JP2015137484A - 機能性の日射遮蔽両面織地を有するカーテン地 - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽光に対する高い熱反射効率を有する反射幕を形成したり、室内の闇を造成する暗幕を形成することができ、装飾美感も選択的に有することができるスクリーンロール型カーテン地を提供する【解決手段】日射遮蔽部を、綾織や繻子織組織を用いた製織によって、互いに異なる機能の2層からなる両面織地とし、一方の織地面によりカーテンの日射遮蔽機能を担当し、他方の織地面により太陽光などに対して光と熱の高い反射率を有して室内温度の低下が可能な熱反射鏡面を形成するか、又は濃い暗闇を作り出すことがが可能な暗幕を形成する。日射遮蔽と投光の調節のみならず、70%以上の熱反射効率を有する反射幕の太陽光反射鏡としての役割を果たすので、別途の冷房器がなくても室内温度を2〜6℃も下げることができる。また、暗幕の流入光遮断により、別途の暗幕がなしにも室内を非常に暗い環境に演出できる。【選択図】図2
Description
本発明は、窓の遮蔽装置に関する。特には、太陽光に対する高い光反射及び熱反射効率を有する反射幕や暗幕を形成することができ、装飾美感も有するカーテン地の原反に関する。
通常、窓の遮蔽装置は、私生活の保護や光量の遮断及び調節と共に、室内インテリアのために使用される。その種類は、カーテン、バーチカルブラインド、ブラインド(横型ブラインド)、ローマンシェード、ウィンドーティンティング(自動車の窓ガラスなどの色づけ)、ロールスクリーンなどと多様である。消費者は、使用用途と窓の構造及び各自の趣向を考慮した上で、自身が望む各製品を購入して設置・使用する。
これらのうち、ロールスクリーンは、カーテンの役割をするスクリーン生地をロール状に巻き上げたり下げたりすることによって、そのスクリーン生地の高低を調節する、窓の日差し遮断(日射遮蔽)装置である。このようなロールスクリーンは、スクリーン生地を垂直方向に調節しながら日射遮蔽の程度を調節するので、完全な日射遮蔽のためには、スクリーン生地を窓の下端部まで下げなければならなく、スクリーン生地による日射遮蔽を完全に解除するためには、スクリーン生地を窓の上端部まで巻き上げなければならない。そして、部分的な日射遮蔽を望む場合は、スクリーン生地を所望の任意の位置まで巻き上げるとよい。
前記の一例のようなロールスクリーンのカーテン地は、価格が低廉であり、用途に合わせて広く使用されている。このことに加えて、多様な形態や美感を有することができ、また、新しい機能が付加された改善されたカーテン地形態が開発されるならば、多くの消費者から呼応を得られるだろう。
したがって、本発明の目的は、太陽光に対する高い熱反射効率を有する反射幕を形成したり、室内の闇を造成する暗幕を形成することができ、装飾美感も選択的に有することができるカーテン地を提供することにある。
前記の目的にのっとった本発明のカーテン地は、全体が日射遮蔽部12からなるスクリーンロールシート2、及び、日射遮蔽部12とメッシュ部10とが交互に配列されるスクリーンロールシート4のうちのいずれかで構成し、前記日射遮蔽部12は、綾織や繻子織の組織によって両面織地12a、12bを形成し、日射遮蔽両面織地12a、12bの一側面は、緯糸に投入された日射遮蔽用不透明糸20が露出して一層を形成し、日射遮蔽両面織地12a、12bの裏面は、緯糸に投入されたメタリック糸22が露出して他の一層を形成することによって、熱反射鏡面を提供するように構成することを特徴とする機能性日射の遮蔽両面織地を有するカーテン地の原反である。
ここで、前記の日射遮蔽部12の経糸30、及び、日射遮蔽部12の緯糸であるメタリック糸22及び不透明糸20の相互の太さの関係は、「経糸30<メタリック糸22<不透明糸20」となることを特徴とする。
本発明の他の見地によるカーテン地の原反においては、全体が日射遮蔽部12となったスクリーンロールシート2、及び、日射遮蔽部12とメッシュ部10とが交互に配列されるスクリーンロールシート4のいずれかで構成し、前記日射遮蔽部12は、綾織や繻子織組織によって両面織地12a、12bを形成し、日射遮蔽両面織地12a、12bの一方の面は、緯糸に投入された日射遮蔽用不透明糸20が露出して一層を形成し、日射遮蔽両面織地12a、12bの裏面は、緯糸に投入された黒色糸23が露出して他の一層を形成することによって、暗幕を提供するように構成することを特徴とする日射遮蔽両面織地を有するカーテン地の原反である。
ここで、前記日射遮蔽部12の経糸30、日射遮蔽部12の緯糸である黒色糸23及び不透明糸22の太さ関係は、「経糸30<黒色糸23≦不透明糸20」となることを特徴とする。
本発明の一実施例によると、熱反射鏡面を有する両面織地12a、12bからなる日射遮蔽部12である場合、日射遮蔽部12は、一層で形成された一般の日射遮蔽部の厚さの1.2倍〜1.5倍の厚さで形成されることを特徴とする。
本発明の他の実施例によると、暗幕を有する両面織地12a、12bからなる日射遮蔽部12である場合、日射遮蔽部12は、一層で形成された一般の日射遮蔽部の厚さの1.4倍〜2倍の厚さで形成されることを特徴とする。
本発明は、一体製織型のカーテン地を構成するにあたり、日射遮蔽部を互いに異なる機能を有する両面織地で形成し、一方の織地面を通じてカーテンの日射遮蔽機能を担当し、他方の織地面を通じて太陽光などに対して高い反射率を有する反射幕又は暗幕を形成する。その結果、カーテン地は、日射遮蔽と投光の調節はもちろんのこと、反射幕の太陽光反射鏡としての役割により、夏季に別途の冷房器がなくても室内温度を2℃〜6℃も下げることができる。また、暗幕の流入光遮断役割により、別途の暗幕が設置されなくても室内を非常に暗い環境に演出することができる。
以下では、本発明の望ましい各実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施例に係るカーテン地は、スクリーンロールシート2、4であって、レピア織機で製織可能である。
図1の(a)に示した本発明のスクリーンロールシート2は、全体が日射遮蔽部12で構成されたロールシートの形態であって、図1の(b)に示した本発明のスクリーンロールシート4は、日射遮蔽部12とメッシュ部10とが交互に配列されるロールシートの形態である。
日射遮蔽部12とメッシュ部10とが交互に配列されるスクリーンロールシート4は、日射遮蔽部12を構成するにあたり、その前面部には、立体装飾美感を形成するためにポケット形態のひだ折り部16を一体製織によって形成することもできる。
本発明の要旨をなす構成は、スクリーンロールシート2、4の日射遮蔽部12を形成するにあたり、日射遮蔽部12の一側面に太陽光などに対する高い反射率(光及び/又は熱)を有する反射幕を形成するか、又は暗闇を作り出す暗幕を形成するということである。
すなわち、スクリーンロールシート2、4の日射遮蔽部12を製織するにあたり、綾織や繻子織の組織によって、図2の(a)及び(b)に示すように、日射遮蔽部12に両面織地12a、12bを形成し、そのうち一方の織地は、高い反射効率で光及び熱を反射する熱反射鏡面を提供したり、又は暗闇を作り出す暗幕面を提供する。図2の一例では、背面である他側面12bが反射鏡面や暗幕面になる。
本発明において、綾織や繻子織組織によって日射遮蔽部12が両面織地12a、12bで形成されるということは、メッシュ部10が平織組織によって形成される組織と、区別される。
日射遮蔽部12内にポケット形態のひだ折り部16が一体製織によって形成される場合、ひだ折り部16の領域は、図3の(b)に示すように、他側面のシート12bの製織のない一層製織によって形成される。また、ひだ折り部16の領域は、綾織や繻子織の組織によって形成せず、平織の一層の組織によって形成するように構成することで、ひだ折り部を容易に形成できるようにする。
本発明で使用するカーテン地の経糸は、熱反射鏡面や暗幕面の造成に有利になるように透明のポリエステル糸であることが望ましく、日射遮蔽部用緯糸としては、カーテン日射遮蔽用緯糸とメタリック糸が用いられたり、又はカーテン日射遮蔽用緯糸と黒色糸が用いられる。カーテン地において、図2及び図3の(b)に示すように、スクリーンロール地4にメッシュ部10が存在するなら、メッシュ部用の緯糸も用いられる。
図4は、本発明の実施例に係るカーテン地を構成するスクリーンロールシート2の日射遮蔽部12のワン・リピート織組織図であり、図5は、図4の織組織図による日射遮蔽部12の組織を容易に理解できるように表現した組織斜視図である。
そして、図6は、本発明の実施例による、両面織地12a、12bを有する日射遮蔽部12の前面及び背面の拡大構成図である。
本発明では、日射遮蔽部12を一つの両面織地12a、12bで綾織や繻子織によって製織・形成するにあたり、図4に示した一例のように、不透明糸20とメタリック糸22との二つの種類の糸を機能性緯糸として使用して両面織地12a、12bを形成することができる。この場合は、第2の緯糸に投入された日射遮蔽用不透明糸20は、一方の面に露出して一層を形成することによって日射遮蔽部の前面をなし、第1の緯糸に投入されたメタリック糸22は、他方の面に露出して他の一層を形成することによって日射遮蔽部の背面をなすようになる。その結果、日射遮蔽部12の背面には70%以上の高い反射率を有する熱反射鏡面が形成される。
前記のメタリック糸22は、糸の強度維持のために、メタルコーティングフィルム糸とポリエステル材質芯糸とが合糸された形態であることが望ましく、メタリック単糸の形態でもあり得る。
本発明の他の実施例において、日射遮蔽部12を一つの両面織地12a、12bで綾織や繻子織によって製織・形成するにあたり、図4及び図5の括弧内に符号で表示したように、不透明糸20と黒色糸23との二つの種類の糸を機能性緯糸として使用して両面織地12a、12bを形成する。この場合、第2の緯糸に投入された日射遮蔽用の不透明糸20は、一方の面に露出して一層を形成することによって日射遮蔽部の前面をなし、第1の緯糸に投入された黒色糸23は、他方の面に露出して他の一層を形成することによって日射遮蔽部の背面をなすようになる。その結果、日射遮蔽部12の背面には暗闇を作り出す暗幕面が形成される。
図4ないし図6に示した日射遮蔽部12の構成は、綾織組織によって製織された望ましい例を示すものであって、綾織組織のうちでも、緯糸が経糸に比べて非常に多く露出した構造である。
また、本発明において、緯糸は、経糸に比べて相対的に太く形成される。本発明において、経糸30の太さは20デニールないし150デニールの範囲で、緯糸20、22の太さは70デニールないし900デニールの範囲であり、前記の範囲内にあって、緯糸20、22が経糸30に比べて相対的に太く形成される。
本発明において、綾織や繻子織からなる組織点が平織に比べて疎らであり、緯糸が多く露出し、また、経糸30の太さが緯糸に比べて非常に細いことから、日射遮蔽部12に組み込まれた経糸は、図6に示すように、太い緯糸によってほとんどん隠れてしまう。また、本発明において、経糸はLM糸などの透明糸であることが最も望ましく、これは、最小限に露出する経糸までもが反射幕や暗幕を隠さないという効果を付与する。
日射遮蔽部12の両面織地12a、12bのうち一面に熱反射鏡面を形成するにおいて、緯糸を構成する二つの種類のうち不透明糸20とメタリック糸22の太さを比較すると、不透明糸20がメタリック糸22に比べて相対的に太い。
望ましくは、不透明糸20の太さは150デニールないし900デニールの範囲で、メタリック糸22の太さは70デニールないし300デニールの範囲であって、前記の範囲内では、不透明糸20が相対的に太い。メタリック糸22が不透明糸20と同じ太さになるか、それより太くなると、不透明糸20からなる日射遮蔽部の前面部にメタリック糸22が露出し得るという点で、太さの関係に意義がある。
すなわち、本発明に係る二つの種類の緯糸20、22及び経糸30の太さの関係は、「経糸30<メタリック糸22<不透明糸20」と整理される。
その一方、日射遮蔽部12の両面織地12a、12bのうち一面に暗幕を形成することによって、緯糸を構成する二種類のうち不透明糸20と黒色糸23の太さを比較すると、不透明糸20が黒色糸23に比べて相対的に太いか、それと同じである。
望ましくは、不透明糸20の太さは150デニールないし900デニールの範囲で、黒色糸23の太さは140デニールないし700デニールの範囲であって、前記の範囲内では、不透明糸20が黒色糸23と同じ太さになるか、それより相対的に太く形成される。黒色糸23が不透明糸20より太くなると、不透明糸20からなる日射遮蔽部の前面部の日射遮蔽模様やカラーが変わったように見える点で、太さの関係に意義がある。
すなわち、本発明に係る二つの種類の緯糸20、23及び経糸30の太さ関係は、「経糸30<黒色糸23≦不透明糸20」と整理される。
本発明において、日射遮蔽部12の両面織地12a、12b形成に使用された緯糸とメッシュ部10に使用された緯糸との間の割合は2:1である。
図4及び図5を参照して、日射遮蔽部12の製織構成について、より具体的に説明すると、日射遮蔽部12の緯糸のうちメタリック糸22と不透明糸20が1:1で使用され、日射遮蔽部12の両面織地12a、12bを製織するようになる。すなわち、緯糸は、日射遮蔽部用緯糸のペア(W1、W2)、(W3、W4)、(W5、W6)、(W7、W8)として使用し、W1、W3、W5、W7はメタリック糸22又は黒色糸23となり、W2、W4、W6、W8は不透明糸20となることによって、経糸30と綾織や繻子織の組織によって製織される。
図4の日射遮蔽部12の織組織図において、P1、P2、P3、P4は、経糸として日射遮蔽部形成のための経糸群(4個)で、W1、W2、W3、…、W8は緯糸であって、"X"表示は、経糸開口時に経糸がアップされた状態を示す。
図4の組織によって製織された図5の構成を見ると、メタリック糸22である緯糸W1、W3、W5、W7は、主に経糸Pi(i=1〜4)の下側に多く浮かんで見える組織(綾織又は繻子織)によって形成されると同時に、不透明糸20である緯糸W2、W4、W6、W8は、主に経糸Piの上側に多く浮かんで見える組織(綾織又は繻子織)によって形成されることによって、二つの層が両面織地12a、12bで形成された日射遮蔽部12が製織される。
二つの層が両面織地12a、12bからなる日射遮蔽部12は、メタリック糸22による光反射幕として提供される場合、一層で形成された一般の日射遮蔽部の厚さの1.2倍ないし1.5倍の厚さになり、二つ層が両面織地12a、12bからなる日射遮蔽部12は、黒色糸23による暗幕として提供される場合は、一層で形成された一般の日射遮蔽部の厚さの1.4倍ないし2倍の厚さになる。
図6において、(a)は、両面織地12a、12bを有する日射遮蔽部12の前面部で、(b)は、両面織地12a、12bを有する日射遮蔽部12の背面部である。
日射遮蔽部12の前面部においては、図6の(a)に示すように、メタリック糸22が全て後ろに隠され、日射遮蔽部用不透明糸20のW2、W4、W6、W8(緯糸)のみが露出することによって一般のカーテンの日射遮蔽機能を提供し、日射遮蔽部12の背面部においては、図6の(b)に示すように、不透明糸20をベース面にしてメタリック糸22のW1、W3、W5、W7(緯糸)が全て均一に露出することによって、70%以上の高い反射率を有する光と熱の反射鏡面を提供するようになる。
同様に、メタリック糸22の代わりに黒色糸23を適用すると、日射遮蔽部12の前面部においては、図6の(a)に示すように、黒色糸23は全て後ろに隠され、日射遮蔽部用不透明糸20のW2、W4、W6、W8(緯糸)のみが露出することによって、一般のカーテンの日射遮蔽機能を提供し、日射遮蔽部12の背面部においては、図6の(b)に示すように、不透明糸20をベース面にして黒色糸23のW1、W3、W5、W7(緯糸)が全て露出することによって闇を造成する暗幕を提供することが分かる。
図9は、本発明によって製作されたカーテン地において熱反射鏡面を有する日射遮蔽部のみを切り取り、前面の日射遮蔽部と熱反射鏡面を共に示す写真で、図10は、日射遮蔽部の背面の熱反射鏡面を撮影した写真である。
図7及び図8は、本発明の実施例に係る機能性日射遮蔽両面織地を有するカーテン地を採用したロールスクリーンカーテン装置の例示図である。図7では、全体が日射遮蔽部12で構成されたスクリーンロールシート2を用いたロールスクリーンカーテン装置A1を示しており、図8では、日射遮蔽部12とメッシュ部10とが交互に配列されるスクリーンロール地4を用いたロールスクリーンカーテン装置A2を示している。
図8のようなロールスクリーンカーテン装置A2は、上端のロール軸棒と下端の重り棒を用いて前後のスクリーンロール地4が重畳されるように構成されるので、前後のメッシュ部10と日射遮蔽部12とが交互に作動すると、全体の日射遮蔽形態を具現することができ、前後のメッシュ部10と日射遮蔽部12を並んだ位置に置くと、部分投光を具現することができる。
本発明によって製織された日射遮蔽部12の背面の熱反射鏡面は、反射度が70%以上と相当高いので、ロールスクリーンカーテン装置A1、A2を窓に設置し、日射遮蔽部12を用いて日射遮蔽をすると、太陽光に対する光と熱を反射する鏡としての役割をするため、別途の冷房器がなくても室内温度を2℃ないし6℃に下げることができる。
また、本発明によって製織された日射遮蔽部12の背面の暗幕は、光遮断率が相当高いので、流入光を遮断する役割をするため、別途の暗幕が設置されなくても室内を非常に暗い環境に演出することができる。
上述した本発明の説明では、具体的な実施例に関して説明したが、多様な変形が本発明の範囲から逸脱せずに実施可能である。したがって、本発明の範囲は、上述した実施例によって定めるものではなく、特許請求の範囲及びその特許請求の範囲と均等なものによって定めなければならない。
2、4…スクリーンロールシート; 10…メッシュ部; 12…日射遮蔽部;
12a、12b…両面織地; 16…ひだ折り部; 20…不透明糸;
22…メタリック糸; 23…黒色糸; 30…経糸;
A1、A2…ロールスクリーンカーテン装置
12a、12b…両面織地; 16…ひだ折り部; 20…不透明糸;
22…メタリック糸; 23…黒色糸; 30…経糸;
A1、A2…ロールスクリーンカーテン装置
Claims (6)
- 全体が日射遮蔽部(12)からなるスクリーンロールシート(2)、及び、日射遮蔽部(12)とメッシュ部(10)とが交互に配列されるスクリーンロールシート(4)のいずれかで構成し、前記日射遮蔽部(12)は、綾織や繻子織の組織によって両面織地(12a)(12b)を形成し、日射遮蔽両面織地(12a)(12b)の一方の面は、緯糸に投入された日射遮蔽用不透明糸(20)が露出して一層を形成し、日射遮蔽部の両面織地(12a)(12b)の裏面は、緯糸に投入されたメタリック糸(22)が露出して他の一層を形成することによって、室内温度の低下が可能な熱反射鏡面を提供するように構成することを特徴とする機能性の日射遮蔽両面織地を有するカーテン地。
- 前記日射遮蔽部(12)の経糸(30)、日射遮蔽部(12)の緯糸であるメタリック糸(22)及び不透明糸(20)は、相互の太さの関係が、経糸(30)<メタリック糸(22)<不透明糸(20)となることを特徴とする、請求項1に記載の機能性の日射遮蔽両面織地を有するカーテン地。
- 両面織地(12a)(12b)からなり、熱反射鏡面を有する日射遮蔽部(12)の厚みは、前記他の一層のみで形成された場合の厚さの1.2倍〜1.5倍であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の機能性の日射遮蔽両面織地を有するカーテン地。
- 全体が日射遮蔽部(12)からなるスクリーンロールシート(2)、及び、日射遮蔽部(12)とメッシュ部(10)とが交互に配列されるスクリーンロールシート(4)のいずれかで構成し、前記日射遮蔽部(12)は、綾織や繻子織組織によって両面織地(12a)(12b)を形成し、日射遮蔽両面織地(12a)(12b)の一方の面は、緯糸に投入された日射遮蔽用不透明糸(20)が露出して一層を形成し、日射遮蔽両面織地(12a)(12b)の裏面は、緯糸に投入された黒色糸(23)が露出して他の一層を形成することによって、室内に闇の造成が可能な暗幕を提供するように構成することを特徴とする機能性日射遮蔽両面織地を有するカーテン地。
- 前記日射遮蔽部(12)の経糸(30)、日射遮蔽部(12)の緯糸である黒色糸(23)及び不透明糸(22)は、相互の太さの関係が、経糸(30)<黒色糸(23)≦不透明糸(20)となることを特徴とする、請求項4に記載の機能性日射遮蔽両面織地を有するカーテン地。
- 両面織地(12a)(12b)からなり、暗幕を有する日射遮蔽部(12)の厚みは、前記他の一層のみで形成された場合の厚さの1.4倍〜2倍であることを特徴とする、請求項4又は5に記載の機能性日射遮蔽両面織地を有するカーテン地。
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JPWO2016175068A1 (ja) * | 2015-04-27 | 2018-03-15 | コニカミノルタ株式会社 | 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 |
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