JP2015224589A - 発電機収容筐体 - Google Patents
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Abstract
【課題】発電機を筐体内に収容する際の作業性を向上させることのできる発電機収容筐体を提供する。【解決手段】発電機収容筐体は、本体と、前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、前記台座部には、前記発電機が前記台座部に載置された状態において前記発電機の排気口に対向する位置に排気ダクトが設けられている。【選択図】図8
Description
本発明は、発電機収容筐体に関し、特に、作業者の操作によって始動する発電機の収容筐体に関する。
従来、停電時などであっても電気機器が動作可能なように発電機が用いられることがあり、使用時に作業者の操作によって始動する発電機が知られている。また、このような発電機を収容するための収容筐体も知られている。
たとえば、特許文献1(特開2013−87634号公報)には、発電機を収容する発電機用の防音箱において、防音箱の一側面に設けられる開閉扉と、開閉扉を開いた状態で防音箱の内外へスライド可能に構成される台座と、台座を防音箱内の所定の収容位置に保持するためのロックレバーとを具備し、台座を所定の収容位置までスライドさせた状態でなければロックレバーがロック位置に移動せず、かつロックレバーがロック位置になければロックレバーが開閉扉に当接して該開閉扉が閉じないように構成されている発電機用の防音箱が開示されている。
ところで、特許文献1に記載の発電機用の防音箱には、発電機の背面に設けられた排気口からの排気を防音箱の外部へ排出するための排気開口が形成されている。この排気開口は、台座に固定した発電機を防音箱内の所定の収容位置まで押し込んだ際に、発電機の排気口の周囲を覆う。
しかしながら、このような防音箱では、防音箱の内部において防音箱の排気開口と発電機の排気口とが連結されるため、連結部分を外部から目視することができず、確実に連結されているか否かを確認することが困難である。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、発電機を筐体内に収容する際の作業性を向上させることのできる発電機収容筐体を提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る発電機収容筐体は、本体と、前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、前記台座部には、前記発電機が前記台座部に載置された状態において前記発電機の排気口に対向する位置に排気ダクトが設けられている。
(4)上記課題を解決するために、この発明の他の局面に係る発電機収容筐体は、本体と、前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部と、前記発電機に接続可能なプラグが取り付けられたコードを前記台座部に固定する固定部とを備え、前記固定部は、前記台座部が前記本体に収容された状態において前記コードの一部が撓むように前記コードを前記台座部に固定する。
(6)上記課題を解決するために、この発明の他の局面に係る発電機収容筐体は、本体と、前記本体の内外にスライド移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、前記台座部は、前記台座部が前記本体の内部から外部へ所定の位置まで引き出された状態において、前記台座部が前記本体の内部への方向にスライド移動することを制限する係止部を含む。
本発明によれば、発電機を筐体内に収容する際の作業性を向上させることができる。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体は、本体と、前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、前記台座部には、前記発電機が前記台座部に載置された状態において前記発電機の排気口に対向する位置に排気ダクトが設けられている。
このような構成により、発電機の排気口と台座部の排気ダクトとの連結部分を目視しながら発電機を台座部に載置することができるので、発電機を筐体内に収容する際の作業性を向上させることができる。また、発電機の排気口と台座部の排気ダクトとを連結しやすくすることができるため、発電機から排出される排気を排気ダクトへより確実に排出させて、当該排気が発電機の吸入側へ回り込むことを効果的に防止することができる。
(2)好ましくは、前記本体には、前記台座部が前記本体に収容された状態において前記排気ダクトに対向する位置に、前記排気ダクトの空間と前記本体の外部空間とを連通する排気口が形成されている。
このような構成により、発電機から排気ダクトへ排出される排気を、本体の排気口を介して本体の外部へ排出することができるため、当該排気が発電機の吸入側へ回り込むことをより効果的に防止することができる。
(3)好ましくは、前記排気ダクトは、前記台座部の移動方向に延びた筒形状を有する。
このような構成により、発電機からの排気を台座部の移動方向であって発電機から遠ざかる方向へ誘導することができるため、排気が発電機の吸入側へ回り込むことを一層防止し、発電機が筐体内に収容されていても排気効率が著しく悪化することを抑制することができる。また、台座部が本体に収容された状態において、発電機の排気口と本体との距離を確保し、発電機からの排気が、たとえば本体の排気口付近に居る人などに直接当たることを防ぐことができる。
(4)本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体は、本体と、前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部と、前記発電機に接続可能なプラグが取り付けられたコードを前記台座部に固定する固定部とを備え、前記固定部は、前記台座部が前記本体に収容された状態において前記コードの一部が撓むように前記コードを前記台座部に固定する。
このような構成により、台座部の引き出しと共にコードおよびコードに取り付けられたプラグが本体の内部から外部へ引き出されるため、発電機を始動させる際には、台座部と共に引き出されたプラグを発電機に接続すれば良く、発電機を始動させる度にコードを配線する必要がないため、発電機を筐体内に収容する際の作業性を向上させることができる。また、コードが本体の内部に収容されるため、コードに対するいたずら等を防止することができ、かつコードの配線が邪魔にならない。
さらに、台座部が本体の内部に収容されている状態と、台座部が本体の外部へ引き出された状態とでは台座部と共に移動するプラグの位置が変わることを考慮して、台座部が本体に収容された状態においてコードの一部を撓ませていることにより、コードが台座部および台座部以外の場所に固定されているとしても、台座部の引き出しと共にプラグを本体の内部から良好に引き出すことができる。
(5)好ましくは、前記本体の底面には開口が形成され、前記コードは、前記開口を通って、前記発電機から供給される電力により動作する電気機器と接続される。
このような構成により、たとえば、電力の供給対象となる電気機器の付近に筐体が固定的に設置される場合には、本体の底面の開口から延びたコードを地下の配管等を経由して当該電気機器に接続させておくことで、コード全体を本体の内部および配管等の内部に収容することができる。このため、コードに対するいたずら等を一層防止することができる。
(6)本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体は、本体と、前記本体の内外にスライド移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、前記台座部は、前記台座部が前記本体の内部から外部へ所定の位置まで引き出された状態において、前記台座部が前記本体の内部への方向にスライド移動することを制限する係止部を含む。
このような構成により、台座部を本体の内部から外部へ引き出した状態で、台座部に載置された発電機に給油をしたり、発電機のエンジンを始動させるためのハンドルを操作したりする場合であっても、台座部のスライド移動を制限した状態で作業を行うことができるため、作業性を向上させることができる。
また、台座部のスライド移動を制限できることにより、台座部をスライド移動させるための機構として、たとえば摩擦係数の小さい部材を用いて、円滑なスライド移動を可能とすることができる。
(7)好ましくは、前記本体は、前記移動方向に延びたレール部を含み、前記台座部は、前記レール部に誘導されて前記移動方向へスライド移動するスライド部を含み、前記スライド部の上面の高さは、前記レール部の上面の高さよりも低く、前記係止部は前記レール部の延伸方向と交差する方向に回動可能であり、前記台座部が前記本体の内部から外部へ引き出されるのに伴い、前記レール部と重なっていた前記スライド部は前記レール部から離れていき、前記係止部は前記レール部の上面に接触しながら前記本体の内部から外部への方向に移動し、前記係止部は、前記台座部が前記所定の位置まで引き出されると、下方へ回動して、前記レール部の上面に接触した状態から前記スライド部の上面に接触する状態となる。
このように、台座部が所定の位置まで引き出されると、たとえば、係止部が自重によって下方へ回動し、レール部とスライド部との段差部分に当接することにより、複雑な構成を用いず、かつ作業者による特別な操作を行うことなく、台座部のスライド移動を制限することができる。
(8)より好ましくは、前記本体は、前記台座部が前記本体に収容された状態において、前記係止部の回動を制限する押さえ部を含む。
このような構成により、たとえば発電機収容筐体に振動が加わったり、発電機収容筐体が持ち運びされたりする際に、係止部ががたつくことを制限することができる。
(9)より好ましくは、前記押さえ部は、前記レール部の上方に設けられ、前記係止部は、水平方向に突出した突出部を有し、前記台座部が前記本体に収容された状態において、前記突出部が前記レール部の上面と前記押さえ部との間に挟まれる。
このように、台座部が本体に収容された状態において、水平方向に突出した突出部が鉛直方向において挟持される構成により、複雑な構成を用いることなく、係止部ががたつくことを効果的に制限することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
[発電機収容筐体の全体構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示す発電機収容筐体の内部に発電機が収容されている状態を示す側面図である。なお、図2では、発電機収容筐体100の内部を説明するため、発電機収容筐体100の側面の壁を図示していない。
図1は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示す発電機収容筐体の内部に発電機が収容されている状態を示す側面図である。なお、図2では、発電機収容筐体100の内部を説明するため、発電機収容筐体100の側面の壁を図示していない。
図1および図2を参照して、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100は、たとえば略直方体に形成された本体10と、台座部11と、正面扉12とを備える。台座部11は、本体10の奥行方向、すなわち図1および図2に示すz軸方向にスライドさせることにより、本体10の内外に移動可能である。この台座部11の上面に発電機200を載置して台座部11をスライド移動させることで、発電機200を本体10の内部に収容したり、本体10の外部へ取り出したりすることができる。
なお、台座部11が本体10の内部から外部へスライド移動する方向を、以下「正面方向」とも称する。また、台座部11が本体10の内部、すなわち本体10の奥行方向へスライド移動する方向を、以下「背面方向」とも称する。また、本体10のうち正面扉12が設けられている側を、以下「正面側」とも称し、本体10のうち正面扉12と対向する面が設けられている側を、以下「背面側」とも称する。
ここで、発電機200は、停電時などの非常時においても動作させることが要求される電気機器、たとえば交通信号機に電力を供給するために予め当該電気機器の付近に設けられており、非常時に作業者の操作によって始動する発電機であるとする。この場合、平常時においては、発電機200は、当該電気機器に接続された状態で本体10の内部に収容される。
そして、非常時においては、作業者が、正面扉12を開けて台座部11をスライド移動させて発電機200を本体10の外部へ取り出し、たとえば、発電機200の給油キャップを開けてガソリンを注いだり、発電機200のエンジンを始動させるためのハンドルを操作したりする。そして、発電機200が始動すると、作業者は発電機200および台座部11を本体10の内部へ収容し、正面扉12を閉める。
[吸気および排気に関する構成]
(a)正面扉および本体の構成
図3は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の正面側の構成を示す斜視図である。
(a)正面扉および本体の構成
図3は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の正面側の構成を示す斜視図である。
図1から図3を参照して、発電機収容筐体100の正面側に設けられた正面扉12には、図1および図2に示すように、本体10の外部の空気を本体10の内部に収容された発電機200に吸気させるための正面側開口13が形成されている。また、図2および図3に示すように、正面扉12には、正面側開口13から本体10の内部へゴミなどが入ることを防ぐために、正面側開口13を覆う図示しない正面側フィルタと、正面側フィルタを覆う正面側カバー14とが設けられている。
図4は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の側面の断面図であり、図5は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の背面側の構成を示す背面図である。
図4および図5を参照して、本体10の背面側の壁には、図4に示すように、本体10の内部の空気を本体10の外部へ排出するための排気口15が形成されている。また、本体10の背面側の壁には、排気口15から本体10の内部へゴミなどが入ることを防ぐために排気口15を覆う背面側フィルタ16が設けられている。
また、本体10の背面側の壁には、背面側フィルタ16と間隔をあけて当該背面側フィルタ16を覆うカバー17が設けられている。さらに、図4および図5に示すように、本体10の背面側の壁には、カバー17を覆うカバーガード18が設けられている。
カバー17およびカバーガード18は、図4および図5に示すy軸の負の方向、すなわち下方に開口している。カバー17の開口およびカバーガード18の開口は、図4および図5に示すy軸方向において略同じ高さに形成されている。このため、本体10の内部の空気は、排気口15および背面側フィルタ16を経由してカバー17の開口から下方へ向けて発電機収容筐体100の外部へ排出される。
このように、カバー17およびカバーガード18が下方に開口していることにより、発電機収容筐体100が屋外に設置されていても、本体10の内部に雨水等が流入することを防ぐことができる。また、本体10の内部から外部へ排出される排気が、発電機収容筐体100の付近の歩行者などに直接当たることを防ぐことができる。
また、背面側フィルタ16と間隔をあけてカバー17が設けられていることにより、発電機200からの排気が熱風であっても、背面側フィルタ16とカバー17との間の空気により熱の伝導を抑えることができる。さらに、カバーガード18が設けられていることにより、カバー17が高温であっても、発電機収容筐体100の付近の歩行者などが高温のカバー17に直接触れてしまうことを防ぐことができる。
なお、図4および図5に示すカバーガード18は、複数の穴を有するメッシュ状に形成されているため、発電機収容筐体100を軽量化することができる。しかしながら、カバーガード18は、必ずしもメッシュ状に形成されていなくても良い。
(b)台座部の構成
図6は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の台座部の構成を示す図である。
図6は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の台座部の構成を示す図である。
図6を参照して、台座部11には、ホルダ19が設けられており、このホルダ19に発電機200の脚部31が載置される。また、台座部11には、発電機200から漏れたガソリンを受けるための凹形状の図示しないオイル受け部が形成されている。
また、台座部11は、発電機200の脚部31が台座部11のホルダ19に載置された状態において、発電機200の背面に対向する背面壁20と、発電機200の側面に対向する側壁21とを有する。
背面壁20には、発電機200が台座部11に載置された状態において、発電機200の背面に設けられた排気口32と対向する位置に、排気ダクト22が設けられている。この排気ダクト22は、台座部11の移動方向に延びた筒形状を有する。
また、排気ダクト22の正面側の縁には、発電機200の背面と接触可能なパッキン23が設けられている。すなわち、発電機200の脚部31が台座部11のホルダ19に載置された状態において、発電機200の背面がパッキン23に圧着するように押圧されて、発電機200の排気口32の空間と、排気ダクト22の空間とが連通する。
図7は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体に発電機が収容される前の状態を示す側面図であり、図8は、図7に示す発電機収容筐体に発電機が収容された状態を示す側面図である。
図7および図8を参照して、本体10の背面側の壁に形成された排気口15は、発電機収容筐体100に発電機200が収容された状態において、台座部11の排気ダクト22に対向する位置に形成されている。
また、排気ダクト22の背面側の縁には、本体10の背面側の壁と接触可能なパッキン24が設けられている。すなわち、発電機収容筐体100に発電機200が収容された状態において、排気口15を囲むようにパッキン24が本体10の背面側の壁に対して押圧されて、排気ダクト22の空間と、本体10の外部空間とが、排気口15、背面側フィルタ16およびカバー17を介して連通する。
[台座部のスライド移動に関する構成]
(a)レール部の構成
図9は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の台座部のスライド移動に関する構成を示す図である。
(a)レール部の構成
図9は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体の台座部のスライド移動に関する構成を示す図である。
図9を参照して、本体10には、台座部11の移動方向に伸びたレール部40が設けられている。また、台座部11には、レール部40に誘導されて台座部11の移動方向へスライド移動するスライド部41aが設けられている。さらに、台座部11には、スライド部41aに誘導されて台座部11の移動方向へスライド移動するスライド部41bが設けられている。
スライド部41aの上面の高さは、レール部40の上面の高さよりも低く、スライド部41bの上面の高さは、スライド部41bの上面の高さよりも低い。台座部11が本体10内に収容された状態において、レール部40およびスライド部41a,41bは、互いに重なっている。
このような構成により、台座部11が本体10の内部から外部へ引き出されるのに伴い、レール部40とスライド部41aとの重なり部分が徐々に少なくなり、レール部40と重なっていたスライド部41a,41bはレール部40から離れていき正面側へスライド移動する。そして、台座部11が本体10の内部から外部へさらに引き出されると、スライド部41aとスライド部41bとの重なり部分が徐々に少なくなり、スライド部41aと重なっていたスライド部41bはスライド部41aから離れていき正面側へスライド移動する。
なお、台座部11が本体10の内外に移動可能な構成であれば、台座部11は必ずしもスライド移動のための機構を有していなくても良い。
(b)係止部の構成
図10は、図9に示す領域Cにおける詳細な構成を示す部分拡大図である。
図10は、図9に示す領域Cにおける詳細な構成を示す部分拡大図である。
図10を参照して、台座部11には、台座部11が本体10の内部から外部へ所定の位置まで引き出された状態において、台座部11が本体10の内部への方向にスライド移動することを制限する係止部42が設けられている。
また、たとえば、スライド部41aには図示しないスライド側係止部が設けられ、レール部40には図示しないレール側係止部が設けられている。そして、台座部11が上記の所定の位置まで引き出された状態において、スライド側係止部がレール部側係止部に当接することにより、台座部11が上記の所定の位置からさらに本体10の外部への方向に引き出されることが制限される。
すなわち、台座部11が上記の所定の位置まで引き出された状態においては、台座部11は、本体10の内部への方向および外部への方向のいずれにもスライド移動することが制限される。
係止部42は、支軸43と、回動制御部45と、突出部46とを有し、支軸43を中心としてレール部40の延伸方向に交差する方向たとえば図10に示すy軸方向に回動可能なように、台座部11の側壁21に取り付けられている。突出部46は、水平方向すなわち図10に示すx軸の負の方向に突出しており、係止部42は、図10に示すx−y平面に沿った断面において略L字形状を有する。
また、係止部42には、図10に示すy軸方向に延びた楕円形状の開口44が形成されており、この開口44に回動制御部45が貫通している。これにより、係止部42の回動領域は、回動制御部45が開口44の上端に接触する位置から開口44の下端に接触するまでの範囲に制限される。
台座部11が本体10の内部に収容された状態においては、上述のとおりレール部40およびスライド部41a,41bは互いに重なっており、係止部42の突出部46が、レール部40およびスライド部41a,41bのうち上面の高さが最も高いレール部40の上面に接触している。
そして、台座部11が本体10の内部から外部へ引き出されるのに伴い、係止部42は、台座部11の側壁21と共にスライド移動するため、レール部40の上面に接触しながら徐々に正面側へ移動する。
そして、台座部11が所定の位置まで引き出されると、具体的には、係止部42の突出部46の背面側端部がレール部40の上面の正面側端部まで移動すると、係止部42は自重によって下方へ回動し、突出部46がレール部40の上面に接触していた状態から、突出部46がスライド部41aの上面に接触する状態となる。
これにより、台座部11が本体10の内部から引き出された状態で、台座部11または台座部11に載置された発電機200に対して背面方向への力が加わったとしても、係止部42の突出部46がレール部40とスライド部41aとの段差部分に当接する。このため、台座部11が本体10の内部への方向へスライド移動することを制限することができる。
なお、台座部11に載置された発電機200に対するガソリンの給油またはエンジンの始動作業などが終了し、台座部11を本体10の内部へ収容する際には、作業者は、たとえば図10に示すように、係止部42のうち支軸45よりも正面側の一部を矢印Aの方向に押すことで、係止部42の突出部46がレール部42aの上面から離れる。そして、このような状態において、作業者が台座部11を本体10の背面側へ押すことにより、スライド部41aがレール部40と重なるようにスライド移動して、台座部11を本体10の内部へ収容することができる。
また、図9および図10に示す発電機収容筐体100は、台座部11が本体10の外部へ引き出された状態において係止部42がレール部40とスライド部41aとの境界付近に位置することにより、レール部40とスライド部41aとの段差部分に突出部46が当接する。しかしながら、このような構成に限らず、発電機収容筐体100は、たとえば、台座部11が本体10の内部から外部へ引き出された状態においてスライド部41aとスライド部41bとの段差部分に突出部46が当接するように、スライド部41aとスライド部41bとの境界付近に係止部42が位置する構成であっても良い。
また、台座部11が本体10の外部へ引き出された状態において、レール部40とスライド部41aとの段差部分、または、スライド部41aとスライド部41bとの段差部分に係止部42の少なくとも一部が当接する構成であれば、係止部42は、図10に示す構成に限定されない。また、本体10は、1つまたは3つ以上のスライド部を有していても良い。
(c)レバー部の構成
図11は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体に発電機が収容された状態を示す正面図である。なお、図11では、発電機収容筐体100の内部を説明するため、正面扉12は図示していない。
図11は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体に発電機が収容された状態を示す正面図である。なお、図11では、発電機収容筐体100の内部を説明するため、正面扉12は図示していない。
図11を参照して、台座部11にはレバー部47が設けられ、図11に示す矢印Bの方向に回転可能である。このレバー部47は、図示しない突出部と連結している。
図11に示すように、レバー部47が横向きに倒れた状態においては、レバー部47に連結した突出部が台座部11の下方へ延びた状態となり、本体10の底面Sに設けられた図示しない凹部に嵌合するように構成されている。これにより、台座部11が作業者の意図に反して本体10の外部へ引き出されることを抑制する。
また、作業者がレバー部47を矢印Bの示す方向に回転させて、レバー部47が縦向きの状態となると、レバー部47に連結した突出部がレバー部47の回転と共に回転して横向きに倒れた状態となり、本体10の凹部から外れる。これにより、台座部11を本体10の外部へ引き出すことができる。
(d)押さえ部の構成
図12は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体に発電機が収容された状態を示す斜視図であり、図13は、図12に示す領域Dにおける詳細な構成を示す部分拡大図である。なお、図12および図13では、発電機収容筐体100の内部を説明するため、発電機収容筐体100の側面の壁は図示していない。
図12は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体に発電機が収容された状態を示す斜視図であり、図13は、図12に示す領域Dにおける詳細な構成を示す部分拡大図である。なお、図12および図13では、発電機収容筐体100の内部を説明するため、発電機収容筐体100の側面の壁は図示していない。
図12および図13を参照して、本体10は、さらに、押さえ部51と、押さえ支持部52とを備える。押さえ支持部52は、たとえば、レール部40の付近に設けられ、図12および図13に示すy軸方向に向かって伸びた平板形状である。
押さえ部51は、たとえば弾性変形する材料によって形成された円柱形状を有し、押さえ支持部52により、図13に示すx−y平面に沿った回転軸を中心として回転可能に取り付けられている。押さえ部51は、台座部11が本体10に収容された状態において、係止部42の回動を制限する。
具体的には、台座部11が本体10に収容される際、レール部40の上面に接触しながら背面側へ移動してきた係止部42の突出部46は、押さえ部51が設けられている位置まで移動すると、図12(b)に示すように、レール部40の上面と押さえ部51との間に挟まれる。そして、突出部46は、このようにレール部40の上面と押さえ部51の間に挟まれながら、本体10の背面側へ移動する。このように、水平方向に突出した突出部46が鉛直方向において挟持されることにより、係止部42の回動が制限される。
なお、押さえ部51は、係止部42の回動を抑える構成であれば、係止部42の突出部46をレール部41aの上面とで挟持する構成に限らず、たとえば係止部42の上面を上方から下方に向けて押圧するような構成であっても良い。
[プラグが取り付けられたコードの配線]
図14は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体におけるプラグが取り付けられたコードの配線を示す側面図であり、図15は、図14に示すコードの配線の詳細を説明するための本体の内部の構成を示す斜視図である。なお、図15では、コードの配線の詳細を説明するため、発電機200は図示していない。
図14は、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体におけるプラグが取り付けられたコードの配線を示す側面図であり、図15は、図14に示すコードの配線の詳細を説明するための本体の内部の構成を示す斜視図である。なお、図15では、コードの配線の詳細を説明するため、発電機200は図示していない。
図14および図15を参照して、発電機200が、たとえば停電時などの非常時において交通信号機に電力を供給することに用いられる場合、当該交通信号機と発電機200とを接続するためのコード62が発電機収容筐体100の内部に予め収容されている。
なお、コード62の先端には、発電機200に接続可能なプラグ61が取り付けられており、このプラグ61は、発電機200が台座部11に載置された状態において発電機200の前面に設けられたプラグ接続口33に接続される。
コード62の配線について、より具体的には、本体10の底面Sに開口60が形成されており、交通信号機に接続されたコード62は、図示しない電柱および地中に設けられた配管を経由して、開口60から本体10の内部へ延びている。そして、コード62は、本体10の内部において、複数の固定部63により本体10および台座部11に固定されている。
固定部63は、図15に示すように、たとえば固定部63a,63b,63c,63dを含む。固定部63aは、本体10の底面Sに設けられており、固定部63b,63c,63dは、台座部11に設けられている。そして、これらの固定部63a,63b,63c,63dは、台座部11が本体10に収容された状態においてコード62の一部が撓むように、コード62を本体10および台座部11に固定する。
すなわち、図15に示すように、コード62は、固定部63aにより本体10に固定され、固定部63aから固定部63bまでの間において撓むように台座部11の下に配線されている。また、コード62は、固定部63bから固定部63dまでの間において、台座部11がスライド移動する方向と略平行に台座部11に固定されている。
このような配線により、台座部11が本体10の内部から外部へ引き出されると、コード62のうち、固定部63bによって固定されている部分から固定部63dによって固定されている部分までは、台座部11と共に本体10の外部へ引き出され、固定部63aによって固定されている部分は、本体10に対して固定された状態を維持する。
このとき、本体10に設けられた固定部63aと、台座部11に設けられた固定部63bとの間隔に変化が生じるが、この変化に応じて、固定部63aと固定部63bとの間におけるコード62の撓み部分が変形する。具体的には、この撓み部分が、台座部11の下で撓んだり、引っ張られたりする。これにより、固定部63aと固定部63bとの間隔の変化に対応することができる。
このため、固定部63aと固定部63bとの間におけるコード62の撓み部分は、台座部11が本体10から最も遠方へ引き出された状態における固定部63aと固定部63bとの間隔以上の長さを有している必要がある。
なお、コード62の一部およびプラグ61が台座部11と共に良好に引き出される構成であれば、コード62の配線は図10に示すような態様の配線に限定されない。
また、本体10の底面Sには、図15に示すように、本体10用のアースボルト64が設けられており、図示しないアース線が、たとえば地中から開口60を経由してアースボルト64に接続されている。これにより、アースボルト64を介して本体10を接地させることができる。
また、台座部11には、発電機200用のアースボルト65が設けられており、図示しないアース線が、このアースボルト65と台座部11に載置される発電機200とに接続される。また、本体10のうち金属により形成されている部分の少なくとも一部と、台座部11のうち金属により形成されている部分の少なくとも一部とが連結している。これにより、台座部11に設けられたアースボルト65および本体10に設けられたアースボルト64を介して、発電機200を接地させることができる。
ところで、特許文献1に記載の発電機用の防音箱には、発電機の背面に設けられた排気口からの排気を防音箱の外部へ排出するための排気開口が形成されている。この排気開口は、台座に固定した発電機を防音箱内の所定の収容位置まで押し込んだ際に、発電機の排気口の周囲を覆う。
しかしながら、このような防音箱では、防音箱の内部において防音箱の排気開口と発電機の排気口とが連結されるため、連結部分を外部から目視することができず、確実に連結されているか否かを確認することが困難である。
これに対して、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100は、本体10と、本体10の内外に移動可能であって、発電機200を載置可能な台座部11とを備える。また、台座部11には、発電機200が台座部11に載置された状態において発電機200の排気口32に対向する位置に排気ダクト22が設けられている。
このような構成により、発電機200の排気口32と台座部11の排気ダクト22との連結部分を目視しながら発電機200を台座部11に載置することができるので、発電機200を発電機収容筐体100内に収容する際の作業性を向上させることができる。また、発電機200の排気口32と台座部11の排気ダクト22とを連結しやすくすることができるため、発電機200から排出される排気を排気ダクト22へより確実に排出させて、当該排気が発電機200の吸入側へ回り込むことを効果的に防止することができる。
また、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100では、本体10には、台座部11が本体10に収容された状態において排気ダクト22に対向する位置に、排気ダクト22の空間と本体10の外部空間とを連通する排気口15が形成されている。
このような構成により、発電機200から排気ダクト22へ排出される排気を、本体10の排気口15を介して本体10の外部へ排出することができるため、当該排気が発電機200の吸入側へ回り込むことをより効果的に防止することができる。
また、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100では、排気ダクト22は、台座部11の移動方向に延びた筒形状を有する。
このような構成により、発電機200からの排気を台座部11の移動方向であって発電機200から遠ざかる方向へ誘導することができるため、排気が発電機200の吸入側へ回り込むことを一層防止し、発電機200が筐体内に収容されていても排気効率が著しく悪化することを抑制することができる。また、台座部11が本体10に収容された状態において、発電機200の排気口32と本体10との距離を確保し、発電機200からの排気が、たとえば本体10の排気口15付近に居る人などに直接当たることを防ぐことができる。
また、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100では、本体10と、本体10の内外に移動可能であって、発電機200を載置可能な台座部11と、発電機200に接続可能なプラグ61が取り付けられたコード62を台座部11に固定する固定部63とを備える。また、固定部63は、台座部11が本体10に収容された状態においてコード62の一部が撓むようにコード62を台座部11に固定する。
このような構成により、台座部11の引き出しと共にコード62およびコード62に取り付けられたプラグ61が本体10の内部から外部へ引き出されるため、発電機200を始動させる際には、台座部11と共に引き出されたプラグ61を発電機200に接続すれば良く、発電機200を始動させる度にコード62を配線する必要がないため、発電機200を発電機収容筐体100内に収容する際の作業性を向上させることができる。また、コード62が本体10の内部に収容されるため、コード62に対するいたずら等を防止することができ、かつコード62の配線が邪魔にならない。
さらに、台座部11が本体10の内部に収容されている状態と、台座部11が本体10の外部へ引き出された状態とでは台座部11と共に移動するプラグ61の位置が変わることを考慮して、台座部11が本体10に収容された状態においてコード62の一部を撓ませていることにより、コード62が台座部11および台座部11以外の場所に固定されているとしても、台座部11の引き出しと共にプラグ61を本体10の内部から良好に引き出すことができる。
また、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100では、本体10の底面Sには開口60が形成されている。また、コード62は、開口60を通って、発電機200から供給される電力により動作する電気機器と接続される。
このような構成により、たとえば、電力の供給対象となる電気機器の付近に発電機収容筐体100が固定的に設置される場合には、本体10の底面Sの開口60から延びたコード62を地下の配管等を経由して当該電気機器に接続させておくことで、コード62全体を本体10の内部および配管等の内部に収容することができる。このため、コード62に対するいたずら等を一層防止することができる。
また、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100では、本体10と、本体10の内外にスライド移動可能であって、発電機200を載置可能な台座部11とを備える。また、台座部11は、台座部11が本体10の内部から外部へ所定の位置まで引き出された状態において、台座部11が本体10の内部への方向にスライド移動することを制限する係止部42を含む。
このような構成により、台座部11を本体10の内部から外部へ引き出した状態で、台座部11に載置された発電機200に給油をしたり、発電機200のエンジンを始動させるためのハンドルを操作したりする場合であっても、台座部11のスライド移動を制限した状態で作業を行うことができるため、作業性を向上させることができる。
また、台座部11のスライド移動を制限できることにより、台座部11をスライド移動させるための機構として、たとえば摩擦係数の小さい部材を用いて、円滑なスライド移動を可能とすることができる。
また、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100では、本体10は、台座部11の移動方向に延びたレール部40を含み、台座部11は、レール部40に誘導されて当該移動方向へスライド移動するスライド部41aを含む。また、スライド部41aの上面の高さは、レール部40の上面の高さよりも低い。また、係止部42はレール部40の延伸方向と交差する方向に回動可能である。また、台座部11が本体10の内部から外部へ引き出されるのに伴い、レール部40と重なっていたスライド部41aはレール部40から離れていき、係止部42はレール部40の上面に接触しながら本体10の内部から外部への方向に移動する。さらに、係止部42は、台座部11が所定の位置まで引き出されると、下方へ回動して、レール部40の上面に接触した状態からスライド部41aの上面に接触する状態となる。
このように、台座部11が所定の位置まで引き出されると、たとえば、係止部42が自重によって下方へ回動し、レール部40とスライド部41aとの段差部分に当接することにより、複雑な構成を用いず、かつ作業者による特別な操作を行うことなく、台座部11のスライド移動を制限することができる。
また、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100では、本体10は、台座部11が本体10に収容された状態において、係止部42の回動を制限する押さえ部51を含む。
このような構成により、たとえば発電機収容筐体100に振動が加わったり、発電機収容筐体100が持ち運びされたりする際に、係止部42ががたつくことを制限することができる。
また、本発明の実施の形態に係る発電機収容筐体100では、押さえ部51は、レール部40の上方に設けられる。また、係止部42は、水平方向に突出した突出部46を有し、台座部11が本体10に収容された状態において、突出部46がレール部40の上面と押さえ部51との間に挟まれる。
このように、台座部11が本体10に収容された状態において、水平方向に突出した突出部46が鉛直方向において挟持される構成により、複雑な構成を用いることなく、係止部42ががたつくことを効果的に制限することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
本体と、
前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、
前記台座部には、前記発電機が前記台座部に載置された状態において前記発電機の排気口に対向する位置に排気ダクトが設けられ、
前記本体は、前記発電機が載置された前記台座部を収容した状態において、電力の供給対象となる交通信号機の付近に固定的に設置され、
前記発電機は、非常時において、前記本体の内部から外部へ引き出された前記台座部に載置された状態で、作業者の操作によって始動することにより、前記交通信号機に電力を供給する、発電機収容筐体。
本体と、
前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、
前記台座部には、前記発電機が前記台座部に載置された状態において前記発電機の排気口に対向する位置に排気ダクトが設けられ、
前記本体は、前記発電機が載置された前記台座部を収容した状態において、電力の供給対象となる交通信号機の付近に固定的に設置され、
前記発電機は、非常時において、前記本体の内部から外部へ引き出された前記台座部に載置された状態で、作業者の操作によって始動することにより、前記交通信号機に電力を供給する、発電機収容筐体。
[付記2]
本体と、
前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部と、
前記発電機に接続可能なプラグが取り付けられたコードを前記台座部に固定する固定部とを備え、
前記固定部は、前記台座部が前記本体に収容された状態において前記コードの一部が撓むように前記コードを前記台座部に固定し、
前記本体は、前記発電機が載置された前記台座部を収容した状態において、電力の供給対象となる交通信号機の付近に固定的に設置され、
前記発電機は、非常時において、前記本体の内部から外部へ引き出された前記台座部に載置された状態で、作業者の操作によって始動することにより、前記交通信号機に電力を供給し、
前記コードは、電柱および地中に設けられた配管を経由して前記交通信号機に接続されている、発電機収容筐体。
本体と、
前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部と、
前記発電機に接続可能なプラグが取り付けられたコードを前記台座部に固定する固定部とを備え、
前記固定部は、前記台座部が前記本体に収容された状態において前記コードの一部が撓むように前記コードを前記台座部に固定し、
前記本体は、前記発電機が載置された前記台座部を収容した状態において、電力の供給対象となる交通信号機の付近に固定的に設置され、
前記発電機は、非常時において、前記本体の内部から外部へ引き出された前記台座部に載置された状態で、作業者の操作によって始動することにより、前記交通信号機に電力を供給し、
前記コードは、電柱および地中に設けられた配管を経由して前記交通信号機に接続されている、発電機収容筐体。
[付記3]
本体と、
前記本体の内外にスライド移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、
前記台座部は、前記台座部が前記本体の内部から外部へ所定の位置まで引き出された状態において、前記台座部が前記本体の内部への方向にスライド移動することを制限する係止部を含み、
前記本体は、前記発電機が載置された前記台座部を収容した状態において、電力の供給対象となる交通信号機の付近に固定的に設置され、
前記発電機は、非常時において、前記本体の内部から外部へ引き出された前記台座部に載置された状態で、作業者の操作によって始動することにより、前記交通信号機に電力を供給する、発電機収容筐体。
本体と、
前記本体の内外にスライド移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、
前記台座部は、前記台座部が前記本体の内部から外部へ所定の位置まで引き出された状態において、前記台座部が前記本体の内部への方向にスライド移動することを制限する係止部を含み、
前記本体は、前記発電機が載置された前記台座部を収容した状態において、電力の供給対象となる交通信号機の付近に固定的に設置され、
前記発電機は、非常時において、前記本体の内部から外部へ引き出された前記台座部に載置された状態で、作業者の操作によって始動することにより、前記交通信号機に電力を供給する、発電機収容筐体。
10 本体
11 台座部
12 正面扉
13 正面側開口
14 正面側カバー
15 排気口
16 背面側フィルタ
17 カバー
18 カバーガード
19 ホルダ
20 背面壁
21 側壁
22 排気ダクト
23,24 パッキン
31 脚部
32 排気口
33 プラグ接続口
40 レール部
41a,41b スライド部
42 係止部
43 支軸
44 開口
45 回動制御部
46 突出部
47 レバー部
51 押さえ部
52 押さえ支持部
60 開口
61 プラグ
62 コード
63,63a,63b,63c,63d 固定部
64,65 アースボルト
100 発電機収容筐体
200 発電機
11 台座部
12 正面扉
13 正面側開口
14 正面側カバー
15 排気口
16 背面側フィルタ
17 カバー
18 カバーガード
19 ホルダ
20 背面壁
21 側壁
22 排気ダクト
23,24 パッキン
31 脚部
32 排気口
33 プラグ接続口
40 レール部
41a,41b スライド部
42 係止部
43 支軸
44 開口
45 回動制御部
46 突出部
47 レバー部
51 押さえ部
52 押さえ支持部
60 開口
61 プラグ
62 コード
63,63a,63b,63c,63d 固定部
64,65 アースボルト
100 発電機収容筐体
200 発電機
Claims (9)
- 本体と、
前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、
前記台座部には、前記発電機が前記台座部に載置された状態において前記発電機の排気口に対向する位置に排気ダクトが設けられている、発電機収容筐体。 - 前記本体には、前記台座部が前記本体に収容された状態において前記排気ダクトに対向する位置に、前記排気ダクトの空間と前記本体の外部空間とを連通する排気口が形成されている、請求項1に記載の発電機収容筐体。
- 前記排気ダクトは、前記台座部の移動方向に延びた筒形状を有する、請求項1または請求項2に記載の発電機収容筐体。
- 本体と、
前記本体の内外に移動可能であって、発電機を載置可能な台座部と、
前記発電機に接続可能なプラグが取り付けられたコードを前記台座部に固定する固定部とを備え、
前記固定部は、前記台座部が前記本体に収容された状態において前記コードの一部が撓むように前記コードを前記台座部に固定する、発電機収容筐体。 - 前記本体の底面には開口が形成され、
前記コードは、前記開口を通って、前記発電機から供給される電力により動作する電気機器と接続される、請求項4に記載の発電機収容筐体。 - 本体と、
前記本体の内外にスライド移動可能であって、発電機を載置可能な台座部とを備え、
前記台座部は、前記台座部が前記本体の内部から外部へ所定の位置まで引き出された状態において、前記台座部が前記本体の内部への方向にスライド移動することを制限する係止部を含む、発電機収容筐体。 - 前記本体は、前記移動方向に延びたレール部を含み、
前記台座部は、前記レール部に誘導されて前記移動方向へスライド移動するスライド部を含み、
前記スライド部の上面の高さは、前記レール部の上面の高さよりも低く、
前記係止部は前記レール部の延伸方向と交差する方向に回動可能であり、
前記台座部が前記本体の内部から外部へ引き出されるのに伴い、前記レール部と重なっていた前記スライド部は前記レール部から離れていき、前記係止部は前記レール部の上面に接触しながら前記本体の内部から外部への方向に移動し、
前記係止部は、前記台座部が前記所定の位置まで引き出されると、下方へ回動して、前記レール部の上面に接触した状態から前記スライド部の上面に接触する状態となる、請求項6に記載の発電機収容筐体。 - 前記本体は、前記台座部が前記本体に収容された状態において、前記係止部の回動を制限する押さえ部を含む、請求項7に記載の発電機収容筐体。
- 前記押さえ部は、前記レール部の上方に設けられ、
前記係止部は、水平方向に突出した突出部を有し、
前記台座部が前記本体に収容された状態において、前記突出部が前記レール部の上面と前記押さえ部との間に挟まれる、請求項8に記載の発電機収容筐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014109688A JP2015224589A (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | 発電機収容筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014109688A JP2015224589A (ja) | 2014-05-28 | 2014-05-28 | 発電機収容筐体 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=54841550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2015224589A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020118152A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-08-06 | 栗原 進 | 小中型エンジン式ガス発電機用防音防水架台 |
CN112576368A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-30 | 上海广为焊接设备有限公司 | 一种组合式发电多功能机 |
-
2014
- 2014-05-28 JP JP2014109688A patent/JP2015224589A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
JP2020118152A (ja) * | 2019-01-18 | 2020-08-06 | 栗原 進 | 小中型エンジン式ガス発電機用防音防水架台 |
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