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JP2015139485A - 薬剤注入装置 - Google Patents

薬剤注入装置 Download PDF

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JP2015139485A
JP2015139485A JP2014012576A JP2014012576A JP2015139485A JP 2015139485 A JP2015139485 A JP 2015139485A JP 2014012576 A JP2014012576 A JP 2014012576A JP 2014012576 A JP2014012576 A JP 2014012576A JP 2015139485 A JP2015139485 A JP 2015139485A
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JP
Japan
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drug
drug administration
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administration date
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JP2014012576A
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English (en)
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義博 片岡
Yoshihiro Kataoka
義博 片岡
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PHC Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Healthcare Holdings Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】本発明は、薬剤注入装置に関するもので、治療効果を高めることを目的とするものである。
【解決手段】そして、この目的を達成するために、薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、このカートリッジホルダ7に装着される薬剤シリンジ8に対して可動自在に設けたピストン9と、このピストン9を駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部14と、この制御部14に接続された表示部および記憶部15と、を備え、前記制御部14は、前記駆動機構によって薬剤シリンジ8内の薬剤を注射針から押し出し動作させた後に、前記表示部6に次回の薬剤投与日を表示させ、この次回の薬剤投与日に対する確認入力を受け付けると、前記表示部6に、前記次回の薬剤投与日に対応する時事情報を前記記憶部15から読み出して表示させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば、インスリンや成長ホルモンなどの薬剤を投与する薬剤注入装置に関するものである。
従来のこの種の薬剤注入装置の構成は、以下のようになっていた。
即ち、薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、この薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジに対して可動自在に設けたピストンと、このピストンを駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部と、この制御部に接続された表示部および記憶部と、を備えた構成となっていた(例えば、下記特許文献1)。
特開2012−50847号公報
上記従来例においては、本体ケース内に設けた薬剤シリンジ装着部に薬剤シリンジを装着した後、患者自身が薬剤注入ボタンを押すことにより、駆動機構によってピストンが駆動されて、薬剤シリンジ内の薬剤が所定量だけ患者に対して注入されるようになっていた。
すなわち、この種の薬剤注入装置は、患者自身が、自らの操作によって薬剤を自身の体内に注入するものであって、例えば、インスリンを1週間に1回投与する時に活用されている。
しかしながら、今回薬剤を投与すると次回の薬剤投与は1週間後になるので、時として次回の薬剤の投与日を忘れてしまい、適切な薬剤投与がなされないことがある。その結果として、治療効果が低くなってしまう惧れがあった。
そこで本発明は、治療効果を高めることを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、この薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジに対して可動自在に設けたピストンと、このピストンを駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部と、この制御部に接続された表示部および記憶部と、を備え、前記制御部は、前記駆動機構によって薬剤シリンジ内の薬剤を注射針から押し出し動作させた後に、前記表示部に次回の薬剤投与日を表示させ、この次回の薬剤投与日に対する確認入力を受け付けると、前記表示部に、前記次回の薬剤投与日に対応する時事情報を前記記憶部から読み出して表示させる構成とし、これにより所期の目的を達成することができる。
以上のように、本発明は、薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、この薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジに対して可動自在に設けたピストンと、このピストンを駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部と、この制御部に接続された表示部および記憶部と、を備え、前記制御部は、前記駆動機構によって薬剤シリンジ内の薬剤を注射針から押し出し動作させた後に、前記表示部に次回の薬剤投与日を表示させ、この次回の薬剤投与日に対する確認入力を受け付けると、前記表示部に、前記次回の薬剤投与日に対応する時事情報を前記記憶部から読み出して表示させる構成としたので、治療効果を高めることができる。
すなわち、本発明においては、薬剤の投与後に次回の薬剤投与日を表示させ、この次回の薬剤投与日に対する確認入力を受け付けると、次回の薬剤投与日に対応する時事情報を記憶部から読み出して表示させる。
このため、薬剤の投与後に患者が次回の薬剤投与日を確認すると、この投与日確認を行ったサービスとして、薬剤投与日に関する時事情報が、次回の薬剤投与時に表示されることとなる。
したがって、患者は「次の薬剤投与日の時事情報は何だろう?」と楽しみにしながら、薬剤投与日を確認する事ができ、この確認により適切な薬剤投与が行われることとなる。
その結果として、治療効果を高める事ができるものとなる。
また、たとえ次回の薬剤投与日を忘れていたとしても、例えばテレビニュースにより「本日は○○記念日です」と聞けば、薬剤投与日であることを思い出し、このような状況からも薬剤投与が適切に行われ、その結果として、治療効果を高める事ができるのである。
本発明の一実施形態にかかる薬剤注入装置を示す斜視図 同、斜視図 同、断面図 同、制御ブロック図 同、表示部の表示例を示す図 同、表示部に表示される時事情報のテーブルを示す図 同、動作フローチャート 同、薬剤注入情報テーブルを示す図 同、表示部の表示例を示す図 同、表示部の表示例を示す図 同、表示部に表示される時事情報のテーブルを示す図 同、表示部の表示例を示す図
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3に示すごとく、本実施形態の薬剤注入装置1は、筒状の本体ケース2を備えている。そして、その一端側(下端側)には、図3の注射針3が装着されるようになっており、他端側(上端側)には、電源ボタン4と、薬剤注入ボタン5と、表示部6が設けられている。そして、電源ボタン4が操作されると薬剤注入装置1の電源がオン、オフされるようになっている。
本体ケース2の一端側(下端側)には、カートリッジホルダ7が、図1、図2に示すごとく、開閉自在に設けられており、このカートリッジホルダ7内に、薬剤シリンジ8が装着されるようになっている。すなわち、カートリッジホルダ7は、薬剤シリンジ装着部となっている。
薬剤を投与する時には、図1のように、薬剤シリンジ8をカートリッジホルダ7内に収納させ、図2のように、カートリッジホルダ7を閉めた状態とする。
このように、カートリッジホルダ7内に薬剤シリンジ8が装着された状態で、図3に示すごとく、本体ケース2の内部では、薬剤シリンジ8の後方に、ピストン9が薬剤シリンジ8に対して可動自在に設けられている。このピストン9は、ピストン送りねじ10、歯車11、モータ12によって構成された駆動機構によって、駆動される構成となっている。
そして、薬剤シリンジ8の前方に注射針3を装着し、この注射針3を皮膚に刺針した状態で、駆動機構によりピストン9を前方に移動させれば、薬剤シリンジ8内の薬剤が、人体に注入される構成となっている。
なお、図3において、13は、各部に電源を供給するための電池である。
図4は、各部の電気的な接続状態を示している。
駆動機構を構成するモータ12は制御部14に接続され、この制御部14が、モータ12を駆動する構成となっている。
制御部14には、上述した電源ボタン4、薬剤注入ボタン5、表示部6、電池13、記憶部15、時計16も接続されている。なお、この図4では、電池13は制御部14にだけ接続された状態としているが、この図4に示す各部に電源を供給する構成となっている。
以上の構成において、本実施形態における特徴点は、薬剤の投与後に患者が次回の薬剤投与日を確認すると、この確認を行ったサービスとして、薬剤投与日に関する時事情報を、次回の薬剤投与時に表示することである。
具体的には、図5に示すように、次回の薬剤投与日情報(図5のE1)とともに、この薬剤投与日に対応する時事情報(図5のE2)をサービス情報として表示部6に表示させる。
この時事情報は、過去の薬剤投与日に発生した時事であり、例えば、図6の時事情報テーブルJ1に示すように、「5月10日の(1)国鉄の初乗り運賃30円。グリーン車登場(1969)」である。
また、この時事情報は、この薬剤投与日の記念日情報であり、例えば、時事情報テーブルJ1に示すように、「5月10日の(2)愛鳥週間(5月16日まで)」である。
なお、時事情報は、1年365日の各日毎に5個(複数個)の時事情報を対応させ、この複数個の時事情報を記憶部15に記憶している。
図7は、本実施形態における薬剤投与動作をさせるためのフローチャートであり、そのプログラムは図4の記憶部15に記憶されている。このプログラムは、制御部14により実行される。
また、図8は、この動作を行うために必要な薬剤情報テーブルT1を示している。この薬剤投与情報T1には、薬剤投与情報として、以下の4つの情報が記録されている。
(1)薬剤の種類:薬剤シリンジ8内の薬剤の種類を示す。
(2)投与間隔:薬剤の投与間隔を示す。
(3)薬剤投与日:薬剤を投与した日を示す。
(4)投与日確認:薬剤の投与後に患者が次回の薬剤投与日を確認したか否か(薬剤投与日に対する確認入力を受け付けたか否か)を示す。
(1)薬剤の種類と(2)投与間隔は薬剤毎に決められるもので、薬剤投与動作を行う前に薬剤投与情報T1に設定し、記憶部15に記憶させておく。今回は、薬剤シリンジ8内の薬剤はAAで、その投与間隔は7日となっている。
(3)薬剤投与日、(4)投与日確認は、前回の薬剤投与状況が記録されるもので、前回の薬剤投与日は「2013年5月3日」で、この前回の薬剤投与後には患者が次回の薬剤投与日を確認したことを「有り」で示している。
以下に、図7のフローチャートを用いて薬剤投与動作を説明する。
今回は、図8の薬剤投与情報T1が記憶部15に記憶されている状態を例にとって説明する。具体的には、2013年5月3日に薬剤の投与を行い、次回の薬剤投与日を5月10日と確認した後で薬剤注入装置1の電源をオフにし、薬剤投与日の2日前の5月8日に再び薬剤注入装置1の電源をオンした場合から説明する。
患者が電源ボタン4を操作すると薬剤注入装置1の電源がオンになり、制御部14が起動して起動画面を表示する(図7のS1)。
その後、システムの起動処理が行われ、薬剤注入装置1を構成する各部が初期化される(図7のS2)。
次に、次回投与日を表示部6に表示させる(図7のS3)。
具体的には、記憶部15の薬剤投与情報T1を読み出し、(3)薬剤投与日の「2013年5月3日」に、(2)投与間隔の「7日」を加えて、次回薬剤投与日を2013年5月10日と算出する。また、図4の時計16から今日の日付(例えば2013年5月8日)を取得し、次回薬剤投与日と比較して、次回薬剤投与日を2日後と算出する。そして、図5に示すように、表示部6に、次回の薬剤投与日情報(図5のE1)を「次の注射は 2013/5/10 (2日後の金曜日)」と表示する。
次に、前回の薬剤投与後に、患者が次回の薬剤注入日に対する確認入力を行ったか否かの確認が行われる(図7のS4)。
具体的には、薬剤投与情報T1の(4)投与日確認により、前回の薬剤投与後に患者が次回の薬剤投与日を確認したか否かが確認される。
なお、この(4)投与日確認の設定については後で説明する。
今回は、(4)投与日確認が「有り」となっているので、前回の薬剤投与後に、患者は次回の薬剤注入日に対する確認入力を行っている。
すると、制御部14は、図6の時事情報テーブルJ1から、次回の薬剤投与日(2013年5月10日)に対応する5個の時事情報を読み出す。
そして、この5個の時事情報の中から、ランダムに1個の時事情報を抽出し、投与日確認を行ったサービスとして、この時事情報を表示部6に表示する。例えば、今回は、5月10日の5個の時事情報の中から、(4)番目の時事情報「日本気象協会創立(1950年)気象情報の伝達・配布、気象調査、気象知識の普及等を行っています。」を抽出し、この時事情報(図5のE2)を表示部6に表示する(図7のS5)。
すなわち、まだ薬剤投与日ではない時も、前回の薬剤の投与後に患者が次回の薬剤投与日を確認すると、この投与日確認を行ったサービスとして、薬剤投与日に対応する時事情報(図5のE2)を、再び薬剤注入装置1の電源がオンされた時(電源ボタンが操作された)時に表示するのである。
このため、投与日確認を行っている患者は、時事情報を楽しみながら次回の薬剤投与日を再確認してもらう事ができる。
なお、上述のように、制御部14は、次回の投与日に対応する5個の時事情報の中から、ランダムに1個の時事情報を抽出し、表示部6に表示させる。このため、同じ時事情報が続けて表示される事は少なくなり、毎回異なる時事情報を楽しみながら、次回の薬剤投与日を確認してもらう事が期待できる。
なお、図7のS4で、(4)投与日確認が「無し」となっている時は、時事情報は表示せず、図7のS6に制御が移る。
図7のS6では、患者による指示を待つ。今回は、まだ薬剤投与日まで2日あるので薬剤投与は行わず、患者は電源ボタン4を操作して電源をオフにする(図7のS7)。
さてその後、2日が経過し、薬剤投与日(つまり2013年5月10日)になると、患者は薬剤投与を行うために電源ボタン4をオンにする。すると、図7のS1〜S6の処理が繰り返される。この時も、薬剤投与情報T1の(4)投与日確認が「有り」なので、サービスとして時事情報(図5のE2)が表示される。
今回は薬剤投与日なので、患者は表示部6のOKボタンを押して薬剤投与処理へと進む(図7のS8)。
この薬剤投与処理は従来の処理と同じであるので詳細な説明は省略するが、注射針3を人体に刺針し、次に、薬剤注入ボタン5を押せば、モータ12が駆動され、その結果、歯車11を介して、ピストン9が前方に押し出され、これにより、薬剤シリンジ8内の薬剤が注射針3を介して人体に注入される。その後、図9に示すように、薬剤投与の終了が、表示部6に「注射完了」と表示される。
図9に示す表示部6のOKボタンが押されると、時計16から今日の日付(2013年5月10日)が読み取られ、記憶部15の薬剤投与情報T1の(3)薬剤投与日が今日の日付に更新される(図7のS9)。
その後、今日の日付に薬剤投与情報T1の(2)投与間隔を加えたものが次回の薬剤投与日として算出され、図10に示すように、次回の薬剤投与日を「次の注射は 2013/5/17 7日後の金曜日です」と表示部6に表示する。また、表示部6の下部に、次回の薬剤注入日に対する確認入力を行うOKボタン(確認ボタンの一例)17が表示される(図7のS10)。
そして、所定時間(例えば5分)、患者からの入力を待つ(図7のS11〜S13を繰り返す)。
ここで、所定時間内にOKボタン17が操作されると(図7のS11)、この操作が薬剤投与日に対する確認入力として受け付けられ、制御部14により薬剤投与情報T1の(4)投与日確認が「有り」と設定される(図7のS14)。
確認入力が受け付けられたので、次回、薬剤注入装置1の電源がオンにされると、上述のように、次回の薬剤投与日(図5のE1)とともに、時事情報(図5のE2)がサービスとして表示部6に表示されることとなる。
その後、所定の電源オフ処理動作が行われ、薬剤注入装置1の電源がオフにされる(図7のS7)。
なお、図7のS11〜S13で所定時間が経過した時(図7のS12)、もしくは、電源ボタン4が押された時には(図7のS13)、薬剤投与情報T1の(4)次回投与日確認は「無し」と設定される(図7のS15)。
そして、所定の電源オフ処理動作を行った後、薬剤注入装置1の電源をオフにして一連の動作を終了する(図7のS7)。
以上説明したごとく、本実施形態においては、薬剤の投与後に次回の薬剤投与日を表示させ、この次回の薬剤投与日に対する確認入力を受け付けると、次回の薬剤投与日に対応する時事情報を記憶部15から読み出して表示させるものである。
このため、薬剤の投与後に患者が次回の薬剤投与日を確認すると、この投与日確認を行ったサービスとして、薬剤投与日に関する時事情報が、次回の薬剤投与時に表示されることとなる。
したがって、患者は「次の薬剤投与日の時事情報は何だろう?」と楽しみにしながら、薬剤投与日を確認する事ができ、この確認により定期的な薬剤投与が行われることとなる。
その結果として、治療効果を高める事ができるものとなる。
また、たとえ次回の薬剤投与日を忘れていたとしても、例えばテレビニュースにより「本日は○○記念日です」と聞けば、薬剤投与日であることを思い出し、このような状況からも薬剤投与が適切に行われ、その結果として、治療効果を高める事ができるのである。
さらに、このような時事情報を、治療をがんばっている患者に対して一つの楽しみとして提供することができるので、患者にわくわく感を持って治療を続けてもらう事ができる。
さらにまた、本実施形態においては、時事情報テーブルを各国毎に用意し、各国に対応した時事情報を提供できるものとしている。
具体的には、図6の時事情報テーブルJ1は日本語で記述された日本向けであるが、図11に示す時事情報テーブルJ2は英語で記述されたアメリカ向けとなっている。
そして、図7のS3、図7のS10において、図11の時事情報テーブルJ2から時事情報が選択されると、例えば、図12に示すように英語で時事情報が表示される。なお、この時事情報テーブルJ2は記憶部15に記憶させておく。
また、この各国語の選択は、予め記憶部15に各国語選択として設定される。そして時事情報を表示する時には、この各国語選択を参照して、この各国語選択に対応する時事情報テーブルJ1、J2から適切な時事情報を選択し、表示部6に表示する。
以上のように、本発明は、薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、この薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジに対して可動自在に設けたピストンと、このピストンを駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部と、この制御部に接続された表示部および記憶部と、を備え、前記制御部は、前記駆動機構によって薬剤シリンジ内の薬剤を注射針から押し出し動作させた後に、前記表示部に次回の薬剤投与日を表示させ、この次回の薬剤投与日に対する確認入力を受け付けると、前記表示部に、前記次回の薬剤投与日に対応する時事情報を前記記憶部から読み出して表示させる構成としたので、治療効果を高めることができる。
すなわち、本発明においては、薬剤の投与後に次回の薬剤投与日を表示させ、この次回の薬剤投与日に対する確認入力を受け付けると、次回の薬剤投与日に対応する時事情報を記憶部から読み出して表示させる。
このため、薬剤の投与後に患者が次回の薬剤投与日を確認すると、この投与日確認を行ったサービスとして、薬剤投与日に関する時事情報が、次回の薬剤投与時に表示されることとなる。
したがって、患者は「次の薬剤投与日の時事情報は何だろう?」と楽しみにしながら、薬剤投与日を確認する事ができ、この確認により定期的な薬剤投与が行われることとなる。
その結果として、治療効果を高める事ができるものとなる。
したがって、例えば、インスリンや成長ホルモンなどの薬剤を投与する薬剤注入装としての活用が期待されるものである。
1 薬剤注入装置
2 本体ケース
3 注射針
4 電源ボタン
5 薬剤注入ボタン
6 表示部
7 カートリッジホルダ
8 薬剤シリンジ
9 ピストン
10 ピストン送りねじ
11 歯車
12 モータ
13 電池
14 制御部
15 記憶部
16 時計
17 OKボタン

Claims (6)

  1. 薬剤シリンジ装着部を有する本体ケースと、この薬剤シリンジ装着部に装着される薬剤シリンジに対して可動自在に設けたピストンと、このピストンを駆動する駆動機構と、この駆動機構に電気的に接続した制御部と、この制御部に接続された表示部および記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記駆動機構によって薬剤シリンジ内の薬剤を注射針から押し出し動作させた後に、前記表示部に次回の薬剤投与日を表示させ、この次回の薬剤投与日に対する確認入力を受け付けると、前記表示部に、前記次回の薬剤投与日に対応する時事情報を前記記憶部から読み出して表示させる構成とした薬剤注入装置。
  2. 前記制御部は、薬剤投与日に対応する時事情報として、過去の薬剤投与日に発生した時事を表示させる構成とした請求項1に記載の薬剤注入装置。
  3. 前記制御部は、薬剤投与日に対応する時事情報として、この薬剤投与日の記念日情報を表示させる構成とした請求項1に記載の薬剤注入装置。
  4. 前記制御部は、薬剤投与日に対応する時事情報として、選択した国における記念日情報を表示させる構成とした請求項3に記載の薬剤注入装置。
  5. 薬剤投与日毎に複数の時事情報を対応させ、この複数の時事情報を前記記憶部に記憶させる構成とした請求項2から4のいずれか一つに記載の薬剤注入装置。
  6. 前記制御部は、薬剤投与日に対応する複数の時事情報から一つの時事情報を選択して表示させる構成とした請求項5に記載の薬剤注入装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2650937C1 (ru) * 2018-01-09 2018-04-18 Юлия Алексеевна Щепочкина Сталь для изготовления ювелирных изделий

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