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JP2015134001A - 光ファイバを用いた計測デバイス - Google Patents

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JP2015134001A
JP2015134001A JP2014005612A JP2014005612A JP2015134001A JP 2015134001 A JP2015134001 A JP 2015134001A JP 2014005612 A JP2014005612 A JP 2014005612A JP 2014005612 A JP2014005612 A JP 2014005612A JP 2015134001 A JP2015134001 A JP 2015134001A
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JP
Japan
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guide wire
optical fiber
tip
measurement device
blood
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Pending
Application number
JP2014005612A
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English (en)
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宮川 克也
Katsuya Miyagawa
克也 宮川
祐紀 西村
Sukenori Nishimura
祐紀 西村
美沙 松本
Misa Matsumoto
美沙 松本
夏美 島崎
Natsumi Shimazaki
夏美 島崎
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Nipro Corp
Original Assignee
Nipro Corp
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Abstract

【課題】生体の管腔において、管腔を流れる流体の物理量を計測できる小型の装置を提供する。
【解決手段】計測デバイス10は、先端側が生体の血管に挿入可能なガイドワイヤ11と、ガイドワイヤ11の先端側に設けられたFBG16と、FBG16に接続された光ファイバ13と、を具備する。ガイドワイヤ11の先端側は血管に挿入される。先端側のFBG16が、血管を流れる血液の圧力により変位すると、その変位量が光波長の変化として光ファイバ13により演算装置12へ伝達される。演算装置12は、その光波長の変化量に基づいて、FBG16に加わった圧力を演算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺部材の第1端側を生体の管腔に挿入して流体の物理量を計測する装置に関する。
冠動脈における狭窄病変の治療方針を決定するための指標の一つとして冠血流予備量比(FFR)がある。冠血流予備量比は、狭窄病変に対して上流の内圧(Pa)と、下流の内圧(Pd)との比である(FFR=Pd÷Pa)。冠血流予備量比は、狭窄病変によって阻害されている血流量を示すものであり、例えば、冠血流予備量比が0.6であれば、狭窄病変によって最大血流量の60%しか血流がないと判断される。一般に、冠血流予備量比が0.75以下であれば経皮的冠動脈インタベーション(PCI)が適応され、0.8以上であれば薬物療法が適応される。
冠動脈における内圧を測定するための装置として、ガイドワイヤに圧力センサが設けられたものが知られている(特許文献1,2)。ガイドワイヤの先端側に、2個の圧力センサが間隔を空けて配置されており、ガイドワイヤを冠動脈へ挿入して、2個の圧力センサを狭窄病変の近位部と遠位部とにそれぞれ位置させることによって、内圧を測定できる。また、圧力センサの他に、血流センサや温度センサが設けられたものが公知である(特許文献3〜5)。
特表2001−517993号公報 特表平10−525269号公報 特表2001−504249号公報 特開2001−25461号公報 特表2008−514308号公報
ガイドワイヤの内部空間に圧力センサが設けられた構成では、圧力センサの外形(大きさ)だけガイドワイヤの外径が大きくならざるを得ない。しかしながら、冠動脈などの生体の管腔への負担や、ガイドワイヤが挿通されるカテーテルの外形などを鑑みれば、ガイドワイヤは細径であることが望ましい。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、生体の管腔において、管腔を流れる流体の物理量を計測できる小型の装置を提供することにある。
本発明に係る計測デバイスは、第1端及び第2端を有しており、当該第1端側が生体の管腔に挿入可能な長尺部材と、上記長尺部材の第1端側に設けられた変位部と、上記変位部に接続された光ファイバと、を具備する。
長尺部材の第1端側は管腔に挿入される。第1端側の変位部が、管腔を流れる流体により変位すると、その変位量が光波長の変化として光ファイバにより伝達される。
上記長尺部材は、ガイドワイヤであってもよい。
上記長尺部材は、マイクロカテーテルであってもよい。
上記変位部はファイバブラッググレーティングであり、上記計測デバイスは、上記光ファイバを通じて上記変位部の変位による光波長の変化に基づいて、上記管腔を流れる流体の圧力を演算する演算手段を更に具備するものであってもよい。
本発明によれば、生体の管腔において、管腔を流れる流体の物理量を計測することができる。
図1は、第1実施形態に係る計測デバイス10を示す図である。 図2は、図1のII−II断面を示す断面図である。 図3は、第2実施形態に係る計測デバイス30を示す断面図である。 図4は、計測デバイス10の変形例を示す拡大斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を説明する。なお、本実施形態は本発明の一実施態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様を変更できることは言うまでもない。
[第1実施形態]
図1に示されるように、計測デバイス10は、ガイドワイヤ11と、演算装置12とを有する。ガイドワイヤ11は、例えばヒトの冠動脈に挿入可能な外径及び長さを有するものである。ガイドワイヤ11の先端は、ステンレス綱のコアワイヤの周囲に、別のステンレス綱が螺旋形状に巻かれて円筒形状にされたものであり、血管の湾曲に応じて撓むことが可能である。なお、各図においてコアワイヤは図示が省略されている。ガイドワイヤ11の内部空間には光ファイバ13が軸線方向51に沿って挿通されている。ガイドワイヤ11の先端にはX線等を遮蔽する先端チップ14が設けられている。ガイドワイヤ11の先端(図1における右端)が第1端に相当し、基端(図1における左端)が第2端に相当する。
演算装置12は、光ファイバ13からの光信号を受信して、血液の圧力、温度を演算するものであり、例えば、光発振器及び光受信器、並びにCPU、ROM、RAMなどのハードウェアを有しており、演算を実現するためのプログラムが格納されている。
ガイドワイヤ11の先端側には、螺旋形状の巻かれたステンレス綱の一部が、ステンレス綱の隙間が拡大するように軸線方向51へ引き延ばされた延伸部15が設けられている。延伸部15を通じて、血管内の血液がガイドワイヤ11の内部空間へ流入可能である。
ガイドワイヤ11の内部空間に挿通された光ファイバ13は、その先端がガイドワイヤ11の延伸部15より先端側において固定されている。光ファイバ13において延伸部15に対応する位置には、コアの屈折率が軸線方向51に周期的に変化したファイバブラッググレーティング(以下、「FBG」とも称する。)16が形成されている。光ファイバ13の外径は、ガイドワイヤ11の内部空間の内径に対して十分に細いので、FBG16は、ガイドワイヤ11の内部空間において軸線方向51と直交する方向へ変位する、すなわち歪むことができる。FBG16が変位部に相当する。
光ファイバ13の基端は、演算装置12の光発振器と接続されており、光発振器から発振された広帯域の光は、光ファイバ13を通じてFBG16へ入射する。FBG16からの反射光は、光ファイバ13を通じて演算装置12の光受信器が受信する。FBG16に加わる力による歪みが変化すると、その変化に応じて反射光の波長が変化するので、その変化量に応じてFBG16に加わる力、すなわち血液の圧力を演算装置12が演算する。
[第1実施形態の作用効果]
第1実施形態に係る計測デバイス10によれば、ガイドワイヤ11の先端側が冠動脈へ挿入されて、FBG16が所望の位置に保持される。演算装置12は、FBG16の歪みによる反射光の波長の変化に基づいて、冠動脈を流れる血液の圧力を測定する。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態が説明される。第2実施形態に係る計測デバイス30は、第1実施形態に係る計測デバイス10のガイドワイヤ11に、2本の光ファイバ13が設けられたものである。
図3に示されるように、ガイドワイヤ11には軸線方向51に隔てられて、2つの延伸部15,17が設けられている。これら延伸部15,17に対応する位置に、それぞれ各光ファイバ13のFBG16が配置されている。同図には現されていないが、各光ファイバ13の基端は、演算装置12の各光発振器及び各光受信器に接続されている。これにより、第1実施形態と同様にして、各延伸部15,17に対応する位置における血液の圧力を測定することができる。例えば、血管の狭窄部位に対して上流側及び下流側に各延伸部15,17がそれぞれ位置するようにガイドワイヤ11が血管に挿入されることにより、狭窄部位による血管の内圧の変化、すなわちFFRを一度に測定できる。
[変形例]
なお、前述された第1実施形態及び第2実施形態では、ガイドワイヤ11により長尺部材が実現されているが、ガイドワイヤ11に代えて、マイクロカテーテルが用いられてもよい。マイクロカテーテルが用いられることによって、血管にガイドワイヤを留置したまま、マイクロカテーテルを挿入及び抜き出すことができ、そのガイドワイヤを用いてバルーンカテーテルなどを血管に挿入することができる。
また、ガイドワイヤ11の延伸部15,17付近には温度センサが設けられていてもよい。温度センサが設けられることにより、FBG16に対する温度の影響を補償することができる。温度センサは、例えば、FBG16に対して熱的に緊密に接触させた別個のFBGにより実現することができる。
また、ガイドワイヤ11の先端側を構成する螺旋形状のステンレス綱の隙間から、FBG16が設けられているガイドワイヤ11の内部空間へ減圧されることなく血液が流入可能であれば、ガイドワイヤ11に設けられた延伸部15,17は、その態様が変更されてもよい。例えば、図4(A)に示されるように、ガイドワイヤ11を構成する螺旋形状のステンレス綱の一部に孔19を区画する枠体18を設け、孔19に対応してFBG16が設けられるように構成されて、孔19からガイドワイヤ11の内部空間へ血液が流入可能に構成されてもよい。また、図4(B)に示されるように、ガイドワイヤ11を構成する螺旋形状のステンレス綱を軸線方向51において2つに分けて、その間に、孔21を有する管体20を設け、孔21に対応してFBG16が設けられるように構成されてもよい。また、図4(C)に示されるように、ガイドワイヤ11を構成する螺旋形状のステンレス綱間の隙間を全体的に大きくして、延伸部15などを設けることなく、ガイドワイヤ11の内部空間へ血液が流入可能に構成されてもよい。
10,30 計測デバイス
11 ガイドワイヤ(長尺部材)
12 演算装置
13 光ファイバ
16 FBG(変位部)

Claims (4)

  1. 第1端及び第2端を有しており、当該第1端側が生体の管腔に挿入可能な長尺部材と、
    上記長尺部材の第1端側に設けられた変位部と、
    上記変位部に接続された光ファイバと、を具備する計測デバイス。
  2. 上記変位部はファイバブラッググレーティングであり、
    上記計測デバイスは、上記光ファイバを通じて上記変位部の変位による光波長の変化に基づいて、上記管腔を流れる流体の圧力を演算する演算手段を更に具備するものである請求項1に記載の計測デバイス。
  3. 上記長尺部材は、ガイドワイヤである請求項1又は2に記載の計測デバイス。
  4. 上記長尺部材は、マイクロカテーテルである請求項1又は2に記載の計測デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20170181646A1 (en) * 2014-10-31 2017-06-29 Lake Region Medical, Inc. Membrane-Free Fiber Bragg Grating Pressure Sensing Guidewire

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