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JP2015207091A - ファイル受信装置、ファイル受信方法、及びファイル受信プログラム - Google Patents

ファイル受信装置、ファイル受信方法、及びファイル受信プログラム Download PDF

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JP2015207091A JP2014086327A JP2014086327A JP2015207091A JP 2015207091 A JP2015207091 A JP 2015207091A JP 2014086327 A JP2014086327 A JP 2014086327A JP 2014086327 A JP2014086327 A JP 2014086327A JP 2015207091 A JP2015207091 A JP 2015207091A
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Abstract

【課題】メモリの空き容量不足を解消し、処理性能を向上すること。【解決手段】本発明に係るファイル受信装置7は、ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶する。ファイル受信装置7は、ファイルの再構築に利用される揮発性メモリ71と、再構築したファイルが格納される不揮発性記憶装置72と、ファイルのサイズが閾値未満である場合は、ファイルを揮発性メモリ71で再構築して不揮発性記憶装置72に格納し、ファイルのサイズが閾値以上である場合は、ファイルを揮発性メモリ71に代えて不揮発性記憶装置72で再構築して不揮発性記憶装置72に格納するファイル生成部73を備える。【選択図】図12

Description

本発明は、ファイル受信装置、ファイル受信方法、及びファイル受信プログラムに関し、特に、ファイルを構成する複数のデータを受信し、受信した複数のファイルデータからファイルを再構築して記憶する技術に関する。
Java(登録商標)言語のようなガベージコレクション機能(不使用メモリの再構成機能)を有するプログラミング言語によって作成されたプログラムを実行するサーバは、処理の実行に必要なメモリの空き容量が不足した場合、ガベージコレクションによって、使用中のメモリ領域を解放して空き容量を確保する。一方で、このようなサーバには、携帯端末に不具合が発生した際に携帯端末で生成されるログファイルを収集するものが存在する。このサーバは、携帯端末からファイルがアップロードされてきた場合、ファイルのアップロード中は、順次受信するファイルのデータに基づいて元のファイルを構築するための領域をメモリ上に確保する。そのため、例えば画像ファイルを含むログファイルのように大容量ファイルがアップロードされてきた場合、他の処理に必要なメモリの空き容量が不足してしまい、ガベージコレクションが頻繁に発動して、処理性能が劣化してしまうという問題がある。
ここで、携帯端末で生成されてサーバによって回収されるログファイルは、(1)携帯端末で発生した不具合の内容に応じて容量が変化する、(2)不具合解析のために使用する全データを含める必要があり、画像データ等のようにアップロード可能なデータ量を予め制限しておくことはできないデータが含まれる、という固有の特徴がある。また、携帯端末が使用する通信方式は、(3)携帯端末がログファイルをアップロードする場所、周辺の障害物の有無、天候等によって変化することがあるため、予めファイルをアップロードする際の通信方式を確実に特定することはできない、という特徴がある。
特許文献1には、ガベージコレクションの発動回数を抑制するために、過去のガベージコレクションの回数とガベージコレクションの実行後のメモリ使用量を記録し、その記録に基づいて、予め必要なメモリ量を確保する技術が開示されている。特許文献2には、ガベージコレクションの発動回数を抑制するために、アプリケーションの最適化前コードを解析し、圧縮された画像データを読み込む命令文が存在する場合に、画像データの展開用の領域をヒープ領域に確保する命令とその画像データの使用終了時に確保した領域を解放する命令とを挿入して最適化を行う技術が開示されている。特許文献3には、ガベージコレクションが動作してもアクセス速度が低下しないようにするために、所定の期間アクセスされないオブジェクトを物理メモリから、ハードディスク等に確保した仮想メモリ領域に移動し、さらに所定の期間が経過したときに仮想メモリ領域をアクセス不可領域としてガベージコレクションがアクセスしないようにする技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1乃至3に開示の技術は、いずれも、ファイルをアップロードする際におけるガベージコレクションの発動回数を抑制するための技術を開示したものではない。
また、特許文献4には、コンテンツサーバから送信されてきたコンテンツデータのサイズが第2所定値を超えるか否かを判定し、第2所定値を超える場合には空き領域が存在するのであれば恒久的格納領域に格納し、第2所定値を超えない場合には一時的格納領域に格納する携帯電話装置が開示されている。しかしながら、この携帯電話装置では、恒久的格納領域と一時的格納領域とを有している記憶部はメモリによって構成されている。よって、この携帯電話装置でも、コンテンツデータを受信する際に常にメモリが使用されてしまうため、他の処理に必要なメモリの空き容量が不足してしまうという問題がある。
特許第3795669号明細書 特開2002−169695号公報 特開2010−15223号公報 国際公開第2006/137147号
上述したように、ファイルを受信する場合には、順次受信するファイルのデータに基づいてファイルを再構築するための領域をメモリ上に確保することにより、処理に必要なメモリの空き容量が不足し、処理性能が劣化してしまうという問題がある。
本発明の目的は、上述したような課題を解決するために、メモリの空き容量不足を解消し、処理性能を向上することができるファイル受信装置、ファイル受信方法、及びファイル受信プログラムを提供することである。
本発明の第1の態様に係るファイル受信装置は、ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するファイル受信装置であって、前記ファイルの再構築に利用される揮発性メモリと、前記再構築したファイルが格納される不揮発性記憶装置と、前記ファイルのサイズが閾値未満である場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリで再構築して前記不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルのサイズが前記閾値以上である場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納するファイル生成部とを備えたものである。
本発明の第2の態様に係るファイル受信装置は、ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するファイル受信装置であって、前記ファイルの再構築に利用される揮発性メモリと、前記再構築したファイルが格納される不揮発性記憶装置と、前記ファイルデータが第1の通信方式により送信される場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリで再構築して前記不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルデータが前記第1の通信方式よりも低速な第2の通信方式により送信される場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納するファイル生成部と、を備えたものである。
本発明の第3の態様に係るファイル受信方法は、ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するファイル受信方法であって、前記ファイルのサイズが閾値以上であるか否かを判定するステップと、前記ファイルのサイズが閾値未満であると判定した場合は、前記ファイルを揮発性メモリで再構築して不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルのサイズが前記閾値以上であると判定した場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納するステップと、を備えたものである。
本発明の第4の態様に係るファイル受信方法は、ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するファイル受信方法であって、前記ファイルデータが第1の通信方式で送信されるか、前記第1の通信方式よりも低速な第2の通信方式で送信されるかを判定するステップと、前記ファイルデータが前記第1の通信方式により送信されると判定した場合は、前記ファイルを揮発性メモリで再構築して不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルデータが前記第2の通信方式により送信されると判定した場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納するステップと、を備えたものである。
本発明の第5の態様に係るファイル受信プログラムは、ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するためのファイル受信プログラムであって、前記ファイルのサイズが閾値以上であるか否かを判定する処理と、前記ファイルのサイズが閾値未満であると判定した場合は、前記ファイルを揮発性メモリで再構築して不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルのサイズが前記閾値以上であると判定した場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納する処理と、をコンピュータに実行させるものである。
本発明の第6の態様に係るファイル受信プログラムは、ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するためのファイル受信プログラムであって、前記ファイルデータが第1の通信方式で送信されるか、前記第1の通信方式よりも低速な第2の通信方式で送信されるかを判定する処理と、前記ファイルデータが前記第1の通信方式により送信されると判定した場合は、前記ファイルを揮発性メモリで再構築して不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルデータが前記第2の通信方式により送信されると判定した場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納する処理と、をコンピュータに実行させるものである。
上述した本発明の各態様によれば、メモリの空き容量不足を解消し、処理性能を向上することができるファイル受信装置、ファイル受信方法、及びファイル受信プログラムを提供することができる。
発明の実施の形態1に係るファイル送受信システムの構成図である。 実施の形態1に係るサーバのハードウェア構成図である。 実施の形態1に係るサーバの機能ブロック図である。 実施の形態1に係るサーバの処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るファイル化の流れを示す模式図である。 実施の形態2に係るサーバの機能ブロック図である。 実施の形態2に係るサーバの処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るサーバの機能ブロック図である。 実施の形態3に係るサーバの処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るファイル化の流れを示す模式図である。 実施の形態3に係るファイル化の流れを示す模式図である。 一態様に係るファイル受信装置の構成図である。
<発明の実施の形態1>
以下に図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明する。以下の実施形態に示す具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、それに限定されるものではない。また、以下の記載及び図面では、説明の明確化のため、当業者にとって自明な事項等については、適宜、省略及び簡略化がなされている。
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態1に係るファイル送受信システム1の構成について説明する。図1に示すように、ファイル送受信システム1は、携帯端末2と、サーバ3とを有する。なお、図1では、携帯端末3を1つだけ有する例について図示しているが、当然に、ファイル送受信システム1は複数の携帯端末3を有するようにしてもよい。
携帯端末2は、サーバ3との間でデータを送受信可能である。携帯端末2は、サーバ3へのデータの送信として、サーバ3にファイルをアップロードすることができる。携帯端末2は、例えば、携帯端末2内における異常(不具合、及び故障等)を検出した場合に、その異常に関するログを携帯端末2内において採取し、採取したログを示すデータとしてログファイルを生成する。このログファイルは、採取したログの内容に応じたサイズとなる。携帯端末2は、生成したログファイルをサーバ3に送信する。
携帯端末2は、例えばフィーチャーフォン及びスマートフォン等の携帯電話に限られず、タブレット端末及びノートパソコン等の携帯型の情報処理装置であってもよい。また、本実施の形態1では、サーバ3にファイルを送信する通信装置が携帯端末である場合について説明するが、通信モジュールが搭載された車、自動販売機、及びセンサ等であってもよい。
ここで、携帯端末2は、ファイルをアップロードする場所、周辺の障害物の有無、及び天候等によって、サーバ3にファイルをアップロードする際における通信方式を変更する。例えば、携帯端末2は、Wi−Fi通信によりインターネット網92にアクセス不可能な場所に位置する場合、移動体通信によりサーバ3にファイルをアップロードする。より具体的には、この場合、携帯端末2は、ファイルを移動体通信により基地局8に送信する。基地局8は、携帯端末2から受信したファイルを移動体通信網91及びインターネット網92を介してサーバ3に送信する。なお、移動体通信網91とインターネット網92とがゲートウェイを介して接続されていることは自明であるため詳細な説明は省略する。
また、Wi−Fiアクセスポイント9を介してWi−Fi通信によりインターネットにアクセス可能な場所に位置する場合、Wi−Fi通信によりログファイルをサーバ3にアップロードする。より具体的には、携帯端末2は、Wi−Fi通信によりWi−Fiアクセスポイント9に送信する。Wi−Fiアクセスポイント9は、携帯端末2から受信したログファイルを、インターネット網92を介してサーバ3に送信する。
以下、「低速な通信方式」とは、例えば移動体通信(例えば3G/3.5G/3.9G)を指し、「高速な通信方式」とは、例えばWi−Fi通信を指す。
サーバ3は、携帯端末2から送信されたファイルを受信し、サーバ3内に記憶する。ここで、携帯端末2は、ファイルをサーバ3に送信する場合、パケットに収まるサイズの複数のデータにファイルを分割し、分割した複数のデータをそれぞれ含めた複数のパケットを順次送信する。よって、サーバ3は、携帯端末2からファイルを構成する複数のデータのそれぞれが含まれる複数のパケットを順次受信することになる。以下、このファイルを構成するデータを「ファイルデータ」と呼び、ファイルデータが含まれるパケットを「データパケット」と呼ぶ。サーバ3は、順次受信する複数のファイルデータからファイルを再構築し、サーバ3内に記憶する。
続いて、図2を参照して、本発明の実施の形態1に係るサーバ3のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、サーバ3は、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、ハードディスク13と、ネットワークアダプタ14とを有する。
CPU11は、サーバ3を統括的に制御する。CPU11は、サーバ3としての処理のコードを含むプログラムを実行することで、サーバ3としての機能を実現する。このプログラムは、例えば、ハードディスク13に予め格納されている。CPU11は、このプログラムをハードディスク13からメモリ12にロードして実行する。
このプログラムは、Java言語のようにガベージコレクション機能を有るプログラミング言語によって作成されたプログラムを含む。よって、CPU11は、プログラムに従って処理を実行する際に、その処理の実行に必要な空き容量がメモリ12において不足している場合には、ガベージコレクションの処理を実行し、メモリ12において使用中の領域を任意に選択して解放し、その処理の実行に必要な空き容量をメモリ12において確保する。
メモリ12は、CPU11の処理の実行に必要なデータ(上述のプログラムを含む)が格納される揮発性記憶装置である。メモリ12は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリである。メモリ12は、上述したようにガベージコレクションの実行対象となる記憶装置である。
ハードディスク13は、CPU11の処理の実行に必要なデータ(上述のプログラムを含む)が格納される不揮発性記憶装置である。ハードディスク13は、携帯端末2から受信したファイルが最終的に格納される。ここで、本実施の形態1では、ファイルが最終的に格納される不揮発性記憶装置がハードディスク13である場合について説明するが、ハードディスク及びFlash SSD(Flash Solid State Drive)等の不揮発性記憶装置のうち、任意のものを採用するようにしてよい。ハードディスク13は、ガベージコレクションの実行対象外となる記憶装置である。
ネットワークアダプタ14は、サーバ3をネットワークに接続する装置である。ネットワークアダプタ14は、携帯端末2からインターネット網92を介して送信されたデータを受信する。また、ネットワークアダプタ14は、データをインターネット網92を介して携帯端末2に送信する。
続いて、図3を参照して、本発明の実施の形態1に係るサーバ3の機能について説明する。図3に示すように、サーバ3は、データ受信部21と、ファイルサイズ確認部22と、一時ファイル管理部23と、ファイル生成部24と、ファイル格納部25と、データ送信部26とを有する。
CPU11が上述のプログラムを実行することによって、データ受信部21と、ファイルサイズ確認部22と、一時ファイル管理部23と、ファイル生成部24と、ファイル格納部25と、データ送信部26として機能する。また、ネットワークアダプタ14は、データ受信部21及びデータ送信部26の一部として機能する。
データ受信部21は、携帯端末2から送信される、ファイルを構成する複数のファイルデータと、そのファイルのファイルサイズを示すサイズデータとを受信する。サイズデータは、ファイルデータが送信される前に送信される。例えば、携帯端末2は、データパケットを送信する前に、サイズデータを含めたヘッダパケットをサーバ3に送信する。これにより、データ受信部21は、携帯端末2からファイルを受信する際には、最初に、サイズデータ(ヘッダパケット)を受信し、以降、複数のファイルデータ(データパケット)を受信することになる。
ファイルサイズ確認部22は、データ受信部21が受信したサイズデータが示すファイルサイズが、所定の閾値以上であるかを確認する。この閾値は、予め任意の値を定めるようにしてよい。
一時ファイル管理部23は、ファイルサイズ確認部22によってファイルサイズが閾値以上であると判定された場合に、ハードディスク13上にファイルデータを一時的に格納する領域を確保する。
ファイル生成部24は、ファイルサイズ確認部22によってファイルサイズが閾値未満であると判定された場合に、メモリ12上にファイルデータを一時的に格納する領域を確保する。このファイルデータを一時的に記憶する領域は、ファイルの再構築に利用される領域となる。ファイル生成部24は、携帯端末2から受信したファイルデータを、メモリ12上にファイル生成部24が確保した領域、または、ハードディスク13上に一時ファイル管理部23が確保した領域でファイル化する。
ファイル格納部25は、ファイル生成部24が作成したファイルをハードディスク13に格納する。
データ送信部26は、携帯端末2から受信したファイルデータをファイル化した結果を示す結果データを携帯端末2に送信する。より具体的には、データ送信部26は、結果データを含めたパケットを携帯端末2に送信する。
以上に説明した構成により、本実施の形態1では、例えば、アップロードされるファイルが過不足無くサーバ3側で受信できたことを確認するためにファイルのアップロード前にサーバ3とクライアント(携帯端末2)との間で送受信される変数「ファイルサイズ」を使用して、ある特定の閾値以上のサイズとなるファイルをメモリ12上ではなく、意図的にハードディスク13上に一時格納してファイル化を実施するようにしている。これによれば、大容量のファイルを受信する場合に、メモリ12の消費量の増加を回避し、ガベージコレクションの発動回数を抑制することができる。
続いて、図4を参照して、本発明の実施の形態1に係るサーバ3のファイル受信処理について説明する。
まず、データ受信部21は、携帯端末2から送信されたサイズデータを受信し、受信したサイズデータが示すファイルサイズをファイルサイズ確認部22に通知する(S1)。
次に、ファイルサイズ確認部22は、データ受信部21から通知されたファイルサイズが所定の閾値以上か否かを判定する(S2)。ファイルサイズ確認部22は、ファイルサイズが閾値以上であると判定した場合は(S3:Yes)、そのファイルサイズを一時ファイル管理部23に通知する。一時ファイル管理部23は、ファイルサイズ確認部22からファイルサイズの通知に応じて、そのファイルサイズの領域をハードディスク13上に確保する(S4)。一方、ファイルサイズ確認部22は、ファイルサイズが閾値未満であると判定した場合は(S3:No)、そのファイルサイズをファイル生成部24に通知する。ファイル生成部24は、ファイルサイズ確認部22からファイルサイズの通知に応じて、そのファイルサイズの領域をメモリ12上に確保する(S5)。
次に、ファイル生成部24は、一時ファイル管理部23がハードディスク13上に確保した領域、または、ファイル生成部24がメモリ12上に確保した領域に、ファイルデータを格納してファイル化する(S6)。より具体的には、データ受信部21は、順次、携帯端末2から送信されるファイルデータを受信し、ファイル生成部24に出力する。ファイル生成部24は、データ受信部21から順次出力されるファイルデータを結合していき、ファイルを再構築する。
次に、ファイル格納部25は、ファイル生成部24によるファイルの生成後に、生成したファイルをハードディスク13に格納する(S7)。ファイル格納部25は、メモリ12上でファイルを生成した場合には、メモリ12上に生成したファイルを、ハードディスク13の恒久的にデータを格納する領域にコピーする。一方、ファイル格納部25は、ハードディスク13上でファイルを生成した場合には、ハードディスク13上に生成したファイルを、一時的に確保した領域から、恒久的にデータを格納する領域にコピーする。
次に、ファイル化のために確保した領域を解放する(S8)。メモリ12上に領域を確保している場合は、ファイル生成部24が、メモリ12上に確保した領域を解放する。ハードディスク13上に領域を確保している場合は、一時ファイル管理部23が、ハードディスク13上に確保した領域を解放する。なお、メモリ12上に領域を確保している場合は、ファイル格納部25は、ファイルを恒久的にデータを格納する領域にコピーした後に、ファイルの格納完了をファイル生成部24に通知すればよい。そして、ファイル生成部24は、ファイル格納部25からのファイルの格納完了の通知に応じて、メモリ12上に確保した領域を解放すればよい。また、ハードディスク13上に領域を確保している場合は、ファイル格納部25は、ファイルを恒久的にデータを格納する領域にコピーした後に、ファイルの格納完了を一時ファイル管理部23に通知すればよい。そして、一時ファイル管理部23は、ファイル格納部25からのファイルの格納完了の通知に応じて、ハードディスク13上に確保した領域を解放すればよい。
最後に、データ送信部26は、ファイル化の結果を示す結果データを携帯端末2に送信する(S9)。
続いて、図5を参照して、メモリ12上に確保した領域を利用してファイル化を実施する場合と、ハードディスク13上に確保した領域を利用してファイル化を実施する場合との違いについて説明する。
メモリ12上に確保した領域を利用してファイル化を実施する場合には、サーバ3は、順次、受信する複数のファイルデータをメモリ12上の領域で結合する。ファイルデータの結合中は、メモリ12上にファイルデータを結合するための領域が確保され続ける。そして、サーバ3は、全てのファイルデータの受信が終わり、全てのファイルデータを結合してファイルを生成した場合に、そのファイルをハードディスク13に格納する。
一方、ハードディスク13上に確保した領域を利用してファイル化を実施する場合には、サーバ3は、順次、受信する複数のファイルデータをハードディスク13上の領域で結合する。よって、メモリ12には、データ受信部21によって受信され、ファイル生成部24によってハードディスク13上で結合されるまでのファイルデータのみが一時的に格納だけの領域が確保されることになる。よって、ハードディスク13上の領域でファイル化を実施する場合には、メモリ12の消費量を低減することができる。
以上に説明したように、本実施の形態1に係るサーバ3は、ファイルを構成するファイルデータと共に送信されるサイズデータを参照して携帯端末2から送信されてくるファイルのファイル容量を把握し、大容量となる場合はファイルの作成をメモリ12上ではなく、ハードディスク13上で実施するようにしている。これによれば、大容量のファイルのアップロード時にメモリ12が使用されないため、メモリ12の空き容量の枯渇を防止することができ、ガベージコレクションの発動を抑制して、処理性能を向上することができるという効果を奏する。
また、ファイル容量を確認し、確認したファイル容量に応じてメモリ12に代えてハードディスク13でファイル化を実施しているため、ログファイルのようにファイルの容量が不定である場合、及び、ファイルの容量を制限することができない場合であっても、メモリ12の空き容量不足を回避でき、ガベージコレクション機能の発動回数を抑制して、処理性能を向上することができるという効果を奏する。すなわち、本実施の形態1によれば、(1)携帯端末で発生した不具合内容に応じて容量が変化する、(2)アップロード可能なデータ量を予め制限しておくことはできない、という固有の特徴を有するログファイルに対して好適なファイルの受信を実現することができる。
<発明の実施の形態2>
続いて、本発明の実施の形態2について説明する。なお、本実施の形態2に係るファイル送受信システム1の構成については、実施の形態1に係るサーバ3に代えて本実施の形態2に係るサーバ4を有すること以外は、図1を参照して説明した実施の形態1に係るファイル送受信システム1と同様であるため、その説明を省略する。また、本実施の形態2に係るサーバ4のハードウェア構成についても、図2を参照して説明した実施の形態1に係るサーバ3のハードウェア構成と同様であるため、その説明を省略する。
続いて、図6を参照して、本発明の実施の形態2に係るサーバ4の機能について説明する。図6に示すように、サーバ4は、データ受信部31と、通信方式確認部32と、一時ファイル管理部33と、ファイル生成部34と、ファイル格納部35と、データ送信部36とを有する。
CPU11が上述のプログラムを実行することによって、データ受信部31と、通信方式確認部32と、一時ファイル管理部33と、ファイル生成部34と、ファイル格納部35と、データ送信部36として機能する。また、ネットワークアダプタ14は、データ受信部31及びデータ送信部36の一部として機能する。
データ受信部31は、実施の形態1に係るデータ受信部21と同様に、携帯端末2から送信されるサイズデータと、複数のファイルデータとを受信する。ここで、本実施の形態2に係るデータ受信部31は、低速な通信方式用のポート番号と、高速な通信方式用のポート番号のいずれかでサイズデータ及びファイルデータを受信する。すなわち、本実施の形態2では、携帯端末2は、低速な通信方式でサーバ3にデータを送信する場合と、高速な通信方式でサーバ3にデータを送信する場合とで異なるポート番号を使用する。よって、サーバ4は、いずれのポート番号でデータを受信したかによって携帯端末2がデータの送信に利用している通信方式が、低速な通信方式か高速な通信方式かを認識することができる。
通信方式確認部32は、データ受信部31がデータを受信したポート番号に基づいて、携帯端末2がデータの送信に使用している通信方式が、低速な通信方式用か高速な通信方式用かを判定する。
一時ファイル管理部33は、通信方式確認部32によって通信方式が低速な通信方式であると判定された場合に、ハードディスク13上にファイルデータを一時的に格納する領域を確保する。
ファイル生成部34は、通信方式確認部32によって通信方式が高速な通信方式であると判定された場合に、メモリ12上にファイルデータを一時的に格納する領域を確保する。このファイルデータを一時的に記憶する領域は、ファイルの再構築に利用される領域となる。ファイル生成部34は、実施の形態1に係るファイル生成部24と同様に、携帯端末2から受信したファイルデータを、メモリ12上にファイル生成部24が確保した領域、または、ハードディスク13上に一時ファイル管理部23が確保した領域でファイル化する。
ファイル格納部35とデータ送信部36は、実施の形態1に係るファイル格納部25とデータ送信部26と同様であるため、その説明を省略する。
以上に説明した構成により、本実施の形態2では、携帯端末2が使用している通信方式を確認し、低速な通信方式を用いてファイルをアップロードしている場合は、ファイルをメモリ12上ではなく、意図的にハードディスク13上に一時格納してファイル化を実施するようにしている。すなわち、全てのファイルデータを受信してファイル化が完了するまでに比較的時間がかかってしまう場合には、メモリ12上ではなく、ハードディスク13上でファイル化を実施するようにしている。これによれば、ファイル化によるメモリ12の領域の長時間の占有を抑制し、ガベージコレクションの発動回数を抑制することができる。一方、高速な通信方式を用いてファイルをアップロードしている場合は、メモリ12上でファイル化を実施する。これによれば、メモリ12の領域の短時間の占有のみを許可し、メモリ12よりもアクセスが低速となるハードディスク13を多用することによるファイル化の遅延を抑制することができる。
続いて、図7を参照して、本発明の実施の形態2に係るサーバ4のファイル受信処理について説明する。
まず、データ受信部31は、携帯端末2から送信されてくるサイズデータを受信し、受信したサイズデータが示すファイルサイズを通信方式確認部32に通知する(S11)。また、データ受信部31は、携帯端末2が使用したポート番号として、サイズデータを受信したポート番号を通信方式確認部32に通知する。
次に、通信方式確認部32は、データ受信部31から通知されたポート番号が、低速な通信方式用のポート番号か高速な通信方式用のポート番号かを判定する(S12)。通信方式確認部32は、ポート番号が低速な通信方式用のポート番号であると判定した場合は(S13:低速)、データ受信部31から通知されたファイルサイズを、一時ファイル管理部に通知する。一時ファイル管理部33は、通信方式確認部32からファイルサイズの通知に応じて、そのファイルサイズの領域をハードディスク13上に確保する(S14)。一方、通信方式確認部32は、ポート番号が高速な通信方式用のポート番号であると判定した場合は(S13:高速)、そのファイルサイズをファイル生成部34に通知する。ファイル生成部34は、通信方式確認部32からファイルサイズの通知に応じて、そのファイルサイズの領域をメモリ12上に確保する(S15)。
以降、ステップS16〜S19については、実施の形態1に係るステップS6〜S9と同様であるため、その説明を省略する。
以上に説明したように、本実施の形態2に係るサーバ4は、ファイルを構成するファイルデータとサイズデータが送信されるポート番号を参照して携帯端末2からのデータの送信に利用される通信方式を把握し、低速な通信方式でデータが送信される場合はファイルの作成をメモリ12上ではなく、ハードディスク13上で実施するようにしている。これによれば、低速な通信方式により送信されるファイルの再構築のためにメモリ12の領域が長時間占有されることがなくなるため、メモリ12の空き容量の枯渇を防止することができ、ガベージコレクションの発動を抑制して、処理性能を向上することができるという効果を奏する。すなわち、本実施の形態2によれば、(3)携帯端末がログファイルをアップロードする場所、周辺の障害物の有無、天候等によって変化することがある、という特徴を有する携帯端末に対して好適なファイルの受信を実現することができる。
なお、本実施の形態では、「低速な通信方式」が、移動体通信であり、「高速な通信方式」が、Wi−Fi通信である例について例示したが、これに限られない。例えば、携帯端末2が、「低速な通信方式」として低速な移動体通信を使用し、「高速な通信方式」として高速な移動体通信を使用する場合にも適用することが可能である。
また、本実施の形態2では、サイズデータ(ヘッダパケット)を受信したポートのポート番号によって通信方式を判定するようにしているが、これに限られない。例えば、その他にファイルデータと共に送信されるデータ(ファイルに関するデータ)があれば、そのデータを受信したポートのポート番号によって通信方式を判定するようにしてもよい。
<発明の実施の形態3>
続いて、本発明の実施の形態3について説明する。なお、本実施の形態3に係るファイル送受信システム1の構成については、実施の形態1に係るサーバ3に代えて本実施の形態2に係るサーバ5を有すること以外は、図1を参照して説明した実施の形態1に係るファイル送受信システム1と同様であるため、その説明を省略する。また、本実施の形態3に係るサーバ5のハードウェア構成についても、図2を参照して説明した実施の形態1に係るサーバ3のハードウェア構成と同様であるため、その説明を省略する。
実施の形態1に係るサーバ3では、ファイルサイズに対する閾値が予め固定的に定められている例について説明したが、本実施の形態3に係るサーバ5では、ファイルサイズに対する閾値が動的に変更されるようにしている。本実施の形態3に係るサーバ5のデータ受信時の処理については、図3を参照して説明した実施の形態1に係るサーバ3のデータ受信時の処理と同様であるため、その説明を省略する。
続いて、図8を参照して、本発明の実施の形態3に係るサーバ5の機能について説明する。図8に示すように、サーバ5は、実施の形態1に係るサーバ3と比較して、さらに、GC結果取得部41と、閾値更新部42とを有する。すなわち、CPU11が上述のプログラムを実行することによって、さらに、GC結果取得部41と、閾値更新部42として機能する。
GC結果取得部41は、1時間あたりのガベージコレクション(GC)実行回数を取得する。例えば、CPU11がガベージコレクションを実施する毎に、メモリ12にGC実行回数を記録(カウントアップ)するようにし、GC結果取得部41がそれを参照することでGC実行回数を取得可能とすればよい。この場合、GC結果取得部41は、1時間ごとのGC実行回数の取得時に、メモリ12に記録されたGC実行回数を初期化(0クリア)すればよい。
閾値更新部42は、GC結果取得部41によって取得された1時間あたりのGC実行回数に基づいて、ファイルサイズ確認部21で使用する閾値を変更する。
続いて、図9を参照して、本発明の実施の形態3に係るサーバ5のファイル受信処理について説明する。
GC結果取得部41は、1時間あたりのGC実行回数を取得する(S21)。閾値更新部42は、GC結果取得部41が取得した、1時間あたりのGC実行回数に応じて、以下の処理を行う(S22)。
閾値更新部42は、GC結果取得部41が取得した1時間あたりのGC実行回数がN回以上である場合(S23:N回以上)、ファイルサイズ確認部21が使用する閾値を所定値だけ小さくし、ファイル化がメモリ12上で行われにくくする(S24)。閾値更新部42は、GC結果取得部41が取得した1時間あたりのGC実行回数がM回以下である場合(S23:M回以下)、ファイルサイズ確認部21が使用する閾値を所定値だけ大きくし、ファイル化がメモリ12上で行われやすくする(S25)。いずれの条件にも当てはまらない場合(S23:その他)、閾値更新部42は、ファイルサイズ確認部21が使用する閾値の更新を行わない。なお、M及びNは、所定の正整数であり、N>Mである。
続いて、図10、11を参照して、本発明の実施の形態3に係るサーバ5のファイル受信処理による効果について説明する。
図10に示すように、閾値が大きい場合には、ファイルサイズが大きいファイルのみがハードディスク13上でファイル化されるため、ガベージコレクションの発生頻度は増加する。
図11に示すように、閾値が小さい場合には、ファイルサイズが小さいファイルもハードディスク13上でファイル化されるため、メモリ12の使用量が抑えられ、ガベージコレクションの発生頻度も低減することができる。
これに対して、本実施の形態3によれば、閾値が適切な値よりも大きく、ガベージコレクションの発生頻度が高い場合には、閾値を小さくするように調整し、図11に示す状態に近付けることができる。これによれば、ガベージコレクションの発生頻度を低減することができる。また、本実施の形態3によれば、閾値が適切な値よりも小さく、ガベージコレクションの発生頻度が低いが、ファイルサイズが非常に小さいファイルでもハードディスク13でファイル化されている場合には、閾値を大きくするように調整し、図12に示す状態に近付けることができる。これによれば、ガベージコレクションの発生頻度に悪影響を与えることなく、メモリ12を使用した高速なファイル化が促進される。
なお、本実施の形態3では、1時間あたりのGC実行回数を取得する例について説明したが、GC実行回数を取得する単位時間は、これに限られない。例えば、GC実行回数を取得する単位時間は、1分毎、30分毎、又は3時間毎等としてもよい。
ここで、上述の各実施の形態から抽出される一実施の形態について、図12を参照して説明する。図12は、上述の各実施の形態から抽出される一実施の形態に係るファイル受信装置7を示す図である。
ファイル受信装置7は、ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータからファイルを再構築して、その内部に記憶する。ファイル受信装置7は、揮発性メモリ71と、不揮発性記憶装置72と、ファイル生成部73とを有する。
揮発性メモリ71は、ファイルの再構築に利用される。揮発性メモリ71は、メモリ12に対応する。不揮発性記憶装置72は、再構築したファイルが格納される。不揮発性記憶装置72は、ハードディスク13に対応する。
ファイル生成部73は、第1の態様として、ファイルのサイズが閾値未満である場合は、ファイルを揮発性メモリ71で再構築して不揮発性記憶装置72に格納し、ファイルのサイズが閾値以上である場合は、ファイルを揮発性メモリ71に代えて不揮発性記憶装置72で再構築して不揮発性記憶装置72に格納する。ファイル生成部73は、ファイル生成部24、34に対応する。
ファイル生成部73は、第2の態様として、ファイルデータが第1の通信方式により送信される場合は、ファイルを揮発性メモリ71で再構築して不揮発性記憶装置72に格納し、ファイルデータが第1の通信方式よりも低速な第2の通信方式により送信される場合は、ファイルを揮発性メモリ71に代えて不揮発性記憶装置72で再構築して不揮発性記憶装置72に格納する。
上述の第1の態様によれば、サイズの大きいファイルは、揮発性メモリ71ではなく、不揮発性記憶装置72で再構築するようにしているため、ファイルの再構築によるメモリの使用容量を低減することができる。よって、メモリの空き容量不足を解消し、処理性能を向上することができる。
また、上述の第2の態様によれば、低速な通信方式で時間をかけて送信されるくるファイルは、揮発性メモリ71ではなく、不揮発性記憶装置72で再構築するようにしているため、ファイルの再構築によるメモリの領域が占有される時間を低減することができる。よって、メモリの空き容量不足を解消し、処理性能を向上することができる。
なお、上述のコンピュータ(サーバ3、4、5)が実行するプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 ファイル送受信システム
2 携帯端末
3、4、5 サーバ
7 ファイル受信装置
11 CPU
12 メモリ
13 ハードディスク
14 ネットワークアダプタ
21、31 データ送受信部
22 ファイルサイズ確認部
23、33 一時ファイル管理部
24、34、73 ファイル生成部
25、35 ファイル格納部
26、36 データ送信部
32 通信方式確認部
41 GC結果取得部
42 閾値更新部
71 揮発性メモリ
72 不揮発性記憶装置

Claims (10)

  1. ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するファイル受信装置であって、
    前記ファイルの再構築に利用される揮発性メモリと、
    前記再構築したファイルが格納される不揮発性記憶装置と、
    前記ファイルのサイズが閾値未満である場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリで再構築して前記不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルのサイズが前記閾値以上である場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納するファイル生成部と、
    を備えたファイル受信装置。
  2. ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するファイル受信装置であって、
    前記ファイルの再構築に利用される揮発性メモリと、
    前記再構築したファイルが格納される不揮発性記憶装置と、
    前記ファイルデータが第1の通信方式により送信される場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリで再構築して前記不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルデータが前記第1の通信方式よりも低速な第2の通信方式により送信される場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納するファイル生成部と、
    を備えたファイル受信装置。
  3. 前記ファイル受信装置は、さらに、
    所定の単位時間あたりにおける前記揮発性メモリに対するガベージコレクションの実行回数を取得するGC結果取得部と、
    前記GC結果取得部によって取得された前記単位時間あたりのガベージコレクションの回数が所定の第1回数以上である場合は、前記閾値を減少させ、前記GC結果取得部によって取得された前記単位時間あたりのガベージコレクションの回数が所定の第2回数以下である場合は、前記閾値を増加させる閾値更新部と、を備えた、
    請求項1に記載のファイル受信装置。
  4. 前記ファイル受信装置は、前記複数のファイルデータとともに前記ファイルのサイズを示すサイズデータを受信し、
    前記ファイル受信装置は、さらに、前記受信したサイズデータにより、前記ファイルのサイズが前記閾値以上か否かを判定するファイルサイズ確認部を備え、
    前記ファイル生成部は、前記ファイルのサイズが前記閾値以上であるか否かを、前記ファイルサイズ確認部の判定結果により認識する、
    請求項1又は3に記載のファイル受信装置。
  5. 前記ファイル受信装置は、さらに、前記複数のファイルデータを受信する際に、前記第1の通信方式で利用されるポート番号によって前記ファイルに関するデータを受信した場合は、前記ファイルデータが前記第1の通信方式により送信されると判定し、前記第2の通信方式で利用されるポート番号によって前記ファイルに関するデータを受信した場合は、前記ファイルデータが前記第2の通信方式により送信されると判定する通信方式確認部を備え、
    前記ファイル生成部は、前記ファイルデータが前記第1の通信方式で送信されるか前記第2の通信方式で送信されるかを、前記通信方式確認部の判定結果により認識する、
    請求項2に記載のファイル受信装置。
  6. 前記ファイルは、通信装置から送信される前記通信装置が採取したログを示すログファイルであり、前記ログの内容に応じてサイズが決まる、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のファイル受信装置。
  7. ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するファイル受信方法であって、
    前記ファイルのサイズが閾値以上であるか否かを判定するステップと、
    前記ファイルのサイズが閾値未満であると判定した場合は、前記ファイルを揮発性メモリで再構築して不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルのサイズが前記閾値以上であると判定した場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納するステップと、
    を備えたファイル受信方法。
  8. ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するファイル受信方法であって、
    前記ファイルデータが第1の通信方式で送信されるか、前記第1の通信方式よりも低速な第2の通信方式で送信されるかを判定するステップと、
    前記ファイルデータが前記第1の通信方式により送信されると判定した場合は、前記ファイルを揮発性メモリで再構築して不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルデータが前記第2の通信方式により送信されると判定した場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納するステップと、
    を備えたファイル受信方法。
  9. ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するためのファイル受信プログラムであって、
    前記ファイルのサイズが閾値以上であるか否かを判定する処理と、
    前記ファイルのサイズが閾値未満であると判定した場合は、前記ファイルを揮発性メモリで再構築して不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルのサイズが前記閾値以上であると判定した場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納する処理と、
    をコンピュータに実行させるファイル受信プログラム。
  10. ファイルを構成する複数のファイルデータを受信し、受信した複数のファイルデータから前記ファイルを再構築して記憶するためのファイル受信プログラムであって、
    前記ファイルデータが第1の通信方式で送信されるか、前記第1の通信方式よりも低速な第2の通信方式で送信されるかを判定する処理と、
    前記ファイルデータが前記第1の通信方式により送信されると判定した場合は、前記ファイルを揮発性メモリで再構築して不揮発性記憶装置に格納し、前記ファイルデータが前記第2の通信方式により送信されると判定した場合は、前記ファイルを前記揮発性メモリに代えて前記不揮発性記憶装置で再構築して前記不揮発性記憶装置に格納する処理と、
    をコンピュータに実行させるファイル受信プログラム。
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