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JP2015106401A - 充電施設の状態検知装置、及び充電施設の状態検知方法 - Google Patents

充電施設の状態検知装置、及び充電施設の状態検知方法 Download PDF

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JP2015106401A
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Akira Takiguchi
晃 滝口
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Abstract

【課題】バッテリへ通常の充電が行えない充電施設を検知する充電施設の状態検知装置を提供する。【解決手段】充電施設の位置を示す位置情報を取得し、走行履歴の情報と搭載されたバッテリの充電状態を示したバッテリ情報を、複数の車両100から取得し、車両100の走行履歴の情報、充電施設の位置情報、バッテリのバッテリ情報に基づき、所定の充電施設の駐車位置又は駐車位置の周辺に存在した複数の車両のうち、異常な走行履歴をもつ車両数を推定し、推定された車両数が所定の数以上である場合に、所定の充電施設をバッテリへ通常の充電が行えない充電施設として検知する。【選択図】図2

Description

本発明は、充電施設の状態検知装置、及び充電施設の状態検知方法に関するものである。
制御装置は、各種データを蓄積するデータベースを備えるセンタ装置と接続され、バッテリの充電量が急速充電推奨残量となる充電量を残した状態で車両が到達可能なエリアを設定し、この設定されたエリア内でバッテリの充電地点を探索する。バッテリ寿命を考慮した場合には、出発地から目的地に至る経路を探索し、バッテリへの充電回数が複数あるときには充電回数が最少となるように、充電回数を削減しながらバッテリの充電地点を適切に案内するシステムが開示されている(特許文献1)。
特開2012−251989号公報
しかしながら、上記システムでは、出発地から目的地までの充電地点となる充電施設の状態を把握していないため、バッテリへ通常の充電が行えない充電施設を検知することが出来ないという問題があった。
本発明は、充電施設の位置を示す位置情報を取得し、車両の走行履歴の情報を複数の車両から取得し、車両に搭載されたバッテリの充電状態を示したバッテリ情報を、複数の車両から取得し、車両の走行履歴の情報、充電施設の位置情報、車両のバッテリ情報に基づき、所定の充電施設の駐車位置又は駐車位置の周辺に存在した複数の車両のうち、異常な走行履歴をもつ車両数を推定し、推定された車両数が所定の数以上である場合に、所定の充電施設をバッテリへ通常の充電が行えない充電施設として検知することで上記課題を解決する。
本発明は、充電施設の位置を示す位置情報を取得し、車両に搭載されたバッテリの充電状態を示したバッテリ情報を、複数の車両から取得し、充電施設の位置情報、及びバッテリ情報に基づき、所定の充電施設の駐車位置、又は、駐車位置の周辺に存在した複数の車両のうち、異常なバッテリ状態をもつ車両数を推定し、推定された車両数が所定の数以上である場合に、所定の充電施設をバッテリへ通常の充電が行えない充電施設として検知することで上記課題を解決する。
本発明は、異常な走行履歴又はバッテリ状態をもつ車両数を推定し、推定された車両数が所定の数以上であることを判定することで、所定の充電施設の状態を把握しているため、バッテリへ通常の充電が行えない充電施設を検知できる。
充電施設にて、バッテリを充電している状態の車両を示す図である。 本発明の実施形態に係る充電施設の状態検知装置を示すブロック図である。 充電施設の状態検知装置において、車両で行われる制御処理を示すフローチャートである。 充電施設の状態検知装置において、センタで行われる制御処理を示すフローチャートである。 充電施設の状態検知装置において、異常な走行履歴をもつ車両数を複数の車両の走行履歴から推定する制御処理を示すフローチャートである。 充電施設の状態検知装置において、異常なバッテリ状態をもつ車両数を複数の車両のバッテリ情報から推定する制御処理を示すフローチャートである。 充電施設の状態検知装置において、異常なバッテリ状態をもつ車両数を複数の車両のバッテリ情報から推定する制御処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、充電施設の状態検知装置を例に説明する。
《第1実施形態》
充電施設200にて、車両100に搭載されたバッテリ102に充電される様子について図1を用いて説明する。
充電施設200は、車両100に搭載されたバッテリ102へ充電を行う充電装置201を備えている。充電施設200の駐車位置に停車した車両100は、充電口101(充電ポート)にケーブル202が接続される。充電口101(充電ポート)にケーブル202が接続されていることが確認されると、充電装置201は、バッテリ102へ充電を開始する。
車両100は、充電装置201からバッテリ102へ充電を行うことで走行可能となる車両100であり、例えば電気自動車である。
充電口101は、充電装置201からバッテリ102へ充電を行う際に、ケーブル202と車両100を接続する。車両側は、ケーブル202に組み込まれた信号線を経由して充電装置200から送られる信号を受け取ることで、充電口101にケーブル202が接続されていることを検出する。
バッテリ102は、モータ106および補機類107に必要な電力を供給する。車両100に搭載されるバッテリ102は、2次電池と呼ばれ、バッテリ102と充電装置201をケーブル202で接続することで、車両外部からの電力でも複数回の充電が可能である。
センサ103は、バッテリ102から充電又は放電される電気を検出する装置である。バッテリ102の状態を把握するために、センサ103は、バッテリ102の入出力端子に電気的に接続されている。センサ103には、例えば、電流センサが用いられる。
DC―DC変換器104は、バッテリ102の電圧を昇圧または降圧した電圧を生成し、インバータ105および補機類107に必要とされる電圧を供給する。
インバータ105は、DC−DC変換器104から送られた電力を直流から交流に変換する装置である。モータ106の出力制御は、インバータ105が出力する交流電力を制御することによって行われる。
モータ106は、バッテリ102から供給される電力を動力に変換する装置である。モータ106には、例えば、三相交流同期モータが用いられている。
補機類107は、モータ106を除く、車両100に備え付けられた周辺機器を示す。例えば、音楽を再生する音響機器、窓を自動に開閉するパワーウィンドウ、地図情報を提供するカーナビゲーションシステムなどの電子機器が一例に挙げられる。
このように、バッテリ101に蓄えられた電気は、モータ106や補機類107など複数の用途に使用される。バッテリ102の残量が減った場合に、ドライバーは、車両100の周辺に位置する充電施設200の駐車位置に車両100を停車させ、バッテリ102に充電を行う。
図2は、本実施形態に係る充電施設の状態検知装置400を示すブロック図である。充電施設の状態検知装置400は、車両100とセンタ300とを備えている。以下、充電施設の状態検知装置400の構成要素について説明する。
車両100は、コントローラ111と、送受信機112と、位置検出器113と、ディスプレイ114と、地図情報データベース115と、充電情報データベース116と、走行履歴データベース117、充電口101とを備えている。
コントローラ111は、送受信機112と、位置検出器113と、ディスプレイ114と、地図情報データベース115と、充電情報データベース116と、走行履歴データベース117と、充電口101とを接続し、それらを制御する装置である。コントローラ111は、例えば、複数の半導体ICを制御するマイクロコントローラでよい。
送受信機112は、コントローラ111から送られてくるバッテリ情報と、車両100の走行履歴と、充電施設200の位置情報とをセンタ300側に送信する。また、送受信機112は、センタ300側から送られてくる情報を受信する。
位置検出器113は、GPS(Global Positioning System)受信機を備えている。GPS受信機は、複数あるGPS衛星のうち、上空にある数個の衛星から信号を受け取り、車両100の現在位置を知ることができる。GPS受信機で受け取った現在位置は、カーナビゲーションシステムで表示される現在位置に対応する。位置検出器113で検出された現在地の位置情報は、コントローラ111へ送られ、走行履歴データベース117に格納される。
ディスプレイ114は、地図情報を表示する装置である。ディスプレイ114は、カーナビゲーションシステムにより、地図データベース115に記憶された地図情報を表示する際に使用される。
地図データベース115は、道路の情報や充電施設情報等を含んだ地図情報を記憶する。充電施設情報には、充電施設200の位置情報、急速充電に対応した充電装置の有無、充電装置201の故障履歴などが含まれる。充電施設情報は、道路の情報と共にディスプレイ114に表示することができる。また、地図データベース115に格納された地図情報は、送受信機112が受信した地図情報を地図情報データベース115に登録することで、最新の情報に更新される。
充電情報データベース116は、車両100のバッテリ情報を記憶する。車両100のバッテリ情報には、例えば、バッテリ102の充電量、充電開始時のバッテリ残量の値、充電終了時のバッテリ残量の値がある。センサ103に電流センサを用いた場合に、バッテリ102の充電量は、電流センサで検出された電流値を積算することで算出することができる。
走行履歴データベース117は、所定の充電施設200の駐車位置の周辺を走行した車両100の走行履歴を記憶する。車両100の走行履歴には、例えば、車両100の位置情報、位置検出器113が車両100の位置情報を検出した時間、走行距離がある。車両100の位置情報および車両100の位置情報を位置検出器113が検出した時間は、位置検出器113からコントローラ111を介して走行履歴データベース117に送られる。
次に、センタ300の構成について説明する。センタ300は、コントローラ301と、送受信機302と、地図情報データベース303と、充電情報データベース304と、走行履歴データベース305とを備えている。センタ300は、複数の車両100の地図情報、充電情報、及び走行履歴情報を管理する装置であり、例えばサーバである。
コントローラ301は、送受信機302と、地図情報データベース303と、充電情報データベース304と、走行履歴データベース305とを接続し、それらを制御する装置である。車両100に搭載されたコントローラ111と同様に、複数の半導体ICを制御するマイクロコントローラでよい。
コントローラ301は、異常な状態を予め設定し、設定した異常な状態に対して、送受信機112から送られた車両100のバッテリ情報及び車両の走行履歴が一致するかを判定する。ここでいう異常な状態とは、例えば、所定の充電施設200で正常にバッテリ102へ充電していないことを表す状態である。異常な状態と判定された場合は、該当する車両数をコントローラ301が推定する。
さらに、コントローラ301は、推定された車両数が所定値以上である場合に、所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200として検知する。バッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200は、充電装置201の故障、停電による充電施設200への電力供給の制限、サービス時間外などにより、通常通りにバッテリ102への充電が行えない充電施設200である。
送受信機302は、送受信機112から送られる車両100のバッテリ情報と、車両100の走行履歴と、充電施設200の位置情報とを受信する。また、送受信機302は、コントローラ301から送られる情報を複数の車両100へ送信する。
地図情報データベース303は、地図情報を記憶する。地図情報には、道路情報に加え、充電施設200の位置情報も含まれる。また、地図情報データベース303に記憶された地図情報は、地図情報を更新することで、最新の情報となる。更新された地図情報は、コントローラ301を介して受信機302で複数の車両100へ送信される。
充電情報データベース304は、送受信機302で受信した複数の車両100のバッテリ情報を記憶する。充電情報データベース304で記憶されたバッテリ情報は、コントローラ301へ送られ、バッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200を検知する際に用いられる。
走行履歴データベース305は、送受信機302で受信した複数の車両100の走行履歴を記憶する。走行履歴データベース305で記憶された車両100のバッテリ情報は、コントローラ301へ送られ、バッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200を検知する際に用いられる。
充電施設の状態検知装置400における、車両100で行われる制御処理について図3のフローチャートを用いて説明する。
ステップS10において、コントローラ111は、所定の充電施設200の位置情報を取得する。充電施設200の位置情報は、地図情報データベース115から取得してよい。そして、ステップS20に進む。
ステップS20において、コントローラ111は、車両100のバッテリ情報をセンサ103から取得する。センサ103により取得されたバッテリ情報は、充電情報データベース116に記憶される。センサ103によりリアルタイムで検出されたバッテリ情報には、充電率や充電量の他にセンサ103が検出した時間といった時間情報も含まれる。また、バッテリ情報には、充電装置201のケーブル202が充電口101に接続された時刻とその時のバッテリ102の残量の値、及び充電口101に接続された時刻から一定時間経過した時刻とその時のバッテリ102の残量の値が含まれる。そして、ステップS30に進む。
ステップS30において、コントローラ111は、所定の充電施設200でバッテリ102へ充電を行ったか否かを判定する。所定の充電施設200でバッテリ102へ充電を行ったか否かは、充電装置201のケーブル202と充電口101が接続したことを確認し、接続を確認してから一定時間経過後のバッテリ残量の値が増加していることにより、判定することができる。ケーブル202と充電口101との接続は、接続した際に送られる検出信号をコントローラ111が取得することで確認することができる。バッテリ102へ充電を行った場合は、ステップS60に進む。一方、バッテリ102へ充電を行っていない場合は、ステップS40に進む。
ステップS40において、コントローラ111は、バッテリ102の残量の値を用いて、送信機112により送信する走行履歴を選別している。具体的には、バッテリ102の残量の値が一定値以下か否か判定を行う。バッテリ102の残量の値が一定値以下の場合は、バッテリ102へ充電が必要な状況であり、ステップS50に進む。一方、バッテリ102の残量の値が一定値以下ではない場合は、バッテリ102へ充電を行う状況にないため、フローを終了する。
ステップS50において、コントローラ111は、バッテリ102に充電が必要な状態で、車両100の位置情報を位置検出器113から取得する。位置情報検出器113により取得された車両100の位置情報は、走行履歴データベース117に記憶される。コントローラ111は、時系列の位置情報を解析することで、車両の走行履歴を把握することができる。走行履歴データベース117に記憶される走行履歴は、例えば、車両100の位置情報、位置検出器113が車両100の位置情報を検出した時間、走行距離がある。そして、ステップS60に進む。
ステップS60において、送受信機112は、ステップS20およびステップS50で取得したバッテリ情報および走行履歴をセンタ300側へ送信する。ステップS30において、充電施設200でバッテリ102へ充電を行った場合に、送受信機112は、バッテリ102の充電率や時間情報を含むバッテリ情報をセンタ300側に送信する。一方、ステップS40において、バッテリ102の残量値が一定値以下の場合に、送受信機112は、車両100の位置情報やその時間情報を含む走行履歴をセンタ300側に送信する。そして、フローを終了する。
なお、ステップS30、及び、ステップS40において行った判定は、センタ300側で行うこともできる。この場合は、ステップS30、及び、ステップS40の判定よってセンタ300に送信する情報の選別をしていないため、センタ300に送る情報量が多くなる。
充電施設の状態検知装置400において、センタ300で行われる制御処理について図3のフローチャートを用いて説明する。
ステップS100において、送受信機302は、送受信機112から送られる充電施設200の位置情報、車両100の走行履歴、及び車両100のバッテリ情報を受信する。送受信機302が受信した情報は、コントローラ301へ送られる。そして、ステップ110に進む。
ステップS110において、コントローラ301は、異常な状態をもつ車両数を推定する。異常な状態は、車両100のバッテリ情報、又は、走行パターンを用いて設定する。コントローラ301は、車両100側から送られた情報と設定した異常な状態とを比較し、設定した異常な状態に該当する車両数を推定する。詳しい説明は、図5、図6、及び、図7を用いて後で説明する。そして、ステップ120に進む。
ステップS120において、コントローラ301は、ステップS110のフローにより推定された車両数が所定の数以上か否かを判定する。推定された車両数が所定の数以上の場合は、バッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200である可能性が高いことを示している。推定された車両数を判定する際に用いる所定の数は、外部から設定することができ、所定の数を大きくすることで、所定の充電施設200を誤ってバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200と判定することを防ぐことができる。推定された車両数が所定の数以上の場合は、ステップS140に進む。一方、推定された車両数が所定の数以下の場合は、ステップS130に進む。
ステップS130において、地図情報データベース303は、ステップ110で推定された車両数を充電施設情報として登録する。ステップS110で推定された車両数を地図情報データベース303に登録する目的は、所定の充電施設200で過去に推定された車両数を参照できるようにするためである。そして、フローを終了する。
ステップS140において、コントローラ301は、ステップS120の判定結果に基づいて、所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200と判定する。そして、ステップS150に進む。
ステップS150において、地図情報データベース303は、ステップS110で推定された車両数、ステップS140の判定結果、及び、所定の充電施設200の利用時間外の時間帯を充電施設情報として登録する。所定の充電施設200の利用時間外の時間帯を特定する方法は、図4のフローを説明した後に述べる。そしてステップS160に進む。
ステップS160において、地図情報データベース303は、格納されている地図情報をステップS150で登録された充電施設情報を含む地図情報に更新する。ここでは、ステップS140でバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200と判定された判定結果を地図情報に反映させることができる。そしてステップS170に進む。
ステップS170において、送受信機302は、ステップS160で更新された地図情報を複数の車両100へ送信する。車両100は、位置検出器113により検出された車両100の位置情報を、センタ300に送信することで、センタ300から地図情報を送受信機112で受信する。送受信機112が受信した最新の地図情報は、バッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200の位置情報が含まれる。これにより、ドライバーは、車両100の周辺に位置する充電施設200がバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200か否かを知ることができる。また、充電施設の状態検知装置400は、バッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200の位置情報をディスプレイ114に表示しなくすることもでる。これにより、カーナビゲーションシステムは、バッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200を充電施設200の検索対象から外すことができる。そしてフローは終了する。
また、ステップS170において、送受信機302は、所定の充電施設200の利用時間外の時間帯を車両100に送信する。この場合、まず、コントローラ301は、所定の充電施設200でバッテリへ正常に充電していないことを表す走行履歴のうち、車両100の位置に対応した時刻を含む時間帯を複数の車両毎に特定する。次に、特定された時間帯において車両数が所定の数以上の場合に、コントローラ301は、所定の充電施設200を利用時間外の充電施設として検知する。最後に、特定された時間帯において所定の充電施設200を利用時間外の充電施設として検知した場合には、特定された時間帯と検知結果を送受信機302により、車両100に送信する。これにより、充電施設の状態検知装置400は、所定の充電施設200の利用時間外の時間帯をドライバーに知らせることができる。そして、フローを終了する。
充電施設の状態検知装置400において、異常な走行履歴をもつ車両数を推定する制御処理について図5のフローチャートを用いて説明する。ここで示すフローは、図4のステップS110に対応する。
ステップS111において、コントローラ301は、所定の充電施200とその周辺のエリアを設定する。例えば、コントローラ301が、複数ある充電施設200の中から所定の充電施設200を選択し、選択した所定の充電施設200から半径1kmなどのエリアを設定する。設定したエリアに存在する車両100の走行履歴およびバッテリ情報を用いて、ステップS115の車両数は推定される。充電施設200が密集している地域では、エリアを小さく設定し、また充電施設200が密集していない地域では、エリアを大きく設定する。これにより、所定の充電施設200の周辺に存在する車両数は、一定にすることができる。そして、ステップS112に進む。
ステップS112において、コントローラ301は、送受信機302で受信した車両100の走行履歴が所定の充電施設でバッテリへ正常に充電していないことを表す走行パターンか否かを判定する。所定の充電施設でバッテリへ正常に充電していないことを表す走行パターンは、走行している車両100が充電施設200に停車しようと減速したが、充電施設200に停車しない走行パターンと予め設定する。予め設定した走行パターンに車両100の走行履歴が該当する場合は、ステップS115に進む。一方、予め設定した走行パターンに車両100の走行履歴が該当しない場合は、ステップS113に進む。
ステップS112において予め設定した走行パターンは、例えば、バッテリ102の充電率が減少し、バッテリ102へ充電するために、車両100が充電施設200に停車しようと減速したが、充電施設200に停車せず、そのまま走行した走行パターンを示す。充電施設200に車両が停車しない原因の一つとしては、充電装置201が故障し、バッテリ102へ充電が行えないことが挙げられる。
車両100の走行履歴を取得する条件として、ステップS40で、バッテリ102の残量の値が一定値以下という判定を行っている。そのため、ステップS112、ステップS113、及び、ステップS114は、バッテリ102へ充電を行う必要がある車両100に限定して、判定を行っている。
ステップS113において、コントローラ301は、送受信機302で受信した車両100の走行履歴が所定の充電施設でバッテリへ正常に充電していないことを表す走行パターンか否かを判定する。所定の充電施設でバッテリへ正常に充電していないことを表す走行パターンは、車両100が充電施設200の駐車位置の周辺で停車した時間が通常の充電時に停車する時間未満であり、且つ充電施設200の駐車位置に停車しない走行パターンと予め設定する。予め設定した走行パターンに車両100の走行履歴が該当する場合は、ステップS115に進む。一方、予め設定した走行パターンに車両100の走行履歴が該当しない場合は、ステップS114に進む。
ステップS113において予め設定した走行パターンは、例えば、充電施設200の駐車位置に車両100が停車することができず、充電施設200の周辺で車両100を停車させ、充電施設200の駐車位置に停車することなく、そのまま走行した走行パターンを示している。また、ステップS113の判定条件は、所定の充電施設200の周辺でショッピングする際に、車両100を長時間停車するような状況を除外するために、通常の充電時に停車する時間未満という条件を設けている。
ステップS114において、コントローラ301は、送受信機302で受信した車両100の走行履歴が所定の充電施設200でバッテリへ正常に充電していないことを表す走行パターンとか否かを判定する。所定の充電施設200でバッテリへ正常に充電していないことを表す走行パターンは、充電施設200に停車した時間が通常の充電時に停車する時間未満の走行パターンと予め設定する。予め設定した走行パターンに車両100の走行履歴が該当する場合は、ステップS115に進む。一方、予め設定した走行パターンに車両100の走行履歴が該当しない場合は、フローを終了する。
ステップS114において予め設定した状況は、例えば、バッテリ102に通常の充電を行う時間が30分間程度なのに対し、充電装置201に不具合が生じているため、充電施設200の駐車位置に車両100が5分間程度しか停車しない状況を示している。
なお、ステップS112、ステップS113、及び、ステップS114のフロー順番は、前後を入れ替えても問題ない。
ステップS115において、コントローラ301は、ステップS112、ステップS113及びステップS114の判定結果に基づいて、予め設定した状況に車両100の走行履歴が該当する車両数を推定する。そして、フローは終了する。
本発明によれば、充電施設200の位置を示す位置情報と取得し、車両100の走行履歴の情報と車両100に搭載されたバッテリ102の充電状態を示したバッテリ情報を、複数の車両100から取得し、車両100の走行履歴の情報、充電施設200の位置情報、及び車両100のバッテリ情報に基づき、所定の充電施設の駐車位置又は駐車位置の周辺に存在した複数の車両のうち、異常な走行履歴を示す車両数を推定し、推定された車両数が所定の数以上である場合に、所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200として検知する。これにより、充電施設の状態検知装置400は、所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200として検知することができる。
また、本発明では、所定の充電施設200に通信施設がない場合、又は、所定の充電施設200の異常によりセンタ300と通信が出来ない状況において、充電施設の状態検知装置400は、当該所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200として検知することができる。
本発明によれば、バッテリへ充電が必要な状況において、駐車位置の周辺を走行した走行履歴を複数の車両毎に特定し、特定した走行履歴と異常な走行パターンとを複数の車両毎に比較することで、車両数を推定する。これにより、異常な走行履歴を示す車両数を推定することができる。
本発明によれば、バッテリ102の充電率が一定値以下となる場合を、バッテリ102へ充電が必要な状況として特定する。これにより、充電施設の状態検知装置400は、所定の充電施設200を利用する可能性の高い車両100の走行履歴を用いて、所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200として検知することができる。また、充電施設の状態検知装置400は、バッテリ102に充電を行った際のバッテリ102の充電率を統計的に解析することで、バッテリ102へ充電を行う必要のある車両を限定し、車両数を推定する精度を向上することができる。
本発明によれば、異常な走行パターンは、車両100が充電施設200に停車しようと減速したが充電施設に停車しない場合の走行パターン、車両100が所定の充電施設200の駐車位置の周辺において、車両100の停車時間が通常の充電時における停車時間未満であり、所定の充電施設200の駐車位置に車両100が停車しない場合の走行パターン、又は、所定の充電施設200において、車両100の停車時間が通常の充電時における停車時間未満となる場合の走行パターンである。これにより、充電施設の状態検知装置400は、特定の走行履歴を用いて、所定の充電施設200でバッテリへ充電していないことを表す走行履歴に該当する車両数を推定することにより、所定の充電施設をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設として検知する精度を向上することができる。
本発明によれば、所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設として検知した場合には、検知した結果を車両100に送信する。これにより、充電施設の状態検知装置400は、ドライバーにバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200の位置情報を知らせることができる。また、充電施設の状態検知装置400は、ドライバーにバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200の位置情報を回避して、充電施設200の位置情報を知らせることができる。また、例えば夜間に管理人が不在の充電施設200や管理人が常駐していない充電施設200で充電装置201が故障した場合にも、ドライバーにバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200の位置情報を知らせることができる。
ところで、本発明とは異なり、通常の充電が行えない充電施設200を検知していない場合には、以下のような問題も考えられる。例えば、バッテリの充電率が低い状態で、車両が到着した充電施設が、通常の充電が行えない充電施設であったとする。このとき、他の充電施設で充電するために車両を走行させたとしても、バッテリの充電率が低くなっているため、車両は、当該他の充電施設に到着できず、立ち往生する可能性もある。
しかしながら、本発明は、ドライバーに対して、通常の充電が行えない充電施設200を知らせているため、ドライバーは、通常の充電が行えない充電施設200を避けた走行ルートを選択できる。その結果として、本発明は、上記の一例として挙げた、他の充電施設まで到着できずに立ち往生するような事態を回避できる。
本発明によれば、車両100の位置に対応した時刻を含む走行履歴を取得し、異常な走行履歴を選別し、選別された走行履歴の時刻を含む時間帯を複数の車両毎に特定し、特定された時間帯において車両数が所定の数以上の場合に、所定の充電施設200を利用時間外の充電施設として検知し、特定された時間帯において所定の充電施設200を利用時間外の充電施設として検知した場合には、特定された時間帯と検知結果を車両100に送信する。これにより、充電施設の状態検知装置400は、所定の充電施設200のサービス時間外の時間帯をドライバーに知らせることができる。
なお、ステップS30とステップS40は、車両側ではなくセンタ側で実施してもよい。また、充電施設の状態検知装置400は、車両100とセンタ300を備える構成に限定する必要はなく、複数の車両間または1台の車両内で実施してもよい。
なお、上記の地図情報データベース115及び地図情報データベース303が本発明の「位置情報取得手段」に相当し、位置検出器113が本発明の「走行履歴取得手段」に相当する。また、センサ103が本発明の「バッテリ情報取得手段」に相当し、コントローラ301が本発明の「検知手段」に相当し、送受信機302が本発明の「検知結果送信手段」に相当する。
《第2実施形態》
本例では、上述した第1実施形態に対して、図4のステップS110のフローが異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を適宜、援用する。車両100のバッテリ情報から車両数を推定する制御処理について図6のフローチャートを用いて説明する。図6のフローチャートは、図4のステップS110に対応する。
ステップS201において、コントローラ301は、所定の充電施200とその周辺のエリアを設定する。充電施設周辺のエリアの設定は、ステップS111と同様である。
ステップS202において、コントローラ301は、送受信機302で受信した車両100のバッテリ情報が、所定の充電施設200でバッテリへ充電していないことを表すバッテリ状態である否かを判定する。所定の充電施設200でバッテリへ充電していないことを表すバッテリ状態は、バッテリ102に充電を開始してから所定時間経過後に充電量が増加しないバッテリ状態と予め設定する。予め設定したバッテリ状態に車両100のバッテリ情報が該当する場合は、ステップS203に進む。一方、予め設定したバッテリ状態に車両100のバッテリ情報が該当しない場合は、フローを終了する。
ステップS202において予め設定したバッテリ状態は、例えば、車両100がバッテリ102に充電を行うために充電施設200の駐車位置に停車したが、充電装置201が故障しているため、充電開始から10分間経過してもバッテリ102の充電量が増加していないときのバッテリ状態である。
ステップS203において、コントローラ301は、ステップ202の判定結果に基づいて、予め設定したバッテリ状態に車両100のバッテリ情報が該当する車両数を推定する。図6に示すフローは、車両100の走行履歴は必要なく、送受信機112から充電施設200の位置情報、車両100のバッテリ情報を送信すればよい。
本発明によれば、充電施設200の位置を示す位置情報を取得し、車両100に搭載されたバッテリ102の充電状態を示したバッテリ情報を、複数の車両100から取得し、充電施設200の位置情報、及びバッテリ情報に基づき、所定の充電施設200の駐車位置又は駐車位置の周辺に存在した複数の車両100のうち、異常なバッテリ状態を示す車両数を推定し、推定された車両数が所定の数以上である場合に、所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200として検知する。これにより、充電施設の状態検知装置400は、所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200として検知することができる。所定の充電施設200に通信施設がない場合、又は、所定の充電施設200の異常によりセンタ300通信が出来ない状況において、充電施設の状態検知装置400は、当該所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200として検知することができる。
本発明によれば、所定の充電施設を利用したときのバッテリ情報を複数の車両毎に特定し、特定されたバッテリ情報と、異常なバッテリ状態とを複数の車両毎に比較することで、車両数を推定する。これにより、異常なバッテリ状態を示す車両数を推定することができる。
本発明によれば、異常なバッテリ状態は、バッテリ102に充電を開始してから所定時間経過後に充電量が増加していない場合のバッテリ状態である。これにより、充電施設の状態検知装置400は、特定のバッテリ情報を用いて、所定の充電施設200でバッテリへ正常に充電していないことを表すバッテリ状態に該当する車両数を推定することにより、所定の充電施設をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設として検知する精度を向上することができる。
《第3実施形態》
本例では、上述した第1実施形態に対して、図4のステップS110のフローが異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を適宜、援用する。図6とは別の方法で、バッテリ情報から車両数を推定する制御処理について図7のフローチャートを用いて説明する。図7のフローチャートは、図4のステップS110に対応する。
ステップS301において、コントローラ301は、所定の充電施200とその周辺のエリアを設定する。充電施設周辺のエリアの設定は、ステップS111と同様である。
ステップS302において、コントローラ301は、ステップS202と同様に送受信機302で受信した車両100のバッテリ情報が、所定の充電施設200でバッテリへ正常に充電していないことを表すバッテリ状態か否かを判定する。所定の充電施設200でバッテリへ正常に充電していないことを表すバッテリ状態は、所定の充電施設200で、バッテリ102に充電を開始してから所定時間経過後の充電量が通常の充電時に充電される充電量より低いバッテリ状態と予め設定する。予め設定したバッテリ状態に車両100のバッテリ情報が該当する場合は、ステップS303に進む。一方、予め設定したバッテリ状態に車両100のバッテリ情報が該当しない場合は、フローを終了する。
次に、所定の充電施設200でバッテリへ正常に充電していないことを表すバッテリ状態を具体例で説明する。例えば、所定の充電施設200でバッテリ102に充電を行う通常のバッテリ状態は、30分間でバッテリ102の充電率が30%から80%まで増加するものとする。これに対して、所定の充電施設200でバッテリへ充電していないことを表すバッテリ状態は、充電装置201の故障が原因で、30分間でバッテリ102の充電率が30%から50%までしか増加しないようなバッテリ状態である。
ステップS303において、コントローラ301は、ステップ302の判定結果に基づいて、予め設定したバッテリ状態に車両100のバッテリ情報が該当する車両数を推定する。図7に示すフローは、車両100の走行履歴は必要なく、送受信機112から充電施設200の位置情報、車両100のバッテリ情報を送信すればよい。そして、フローを終了する。
本発明によれば、異常なバッテリ状態は、所定の充電施設200で、バッテリ102に充電を開始してから所定時間経過後の充電量が通常の充電時に充電される充電量より所定値以上低い場合のバッテリ状態である。これにより、充電施設の状態検知装置400は、特定のバッテリ情報を用いて、所定の充電施設200でバッテリへ正常に充電していないことを表すバッテリ状態に該当する車両数を推定することにより、所定の充電施設200をバッテリ102へ通常の充電が行えない充電施設200として検知する精度を向上することができる。
400…充電施設の状態検知装置
100…車両
111…コントローラ
112…送受信機
113…位置検出器
114…ディスプレイ
115…地図情報データベース
116…充電情報データベース
117…走行履歴データベース
101…充電口
300…センタ
301…コントローラ
302…送受信機
303…地図情報データベース
304…充電情報データベース
305…走行履歴データベース

Claims (12)

  1. 充電施設の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    車両の走行履歴の情報を複数の車両から取得する走行履歴取得手段と、
    前記車両に搭載されたバッテリの充電状態を示したバッテリ情報を、前記複数の車両から取得するバッテリ情報取得手段と、
    前記走行履歴の情報、前記位置情報、及び前記バッテリ情報に基づき、所定の充電施設の駐車位置又は前記駐車位置の周辺に存在した前記複数の車両のうち、異常な走行履歴を示す車両数を推定し、推定された前記車両数が所定の数以上である場合に、前記所定の充電施設を前記バッテリへ通常の充電が行えない充電施設として検知する検知手段とを備える
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  2. 充電施設の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記車両に搭載されたバッテリの充電状態を示したバッテリ情報を、複数の車両から取得するバッテリ情報取得手段と、
    前記位置情報及び前記バッテリ情報に基づき、所定の充電施設の駐車位置又は前記駐車位置の周辺に存在した前記複数の車両のうち、異常なバッテリ状態を示す車両数を推定し、推定された前記車両数が所定の数以上である場合に、前記所定の充電施設を前記バッテリへ通常の充電が行えない充電施設として検知する検知手段とを備える
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  3. 請求項1に記載の充電施設の状態検知装置であって、
    前記検知手段は、前記バッテリへ充電が必要な状況において、前記駐車位置の周辺を走行した前記走行履歴を複数の車両毎に特定し、特定した前記走行履歴と異常な走行パターンとを前記複数の車両毎に比較することで、前記車両数を推定する
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  4. 請求項3に記載の充電施設の状態検知装置であって、
    前記検知手段は、前記バッテリの充電率が一定値以下となる場合を、前記バッテリへ充電が必要な状況として特定する
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  5. 請求項3又は4のいずれか一項に記載の充電施設の状態検知装置であって、
    前記異常な走行パターンは、
    前記車両が前記充電施設に停車しようと減速したが前記駐車位置に停車しない場合の走行パターン、
    前記駐車位置の周辺において、前記車両の停車時間が通常の充電時における停車時間未満であり、前記駐車位置に前記車両が停車しない場合の走行パターン、又は、
    前記駐車位置において、前記車両の停車時間が通常の充電時における停車時間未満となる場合の走行パターンである
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  6. 請求項2に記載の充電施設の状態検知装置であって、
    前記検知手段は、前記所定の充電施設を利用したときの前記バッテリ情報を複数の車両毎に特定し、特定された前記バッテリ情報と、前記異常なバッテリ状態とを前記複数の車両毎に比較することで、前記車両数を推定する
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  7. 請求項2又は6のいずれか一項に記載の充電施設の状態検知装置であって、
    前記異常なバッテリ状態は、
    前記バッテリに充電を開始してから所定時間経過後に充電量が増加していない場合のバッテリ状態である
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  8. 請求項2又は6のいずれか一項に記載の充電施設の状態検知装置であって、
    前記異常なバッテリ状態は、
    前記所定の充電施設で、前記バッテリに充電を開始してから所定時間経過後の充電量が通常の充電時に充電される充電量より低い場合のバッテリ状態である
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の充電施設の状態検知装置であって、
    前記検知手段により、前記所定の充電施設を前記バッテリへ通常の充電が行えない充電施設として検知した場合には、検知した結果を前記車両に送信する検知結果送信手段をさらに備える
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  10. 請求項1、3、4、又は5のいずれか一項に記載の充電施設の状態検知装置であって、
    前記走行履歴は、前記車両の位置に対応した時刻を含み、
    前記検知手段は、前記異常な走行履歴を選別し、選別された前記走行履歴の前記時刻を含む時間帯を前記複数の車両毎に特定し、特定された前記時間帯において前記車両数が所定の数以上の場合に、前記所定の充電施設を利用時間外の充電施設として検知し、
    前記検知手段により、前記時間帯において前記所定の充電施設を利用時間外の充電施設として検知した場合には、前記時間帯と検知結果を前記車両に送信する検知結果送信手段をさらに備える
    ことを特徴とする充電施設の状態検知装置。
  11. 充電施設の位置を示す位置情報を取得するステップと、
    車両の走行履歴の情報を含む信号を複数の車両から受信するステップと、
    前記車両に搭載されたバッテリの充電状態を示したバッテリ情報を含む信号を、前記複数の車両から受信するステップと、
    前記走行履歴の情報、前記位置情報、及び前記バッテリ情報に基づき、所定の充電施設の駐車位置又は前記駐車位置の周辺に存在した前記複数の車両のうち、異常な前記走行履歴を示す車両数を推定し、推定された前記車両数が所定の数以上である場合に、前記所定の充電施設を前記バッテリへ通常の充電が行えない充電施設として検知する検知ステップと、
    前検知ステップの検知結果に基づき、メモリに記憶された地図情報を更新するステップを含む
    ことを特徴とする充電施設の状態検知方法。
  12. 充電施設の位置を示す位置情報を取得するステップと、
    前記車両に搭載されたバッテリの充電状態を示したバッテリ情報を、複数の車両から受信するステップと、
    前記位置情報、及び前記バッテリ情報に基づき、所定の充電施設の駐車位置又は前記駐車位置の周辺に存在した前記複数の車両のうち、異常なバッテリ状態を示す車両数を推定し、推定された前記車両数が所定の数以上である場合に、前記所定の充電施設を前記バッテリへ通常の充電が行えない充電施設として検知する検知ステップと、
    前記検知ステップの検知結果に基づき、メモリに記憶された地図情報を更新するステップを含む
    ことを特徴とする充電施設の状態検知方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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