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JP2015150403A - 移乗支援装置 - Google Patents

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JP2015150403A
JP2015150403A JP2014037462A JP2014037462A JP2015150403A JP 2015150403 A JP2015150403 A JP 2015150403A JP 2014037462 A JP2014037462 A JP 2014037462A JP 2014037462 A JP2014037462 A JP 2014037462A JP 2015150403 A JP2015150403 A JP 2015150403A
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JP
Japan
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wheelchair
human body
base
guide bar
moving
Prior art date
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Pending
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JP2014037462A
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English (en)
Inventor
睦博 中居
Mutsuhiro Nakai
睦博 中居
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NAKAI MOKKO KK
Original Assignee
NAKAI MOKKO KK
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Abstract

【課題】現在普及している車椅子移乗装置は、介護従事者の労力軽減に主眼が置かれているが、自力で移乗したいという要望も多い。この自力での移乗を単純な機構で実現し、自宅での使用にも好適な軽量かつ安価な車椅子移乗装置を提供する。【解決手段】車椅子に乗車した人体を目的地に着座するように移動させる装置において、車椅子に対向して設置される基台部と、該基台部に対して上下方向と水平方向に移動可能に設けられた移動基台と、該移動基台に設けられた案内バーを具備し、該案内バーが上記人体と上記車椅子の間の穴の開いた座シートに挿入され、該人体を上下方向に移動させて該車椅子から浮上させ、且つ上記人体を水平方向に移動させて上記目的地に着座させるように、上記移動基台は上記基台に対して可動可能に設けリモコンにより遠隔操作される電動モーターを具備し該基台を移動可能に支えるキャスターが設けられている事を特徴とした【選択図】図1

Description

本発明は、主として身障者や病弱の高齢者などの要介護者を対象とする移乗装置に係わり、特に要介護者が自力で車椅子等からベッドに着座して就寝にいたる動作あるいはベッドから起き上がって車椅子等に着座する動作また車椅子から自動車に乗り降りすることを補助するのに好適な移乗装置に関する。
一般に、身障者や病弱の高齢者は、車椅子の生活を余儀なくされており、車椅子からベッドに移る、あるいはベッドから起き上がって車椅子に移るという動作が、生活の中で重要な部分を占めている。また車椅子から自動車に乗り降りすることも重要な要素である。この動作を補助するための移乗装置としての補助機能をもたせたものがおびただしく提案されている。それらの中で、使用者が車椅子に座った姿勢からベッドに移る際に、スライドボ−ドを座面と臀部の間に挿入するものや、人体を前側に屈曲させて、人体を抱きかかえて、ベッドに移乗する装置が数多く出願されており、商品としても多く実用化されている。
これらは、ほとんどが介護者の手を借りないといけない構造のものが多く、又構造が非常に複雑で、重く、コンパクトであるものはない。
これを解決するために、特許文献1では臀部の下に案内バ−を置いて、その後案内バ−の下側に順次ベルトを移動させて人体を支える構造であるが、装置が非常に大きく、家庭で簡単にできるものではなく病院で使用されている。特許文献2では、人体を座席シ−トを脱着可能な状態にして、人体を浮かせるものであるが、被介護者自身では出来ない
特開2003−175082 特開2002−301109
以上のように、現在病院や介護施設で使用されている移乗装置においては、介護従事者の労力を軽減させることに主眼が置かれて高機能、多機能の重装備となっており、使用者をして自力で移乗させるという配慮に乏しい。本発明は、この自力での移乗を容易ならしめることを比較的に単純な機構で実現して、軽量かつ安価で自宅での使用にも好適な移乗支援装置を提供しようとするものである。
本発明は、又車からの乗り降りを容易ならしめることを比較的に単純な機構で実現して、軽量かつ安価で自宅での使用にも好適な移乗支援装置を提供しようとするものである。
本発明では、車椅子に乗車した人体を目的地に着座するように移動させる装置において、車椅子に対向して床面に設置される基台部と、該基台部に対して上下昇降方向と水平回転方向に移動可能に設けられた移動基台と、該移動基台に設けられた案内バーを具備し、該案内バーが上記人体と上記車椅子の間に挿入され、該人体を上下昇降方向に移動させて該車椅子から浮上させ、且つ上記人体を水平方向に移動させて上記目的地に着座させるように上記移動基台をもうけた。
又本発明では、上記車椅子には上記人体が着座する着座部が脱着可能に設けられ、該着座部には上記案内バーが出し入れ自在に挿入される案内バー挿入部が設けられていると共に、該案内バー挿入部に該案内バーが挿入される事により上記人体を移動可能とした。
又本発明では、上記駆動機構は、上記基台を上下昇降方向及び水平回転方向に動作させる電動モーターを具備した。
又本発明では、人体が着座する着座部を脱着可能に設け、該着座部には上記案内バーが出し入れ自在に挿入される案内バー挿入部を設けた。
又本発明では、基台の下方に本装置を移動可能に支えるキャスターを設けた。
本発明では上記手段により、介護者に頼ることなく車椅子からベッドに又ベッドから車椅子に移行できるので、効果は大きい。身体に機能障害を抱えていても、自力で車椅子からの離脱や乗り移りが楽に行えるようになった。介護を受ける人は自分の力のリハビリの訓練にもなるし、介護者に遠慮しなくてよいし、介護者にとっては介護労力の軽減効果は大きい。
又車椅子から自動車にも、介護者に頼ることなく乗り降り出来るので効果は大きい
実施例1の本装置の斜視図 実施例1における本装置の断面図 着座シ−トの斜視図 実施例1における使用状態の使用前の斜視図 実施例1における使用状態の使用中の斜視図 実施例1における使用状態の使用後の斜視図 実施例2における使用状態の使用中の斜視図 実施例2における使用状態の使用中の斜視図 実施例1、2における水平回転部の無い状態の斜視図 実施例3における本装置の斜視図 実施例3における本装置の使用状態の使用中の斜視図
先ず図1〜図6を用いて本願に関わる移乗支援装置の第1の実施の基本構造を説明する。図1に示すように、移乗支援装置は、全体を支える基台部1と、移乗支援装置の上下移動を行う上下昇降部2と、水平回転移動をさせる水平回転移動部3の3つで構成される。
基台部1には、乗り受け部11と乗り渡し部12を設けており、中央には回転軸31を保持し天板13を保持している。乗り受け部11は本装置に乗り移るときの軸となり、乗り渡し部12は着座する方向に位置している。貴台部1は人体が水平回転移動する時や、昇降移動するときに揺れがないようなしっかりとした構造となっている。
次に上下昇降部2について説明する。昇降部材27は昇降軸23を軸として上下回転できる構造となっており、図面右端に案内バ−26と図面左端には上部昇降軸22がある。昇降モ−タ−25が駆動すると昇降シリンダ−24のロットは長くなり下部昇降軸21を基点として上部昇降軸22が図面右方向にまわるので案内バ−26は昇降軸23を中心として下降することになる。
次に水平回転部3について説明する。回転部材32は回転軸31と同芯円上で回転可能にもうけられている。回転部材32に回転応力が発生すれば水平回転できる構造である。回転モ−タ−35が駆動すると回転シリンダ−ロット34は回転軸30を基点として長くなりロット受け33が図面手前方向に動くので回転部材32は左回転する。
いずれの場合でも、不必要な位置にまで移動できないように、ガイドが儲けられている。(図面には省略している)リモコン14は天板13の上に置いてあり、人体が必要なときにこれを操作する。高さ調整ノブ28は回転部材32の上端に位置していて、ノブを廻すことによって回転部材32の床面からの高さは可変できる構造になっている。
図2は車椅子から本装置に人が乗り移るときの本装置の中央断面図である。車椅子50が本装置と結合した状態を示している。図3はシ−トの斜視図である。着座シ−ト40には、案内バ−26を挿入する案内バ−挿入部41がもうけられている。
図4、図5、図6は実施例1の使用状況である。以下実施例1の使用状況を説明する。図4において、人体は車椅子50に乗って、乗り受け部11と車椅子40の側面が平行になるように且つ、上側から見て、車椅子50の中心が乗り受け部11と同じ位置になるようにして本装置に近づく。介護者が必要な場合は、介護者が、注意して前記要領を守って本装置に近づく。
本装置に近づき、昇降モ−タ−25をリモコン14で操作して、着座シ−ト40の前方にある案内バ−挿入部41に、案内バ−26の先端がうまく入るように角度を調整する。全体の高さはあらかじめ高さ調整ノブ28で調整しておく。位置が定まったらさらに本装置に近づく。
最大限本装置に近づいたあと、昇降モ−タ−25を作動させると案内バ−26が上方向に移動し着座シ−ト40は車椅子50の座面から浮き上がると同時に人体も浮き上がってくる。十分に浮き上がったのを確認して、車椅子50を手で後方に押すと、車椅子50は後方に移動する。介護者が必要な場合は、介護者が、車椅子50を後方に引っ張る。
次にリモコン14で回転モ−タ−35を駆動させて、体を水平方向に左回転させる。目的の位置まで移動できたら昇降モ−タ−25を下方向に駆動させて目的地に着座する。着座した後、本装置を前に押し出す。押し出す力は約5kg程度である。介護者が必要な場合は、介護者が、本装置を手前に引く。また着座した後は着座シ−トは不要なので、撤去する必要がある。
次に図7、図8を用いて、比較的体力の残存している人体が使用する場合の実施例2について説明する。実施例2は実施例1に対して着座シート40を使用しない形態となっている。その他の構造は同じである。人体は車椅子50に乗って、乗り受け部11と車椅子40が平行になるように且つ、上から見て、車椅子50の中心が乗り受け部11と同じ位置になるようにして本装置に近づく。介護者が必要な場合は、介護者が、注意して前記要領を守って本装置に近づく。
本装置に近づくと、臀部の下端が案内バ−26に接触する。(図7の状態)この状態で天板13をしっかりと握り体を前にかがめ、臀部を前側に、移動させる。移動量は約20cm程度必要である。このとき、おおむね5kgの力が必要である。図8の状態になり人体は案内バ−26に乗った状態となる。
昇降モ−タ−25を作動させると案内バ−26が上方向に移動し人体が上に浮き上がってくる。十分に浮き上がったのを確認して、車椅子50を手で後方に押すと、車椅子50は後方に移動する。
リモコンで回転モ−タ−35を駆動させて、体を水平方向に左回転する。目的の位置まで移動できたら25昇降モ−タ−を下方向に駆動させて目的地に着座する。着座した後、本装置を前に押し出す。押し出す力は約5kg程度である。
実施例2は実施例1と比較して着座シート40を使用しない方法であり、体力に余力があれば、着座シート40を撤去する必要がないので、こちらの方が断然楽である。
実験の結果では着座シ−ト40を使用するか、しないかは、自分の力で腰を前方に20cm位動かせるかどうかできまる。又よほど重症でない限り回転モ−タ−35を使用する必要はない。理由は実験によると、人体の回転移動にはほとんど力が不要であったからである。しかし昇降モ−タ−は一般的には使用したほうが便利であることが分った。回転モ−タ−35を使用しない場合を図9に示す。
乗り受け部と乗り渡し部の角度は90〜120度くらいが最も良い。あらかじめどの位置から乗り受けてどの場所に乗り移る場所は決定していた方が良い。全体の高さは高さ調整ノブ28で調整する。
次に自動者に乗り込む場合を図10〜11で説明する。基本的な構造は実施例1と同じであるが、実施例1に対して、装置の下にキャスタ−を具備している。
車椅子から、本装置に乗り移る動作は、上記と同じである。車のシ−トの高さは車椅子から見て相当高いので、昇降モーターで座面の高さを高くした状態で、自動車のシ−トの前側の位置まで移動する。キャスタ−があるので足で床を蹴って簡単に移動することが出来る。(図11)
図11の状態になったら、昇降モーターで座面の高さを低くして、お尻を後方に動かし、シ−トに乗ったのを確認して、本装置を前側に移動する。
案内バ−26の形状は先端がとがった方が良い。又使用者は障害者なので装置は安全に作動する必要がある。即ち昇降位置の範囲は、最大値でも危険がないように、又水平回転の位置は最大でも、危険がないようにする必要がある。そのためにそれぞれに、限界の場所以外に装置が移動しないようにする必要がある。リモコンスイッチは押し続けない限り動かない構造にした。
本発明品は運転操作が単純であることにある。車椅子からベッドに、又ベッドから車椅子への移行に、簡単な操作で行える。車椅子から自動車への移行が簡単な操作で行える。又障害の程度にあわせて機能の選択が出来る。本発明品を利用すれば家庭において介護者の負担の軽減につながり、実施可能なケースも多いと考えられるので、社会的に大きな貢献が期待できる。
1 基台部
2 上下昇降部(移動基台)
3 水平回転部(移動基台)
26 案内バ−
25 水平回転モ−タ−
35 上下昇降モ−タ−
40 着座シ−ト
50 車椅子
60 キャスタ−

Claims (5)

  1. 車椅子に乗車した人体を目的地に着座するように移動させる装置において、車椅子に対向して設置される基台部と、該基台部に対して上下方向と水平方向に移動可能に設けられた移動基台と、該移動基台に設けられた案内バーを具備し、該案内バーが上記人体と上記車椅子の間に挿入され、該人体を上下方向に移動させて該車椅子から浮上させ、且つ上記人体を水平方向に移動させて上記目的地に着座させるように、上記移動基台は上記基台に対して可動可能に設けられている事を特徴とする車椅子移乗支援装置。
  2. 上記移動基台には上記基台に対して上記車椅子に乗車している人体を目的地まで移動させる駆動機構が設けられている事を特徴とする上記請求項1記載の車椅子移乗支援装置。
  3. 上記駆動機構はリモコンにより遠隔操作される電動モーターを具備する事を特徴とする上記請求項2記載の車椅子移乗支援装置。
  4. 上記車椅子には上記人体が着座する着座部が脱着可能に設けられ、該着座部には上記案内バーが出し入れ自在に挿入される案内バー挿入部が設けられていると共に、該案内バー挿入部に該案内バーが挿入される事により上記人体を移動可能とされている事を特徴とする上記請求項1若しくは請求項2,3に記載の車椅子移乗支援装置。
  5. 上記基台の下方には該基台を移動可能に支えるキャスターが設けられている事を特徴とする上記請求項1若しくは請求項2,3,4記載の車椅子移乗支援装置。
JP2014037462A 2014-02-10 2014-02-10 移乗支援装置 Pending JP2015150403A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112603667A (zh) * 2021-01-18 2021-04-06 郑海涵 可调式护理过驳车
US11139067B2 (en) 2018-02-28 2021-10-05 Fujifilm Corporation Medical image display device, method, and program

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