JP2015190206A - 圧送排水システム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1の実施形態の圧送排水システムについて、図を参照して説明する。図1は、第1の実施形態の圧送排水システム1の構成例を示す図である。
第1の実施形態の圧送排水システム1は、建物の内部に設置されたトイレなどの複数の衛生器具設備2(2−1〜2−4)から流入管4(4−1〜4−3)を通って排出される排水を一旦排水タンク3(3−1〜3−3)に貯留したのち圧送する。
衛生器具設備2−2と排水タンク3−2とは、流入管4−2により接続されている。衛生器具設備2−2から排出される排水は、流入管4−2を通って排水タンク3−2に流入して一旦貯留される。
衛生器具設備2−3と排水タンク3−2とは、流入管4−3により接続されている。衛生器具設備2−3から排出される排水は、流入管4−3を通って排水タンク3−2に流入して一旦貯留される。
衛生器具設備2−4と排水タンク3−3とは、流入管4−4により接続されている。衛生器具設備2−4から排出される排水は、流入管4−4を通って排水タンク3−3に流入して一旦貯留される。
通気管10は、金属製又は合成樹脂製の配管、合成樹脂製又はゴム製のチューブなどである。
排水タンク3−1は、水位センサ5−1と、ポンプ6−1と、ポンプ6−1に接続された吐出管7−1と、圧力センサ8とを有する。
排水タンク3−2は、水位センサ5−2と、ポンプ6−2と、ポンプ6−2に接続された吐出管7−2とを有する。
排水タンク3−3は、水位センサ5−3と、ポンプ6−3と、ポンプ6−3に接続された吐出管7−3とを有する。
水位センサ5は、例えば水位に応じて上下動するフロートを有するもの、貯留した排水から受ける水圧を測定する圧力センサを利用したもの、レーザや超音波を水面に向けて照射し、その反射に基づいて水位を検出するもの、水と空気の誘電率差を利用して静電容量を測定し水位を検出するものなどである。
圧力センサ8は、排水タンク3−1の内部に設置されている。圧力センサ8は、制御装置30に接続されている。圧力センサ8は、排水タンク3−1の内部圧力(以下、「内部圧力」という。)をゲージ圧として検出し、検出した内部圧力を制御装置30に出力する。圧力センサ8は、排水タンク3の内部圧力を検出するために配置されるものであり、必ずしも排水タンク3−1の内部に配置される必要はない。例えば、圧力センサ8は、排水タンク3−1〜3−3いずれかの内部、伸縮自在容器20の内部、通気管10の内部のいずれかであればよい。なお、本実施形態では、圧力センサ8による測定圧力を内部圧力として用いる。
制御装置30は、排水タンク3内の排水の水位に基づいて、ポンプ6に制御信号を送信する。これにより、制御装置30は、ポンプ6の駆動又は停止を制御する。また、制御装置は、内部圧力に基づいてポンプ6の駆動又は停止を制御する。
制御装置30は、排水タンク3内の内部圧力が所定の値を超えた場合、複数の排水タンク3内のポンプ6のいずれかを始動する。
ステップS101において、制御装置30は、水位センサ5の各々が検出した水位を水位センサ5毎に一定周期で取得する。
ステップS102において、制御装置30は、水位センサ5の各々から取得した水位(以下、「取得水位」という。)Lが、取得水位L<第1の水位L1と、第1の水位L1≦取得水位L<第2の水位L2と、第2の水位L2≦取得水位L<第3の水位L3と、第3の水位L3≦取得水位Lとの4つの範囲のどの範囲に入るか判定する。
P0(V0+Va0)=P1(V0−ΔV+Va0+αΔV)…(1)
排水タンクに排水が貯留することによる空気の圧力変化ΔPは、以下に示す式(2)で求めることができる。よって、式(2)の空気の圧力P1に式(1)を代入すると、空気の圧力変化ΔPは、式(3)に示す式で求めることができる。
ΔP=P1−P0…(2)
ΔP=P0(1−α)ΔV/{(V0+Va0)−(1−α)ΔV}…(3)
次に、第2の実施形態の圧送排水システム1Aについて説明する。なお、図1と同様の構成には同一の符号を付してある。以下、構成及び動作が第1の実施形態と異なる点を説明する。
排水タンク3の各々は、上部の所定位置に通気管11が接続されている。よって、排水タンク3の各々の空気は、それぞれ通気管11を通して移動できるようになっている。また、排水タンク3−2は、上部の所定位置に伸縮自在容器21と連通する通気管12が接続されている。排水タンク3−3は、上部の所定位置に伸縮自在容器22と連通する通気管13が接続されている。
伸縮自在容器22は、通気管13に接続する部分が開口部である。伸縮自在容器22は、排水タンク3の外部で露出して設置されている。伸縮自在容器22は、排水タンク3内の排水の水位の変化に伴って、排水タンク3−3と伸縮自在容器22との間の通気管を通して空気が移動する。また、伸縮自在容器22は、この空気の移動に連動して自在に変形する。
なお、本実施形態の基本動作、第1の動作、及び第2の動作は、第1実施形態と同様であるため説明は省略する。
次に、第3の実施形態の圧送排水システム1Bについて説明する。なお、図1及び図7と同様の構成には同一の符号を付してある。以下、構成及び動作が第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点を説明する。
例えば、上述の実施形態では、伸縮自在容器と排水タンク3との間にバルブを設けてもよい。これより、伸縮自在容器が破損した場合など伸縮自在容器を交換したい場合、バルブを閉めることで、排水タンク3内に貯留してある排水の臭気を外部に放出することなく、伸縮自在容器を交換することができる。
2 衛生器具設備
3 排水タンク
4 流入管
5 水位センサ
6 ポンプ
7 吐出管
8 圧力センサ
10〜15 通気管
20〜22 伸縮自在容器
30 制御装置
Claims (4)
- 建物の内部に設置された衛生器具設備から排出される排水を一旦貯留したのちポンプで圧送する排水タンクを複数備えた圧送排水システムであって、
前記複数の排水タンク間を連通する通気管と、
前記複数の排水タンクのうち少なくともいずれか1つ又は前記通気管に接続される伸縮自在の容器と、
を有し、
前記伸縮自在の容器の数は、前記排水タンクの総数よりも少ないことを特徴とする圧送排水システム。 - 前記複数の排水タンクのうち少なくとも2つ以上の前記排水タンクの水位が第1の水位を略同一タイミングで超える場合、前記排水タンク内の前記ポンプの運転を順次ずらすことを特徴とする請求項1に記載の圧送排水システム。
- 前記複数の排水タンクのうち少なくとも2つ以上の前記排水タンクの水位が前記第1の水位よりも低い水位である第2の水位を略同一タイミングで下回る場合、前記排水タンク内のポンプの停止を順次ずらすことを特徴とする請求項2に記載の圧送排水システム。
- 前記排水タンク内の内部圧力が所定の値を超えた場合、前記複数の排水タンク内のポンプのいずれかを始動することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の圧送排水システム。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2014068532A JP6219766B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | 圧送排水システム |
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JP2015190206A true JP2015190206A (ja) | 2015-11-02 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2011169052A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Bridgestone Corp | 排水トラップ及びユニットバスの排水構造 |
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2014
- 2014-03-28 JP JP2014068532A patent/JP6219766B2/ja active Active
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