JP2015139373A - 生体分子分析デバイス、及び生体分子分析装置 - Google Patents
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Abstract
Description
単分子方式では、テンプレートとなるDNA試料断片が1分子だけ、所定の位置に、あるいは、ランダムに平滑基板上に固定され、基板上に核酸合成酵素と蛍光色素付きヌクレオチドが供給されると基板上で伸長反応が起き、取り込まれたヌクレオチドの蛍光色素の発光を一分子レベルで検出することにより、ヌクレオチドの識別を行う。単分子方式の場合には、「Science 2008, Vol. 320, pp. 106-109.(非特許文献2)」にあるような逐次反応方式に加えて、「Science 2009, Vol. 323, pp. 133-138.(非特許文献3)」にあるようなリアルタイム計測方式も提案されている。クラスタ方式の利点は、分析対象のDNAがPCRで増幅された数千から数万分子であることから蛍光検出が容易であることである。一方、弱点は、数千から数万分子の伸長反応を平均値として評価するため、数千から数万分子の伸長反応の速度が不揃いで、伸長反応の進み具合にばらつきが生じると、一度に複数の蛍光色素の発光が検出されてしまい、取り込まれた塩基の同定ができなくなってしまう点にある。この現象は「dephasing」と呼ばれ、伸長する塩基鎖が長くなった時ほど起こりやすくなるため、クラスタ方式の読み取り塩基長が比較的短いことの原因の一つとなっている。
102 パッド
103 核酸からなる高次構造体
104 試料DNAあるいはプローブ分子
301 支持基体
302 レジスト
303 パッド
304 ブロッキング膜
305 試料DNAあるいはプローブ分子
306 核酸からなる高次構造体
401 カバープレート
402 検出窓
403 注入口
404 排出口
405 デバイス
406 流路
407 YAGレーザ光源
408 λ/4板
409 レンズ
410 プリズム
411 対物レンズ
412 光学フィルタ
413 結像レンズ
414 2次元CCDカメラ
420 流路
421 生体分子分析デバイス
422 金属構造体
423 レーザー光源
424 レンズ
425 ダイクロイックミラー
426 対物レンズ
427 光学フィルタ
428 レンズ
429 分光器
430 光検出器
501 支持基体
502 レジスト
503 パッド
504 高分子膜
505 試料DNAあるいはプローブ分子
506 核酸からなる高次構造体
601 生体分子分析デバイス
602 送液ユニット
603 流路
604 バルブ
605 温調プレート
606 保温用カバー
607 温調コントローラ
608 温度センサー
609 XYステージ
610 光源
611 結像レンズ
612 ダイクロイックミラー
613 対物レンズ
614 光学フィルタ
615 結像レンズ
616 2次元CCDカメラ
901 生体分子分析デバイス
902 流路形成部材
903 温調プレート
904 流路
905 送液ユニット
906 対物レンズ
907 光源
908 レンズ
909 ダイクロイックミラー
910 光学フィルタ
911 結像レンズ
912 2次元CCDカメラ
913 XYステージ
914 ダイクロイックミラー
Claims (15)
- 支持基体を備えた生体分子分析デバイスであって、
前記支持基体にパッドが複数形成されており、
前記パッド上に核酸分子からなる高次構造体が形成されていることを特徴とする、生体分子分析デバイス。 - 請求項1記載の生体分子分析デバイスにおいて、
前記パッドは、行列状に配置されていることを特徴とする、生体分子分析デバイス。 - 請求項1記載の生体分子分析デバイスにおいて、
前記支持基体のパッドが設けられている箇所以外の箇所には非特異吸着防止膜が設けられていることを特徴とする、生体分子分析デバイス。 - 請求項1記載の生体分子分析デバイスにおいて、
前記パッドは、前記支持基体上に突起状に設けられていることを特徴とする、生体分子分析デバイス。 - 請求項1記載の生体分子分析デバイスにおいて、
前記支持基体上には、高分子膜で囲われたウエルが設けられており、それぞれのウエルには前記パッドが配置されていることを特徴とする、生体分子分析デバイス。 - 請求項1に記載の生体分子分析デバイスにおいて、
分析対象の生体分子が、前記高次構造体を介して、前記パッドに固定されている生体分子分析デバイス。 - 請求項6記載の生体分子分析デバイスにおいて、
前記分析対象の生体分子が、パッドに一分子ずつ、固定されていることを特徴とする生体分子分析デバイス。 - 請求項1に記載の生体分子分析デバイスにおいて、
分析対象の生体分子を捕捉するプローブ分子が前記高次構造体を介して、前記パッドに固定されている生体分子分析デバイス。 - 請求項8記載の生体分子分析デバイスにおいて、
前記プローブ分子が、パッドに一分子ずつ、固定されていることを特徴とする生体分子分析デバイス。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の生体分子分析デバイスにおいて、
前記高次構造体の直径が前記パッドの直径の半分以上の大きさを有することを特徴とする生体分子分析デバイス。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載の生体分子分析デバイスにおいて、
前記高次構造体が、コンカテマーを有することを特徴とする生体分子分析デバイス。 - 請求項8または9に記載の生体分子分析デバイスにおいて、
前記プローブ分子が、核酸、又は核酸合成酵素であることを特徴とする生体分子分析デバイス。 - 請求項8または9のいずれか1項に記載の生体分子分析デバイスにおいて、前記プローブ分子が、抗体であることを特徴とする生体分子分析デバイス。
- 支持基体を備え、前記支持基体にパッドが複数形成されており、前記パッド上に核酸分子からなる高次構造体が形成されている、生体分子分析デバイスと、
分析対象の核酸分子に対して、塩基の伸長反応あるいは切断反応を行う酵素を供給する手段と、反応を分析するための光を照射する手段と、発光検出手段、を備え、前記核酸試料の塩基配列情報を取得することを特徴とする生体分子分析装置。 - 支持基体を備え、前記支持基体にパッドが複数形成されており、前記パッド上に核酸分子からなる高次構造体が形成されている、生体分子分析デバイスと、分析対象の核酸分子に対して、核酸増幅反応を行う手段と、核酸増幅反応時に発光するプローブ核酸分子を供給する手段と、発光検出手段、を備え、前記核酸試料中に特定の塩基配列を有するか否かの情報を取得することを特徴とする生体分子分析装置。
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JP2014012075A JP2015139373A (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | 生体分子分析デバイス、及び生体分子分析装置 |
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JP2023513559A (ja) * | 2020-09-04 | 2023-03-31 | 深▲セン▼華大智造科技股▲ふん▼有限公司 | フローセル、フローセル液体出入装置及びサンプル分析システム |
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