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JP2015154461A - ハンズフリー機器 - Google Patents

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JP2015154461A JP2014029782A JP2014029782A JP2015154461A JP 2015154461 A JP2015154461 A JP 2015154461A JP 2014029782 A JP2014029782 A JP 2014029782A JP 2014029782 A JP2014029782 A JP 2014029782A JP 2015154461 A JP2015154461 A JP 2015154461A
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Abstract

【課題】2つの携帯電話機を使用可能な機器であって、先に着信を受けた携帯電話機との通話を常に優先させることのできるハンズフリー機器を提供する。
【解決手段】第1携帯電話機10及び第2携帯電話機20の2台の携帯電話機それぞれと近距離無線通信を行うことができるハンズフリー機器100であって、第1携帯電話機10からの通話開始の通知を受信して第1携帯電話機10による通話が終了するまでの間に第2携帯電話機20から接続要求信号を受信した場合には、ハンズフリー機器100と第1携帯電話機10との間の接続状態に関わらず、第2携帯電話機20からの接続要求を拒絶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機用のハンズフリー機器に係り、特に2台の携帯電話機を使用可能なハンズフリー機器に関する。
近年、車両内等において、ハンズフリーシステムを用いた通話が行われるようになってきている。ハンズフリーシステムは、通話を行うための携帯電話機と、近距離無線通信技術を利用したハンズフリー機器によって構成される。一般的に、ハンズフリー機器は、カーナビゲーション機器等の車載電装ユニット内に内蔵されて使用されることが多い。音声通話のためのマイクやスピーカは車両内の運転席近辺に取り付けられている。着信音は携帯電話機によって鳴音させることもできるが、車両内に取り付けられたスピーカによって鳴音させることもできる。着信音を車両内に取り付けられたスピーカによって鳴音させるように構成されたハンズフリーシステムが特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示されたハンズフリーシステムを図4に示す。電話機903と、この電話機903のハンズフリー通話を可能とする車載ユニット905とを備えたハンズフリーシステム901において、電話機903が着信に基づいて音声リンク(SCOリンク:Synchronous Connection Oriented リンク)を確立する。電話機903が着信音信号を送信する機能を備えていない場合に、車載ユニット905に備えた着信音信号発生部913で生成した着信音をスピーカ等の音声出力部917に出力して着信音を鳴音するようにしている。このように構成することによって、電話機903からの着信音信号の送信の有無にかかわらず、電話機903が着信したときに車載ユニット905側の着信音で着信を通知することができるとしている。
特開2004−120156号公報
しかしながら特許文献1に開示されたようなハンズフリーシステム901においては、以下のような問題があった。
従来、車載用のハンズフリーシステムで使用される携帯電話機の数は1台のみであることが一般的であった。しかし、携帯電話機の普及に伴って、一人で2台使用する人も現れてきた。また、車両の運転者が有する携帯電話機以外に同乗者の有する携帯電話機も含めると車両内で2台の携帯電話機が使用されることも考えられる。そのため、2台の携帯電話機を使用可能なハンズフリーシステムが必要となってきた。しかし、特許文献1に開示されたハンズフリーシステム901では2台の携帯電話機の使用に対応できていない。
また、第1及び第2の2台の携帯電話機を使用可能なハンズフリーシステムであって、かつ、着信音を携帯電話機側ではなく、車両内に取り付けられたスピーカによって鳴音させるように構成されたハンズフリーシステムも考えられている。尚、この場合の着信音は、特許文献1に開示されたような、ハンズフリー機器内で生成されるものではなく、携帯電話機内で生成され、それがハンズフリー機器に送信され、車両内に取り付けられたスピーカによって鳴音させる形態のものである。
このようなハンズフリーシステムでは、外部の電話機から第1の携帯電話機への着信後、SCOリンクによる接続を行い、着信音を鳴音させた後、携帯電話機内で音声通話に切り換える必要があるが、携帯電話機によっては、その音声通話への切り換えの際に、SCOリンクを切断しなければならない機種も存在している。従って、SCOリンクが切断されている期間が発生することになる。そのため、このような機種の携帯電話機を用いた時、SCOリンクが切断されている間に外部の電話機から第2の携帯電話機へ着信があった場合には、第2の携帯電話機が優先されて、第1の携帯電話機への着信が取り消されてしまうことになってしまっていた。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、2つの携帯電話機を使用可能な機器であって、先に着信を受けた携帯電話機との通話を常に優先させることのできるハンズフリー機器を提供することにある。
この課題を解決するために、本発明のハンズフリー機器は、第1携帯電話機及び第2携帯電話機の2台の携帯電話機それぞれと近距離無線通信を行うことができるハンズフリー機器であって、前記第1携帯電話機からの通話開始の通知を受信して前記第1携帯電話機による通話が終了するまでの間に前記第2携帯電話機から接続要求信号を受信した場合には、前記ハンズフリー機器と前記第1携帯電話機との間の接続状態に関わらず、前記第2携帯電話機からの接続要求を拒絶する、という特徴を有する。
このように構成されたハンズフリー機器は、第1携帯電話機からの通話開始の通知後、第1携帯電話機による通話が終了するまでの間は、第1携帯電話機との接続状態に関わらず第2携帯電話機からの接続要求を拒絶するようにしたので、先に着信のあった第1携帯電話機による通話を常に優先させることができる。
また、上記の構成において、前記第1携帯電話機からの着信信号を受信後、前記第1携帯電話機とのeSCO接続を行い、前記第1携帯電話機からの通話開始の通知を受信した後で前記第2携帯電話機からのSCO接続要求信号又はeSCO接続要求信号を拒絶するように設定すると共に、前記第1携帯電話機とのeSCO接続を非接続とし、前記第1携帯電話機での音声通話への切り替え処理後に、前記第1携帯電話機との間でeSCO再接続を行う、という特徴を有する。
このように構成されたハンズフリー機器では、第1携帯電話機とのeSCO接続が非接続となっている状態においても、第2携帯電話機からの接続要求を拒絶するので、第1携帯電話機との間のeSCO再接続を確実に行うことができる。
また、上記の構成において、前記第2携帯電話機からの接続要求を拒絶する時、識別番号の違いによって前記第2携帯電話機であることを判別して拒絶を行う、という特徴を有する。
このように構成されたハンズフリー機器では、第2携帯電話機からの接続要求を拒絶する時に、識別番号を使用するので、第1携帯電話機と第2携帯電話機との違いを確実に判別して拒絶を行うことができる。
本発明のハンズフリー機器は、第1携帯電話機からの通話開始の通知後、第1携帯電話機による通話が終了するまでの間は、第1携帯電話機との接続状態に関わらず第2携帯電話機からの接続要求を拒絶するようにしたので、先に着信のあった第1携帯電話機による通話を常に優先させることができる。
本発明の実施形態に係るハンズフリー機器を含むハンズフリーシステムのブロック図である。 ハンズフリー機器と携帯電話機との関係を示すシーケンスチャートである。 ハンズフリー機器と携帯電話機との関係を示すシーケンスチャートである。 従来例に係るハンズフリーシステムのブロック図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
最初に、実施形態に係るハンズフリー機器を含むハンズフリーシステムの構成について図1を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るハンズフリー機器100を含むハンズフリーシステム90の構成例を概略的に示すブロック図である。
図1に示すように、ハンズフリーシステム90は、ハンズフリー機器100を備えた車載電装ユニット60、車内に持ち込まれる第1携帯電話機10、及び車内に持ち込まれる第2携帯電話機20によって構成されている。
車載電装ユニット60は、例えば走行経路誘導(カーナビゲーション)機能を有するほか、オーディオ再生機能やビデオ再生機能、ラジオ、テレビ等の受信機能等を有する。このため車載電装ユニット60には、液晶ディプレイ等を用いた表示部5や、図示しないプッシュスイッチ、キースイッチ、回転つまみ等を有した操作部6が付属するほか、オーディオ出力用のスピーカ3、集音用のマイク4等の周辺設備が付属している。尚、マイク4は通常、運転者が運転中に音声入力できるように運転席の周辺に設置される。
ハンズフリー機器100は、上記の周辺設備を制御する制御部2を内蔵するほか、Bluetooth(登録商標)規格(以下の説明では、Bluetooth(登録商標)を「BT」と略称するものとする)に準拠した近距離無線通信機能を有したBTモジュール1を内蔵している。なお、制御部2は、例えば中央処理装置であるCPU2aを内蔵する他、図示しないROM、RAM等のメモリデバイスを備えたマイクロコンピュータである。このためBTモジュール1は、ハンズフリー機器100内のCPU2aをホストとしてBT通信を用いたサービス、例えばSCO接続による接続等の無線接続を提供することができる。
第1携帯電話機10及び第2携帯電話機20は、無線通信を用いて電話回線に接続することができる電話機部12及び電話機部22をそれぞれ有した携帯機器であり、外部の電話機(図示せず)と通話することができる。外部の電話機としては、固定電話機であっても良いし、別の携帯電話機であっても良い。
第1携帯電話機10及び第2携帯電話機20にもそれぞれBTモジュール11及びBTモジュール21が内蔵されており、ハンズフリー機器100内のBTモジュール1との間でBT規格による近距離無線通信を行うことができる。
ハンズフリーシステム90は、第1携帯電話機10又は第2携帯電話機20とハンズフリー機器100とを無線接続により音声接続(SCO接続)させた状態で、いわゆる「ハンズフリー通話」機能を提供することができる。ハンズフリー通話は、車両の乗員であるユーザ、例えば運転者又は同乗者等が第1携帯電話機10又は第2携帯電話機20を手に持たずとも、車載のスピーカ3やマイク4を通じて外部の電話機との間で通話を実現するものである。尚、第1携帯電話機10及び第2携帯電話機20それぞれが同時にハンズフリー通話を行うことはできない。
第1携帯電話機10又は第2携帯電話機20からの音声通話データは、車載電装ユニット60内でアナログ信号に変換され、図示しないアンプを通じてスピーカ3に出力される。また、マイク4で拾った音声通話データは、SCO接続によりBTモジュール1から第1携帯電話機10又は第2携帯電話機20にパケット送信される。これにより、例えば第1携帯電話機10又は第2携帯電話機20からBT通信で受信した音声通話データをスピーカ3から出力したり、逆にマイク4で拾った音声を第1携帯電話機10又は第2携帯電話機20に転送したりすることが可能になる。
BTモジュール1は、近距離無線通信回路(図示せず)を内蔵していると共に、ハンズフリー機器100内でBTアンテナ(図示せず)に接続されており、これら無線通信回路及びBTアンテナにより他のBT機器と通信を行うことができる。なお、BTアンテナはBTモジュール1内に内蔵されていてもよい。
次に、第1携帯電話機10又は第2携帯電話機20とハンズフリー機器100との接続の関係について説明する。
従来、通話時における音声信号等のサンプリング周波数に8KHzを用いる手法、即ち、ナローバンドスピーチ(Narrow Band Speech)が一般的に用いられている。また最近では、通話時の音声の音質を向上させるために、サンプリング周波数を8kHzの2倍の16kHzとしたワイドバンドスピーチ(Wide Band Speech)を採用する手法が用いられるようになってきた。ワイドバンドスピーチを採用した場合、通話時における音声の認識率を高めることができる。更に最近では着信音の音質を向上させる用途にも、ワイドバンドスピーチ(Wide Band Speech)を採用する携帯電話機が登場している。
一般的に、携帯電話機が通話音声等の音質を向上させるためワイドバンドスピーチを採用した場合、ハンズフリー機器もワイドバンドスピーチに対応している必要がある。また、着信音にワイドバンドスピーチを採用した場合も、携帯電話機及びハンズフリー機器がワイドバンドスピーチに対応している必要がある。
また、ハンズフリー機器がワイドバンドスピーチに対応するには、通常のナローバンドスピーチの場合に用いられているSCO接続ではなく、eSCO接続(拡張SCO接続)と呼ばれる接続方法を用いる必要がある。言い換えれば、携帯電話機及びハンズフリー機器をeSCO接続で接続すれば、ワイドバンドスピーチによって通話時の音声の音質又は着信音の音質を向上させることができる。尚、eSCO接続ではなくSCO接続の場合は、ナローバンドスピーチしか取り扱うことしかできないが、eSCO接続では、ナローバンドスピーチ及びワイドバンドスピーチの双方を取り扱うことができる。
また、着信音にワイドバンドスピーチを採用した場合、携帯電話機では、着信音から通話音声に切り換える際にハンズフリー機器との間のeSCO接続を一端切断する必要がある。この処理は、通話をワイドバンドスピーチで行うかナローバンドスピーチで行うかに関わらず必要になる。
このような、着信音及び通話音声の音質を向上させるためにワイドバンドスピーチを利用した場合の、ハンズフリーシステム90におけるハンズフリー機器100と第1携帯電話機10との接続方法について図2を用いて説明する。尚、第1携帯電話機10及びハンズフリー機器100は、共にeSCO接続に対応しているものとする。
図2に示したシーケンスチャートにおいて、まず、
ST0:第1携帯電話機10に外部の電話機から着信がある。次に、第1携帯電話機10のBTモジュール11からハンズフリー機器100のBTモジュール1へ、
ST1:“着信あり”の通知を送信すると同時に、
ST2:“eSCO接続”の要求を行い、更に
ST3:“指定の音楽等の着信音”のデータを送信する。
次に、ハンズフリー機器100において、
ST4:BTモジュール1とBTモジュール11との間にeSCO接続を形成させると共に、
ST5:指定の音楽等の着信音を車載電装ユニット60に設けられたスピーカ3からワイドバンドスピーチで鳴音させる。この時点で、ハンズフリー機器100と第1携帯電話機10とはeSCO接続されている。
次に、BTモジュール1からBTモジュール11へ、
ST6:“着信通知”を受領したことを”通知する。
次に、BTモジュール11からBTモジュール1へ、
ST7:“通信の開始”を通知すると同時に、
ST8:“eSCO接続の切断”を要求する。
ハンズフリー機器100では、BTモジュール11からの“eSCO接続の切断”の要求を受けて、
ST9:“eSCO接続の切断”を実施する。この時点で、ハンズフリー機器100と第1携帯電話機10との間のeSCO接続は切断されている。
次に、ハンズフリー機器100と第1携帯電話機10とのeSCO接続が切断されている状態において、第1携帯電話機10では、
ST10:音声通話への切り換えを行う。そして、BTモジュール11からBTモジュール1へ、
ST11:“eSCO接続”の要求を行う。
次に、ハンズフリー機器100において、
ST12:“eSCO接続”の再接続を行う。この時点からハンズフリー機器100と第1携帯電話機10とはeSCO接続される。その結果、第1携帯電話機10は外部の電話機とハンズフリーシステム90による通話を行うことができる。
以上説明したように、第1携帯電話機10は、ハンズフリー機器100を利用して外部の電話機とハンズフリー通話を行うことができる。しかし、本発明のハンズフリー機器100では、更に次のような機能を追加した。即ち、第1携帯電話機10からの通話開始の通知を受信して第1携帯電話機10による通話が終了するまでの間に第2携帯電話機20から接続要求信号を受信した場合には、ハンズフリー機器100と第1携帯電話機10との間の接続状態に関わらず、第2携帯電話機20からの接続要求を拒絶するようにした。その理由を以下に述べる。
前述したように、第1携帯電話機10が着信音のモードから音声通話のモードへ切り換える際に、ハンズフリー機器100と第1携帯電話機10との間のeSCO接続を切断する必要がある。一般的に、2台の携帯電話機を使用可能なハンズフリーシステムでは、先に接続された1台目の携帯電話機との間が接続状態にある時、2台目の携帯電話機からの接続要求は拒絶するように設定されている。しかしながら、本発明のハンズフリー機器100を含むハンズフリーシステム90では、先に接続された1台目の携帯電話機である第1携帯電話機10とハンズフリー機器100との間のeSCO接続が切断されている期間が発生する。
もしも、この第1携帯電話機10とハンズフリー機器100との間のeSCO接続が切断されている期間において第2携帯電話機20に着信があり、第2携帯電話機20から接続要求があった場合、このままだと第2携帯電話機20との接続が成立し、先に着信したはずの第1携帯電話機10による通話が取り消されてしまうことになる。そこで、本発明のハンズフリー機器100では、第1携帯電話機10からの通話開始の通知を受信して第1携帯電話機10による通話が終了するまでの間に第2携帯電話機20から接続要求信号を受信した場合には、ハンズフリー機器100と第1携帯電話機10との間の接続状態に関わらず、第2携帯電話機20からの接続要求を拒絶するようにした。
具体的には、第1携帯電話機10からの着信信号を受信後、第1携帯電話機10とのeSCO接続を行い、第1携帯電話機10からの通話開始の通知を受信した後で第2携帯電話機20からのSCO接続要求信号又はeSCO接続要求信号を拒絶するように設定する。それと共に、第1携帯電話機10とのeSCO接続を非接続とし、第1携帯電話機10での音声通話への切り替え処理後に、第1携帯電話機10との間でeSCO再接続を行うようにする。このようにすることで、第1携帯電話機10からの通話開始の通知を受信した後には、第2携帯電話機20からの接続要求を拒絶することができる。尚、第1携帯電話機10からの着信信号受信後、第1携帯電話機10とのeSCO接続が確立されている期間については、第2携帯電話機20からの接続要求を当然拒絶している。
次に、第1携帯電話機10とハンズフリー機器100との間のeSCO接続が切断されている期間に第2携帯電話機20へ着信がある場合の、ハンズフリーシステム90におけるハンズフリー機器100と第1携帯電話機10との接続方法について、図3を用いて説明する。
図3に示すように、各ステップはST20からST35まである。しかし、ST20からST27までは、図2に示したST0からST7までと同一であるので、ST20からST27までの説明は省略する。
ハンズフリー機器100では、BTモジュール11からST27の“通話開始”の通知を受けた後、
ST28:第2携帯電話機20からの接続要求に対する拒絶の設定を行う。この時、第1携帯電話機10のBTモジュール11から、
ST29;“eSCO接続の切断”の要求を行う。そして、ハンズフリー機器100のBTモジュール1では、この要求を受けて、
ST30:“eSCO接続の切断”を実施する。この時点で、ハンズフリー機器100と第1携帯電話機10とのeSCO接続は切断されているが、第2携帯電話機20から接続要求が来たとしても、その接続要求を拒絶することができる。
次に、ハンズフリー機器100と第1携帯電話機10とのeSCO接続が切断されている状態において、第1携帯電話機10では、
ST31:音声通話への切り換えを行う。そして、ハンズフリー機器100では、ST31と前後して
ST32:第2携帯電話機20からSCO接続又はeSCO接続による接続の要求があったとした場合、
ST33:第2携帯電話機20からの接続要求を拒絶する。尚、第2携帯電話機20からの接続要求が“eSCO接続要求”であっても、“SCO接続要求”であっても、拒絶は行われる。
そして、それと前後して、BTモジュール11からBTモジュール1へ、
ST34:“eSCO接続”の要求を行う。
次に、ハンズフリー機器100において、
ST35:“eSCO接続”の再接続を行う。この時点からハンズフリー機器100と第1携帯電話機10とはeSCO接続される。従って、第1携帯電話機10は外部の電話機とハンズフリー通話を行うことができる。尚、第1携帯電話機10と外部の電話機とのハンズフリー通話が終了した後には、第2携帯電話機20からの接続要求に対する拒絶の設定は解除される。
以上のように、ハンズフリー機器100を含むハンズフリーシステム90では、先に着信した第1携帯電話機10による外部の電話機とのハンズフリー通話を常に優先することができる。
以上の説明においては、先に第1携帯電話機10に着信が来て、次に第2携帯電話機20に着信が来る例を示した。これは、先に着信が来た方を便宜的に第1携帯電話機10であると仮定しただけであり、もしも先に第2携帯電話機20に着信が来て、次に第1携帯電話機10に着信が来た場合は、第1携帯電話機10からの接続要求を拒絶するように設定し、第2携帯電話機20のハンズフリー通話を優先させることは言うまでもない。また、第2携帯電話機20からの接続要求、又は第1携帯電話機10からの接続要求を拒絶する場合には、第1携帯電話機10及び第2携帯電話機20それぞれに与えられた識別番号の違いによって、第1携帯電話機10であるか第2携帯電話機20であるかを判別して拒絶を行う。
このように、ハンズフリー機器100では、第1携帯電話機10からの通話開始の通知後、第1携帯電話機10による通話が終了するまでの間は、第1携帯電話機10との接続状態に関わらず第2携帯電話機20からの接続要求を拒絶するようにしたので、先に着信のあった第1携帯電話機10による通話を常に優先させることができる。
また、第1携帯電話機10とのeSCO接続が非接続となっている状態においても、第2携帯電話機20からの接続要求を拒絶するので、第1携帯電話機10との間のeSCO再接続を確実に行うことができる。
また、第2携帯電話機20からの接続要求を拒絶する時に、識別番号を使用するので、第1携帯電話機10と第2携帯電話機20との違いを確実に判別して拒絶を行うことができる。
以上説明したように、本発明のハンズフリー機器は、第1携帯電話機からの通話開始の通知後、第1携帯電話機による通話が終了するまでの間は、第1携帯電話機との接続状態に関わらず第2携帯電話機からの接続要求を拒絶するようにしたので、先に着信のあった第1携帯電話機による通話を常に優先させることができる。
以上のように、本発明の実施形態に係るハンズフリー機器100について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば、ハンズフリー機器100は車載電装ユニット60に内蔵されているとしたが、家庭用の電子機器に内蔵され、家庭内で使用されるものであるとしても良い。
1 BTモジュール
2 制御部
2a CPU
3 スピーカ
4 マイク
5 表示部
6 操作部
10 第1携帯電話機
11 BTモジュール
12 電話機部
20 第2携帯電話機
21 BTモジュール
22 電話機部
60 車載電装ユニット
90 ハンズフリーシステム
100 ハンズフリー機器

Claims (3)

  1. 第1携帯電話機及び第2携帯電話機の2台の携帯電話機それぞれと近距離無線通信を行うことができるハンズフリー機器であって、
    前記第1携帯電話機からの通話開始の通知を受信して前記第1携帯電話機による通話が終了するまでの間に前記第2携帯電話機から接続要求信号を受信した場合には、前記ハンズフリー機器と前記第1携帯電話機との間の接続状態に関わらず、前記第2携帯電話機からの接続要求を拒絶することを特徴とするハンズフリー機器。
  2. 前記第1携帯電話機からの着信信号を受信後、前記第1携帯電話機とのeSCO接続を行い、前記第1携帯電話機からの通話開始の通知を受信した後で前記第2携帯電話機からのSCO接続要求信号又はeSCO接続要求信号を拒絶するように設定すると共に、前記第1携帯電話機とのeSCO接続を非接続とし、前記第1携帯電話機での音声通話への切り替え処理後に、前記第1携帯電話機との間でeSCO再接続を行うことを特徴とする請求項1に記載のハンズフリー機器。
  3. 前記第2携帯電話機からの接続要求を拒絶する時、識別番号の違いによって前記第2携帯電話機であることを判別して拒絶を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のハンズフリー機器。
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