JP2015137255A - カルバメート化合物の製造方法 - Google Patents
カルバメート化合物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015137255A JP2015137255A JP2014009775A JP2014009775A JP2015137255A JP 2015137255 A JP2015137255 A JP 2015137255A JP 2014009775 A JP2014009775 A JP 2014009775A JP 2014009775 A JP2014009775 A JP 2014009775A JP 2015137255 A JP2015137255 A JP 2015137255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- compound
- bis
- carbamate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- QUHOPNFCBASGGD-UHFFFAOYSA-N COC(NCC1CC(CNC(OC)=O)CCC1)=O Chemical compound COC(NCC1CC(CNC(OC)=O)CCC1)=O QUHOPNFCBASGGD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XSCLFFBWRKTMTE-UHFFFAOYSA-N O=C=NCC1CC(CN=C=O)CCC1 Chemical compound O=C=NCC1CC(CN=C=O)CCC1 XSCLFFBWRKTMTE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明の課題は、アルカリ金属アルコキシド及びアルカリ土類金属アルコキシドからなる群より選択される少なくとも1種の塩基の存在下、アミン化合物とカーボネート化合物とを反応させてカルバメート化合物を製造するに際し、使用した塩基のモル数より多い水を加えて、未反応の塩基を分解する工程を含むことを特徴とする、カルバメート化合物の製造方法によって解決される。
【選択図】 図1
Description
脂肪族炭化水素基は、直鎖状又は分岐鎖状であり、不飽和結合を有していてもよい、炭化水素基であり、炭素原子数1〜20のアルキル基、炭素原子数2〜20のアルケニル基、炭素原子数2〜20のアルキニル基が挙げられる。なお、脂肪族炭化水素基の価数は、アミノ基の個数等によって変動し得る。よって、特定の価数の基が例示されている場合、対応する他の価数の基も使用し得る。
脂肪族基で置換された脂環式アミンとは、上記で定義された脂環式アミンの脂環式基が、脂肪族炭化水素基で置換された化合物である。脂肪族炭化水素基としては、上記で定義された脂肪族炭化水素基が挙げられる。脂肪族基で置換された脂環式基としては、例えば、炭素原子数1〜20のアルキル基で置換された炭素原子数3〜20のシクロアルキル基が挙げられる。
本発明において、脂肪族基で置換された脂環式アミンであって、脂環式基の環上の炭素原子に直接結合する第1級アミノ基に加えて、脂肪族基の炭素原子に直接結合する第1級アミノ基を有する脂環式アミンは、脂環式アミンに包含されるものとする。
で示される分子中に1つのアミノ基を有するモノアミン化合物(以下、「モノアミン化合物」という)、又は一般式(4):
R3は、置換基を有していてもよい、炭素原子数1〜20の直鎖状又は分岐状のアルキレン基、炭素原子数1〜4の直鎖状のアルキレン−炭素原子数3〜20のシクロアルキレン−炭素原子数1〜4の直鎖状のアルキレン基、炭素原子数1〜4の直鎖状のアルキレン−炭素原子数6〜20のアリーレン−炭素原子数1〜4の直鎖状のアルキレン基、炭素原子数3〜20のシクロアルキレン基、又は炭素原子数1〜4の直鎖状のアルキレン−炭素原子数3〜20のシクロアルキレン基であり、
m及びpは、互いに独立して、0又は1である。)
で示される分子中に2つのアミノ基を有するジアミン化合物(以下、「ジアミン化合物」という)が挙げられる。
本発明において、アミン化合物がジアミン化合物である場合は、本発明のカルバメート化合物の製造方法は、下記反応式〔II〕で示される。反応式〔II〕において、一般式(5)で示されるビスカルバメート化合物は、アルカリ金属アルコキシド及びアルカリ土類金属アルコキシドからなる群より選ばれる少なくとも1種の塩基の存在下、一般式(4)で示されるジアミン化合物と一般式(2)で示されるカーボネート化合物とを反応させた後、使用した塩基のモル数より多い水を加えて、未反応の塩基を分解することによって得られる。
反応式〔II〕において、一般式(4)で示されるジアミン化合物1モルに対して、一般式(2)で示されるカーボネート化合物の量は、好ましくは2〜200モル、更に好ましくは2〜100モル、より好ましくは4〜40モル、特に好ましくは4〜20モルである。
これら、金属アルコキシドは、一般的に市販されているアルコール溶液の状態でも、そのまま触媒として使用できる。
塩基の使用量は、反応式〔I〕の場合、アミン化合物1モルに対して、好ましくは0.001〜0.1モル、更に好ましくは0.03〜0.1モルである。
反応式〔II〕の場合、アミン化合物1モルに対して、好ましくは0.01〜0.2モル、更に好ましくは0.03〜0.2モルである。
(1)アミン化合物とカーボネート化合物とを予め混合しておき、その混合液に当該塩基を加える方法、
(2)アミン化合物と塩基とを予め混合しておき、その混合液にカーボネート化合物を加える方法
のいずれかの態様で行われる。このような態様とすることで、混合した際の過剰な発熱を抑えることができる。
水;カールフィッシャー水分計(MKC−610型;京都電子工業社製)
ナトリウム;ICP−AES装置(SPS5100型;エスアイアイ・ナノテクノロジー製)
反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、N−ヘキシル−O−メチルカルバメート14.9gを得た(単離収率;93.9%)。また、得られたN−ヘキシル−O−メチルカルバメートのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か180ppmしか含まれていなかった。
次いで、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン26.12gを得た(単離収率;93.5%)。また、得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か17.9ppmしか含まれていなかった。
攪拌装置及び温度計を備えた内容積300mLのフラスコに、1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン36.4g(255.9mmol)、炭酸ジメチル71.2g(790.1 mmol)及び28%ナトリウムメトキシド・メタノール溶液1.5g(7.9mmol)を加えた。このときの混合液の水分量を測定したところ約217ppmであった。この混合液を攪拌しながら50℃で5時間反応させた。反応終了後、アセトン28.4gと精製水を0.42g(23.1mmol;1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのアミノ基1モルに対して0.045モル)を加えて更に50℃で30分間熟成させた。
次いで、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン62.1gを得た(単離収率;94.0%)。また、得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か320ppmしか含まれていなかった。
実施例3と同様の操作で、1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、炭酸ジメチル及び28%ナトリウムメトキシド・メタノール溶液を反応させた後に、反応終了後、アセトン107.8gと精製水を0.45g(24.8mmol;1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのアミノ基1モルに対して0.049モル)を加えて更に50℃で30分間熟成させた。
次いで、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン62.6gを得た(単離収率;95.5%)。また、得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か132ppmしか含まれていなかった。
実施例3と同様の操作で1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、炭酸ジメチル及び28%ナトリウムメトキシド・メタノール溶液を反応させた後、反応終了後、n−プロパノール26.0gと精製水を0.43g(23.7mmol;1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのアミノ基1モルに対して0.049モル)を加えて更に50℃で30分間熟成させた。
次いで、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン59.9gを得た(単離収率;89.0%)。また、得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か190ppmしか含まれていなかった。
実施例3と同様の操作で1,3-ビスアミノメチルシクロヘキサン、炭酸ジメチル及び28%ナトリウムメトキシド・メタノール溶液を反応させた後、反応終了後、メチルエチルケトン25.9gと精製水を0.47g(26.2mmol;1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのアミノ基1モルに対して0.054モル)を加えて更に50℃で30分間熟成させた。
次いで、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン61.2gを得た(単離収率;91.0%)。また、得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か210ppmしか含まれていなかった。
実施例3と同様の操作で1,3-ビスアミノメチルシクロヘキサン、炭酸ジメチル及び28%ナトリウムメトキシド・メタノール溶液を反応させた後、反応終了後メチルイソブチルケトン26.0gと精製水を0.46g(25.7mmol;1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのアミノ基1モルに対して0.052モル)を加えて更に50℃で30分間熟成させた。
次いで、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン63.1gを得た(単離収率;93.7%)。また、得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か310ppmしか含まれていなかった。
次いで、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1−アミノメトキシカルボニル−3−アミノメトキシカルボニルメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン14.8gを得た(単離収率;87.9%)。また、得られた1−アミノメトキシカルボニル−3−アミノメトキシカルボニルメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か156ppmしか含まれていなかった。
熟成後、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)ベンゼン20.9gを得た(単離収率;97.0%)。また、得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)ベンゼンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か80ppmしか含まれていなかった。
熟成後、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,6−ビス(アミノメトキシカルボニル)ヘキサン11.2gを得た(単離収率;98.1%)。また、得られた1,6−ビス(アミノメトキシカルボニル)ヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か23ppmしか含まれていなかった。
(カルバメート化合物からイソシアネート化合物を製造する装置)
図1に示すように、直径10mm、長さ42cmのガラス管(3)を反応器とし、触媒を充填した部分(以下、「触媒層」)が350℃になるように外部から電気炉(4)を設置し、反応管下部に二系列のラインに分岐させ、それぞれイソシアネート化合物の取得のための受器(室温)(7)及び(13)、メタノールの取得のための受器(冷エタノールで冷却)(9)及び(15)を経由し、両方のラインを真空ポンプに繋ぎ、真空ラインを連結した。二つのラインの切り替えは弁(5と10、及び11と16)片方のラインのみ開く(もう片方のラインは閉じる)ことで行った。
凝縮したイソシアネート化合物を含む生成物が受器(7)に回収され始めたのを確認して30分経過後、弁(5)、弁(10)を閉とし、弁(11)、弁(16)を開とし、凝縮したイソシアネート化合物を含む生成物を受器(13)、メタノールを受器(15)に30分間回収し、受器(13)に回収された、凝縮したイソシアネート化合物を含む生成物を液体クロマトグラフィーで、受器(15)に凝縮し回収されたメタノールをガスクロマトグラフィーで分析し、ジカルバメート転化率、ジイソシアネート、モノイソシアネートの選択率及び収率を算出した。
その結果、転化率100%、生成物として、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンが1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサンに対して収率86%(選択率86%)、中間体である1−イソシアナトメチル−3−メトキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサンが収率3%で得られた。
(カルバメート化合物の標準品(高純度品)の合成)
攪拌装置及び温度計を備えた内容積2000mLのフラスコに、メタノール320.4g(10mol)を加えて液温を50℃とした後、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン194.2g(1.0mol)を1.5時間かけて滴下し、この混合液を攪拌しながら50℃で7時間反応させた。
反応終了後、得られた反応液を濃縮した後、トルエン600mlを加えて冷却しながら1.5時間攪拌させた。析出した固体を濾過し、濾物をヘキサンで洗浄した後、真空下で乾燥し、白色固体として1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン157.2gを得た。
なお、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンの物性値は、以下の通りであった(Applied Catalysis A:General,289,174(2005))。
1H−NMR(CDCl3,δ(ppm));4.77ppm(2H)、3.42〜3.90ppm(6H)、3.01〜3.10ppm(4H)、1.72〜1.84ppm(4H)、1.47〜1.49ppm(2H)、1.17〜1.33ppm(1H)、0.77〜0.89ppm(2H)、0.52〜0.64ppm(1H)
MS(EI);258(m/z)
前記1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン(標準品)を使用し、触媒層の温度を375℃にした以外は、参考例1と同様の操作を行った。その結果、転化率100%、生成物として、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサンが1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサンに対して収率84%(選択率84%)、中間体である1−イソシアナトメチル−3−メトキシカルボニルアミノメチルシクロヘキサンが収率11%で得られた。
n−ヘキシルアミン、炭酸ジメチル及び28%ナトリウムメトキシド・メタノール溶液の混合液を攪拌させた後、精製水を加えなかったこと以外は、実施例1と同様に反応を行った。
反応終了後、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、N−ヘキシル−O−メチルカルバメート15.7gを得た(単離収率;99.8%)。また、得られたN−ヘキシル−O−メチルカルバメートのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムが2520ppm含まれていた。
1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサン、炭酸ジメチル及び28%ナトリウムメトキシド・メタノール溶液の混合液を撹拌させた後、精製水を加えなかったこと以外は、実施例2と同様にして反応を行った。
反応終了後、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン45.9gを得た(単離収率;97.8%)。また、得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムが610ppm含まれていた。
カルバメート化合物として、比較例2で得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンを使用した以外は、参考例1と同様の操作を行った。その結果、基質供給開始後暫くして、基質供給ポンプ(2)と触媒を充填した管状反応器(3)とを繋ぐラインが閉塞し、生成物は回収されなかった。
熟成後、反応液を濾過した後、得られた濾液を濃縮し、1,3−ビス(エトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサン29.6gを得た(単離収率;95.9%)。また、得られた1,3−ビス(メトキシカルボニルアミノメチル)シクロヘキサンのナトリウム量を測定したところ、ナトリウムは僅か320ppmしか含まれていなかった。
2 基質供給ポンプ
3 触媒を充填した管状反応器
3a 気化層 (石英充填)
3b 触媒層
4 反応器を加熱する熱源(管状電気炉)
5 弁
6 生成物熱交換器
7 凝縮した生成物のイソシアネート化合物を回収する受器
8 アルコール凝縮のための熱交換器
9 アルコール取得のための受器
10 弁
11 弁
12 生成物熱交換器
13 凝縮した生成物のイソシアネート化合物を回収する受器
14 アルコール凝縮のための熱交換器
15 アルコール取得のための受器
16 弁
17 真空ポンプ
Claims (6)
- アルカリ金属アルコキシド及びアルカリ土類金属アルコキシドからなる群より選択される少なくとも1種の塩基の存在下、アミン化合物とカーボネート化合物とを反応させてカルバメート化合物を製造するに際し、使用した塩基のモル数より多い水を加えて、未反応の塩基を分解する工程を含むことを特徴とする、カルバメート化合物の製造方法。
- アミン化合物が、1分子中に1つ以上のアミノ基を有する、脂環式基又は芳香族基で置換されていてもよいか、脂環式基又は芳香族基で中断されていても良い脂肪族アミン、及び1分子中に1つ以上のアミノ基を有する、脂肪族基で置換されていてもよい脂環式アミンからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1記載のカルバメート化合物の製造方法。
- アミン化合物が、一般式(4)
m及びpは、互いに独立して、0又は1である。)
で示されるジアミン化合物である、請求項1又は2に記載のカルバメート化合物の製造方法。 - ジアミン化合物が、1,6−ヘキサメチレンジアミン、1,12−ドデカメチレンジアミン、イソホロンジアミン、1,3−ビス(アミノメチルシクロヘキサン)、1,4−ビス(アミノメチルシクロヘキサン)、4,4’−メチレンビス(シクロヘキサンアミン)、2,5−ビス(アミノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、2,6−ビス(アミノメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、1,3−ビス(アミノメチル)ベンゼン、及び1,4−ビス(アミノメチル)ベンゼンからなる群より選択される少なくとも1種である請求項4記載のカルバメート化合物の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれか1項記載のカルバメート化合物の製造方法により得られたカルバメート化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014009775A JP2015137255A (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | カルバメート化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014009775A JP2015137255A (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | カルバメート化合物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015137255A true JP2015137255A (ja) | 2015-07-30 |
Family
ID=53768501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014009775A Pending JP2015137255A (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | カルバメート化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015137255A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021246485A1 (ja) * | 2020-06-05 | 2021-12-09 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | カルバミン酸塩の製造方法、カルバミン酸エステルの製造方法、及び尿素誘導体の製造方法 |
JP7525112B2 (ja) | 2020-06-05 | 2024-07-30 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 尿素誘導体の製造方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6485956A (en) * | 1987-01-13 | 1989-03-30 | Daicel Chem | Production of isocyanate compound |
JP2011517444A (ja) * | 2008-03-18 | 2011-06-09 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 単−及び二官能性の芳香族アミンから成るウレタンを製造する方法 |
JP2012500784A (ja) * | 2008-08-22 | 2012-01-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 二官能性芳香族アミンとジアルキルカーボネートからなるウレタンの製造方法 |
JP2013508336A (ja) * | 2009-10-21 | 2013-03-07 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ウレタンの製造方法 |
JP2013508441A (ja) * | 2009-10-27 | 2013-03-07 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ジ−及び/又はポリイソシアネート及びグリコールを共同して製造する方法 |
WO2014092161A1 (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-19 | 宇部興産株式会社 | カルバメート化合物の製造方法 |
-
2014
- 2014-01-22 JP JP2014009775A patent/JP2015137255A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6485956A (en) * | 1987-01-13 | 1989-03-30 | Daicel Chem | Production of isocyanate compound |
JP2011517444A (ja) * | 2008-03-18 | 2011-06-09 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 単−及び二官能性の芳香族アミンから成るウレタンを製造する方法 |
JP2012500784A (ja) * | 2008-08-22 | 2012-01-12 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 二官能性芳香族アミンとジアルキルカーボネートからなるウレタンの製造方法 |
JP2013508336A (ja) * | 2009-10-21 | 2013-03-07 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ウレタンの製造方法 |
JP2013508441A (ja) * | 2009-10-27 | 2013-03-07 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | ジ−及び/又はポリイソシアネート及びグリコールを共同して製造する方法 |
WO2014092161A1 (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-19 | 宇部興産株式会社 | カルバメート化合物の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021246485A1 (ja) * | 2020-06-05 | 2021-12-09 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | カルバミン酸塩の製造方法、カルバミン酸エステルの製造方法、及び尿素誘導体の製造方法 |
CN115956067A (zh) * | 2020-06-05 | 2023-04-11 | 国立研究开发法人产业技术总合研究所 | 氨基甲酸盐的制造方法、氨基甲酸酯的制造方法、以及尿素衍生物的制造方法 |
JP7525112B2 (ja) | 2020-06-05 | 2024-07-30 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 尿素誘導体の製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6292124B2 (ja) | カルバメート化合物の製造方法 | |
JP2011519363A (ja) | ニトロ化炭化水素、誘導体及びそれらの製造プロセス | |
JP6049757B2 (ja) | 液相中での第二級アミンの製造法 | |
WO2012086808A1 (ja) | 芳香族アルコール又は複素環式芳香族アルコールの製造方法 | |
KR20160058782A (ko) | 비스(아미노메틸)시클로헥산의 제조방법 | |
JP4412449B2 (ja) | ジアミノレゾルシノール化合物の製造法 | |
JP2015137255A (ja) | カルバメート化合物の製造方法 | |
WO2016161826A1 (zh) | 一种4-异丙氨基-1-丁醇的制备方法 | |
JP2011168577A (ja) | 2−アミノ−4−トリフルオロメチルピリジン類の製造方法 | |
JP6030752B2 (ja) | オキセタン−3−イルメタンアミンの製造方法 | |
KR20100118747A (ko) | 사포그릴레이트 염산염의 개선된 제조방법 | |
JP5739590B1 (ja) | メタ−キシリレンジイソシアネート類の製造方法 | |
JP2011111424A (ja) | トランス構造を有する脂環族イソシアナート化合物及びその製造方法 | |
JP2011529481A (ja) | O−デスメチルベンラファキシンの調製方法 | |
KR20180030657A (ko) | 시클릭 이소시아네이트의 제조 방법 | |
CN110606840A (zh) | 5-炔基吡啶化合物的制造方法 | |
KR101085170B1 (ko) | (s)-리바스티그민의 제조방법 | |
WO2011072703A1 (en) | Process for the preparation of o-desmethyl-venlafaxine and salts thereof | |
JP5854213B2 (ja) | 光学活性アミン化合物の製造方法 | |
US10800737B2 (en) | Method for preparing treprostinil and intermediate therefor | |
JP2005097144A (ja) | 2核フェノール類の製造方法 | |
WO2016177761A1 (en) | Process for preparing isocyanate compound | |
JP2003012585A (ja) | 新規な4−(4’−(4”−ヒドロキシフェニル)シクロヘキシル)−1−ヒドロキシベンゼン類 | |
JP4086493B2 (ja) | (4−オキソシクロヘキシル)−(4−ヒドロキシフェニル)アルカン類 | |
WO2007105665A2 (ja) | ビスインデニルアルカン類の製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170411 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170608 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170620 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170809 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180109 |