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JP2015126821A - 保湿体、マスク及びマスクの製造方法 - Google Patents

保湿体、マスク及びマスクの製造方法 Download PDF

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JP2015126821A JP2013273444A JP2013273444A JP2015126821A JP 2015126821 A JP2015126821 A JP 2015126821A JP 2013273444 A JP2013273444 A JP 2013273444A JP 2013273444 A JP2013273444 A JP 2013273444A JP 2015126821 A JP2015126821 A JP 2015126821A
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美加子 岸
Mikako Kishi
美加子 岸
真理子 菅原
Mariko Sugawara
真理子 菅原
いつか 今井
Itsuka Imai
いつか 今井
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Abstract

【課題】本発明の目的は、簡易な構造で着用者の不快感を防止できる保湿体、マスク及びマスクの製造方法を提供することにある。
【解決手段】マスク1は、着用者の口及び鼻を少なくとも覆うマスク本体部3と、着用者に対面するマスク本体部3の着用面に着脱可能なぬれフィルタ13とを有している。ぬれフィルタ13は、当該着用面に着脱可能に貼付される貼付面16を備えた面ファスナー15と、貼付面16の裏面側に配置されて水分を吸水した吸水体17とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、被装着物に着脱可能な保湿体、着用者の顔に装着されるマスク及びマスクの製造方法に関する。
所定部材を装着した立体型マスクが知られている。
特許第5016954号公報 特許第5268432号公報 特開2013−248007号公報
しかしながら、従来のマスクは、着用者に不快感を与えないために、所定部材に含まれる揮発材が着用者に接触しないように、当該所定部材をシートで挟んだり(特許文献1)、所定部材を収納するための収納部をマスクに設けたりしている(特許文献2)。また、特許文献3には、所定部材(マスク用取付具)を着用者の顎と鼻で支持することが開示されている。
このように、従来のマスクでは、所定部材を着用者に接触させずに着用者に不快感を与えないためには、所定部材やマスクの構造を複雑にしなければならないという問題がある。
本発明の目的は、簡易な構造で着用者の不快感を防止できる保湿体、マスク及びマスクの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様による保湿体は、被装着物に着脱可能に貼付される貼付面を備えた貼付体と、前記貼付面の裏面側に配置され、水分を吸水した吸水体とを有することを特徴とする。
上記一態様による保湿体は、熱可塑性材料で形成され、前記貼付体と前記吸水体とを溶着する溶着層をさらに有していてもよい。
前記貼付体及び前記吸水体は、端部に形成された切り欠き部を有していてもよい。
前記貼付体は、メカニカルファスナーであってもよい。
前記吸水体は、所定の薬液を含浸していてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様によるマスクは、着用者の口及び鼻を少なくとも覆うマスク本体部と、前記着用者に対面する前記マスク本体部の面に着脱可能な上記一態様による保湿体とを有することを特徴とする。
前記マスク本体は、前記保湿体の装着位置の目安となる装着目安部を有していてもよい。
前記装着目安部は、溶着により形成されていてもよい。
前記保湿体は、前記マスク本体部の口元空間に前記吸水体を露出した状態で該マスク本体部に装着されてもよい。
前記マスク本体の口元空間は、前記保湿体の弾性力により押し広げられてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様によるマスクの製造方法は、シート状の第1シート部材と、シート状を有し前記第1シート部材よりも幅の狭い第2シート部材とを重ね合わせ、前記第1及び第2シート部材を溶着して、前記第1及び第2シート部材を貼り合わせた貼り合わせ部と同時に、所定部材の装着位置の目安となる装着目安部を形成する装着目安部形成工程と、前記第1シート部材が前記第2シート部材を覆うように前記貼り合わせ部を重ね合わせ、前記貼り合わせ部とは反対側を溶着してマスク本体の中央線を形成する中央線形成工程と、前記第1及び第2シート部材から前記マスク本体を型抜きする型抜き工程と、前記貼り合わせ部の外側に張り出した前記第1シート部材に耳掛け部を溶着する耳掛け部溶着工程とを有することを特徴とする。
前記中央線形成工程において、前記装着目安部の間に前記中央線を形成してもよい。
前記所定部材は、前記着用者に対面する前記マスク本体部の面に着脱可能に貼付する貼付面を備えた貼付体と、前記貼付面の裏面側に配置され、水分を吸水した吸水体とを備えた保湿体であってもよい。
本発明によれば、簡易な構造で着用者の不快感を防止できる。
本発明の一実施形態によるマスク1の概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態によるマスク1を説明する図であって、拡開したマスク1を着用者側から見た状態を示している。 本発明の一実施形態による保湿体としてのぬれフィルタ13の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるマスク1を説明する図であって、ぬれフィルタ13が装着されたマスク1を着用者Aが着用している状態を模式的に示している。 本発明の一実施形態によるマスク1の製造工程を説明する図である。
本発明の一実施形態による保湿体、マスク及びマスクの製造方法について図1から図5を用いて説明する。まず、本実施形態によるマスク1の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本実施形態によるマスク1の概略構成を示す斜視図である。図2は、拡開したマスク1を着用者側から見た状態を示している。マスク1は、例えば立体型であって、1回又は数回の使用を想定した使い捨てマスクである。マスク1は、花粉対策や風邪などのウイルス対策としてのバリア機能のみならず、口元や鼻腔の空間内の保湿などを想定したマスクである。
図1に示すように、マスク1は、マスク本体部3と耳ひも部7とを有している。
マスク本体部3は、マスク1の着用者の口及び鼻を少なくとも覆うようになっている。図1及び図2に示すように、マスク本体部3は、中央線9によって区分けされた左側シート片3aと、右側シート片3bとを有している。中央線9は、マスク本体部3のほぼ中央に形成されている。中央線9は、マスク本体部3の上端部から下端部まで上下方向に長手状に伸びて形成されている。中央線9は、上方側に設けられた上部中央線9aと、下方側に設けられた下部中央線9bとを有している。上部中央線9aは、マスク1の着用者として想定された平均的な人物の鼻背部から鼻尖部に対応する領域であり、下部中央線9bは、当該人物の鼻尖部から顎の先端までに対応する領域である。中央線9は、上部中央線9aと下部中央線9bとの境界で折れ曲がっている。上部中央線9aはほぼ直線形状を有し、下部中央線9bは外側(着用者側の反対側)に膨らんだ曲線形状を有している。
着用者側から見て、中央線9の左側には左側シート片3aが設けられており、中央線9の右側には右側シート片3bが設けられている。左側シート片3aは着用者の左顔面を覆い、右側シート片3bは着用者の右顔面を覆うようになっている。中央線9を先端部として、左側シート片3a、右側シート片3b及び中央線9によって構成されるマスク本体部3の着用者に対面する着用面は、着用者側から見て、全体として凹形状を有している。これにより、マスク本体部3の着用面と着用者との間には、所定の空間(以下「口元空間」と称する)19が形成される。
マスク本体部3は、外側に配置される第1シート部材と着用者側に配置される第二シート部材とで構成された二層構造を有している。マスク本体部3は、中央線9から左側シート片3a及び右側シート片3bそれぞれの貼り合わせ部11まで二層構造を有し、貼り合わせ部11から左右端部までは第1シート部材による一層構造を有している。詳細は後述するが、貼り合わせ部11は第1シート部材と第二シート部材との溶着時に形成された領域である。また、図示は省略するが、マスク本体部3の上辺及び下辺にも貼り合わせ部が形成されている。
マスク本体部3は、取付目印(装着目安部の一例)5を有している。取付目印5は、上部中央線9aと下部中央線9bとの境界近傍の下部中央線9bを挟んで形成されている。詳細は後述するが、取付目印5は、ぬれフィルタ13の装着位置の目安として用いられる。取付目印5は、左側シート片3a及び右側シート片3bのそれぞれに形成され、上方に傾斜して一直線上に並んで形成された複数の点状部で構成されている。取付目印5は、溶着により形成されている。詳細は後述するが、取付目印5は、第1シート部材及び第2シート部材を溶着する際に同時に形成される。取付目印5は、溶着されることにより、貼り合わせ部11を除くマスク本体部3の他の部位よりも薄くなるので可視光の透過率が向上する。これにより、取付目印5は、マスク本体部3の当該他の部位と色の濃淡が異なるので、ぬれフィルタ13の取り付け用の目印としての機能を発揮する。取付目印5は、当該他の部位と色の濃淡が異なるだけで色相は変わらないので、マスク1の使用時にほとんど目立たないようになっている。
マスク本体部3、すなわち左側シート片3a及び右側シート片3bは、例えばいずれも熱可塑性合成繊維の不織布を用いて形成されている。この熱可塑性繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等が使用される。また、この不織布は、通気性を有し、肌触りがよく着用の感触がよく、かつ顔に被着されたときに立体構造が保持され易くなるように耳ひも部7よりも低伸縮性であることが望ましい。
マスク本体部3の左右端部にはそれぞれ、耳ひも部7が溶着されている。耳ひも部7は、細長い紐形状を有し、両端部が当該左右端部に溶着されている。左右それぞれの耳ひも部7は、当該左右端部とともに、着用者の耳を通すことのできる開口7aを備えたリング形状を有している。
マスク1の着用時には、着用者の顔、特に鼻及び口をマスク本体部3によって覆った状態で、耳ひも部7の開口7aが着用者の耳に引っ掛けられる。耳ひも部7は、マスク本体部3と同様に熱可塑性合成繊維の不織布であって、かつ耳に過度な負荷を与えないような伸縮性を有する素材を用いて形成されるのが好ましい。耳ひも部7は例えば、ポリウレタンやポリエステルで形成されている。
次に、本実施形態による保湿体としてのぬれフィルタ13について、図1及び図2を参照しつつ図3を用いて説明する。図3は、ぬれフィルタ13の概略構成を示す図である。図3の図中上側には、ぬれフィルタ13の側面図が示され、図中下側には、ぬれフィルタ13の平面図が示されている。
図3に示すように、ぬれフィルタ13は、被装着物としてのマスク本体部3(図3では不図示)に着脱可能に貼付される貼付面16を備えた面ファスナー(貼付体の一例)15と、貼付面16の裏面側に配置されて水分を吸水した吸水体17とを有している。また、ぬれフィルタ13は、熱可塑性材料で形成され、面ファスナー15と吸水体17とを溶着する溶着層23を有している。溶着層23は、面ファスナー15と吸水体17との間に配置されている。溶着層23は、熱可塑性材料として例えばポリプロピレンで形成されている。
面ファスナー15と吸水体17とが例えば接着剤で接着すると、当該接着剤と吸水体17に含浸した薬液とが反応し、当該接着剤の接着力が低下してしまう場合がある。この場合、吸水体17が面ファスナー15から剥がれてしまう可能性がある。
これに対し、本実施形態では、面ファスナー15と吸水体17とは溶着されているので、溶着層23と吸水体17とは反応しない。このため、吸水体17が面ファスナー15から剥がれてしまうことを防止できる。
面ファスナー15は、例えばメカニカルファスナーである。面ファスナー15の貼付面16には、先端が楔形状に張り出した係合部16aが複数形成されている。係合部16aは、貼付面16の全面に形成されている。面ファスナー15は、例えばポリプロピレンで形成されている。係合部16aが先端が楔形状に張り出した形状を有しているため、面ファスナー15は、マスク1の装着面に対する適度な係合力と、優れたせん断方向への応力とを有する。ぬれフィルタ13は、マスク1に一旦装着すると、例えば着用者がぬれフィルタ13を取り外すために外力を加えない限り、自重により落下しない程度の係合力でマスク1に保持される。
吸水体17には、水、防腐剤及び香料などを含む所定の薬液が含浸されている。吸水体17は、例えばパルプ及びポリエチレンテレフタラート又はポリエチレンの合成材料で形成されている。吸水体17は外部に露出している。
ぬれフィルタ13は、例えば薄板長方形状を有している。ぬれフィルタ13の角部は丸みを帯びた形状を有している。ぬれフィルタ13は、長辺側端部中央に切り欠き部21をそれぞれ有している。すなわち、面ファスナー15及び吸水体17は、長辺側端部中央に形成された切り欠き部21を有している。
図1の図中太矢印で示すように、ぬれフィルタ13は、面ファスナー15側をマスク1に向けてぬれフィルタ13をマスク本体部3の着用面に装着される。ぬれフィルタ13をマスク本体部3に装着する際に着用者は、ぬれフィルタ13の両短辺を指で摘まみ、面ファスナー15が外側となり吸水体17が内側となるように折り曲げて、取付目印5を目安にぬれフィルタ13をマスク本体部3に装着する。ぬれフィルタ13には切り欠き部21が形成されているので、ぬれフィルタ13は容易に折れ曲がるようになっている。例えば着用者は、ぬれフィルタ13の上辺が取付目印5の近傍に配置されるように位置合わせしてぬれフィルタ13から手を放すと、図2に示すように、ぬれフィルタ13は弾性力により折れ曲がった状態から平坦な状態に戻る。これにより、面ファスナー15の貼付面16の全面がマスク本体部3と接触し、係合部16aと着用面とが係合してぬれフィルタ13がマスク1に装着される。
図2に示すように、取付目印5は、ぬれフィルタ13の上辺に沿わないように形成されている。着用者は一般に、取付目印にぬれフィルタを正確に合わせようとする傾向がある。このため、取付目印がぬれフィルタの外形に沿っている場合、顔の大きい着用者が取付目印にぬれフィルタを正確に合わせてしまうと、ぬれフィルタが着用者の鼻尖部に当たってしまい、着用者に不快感を与えてしまう可能性がある。
これに対し、本実施形態によるマスク1では、取付目印5は、ぬれフィルタ13の形状にあえて一致していない形状を備えている。このため、着用者は、ぬれフィルタ13をマスク1に装着する際に、自分の顔の大きさとマスク1の大きさとを念頭に置きながら、取付目印5を目安としつつも取付目印5の位置に規制されずに自分の好みの場所にぬれフィルタ13を装着できる。例えば顔の大きい着用者の場合には、当該着用者は、鼻尖部が下部中央線9bに届きそうであると予測したら、取付目印5よりも下方にぬれフィルタ13を装着して、ぬれフィルタ13が鼻尖部に触れるのを防止する。このように、マスク1は、ぬれフィルタ13の形状にあえて一致させていない形状を備えた取付目印5を有しているため、着用者の好みの場所にぬれフィルタ13を装着させることができる。これにより、マスク1は、ぬれフィルタ13が顔の一部に接触することによる着用者の不快感を防止できる。
図4は、ぬれフィルタ13が装着されたマスク1を着用者Aが着用している状態を模式的に示している。図4は、着用者Aの左横顔を見た図であり、理解を容易にするため、マスク1に隠れて本来視認することができない着用者Aの横顔の輪郭線も合わせて図示されている。
図4に示すように、ぬれフィルタ13は取付目印5を目安として着用者Aの好みの場所に装着されている。ぬれフィルタ13は、マスク1に装着された後も平板形状に戻ろうとする弾性力でマスク本体部3の着用面を押し続ける。このため、口元空間19は、ぬれフィルタ13の弾性力により押し広げられる。これにより、ぬれフィルタ13は着用者Aの顔(例えば唇)に接触し難くなる。また、マスク1は、ぬれフィルタ13が着用者Aの顔に接触しにくい構造を有しているので、ぬれフィルタ13は、吸水体17を口元空間19に露出させた状態で装着させることができる。また、ぬれフィルタ13は、吸水体17の前面に所定の層を設ける必要がないので、吸水体17に含浸された薬液に含まれる香料などが着用者に届きやすくなる。このため、ぬれフィルタ13は、所定の層などを設ける場合と比較して、小さく形成でき、かつ吸水体17に含浸する薬液の量を低減できる。
ぬれフィルタ13が口元空間19を押し広げる力は、例えばマスク本体部3の剛性よりも強く、かつ当該押し広げる力によって耳ひも部7が前方に引っ張られて着用者に不快感を与えない程度であることが望ましい。当該押し広げる力は、例えばぬれフィルタ13の弾性力などで規定される。
以上説明したように、本実施形態による保湿体及びマスクによれば、ぬれフィルタ13は、面ファスナー15に吸水体17を溶着した簡易な構造を有し、マスク1は、従来とほぼ同じ形状のマスクに溶着により形成した取付目印5を備えているという簡易な構造を有している。この簡易な構造のぬれフィルタ13及びマスク1によれば、ぬれフィルタ13が着用者に接触するのを防止できる。これにより、本実施形態によれば、着用者の不快感を防止できる。
次に、本実施形態によるマスクの製造方法について図5を用いて説明する。図5は、本実施形態によるマスク1の製造工程を模式的に示す図である。
マスク本体部3(図1参照)の形成材料で形成されたシート状の第1シート部材25と、当該形成材料で形成されたシート状の第2シート部材27とが準備される。第2シート部材27は第1シート部材25よりも狭い幅に形成されている
次に、図7(a)に示すように、第1シード部材25の短手方向の中心と第2シート部材27の短手方向の中心とを一致させながら第1シート部材25上に第2シート部材27を重ね合わせる。これにより、第1及び第2シート部材25、27が重なった領域は二層構造になり、第1及び第2シート部材25、27が重なっていない領域は一層構造になる。
次に、第1及び第2シート部材を例えば超音波溶着して、第1及び第2シート部材25、27を貼り合わせた貼り合わせ部11、29、31を形成する。貼り合わせ部11、29、31の形成と同時に、取付目印5を形成する(装着目安部形成工程の一例)。貼り合わせ部11は、マスク本体部3の上辺の貼り合わせ部となり、貼り合わせ部29はマスク本体部3の下辺の貼り合わせ部となる。
次に、図5(b)に示すように、第1シート部材25が第2シート部材27を覆うように貼り合わせ部11を重ね合わせ、貼り合わせ部11とは反対側を例えば超音波溶着してマスク本体部3の中央線9を形成する(中央線形成工程の一例)。このとき、中央線9は例えば2つの取付目印5の間に形成される。
次に、図5(c)に示すように、第1及び第2シート部材25、27からマスク本体部3を型抜きする(型抜き工程の一例)。
次に、別の工程で製造された耳ひも部7を準備する。
次に、図5(d)に示すように、貼り合わせ部11の外側に張り出した第1シート部材25(すなわち左側シート片3a)に耳ひも部7を例えば超音波溶着する(耳掛け部溶着工程の一例)。
これにより、マスク1が完成する。
以上説明したように、本実施形態によるマスクの製造方法によれば、新たな工程を追加せずに、貼り合わせ部を形成する工程で取付目印5を形成できる。これにより、製造コストの増加を防止するとともに、着用者の不快感を防止できるマスクを製造することができる。
本発明は、上記実施の形態に限らず、種々の変形が可能である。
上記実施形態では、マスク1は立体型マスクであるが本発明はこれに限られない。例えばプリーツ型のマスクであっても同様の効果が得られる。
1 マスク
3 マスク本体部
3a 左側シート片
3b 右側シート片
5 取付目印
7 耳ひも部
7a 開口
9 中央線
9a 上部中央線
9b 下部中央線
11 貼り合わせ部
13 ぬれフィルタ
15 面ファスナー
16 貼付面
16a 係合部
17 吸水体
19 口元空間
21 切り欠き部
23 溶着層
25 第1シート部材
27 第2シート部材

Claims (13)

  1. 被装着物に着脱可能に貼付される貼付面を備えた貼付体と、
    前記貼付面の裏面側に配置され、水分を吸水した吸水体と
    を有することを特徴とする保湿体。
  2. 熱可塑性材料で形成され、前記貼付体と前記吸水体とを溶着する溶着層をさらに有すること
    を特徴とする請求項1記載の保湿体。
  3. 前記貼付体及び前記吸水体は、端部に形成された切り欠き部を有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の保湿体。
  4. 前記貼付体は、メカニカルファスナーであること
    を特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の保湿体。
  5. 前記吸水体は、所定の薬液を含浸していること
    を特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の保湿体。
  6. 着用者の口及び鼻を少なくとも覆うマスク本体部と、
    前記着用者に対面する前記マスク本体部の面に着脱可能な請求項1から5までのいずれか一項に記載の保湿体と
    を有することを特徴とするマスク。
  7. 前記マスク本体は、前記保湿体の装着位置の目安となる装着目安部を有すること
    を特徴とする請求項6記載のマスク。
  8. 前記装着目安部は、溶着により形成されていること
    を特徴とする請求項7記載のマスク。
  9. 前記保湿体は、前記マスク本体部の口元空間に前記吸水体を露出した状態で該マスク本体部に装着されること
    を特徴とする請求項6から8までのいずれか一項に記載のマスク。
  10. 前記マスク本体の口元空間は、前記保湿体の弾性力により押し広げられること
    を特徴とする請求項6から9までのいずれか一項に記載のマスク。
  11. シート状の第1シート部材と、シート状を有し前記第1シート部材よりも幅の狭い第2シート部材とを重ね合わせ、前記第1及び第2シート部材を溶着して、前記第1及び第2シート部材を貼り合わせた貼り合わせ部と同時に、所定部材の装着位置の目安となる装着目安部を形成する装着目安部形成工程と、
    前記第1シート部材が前記第2シート部材を覆うように前記貼り合わせ部を重ね合わせ、前記貼り合わせ部とは反対側を溶着してマスク本体の中央線を形成する中央線形成工程と、
    前記第1及び第2シート部材から前記マスク本体を型抜きする型抜き工程と、
    前記貼り合わせ部の外側に張り出した前記第1シート部材に耳掛け部を溶着する耳掛け部溶着工程と
    を有することを特徴とするマスクの製造方法。
  12. 前記中央線形成工程において、前記装着目安部の間に前記中央線を形成すること
    を特徴とする請求項11記載のマスクの製造方法。
  13. 前記所定部材は、前記着用者に対面する前記マスク本体部の面に着脱可能に貼付する貼付面を備えた貼付体と、前記貼付面の裏面側に配置され、水分を吸水した吸水体とを備えた保湿体であること
    を特徴とする請求項11又は12に記載のマスクの製造方法。
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