体11を備えている。図3及び図4に示すように、ハウジング本体11には、複数のキャビティ12が設けられている。キャビティ12は、前後に延びてハウジング本体11の後面に開口する形態とされている。ハウジング本体11におけるキャビティ12の前端部の上壁内面13及び下壁内面14には、係止受部15が設けられている。係止受部15は、上下の段差として構成されている。また、ハウジング本体11におけるキャビティ12の上壁内面13及び下壁内面14には、係止受部15よりも後方に、逃がし溝16が設けられている。逃がし溝16は、前後に延びてハウジング本体11の後面に開口する形態とされている。上下の逃がし溝16のうち、上段の逃がし溝16は、ハウジング本体11の上面の後述するリテーナ装着部17に連通して開放されている。
図3及び図4に示すように、ハウジング本体11には、キャビティ12の前端を閉じる前壁18が設けられている。前壁18には、タブ挿通孔19が前後に貫通して設けられている。キャビティ12は、タブ挿通孔19と連通しており、タブ挿通孔19を介してハウジング本体11の前面に開口している。タブ挿通孔19は、正面から見て幅方向に沿ったスリット状をなしている。また、ハウジング本体11の前壁18には、タブ挿通孔19を挟んだ上下両側に、一対の型抜き孔21が設けられている。型抜き孔21は、前後に延びてハウジング10の前面に開口する形態とされている。この型抜き孔21は、係止受部15を成形するための図示しない金型部分が通過するのに伴って成形される。このため、型抜き孔21の後端は、係止受部15として閉じられている。
また、図3及び図4に示すように、ハウジング本体11には、各キャビティ12に連通して上面に開口する開口部22が設けられている。開口部22は、ハウジング本体11の両側面(図3及び図4の紙面手前及び奥側方向の面)にも開口する形態とされている。開口部22の前端は、逃がし溝16の前端とほぼ同じ位置に配置されている。ハウジング本体11の両側面には、開口部22の前端が上下に切り込み形成されている。
ハウジング本体11の上面には、開口部22を挟んだ前後両側のうちの後側の領域に、前側の領域よりも一段低いリテーナ装着部17が設けられている。リテーナ装着部17には、リテーナ40の後述する本体部42が覆って嵌着されるようになっている。
図3、図4及び図7に示すように、リテーナ装着部17の前端縁は、開口部22に臨んでいる。このリテーナ装着部17の前端縁には、開口部22に向けて突出するロック部23が設けられている。ロック部23の前面は、前方へ向けて下り勾配で傾斜する形態とされている。図7に示すように、ロック部23の下面は、前後に沿った係止面24として構成されている。
続いて、リテーナ40について説明する。リテーナ40は、ハウジング本体11に対して待機位置(図7及び図8を参照)と抜止位置(図2、図4及び図5を参照)との間を回動可能に連結されている。図1、図2及び図7に示すように、リテーナ40は、ハウジング本体11のリテーナ装着部17の後端部に突設される支点部41と、支点部41の上部から前方に延びる本体部42と、本体部42の前端に連なって下方に突出する係合部43と、係合部43の下端部から後方へ突出する被ロック部44とからなる。これら支点部41、本体部42、係合部43及び被ロック部44は、ハウジング本体11の全幅に亘って形成されている。 本体部42は、平面視矩形の平板状をなし、弾性的に湾曲変形可能とされている。図1及び図2に示すように、本体部42とリテーナ装着部17との間には、隙間45が形成されている。コネクタを側方から見ると、隙間45を確認することが可能となっている。
図7に示すように、リテーナ40が待機位置にあるときには、本体部42が湾曲変形しつつハウジング本体11の上方に大きく突出して配置され、開口部22が開放された状態となる。図2に示すように、リテーナ40が抜止位置にあるときには、本体部42が側面視で前下がりに傾斜してハウジング本体11の上面から引っ込むように配置され、開口部22がほぼ閉塞された状態となる。また、抜止位置では、リテーナ装着部17の全体が本体部42によって覆われる。
図7及び図8に示すように、係合部43の前端面には、その上下方向略中央に、本体部42の全幅に亘って延びる線状の第1頂部46が設けられている。また、係合部43の前端面には、第1頂部46を挟んだ上下両側のうちの下側の領域に、抜止位置にて第1頂部46から下方へ向けて後傾するテーパ状の誘導斜面部47(押圧部)が設けられている(図2を参照)。さらに、係合部43の前端面には、第1頂部46を挟んだ上下両側のうちの上側の領域に、抜止位置にて第1頂部46から上方へ向けて後傾するテーパ状の傾斜面部48が設けられている(図2を参照)。誘導斜面部47及び傾斜面部48はいずれも本体部42の全幅に亘って形成されている。
図8に示すように、被ロック部44は、同じく本体部42の全幅に亘って形成されている。被ロック部44の下面は、抜止位置にて後方へ向けて上り勾配で緩く傾斜する緩傾斜面部49とされている(図2を参照)。図7及び図8に示すように、被ロック部44の緩傾斜面部49は、本体部42の全幅に亘って延びる線状の第2頂部51を挟んで、係合部43の誘導斜面部47と隣接して配置されている。また、図7に示すように、リテーナ40の前端部には、被ロック部44、係合部43及び本体部42によって区画される内側空間に、側面視角U字形の嵌合空間52が設けられている。嵌合空間52は、後方に開口する形態とされている。
次に、ハウジング10に端子金具70を組み付ける作業を説明する。
端子金具70の組み付けに先立ち、リテーナ40の本体部42が持ち上げられて待機位置に留め置かれる。その状態で、端子金具70がハウジング10のキャビティ12に後方から挿入される。端子金具70のキャビティ12への挿入開始時には、両弾性係止片79がそれぞれハウジング本体11の対応する逃がし溝16に進入して逃がされる。次いで、両弾性係止片79は、逃がし溝16の前端斜面部26(図3及び図4を参照)を摺動して内側に撓み変形させられる。
その後、端子金具70がキャビティ12の正規挿入位置に至ると、両弾性係止片79が拡開して元の状態に弾性的に復元させられる(図3及び図4を参照)。両弾性係止片79が弾性復元させられるのに伴い、両弾性係止片79の後端がハウジング本体11の係止受部15に係止可能に配置される。これにより、端子金具70がキャビティ12の正規挿入位置に抜け止めされた状態で保持される。
端子金具70が正規挿入位置に至ると、タブ部72がタブ挿通孔19を位置決め状態で貫通してハウジング本体11の前面前方に突出して配置される。なお、ハウジング本体11の前面前方に突出するタブ部72は、ハウジング本体11に装着される図示しない覆い部により覆われて保護されるようになっている。また、端子金具70が正規挿入位置に至ると、端子金具70の筒部71の後端部及び首部73の最細部82が開口部22に露出して配置される。
続いて、リテーナ40が支点部41を中心として抜止位置へ向けて図示反時計回りに回動させられる。図2及び図4に示すように、リテーナ40が抜止位置に至ると、リテーナ40の係合部43及び被ロック部44が開口部22に弾性的に嵌まり込み、さらに、ハウジング本体11のロック部23がリテーナ40の嵌合空間52に弾性的に嵌まり込む。また、図2に示すように、被ロック部44がロック部23の係止面24に対面してロック部23に係止可能に配置される。これにより、リテーナ40が抜止位置に保持され、待機位置側へと開く方向に戻るのが防止される。
なお、図4に示すように、抜止位置では、端子金具70の本体部42、最細部82及び縮小部81で区画される退避空間88に、リテーナ40の係合部43及び被ロック部44が進入して配置される。また、図5に示すように、抜止位置では、リテーナ40の前端となる第1頂部46と開口部22の前端との間に間隙58が形成される。さらに、図2及び図4に示すように、抜止位置では、リテーナ40の本体部42が支点部41から前下がりにやや傾斜して配置される。
そして、リテーナ40が抜止位置に至ると、係合部43の誘導斜面部47が端子金具70の筒部71の後端上縁の一角(以下、角部86という)に当接して配置される。これにより、端子金具がキャビティ12の正規挿入位置に抜け止め状態で確実に保持される。
一方、端子金具70が、キャビティ12の正規挿入位置に至らない位置、つまりキャビティ12の半挿入位置に留め置かれていることがある。この場合、端子金具70の弾性係止片79が係止受部15に係止可能な位置に至らないため、電線90が後方に引っ張られると、端子金具70がキャビティ12から抜け出してしまう。
本実施例の場合、図1及び図3に示すように、端子金具70が半挿入位置に留め置かれていると、リテーナ40が待機位置から抜止位置に向かう過程で、詳細にはリテーナ40が抜止位置に至る手前で、係合部43の誘導斜面部47が端子金具70の角部86と当接する。そして、リテーナ40が抜止位置に向けて回動されるに伴い、角部86が係合部43の誘導斜面部47に沿って摺動し、端子金具70が誘導斜面部47により押圧されて前方へ移動させられる。その後、リテーナ40が抜止位置に至ると、図4に示すように、端子金具70も正規挿入位置に至らしめられ、弾性係止片79が係止受部15に係止される。したがって、端子金具70が半挿入位置に留め置かれる事態が回避される。なお、本実施例の場合、リテーナ40が抜止位置に至る手前で、リテーナ40の被ロック部44がハウジング本体11のロック部23に浅く係止されている(図1及び図3を参照)。
以上説明したように、端子金具70がキャビティ12の半挿入位置に置かれた状態で、リテーナ40が待機位置から抜止位置に向けて回動させられると、端子金具70がリテーナ40の誘導斜面部47により押圧されて正規挿入位置に至ることが可能となる。このため、半挿入状態にある端子金具70を正規挿入位置まで手操作で押し込む必要がなく、端子金具70の挿入作業性が改善される。
また、端子金具70が誘導斜面部47によって正規挿入位置に円滑に至ることができる。さらに、被ロック部44と誘導斜面部47とが互いに隣接して配置されているため、端子金具70が誘導斜面部47により正規挿入位置に押し込まれた状態を安定に維持することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)押圧部は、リテーナの前端から前方に部分的に突出するリブ状の形態であってもよい。
(2)誘導斜面部は、曲面状に形成されるものであってもよい。
(3)待機位置でリテーナが開口部に浅く嵌合され、抜止位置でリテーナが開口部に深く嵌合される形態。つまり、待機位置でも、リテーナが開口部を塞ぐような構成であってもよい。
(4)端子金具は、相手側のタブ部が挿入接続される筒状の接続部を備えた雌型端子金具であってもよい。
(5)端子金具から弾性係止片を省略してもよい。この場合、ハウジング本体のキャビティの内壁に撓み可能なランスを形成し、端子金具がランスに弾性的に係止されてキャビティに抜け止めされる構成にすればよい。
10…ハウジング
11…ハウジング本体
12…キャビティ
23…ロック部
40…リテーナ
41…支点部
42…本体部
44…被ロック部
47…誘導斜面部(押圧部)
70…端子金具

Claims (3)

  1. 端子金具を挿入可能なキャビティを有するハウジングと、
    前記ハウジングに対し、支点部を中心として待機位置と抜止位置とに回動可能に連結され、前記待機位置から前記抜止位置に向かうに従って前記ハウジングからの突出量を減少させ、前記待機位置では前記キャビティへの前記端子金具の挿入を許容し、前記抜止位置では前記キャビティに正規挿入された前記端子金具の抜け出しを規制するリテーナとを備えたコネクタであって、
    前記リテーナは、前記待機位置から前記抜止位置に至る過程で半挿入位置に置かれた前記端子金具を前記キャビティの正規挿入位置に向けて押し込む押圧部を有していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記押圧部は、前記抜止位置で前記端子金具の挿入方向と交差する方向に傾斜する形態をなし、前記半挿入位置に置かれた前記端子金具に摺接する誘導斜面部として構成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ハウジングには、ロック部が設けられ、前記リテーナには、前記抜止位置で前記ロック部に係止されることによってこのリテーナを前記抜止位置に保持する被ロック部が設けられ、前記被ロック部が、前記押圧部と隣接して配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
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