JP2015170277A - Server device, information processing system and information processing method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ユーザを認証するための技術に関する。 The present invention relates to a technique for authenticating a user.
ユーザを認証するための技術がある。特許文献1には、電子決済端末が、携帯電話機から放音されるカード番号の重畳されたメロディー音を収音してそのメロディー音を表す音声信号を、ユーザによって入力されたパスワードとともに認証装置に転送し、認証装置が、音声信号から抽出したカード番号と転送されてきたパスワードとを用いて認証を行う技術が記載されている。
There are techniques for authenticating users. In
特許文献1の発明は、収集されたメロディー音を用いてユーザを認証するものであるが、ユーザは、メロディー音を電子決済端末に収集させるだけでなく、パスワードも入力する必要があって手間がかかっている。
そこで、本発明は、音を用いたユーザの認証におけるそのユーザの手間を少なくすることを目的とする。
The invention of
Therefore, an object of the present invention is to reduce the effort of the user in authenticating the user using sound.
上記目的を達成するために、本発明は、認証に用いる認証音を示す認証音データを第1装置に送信して当該認証音を放出するように指示する放音指示手段と、第2装置が収集した音を示す収集音データ及びユーザを識別するユーザ識別データが当該第2装置から送信されてきた場合に、当該収集音データが示す音に前記認証音が含まれていれば、当該ユーザ識別データにより識別されるユーザを認証する音認証手段とを備えるサーバ装置を提供する。 In order to achieve the above object, according to the present invention, a sound emission instructing means for instructing to transmit authentication sound data indicating an authentication sound used for authentication to the first device and to emit the authentication sound, and a second device When the collected sound data indicating the collected sound and the user identification data for identifying the user are transmitted from the second device, if the authentication sound is included in the sound indicated by the collected sound data, the user identification is performed. Provided is a server device including sound authentication means for authenticating a user identified by data.
また、前記放音指示手段は、第1時刻及び第2時刻で異なる前記認証音を放出するように指示してもよい。
さらに、前記第1装置及び前記第2装置が所定の無線通信を行った場合に前記ユーザを認証する通信認証手段と、前記音認証手段によりユーザが認証された場合と前記通信認証手段によりユーザが認証された場合とで、互いに内容の異なる処理を行うように前記第1装置に指示する処理指示手段とを備えていてもよい。
Further, the sound emission instructing means may instruct to emit different authentication sounds at the first time and the second time.
Furthermore, when the first device and the second device perform predetermined wireless communication, a communication authentication means for authenticating the user, a case where the user is authenticated by the sound authentication means, and a case where the user is authenticated by the communication authentication means You may provide the process instruction | indication means which instruct | indicates to the said 1st apparatus to perform the process from which a content differs mutually when it authenticates.
また、本発明は、上記のサーバ装置と、前記サーバ装置から送信されてきた前記認証音データが示す認証音を放出する放音手段と、ユーザが認証された場合に当該ユーザに応じた処理を行う処理手段とを備える第1装置と、周囲の音を収集する収音手段と、前記ユーザ識別データを取得する取得手段と、前記収音手段により収集された音を示す収集音データと、前記取得手段により取得されたユーザ識別データとを前記サーバ装置に送信する送信手段とを備える第2装置とを具備する情報処理システムを提供する In addition, the present invention provides the server device, sound emitting means for emitting the authentication sound indicated by the authentication sound data transmitted from the server device, and processing according to the user when the user is authenticated. A first device comprising processing means for performing, sound collecting means for collecting ambient sounds, acquisition means for obtaining the user identification data, collected sound data indicating the sound collected by the sound collecting means, There is provided an information processing system including a second device including a transmission unit that transmits user identification data acquired by an acquisition unit to the server device.
また、前記第1装置は、自装置にユーザが近接したことを検知する近接検知手段と、前記近接検知手段により近接が検知された場合に、当該検知がされた旨を前記サーバ装置に通知する通知手段とを備え、前記サーバ装置の放音指示手段は、前記通知手段からの通知があった場合に、前記認証音の放出を指示してもよい。
さらに、前記第1装置は、自装置に近接する領域からユーザが離脱したことを検知する離脱検知手段とを備え、前記処理手段が、前記サーバ装置から指示された処理として自装置のリソースを使用可能な状態を作り出すための処理を行い、前記離脱検知手段により離脱が検知された場合に、当該状態を終了させる処理を行ってもよい。
In addition, the first device notifies the server device that proximity has been detected when proximity is detected by the proximity detector and the proximity detector that detects that the user has approached the device. Notification means, and the sound emission instruction means of the server device may instruct the release of the authentication sound when notified from the notification means.
The first device further includes a departure detection unit that detects that the user has left the area close to the device, and the processing unit uses the resource of the device as a process instructed by the server device. A process for creating a possible state may be performed, and when a separation is detected by the separation detection unit, a process for terminating the state may be performed.
また、前記第1装置は、前記放音手段が、前記認証音を所定の時間の間隔で繰り返し放出し、前記処理手段が、前記サーバ装置から指示された処理として自装置のリソースを使用可能な状態を作り出すための処理を行い、当該指示が前記間隔でくり返し行われなくなったときに当該状態を終了させてもよい。
さらに、前記第2装置は、前記第1装置と所定の無線通信を行う通信手段と、前記通信手段による無線通信における受信強度を測定する測定手段とを備え、前記収音手段が、前記測定手段により測定された受信強度に応じて音の収集を開始しまたは終了してもよい。
In the first apparatus, the sound emitting means repeatedly emits the authentication sound at a predetermined time interval, and the processing means can use the resource of the own apparatus as processing instructed by the server apparatus. Processing for creating a state may be performed, and the state may be terminated when the instruction is not repeated at the interval.
Further, the second device includes a communication unit that performs predetermined wireless communication with the first device, and a measurement unit that measures reception intensity in wireless communication by the communication unit, and the sound collection unit includes the measurement unit. The sound collection may be started or ended depending on the reception intensity measured by.
また、本発明は、サーバ装置が、認証に用いる認証音を示す認証音データを第1装置に送信して当該認証音を放出するように指示する放音指示ステップと、第2装置が収集した音を示す収集音データ及びユーザを識別するユーザ識別データが当該第2装置から送信されてきた場合に、当該収集音データが示す音に前記認証音が含まれていれば、当該ユーザ識別データにより識別されるユーザを認証する音認証ステップとを有する情報処理方法を提供する。 The present invention also includes a sound emission instruction step in which the server device transmits authentication sound data indicating an authentication sound used for authentication to the first device and instructs to emit the authentication sound, and the second device collects the sound emission instruction step. When the collected sound data indicating the sound and the user identification data for identifying the user are transmitted from the second device, if the authentication sound is included in the sound indicated by the collected sound data, the user identification data There is provided an information processing method including a sound authentication step for authenticating a user to be identified.
本発明によれば、音を用いたユーザの認証におけるそのユーザの手間を少なくすることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the user's effort in the authentication of the user using a sound can be reduced.
[1]実施形態
[1−1]全体構成
図1は、実施形態に係る情報処理システム1の全体構成を示す図である。情報処理システム1は、第1装置10と、第2装置20と、サーバ装置30と、ネットワーク2とを備える。ネットワーク2は、移動体通信網及びインターネット等を含み、装置間のデータのやり取りを仲介するシステムである。ネットワーク2には、第1装置10、第2装置20及びサーバ装置30が接続され、各装置間でデータがやり取りされる。
[1] Embodiment [1-1] Overall Configuration FIG. 1 is a diagram illustrating an overall configuration of an
第1装置10は、デスクトップ型やノート型のパーソナルコンピュータ、タブレット端末などの装置であり、ユーザによって使用される。第1装置10は、例えば、ユーザが所持する装置であるが、その他にも、電子看板(デジタルサイネージ)やKIOSK端末として使用される装置などであってもよい。第1装置10は、本実施形態では、ネットワーク2と有線での通信を行うのに加え、Bluetooth(登録商標)による無線通信(以下「BT通信」という)を行う。また、第1装置10は、スピーカ等を備え、そのスピーカから音を放出する。また、第1装置10は、例えば電源を入れた直後などで自装置をユーザが使用できない状態から、ユーザID(Identification)及びパスワードが入力されることでユーザを認証し(これを「パスワード認証」という)、自装置をユーザが使用可能な状態にするためのいわゆるログイン処理を行う。
The
第2装置20は、第1装置10と同様にユーザにより使用される装置であり、例えば携帯電話及びスマートフォン等である。第2装置20は、本実施形態では、ネットワーク2と移動体通信による無線通信を行うのに加え、前述したBT通信を行う。第2装置20は、ユーザが持ち運び可能な大きさ及び重さの装置であり、ユーザとともに移動する。また、第2装置20は、マイクロフォン等を有し、そのマイクロフォンに入力される周囲の音を収集する。
The
サーバ装置30は、第1装置10及び第2装置20と協働して、ユーザの認証を行う装置である。詳細には、サーバ装置30は、認証に用いる音(以下「認証音」という)を第1装置10に放出させて、その認証音を第2装置20が収集した場合にユーザを認証する。以下では、サーバ装置30が行う認証音を用いたユーザの認証のことを「音認証」という。サーバ装置30は、音認証を行うと、第1装置10に対して、例えば、パスワード認証がされていなくてもログイン処理を行うように指示する。
The
[1−2]ハードウェア構成
図2は、第1装置10のハードウェア構成を示す図である。第1装置10は、制御部11と、記憶部12と、第1通信部13と、第2通信部14と、音入出力部15と、表示部16と、操作部17とを備えるコンピュータである。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びリアルタイムクロックを備えている。CPUは、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって各装置の動作を制御する。リアルタイムクロックは、現在の日時を算出する機能を有している。記憶部12は、ハードディスク等を備え、制御部11が制御に用いるデータやプログラムなどを記憶する。
[1-2] Hardware Configuration FIG. 2 is a diagram illustrating a hardware configuration of the
第1通信部13は、例えば有線通信を行うための通信回路を有し、ネットワーク2を介した通信を行う。第2通信部14は、上述したBT通信を行うための通信回路を有し、例えば第2装置20とBT通信を行う。また、第2通信部14は、BT通信における電波の受信強度を表すデータ(以下「受信強度データ」という)を生成して制御部11に供給する。音入出力部15は、スピーカ、マイクロフォン及び音処理回路等を有し、制御部11の制御によりスピーカから音を放出し、マイクロフォンに入力された音を示す音データを制御部11に供給する。表示部16は、例えば液晶ディスプレイを有し、制御部11により制御されて画像を表示する。操作部17は、タッチセンサやボタン等を備え、ユーザの操作を受け付けてその操作の内容を示す操作データを制御部11に供給する。制御部11は、供給された操作データに応じた処理を行う。
The
図3は、第2装置20のハードウェア構成を示す図である。第2装置20は、制御部21と、記憶部22と、第1通信部23と、第2通信部24と、音入出力部25と、表示部26と、操作部27とを備えるコンピュータである。記憶部22は、フラッシュメモリ等を備え、制御部21が制御に用いるデータやプログラムなどを記憶する記憶手段である。第1通信部23は、例えば移動体通信を行うための通信回路を有し、ネットワーク2と無線通信を行う。その他の各部は、図2に示す同名の各部と同様の構成をそれぞれ有する。
FIG. 3 is a diagram illustrating a hardware configuration of the
図4は、サーバ装置30のハードウェア構成を示す図である。サーバ装置30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33とを備える。これらの各部は、図2に示す同名の各部と同様の構成をそれぞれ有する。
情報処理システム1は、以上のハードウェア構成に基づき、ユーザを認証する認証処理を行う。
FIG. 4 is a diagram illustrating a hardware configuration of the
The
[1−3]機能構成
第1装置10、第2装置20及びサーバ装置30の各記憶部には、認証処理を行うためのプログラムがそれぞれ記憶されている。各装置の制御部がそれらのプログラムを実行して各装置のハードウェアを制御することで、以下に述べる機能が実現される。
図5は、第1装置10、第2装置20及びサーバ装置30が実現する機能構成の一例を示す図である。第1装置10は、近接検知手段101と、通知手段102と、放音手段103と、処理手段104とを備える。第2装置20は、収音手段201と、取得手段202と、送信手段203とを備え、サーバ装置30は、放音指示手段301と、音認証手段302と、処理指示手段303とを備える。
[1-3] Functional Configuration Programs for performing authentication processing are stored in the storage units of the
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a functional configuration realized by the
[1−3−1]近接検知手段
近接検知手段101は、自装置にユーザが近接したことを検知する手段である。本実施形態では、近接検知手段101は、上述した受信強度データが示すBT通信における電波の受信強度が閾値未満である状態から閾値以上である状態になった場合に、ユーザの近接を検知する。この検知方法では、ユーザが第2装置20を持ち歩いている場合にユーザの近接を検知することができる。この検知方法で用いられる閾値は、ユーザの近接の度合いに応じて定められる。例えば、ユーザが1m(メートル)まで近接したことを検知したい場合は、第1装置10及び第2装置20の距離が1mであるときの第2通信部14の受信強度の複数の測定値の平均を閾値として定める。
[1-3-1] Proximity Detection Unit The proximity detection unit 101 is a unit that detects that a user has approached the device. In the present embodiment, the proximity detection unit 101 detects the proximity of the user when the radio wave reception intensity in the BT communication indicated by the above-described reception intensity data is changed from being less than the threshold value to being greater than or equal to the threshold value. In this detection method, the proximity of the user can be detected when the user is carrying the
なお、近接検知手段101は、他の方法でユーザの近接を検知してもよい。例えば、自装置が赤外線や超音波、可視光などを用いて人を検知する人感センサを備えていれば、近接検知手段101は、その人感センサがユーザの近接を表す結果を出力した場合にユーザの近接を検知する。また、自装置が画像を撮影する撮像手段を備えていれば、近接検知手段101は、撮像手段が撮影した画像から例えば人の顔の輪郭を認識し、認識した輪郭の大きさ(ピクセル数)が閾値以上になった場合にユーザの近接を検知する。また、近接検知手段101は、いわゆる顔認証や声認証を行う機能を有し、それぞれの認証が行われた場合にユーザの近接を検知してもよい。近接検知手段101は、ユーザの近接を検知すると、近接を検知したことを示す検知データを通知手段102に供給する。
Note that the proximity detection unit 101 may detect the proximity of the user by other methods. For example, if the device includes a human sensor that detects a person using infrared rays, ultrasonic waves, visible light, or the like, the proximity detection unit 101 outputs a result representing the proximity of the user. The proximity of the user is detected. In addition, if the apparatus includes an imaging unit that captures an image, the proximity detection unit 101 recognizes, for example, the contour of a human face from the image captured by the imaging unit, and the size of the recognized contour (number of pixels). The proximity of the user is detected when becomes equal to or greater than the threshold. The proximity detection unit 101 has a function of performing so-called face authentication and voice authentication, and may detect the proximity of the user when each authentication is performed. When the proximity detection unit 101 detects the proximity of the user, the proximity detection unit 101 supplies detection data indicating that the proximity has been detected to the
[1−3−2]通知手段
通知手段102は、近接検知手段101により近接が検知された場合に、その検知がされた旨をサーバ装置30に通知する手段である。通知手段102は、サーバ装置30の宛先(IP(Internet Protocol)アドレスなど)を予め記憶しておき、近接検知手段101から検知データが供給されると、その検知データをサーバ装置30の宛先に向けて送信する。サーバ装置30がこの検知データを受信することで、サーバ装置30にユーザの近接が検知されたことが通知される。
[1-3-2] Notification Unit When the proximity detection unit 101 detects proximity, the
[1−3−3]放音指示手段
放音指示手段301は、認証音を示す認証音データを第1装置10に送信してその認証音を放出するように指示する手段である。放音指示手段301は、通知手段102からの通知があった場合に、認証音の放出を指示する。放音指示手段301は、本実施形態では、非可聴域の周波数成分から成る音(つまり可聴域の周波数成分を有しない音)を認証音の基準となる基準音として示す基準音データを記憶している。
[1-3-3] Sound Release Instruction Unit The sound
放音指示手段301は、通知手段102から送信されてきた検知データを受信すると、基準音データが示す音の所定の周波数帯域(本実施形態では非可聴域の周波数帯域となる)の成分に、例えば、検知データを受信した時刻を表す時刻情報を周知のアルゴリズムを用いて重畳させる。以下では、このアルゴリズムを「重畳アルゴリズム」といい、重畳アルゴリズムにより時刻情報が重畳される周波数帯域のことを「重畳帯域」という。放音指示手段301は、こうして時刻情報が重畳された音を認証音として示す認証音データを生成する。本実施形態では、認証音も可聴域の周波数成分を有しない音となる。
When receiving the detection data transmitted from the
放音指示手段301は、生成した認証音データと、その認証音データが示す認証音の放出を指示する放音指示データとを対応付けて第1装置10に送信する。これにより、放音指示手段301から第1装置10への認証音の放出の指示が行われる。また、放音指示手段301は、放音を指示した認証音に重畳されている時刻情報を音認証手段302に供給する。
The sound
こうして放出が指示される認証音には、検知データが受信された時刻によって異なる時刻情報が重畳されることになる。例えば、12時00分01秒に放出を指示される認証音は、12時00分00秒に放出を指示された認証音とは異なる認証音となる。このように、放音指示手段301は、第1時刻(この例では12時00分00秒)と第1時刻とは異なる第2時刻(この例では12時00分01秒)とで異なる認証音を放出するように指示する。また、放音指示手段301は、本実施形態では、同時刻に2以上の指示を行わない限り、毎回異なる認証音を放出するように指示する。
Thus, time information that differs depending on the time when the detection data is received is superimposed on the authentication sound instructed to be released. For example, the authentication sound instructed to be released at 12:00:01 becomes an authentication sound different from the authentication sound instructed to be released at 12:00:00. In this way, the sound
[1−3−4]放音手段
放音手段103は、サーバ装置30から送信されてきた認証音データが示す認証音を放出する手段である。放音手段103は、サーバ装置30から認証音データに対応付けて送信されてきた放音指示データを受信すると、その放音指示データが示すように、受信した認証音データが示す認証音を放出する。
[1-3-4] Sound emitting means The sound emitting means 103 is a means for emitting the authentication sound indicated by the authentication sound data transmitted from the
[1−3−5]収音手段
収音手段201は、周囲の音を収集する手段である。以下では、収音手段201により収集される音を「収集音」という。収音手段201は、例えば、所定の時間の間隔(1秒毎など)で所定の時間(0.5秒など)の間にマイクロフォンに入力された音を周囲の音として収集し、その収集音を示す収集音データを送信手段203に供給する。第2装置20が第1装置10から放出される認証音を収集可能な程度に第1装置10の近くに所在していれば、この収集音データが示す収集音には認証音が含まれることになる。反対に、それよりも遠くに第2装置20が所在していれば、収集音データが示す収集音に認証音が含まれないことになる。
[1-3-5] Sound Collection Unit The
[1−3−6]取得手段
取得手段202は、ユーザを識別するユーザ識別データを取得する手段である。本実施形態では、第2装置20の記憶部22にユーザ識別データ(例えばユーザID)が記憶されている。この場合、取得手段202は、記憶部22から読み出すことでユーザ識別データを取得し、取得したユーザ識別データを送信手段203に供給する。
[1-3-6] Acquisition Unit The
[1−3−7]送信手段
送信手段203は、前述した収集音データ及びユーザ識別データをサーバ装置30に送信する手段である。送信手段203は、例えばIPアドレスなどのサーバ装置の宛先を予め記憶しておき、収音手段201から収集音データが供給されると、取得手段202から供給されるユーザ識別データとともに、記憶しておいた宛先に、すなわちサーバ装置30に送信する。なお、送信手段203は、収集音データ及びユーザ識別データに同じ識別情報(数桁の数字や記号など)を付加するなどして、両データが互いに対応していることが分かるようにしていれば、別々に送信してもよい。
[1-3-7] Transmission Unit The
[1−3−8]音認証手段
音認証手段302は、収集音データ及びそれに対応するユーザ識別データが第2装置20から送信されてきた場合に、その収集音データが示す収集音に認証音が含まれていれば、そのユーザ識別データにより識別されるユーザを認証する手段である。音認証手段302は、例えば、上述した重畳帯域(時刻情報が重畳される周波数帯域)を示す重畳帯域データを記憶しておき、収集音データが示す収集音から重畳帯域データが示す重畳帯域の成分を切り出す。
[1-3-8] Sound Authentication Unit When the collected sound data and the corresponding user identification data are transmitted from the
音認証手段302は、音に重畳された情報をその音から取り出すアルゴリズム(以下「取り出しアルゴリズム」という。上述した重畳アルゴリズムに対応するもの)を用いて、切り出した重畳帯域の成分から情報を取り出す。音認証手段302は、取り出した情報が、放音指示手段301から供給された時刻情報が示す時刻を表していれば、収集音データが示す収集音に認証音が含まれていると判断し、送信されてきたユーザ識別データにより識別されるユーザを認証する。このようにして、上述した音認証(認証音を用いたユーザの認証)が行われる。また、音認証手段302は、取り出した情報がその時刻を表していなければ、収集音データが示す収集音に認証音が含まれていないと判断し、ユーザの認証を行わない。音認証手段302は、認証の結果を示す認証結果データを処理指示手段303に供給する。
The
[1−3−9]処理指示手段
処理指示手段303は、音認証手段302によりユーザが認証された場合に、その認証に用いられた収集音データに対応するユーザ識別データが示すユーザに応じた処理(以下「ユーザ対応処理」という)を行うように第1装置10に指示する手段である。処理指示手段303は、本実施形態では、上述したログイン処理(自装置をユーザが使用可能な状態にするための処理)をユーザ対応処理として行うように指示する。具体的には、処理指示手段303は、ユーザを認証したという結果を示す認証結果データが供給されると、ログイン処理の実行を指示する処理指示データを第1装置10に送信する。処理指示手段303は、このようにしてログイン処理の実行を第1装置10に指示する。
[1-3-9] Processing Instruction Unit When the user is authenticated by the
[1−3−10]処理手段
処理手段104は、ユーザが認証された場合にそのユーザに応じたユーザ対応処理を行う手段である。処理手段104は、本実施形態では、サーバ装置30から送信されてきた処理指示データを受信すると、ユーザID及びパスワードが入力されていなくても、その処理指示データが示すようにログイン処理を行う。これにより、第1装置10をユーザが使用できる状態になる。
[1-3-10] Processing Unit The
[1−4]動作
情報処理システム1は、以上の構成に基づき上述した認証処理を行う。以下では、認証処理において情報処理システム1が備える各装置が行う動作について説明する。
図6は、認証処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図である。図6の例では、第2装置20を所持するユーザが第1装置10に近づくことを契機に認証処理が開始される。
[1-4] Operation The
FIG. 6 is a sequence diagram illustrating an example of the operation of each device in the authentication process. In the example of FIG. 6, the authentication process is started when a user who owns the
まず、第1装置10が、ユーザの近接を検知し(ステップS11)、ユーザの近接が検知されたことをサーバ装置30に通知する(ステップS12)。ステップS11は近接検知手段101が行う動作であり、ステップS12は通知手段102が行う動作である。サーバ装置30は、ステップS12において通知を受けると、認証音を示す認証音データを生成して第1装置10に送信することで、その認証音の放出を指示する(ステップS13)。第1装置10は、ステップS13で受信した認証音データが示す認証音を放出する(ステップS14)。ステップS13は放音指示手段301が行う動作であり、ステップS14は放音手段103が行う動作である。
First, the
第2装置20は、認証処理を行うためのプログラムが起動されると、所定の時間の間隔で周囲の音の収集を繰り返し行う(ステップS21)。また、第2装置20は、ユーザ識別データを取得する(ステップS22)。ステップS21は収音手段201が行う動作であり、ステップS22は取得手段202が行う動作である。第2装置20は、ステップS21の動作が行われる度にステップS22の動作を行ってもよいし、プログラムの起動後に一度だけステップS22の動作を行って、そこで取得したユーザ識別データを使い続けてもよい。第2装置20は、ステップS21で収集音を収集する度に収集音データ及びユーザ識別データをサーバ装置30に送信する(ステップS23)。ステップS23は送信手段203が行う動作である。
When the program for performing the authentication process is activated, the
サーバ装置30は、ステップS23において送信されてきた収集音データが示す収集音に認証音が含まれていれば、同じく送信されてきたユーザ識別データにより識別されるユーザを認証する(ステップS24)。ステップS24は音認証手段302が行う動作である。サーバ装置30は、ステップS24でユーザを認証すると、ユーザ対応処理(本実施形態ではログイン処理)の実行を指示する指示データを第1装置10に送信する(ステップS25)。ステップS25は処理指示手段303が行う動作である。第1装置10は、ステップS25で指示データを受信すると、その指示データが示すようにユーザ対応処理を実行する(ステップS26)。情報処理システム1においては、以上のとおり認証処理及びユーザ対応処理が行われる。
If the authentication sound is included in the collected sound indicated by the collected sound data transmitted in step S23, the
[1−5]実施形態による効果
本実施形態では、第1装置10の放出する認証音が第2装置20の収集する収集音に含まれている場合にユーザが認証される。ユーザは、このように認証音を用いた音認証を行うために、認証音を収集可能なところまで第2装置20を持ち運ぶだけでよく、それとは別に例えばユーザ識別データに対応付けられたパスワードを入力する操作などを行う必要がない。本実施形態によれば、そのような操作が求められる場合に比べて、音を用いたユーザの認証におけるそのユーザの手間を少なくすることができる。
[1-5] Effects According to Embodiment In this embodiment, the user is authenticated when the authentication sound emitted by the
また、本実施形態では、サーバ装置30が第1装置10に認証音の放出を指示し、放出された認証音が第2装置20の収集する収集音に含まれている場合にユーザが認証される。このため、第1装置10が、認証音を示す認証音データを事前に記憶しておく必要もなく、また、認証音に重畳される情報を事前に記憶しておく必要もない。このように、本実施形態によれば、サーバ装置30と第1装置10との間で共通の情報を予め記憶させておかなくても、音を用いたユーザの認証を行うことができる。
In the present embodiment, the
また、本実施形態では、放音指示手段301が上記のとおり第1時刻及び第2時刻で異なる認証音を放出するように指示する。ユーザの認証に音を利用する場合、その音を録音した第三者によって不正な認証が行われるおそれがあるが、本実施形態では、例えば第1時刻の認証音を録音した第三者がいても、第2時刻にはその録音された認証音を用いた不正な認証が行えなくなる。このように、本実施形態によれば、音を用いたユーザの認証において、常に同じ認証音が用いられる場合に比べて、不正が行われにくいようにすることができる。
In the present embodiment, the sound
また、本実施形態では、第1装置10がユーザの近接を検知することを契機に認証音の放出が行われる。これにより、第1装置10の近くにユーザがいないときに第三者が認証音を録音して不正な認証に利用するというようなことが行われないようにすることができる。また、本実施形態では、可聴域の周波数成分を有しない音が認証音として用いられる。これにより、認証音が放出されていても、ユーザや第1装置10の周りにいる者の気にならないようにすることができる。
In the present embodiment, the authentication sound is emitted when the
[2]変形例
上述した実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、上述した実施形態及び以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施してもよい。
[2] Modification The above-described embodiment is merely an example of the present invention, and may be modified as follows. Moreover, you may implement combining embodiment mentioned above and each modification shown below as needed.
[2−1]認証音
放音指示手段301は、実施形態では、可聴域の周波数成分を有しない認証音を示す認証音データを生成したが、可聴域の周波数の成分(例えばビープ音や楽曲の音、人間の音声など)を含む認証音を示す認証音データを生成してもよい。これにより、第1装置10から放出された認証音をユーザが聞き取れるようにして、認証音の放出の有無を認識できるようにすることができる。
[2-1] Authentication Sound The sound
また、放音指示手段301は、基準音に時刻情報を重畳した認証音を示す認証音データを生成したが、これに限らない。例えば、放音指示手段301は、時刻情報の代わりに乱数を表す乱数情報や認証音の生成の度に増えていく数値を表す数値情報などを重畳させた認証音を示す認証音データを生成してもよい。また、放音指示手段301は、例えば、毎回異なる情報を重畳させるのではなく、所定の時間の間隔(例えば1分毎や1時間毎)で重畳させる情報を異ならせた認証音を示す認証音データを生成してもよい。要するに、放音指示手段301は、少なくとも、第1時刻及び第2時刻で異なる認証音を放出するように指示するものであればよい。これにより、第1時刻に放出された認証音を用いても第2時刻にはユーザが認証されないことになり、音を用いたユーザの認証において不正が行われにくいようにすることができる。
なお、認証音には、情報が重畳されていなくてもよい。その場合の音認証の方法については後述する。
Moreover, although the sound emission instruction | indication means 301 produced | generated the authentication sound data which shows the authentication sound which superimposed the time information on the reference | standard sound, it is not restricted to this. For example, the sound
Note that information may not be superimposed on the authentication sound. A sound authentication method in that case will be described later.
[2−2]装置識別データ
実施形態では、ユーザを識別するユーザ識別データが用いられたが、さらに、第1装置10を識別する装置識別データが用いられてもよい。例えば、放音指示手段301が、装置識別データが重畳された認証音の放出を指示してもよい。この場合、第1装置10の通知手段102が、自装置の装置識別データを記憶しておき、近接が検知されたことを示す検知データを送信するときに、装置識別データもサーバ装置に送信する。放音指示手段301は、基準データに、送信されてきた装置識別データを時刻情報等と同様に重畳した認証音を示す認証音データを生成する。
[2-2] Device Identification Data In the embodiment, user identification data for identifying a user is used. However, device identification data for identifying the
音認証手段302は、例えば、ユーザ識別データ及び装置識別データの組み合わせを示す識別テーブルを記憶しておく。音認証手段302は、収集音データが示す収集音の重畳帯域の成分から取り出した情報に装置識別データが含まれている場合(この場合、収集音に認証音が含まれることになる)に、収集音データとともに送信されてきたユーザ識別データとその装置識別データとが識別テーブルで対応付けられていれば、そのユーザ識別データにより識別されるユーザを認証する。
The
本変形例では、例えば、他人が自分の第2装置20を用いてユーザの第1装置10を使用しようとしても、その第1装置10の装置識別データが他人のユーザ識別データに対応付けられていなければ、ユーザの認証がなされない。このように、本変形例によれば、装置識別データを用いない場合に比べて、ユーザの第1装置10が他人によって不正に使用されるおそれを小さくすることができる。
In this modification, for example, even if another person tries to use the
[2−3]認証音データ
放音指示手段301は、実施形態では自手段が生成した認証音データを用いたが、これに限らない。放音指示手段301は、例えば、複数の認証音データを予め記憶しておき、順番にまたは放出を指示する時刻に応じて認証音データを読み出して用いてもよい。また、放音指示手段301は、認証音データを生成しまたは記憶する外部装置から放出を指示するときに認証データを取得してもよい。
[2-3] Authentication sound data The sound
[2−4]音認証手段
音認証手段302は、実施形態とは異なる方法で音認証を行ってもよい。例えば、放音指示手段301が、情報の重畳されていない認証音の放出を指示し、その放出を指示した認証音を示す認証音データを音認証手段302に供給する。音認証手段302は、供給された認証音データが示す認証音と、第2装置20から送信されてきた収集音データが示す収集音とのパターンマッチングを行い、両方の音の類似する度合いが閾値以上であれば、収集音に認証音が含まれると判断してユーザを認証する。
[2-4] Sound Authentication Unit The
また、音認証手段302は、放音指示手段301が認証音の放出を指示したあと、所定の時間(例えば1分や5分など)が経過するまでに限り、その認証音によるユーザの認証を行うようにしてもよい。以下ではこのように認証可能な時期を制限する時間のことを「制限時間」という。これにより、録音された認証音による不正な認証がさらに行われにくいようにすることができる。
The
また、音認証手段302は、前述した制限時間を変化させてもよい。例えば、音認証手段302は、第1装置が持ち運び可能な装置(ノートパソコンやタブレット端末など)である場合には短い制限時間(例えば1分程度など)とし、持ち運びできない装置(デスクトップ型のパーソナルコンピュータなど)である場合には長い制限時間(例えば5分程度など)とする。第1装置がどちらの装置であるかということは、通知手段102がサーバ装置に通知すればよい。持ち運び可能な装置は、店内など他人が近くにいる環境で使用されやすく、持ち運びできない装置は、自宅など他人が近くにいない環境で使用されやすい。前述のとおり制限時間を変化させることで、前者の場合は制限時間を短くして不正な認証がより行われにくいようにし、後者の場合は制限時間を長くして利便性を高めるようにすることができる。
Moreover, the sound authentication means 302 may change the time limit described above. For example, the
さらに、音認証手段302は、第1装置または第2装置が自装置の位置を測定する測位手段を備えている場合に、それらの装置の位置に応じて制限時間を変化させてもよい。この場合、第1装置または第2装置が自装置の位置の測定結果を示す測位データをサーバ装置30に送信する。音認証手段302は、店舗や駅など、人が多い場所の範囲を記憶しておき、送信されてきた測位データが示す位置がその範囲に含まれていない場合には長い制限時間を用いて認証を行い、その範囲に含まれている場合には短い制限時間を用いて認証を行う。この場合も、前者の場合に不正な認証がより行われにくいようにし、後者の場合に利便性を高めるようにすることができる。
Furthermore, when the first device or the second device includes positioning means for measuring the position of the own device, the
[2−5]2つの認証
情報処理システムにおいては、上述した音認証に加えて、他の方法でもユーザの認証が行われてもよい。
図7は、本変形例の各装置が実現する機能構成の一例を示す図である。図7の例では、図5に示す各手段に加え、通信認証手段304を備えるサーバ装置30aが示されている。通信認証手段304は、第1装置10及び第2装置20により所定の無線通信が行われた場合にユーザを認証する手段である。ここでいう無線通信は、上述したBT通信や無線LAN(Local Area Network)の通信、NFC(Near Field Communication)の通信などである。このような無線通信を用いたユーザの認証を以下では「通信認証」という。
[2-5] Two Authentications In the information processing system, in addition to the sound authentication described above, the user may be authenticated by another method.
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a functional configuration realized by each device according to the present modification. In the example of FIG. 7, a
本変形例では、例えば、第2装置20が第1装置10とBT通信を行った場合に、送信手段203が、自装置がBT通信を行ったことを知らせる連絡データを、ユーザ識別データとともにサーバ装置30aに送信する。通信認証手段304は、第2装置20から送信されてきた連絡データを受信すると、前述した所定の無線通信が行われたと判断し、送信されてきたユーザ識別データにより識別されるユーザを認証する。通信認証手段304は、認証の結果を示す認証結果データを処理指示手段303に供給する。なお、この連絡データは、第2装置20からでなく、第1装置10からサーバ装置30に送信されてもよい。その場合も、第2装置20は、連絡データは送信しないが、ユーザ識別データを送信する。
In the present modification, for example, when the
処理指示手段303は、音認証手段302によりユーザが認証された(音認証がされた)場合と通信認証手段304によりユーザが認証された(通信認証がされた)場合とで、互いに内容の異なるユーザ対応処理を行うように第1装置10に指示する。以下では、音認証時に行われるユーザ対応処理を「第1処理」といい、通信認証時に行われるユーザ対応処理を「第2処理」という。第1処理は、例えば実施形態で述べたログイン処理である。第2処理は、例えば、第1処理と同じログイン処理であるが、ユーザに使用させるリソースが第1処理よりも少ないログイン処理である。具体的には、第1処理では、全ての機能を使用させるが、第2処理では、一部の機能(例えばデータを保存する機能やシステムファイルを書き替える機能など)を除いた機能を使用させる、といった具合である。
The
音認証と通信認証とでは、ユーザによる不正な認証が行われるという危険さの度合い(以下「危険度」という)が異なる場合が、言い換えると、不正な認証が行われないという安全さの度合い(以下「安全度」という)が異なる場合がある。例えば通信認証では、無線通信の規格(Bluetooth(登録商標)等)に準拠した通信が行われているので、通信の電波が第三者に受信されると、その電波の示す情報が解読されて不正な認証に利用されやすい。一方、音認証では、そのような規格があるわけではなく、上述した重畳帯域や取り出しアルゴリズムの情報がなければ、認証音を録音したとしても、その認証音に重畳されている情報を取り出すことが難しい。つまり、音認証は通信認証に比べて危険度が低い(安全度が高い)。本変形例によれば、ユーザを認証する各方法(音認証及び通信認証)の危険度または安全度に応じて異なるユーザ対応処理を行わせることができる。 In sound authentication and communication authentication, when the degree of risk that unauthorized authentication by a user is performed (hereinafter referred to as “danger level”) is different, in other words, the degree of safety that unauthorized authentication is not performed ( (Hereinafter referred to as “safety”) may be different. For example, in communication authentication, communication conforming to a wireless communication standard (such as Bluetooth (registered trademark)) is performed, so when a communication radio wave is received by a third party, the information indicated by the radio wave is decoded. It is easy to be used for unauthorized authentication. On the other hand, in sound authentication, there is no such standard, and if there is no information on the above-described superimposition band and extraction algorithm, even if the authentication sound is recorded, the information superimposed on the authentication sound can be extracted. difficult. That is, sound authentication is less dangerous (higher safety) than communication authentication. According to this modification, it is possible to perform different user handling processes depending on the risk level or safety level of each method (sound authentication and communication authentication) for authenticating a user.
[2−6]第1及び第2処理
第1及び第2処理は、上述したログイン処理に限らない。例えば、既にログインされた状態で、ユーザの認証が必要なプログラム(SNS(Social Networking Service)や電子メールに用いるプログラムなど)を実行する処理や、ユーザの認証が必要なファイル(暗号化されたファイルなど)を開く処理などが第1及び第2処理として行われてもよい。なお、ログイン処理を含めたこれらの処理は、第1装置のリソース(プログラムやファイルなど)を使用可能な状態を作り出すための処理(以下「リソース処理」という)であるが、第1及び第2処理は、リソース処理以外にも、例えば外部装置に対して何らかのデータを送信する処理やユーザに対して何らかの報知をする処理などであってもよい。要するに、第1及び第2処理は、ユーザを認証して行われる処理であれば、どのような処理であってもよい。
[2-6] First and second processes The first and second processes are not limited to the login process described above. For example, a process that executes a program that requires user authentication (SNS (Social Networking Service) or a program used for e-mail, etc.) while already logged in, or a file that requires user authentication (encrypted file) Etc.) may be performed as the first and second processes. Note that these processes including the login process are processes for creating a state in which resources (programs, files, etc.) of the first device can be used (hereinafter referred to as “resource processes”). In addition to the resource process, the process may be a process of transmitting some data to an external device, a process of notifying the user, or the like. In short, the first and second processes may be any processes as long as they are performed by authenticating the user.
[2−7]離脱の検知
第1装置10の処理手段104は、ユーザ対応処理として前述したリソース処理を行う場合に、ユーザが自装置から離れることを契機にそのリソース処理により作り出された状態を終了させてもよい。
図8は、本変形例の第1装置が実現する機能構成の一例を示す図である。図8の例では、図5に示す各手段に加え、離脱検知手段105を備える第1装置10bが示されている。離脱検知手段105は、自装置に近接する領域(以下「近接領域」という)からユーザが離脱したことを検知する手段である。離脱検知手段105は、例えば、第2通信部14のBT通信における受信強度が閾値未満になった場合に、ユーザが近接領域から離脱したと検知し、その旨を示す検知データを処理手段104に供給する。なお、離脱を検知する方法はこれに限らず、近接検知手段の説明で述べた人感センサを用いる方法や、撮影した画像を認識する方法などが用いられてもよい。
[2-7] Detection of separation When the
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of a functional configuration realized by the first device of the present modification. In the example of FIG. 8, the
処理手段104は、離脱検知手段105により離脱が検知された場合に、前述したリソース処理(第1または第2処理)により作り出された状態を終了させる処理(以下「終了処理」という)を行う。具体的には、処理手段104は、例えばログイン処理をユーザ対応処理として行った場合には、離脱が検知された場合に、ログオフ処理やシャットダウン処理を終了処理として行う。また、処理手段104は、SNSや電子メール用のプログラムを実行する処理をユーザ対応処理として行った場合には、それらのプログラムを終了させる処理を終了処理として行い、暗号化されたファイルを開く処理をユーザ対応処理として行った場合には、そのファイルを閉じる処理を終了処理として行う。本変形によれば、ユーザが第1装置から離れている間にその第1装置で使用可能となっているリソースが他人に不正に使用されることを防ぐことができる。
The
[2−8]繰り返しの認証
情報処理システムにおいては、上述した音認証がくり返し行われてもよい。本変形例では、放音手段103が、認証音を例えば所定の時間の間隔(10秒毎など。以下では「認証間隔」という)で繰り返し放出する。また、処理手段104が、サーバ装置30から指示された処理として上述したリソース処理を行い、サーバ装置30からの処理の指示が認定間隔でくり返し行われなくなったときにリソース処理によるリソースを使用可能な状態を終了させる。言い換えると、処理手段104は、処理の指示が認証間隔で行われている間はリソースを使用可能な状態を維持する。
[2-8] Repeated authentication In the information processing system, the above-described sound authentication may be repeated. In the present modification, the sound emitting means 103 repeatedly emits the authentication sound at a predetermined time interval (for example, every 10 seconds, hereinafter referred to as “authentication interval”). Further, the
本変形例では、音認証がくり返し行われている間はユーザは上記のリソースを使用できるが、音認証がくり返し行われなくなるとそのリソースを使用できなくなる。つまり、ユーザは、リソースを使用し続けるためには第2装置20が認証音を収集できる状態を保たなければならない。そのため、例えば第三者がユーザの離席中に第2装置を一時的に拝借してユーザ認証を行った場合でも、第2装置を持ち続けなければ使用を続けられないから、長時間にわたるリソースの不正な使用を防ぐことができる。
In this modification, the user can use the above resources while sound authentication is repeatedly performed, but cannot use the resources when sound authentication is not repeatedly performed. That is, the user must maintain a state in which the
[2−9]音の収集期間
第2装置の収音手段201は、実施形態では所定の時間の間隔で周囲の音を収集したが、これに限らない。
図9は、本変形例の第2装置が実現する機能構成の一例を示す図である。図9の例では、図5に示す各手段に加え、測定手段204を備える第2装置20cが示されている。測定手段204は、第1装置と所定の無線通信を行う通信手段によるその無線通信における受信強度を測定する手段である。ここでいう通信手段とは、図3に示す第2通信部24がその一例であり、所定の無線通信としてBT通信を第1装置10と行う。測定手段204は、第2通信部14が生成した受信強度データが示す受信強度を、BT通信における受信強度として測定する。測定手段204は、受信強度の測定を所定の時間の間隔(例えば0.5秒毎など)で行い、測定する度に、測定した受信強度を示す測定データを収音手段201に供給する。
[2-9] Sound Collection Period The sound collection means 201 of the second device collects surrounding sounds at predetermined time intervals in the embodiment, but is not limited thereto.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a functional configuration realized by the second device of the present modification. In the example of FIG. 9, a
収音手段201は、測定手段204により測定された受信強度に応じて音の収集を開始し及び終了する。収音手段201は、例えば、受信強度の閾値として第1閾値と第2閾値(第2閾値は第1閾値以下の値)とを記憶しておく。収音手段201は、測定手段204から供給された測定データの示す受信強度が第1閾値以上になったときに、音の収集を開始する。第1閾値としては、第1装置10及び第2装置20が所定の距離(例えば2mや5mなど)離れたときの受信強度の値を用いるとよい。これにより、音の収集を開始させるための操作(以下「開始操作」という)が必要な場合に比べて、ユーザの手間が少なくなるし、開始操作を忘れていたユーザがユーザ対応処理が行われないことに気付くまでに時間を無駄にするといったことが生じないようにすることができる。
The
また、収音手段201は、音の収集を開始したあと、測定データの示す受信強度が第2閾値未満になったときに、音の収集を終了する。これにより、音の収集を終了させるための操作(以下「終了操作」という)が必要な場合に比べて、ユーザの手間が少なくなるし、ユーザが終了操作を忘れたために第1装置から離れても音の収集を続けて第2装置の電力を浪費するといったことが生じないようにすることができる。なお、収音手段201は、上記の例では、受信強度に応じた音の収集の開始と終了の両方を行ったが、これらのうちのいずれかだけを行ってもよい。
In addition, the
[2−10]距離に応じた処理
情報処理システムにおいては、第1装置及び第2装置の距離(以下「装置間距離」という)に応じた処理が行されてもよい。本変形例では、例えば、図9に示す測定手段204が測定データを送信手段203に供給して送信手段203が測定データをサーバ装置に送信する。サーバ装置の処理指示手段303は、音認証手段302によりユーザが認証された場合に、送信されてきた測定データが示す受信強度に応じたユーザ対応処理を行うように第1装置に指示する。具体的には、処理指示手段303は、受信強度が閾値未満である場合には例えば上記の第1処理を行うように指示し、閾値以上である場合には第2処理を行うように指示する。これにより、装置間距離が、受信強度が閾値となる距離未満であれば第1処理が行われ、装置間距離がその距離以上であれば第2処理が行われるようになる。
[2-10] Processing According to Distance In the information processing system, processing according to the distance between the first device and the second device (hereinafter referred to as “inter-device distance”) may be performed. In this modification, for example, the
なお、受信強度に限らず、例えば第1装置が放出した音の音量と第2装置が収集した音の音量とから装置間距離が表されてもよい。また、第1装置が撮像手段を備えている場合に、撮影された画像の画像処理の結果から装置間距離が表されてもよい。いずれの場合も、サーバ装置30の処理指示手段303が装置間距離に応じたユーザ処理を行うように指示し、また、第1装置の処理手段104が、装置間距離に応じたユーザ処理を行う。本変形例によれば、例えばユーザが第1装置に近づいてきた段階でログイン処理を行っておき、ユーザが第1装置10を操作する段階ではユーザの認証が必要なプログラム(SNSや電子メールに用いるものなど)を起動させるというように、ユーザが第1装置に近づいてくる間に、複数のユーザ対応処理を行わせることができ、それによりユーザの手間をさらに少なくすることができる。なお、ユーザが第2装置を置く場所(例えば第1装置のすぐ前とユーザのポケットの中、机の端など)によって、装置間距離が変化して、行われるユーザ対応処理が変化するようにしてもよい。
Note that the inter-device distance may be expressed not only from the received intensity but also from the volume of the sound emitted by the first device and the volume of the sound collected by the second device. Further, when the first device includes an imaging unit, the inter-device distance may be expressed from the result of image processing of the captured image. In either case, the
[2−11]取得手段
第2装置の取得手段202は、実施形態では自装置の記憶部22に記憶されているユーザ識別データを取得したが、これに限らない。取得手段202は、例えば、第1装置からユーザ識別データを取得してもよい。この場合、第1装置が、ユーザ識別データを記憶しており、BT通信で第2装置にユーザ識別データを送信し、取得手段202が、BT通信で送信されてきたユーザ識別データを取得する。または、第1装置が、認証音にユーザ識別データを重畳して放出し、取得手段202が、収集した認証音からユーザ識別データを抽出して取得する。
[2-11] Acquisition Unit The
[2−12]処理手段
第1装置の処理手段104は、実施形態では、処理指示手段303からの指示に基づいてユーザ対応処理を行ったが、これに限らず、サーバ装置30から単にユーザが認証されたことを通知されることで、そのユーザに対応するユーザ対応処理を行ってもよい。また、処理手段104が或るタイミングでサーバ装置に認証の結果を問い合わせたときに、音認証手段302が認証の結果を示す認証結果データを第1装置に対して送信してもよい。ここでいうタイミングとしては、認証音を放出してから所定の時間(例えば5秒や10秒など)が経過したときなどが用いられればよい。このように、どのようなユーザ対応処理を行うかやいつユーザ対応処理を行うかといったことを処理手段104が判断するようにしてもよい。
[2-12] Processing Unit In the embodiment, the
[2−13]発明のカテゴリ
本発明は、上述した情報処理システムやサーバ装置、第1装置、第2装置として捉えられる。また、他にも、これらのシステムや装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられる。ここでいう処理とは、例えば、図6に示す認証処理である。また、本発明は、サーバ装置、第1装置、第2装置のようなコンピュータを、図5等に示す各手段として機能させるためのプログラムとしても捉えられるものである。これらのプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供されたりするものであってもよい。
[2-13] Category of Invention The present invention can be understood as the information processing system, server device, first device, and second device described above. In addition, it can also be regarded as an information processing method for realizing processing performed by these systems and apparatuses. The process here is, for example, the authentication process shown in FIG. The present invention can also be understood as a program for causing a computer such as a server device, a first device, and a second device to function as each unit shown in FIG. These programs are provided in the form of a recording medium such as an optical disk storing the programs, or downloaded in a computer via a network such as the Internet, installed and made available for use. It may be a thing to do.
1…情報処理システム、10…第1装置、20…第2装置、30…サーバ装置、11、21、31…制御部、12、22、32…記憶部、13、23…第1通信部、33…通信部、14、24…第2通信部、15、25…音入出力部、16、26…表示部、17、27…操作部、101…近接検知手段、102…通知手段、103…放音手段、104…処理手段、105…離脱検知手段、201…収音手段、202…取得手段、203…送信手段、204…測定手段、301…放音指示手段、302…音認証手段、303…処理指示手段、304…通信認証手段。
DESCRIPTION OF
Claims (9)
第2装置が収集した音を示す収集音データ及びユーザを識別するユーザ識別データが当該第2装置から送信されてきた場合に、当該収集音データが示す音に前記認証音が含まれていれば、当該ユーザ識別データにより識別されるユーザを認証する音認証手段と
を備えるサーバ装置。 A sound emission instructing means for transmitting authentication sound data indicating an authentication sound used for authentication to the first device and instructing to emit the authentication sound;
If the collected sound data indicating the sound collected by the second device and the user identification data for identifying the user are transmitted from the second device, the sound indicated by the collected sound data includes the authentication sound. And a sound authentication means for authenticating a user identified by the user identification data.
請求項1に記載のサーバ装置。 The server device according to claim 1, wherein the sound emission instructing unit instructs to emit the different authentication sounds at a first time and a second time.
前記音認証手段によりユーザが認証された場合と前記通信認証手段によりユーザが認証された場合とで、互いに内容の異なる処理を行うように前記第1装置に指示する処理指示手段とを備える
請求項1または2に記載のサーバ装置。 Communication authentication means for authenticating the user when the first device and the second device perform predetermined wireless communication;
A process instructing unit that instructs the first apparatus to perform different processing depending on whether the user is authenticated by the sound authenticating unit or when the user is authenticated by the communication authenticating unit. The server apparatus according to 1 or 2.
前記サーバ装置から送信されてきた前記認証音データが示す認証音を放出する放音手段と、ユーザが認証された場合に当該ユーザに応じた処理を行う処理手段とを備える第1装置と、
周囲の音を収集する収音手段と、前記ユーザ識別データを取得する取得手段と、前記収音手段により収集された音を示す収集音データと、前記取得手段により取得されたユーザ識別データとを前記サーバ装置に送信する送信手段とを備える第2装置と
を具備する情報処理システム。 The server device according to any one of claims 1 to 3,
A first device comprising: a sound emitting unit that emits an authentication sound indicated by the authentication sound data transmitted from the server device; and a processing unit that performs processing according to the user when the user is authenticated;
Sound collection means for collecting ambient sounds, acquisition means for acquiring the user identification data, collected sound data indicating the sound collected by the sound collection means, and user identification data acquired by the acquisition means An information processing system comprising: a second device including a transmission unit that transmits to the server device.
自装置にユーザが近接したことを検知する近接検知手段と、
前記近接検知手段により近接が検知された場合に、当該検知がされた旨を前記サーバ装置に通知する通知手段とを備え、
前記サーバ装置の放音指示手段は、
前記通知手段からの通知があった場合に、前記認証音の放出を指示する
請求項4に記載の情報処理システム。 The first device includes:
Proximity detection means for detecting that the user has approached the device,
A notification means for notifying the server device that the detection has been made when proximity is detected by the proximity detection means;
The sound emitting instruction means of the server device is
The information processing system according to claim 4, wherein when there is a notification from the notification unit, an instruction to release the authentication sound is given.
自装置に近接する領域からユーザが離脱したことを検知する離脱検知手段とを備え、
前記処理手段が、前記サーバ装置から指示された処理として自装置のリソースを使用可能な状態を作り出すための処理を行い、前記離脱検知手段により離脱が検知された場合に、当該状態を終了させる処理を行う
請求項4または5に記載の情報処理システム。 The first device includes:
With a leaving detection means for detecting that the user has left the area close to the device,
A process in which the processing unit performs a process for creating a state in which the resource of the own apparatus can be used as a process instructed by the server apparatus, and terminates the state when the disconnection detection unit detects the disconnection. The information processing system according to claim 4 or 5.
前記放音手段が、前記認証音を所定の時間の間隔で繰り返し放出し、
前記処理手段が、前記サーバ装置から指示された処理として自装置のリソースを使用可能な状態を作り出すための処理を行い、当該指示が前記間隔でくり返し行われなくなったときに当該状態を終了させる
請求項4から6までのいずれか1項に記載の情報処理システム。 The first device includes:
The sound emitting means repeatedly emits the authentication sound at a predetermined time interval,
The processing means performs a process for creating a state in which the resource of the own apparatus can be used as a process instructed by the server apparatus, and terminates the state when the instruction is not repeatedly performed at the interval. Item 7. The information processing system according to any one of Items 4 to 6.
前記第1装置と所定の無線通信を行う通信手段と、
前記通信手段による無線通信における受信強度を測定する測定手段とを備え、
前記収音手段が、前記測定手段により測定された受信強度に応じて音の収集を開始しまたは終了する
請求項4から7までのいずれか1項に記載の情報処理システム。 The second device includes:
Communication means for performing predetermined wireless communication with the first device;
Measuring means for measuring the reception strength in wireless communication by the communication means,
The information processing system according to any one of claims 4 to 7, wherein the sound collection unit starts or ends sound collection according to the reception intensity measured by the measurement unit.
第2装置が収集した音を示す収集音データ及びユーザを識別するユーザ識別データが当該第2装置から送信されてきた場合に、当該収集音データが示す音に前記認証音が含まれていれば、当該ユーザ識別データにより識別されるユーザを認証する音認証ステップと
を有する情報処理方法。 A sound emission instructing step in which the server device transmits authentication sound data indicating an authentication sound used for authentication to the first device to instruct to emit the authentication sound; and
If the collected sound data indicating the sound collected by the second device and the user identification data for identifying the user are transmitted from the second device, the sound indicated by the collected sound data includes the authentication sound. And a sound authentication step for authenticating a user identified by the user identification data.
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