JP2015178847A - automatic transmission - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、遊星歯車機構を用いた自動変速機に関する。 The present invention relates to an automatic transmission using a planetary gear mechanism.
特許文献1には、複数の摩擦締結要素の締結/開放の組み合わせにより、遊星歯車機構での動力伝達経路を切り替えて、所望の変速比を実現する自動変速機が開示されている。
この自動変速機では、変速機ケース内の後端部に、ブレーキ(摩擦締結要素)が設けられており、ブレーキを構成する複数の摩擦板を、油圧により作動するピストンで軸方向に押圧して互いに締結することで、ブレーキを作動させるようになっている。 In this automatic transmission, a brake (friction engagement element) is provided at the rear end portion in the transmission case, and a plurality of friction plates constituting the brake are pressed in the axial direction by pistons operated by hydraulic pressure. The brakes are actuated by fastening them together.
ここで、摩擦締結要素の作動に必要な締結圧を確保するために、摩擦板とピストンの外径を大きくすると、変速機ケースの外径も大きくなるので、自動変速機の車両への搭載性が悪くなる。
そのため、変速機ケースの外径を大きくさせることなく、ブレーキを適切に作動させることが求められている。
Here, if the outer diameter of the friction plate and the piston is increased in order to ensure the fastening pressure necessary for the operation of the frictional engagement element, the outer diameter of the transmission case also increases, so that the automatic transmission can be mounted on the vehicle. Becomes worse.
Therefore, it is required to operate the brake appropriately without increasing the outer diameter of the transmission case.
本発明は、
遊星歯車列の複数の回転要素の連結、係止の組合せにより、複数の変速段を得る自動変速機であって、
遊星歯車列の複数の回転要素のうちの一つの回転要素に連結されたクラッチギアと、
ケースの内周にスプライン嵌合されて、前記クラッチギアの回転軸方向に移動可能に設けられていると共に、前記回転軸方向で前記クラッチギア側に移動すると、内周に設けた嵌合部が、前記クラッチギアの外周に嵌合して、前記クラッチギアに連結された回転要素を係止させるカップリングスリーブと、を備えることを特徴とする自動変速機とした。
The present invention
An automatic transmission that obtains a plurality of shift stages by a combination of coupling and locking of a plurality of rotating elements of a planetary gear train,
A clutch gear coupled to one of the plurality of rotating elements of the planetary gear train;
When the spline is fitted to the inner periphery of the case so as to be movable in the direction of the rotation axis of the clutch gear, and when moving toward the clutch gear in the direction of the rotation shaft, a fitting portion provided on the inner periphery A coupling sleeve that engages with an outer periphery of the clutch gear and engages a rotating element coupled to the clutch gear.
本発明によれば、ケースの内周にスプライン嵌合されて回り止めされたカップリングスリーブを、クラッチギア側に移動させると、カップリングスリーブの内周に設けた嵌合部がクラッチギアの外周に嵌合して、クラッチギアに連結された回転要素が係止される。
よって、クラッチギアに連結させた回転要素を係止させるために、油圧により作動する摩擦締結要素とピストンを用いないので、変速機ケースの外径が大きくなることが無い。
よって、変速機ケースの外径を大きくさせることなく、ブレーキを適切に作動させることができる自動変速機となる。
According to the present invention, when the coupling sleeve that is spline fitted to the inner periphery of the case and is prevented from rotating is moved to the clutch gear side, the fitting portion provided on the inner periphery of the coupling sleeve becomes the outer periphery of the clutch gear. And the rotating element connected to the clutch gear is locked.
Therefore, since the frictional engagement element and the piston that are actuated by hydraulic pressure are not used to lock the rotation element connected to the clutch gear, the outer diameter of the transmission case does not increase.
Therefore, an automatic transmission capable of appropriately operating the brake without increasing the outer diameter of the transmission case is provided.
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態にかかる自動変速機のスケルトン図であり、図2は、自動変速機の変速段ごとの各締結要素の締結状態を示す締結表である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a skeleton diagram of an automatic transmission according to an embodiment, and FIG. 2 is a fastening table showing a fastening state of each fastening element for each shift stage of the automatic transmission.
[全体構成]
図1に示すように、自動変速機1の変速機構部2には、駆動源からの回転駆動力が、トルクコンバータT/Cを介して入力されるようになっており、変速機構部2の入力軸21に入力された回転動力は、変速機構部2において所望の変速比で変速されたのち、出力軸22から差動装置DEF側に出力されるようになっている。
[overall structure]
As shown in FIG. 1, a rotational driving force from a drive source is input to the
変速機構部2は、フロントプラネタリPfと、リアプラネタリPrと、クラッチ(クラッチC1、クラッチC2、クラッチC3)と、ブレーキ(ブレーキB1、ブレーキB2)と、を有している。
The
自動変速機1は、図2に示すように、クラッチ(クラッチC1、クラッチC2、クラッチC3)と、ブレーキ(ブレーキB1、ブレーキB2)の締結/開放の組み合わせにより、前進5段、後進1段の変速比を実現するようになっている。
As shown in FIG. 2, the
フロントプラネタリPfは、ダブルピニオン式の遊星歯車機構であり、変速機ケース23に固定されたサンギアS1と、サンギアS1と噛み合う内側ピニオンギアPaと、内側ピニオンギアPaと噛み合う外側ピニオンギアPbと、外側ピニオンギアPbと噛み合いサンギアS1と同軸上に配置されたリングギアR1と、内側ピニオンギアPaと外側ピニオンギアPbとを軸支するキャリア25と、から構成される。
The front planetary Pf is a double pinion type planetary gear mechanism, and includes a sun gear S1 fixed to the
リングギアR1は、クラッチC3を介して、リアプラネタリPrのフロントサンギアS3に接続可能であり、キャリア25は、クラッチC2を介して、リアプラネタリPrのフロントサンギアS3に接続可能であると共に、クラッチC1を介して、リアプラネタリPrのロングピニオンPLに接続可能となっている。
The ring gear R1 can be connected to the front sun gear S3 of the rear planetary Pr via the clutch C3, and the
リアプラネタリPrは、ラビニオ式の遊星歯車機構であり、2列の遊星歯車であるシングルピニオン式遊星歯車とダブルピニオン式遊星歯車を一体化した複合型遊星歯車である。
リアプラネタリPrは、フロントサンギアS3と、リアサンギアS2と、リングギアR2と、フロントサンギアS3およびリングギアR2に噛み合うロングピニオンPLと、リアサンギアS2およびロングピニオンPLに噛み合うショートピニオンPSと、ロングピニオンPLとショートピニオンPSを回転可能に支持する共通キャリア(以下、キャリア26)と、から構成される。
The rear planetary Pr is a Ravigneaux planetary gear mechanism, and is a composite planetary gear in which a single-pinion planetary gear and double-pinion planetary gears, which are two rows of planetary gears, are integrated.
The rear planetary Pr includes a front sun gear S3, a rear sun gear S2, a ring gear R2, a long pinion PL that meshes with the front sun gear S3 and the ring gear R2, a short pinion PS that meshes with the rear sun gear S2 and the long pinion PL, and a long pinion PL. And a common carrier (hereinafter referred to as carrier 26) that rotatably supports the short pinion PS.
リアサンギアS2は、ワンウェイクラッチOWCを介してブレーキB1に接続されており、キャリア26は、ブレーキB2に接続されている。
ブレーキB1、B2は、変速機ケース23内で同軸に配置されており、ブレーキB1とブレーキB2の間に介在させたブレーキ切替機構5により、変速機ケース23にそれぞれ固定可能となっている。
The rear sun gear S2 is connected to the brake B1 via the one-way clutch OWC, and the
The brakes B1 and B2 are arranged coaxially in the
[ブレーキ切替機構5]
図3は、自動変速機1の断面図であり、(a)は、ブレーキ切替機構5周りの構成を説明する断面図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面図である。図4は、ブレーキ切替機構5周りの要部拡大図であり、(a)は、カップリングスリーブ90が、中立位置にある状態を示す図であり、(b)は、カップリングスリーブ90が、ブレーキB1の回転を規制する位置にある状態を示す図である。
なお、図3の(b)では、シンクロハブ96の一部を切り欠いて、シンクロハブ96のブレーキB1側に位置するボークリング70とブレーキB1の膨出部61を仮想線で示している。
[Brake switching mechanism 5]
3A and 3B are cross-sectional views of the
In FIG. 3 (b), a part of the
ブレーキB1とブレーキB2は、変速機ケース23の後部側(トルクコンバータT/Cと反対側)で、中心軸Xの軸方向に間隔を空けて配置されている。これらブレーキB1、B2の間には、ブレーキ切替機構5のカップリングスリーブ90が、自動変速機の中心軸X方向に進退移動可能に設けられており、カップリングスリーブ90により、ブレーキB1とブレーキB2のうちの一方が、変速機ケース23に固定されて、中心軸X周りの回転が規制されるようになっている。
The brake B1 and the brake B2 are arranged on the rear side of the transmission case 23 (on the side opposite to the torque converter T / C) with an interval in the axial direction of the central axis X. A
ブレーキB1は、ワンウェイクラッチOWCを介して、リアサンギアS2の円筒状の軸部30に支持されており、この状態においてブレーキB1は、中心軸X周りの周方向で、一方向にのみ回転可能となっている。
The brake B1 is supported by the
ブレーキB1は、ワンウェイクラッチOWCに外挿されるリング状の基部60を有しており、この基部60の内周においてワンウェイクラッチOWCは、中心軸Xの軸方向への移動が規制された状態で設けられている。
The brake B1 has a ring-
ブレーキB1では、基部60のブレーキB2側(図中右側)の外周に、カップリングスリーブ90がスプライン嵌合するスプライン歯60aが形成されている。
このスプライン歯60aは、中心軸Xの軸方向に沿って形成されており、中心軸X周りの周方向に所定間隔で複数設けられている。
In the brake B1,
The
基部60の内径側には、ブレーキB2側に膨出するリング状の膨出部61が一体に形成されている。図4の(a)に示すように、この膨出部61の先端61b側は、ワンウェイクラッチOWCの外周OWC_aよりも内径側に位置しており、ワンウェイクラッチOWCのブレーキB2側への移動が、膨出部61により規制されている。
On the inner diameter side of the
この膨出部61の外周面61aは、ブレーキB2側に向かうにつれて外径が小さくなる向きで傾斜しており、この膨出部61には、カップリングスリーブ90の回転とブレーキB1の回転とを同期させるボークリング70が外挿されている。
The outer
ボークリング70は、膨出部61に外挿される環状の基部71を有しており、この基部71の内周面71cは、ブレーキB2側(図中右側)に向かうにつれて内径が小さくなる向きで傾斜している。
The
基部71の外周には、カップリングスリーブ90がスプライン嵌合するスプライン歯71aが形成されており、このスプライン歯71aもまた、中心軸Xの軸方向に沿って形成されていると共に、中心軸X周りの周方向に所定間隔で複数設けられている。
ボークリング70では、基部71のブレーキB2側(図中右側)の面に、シンクロハブ96との係合部71dが設けられている。
この係合部71dは、中心軸Xの軸方向から、シンクロハブ96の基部97に係合しており、ボークリング70とシンクロハブ96とは、中心軸X回りの周方向の相対回転が規制された状態で係合されている。
In the
The engaging
この状態においてボークリング70は、中心軸Xの軸方向で、シンクロハブ96に対して相対的に移動可能となっており、ボークリング70は、カップリングスリーブ90がブレーキB1側に移動した際に、カップリングスリーブ90の内周に設けた押圧部材95(図3の(b)参照)により押されて、基部71の内周面71cを、ブレーキB1の膨出部61の外周面61aに圧接させるようになっている。
In this state, the
なお、ボークリング70は、板バネ(図示せず)の付勢力で、シンクロハブ96側に付勢されており、カップリングスリーブ90が、図4の(a)に示す中立位置にあるときには、ボークリング70の内周面71cと、ブレーキB1の膨出部61の外周面61aとの間に僅かな隙間が確保されて、ボークリング70とブレーキB1とが、中心軸X回りに相対回転できるようになっている。
The
実施の形態では、シンクロハブ96のブレーキB2側にも、ボークリング70が設けられており、このブレーキB2側のボークリング70は、前記したブレーキB1側のボークリング70と同一の構成を有している。
ブレーキB2側のボークリング70は、ブレーキB2の膨出部81に外挿される環状の基部71を有しており、この基部71の内周面71cは、ブレーキB1側(図中左側)に向かうにつれて内径が小さくなる向きで傾斜している。
In the embodiment, a
The
ブレーキB2の膨出部81の外周面81aは、ブレーキB1側(図中左側)に向かうにつれて外径が小さくなる向きで傾斜している。
膨出部81の内径側には、リアプラネタリPr側(図中右側)に延出して環状の連結部82が設けられている。この連結部82の外周に設けたスプライン82aは、リアプラネタリPrのキャリア26の内周に設けたスプライン26aに、中心軸Xの軸方向からスプライン嵌合しており、ブレーキB2とキャリア26とは、中心軸X周りに一体回転可能に連結されている。
The outer
An annular connecting
このブレーキB2側のボークリング70もまた、中心軸Xの軸方向で、シンクロハブ96に対して相対的に移動可能となっており、カップリングスリーブ90がブレーキB2側に移動した際に、カップリングスリーブ90の内周に設けた押圧部材95(図3の(b)参照)により押されて、基部71の内周面71cを、ブレーキB2の膨出部81の外周面81aに圧接させるようになっている。
The
なお、ブレーキB2側のボークリング70もまた、板バネ(図示せず)の付勢力で、シンクロハブ96側に付勢されており、カップリングスリーブ90が、図4の(a)に示す中立位置にあるときには、ボークリング70の内周面71cと、ブレーキB2の膨出部81の外周面81aとの間に僅かな隙間が確保されて、ボークリング70とブレーキB2とが、中心軸X回りに相対回転できるようになっている。
The
ブレーキB1側のボークリング70とブレーキB2側のボークリング70とが係合するシンクロハブ96は、ブレーキB1とブレーキB2の間を内径側に延びる基部97を有しており、この基部97の内径側の端部には、ブッシュBの支持部97b、97bが設けられている。
支持部97b、97bは、基部97のブレーキB1側とブレーキB2側の面から、それぞれブレーキB1、B2側に延出して形成されており、支持部97b、97bには、中心軸Xの軸方向から見てリング状のブッシュB、Bが、外挿して取り付けられている。
ブッシュB、Bは、それぞれブレーキB1、B2の膨出部61、81の先端61b、81bに接触しており、シンクロハブ96と、ブレーキB1、B2とは、これらの間に介在させたブッシュB、Bを介して、中心軸X周りに相対回転可能となっている。
A
The
The bushes B and B are in contact with the
シンクロハブ96の基部97の外周には、中心軸Xの軸方向に直線状に延びるスプライン歯97aが形成されており、このスプライン歯97aは、中心軸Xの軸方向に沿って形成されていると共に、中心軸X周りの周方向に所定間隔で複数設けられている。
このスプライン歯97aは、カップリングスリーブ90のスプライン歯91bにスプライン嵌合しており、カップリングスリーブ90は、中心軸Xの軸方向で、シンクロハブ96に対して相対移動可能となっている。
The
カップリングスリーブ90の基部91の外周には、変速機ケース23の内周に設けたスプライン歯23aがスプライン嵌合するスプライン歯91aが形成されている。
このスプライン歯91aもまた、中心軸Xの軸方向に沿って形成されていると共に、中心軸X周りの周方向に所定間隔で複数設けられている。
The
そのため、カップリングスリーブ90は、中心軸X周りの回転が規制された状態で、変速機ケース23に支持されており、この状態においてカップリングスリーブ90は、中心軸Xの軸方向に移動可能となっている。
Therefore, the
図3に示すように、変速機ケース23の内部には、中心軸Xの軸方向に延びるロッド27が、中心軸Xの軸方向に進退移動可能に設けられており、このロッド27は、当該ロッド27に外挿された連結部材94を介して、カップリングスリーブ90に連結されている。
As shown in FIG. 3, a
そのため、カップリングスリーブ90は、ロッド27の進退移動に連動して、中心軸Xの軸方向に移動するようになっており、カップリングスリーブ90は、当該カップリングスリーブ90のスプライン歯91bが、ブレーキB1のスプライン歯60aとボークリング70のスプライン歯71aと、シンクロハブ96のスプライン歯97aとに跨がって嵌合している位置(図4の(b)参照)と、シンクロハブ96のスプライン歯97aのみに嵌合している位置(図4の(a)参照:中立位置)と、ブレーキB2のスプライン歯80aとボークリング70のスプライン歯71aと、シンクロハブ96のスプライン歯97aとに跨がって嵌合している位置(図4の(b)、仮想線参照)との間を、移動するようになっている。
Therefore, the
ブレーキ切替機構5の動作を説明する。
ブレーキ切替機構5のカップリングスリーブ90が、図4の(a)に示す中立位置から、ブレーキB1側(図中左側)に移動すると、ボークリング70が、カップリングスリーブ90に取り付けられた押圧部材95により押されてブレーキB1側に移動して、ボークリング70の内周面71cが、ブレーキB1の膨出部61の外周面61aに接触する。
そうすると、ボークリング70の中心軸X周りの回転が規制されているので、
互いに当接した内周面71cと外周面61aとの間の摺動抵抗により、ブレーキB1の回転の回転が減少し始めることになる。
The operation of the
When the
Then, since the rotation around the central axis X of the
Due to the sliding resistance between the inner
そして、カップリングスリーブ90のブレーキB1側への移動量が増えるにつれて、ボークリング70の内周面71cが、ブレーキB1の外周面61aに押しつけられる力が強くなるので、ブレーキB1の回転数が徐々に低下して、最終的にシンクロハブ96の回転数と同期する(回転が停止する)ことになる。
Then, as the amount of movement of the
これにより、ブレーキB1の回転が停止した時点で、カップリングスリーブ90のスプライン歯91bが、ブレーキB1のスプライン歯60aとボークリング70のスプライン歯71aと、シンクロハブ96のスプライン歯97aとに跨がって嵌合するので、ブレーキB1は、変速機ケース23に係止されて、中心軸X周りの回転が規制された状態となる。
ここで、ブレーキB1は、ワンウェイクラッチOWCを介して、リアサンギアS2の円筒状の軸部30に連結されているので、ブレーキB1の回転停止と同時に、リアサンギアS2の回転が規制されることになる。
As a result, when the rotation of the brake B1 stops, the
Here, since the brake B1 is connected to the
なお、カップリングスリーブ90が、図4の(a)に示す中立位置から、ブレーキB2側(図中右側)に移動した場合にも、同様にして、ブレーキB2は、変速機ケース23に係止されて、中心軸X周りの回転が規制された状態となる。
この場合には、ブレーキB2は、リアプラネタリPrのキャリア26に連結されているので、ブレーキB2の回転停止と同時に、リアプラネタリPrのキャリア26の回転が規制されることになる。
Even when the
In this case, since the brake B2 is connected to the
以上の通り、実施の形態では、
(1)フロントプラネタリPfとリアプラネタリPrから構成される遊星歯車列の複数の回転要素(S1〜S3、Pa、Pb、PL、PS、R1、R2、25、26)の連結、係止の組合せにより、複数の変速段を得る自動変速機1であって、
リアプラネタリPrの回転要素(リアサンギアS2、キャリア26)に連結されたクラッチギア(ブレーキB1、B2)と、
変速機ケース23の内周にスプライン嵌合されて、クラッチギア(ブレーキB1、B2)の回転軸(中心軸X)方向に移動可能に設けられていると共に、中心軸X方向でクラッチギア(ブレーキB1、B2)側に移動すると、内周に設けたスプライン歯91b(嵌合部)が、クラッチギア(ブレーキB1、B2)の外周に嵌合して、クラッチギア(ブレーキB1、B2)に連結された回転要素(リアサンギアS2、キャリア26)を係止させるカップリングスリーブ90と、
クラッチギア(ブレーキB1、B2)とカップリングスリーブ90との間に配置されて、カップリングスリーブ90がクラッチギア(ブレーキB1、B2)側に移動した際に、カップリングスリーブ90の回転と、クラッチギア(ブレーキB1、B2)の回転を同期させるボークリング70と、を備える構成の自動変速機1とした。
As described above, in the embodiment,
(1) Combination of coupling and locking of a plurality of rotating elements (S1 to S3, Pa, Pb, PL, PS, R1, R2, 25, 26) of a planetary gear train composed of a front planetary Pf and a rear planetary Pr An
Clutch gears (brakes B1 and B2) connected to the rotating elements (rear sun gear S2 and carrier 26) of the rear planetary Pr;
It is spline-fitted to the inner periphery of the
When the
このように構成すると、変速機ケース23の内周にスプライン嵌合されて回り止めされたカップリングスリーブ90を、クラッチギア(ブレーキB1、B2)側に移動させると、カップリングスリーブの移動側に位置するクラッチギア(ブレーキB1、B2)の回転が規制されて、クラッチギア(ブレーキB1、B2)が連結されたた回転要素(リアサンギアS2、キャリア26)が、変速機ケース23で係止される。
よって、クラッチギア(ブレーキB1、B2)が連結されたた回転要素(リアサンギアS2、キャリア26)の回転を規制するために、油圧により作動するピストンとピストンにより押圧される摩擦板を用いないので、変速機ケースの外径が大きくなることが無い。
With this configuration, when the
Therefore, in order to restrict the rotation of the rotating elements (rear sun gear S2, carrier 26) to which the clutch gears (brakes B1, B2) are connected, a hydraulically operated piston and a friction plate pressed by the piston are not used. The outer diameter of the transmission case does not increase.
(2)カップリングスリーブ90は、中心軸Xの軸方向で、間隔を開けて同軸に配置されたブレーキB1とブレーキB2との間に配置されており、
カップリングスリーブ90がブレーキB1側に移動して、カップリングスリーブ90のスプライン歯90bが、ブレーキB1のスプライン歯60aに嵌合すると、ブレーキB1に連結されたリアサンギアS2の回転が規制されると共に、
カップリングスリーブ90がブレーキB2側に移動して、カップリングスリーブ90のスプライン歯90bが、ブレーキB2のスプライン歯80aに嵌合すると、ブレーキB2に連結されたキャリア26の回転が規制されるように構成されており、
ボークリング70は、ブレーキB1とカップリングスリーブ90の間と、ブレーキB2とカップリングスリーブ90の間にそれぞれ配置されている構成とした。
(2) The
When the
When the
The
ブレーキB1、B2毎にカップリングスリーブ90を設けた場合には、各カップリングスリーブを中心軸X方向に移動させるための機構が2つ必要になるが、上記のように、中心軸Xの軸方向で隣接する2つのブレーキB1、B2であって、同時に係止状態とされることのないブレーキB1、B2を、共通のカップリングスリーブ90で、変速機ケース23に係止させる構成とすることで、部品点数を減らすことができるので、自動変速機の作成コストの低減が可能になる。
また、カップリングスリーブ90を移動させるための機構を複数設ける必要も無いので、変速機ケース23内の限られた空間を有効に利用することができ、変速機ケース23の大型化を好適に防止できる。
In the case where the
Further, since it is not necessary to provide a plurality of mechanisms for moving the
(3)遊星歯車列は、サンギアS1(第1のサンギア)と、リングギアR1(第1のリングギア)と、キャリア25(第1のキャリア)とを有するダブルピニオン式の遊星歯車と、リアサンギアS2(第2のサンギア)と、フロントサンギアS3(第3のサンギア)と、リアサンギアS2に噛み合うショートピニオンPSと、ショートピニオンPSおよびフロントサンギアS3に噛み合うロングピニオンPLと、ショートピニオンPSとロングピニオンPLとを回転自在に支持するキャリア26(第2のキャリア)と、ロングピニオンPLに噛み合うリングギアR2(第2のリングギア)と、を有するラビニオ遊星歯車と、から構成されており、
自動変速機1の変速機構部2は、
キャリア25とロングピニオンPLとを連結可能とするクラッチC1(第1のクラッチ)と、キャリア25とフロントサンギアS3とを連結可能とするクラッチC2(第2のクラッチ)と、リングギアR1とフロントサンギアS3とを連結可能とするクラッチC3(第3のクラッチ)と、を有しており、
キャリア25は、自動変速機1の入力軸21に常時連結されており、
リングギアR2は、自動変速機1の出力軸22に常時連結されており、
サンギアS1は、変速機ケース23に常時係止されており、
カップリングスリーブ90は、ブレーキB1(第1のクラッチギア)とブレーキB2(第2のクラッチギア)のうちの一方に嵌合して、嵌合したブレーキB1、B2に連結されたリアサンギアS2、キャリア26を、変速機ケース23に係止させて、変速機ケース23に係止させたリアサンギアS2またはキャリア26の中心軸X周りの回転を規制する構成とした。
(3) The planetary gear train includes a sun gear S1 (first sun gear), a ring gear R1 (first ring gear), a double pinion planetary gear having a carrier 25 (first carrier), and a rear sun gear. S2 (second sun gear), front sun gear S3 (third sun gear), short pinion PS meshing with rear sun gear S2, long pinion PL meshing with short pinion PS and front sun gear S3, short pinion PS and long pinion PL And a Rabinio planetary gear having a carrier 26 (second carrier) that rotatably supports and a ring gear R2 (second ring gear) meshing with the long pinion PL,
The
Clutch C1 (first clutch) that enables connection between
The
The ring gear R2 is always connected to the
The sun gear S1 is always locked to the
The
このように構成すると、油圧により作動するピストンとピストンにより押圧される摩擦板を用いて、ブレーキB1、B2の回転を規制する場合に比べて、変速機ケース23の外径Dを小さくできるので、自動変速機の車両への搭載性の悪化を好適に防止できる。
With this configuration, the outer diameter D of the
(4)ブレーキB1は、ワンウェイクラッチOWCを介してリアサンギアS2に連結されている構成とした。 (4) The brake B1 is connected to the rear sun gear S2 via the one-way clutch OWC.
ブレーキB1は、前進4速、5速で開放されるブレーキであるため、ワンウェイクラッチOWCを設けることによって、3速以下の変速段と4速以上の変速段との間の変速時のクラッチ掛け替え制御を容易にすることができる。 Since the brake B1 is a brake that is released at the fourth forward speed and the fifth speed, by providing the one-way clutch OWC, the clutch changeover control at the time of the shift between the third speed or lower and the fourth speed or higher is performed. Can be made easier.
前記した実施の形態では、変速段が5速である場合の自動変速機を例に挙げて説明をしたが、リアサンギアS2を変速機ケース23に係止可能な第3のブレーキを追加して、変速段が6速である自動変速機であっても良い。
また、ブレーキ係合時に同期力を生じさせるためにボークリング70を備える場合の自動変速機を例に挙げて説明をしたが、ボークリングを備えずに、回転数制御によって回転が同期したときに、カップリングスリーブ90を移動させて、クラッチギア(B1、B2)に嵌合させる自動変速機であっても良い。
In the above-described embodiment, the automatic transmission in the case where the shift speed is the fifth speed has been described as an example, but a third brake capable of locking the rear sun gear S2 to the
Moreover, although the automatic transmission in the case of providing the
1 自動変速機
2 変速機構部
5 ブレーキ切替機構
21 入力軸
22 出力軸
23 変速機ケース
23a スプライン歯
25、26 キャリア
26a スプライン
27 ロッド
30 軸部
60 基部
60a スプライン歯
61 膨出部
61a 外周面
70 ボークリング
71 基部
70a、71a スプライン歯
71c 内周面
71d 係合部
80a スプライン歯
81 膨出部
81a 外周面
82 連結部
82a スプライン
90 カップリングスリーブ
90b スプライン歯
91 基部
91a スプライン歯
91b スプライン歯
94 連結部材
95 押圧部材
96 シンクロハブ
97 基部
97a スプライン歯
97b 支持部
B ブッシュ
B1、B2 ブレーキ
C1、C2、C3 クラッチ
OWC ワンウェイクラッチ
Pf フロントプラネタリ
Pr リアプラネタリ
Pa 内側ピニオンギア
Pb 外側ピニオンギア
PL ロングピニオン
PS ショートピニオン
R1、R2 リングギア
S1 サンギア
S2 リアサンギア
S3 フロントサンギア
X 中心軸
DESCRIPTION OF
Claims (5)
遊星歯車列の複数の回転要素のうちの一つの回転要素に連結されたクラッチギアと、
ケースの内周にスプライン嵌合されて、前記クラッチギアの回転軸方向に移動可能に設けられていると共に、前記回転軸方向で前記クラッチギア側に移動すると、内周に設けた嵌合部が、前記クラッチギアの外周に嵌合して、前記クラッチギアに連結された回転要素を係止させるカップリングスリーブと、を備えることを特徴とする自動変速機。 An automatic transmission that obtains a plurality of shift stages by a combination of coupling and locking of a plurality of rotating elements of a planetary gear train,
A clutch gear coupled to one of the plurality of rotating elements of the planetary gear train;
When the spline is fitted to the inner periphery of the case so as to be movable in the direction of the rotation axis of the clutch gear, and when moving toward the clutch gear in the direction of the rotation shaft, a fitting portion provided on the inner periphery An automatic transmission comprising: a coupling sleeve that fits on an outer periphery of the clutch gear and engages a rotating element coupled to the clutch gear.
前記遊星歯車列の複数の回転要素のうちの一つの回転要素に連結された第1のクラッチギアと、他の一つの回転要素に連結された第2のクラッチギアと、から構成されており、
前記カップリングスリーブは、前記回転軸方向で、間隔を開けて同軸に配置された前記第1のクラッチギアと前記第2のクラッチギアの間に配置されており、
前記カップリングスリーブが、前記第1のクラッチギア側に移動して、前記嵌合部が前記第1のクラッチギアの外周に嵌合すると、当該第1のクラッチギアに連結された回転要素が係止されると共に、前記第2のクラッチギア側に移動して、前記嵌合部が前記第2のクラッチギアの外周に嵌合すると、当該第2のクラッチギアに連結された回転要素が係止されるように構成されており、
前記ボークリングは、前記第1のクラッチギアと前記カップリングスリーブとの間に配置された第1のボークリングと、前記第2のクラッチギアと前記カップリングスリーブとの間に配置された第2のボークリングと、から構成されることを特徴とする請求項2に記載の自動変速機。 The clutch gear is
A first clutch gear coupled to one of the plurality of rotating elements of the planetary gear train, and a second clutch gear coupled to the other rotating element;
The coupling sleeve is disposed between the first clutch gear and the second clutch gear that are coaxially arranged at an interval in the rotation axis direction,
When the coupling sleeve moves to the first clutch gear side and the fitting portion is fitted to the outer periphery of the first clutch gear, the rotating element connected to the first clutch gear is engaged. When the engagement portion is engaged with the outer periphery of the second clutch gear, the rotating element connected to the second clutch gear is engaged. Configured to be
The baux ring includes a first boke ring disposed between the first clutch gear and the coupling sleeve, and a second boke ring disposed between the second clutch gear and the coupling sleeve. The automatic transmission according to claim 2, further comprising:
第1のサンギアと、第1のリングギアと、第1のキャリアとを有するダブルピニオン遊星歯車と、
第2のサンギアと、第3のサンギアと、前記第2のサンギアに噛み合うショートピニオンと、前記ショートピニオンおよび前記第3のサンギアに噛み合うロングピニオンと、前記ショートピニオンと前記ロングピニオンとを回転自在に支持する第2のキャリアと、前記ロングピニオンに噛み合う第2のリングギアと、を有するラビニオ遊星歯車と、から構成されており、
前記第1のキャリアと前記ロングピニオンとを連結可能とする第1のクラッチと、
前記第1のキャリアと前記第3のサンギアとを連結可能とする第2のクラッチと、
前記第1のリングギアと前記第3のサンギアとを連結可能とする第3のクラッチと、
を有すると共に、
前記第1のキャリアは、自動変速機の入力軸に常時連結されており、
前記第2のリングギアは、自動変速機の出力軸に常時連結されており、
前記第1のサンギアは、前記ケースに常時係止されており、
前記カップリングスリーブは、前記第1のクラッチギアと前記第2のクラッチギアのうちの一方に嵌合して、嵌合したクラッチギアに連結された回転要素を前記ケースに係止させるように構成されており、
前記第1のクラッチギアに連結された回転要素は、前記第2のサンギアであり、
前記第2のクラッチギアに連結された回転要素は、前記第2のキャリアであることを特徴とする請求項3に記載の自動変速機。 The planetary gear train is
A double pinion planetary gear having a first sun gear, a first ring gear, and a first carrier;
A second sun gear, a third sun gear, a short pinion meshing with the second sun gear, a long pinion meshing with the short pinion and the third sun gear, and the short pinion and the long pinion are rotatable. A Rabinio planetary gear having a second carrier to support, and a second ring gear meshing with the long pinion,
A first clutch capable of connecting the first carrier and the long pinion;
A second clutch capable of connecting the first carrier and the third sun gear;
A third clutch capable of connecting the first ring gear and the third sun gear;
And having
The first carrier is always connected to the input shaft of the automatic transmission,
The second ring gear is always connected to the output shaft of the automatic transmission,
The first sun gear is always locked to the case,
The coupling sleeve is configured to be fitted to one of the first clutch gear and the second clutch gear, and to lock the rotating element connected to the fitted clutch gear to the case. Has been
The rotating element coupled to the first clutch gear is the second sun gear;
The automatic transmission according to claim 3, wherein the rotating element coupled to the second clutch gear is the second carrier.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014055730A JP2015178847A (en) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | automatic transmission |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019148334A (en) * | 2018-02-27 | 2019-09-05 | エフシーエイ イタリア エス.ピー.エー. | Motor vehicle gearbox with range selector device |
KR20200041427A (en) * | 2018-10-11 | 2020-04-22 | 현대자동차주식회사 | Power train for vehicle |
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2014
- 2014-03-19 JP JP2014055730A patent/JP2015178847A/en active Pending
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KR102634454B1 (en) * | 2018-10-11 | 2024-02-06 | 현대자동차주식회사 | Power train for vehicle |
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