JP2015161671A - 回転角度検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回路基板を削減することで部品点数と組立工数を削減し、コストを削減することが可能な回転角度検出装置を提供する。【解決手段】 回転部材2に固定され回転部材2の回転に伴って回転する略円柱形状の磁石3と、磁石3が回転することによって変化する磁石3の磁界の強さを検出する磁気検出部を内蔵した磁気検出パッケージ4と、磁気検出パッケージ4に設けられた複数のリード4b1、4b2と、回転部材2を回転自在に収納する第1収納部5aと磁気検出パッケージ4を収納する第2収納部5cとを備えたハウジング5とを備えた回転角度検出装置1において、複数のリード4b1、4b2に電子部品を内蔵した電子部品パッケージ6を設け、磁気検出パッケージ4を磁石3の外周面に対向するように第2収納部5cに設け、かつ、磁気検出パッケージ4が磁石3の外周面に対向する位置に配設される磁気検出パッケージ収納部5bを第2収納部5cに設けた。【選択図】 図2
Description
本発明は、回転角度検出装置に関するものである。
従来の回転角度検出装置は、回転部材と、この回転部材に固定され前記回転部材の回転に伴って回転する磁石と、この磁石に対向して配置され前記磁石が回転することによって変化する前記磁石の磁界の強さを検出する磁気検出素子を内蔵した磁気検出パッケージと、この磁気検出パッケージと電気的に接続した回路基板と、前記回転部材を回転自在に収納する第1収納部と前記磁気検出パッケージ及び前記回路基板を収納する第2収納部とを有するハウジングと、を備えたものであった(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の回転角度検出装置は、前記磁気検出パッケージを前記回転角度検出装置に配設する場合、前記回路基板を必要としており、この回路基板の部品点数と組立工数が必要で、コストがかかっていた。
そこで、回路基板を削減することで部品点数と組立工数を削減し、コストを削減することが可能な回転角度検出装置を提供することを目的とする。
本発明の回転角度検出装置は、回転部材と、この回転部材に固定され前記回転部材の回転に伴って回転する略円柱形状の磁石と、前記磁石が回転することによって変化する前記磁石の磁界の強さを検出する磁気検出部を内蔵した磁気検出パッケージと、前記磁気検出パッケージに設けられた複数のリードと、前記回転部材を回転自在に収納する第1収納部と前記磁気検出パッケージを収納する第2収納部とを備えたハウジングと、前記リードと電気的に接続され外部に露出するように前記ハウジングに設けられたターミナルと、を備えた回転角度検出装置において、前記複数のリードに電子部品を内蔵した電子部品パッケージを設け、前記磁気検出パッケージを前記磁石の外周面に対向するように前記第2収納部に設け、かつ、前記磁気検出パッケージが前記磁石の外周面に対向する位置に配設される磁気検出パッケージ収納部を前記第2収納部に設けたものである。
以上の構成によって、本発明は、所期の目的を達成することができ、回路基板を削減することで部品点数と組立工数を削減し、コストを削減することが可能な回転角度検出装置を提供することができる。
以下、添付図面を用いて本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態による回転角度検出装置1は、回転部材2と、磁石3と、磁気検出パッケージ4と、ハウジング5と、電子部品パッケージ6及びターミナル7とから主に構成されている。なお、8は、座金であり、9は、蓋部材であり、Lは、回転部材2と磁石3との回転軸である。
回転部材2は、図示しない被検出体とともに回転するものであり、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂材料からなる。
回転部材2は、ほぼ円柱形状であり、一端側に磁石3を内蔵し、他端側に、前記被検出体と連結するための連結凹部2aが設けられている。
また、この回転部材2の連結凹部2aを設けた側が、後述する座金8に覆われ、回転部材2が、後述するハウジング5に設けられた第1収納部5aに保持される。
磁石3は、略円柱形状に形成されている。また、磁石3は、回転軸Lに対して垂直方向の平面3aを備えており、この平面3aを回転軸Lを境として2極着磁されている。磁石3は、回転部材2に固定されており、本実施形態では、回転部材2とインサート成形によって一体的に設けられており、回転部材2の回転軸Lを中心とし、回転部材2の回転に伴って回転する構成となっている。
磁気検出パッケージ4は、ホールICやMR素子等の図示しない磁気検出素子などからなる磁気検出部を合成樹脂で覆ったものである。前記磁気検出部は、磁石3が回転することによって変化する磁石3の磁界の強さを検出するものである。磁気検出パッケージ4の平面4aは、回転軸Lに対して平行方向であり、磁気検出パッケージ4は、特に平面4aが、磁石3の回転軸Lに対して垂直な外周面3bに対向するように配置されている。
磁気検出パッケージ4は、複数のリード4b1、4b2を備えている。リード4b1、4b2は、金属製である。この複数のリード4b1、4b2は、ターミナル7に電気的に接続されており、また、複数のリード4b1、4b2に電子部品パッケージ6が設けられている。この電子部品パッケージ6は、コンデンサや抵抗等の電子部品からなるノイズ吸収回路が内蔵されている。また、電子部品パッケージ6には、ハウジング5に配置する位置を定めるために、位置決め片6aが設けられている。この位置決め片6aは、突起6aで構成されている。
本実施形態では、複数のリード4b1、4b2は、磁気検出パッケージ4と電子部品パッケージ6との間のリード4b1の本数と、電子部品パッケージ6とターミナル7との間のリード4b2の本数が、異なっている。なお、リード4b1は、後述するハウジング5の収納部に沿うように、磁気検出パッケージ4から磁石3の回転軸方向へ延びており、途中、磁石3の回転軸方向に対して垂直方向に折り曲げられている。
磁気検出パッケージ4は、リード4bを介してターミナル7と電気的に接続され、回転部材2とともに回転する磁石3の回転に応じて変化する磁界の強さを検出し、この検出した結果を検出信号に変換し、この検出信号をターミナル7を通じて外部に出力するものである。
ハウジング5は、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂材料からなり、ハウジング5の下側(図2の下側)に回転部材2を回動自在に収納する第1収納部5aが形成されている。第1収納部5aは、円柱形状の凹部である。第1収納部5aに収納された回転部材2は、座金8によって、第1収納部5aから抜けないように回転自在に保持されている。座金8は、合成樹脂製であり、溶着などの適宜手段によって固定されている。座金8は、ドーナツ状の中央に孔8aを備えており、この孔8aを前記被検出体が貫通し、回転部材2に接続される。
また、図2中、ハウジング5の上側には、磁気検出パッケージ4と電子部品パッケージ6とを収納する第2収納部5cが形成されている。第2収納部5cには、電子部品パッケージ6が、磁石3の回転軸Lに対して垂直な面に対向するように収納されている。また、磁気検出パッケージ4が磁石3の外周面3bに対向する位置に配設される磁気検出パッケージ収納部5bが設けられている。磁気検出パッケージ収納部5b内には、磁気検出パッケージ4に当接する突起5b1が設けられている。この突起5b1は、磁気検出パッケージ4を磁気検出パッケージ収納部5bに収納した際に、磁気検出パッケージ4が軽い圧入状態となり、磁気検出パッケージ4を保持するものである。なお、本実施形態では、突起5b1は、磁気検出パッケージ4と磁石3との間に設けたが、磁気検出パッケージ4の磁石3の反対側に接するように設けてもよい。
ハウジング5の第2収納部5cには、電子部品パッケージ6の配設位置を決定する位置決め部5mが設けられている。この位置決め部5mは、電子部品パッケージ6に設けた突起6aが嵌め込まれる凹部である。
第2収納部5cは、第2収納部5cの収納空間を形成する壁部5dが形成されている。この壁部5dに蓋部材9が固定されており、第2収納部5cは、蓋部材9によって気密的に覆われている。なお、蓋部材9は、溶着などの適宜手段によって、固定されている。
第1収納部5aと第2収納部5cとは、互いに連通しないように仕切部5eで区切られている。この仕切部5eを間に挟んで電子部品パッケージ6と磁石3とが対向するように設けられている。第1収納部5a、第2収納部5c及び仕切部5eは、一体に形成されている。
ハウジング5は、インサート成形によって、後述するターミナル7を保持している。また、ハウジング5には、図1中の右端にコネクタ部5pが設けられている。また、ターミナル7の一部が、コネクタ部5p内部で突出している。
ターミナル7は、銅などの良好な導電性の金属からなり、ハウジング5にインサート成形によって保持され、磁気検出パッケージ4とECUやメータといった外部機器とを電気的に接続する。
以上の構成によって、回路基板を削減することで部品点数と組立工数を削減し、コストを削減することが可能な回転角度検出装置1を提供することができる。
また、磁石3を略円柱形状としたことで、磁石をリング形状とした場合に比べて、磁石3の外径を小型とすることができる。また、磁気検出パッケージ4を磁石3の外周面3bに対向するように配置したことで、磁気検出パッケージ4とターミナル7との間に電子部品パッケージ6を収納するスペースを確保することができ、大型化を抑制することが可能な回転角度検出装置1を提供することができる。
本発明は、回転角度検出装置に利用可能で、特に、磁気検出部を内蔵した磁気検出パッケージを用いた回転角度検出装置に利用可能である。
1 回転角度検出装置
2 回転部材
3 磁石
3a 平面
3b 外周面
4 磁気検出パッケージ
4b1、4b2 リード
5 ハウジング
5a 第1収納部
5b 磁気検出パッケージ収納部
5b1 突起
5c 第2収納部
6 電子部品パッケージ
6a 突起
7 ターミナル
2 回転部材
3 磁石
3a 平面
3b 外周面
4 磁気検出パッケージ
4b1、4b2 リード
5 ハウジング
5a 第1収納部
5b 磁気検出パッケージ収納部
5b1 突起
5c 第2収納部
6 電子部品パッケージ
6a 突起
7 ターミナル
Claims (2)
- 回転部材と、この回転部材に固定され前記回転部材の回転に伴って回転する略円柱形状の磁石と、前記磁石が回転することによって変化する前記磁石の磁界の強さを検出する磁気検出部を内蔵した磁気検出パッケージと、前記磁気検出パッケージに設けられた複数のリードと、前記回転部材を回転自在に収納する第1収納部と前記磁気検出パッケージを収納する第2収納部とを備えたハウジングと、前記リードと電気的に接続され外部に露出するように前記ハウジングに設けられたターミナルと、を備えた回転角度検出装置において、前記複数のリードに電子部品を内蔵した電子部品パッケージを設け、前記磁気検出パッケージを前記磁石の外周面に対向するように前記第2収納部に設け、かつ、前記磁気検出パッケージが前記磁石の外周面に対向する位置に配設される磁気検出パッケージ収納部を前記第2収納部に設けたことを特徴とする回転角度検出装置。
- 前記磁気検出パッケージに当接する突起を前記磁気検出パッケージ収納部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014038885A JP2015161671A (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 回転角度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014038885A JP2015161671A (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 回転角度検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015161671A true JP2015161671A (ja) | 2015-09-07 |
Family
ID=54184839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014038885A Pending JP2015161671A (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 回転角度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015161671A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017083742A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | セイコーエプソン株式会社 | ヘッドマウントディスプレイ |
-
2014
- 2014-02-28 JP JP2014038885A patent/JP2015161671A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017083742A (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-18 | セイコーエプソン株式会社 | ヘッドマウントディスプレイ |
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