JP2015194198A - 減衰力調整式緩衝器 - Google Patents
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Abstract
【課題】パイロット型の減衰力調整式緩衝器において、必要な減衰力特性の調整範囲を維持し、かつ、大型化することなく固定オリフィスの詰りを防止するフィルタを配置する。【解決手段】油液が封入されたシリンダ2内に、ピストンロッド4が連結されたピストン3を嵌装し、ピストンロッド4のストロークに対して、パイロット型の伸び側減衰力発生機構9によって減衰力を発生させる。ピストンボルト5に小径の先端部5Cを設け、小径部5Cとメインボディ14との間に環状の空間Cを形成し、この空間C内に環状のフィルタ35及び固定オリフィス36Aを有するオリフィス部材36を配置する。フィルタ35によって油液中の異物を捕獲して固定オリフィス36Aの詰りを防止する。これにより、メインバルブ11及び制御バルブ12のディスクバルブ18,28の内径を大きくすることなく、フィルタ35を配置することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、ピストンロッドのストロークに対して、流体の流れを制御することにより、減衰力を発生させ、その減衰力を調整可能な減衰力調整式緩衝器に関するものである。
自動車等の車両のサスペンション装置に装着される緩衝器は、一般的に、流体が封入されたシリンダ内にピストンロッドが連結されたピストンを摺動可能に嵌装し、ピストンロッドのストロークに対して、シリンダ内のピストンの摺動によって生じる流体の流れをオリフィス、ディスクバルブ等からなる減衰力発生機構によって制御して減衰力を発生させるようになっている。
また、例えば特許文献1に記載された油圧緩衝器では、減衰力発生機構であるメインディスクバルブの背部に背圧室(パイロット室)を形成し、流体を固定オリフィスを介して背圧室に導入して、メインディスクバルブに対して、背圧室の内圧を閉弁方向に作用させ、ソレノイドバルブ(パイロットバルブ)によって背圧室の内圧を調整することにより、メインディスクバルブの開弁を制御するようにしている。これにより、減衰力特性の調整の自由度を高めることができる。
上記のようなパイロット型の減衰力調整式緩衝器では、固定オリフィスの流路面積が相当に小さいので、油液中の異物を捕獲するフィルタを設けて固定オリフィスの詰りを防止することが望まれる。この場合、フィルタを配置する場所が問題となる。例えば、ピストンロッドの外周部にフィルタを配置し、フィルタの外周部にピストンおよびディスクバルブを配置した場合、ディスクバルブの内径が大きくなるため、ディスクバルブの剛性が高まってソフト側の減衰力が高くなってしまう。また剛性を下げるために、ディスクバルブの外径を大きくすると、減衰力調整式緩衝器が大型化することになる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、パイロット型の減衰力発生機構を備えた減衰力調整式緩衝器において、必要な減衰力特性の調整範囲を維持し、かつ、大型化することなく、パイロット室に流体を導入する固定オリフィスの詰りを防止するフィルタを配置できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る減衰力調整式緩衝器は、作動流体が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、該ピストンに連結され前記シリンダの外部に延出されたピストンロッドと、前記シリンダ内の前記ピストンの摺動によって生じる作動流体の流れを制御して減衰力を発生させる減衰力発生機構とを備え、
前記減衰力発生機構は、作動流体の圧力を受けて開弁して減衰力を発生させ、作動流体をパイロット室に導入して該パイロット室の内圧により開弁圧力を調整するパイロット型減衰弁を含み、
前記パイロット型減衰弁の弁体及び前記パイロット室を形成する部材を含む複数の環状部材は、これらに挿通された軸状部材に固定され、前記環状部材の一つと前記軸状部材との間に空間が形成され、前記空間内にフィルタ及び固定オリフィスの少なくとも一方が配置され、前記フィルタ及び前記固定オリフィスを介して作動流体を前記パイロット室に導入することを特徴とする。
前記減衰力発生機構は、作動流体の圧力を受けて開弁して減衰力を発生させ、作動流体をパイロット室に導入して該パイロット室の内圧により開弁圧力を調整するパイロット型減衰弁を含み、
前記パイロット型減衰弁の弁体及び前記パイロット室を形成する部材を含む複数の環状部材は、これらに挿通された軸状部材に固定され、前記環状部材の一つと前記軸状部材との間に空間が形成され、前記空間内にフィルタ及び固定オリフィスの少なくとも一方が配置され、前記フィルタ及び前記固定オリフィスを介して作動流体を前記パイロット室に導入することを特徴とする。
本発明に係る減衰力調整式緩衝器によれば、必要な減衰力特性の調整範囲を維持し、かつ、大型化することなく、パイロット室に流体を導入する固定オリフィスの詰りを防止するフィルタを配置することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の第1実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る減衰力調整式緩衝器1は、自動車のサスペンション装置に装着される筒形の緩衝器であって、作動流体として油液が封入されたシリンダ2と、シリンダ2内に摺動可能に挿入されてシリンダ2内をシリンダ上室2Aとシリンダ下室2Bとの2室に区画するピストン3と、一端部がピストン3に連結されて他端部がシリンダ2の外部に延出されたピストンロッド4とを備え、ピストンロッド4の伸び縮みすなわちストロークに対して減衰力を発生させるものである。減衰力調整式緩衝器1は、シリンダ2内にフリーピストン(図示せず)によってガス室を形成し、あるいは、シリンダ2にリザーバ(図示せず)を接続して、ピストンロッド4のストロークに伴うシリンダ2内の容積変化を補償している。
本発明の第1実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る減衰力調整式緩衝器1は、自動車のサスペンション装置に装着される筒形の緩衝器であって、作動流体として油液が封入されたシリンダ2と、シリンダ2内に摺動可能に挿入されてシリンダ2内をシリンダ上室2Aとシリンダ下室2Bとの2室に区画するピストン3と、一端部がピストン3に連結されて他端部がシリンダ2の外部に延出されたピストンロッド4とを備え、ピストンロッド4の伸び縮みすなわちストロークに対して減衰力を発生させるものである。減衰力調整式緩衝器1は、シリンダ2内にフリーピストン(図示せず)によってガス室を形成し、あるいは、シリンダ2にリザーバ(図示せず)を接続して、ピストンロッド4のストロークに伴うシリンダ2内の容積変化を補償している。
ピストンロッド4は、小径部5A、大径部5B、及び、小径部5Aよりも小径の先端部5Cを有する段付円筒状のピストンボルト5を介してピストン3に結合されている。ピストンボルト5は、小径部5Aを環状部材であるピストン3に挿入し、その先端部5Cにナット6を螺合することにより、ピストン3に固定されている。ピストンロッド4は、ピストンボルト5の大径部5Bにねじ込まれて、ピストンボルト5に固定されている。ピストンボルト5は、ピストンロッド4の一部を構成する軸状部材となっている。
ピストン3には、シリンダ上下室2A、2B間を連通する複数の通路7,8(各1つのみが図示されている)が貫通している。また、ピストン3には、ピストンロッド4の伸び行程時に主に通路7の油液の流れを制御して減衰力を発生させる伸び側減衰力発生機構9、及び、縮み行程時に主に通路8の油液の流れを制御して減衰力を発生させる縮み側減衰力発生機構10が設けられている。
伸び側減衰力発生機構9は、通路7の油液の流れを制御するパイロット型の減衰弁であるメインバルブ11と、メインバルブ11の開弁を制御するパイロット型の制御バルブ12と、制御バルブ12の開弁を制御するソレノイド駆動の圧力制御弁であるパイロットバルブ13とを備えており、ピストン3、ピストンボルト5と共にピストンボルト5の小径部5Aに取付けられたメインボディ14及び制御ボディ15に組み込まれている。メインボディ14及び制御ボディ15は、環状部材であり、ピストン3の一端部(図1において下端部)に、この順で重ねられ、ピストンボルト5の小径部5A及び先端部5Cが挿通されてナット6によってピストンボルト5に固定されている。
ピストン3の一端部には、複数の通路7の開口部の外周側に環状のシート部16が突出し、内周側に環状のクランプ部17が突出している。シート部16には、メインバルブ11を構成するディスクバルブ18の外周部が着座している。ディスクバルブ18の内周部は、環状のリテーナ19と共に、クランプ部17とメインボディ14との間でクランプされている。ディスクバルブ18の背面側の外周部には、ゴム等の弾性体からなる環状の弾性シール部材20が加硫接着等の固着手段によって固着されている。ディスクバルブ18の外周部には、切欠によってオリフィス18Aが形成されている。ディスクバルブ18は、所望の撓み特性が得られるように適宜積層してもよい。
メインボディ14の一端側には環状の凹部21が形成され、この凹部21内にディスクバルブ18に固着された弾性シール部材20の外周部が摺動可能かつ液密的に嵌合されて、凹部21内にパイロット室22が形成されている。ディスクバルブ18は、通路7側の油液の圧力を受けてシート部16からリフトして開弁して、通路7をシリンダ下室2Bに直接連通させる。パイロット室22の内圧は、ディスクバルブ18に対して閉弁方向に作用する。パイロット室22は、ディスクバルブ18に設けられた固定オリフィス23を介して通路7に連通されている。
メインボディ14には、軸方向に貫通して一端がパイロット室22に連通する通路24が円周方向に沿って複数設けられている。メインボディ14の他端部には、複数の通路24の開口部の外周側に環状の内側シート部25が突出し、内側シート部25の外周側に外側シート部26が突出し、また、複数の通路25の内周側に環状のクランプ部27が突出している。内側及び外側シート部25,26には、制御バルブ12を構成するディスクバルブ28が着座している。ディスクバルブ28の内周部は、ワッシャ29と共に、クランプ部27と制御ボディ15との間でクランプされている。ディスクバルブ28の背面側外周部には、ゴム等の弾性体からなる環状の弾性シール部材30が加硫接着等の固着手段によって固着されている。ディスクバルブ28は、所望の撓み特性が得られるように可撓性のディスク状の弁体が適宜積層されている。
制御ボディ15には環状の凹部31が形成され、この凹部31内にディスクバルブ28に固着された弾性シール部材30の外周部が摺動可能かつ液密的に嵌合されて、凹部31内にパイロット室32が形成されている。ディスクバルブ28は、メインバルブ11のパイロット室22に連通する通路24側の油液の圧力を受けて外側及び内側シート部26、25から順次リフトして開弁し、通路24をシリンダ下室2Bに直接連通させる。パイロット室32の内圧は、ディスクバルブ28に対して閉弁方向に作用する。パイロット室32は、ワッシャ29に設けられた切欠29A、及び、ピストンボルト5の先端部5Cの側壁に設けられた通路33を介して小径部5A及び先端部5Cの通路34に連通している。
図2を参照して、小径部5Aが挿入されたメインボディ4の内周部と、小径部5Aよりも小径の先端部5Cの外周部との間に環状の空間Cが形成されている。制御ボディ15は、先端部5Cに嵌合し、ナット6は、先端部5Cに螺合している。環状の空間Cには、小径部5A側から順に、環状のフィルタ部材35、オリフィス部材36、スペーサ37及びシール部材38が嵌合されている。これらのフィルタ部材35、オリフィス部材36、スペーサ37及びシール部材38は、小径部5Aと先端部5Cとの間の段部と、メインボディ14のクランプ部27でクランプされたディスクバルブ28の内周部との間で軸方向に固定されている。
また、ピストンボルト5の小径部5Aの外周面とメインボディ14の内周面との間には、これらのはめ合いによって隙間が設けられ、この隙間によって油液の通路39が形成されている。なお、通路39は、ピストンボルト5の小径部5Aの外周面及びメインボディ14の内周面の少なくとも一方に軸方向の溝を設けることによって形成してもよい。この通路39、ディスクバルブ18及びリテーナ19の内周部に形成された切欠18B,19Aにより、ピストン3の通路7と空間Cとが連通されている。空間Cは、スペーサ37に対向してピストンボルト5の先端部5Cの側壁を貫通する通路40によってピストンボルト5内の通路34に連通されている。
オリフィス部材36には、固定オリフィス36Aが設けられている。スペーサ37には、固定オリフィス36Aから通路40に油液を流すための切欠37Aが形成されている。フィルタ35は、通路39から固定オリフィス36Aに流れる油液中の異物を捕獲して、相当に小径の固定オリフィス36Aの詰まりを防止するためのものである。シール部材38は、メインボディ14の内周面と、ピストンボルト5の先端部5Cの外周面との間をシールして、通路39、40間の油液の流路を形成している。
図1を参照して、ソレノイドバルブであるパイロットバルブ13は、ピストンボルト5の大径部5Bの内部に挿入され、ピストンロッド4がピストンボルト5にねじ込まれることによって固定されている。パイロットバルブ13は、一端側に小径のポート圧入部41Aを有し、他端側に小径のプランジャ案内部41Bを有し、中間部に大径部41Cを有する段付の円筒状に形成されたガイド部材41を備えている。ガイド部材41のポート圧入部41A内には、略円筒状のポート部材42が圧入されて固定されている。ポート圧入部41Aの先端部には、環状のリテーナ43及びOリング44が設けられ、Oリング44により、ピストンボルト5内の通路34と、通路34内に挿入されたポート部材42との間をシールしている。ポート部材42内の通路45は、ピストンボルト5内の通路34に連通している。
ポート部材42のガイド部材41内に圧入された端部には、通路45の内径を絞ったポート46が形成され、ポート36は、ガイド部材41内に形成された弁室47内に開口している。弁室47は、ガイド部材41のポート圧入部41A内に形成された軸方向溝48、スペーサ43に形成された通路43A、ピストンボルト5の大径部5Bの内周部とガイド部材41のポート圧入部41Aの外周面との間に形成され環状室49、環状室49からピストンボルト5の大径部5Bの端部へ軸方向に沿って延びる通路50、縮み側減衰力発生機構10を構成するディスクバルブ51及びディスクバルブ51を保持するリテーナ52の内周部に形成された切欠51A、52A、及び、ピストン3の通路8を介してシリンダ下室2Bに連通している。
ガイド部材41のプランジャガイド部41B内には、プランジャ53が挿入され、軸方向に沿って摺動可能に案内されている。プランジャ53の先端部には、先細り形状の弁体54が設けられ、弁体54は、ガイド部材41の弁室47に挿入されて、ポート部材42の端部のシート部46Aに離着してポート46を開閉する。プランジャ53の基端部には、大径のアーマチャ55が設けられ、アーマチャ55は、プランジャガイド部41Bの外部に配置されている。プランジャガイド部41Bには、アーマチャ55を覆う略有底円筒状のカバー56が取付けられており、カバー56は、アーマチャ55を軸方向に沿って移動可能に案内している。
プランジャガイド部41B及びカバー56の周囲には、コイル57が配置されている。
コイル57に結線されたリード線(図示せず)は、中空のピストンロッド4内を通ってピストンロッド4の先端部から外部に延ばされている。プランジャ53は、ポート部材42との間に設けられた戻しバネ58のバネ力により、弁体54がシート部46Aから離間してポート46を開く開弁方向に付勢されており、コイル57への通電により、推力を発生し、戻しバネ58のバネ力に抗して、弁体54がシート部46Aに着座してポート46を閉じる閉弁方向に移動する。
コイル57に結線されたリード線(図示せず)は、中空のピストンロッド4内を通ってピストンロッド4の先端部から外部に延ばされている。プランジャ53は、ポート部材42との間に設けられた戻しバネ58のバネ力により、弁体54がシート部46Aから離間してポート46を開く開弁方向に付勢されており、コイル57への通電により、推力を発生し、戻しバネ58のバネ力に抗して、弁体54がシート部46Aに着座してポート46を閉じる閉弁方向に移動する。
パイロットバルブ13は、コイル57と共にモールドされて一体化されたプレート59をピストンボルト5と、ピストンボルト5にねじ込まれたピストンロッド4によって挟持することにより、固定されている。
縮み側減衰力発生機構10は、ピストン4のシリンダ上室2A側の端部に設けられたディスクバルブ51及びディスクバルブ51に設けられたオリフィス51Bからなり、ディスクバルブ51は、通路8の油液の圧力を受けて開弁する。
以上のように構成した本実施形態の作用について次に説明する。
減衰力調整式緩衝器1は、車両のサスペンション装置のバネ上、バネ下間に装着され、車載コントローラ等からの指令により、伸び側減衰力発生機構9のコイル57に通電して、プランジャ53に推力を発生させ、弁体54をシート部46Aに着座させて、パイロットバルブ13による圧力制御を実行する。
減衰力調整式緩衝器1は、車両のサスペンション装置のバネ上、バネ下間に装着され、車載コントローラ等からの指令により、伸び側減衰力発生機構9のコイル57に通電して、プランジャ53に推力を発生させ、弁体54をシート部46Aに着座させて、パイロットバルブ13による圧力制御を実行する。
ピストンロッド4の伸び行程時には、ピストン3の移動に伴い、油液がシリンダ上室2A側からピストン3の通路7を通り、更に、伸び側減衰力発生機構9を通ってシリンダ下室2B側へ流れ、伸び側減衰力発生機構9によって減衰力が発生する。また、縮み行程時には、油液がシリンダ下室2B側からピストン3の通路8を通り、さらに、縮み側減衰力発生機構10を通ってシリンダ上室2A側へ流れ、縮み側減衰力発生機構10によって減衰力が発生する。
伸び側減衰力発生機構9では、シリンダ上室2A側からピストン3の通路7を通る油液は、主に次の3つの流路を通ってシリンダ下室2B側へ流れる。
(1)メイン流路
シリンダ上室2A側の油液は、ピストン3の油路7から、メインバルブ11のオリフィス18Aを流れ、又は、ディスクバルブ18を開いて、直接、シリンダ下室2B側へ流れる。
(1)メイン流路
シリンダ上室2A側の油液は、ピストン3の油路7から、メインバルブ11のオリフィス18Aを流れ、又は、ディスクバルブ18を開いて、直接、シリンダ下室2B側へ流れる。
(2)制御流路
シリンダ上室2A側の油液は、ピストン3の油路7から、ディスクバルブ18の固定オリフィス23を通ってパイロット室22へ流れ、更に、パイロット室22からメインボディ14の通路24を通り、制御バルブ12のディスクバルブ28を開いてシリンダ下室2B側へ流れる。
シリンダ上室2A側の油液は、ピストン3の油路7から、ディスクバルブ18の固定オリフィス23を通ってパイロット室22へ流れ、更に、パイロット室22からメインボディ14の通路24を通り、制御バルブ12のディスクバルブ28を開いてシリンダ下室2B側へ流れる。
(3)パイロット流路
シリンダ上室2A側の油液は、ピストン3の油路7から、ディスクバルブ18及びリテーナ19の内周部の切欠18B、19A、及び、メインボディ18とピストンボルト5との間の通路39を通り、空間C内のフィルタ35、オリフィス部材36の固定オリフィス36A、スペーサ37の切欠37A、ピストンボルト5の先端部5Cの側壁の通路40を通ってピストンボルト5内の通路34に流入する。ピストンボルト5の通路34内の油液は、ピストンボルト5の先端部5Cの側壁の通路33及びワッシャ29の切欠29Aを通してパイロット室32に導入される。
シリンダ上室2A側の油液は、ピストン3の油路7から、ディスクバルブ18及びリテーナ19の内周部の切欠18B、19A、及び、メインボディ18とピストンボルト5との間の通路39を通り、空間C内のフィルタ35、オリフィス部材36の固定オリフィス36A、スペーサ37の切欠37A、ピストンボルト5の先端部5Cの側壁の通路40を通ってピストンボルト5内の通路34に流入する。ピストンボルト5の通路34内の油液は、ピストンボルト5の先端部5Cの側壁の通路33及びワッシャ29の切欠29Aを通してパイロット室32に導入される。
ピストンボルト5内の通路34に流入した油液は、更に、パイロットバルブ13のポート部材46の通路45及びポート46へ流れ、弁体54を開いて弁室47へ流れる。そして、弁室47から、軸方向溝48、通路43A、環状室49、通路50、縮み側減衰力発生機構10のディスクバルブ51及びリテーナ52の切欠51A、52A、及び、ピストン8の通路8を通ってシリンダ下室2Bへ流れる。
これにより、ピストンロッド4の伸び行程時には、伸び側減衰力発生機構9のメインバルブ11、制御バルブ12及びパイロットバルブ13によって減衰力が発生する。このとき、メインバルブ11のディスクバルブ18は、通路7側の圧力を受けて開弁し、背面側に設けられたパイロット室22の内圧が閉弁方向に作用する、すなわち、通路7側とパイロット室22側との差圧によって開弁するので、パイロット室22の内圧に応じて、内圧が低いと開弁圧力が低く、内圧が高いと開弁圧力が高くなる。
また、制御バルブ12のディスクバルブ28は、通路24側の圧力を受けて開弁し、背面側に設けられたパイロット室32の内圧が閉弁方向に作用する、すなわち、通路24側とパイロット室32側との差圧によって開弁するので、パイロット室32の内圧に応じて、内圧が低いと開弁圧力が低く、内圧が高いと開弁圧力が高くなる。
ピストン速度が低速域にあるとき、メインバルブ11及び制御バルブ12が閉弁し、油液は、シリンダ上室2A側から主に上述の(3)のパイロット流路を通ってシリンダ下室2B側に流れ、パイロットバルブ13によって減衰力が発生する。そして、ピストン速度の上昇に伴い、パイロットバルブ13の上流側の圧力が上昇する。このとき、パイロットバルブ13の上流側に位置するパイロット室22、32の内圧は、パイロットバルブ13によって制御され、パイロットバルブ13の開弁により、パイロット室22、32の内圧が低下する。これにより、先ず、制御バルブ12のディスクバルブ28が開弁して、油液が上述の(3)のパイロット流路に加えて(2)の制御流路を通ってリザーバ4へ流れて、ピストン速度の上昇による減衰力の増大を抑制する。
制御バルブ12のディスクバルブ28が開弁すると、パイロット室22の内圧が更に低下する。パイロット室22の内圧の低下により、メインバルブ11のディスクバルブ18が開弁して、シリンダ上室2A側の油液が上述の(3)のパイロット流路及び(2)の制御流路に加えて(1)のメイン流路を通ってシリンダ下室2B側へ流れて、ピストン速度の上昇による減衰力の増大を抑制する。
このようにして、ピストン速度の上昇による減衰力の増大を2段階に抑制することにより、適切な減衰力特性を得ることができる。そして、コイル57への通電により、パイロットバルブ13の制御圧力を調整することにより、制御バルブ12のパイロット室32の内圧、すなわち、ディスクバルブ28の開弁圧力を制御し、更に、ディスクバルブ28の開弁圧力により、メインバルブ11のパイロット室22の内圧、すなわち、ディスクバルブ18の開弁圧力を制御することができる。
これにより、メインバルブ11の閉弁領域(ピストン速度低速域)において、パイロットバルブ13に加えて制御バルブ12のディスクバルブ28が開弁することにより、充分な油液の流量を得ることができるので、パイロットバルブ13の流量(したがって、ポート46の流路面積)を小さくすることができ、パイロットバルブ13(ソレノイドバルブ)の小型化及びコイル57の省電力化が可能になる。また、メインバルブ11及び制御バルブ12により、減衰力を2段階に調整することができるので、減衰力特性の調整の自由度を高めて適切な減衰力特性を得ることができる。
固定オリフィス36Aは、上述のようにパイロットバルブ13の流量が小さいため、その流路面積を充分小さくする必要があり、フィルタ35によって油液中の異物を除去して詰りを防止することが望まれる。上述の(3)のパイロット流路において、固定オリフィス36Aの上流側に配置したフィルタ35によって油液中の異物を捕獲することにより、固定オリフィス36Aの詰まりを防止して安定した減衰力を発生させることができる。
フィルタ35及び固定オリフィス36A(オリフィス部材36)は、ピストンボルト5の先端部5Cを小径化して先端部5Cとメインボディ14との間の環状の空間Cを形成し、この環状の空間Cに配置されている。これにより、メインバルブ11及び制御バルブ12のディスクバルブ18、28の内径、外径及びシリンダ2の径を大きくすることなく、フィルタ35及び固定オリフィス36Aを配置することできる。
なお、メインバルブ11及び制御バルブ12のディスクバルブ18、28の内径を大きくすると、ディスクバルブ18、28の剛性が高まり、ソフト側の減衰力が大きくなるため、適切な減衰力が得難くなる。また、ディスクバルブ18、28の外径を大きくすると、減衰力調整式緩衝器1が大型化することになる。
次に本発明の第2実施形態について、図3を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ図示して詳細に説明する。
本実施形態では、図3に示すように、ピストンボルト5の小径部5Aがメインボディの端部(図3の下側の端部)まで延ばされ、メインボディ14の内周部に大径部14Aが形成されて、ピストンボルト5の小径部5Aとメインボディ14の大径部14Aとの間に環状の隙間Cが形成されている。そして、この環状の隙間に、フィルタ35、オリフィス部材36、スペーサ37及びシール部材38が嵌合されている。また、ピストンボルト5の小径部5Aの外周部とメインボディ14の内周部との間の通路39は、メインボディ14の内周面に軸方向に沿って延びる溝39Aを設けることによって形成されている。
これにより、上記第1実施形態と同様、メインバルブ11及び制御バルブ12のディスクバルブ18、28の内径、外径及びシリンダ2の径を大きくすることなく、フィルタ35及び固定オリフィス36Aを配置すると共に、適切な減衰力特性を得ることができ、装置が大型化することもない。
次に本発明の第3実施形態について、図4を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ図示して詳細に説明する。
本実施形態では、図4に示すように、フィルタ35、オリフィス部材36、スペーサ37及びシール部材38は、ピストンボルト5とピストン3との間に配置されている。ピストンボルト5の小径化された先端部5Cは、ピストン3の軸方向の中間部から延ばされ、メインボディ14及び制御ボディ15は、先端部5Cに嵌合している。そして、ピストンボルト5の先端部5Cの外周面と、環状部材であるピストン3の内周面との間に環状の空間Cが形成され、この環状の空間Cにフィルタ35、オリフィス部材36、スペーサ37及びシール部材38が嵌合されている。これらは、ピストンボルト5の大径部5B側からシール部材38、スペーサ37、オリフィス部材36、フィルタ35の順で配置されている。
環状の空間Cは、メインバルブ11のディスクバルブ18の切欠18Bに直接連通しており、ピストンボルト5とメインボディ14との間はシールされて、これらの間に通路39(隙間)は設けられていない。これにより、上述の(3)のパイロット流路において、油液は、通路7からディスクバルブ18の切欠18を通って環状の空間Cに入り、フィルタ35、固定オリフィス36A、スペーサ37の切欠37A及び通路40を通ってピストンボルト5内の通路34へ流れる。
このように構成したことにより、上記第1実施形態と同様、メインバルブ11及び制御バルブ12のディスクバルブ18、28の内径、外径及びシリンダ2の径を大きくすることなく、フィルタ35及び固定オリフィス36Aを配置すると共に、適切な減衰力特性を得ることができ、装置が大型化することもない。
なお、上記第1乃至第3実施形態では、フィルタ35及び固定オリフィス36A(オリフィス部材36)は、軸状部材としてのピストンロッド4の一部であるピストンボルト5と、環状部材であるメインボディ14又はピストン3との間に形成した環状の空間C内に配置されているが、本発明は、これに限らず、他の軸状部材と環状部材との間に配置してもよい。
1…減衰力調整式緩衝器、2…シリンダ、3…ピストン、4…ピストンロッド、5…ピストンボルト(軸状部材)、9…伸び側減衰力発生機構、11…メインバルブ(パイロット型減衰弁)、18…ディスクバルブ(弁体)、22…パイロット室、14…メインボディ(環状部材)、37…フィルタ、36A…固定オリフィス、C…空間
Claims (4)
- 作動流体が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、該ピストンに連結され前記シリンダの外部に延出されたピストンロッドと、前記シリンダ内の前記ピストンの摺動によって生じる作動流体の流れを制御して減衰力を発生させる減衰力発生機構とを備え、
前記減衰力発生機構は、作動流体の圧力を受けて開弁して減衰力を発生させ、作動流体をパイロット室に導入して該パイロット室の内圧により開弁圧力を調整するパイロット型減衰弁を含み、
前記パイロット型減衰弁の弁体及び前記パイロット室を形成する部材を含む複数の環状部材は、これらに挿通された軸状部材に固定され、前記環状部材の一つと前記軸状部材との間に空間が形成され、前記空間内にフィルタ及び固定オリフィスの少なくとも一方が配置され、前記フィルタ及び前記固定オリフィスを介して作動流体を前記パイロット室に導入することを特徴とする減衰力調整式緩衝器。 - 前記空間は、環状であり、該空間内には、環状の前記フィルタが設けられ、該フィルタの下流側に前記固定オリフィスが形成された環状のオリフィス部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の減衰力調整式緩衝器。
- 前記軸状部材は、前記ピストンロッドであることを特徴とする請求項1又は2に記載の減衰力調整式緩衝器。
- 前記減衰力発生機構は、前記パイロット型減衰弁の前記パイロット室の内圧を制御するパイロット型の制御バルブと、該制御バルブのパイロット室の内圧を制御するソレノイドバルブとを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の減衰力調整式緩衝器。
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