JP2015176746A - 光源ユニット及びそれを用いた照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】隣り合う2つのカバー間に生じる暗がりを低減させる。【解決手段】第1カバー23は、透光性材料により長尺に形成され、且つ基板221を覆うようにして取付部材21に取り付けられる。第2カバー24は、透光性材料により形成され、且つ第1カバー23の長手方向における端部に取り付けられる。第1カバー23は、取付部材21に取り付けられた状態で基板221と対向する曲面部231を有する。第2カバー24は、第1カバー23の長手方向において、第1カバー23に最も近づく第1位置と第1カバー23から最も離れる第2位置との間で移動可能に構成される。この第2カバー24は、上記第1位置に移動した状態で曲面部231と対向し、且つ上記第2位置に移動した状態で第1カバー23から露出する曲面部242を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、一般に光源ユニット及びそれを用いた照明器具に関し、より詳細には発光素子を光源とする光源ユニット及びそれを用いた照明器具に関する。
従来、天井面に取り付けられる天井直付け型の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された照明器具は、横長且つ長尺に形成された器具本体と、器具本体に取り付けられる光源部とを備える。光源部は、横長且つ長尺に形成された取付部材と、複数の発光素子が実装された基板と、透光性材料により形成されたカバーとを具備する。
取付部材は、平坦且つ長尺に形成された底壁と、底壁の幅方向における両側から底壁と直交する方向に立ち上がる一対の側壁とを有し、ねじ止め等によって基板が底壁に取り付けられる。カバーは、長尺且つ半円筒状に形成され、基板を覆うようにして取付部材に取り付けられる。
上述の特許文献1に示した照明器具は、天井面に取り付けられた器具本体に対して光源部を取り付ける構造であるため、例えば取付性や意匠性などを考慮して、光源部の長手寸法及び幅寸法を器具本体の長手寸法及び幅寸法よりも小さくするのが一般的である。
そして、オフィスなどの施設において複数の照明器具を長手方向に並べて設置した場合には、隣り合う2つのカバー間に隙間が生じ、且つこの隙間には光源が存在しないため、照明器具を点灯させた際に暗がりが生じてしまう。その結果、照明器具を含めた空間全体としての意匠性が低下するという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されており、隣り合う2つのカバー間に生じる暗がりを低減させた光源ユニット及びそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
本発明の光源ユニットは、1乃至複数の発光素子が実装された基板と、長尺に形成され、且つ前記基板が取り付けられる取付部材と、透光性材料により長尺に形成され、且つ前記基板を覆うようにして前記取付部材に取り付けられる第1カバーと、透光性材料により形成され、且つ前記第1カバーの長手方向における端部に取り付けられる第2カバーとを備え、前記第1カバーは、前記取付部材に取り付けられた状態で前記基板と対向する第1透光部を有し、前記第2カバーは、前記第1カバーの長手方向において前記第1カバーに最も近づく第1位置と前記第1カバーから最も離れる第2位置との間で移動可能に構成され、前記第2カバーは、前記第1位置に移動した状態で前記第1透光部と対向し、且つ前記第2位置に移動した状態で前記第1カバーから露出する第2透光部を有していることを特徴とする。
この光源ユニットにおいて、前記第1カバー及び前記第2カバーは、前記第1カバーに対する前記第2カバーの移動量を規制する規制部を有しているのが好ましい。
また、この光源ユニットにおいて、前記第1カバーと同系色の透光性材料により形成された第3カバーを備え、前記第3カバーは、前記第2カバーを前記第2位置へ移動させた状態で露出する前記第2透光部を覆うようにして前記第2カバーに取り付けられるのも好ましい。
また、この光源ユニットにおいて、前記第2カバーは、少なくとも前記第2透光部が無色透明であるのが好ましい。
本発明の照明器具は、上記光源ユニットと、上記光源ユニットが取り付けられる器具本体とを備えていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、複数の照明器具を長手方向に並べて設置した場合に生じる第1カバー間の隙間に第2カバーの第2透光部を移動させることで、発光素子から照射される光を第2透光部を通して照明空間側に照射することができる。これにより、上記隙間に生じる暗がりを低減することができ、その結果、照明器具を含めた空間全体の意匠性が低下するのを抑えることができる。
本発明に係る光源ユニット及びそれを用いた照明器具の実施形態について、図1〜図7を参照しながら具体的に説明する。なお、以下の説明では特に断りがない限り、図5において上下、前後、左右の各方向を規定する。したがって、器具本体1の長手方向が前後方向となり、器具本体1の幅方向が左右方向となる。
本実施形態の照明器具10は、例えば天井直付け型の照明器具であり、吊ボルト(図示せず)を用いて天井材(図示せず)に取り付けられる器具本体1と、器具本体1に対して着脱自在に取り付けられる光源ユニット2とを備える。
器具本体1は、図5に示すように、板金に曲げ加工することで長尺且つ上面が開口する扁平な箱状に形成され、器具本体1の下面側には、光源ユニット2を収容するための矩形の凹部11が全長に亘って設けられている。また、器具本体1の凹部11の左右両側には、凹部11の開口端縁から斜め上方に傾斜する傾斜部12,12がそれぞれ設けられている。
また、凹部11の底面部111には、電線を通すための孔1110が前後方向(長手方向)に沿って複数(図5では3個)設けられるとともに、吊ボルトを通すための孔1111が前後方向における両端側にそれぞれ2個ずつ設けられている。
光源ユニット2は、図5に示すように、2つのLEDモジュール22と、取付部材21と、第1カバー23と、2つ(図5では片側のみ図示)の第2カバー24と、電源装置25とを備える。
LEDモジュール22は、前後方向に長い矩形板状に形成された基板221を有し、基板221の一面(下面)には、複数のLED222(発光素子)が前後方向(基板221の長手方向)に沿って一列に実装されている。
また、一方(図5中の左側)の基板221の後端部には、電源装置25との間を電気的に接続するためのコネクタ223が実装されている。このコネクタ223には電線(図示せず)が接続されており、この電線の端部を電源装置25の出力端に接続することで基板221と電源装置25との間が電気的に接続される。
さらに、各基板221において隣接する基板221と対向する端部には、電源供給用のコネクタ224がそれぞれ実装されている。そして、両基板221,221のコネクタ224,224を接続することで、一方(図5中の左側)の基板221から他方(図5中の右側)の基板221に点灯電力を供給することができる。
取付部材21は、図5に示すように、板金に曲げ加工することでU字状に形成され、長尺且つ矩形板状に形成された底面部211と、底面部211の左右方向(幅方向)における両端から上向きに延長された一対の側面部212とで構成される。各側面部212の先端(上端)には、円管状に折り曲げることで形成された引掛部2120(図7参照)が全長に亘って設けられている。
底面部211の前後方向における両端には、基板221のコネクタ223に接続された上記電線を通すための孔2110が、底面部211の中心(重心)に対して点対称な位置にそれぞれ設けられている。なお、上述の基板221,221は、例えば取付部材21の底面部211の一部を切り起こすことで形成された固定片(図示せず)により底面部211の下面に固定される。
第1カバー23は、図5に示すように、長尺であって、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上側(取付部材21側)が開口する半円筒形状に形成されている。この第1カバー23は、左右方向(幅方向)において両端から中央に近づくほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の曲面部231(第1透光部)を有している。
曲面部231の左右方向における両端には、上向きに突出する突壁部233がそれぞれ全長に亘って形成されており、各突壁部233の先端には、内向きに突出する突起部2330が設けられている。また、曲面部231の左右方向における両端には、各突壁部233よりも外側に突出する突出部232がそれぞれ全長に亘って形成されている。
第2カバー24は、第1カバー23と同じ拡散性を有する材料からなり、半円板状に形成されたエンド板241と、エンド板241の一面より前後方向に延長された曲面部242(第2透光部)とを有している(図3(a)参照)。
曲面部242は、第1カバー23の曲面部231と同様に、左右方向における両端から中央に近づくほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状に形成されている。そして、第2カバー24を第1カバー23に取り付けた状態では、曲面部242が曲面部231に沿って配置される。つまり、本実施形態では、曲面部231の曲率と曲面部242の曲率とが同じである。
また、曲面部242の左右方向における両端側には、前後方向における一端(エンド板241と反対側の端部)が開口し、且つ前後方向に沿って形成された横長の溝2420がそれぞれ設けられている(図3(a)参照)。
この第2カバー24は、第1カバー23の前後方向(長手方向)における両端にそれぞれ取り付けられ、第1カバー23に取り付けられた状態では突壁部233,233が溝2420,2420内にそれぞれ差し込まれている(図3(a)及び図3(b)参照)。また、第2カバー24は、第1カバー23に最も近づく第1位置(図2(a)に示す位置)と、第1カバー23から最も離れる第2位置(図2(b)に示す位置)との間で移動可能に構成されている。
電源装置25は、図5に示すように、電源回路部251と、電源回路部251を収納するためのケース252とを有する。電源回路部251は、前後方向に長い矩形板状に形成された基板2510を有し、基板2510の一面(下面)には、少なくともLED222の点灯電力を生成するための回路部品(トランスやダイオード、コンデンサなど)2511が実装されている。
ケース252は、図5に示すように、一面(下面)が開口し且つ前後方向に長い矩形箱状に形成されており、開口側を取付部材21の底面部211に対向させた状態で適宜の取付方法(例えばねじなど)により取付部材21に取り付けられる。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、電源装置25を取付部材21の上面側に取り付け、さらにLEDモジュール22を上記固定片により取付部材21の下面に固定する。その後、作業者は、LEDモジュール22のコネクタ223に接続された上記電線を取付部材21の底面部211に設けた孔2110に通し、その端部を電源装置25の出力端に接続する。
さらに、作業者は、開口側を上向きにした状態で第1カバー23を取付部材21に取り付ける。このとき、第1カバー23の各突壁部233に設けられた突起部2330が取付部材21の各側面部212に設けられた引掛部2120に引っ掛かることで、第1カバー23が取付部材21に取り付けられる(図7参照)。またこのとき、第1カバー23の曲面部231は、取付部材21の底面部211に取り付けられた基板221と対向する。
そして最後に、作業者は、第1カバー23の前後方向における両端に第2カバー24をそれぞれ取り付ける。このとき、第1カバー23の突壁部233,233を第2カバー24の溝2420,2420内にそれぞれ差し込んだ状態で第1カバー23に近づける向きに第2カバー24を押し込むことで、第2カバー24が第1カバー23に取り付けられる。以上のような手順に従って光源ユニット2が組み立てられる。
続けて、照明器具10の施工手順について説明する。まず最初に、作業者は、天井裏に先行配線された電源線(図示せず)を器具本体1の孔1110に通す。さらに、作業者は、室内側に露出する吊ボルト(図示せず)を孔1111に通した後、吊ボルトにナット(図示せず)をねじ込んで器具本体1を天井材(図示せず)に固定する。
その後、作業者は、上記電源線を器具本体1に取り付けられた端子台(図示せず)に接続するととともに、端子台と電源装置25の入力端との間を電線(図示せず)により接続する。そして最後に、作業者は、器具本体1及び取付部材21にそれぞれ設けた取付構造(図示せず)によって光源ユニット2を器具本体1に取り付ける。以上のような手順に従って照明器具10が天井材に取り付けられる(図6参照)。
次に、本発明の特徴部分について、図1〜図4を参照しながら具体的に説明する。
例えば、2つの照明器具10,10を前後方向(器具本体1の長手方向)に並べて設置すると、図4(a)に示すように、隣接する2つの第1カバー23,23間に隙間100が生じる。この状態でLEDモジュール22を点灯させると、隙間100に第1カバー23がないことから、第1カバー23がある部分に比べて隙間100が暗くなってしまう。
本実施形態では、上記問題を解決するために、第1カバー23に対して前後方向に移動可能な第2カバー24を備えている。そして、図4(b)〜図4(d)に示すように、第2カバー24を隙間100側に移動させることで曲面部242により隙間100を塞ぐことができる。
第2カバー24の曲面部242により隙間100を塞いだ状態では、LEDモジュール22から放射される光が曲面部242を通して照明空間側(下側)に照射され、これにより隙間100に生じる暗がりを低減することができる。その結果、照明器具10を含めた空間全体の意匠性が低下するのを抑えることができる。
また、第2カバー24を第1カバー23から引き出した状態では、図3(a)及び図3(b)に示すように、第1カバー23の曲面部231と第2カバー24の曲面部242との間に段差が生じる。そして、LEDモジュール22を消灯させた状態では上記段差が見えてしまい、外観上好ましくない。そのため、第2カバー24を第1カバー23から引き出した状態では、曲面部242を覆うようにして第3カバー26を第2カバー24に取り付けるのが好ましい。
第3カバー26は、例えば第1カバー23と同色系で且つ拡散性を有する材料からなり、左右方向における両端から中央に近づくほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の曲面部260を有している。曲面部260の左右方向における両端には、上向きに突出し且つ先端が内向きに延長されたL字状の引掛部261がそれぞれ一体に形成されている。また、曲面部260の左右方向における両端には、引掛部261よりも外側に突出する突出部262がそれぞれ一体に形成されている。
この第3カバー26は、引掛部261,261を第2カバー24の溝2420,2420の開口端縁にそれぞれ引っ掛けることで第2カバー24に取り付けられる。そして、第3カバー26を第2カバー24に取り付けた状態では、図3(c)及び図4(e)に示すように上記段差はなくなり、第1カバー23の曲面部231と第3カバー26の曲面部260とが略面一になる。その結果、第3カバー26を取り付けない場合に比べて外観の意匠性を向上させることができる。
また、第1カバー23より引き出した第2カバー24に第3カバー26を取り付けることで、2つの光源ユニット2,2を1つの連続した光源とすることができ、これにより光の連続性を実現することができる。
さらに、第3カバー26を第2カバー24に取り付けた状態では、第2カバー24の曲面部242と第3カバー26の曲面部260とが重なっており、重なり部分の透過率が低下することから、重なり部分を通して照明空間側に照射される光が減少することになる。この場合、第2カバー24において少なくとも曲面部242を無色透明にするのが好ましく、これにより第2カバー24と第3カバー26との重なり部分を通して照明空間側に照射される光の減少を抑えることができる。
また、本実施形態では、第1カバー23に対して第2カバー24を前後方向に移動させることができるが、第2カバー24が第1カバー23から抜けないように、第2カバー24の移動量を規制する規制部を設けるのが好ましい。以下、図1及び図2を参照しながら具体的に説明する。
第2カバー24は、図2(a)に示すように、左右方向における両端側で且つエンド板241と反対側(図2(a)中の下側)の端縁からエンド板241と反対側に突出する一対の引掛部243,243を有している。各引掛部243の先端には、外向きに突出する三角形状の爪部2430が一体に形成されている。
第1カバー23の各突壁部233には、図2(b)に示すように、左右方向において第2カバー24の各引掛部243と対向する溝2333が設けられている。溝2333は、前後方向に長い矩形状に開口し、前後方向における途中位置には内向きに突出する突起部2334が設けられている。
続けて、第2カバー24の動作について説明する。
図1(a)及び図2(a)に示す状態では、第2カバー24の爪部2430,2430が第1カバー23の突起部2334,2334にそれぞれ引っ掛かっており、第2カバー24が第1カバー23に保持されている。なお、この位置が第2カバー24の第1位置である。
この状態から、作業者が第2カバー24を外向き(第1カバー23から離れる向き)に引っ張ると、爪部2430,2430が突起部2334,2334にそれぞれ乗り上げ、引掛部243,243が互いに近づく向きに撓められる。
作業者が第2カバー24をさらに外向きに引っ張ると、爪部2430,2430が突起部2334,2334をそれぞれ乗り越え、引掛部243,243が元の状態に戻る。この状態から、作業者が第2カバー24をさらに外向きに引っ張ると、爪部2430,2430が溝2333内を外向きに移動し、第2カバー24が上記第2位置(図2(b)に示す位置)まで移動する。
このとき、第2カバー24の爪部2430,2430が溝2333,2333の端縁部分にそれぞれ引っ掛かっており、第2カバー24はそれ以上外向きに移動することができない。つまり、第2カバー24の爪部2430,2430が溝2333,2333の端縁部分に引っ掛かることで、第2カバー24の移動が規制される(図1(b)及び図2(b)参照)。その結果、第2カバー24が第1カバー23から抜けるのを抑えることができる。
また、図1(b)及び図2(b)に示す状態から、作業者が第2カバー24を内向き(第1カバー23に近づく向き)に押し込むと、第2カバー24の移動に伴って爪部2430,2430が溝2333,2333内を内向きに移動する。
作業者が第2カバー24をさらに内向きに押し込むと、爪部2430,2430が突起部2334,2334にそれぞれ乗り上げ、引掛部243,243が互いに近づく向きに撓められる。
この状態から、作業者が第2カバー24をさらに内向きに押し込むと、爪部2430,2430が突起部2334,2334をそれぞれ乗り越え、引掛部243,243が元の状態に戻る。このとき、第2カバー24の爪部2430,2430が突起部2334,2334にそれぞれ引っ掛かっており、第2カバー24が第1カバー23に保持される。ここに、本実施形態では、第1カバー23に設けた溝2333と、第2カバー24に設けた引掛部243とで規制部が構成されている。
なお、本実施形態では、第1カバー23に設けた溝2333と、第2カバー24に設けた引掛部243とで規制部を構成したが、本構成は一例であって、第2カバー24の移動量を規制できれば他の構成でもよい。また、本実施形態では、第2カバー24の曲面部242のみを無色透明としたが、少なくとも曲面部242が無色透明になっていればよく、例えば第2カバー24の全体が無色透明であってもよい。
本実施形態の光源ユニット2は、基板221と、取付部材21と、第1カバー23と、第2カバー24とを備える。基板221には、1乃至複数のLED222(発光素子)が実装される。取付部材21は、長尺に形成され、且つ基板221が取り付けられる。第1カバー23は、透光性材料により長尺に形成され、且つ基板221を覆うようにして取付部材21に取り付けられる。第2カバー24は、透光性材料により形成され、且つ第1カバー23の長手方向における端部に取り付けられる。第1カバー23は、取付部材21に取り付けられた状態で基板221と対向する曲面部231(第1透光部)を有する。第2カバー24は、第1カバー23の長手方向において、第1カバー23に最も近づく第1位置と第1カバー23から最も離れる第2位置との間で移動可能に構成される。また、第2カバー24は、上記第1位置に移動した状態で曲面部231と対向し、且つ上記第2位置に移動した状態で第1カバー23から露出する曲面部242(第2透光部)を有する。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、第1カバー23及び第2カバー24は、第1カバー23に対する第2カバー24の移動量を規制する規制部(溝2333及び引掛部243)を有しているのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、第3カバー26を備えているのが好ましい。この場合、第3カバー26は、第1カバー23と同系色の透光性材料により形成される。また、第3カバー26は、第2カバー24を上記第2位置へ移動させた状態で露出する曲面部242を覆うようにして第2カバー24に取り付けられる。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、第2カバー24は、少なくとも曲面部242が無色透明であるのが好ましい。
本実施形態の照明器具10は、光源ユニット2と、光源ユニット2が取り付けられる器具本体1とを備える。
21 取付部材
23 第1カバー
24 第2カバー
221 基板
231 曲面部(第1透光部)
242 曲面部(第2透光部)
23 第1カバー
24 第2カバー
221 基板
231 曲面部(第1透光部)
242 曲面部(第2透光部)
Claims (5)
- 1乃至複数の発光素子が実装された基板と、
長尺に形成され、且つ前記基板が取り付けられる取付部材と、
透光性材料により長尺に形成され、且つ前記基板を覆うようにして前記取付部材に取り付けられる第1カバーと、
透光性材料により形成され、且つ前記第1カバーの長手方向における端部に取り付けられる第2カバーとを備え、
前記第1カバーは、前記取付部材に取り付けられた状態で前記基板と対向する第1透光部を有し、
前記第2カバーは、前記第1カバーの長手方向において前記第1カバーに最も近づく第1位置と前記第1カバーから最も離れる第2位置との間で移動可能に構成され、
前記第2カバーは、前記第1位置に移動した状態で前記第1透光部と対向し、且つ前記第2位置に移動した状態で前記第1カバーから露出する第2透光部を有していることを特徴とする光源ユニット。 - 前記第1カバー及び前記第2カバーは、前記第1カバーに対する前記第2カバーの移動量を規制する規制部を有していることを特徴とする請求項1記載の光源ユニット。
- 前記第1カバーと同系色の透光性材料により形成された第3カバーを備え、
前記第3カバーは、前記第2カバーを前記第2位置へ移動させた状態で露出する前記第2透光部を覆うようにして前記第2カバーに取り付けられることを特徴とする請求項1又は2記載の光源ユニット。 - 前記第2カバーは、少なくとも前記第2透光部が無色透明であることを特徴とする請求項3記載の光源ユニット。
- 請求項1〜4の何れか1項に記載の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体とを備えていることを特徴とする照明器具。
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JP2017112046A (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 三菱電機株式会社 | 光源ユニット及び照明装置 |
JP2020115477A (ja) * | 2015-12-18 | 2020-07-30 | 三菱電機株式会社 | 光源ユニット及び照明装置 |
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