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JP2015161468A - 空気調和機 - Google Patents

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JP2015161468A
JP2015161468A JP2014037713A JP2014037713A JP2015161468A JP 2015161468 A JP2015161468 A JP 2015161468A JP 2014037713 A JP2014037713 A JP 2014037713A JP 2014037713 A JP2014037713 A JP 2014037713A JP 2015161468 A JP2015161468 A JP 2015161468A
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弘貴 三善
Hirotaka Miyoshi
弘貴 三善
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Abstract

【課題】コネクタ3にオプション機器2を接続されていないときのコネクタ3の電気絶縁性を確保する。
【解決手段】コネクタ3に接続されたオプション機器2を制御するための制御部5と、コネクタ3を通電状態あるいは非通電状態にする切替部11が設けられる。制御部5は、コネクタ3にオプション機器2が接続されているか否かを監視する。コネクタ3にオプション機器2が接続されていないとき、制御部5は、コネクタ3が非通電状態になるように切替部11を制御する。切替部11は、コネクタ3につながる複数の導電ライン6,7を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、オプション機器を接続可能な空気調和機に関する。
空気調和機に、オプション機器としてドレンポンプ装置が接続されることが特許文献1に記載されている。空気調和機の制御部は、オプション機器と通信可能とされ、オプション機器が接続されていないとき、空調運転が停止される。
ここで、空気調和機の電気回路において、通常、一次側と二次側とは基礎絶縁がされている。オプション機器を接続するためのコネクタは、電気絶縁を確保しなければならず、オプション機器の着脱を考慮して、コネクタとしてコネクタが用いられる。
特開2012−98029号公報
ところで、コネクタには、電圧が印加されているので、付加絶縁相当の空間距離(沿面距離)が要求される。この距離を確保するには、大きなコネクタを使用しなければならない。そのようなコネクタの選択肢は少なく、コストもかかる。しかも、オプション機器にも大きなコネクタを実装しなければならず、その分のスペースが必要となり、オプション機器2の小型化を阻害する。
本発明は、上記に鑑み、コネクタの電気絶縁性を確保しながら、小型のコネクタを使用可能な空気調和機の提供を目的とする。
本発明のオプション機器が着脱可能に接続される空気調和機は、オプション機器を接続するためのコネクタと、接続されたオプション機器を制御するための制御部とを備え、制御部は、コネクタにオプション機器が接続されているか否かを監視し、コネクタにオプション機器が接続されていないとき、コネクタへの通電を遮断して、コネクタを非通電状態にする。コネクタにオプション機器が接続されているとき、制御部は、コネクタを通電状態にする。これにより、コネクタの電気絶縁性を確保できる。
コネクタを通電状態あるいは非通電状態にする切替部が設けられ、制御部は、オプション機器が接続されていないとき、コネクタが非通電状態になるように切替部を制御するようにしてもよい。また、切替部は、通電状態から非通電状態に切り替えるようにしてもよい。このような構成にすれば、切替部は、コネクタにつながる複数の導電ラインを遮断あるいは接続することにより非通電状態と通電状態とを切り替える。導電ラインが遮断されると、コネクタには電圧が印加されない。
制御部は、オプション機器の接続の有無に応じて変化するコネクタの電位を検出し、検出された電位に基づいてオプション機器の接続の有無を判断するようにしてもよい。オプション機器が接続されていると、コネクタは導通して、電位が生じる。一方、オプション機器が接続されていないとき、コネクタは導通せず、電位が生じない。このように、オプション機器の接続に応じてコネクタの電位が変化するので、コネクタの接続の有無を検出できる。このような場合、制御部とコネクタとをつなぐ導電ラインにプルダウン抵抗が接続され、制御部は、導電ラインの電位を監視して、電位がローレベルのとき、オプション機器が接続されていないと判断し、電位がハイレベルのとき、オプション機器が接続されていると判断するようにしてもよい。
制御部とオプション機器とは通信可能とされ、制御部は、オプション機器との通信状況に基づいて、オプション機器の接続の有無を判断するようにしてもよい。制御部とオプション機器とが通信を行っているとき、オプション機器はコネクタに接続されている。オプション機器がコネクタに接続されていないとき、オプション機器との通信がない。このような場合、制御部は、オプション機器との通信を所定時間行っていないとき、オプション機器が接続されていないと判断するようにしてもよい。
制御部は、初期状態として、コネクタを通電状態にしておくようにしてもよい。これにより、空気調和機の電源がオンされたときや制御部がリセットされたときに、コネクタの電位を検出したり、オプション機器との通信が可能となり、オプション機器の接続の有無を監視することができる。そこで、制御部は、電源のオンやリセットなどに起動したとき、オプション機器がコネクタに接続されているかを確認する。オプション機器が接続されているとき、コネクタの通電状態は維持される。オプション機器が接続されていないとき、コネクタは非通電状態にされる。
制御部は、通常、コネクタを非通電状態にしておき、オプション機器がコネクタに接続されたときに入力される設定信号に応じてコネクタを通電状態にするようにしてもよい。このような構成によれば、オプション機器が接続されていないとき、コネクタは非通電状態となっている。オプション機器が接続されると、設定信号が入力されるので、制御部は、設定信号の入力を監視する。設定信号が入力されると、コネクタが通電状態に切り替えられる。設定信号の入力がないとき、コネクタは非通電状態のままである。
初期設定として、オプション機器無しが設定されるようにしてもよい。オプション機器無しの設定により、コネクタは非通電状態とされる。したがって、空気調和機の電源がオンされたときや制御部がリセットされたとき、コネクタは非通電状態とされる。
制御部は、オプション機器が接続されていないことを報知するようにしてもよい。これにより、ユーザは、オプション機器が接続されていないことを認識でき、オプション機器に対する操作を行うことを防げる。
制御部は、コネクタを非通電状態にしたとき、空気調和機を操作するための操作端末にオプション機器無しに設定するように指示するようにしてもよい。操作端末において、オプション機器無しが設定される。したがって、ユーザが操作端末でオプション機器に対する操作を行っても、操作が無効とされる。
本発明によると、オプション機器がコネクタに接続されていないとき、コネクタが非通電状態になるので、コネクタの電気絶縁性を確保することができる。
本発明の第1の実施形態のエアコン本体とオプション機器との接続を示す図 第2の実施形態のエアコン本体とオプション機器との接続を示す図 第3の実施形態のエアコン本体とオプション機器との接続を示す図
(第1の実施形態)
本実施形態の空気調和機は、図1に示すように、エアコン本体1にオプション機器2が接続されたものであり、空気調和機の空調運転に応じてオプション機器2が運転される。オプション機器2は、エアコン本体1にコネクタ3,4を介して着脱可能に接続される。エアコン本体1に本体側のコネクタ3が設けられ、オプション機器2にオプション機器側のコネクタ4が設けられる。
ユーザやサービスマンがエアコン本体1のコネクタ3にオプション機器2のコネクタ4を着脱しやすいように、エアコン本体1のコネクタ3は、その端子部が外部に露出するように配置される。両コネクタ3,4が直接あるいはケーブルを介して接続されることにより、オプション機器2は空気調和機に電気的に接続される。オプション機器2のコネクタ4がエアコン本体1のコネクタ3から外されることにより、オプション機器2はエアコン本体1から分離される。なお、コネクタ3は、エアコン本体1の内部にあってもよい。
ここで、空気調和機が室内機と室外機とを有するセパレート型である場合、エアコン本体1は、室内機あるいは室外機とされる。一体型の空気調和機の場合、空気調和機自体がエアコン本体1である。オプション機器2は、エアコン本体1の外部に設けられる電気機器、あるいはエアコン本体1の内部に設けられる電気機器とされる。このような電気機器として、例えばイオン発生装置、空気清浄機、加熱機、加湿器、室内空気撹拌用ファン、通信アダプタなどがあげられる。
空気調和機は、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、膨張弁、室内熱交換器、室外ファン、室内ファンを備える。そして、空気調和機は、これらを制御して、冷房、暖房などの空調運転を行う制御部5を備えている。
CPU、ROM、RAMから構成される制御部5は、コネクタ3を介してオプション機器2と電気的に接続される。エアコン本体1のコネクタ3は、複数の接続端子を有している。各接続端子にそれぞれ導電ライン6が接続され、制御部5は、複数の導電ライン6、例えば制御ラインや通信ラインを通じて接続端子に接続される。また、他の接続端子は導電ライン6を通じて電源装置、アースなどに接続される。そして、制御部5は、コネクタ3を通じてオプション機器2の制御部に制御信号を出力して、オプション機器2を制御する。すなわち、空気調和機が空調運転を行うと、制御部5は、これに連動するようにオプション機器2を動作させる。なお、空調運転が行われていないときでも、制御部5は、オプション機器2を単独で動作させるようにしてもよい。
ところで、エアコン本体1のコネクタ3にオプション機器2が接続されているとき、コネクタ3は通電され、コネクタ3に電圧がかかっている。オプション機器がエアコン本体1に接続されていないとき、コネクタ3の電気絶縁性を確保しなければならない。そのためには、コネクタ3に電圧が印加されないようにする。そこで、制御部5は、コネクタ3にオプション機器2が接続されているか否かを監視し、オプション機器2が接続されているときコネクタ3に通電して通電状態とし、オプション機器2が接続されていないとき、コネクタ3への通電を遮断して非通電状態にする。
オプション機器2がコネクタ3に接続されていないことを検出するために、制御部5は、オプション機器2の接続の有無に応じて変化するコネクタ3の電位を検出し、検出された電位に基づいてオプション機器2の接続の有無を判断する。オプション機器2が接続されているとき、オプション機器2に導通しているエアコン本体1側のコネクタ3の導電ライン6には、電流が流れ、所定の電位が生じる。オプション機器2がエアコン本体1から外されると、この導電ライン6に電流が流れなくなり、コネクタ3の電位が0になる。制御部5は、この電位の変化を検出すると、オプション機器2が接続されていないと判断する。
具体的には、図1に示すように、制御部5とコネクタ3とをつなぐ導電ライン7にプルダウン抵抗10が接続される。この導電ライン7につながるオプション機器2側のコネクタ3の接続端子が所定電圧、例えば5Vの電源に接続される。オプション機器2が接続されているとき、導電ライン7の電位は5Vとなる。制御部5にはハイ信号が入力される。オプション機器2が接続されていないとき、導電ライン7の電位はグラウンドレベルとなる。制御部5にはロー信号が入力される。制御部5は、導電ライン7の電位を監視して、電位がローレベルのとき、オプション機器2が接続されていないと判断し、電位がハイレベルのとき、オプション機器2が接続されていると判断する。
そして、空気調和機に、コネクタ3を通電状態あるいは非通電状態にする切替部11が設けられる。切替部11は、コネクタ3につながる複数の導電ライン6,7を遮断あるいは接続する。導電ライン6,7が遮断されると、コネクタ3は非通電状態となる。導電ライン6,7が接続されると、コネクタ3は通電状態となる。制御部5は、オプション機器2の接続の有無に応じて切替部11をオンオフする。切替部11のオンオフにより、コネクタ3の非通電状態と通電状態とが切り替えられる。
切替部11として、リレー12が用いられる。導電ライン6,7に、リレー12のスイッチ12aが設けられ、スイッチ12aを開閉するコイル12bが制御部5に接続される。複数の導電ライン6,7に対して、リレー12がそれぞれ設けられる。リレー12は、ノーマルクローズのリレーとされ、コイル12bに通電されていない状態では、スイッチ12aは閉とされる。制御部5が切替部11をオフすると、コイル12bに通電されて、スイッチ12aが開になり、導電ライン6,7が遮断される。制御部5が切替部11をオンすると、コイル12bに通電されなくなる。スイッチ12aが閉になると、導電ライン6,7が接続される。制御部5は、初期設定として、リレー12を閉状態にして、コネクタ3を通電状態にしている。
オプション機器2がエアコン本体1に接続されているとき、コネクタ3は通電状態である。制御部5は、コネクタ3を通じてオプション機器2と通信を行って、オプション機器2を制御する。オプション機器2がエアコン本体1から外されると、導電ライン7の電位がハイレベルからローレベルに変化する。制御部5は、この電位の変化を検出すると、切替部11をオフする。全てのリレー12が作動して、スイッチ12aが開となり、各導電ライン6,7が遮断される。コネクタ3は通電状態から非通電状態になる。
コネクタ3に電圧が印加されないので、コネクタ3の接続端子に物が触れても、接続端子間がショートすることはない。これにより、コネクタ3の電気絶縁性を確保でき、空間距離の大きなコネクタ3を使用しなくてよく、コネクタ3の選択肢が増え、コストダウンを図れる。しかも、小型のコネクタ3を使用できるので、オプション機器2のコネクタ4の実装スペースを小さくでき、オプション機器2の小型化を図れる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の空気調和機は、エアコン本体1の制御部5とオプション機器2との通信状況に基づいて、オプション機器2の接続の有無を判断する。すなわち、制御部5は、通信が行われていれば、オプション機器2が接続されていると判断し、通信が途絶えていれば、オプション機器2は接続されていないと判断する。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
図2に示すように、通信のための導電ラインである通信ライン8は制御部5とコネクタ3をつないでいる。さらに、通信ライン8は、コネクタ3,4を通じてオプション機器2にもつながっている。通信ライン8に、ノーマルクローズのリレー12のスイッチ12aが設けられている。オプション機器2が接続されているとき、通信ライン8は接続され、制御部5はオプション機器2と通信可能である。
制御部5は、オプション機器2との通信状況を監視している。通信が所定時間行われていないことが検出されると、制御部5は、オプション機器2のエラーと判断し、表示、音声などによってエラーを報知する。そして、制御部5は、切替部11をオフして、全ての導電ライン6,8を遮断する。コネクタ3は非通電状態になる。
通信が所定時間途絶えるといった現象は、オプション機器2が接続されていないときに起こるだけでなく、オプション機器2が接続されていても、オプション機器2に異常が発生したときにも起こる。コネクタ3が非通電状態になることにより、制御部5はオプション機器2に制御信号を出力できなくなる。これにより、オプション機器2は不合理な動作を強いられず、オプション機器2の誤動作を防止できる。
なお、制御部5は、定期的にオプション機器2に通信を行って、オプション機器2からの返信の有無によりオプション機器2の接続の有無を確認してもよい。オプション機器2からの返信がないとき、制御部5は、コネクタ3を非通電状態にする。なお、コネクタ3が非通電状態にあるときに通信を行う場合、制御部5は、切替部11をオンして、コネクタ3を通電状態にしてからオプション機器2と通信を行う。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の空気調和機は、エアコン本体1の制御部5とオプション機器2との通信状況に基づいて、オプション機器2の接続の有無を判断する。オプション機器2が接続されていないとき、オプション機器2が接続されていないといった情報が空気調和機を操作するための操作端末にフィードバックされる。その他の構成は、第2の実施形態と同じである。
図3に示すように、空気調和機を操作するための操作端末としてのリモコン15は、エアコン本体1の制御部5と赤外線通信などの双方向の無線通信を行う。制御部5は、オプション機器2との通信が所定時間行われていないことを検出すると、オプション機器2のエラーと判断する。制御部5は、切替部11をオフして、コネクタ3を非通電状態にするとともに、リモコン15にフィードバックする。
リモコン15では、オプション機器2の有無を設定できる。ユーザによりオプション機器有りが設定されると、リモコン15からエアコン本体1を通じてオプション機器2の動作を制御することができる。オプション機器無しが設定されると、オプション機器2に対する操作が無効にされる。
そこで、エアコン本体1にオプション機器2が接続されていないとき、制御部5は、リモコン15にオプション機器無しに設定するように指示する。リモコン15は、制御部5からの指示により、オプション機器無しを設定する。ユーザが、オプション機器2を動作させようとリモコン15を操作すると、この操作は無効とされる。このとき、リモコン15の表示部16に、オプション機器無しであることが表示される。これにより、ユーザの誤った操作をなくすことができる。また、ユーザが誤ってオプション機器有りを選んでしまったり、オプション機器2を取り外した際にリモコン15において、オプション機器無しを設定するのを忘れたとしても、エアコン本体1からの指示により、リモコン15においてオプション機器無しが設定されるため、使用性がよくなる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の空気調和機は、通常、エアコン本体1のコネクタ3を非通電状態にしておき、オプション機器2が接続されると、コネクタ3を通電状態にする。その他の構成は、第1あるいは第3の実施形態と同じである。
空気調和機の電源がオンされたとき、制御部5は、初期設定として、オプション機器2無しを設定して、切替部11をオフにしておく。したがって、オプション機器2がエアコン本体1のコネクタ3に接続されていないとき、コネクタ3は非通電状態である。
そして、制御部5は、オプション機器2の接続の有無を監視し、オプション機器2がコネクタ3に接続されたとき、制御部5は、切替部11をオンして、コネクタ3を通電状態にする。ここで、制御部5は、設定信号の入力により、オプション機器2が接続されたことを検出する。
設定信号は、オプション機器有りを設定するための信号であって、リモコン15から入力される、あるいはエアコン本体1から入力される。すなわち、オプション機器2がコネクタ3に接続された後、ユーザが、リモコン15において設定操作を行うと、リモコン15から設定信号がエアコン本体1に送信される。エアコン本体1の制御部5は、設定信号を受け取ると、オプション機器有りを設定して、切替部11をオンする。あるいは、ユーザがエアコン本体1に設けられた運転スイッチにおいて特定の操作、例えばスイッチの長押しや連続押しなどを行うと、制御部5は、設定信号が入力されたと判断し、オプション機器有りを設定して、切替部11をオンする。
空気調和機のコンセントの抜き差しなどにより空気調和機の電源がオンオフされると、制御部5はリセットされる。制御部5は初期設定を行い、オプション機器無しが設定される。このとき、オプション機器2がコネクタ3に接続されていても、非通電状態にされる。オプション機器2を動作させるために、ユーザは、オプション機器有りを設定するための操作を行う。この操作に応じて、制御部5は、切替部11をオンして、コネクタ3を通電状態にする。
(第5の実施形態)
上記の第1〜第3の実施形態では、エアコン本体1からオプション機器2が取り外されると、コネクタ3が非通電状態にされる。この後、オプション機器2がエアコン本体1に取り付けられると、コネクタ3が非通電状態であるため、制御部5は、オプション機器2が取り付けられたことを検出できない。
ところで、空気調和機の電源がオンされたとき、あるいは制御部5がリセットされたとき、制御部5は初期設定としてコネクタ3を通電状態にする。このとき、制御部5は、オプション機器2がエアコン本体1に取り付けられたことを検出することができる。
すなわち、コネクタ3が非通電状態にあるときにオプション機器2がエアコン本体1に取り付けられる際に、ユーザは空気調和機の電源をオフする。ユーザは、オプション機器2をエアコン本体1に取り付けた後、空気調和機の電源をオンする。制御部5が起動して、オプション機器有りが設定される。切替部11がオンされ、コネクタ3は通電状態となる。これにより、制御部5はオプション機器2の接続の有無を判断できる。オプション機器2が接続されていることが確認され、コネクタ3の通電状態は維持される。
あるいは、空気調和機の電源がオフされず、コネクタ3が非通電状態のまま、ユーザは、オプション機器2をエアコン本体1に取り付ける。この後、ユーザは、エアコン本体1あるいはリモコン15を操作して、設定信号を入力する。制御部5は、設定信号の入力に応じて切替部11をオンし、コネクタ3を通電状態にする。コネクタ3に接続されたオプション機器2は、制御部5と通信を行いながら動作する。
以上の通り、本発明のオプション機器2が着脱可能に接続される空気調和機は、オプション機器2を接続するためのコネクタ3と、接続されたオプション機器2を制御するための制御部5とを備え、制御部5は、コネクタ3にオプション機器2が接続されているか否かを監視し、コネクタ3にオプション機器2が接続されていないとき、コネクタ3への通電を遮断して、コネクタ3を非通電状態にする。これにより、コネクタ3の電気絶縁性を確保でき、小型のコネクタ3を使用することが可能となる。
コネクタ3を通電状態あるいは非通電状態にする切替部11が設けられ、制御部5は、オプション機器2が接続されていないとき、コネクタ11が非通電状態になるように切替部11を制御する。切替部11を設けることにより、コネクタ3への通電を物理的に遮断することができる。
切替部11は、コネクタ3につながる複数の導電ライン6,7を遮断あるいは接続することにより非通電状態と通電状態とを切り替える。コネクタ3につながる全ての導電ライン6,7を遮断することにより、非通電状態において完全に電気絶縁を実現できる。
制御部5は、オプション機器2の接続の有無に応じて変化するコネクタ3の電位を検出し、検出された電位に基づいてオプション機器2の接続の有無を判断する。すなわち、制御部5とコネクタ3とをつなぐ導電ライン7にプルダウン抵抗10が接続され、制御部5は、導電ライン7の電位を監視して、電位がローレベルのとき、オプション機器2が接続されていないと判断し、電位がハイレベルのとき、オプション機器2が接続されていると判断する。これにより、簡単な構成でオプション機器2の接続の有無を検出することができる。
制御部5とオプション機器2とは通信可能とされ、制御部5は、オプション機器2との通信状況に基づいて、オプション機器2の接続の有無を判断する。制御部5は、オプション機器2との通信を所定時間行っていないとき、オプション機器2が接続されていないと判断する。これにより、オプション機器2の検出用の部材を設ける必要がなく、低コストで接続の有無の判断を実現できる。
制御部5は、初期状態として、コネクタ3を通電状態にしておく。これにより、空気調和機の電源をオンしたときや制御部5が起動したときに、オプション機器2の接続の有無を検出することができる。
制御部5は、通常、コネクタ3を非通電状態にしておき、オプション機器2がコネクタ3に接続されたときに入力される設定信号に応じてコネクタ3を通電状態にする。これにより、オプション機器2がコネクタ3に接続されない限り、コネクタ3には通電されないので、確実にコネクタ3の電気絶縁性を確保できる。
初期設定として、オプション機器無しが設定される。空気調和機の電源がオンされたときや制御部5がリセットされたときに、コネクタ3を非通電状態にすることができる。
制御部5は、オプション機器2が接続されていないことを報知する。これにより、オプション機器2が接続されているとユーザが勘違いして、オプション機器2に対する操作を行うことを防げる。
制御部5は、コネクタ3を非通電状態にしたとき、空気調和機を操作するための操作端末にオプション機器無しに設定するように指示する。これにより、操作端末において、オプション機器2に対する操作を無効にすることができ、制御部5の不要な動作を防止でき、省エネルギーを図れる。
また、オプション機器2が着脱可能に接続される空気調和機は、オプション機器2を接続するためのコネクタ3と、コネクタ3を通電状態あるいは非通電状態にする切替部11とを備え、コネクタ3が移動可能に設けられ、切替部11は、コネクタ3を移動させることにより、非通電状態と通電状態とを切り替える。
コネクタ3をエアコン本体1に移動可能に設けてもよい。切替部11は、コネクタ3が通電可能な第1位置にある通電状態とコネクタ3が通電不可能な第2位置にある非通電状態との間でコネクタ3を移動させる。コネクタ3の移動により、コネクタ3の通電状態と非通電状態が切り替わる。切替部11は、オプション機器2が接続されたときのコネクタ3を第1位置に固定するためにコネクタ3を引っ掛けるフックあるいは吸着する磁石と、コネクタ3を第1位置から第2位置に移動させるためのばねなどの弾性部材あるいはソレノイドを有する。オプション機器2がコネクタ3に接続されているとき、コネクタ3は押されて第1位置にあり、コネクタ3に設けられた接点が導電ライン6の接点に接触して、導電ライン6とコネクタ3とが導通する。このとき、コネクタ3につながる導電ライン6は接続され、コネクタ3は通電状態にある。オプション機器2がコネクタ3から外されると、弾性部材の付勢力などによりコネクタ3が第2位置に移動し、コネクタ3の接点が導電ライン6の接点から離れる。このとき、コネクタ3につながる導電ライン6は遮断され、コネクタ3は非通電状態となる。コネクタ3全体が移動する代わりに、コネクタ3の接続端子を移動可能に設けてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。切替部11のノーマルクローズのリレー12の代わりに、ノーマルオープンのリレーを用いてもよい。あるいは、ソリッドステートリレーなどの半導体リレーやフォトカプラを用いてもよい。
操作端末はリモコン15以外にスマートフォン、携帯電話などの無線通信可能な情報端末であってもよい。情報端末は、エアコン本体1と無線通信を行うだけでなく、オプション機器2とも無線通信を行う。そして、情報端末は、オプション機器2との通信が所定時間ないことを検出すると、オプション機器2が接続されていないと判断し、オプション機器2が接続されていないことを制御部5に通知する。制御部5は、この通知に応じて、コネクタ3を非通電状態にする。
コネクタ3が非通電状態にあるときのオプション機器2の接続の有無の検出について、リミットスイッチや光センサなどの検出器を用いてもよい。検出器がコネクタ3に設けられ、検出器は、オプション機器2がコネクタ3に接続されると、検出信号を出力し、オプション機器2が接続されていないとき、検出信号を出力しない。制御部5は、検出信号が入力されると、オプション機器2が接続されたと認識して、コネクタ3を通電状態にする。
1 エアコン本体
2 オプション機器
3 本体側のコネクタ
4 オプション機器側のコネクタ
5 制御部
6,7 導電ライン
8 通信ライン
10 プルダウン抵抗
11 切替部
12 リレー
15 リモコン

Claims (12)

  1. オプション機器が着脱可能に接続される空気調和機であって、オプション機器を接続するためのコネクタと、接続されたオプション機器を制御するための制御部とを備え、制御部は、コネクタにオプション機器が接続されているか否かを監視し、コネクタにオプション機器が接続されていないとき、コネクタへの通電を遮断して、コネクタを非通電状態にすることを特徴とする空気調和機。
  2. コネクタを通電状態あるいは非通電状態にする切替部が設けられ、制御部は、オプション機器が接続されていないとき、コネクタが非通電状態になるように切替部を制御することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 切替部は、コネクタにつながる複数の導電ラインを遮断あるいは接続することにより非通電状態と通電状態とを切り替えることを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  4. 制御部は、オプション機器の接続の有無に応じて変化するコネクタの電位を検出し、検出された電位に基づいてオプション機器の接続の有無を判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 制御部とコネクタとをつなぐ導電ラインにプルダウン抵抗が接続され、制御部は、導電ラインの電位を監視して、電位がローレベルのとき、オプション機器が接続されていないと判断し、電位がハイレベルのとき、オプション機器が接続されていると判断することを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
  6. 制御部とオプション機器とは通信可能とされ、制御部は、オプション機器との通信状況に基づいて、オプション機器の接続の有無を判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
  7. 制御部は、オプション機器との通信を所定時間行っていないとき、オプション機器が接続されていないと判断することを特徴とする請求項6記載の空気調和機。
  8. 制御部は、初期状態として、コネクタを通電状態にしておくことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の空気調和機。
  9. 制御部は、通常、コネクタを非通電状態にしておき、オプション機器がコネクタに接続されたときに入力される設定信号に応じてコネクタを通電状態にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
  10. 初期設定として、オプション機器無しが設定されることを特徴とする請求項9記載の空気調和機。
  11. 制御部は、オプション機器が接続されていないことを報知することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の空気調和機。
  12. 制御部は、コネクタを非通電状態にしたとき、空気調和機を操作するための操作端末にオプション機器無しに設定するように指示することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の空気調和機。
JP2014037713A 2014-02-28 2014-02-28 空気調和機 Pending JP2015161468A (ja)

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