JP2015144511A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストでさまざまなバリエーションに対応可能な回転電機を提供する。
【解決手段】複数相の固定子巻線6を有する固定子7と、各固定子巻線6から引き出された接続端部と接続される電力変換装置13を備えた回転電機1であって、固定子7は、固定子鉄心5と、固定子鉄心5に複数の巻線仕様に適用できるよう巻回された固定子巻線6とで構成され、各固定子巻線6は、固定子巻線6から引出された引出線の接続状態を変えることによって所定の巻線仕様に設定可能なようにスロットに挿入配置されると共に、引出線及び電力変換装置13への接続端部は、各巻線仕様に係わることなく固定子鉄心5の同じ位置に配置した。
【選択図】図1
【解決手段】複数相の固定子巻線6を有する固定子7と、各固定子巻線6から引き出された接続端部と接続される電力変換装置13を備えた回転電機1であって、固定子7は、固定子鉄心5と、固定子鉄心5に複数の巻線仕様に適用できるよう巻回された固定子巻線6とで構成され、各固定子巻線6は、固定子巻線6から引出された引出線の接続状態を変えることによって所定の巻線仕様に設定可能なようにスロットに挿入配置されると共に、引出線及び電力変換装置13への接続端部は、各巻線仕様に係わることなく固定子鉄心5の同じ位置に配置した。
【選択図】図1
Description
この発明は、車両用交流発電機などの回転電機に関し、特にその固定子に巻回される巻線に関するものである。
従来より、車両用交流発電機などの回転電機の固定子に巻回される巻線の構造や結線方法については、例えば特開2010−104081号公報(特許文献1)に開示されているようにさまざまな提案がなされている。
上記特許文献1では、固定子鉄心に巻回された複数の相巻線からなる固定子巻線を持つ固定子と、導体をインサート成形した中継サーキットを備えた回転電機において、上記固定子巻線のコイルエンドから引き出された相巻線の端子を中継サーキットに接続することにより、固定子巻線と中継サーキットで三相回路を構成することが提案されている。
この特許文献1に開示された技術によれば、中継サーキットで三相巻線の中性点や、相間の接続部を構成することで、固定子巻線のコイルエンド部を簡略化することができ、固定子の生産性を高めることができる。
一方で、上記特許文献1に開示された技術では、中継サーキットにおいて固定子巻線の結線のためにインサートされる導体の形状が複雑になり、中継サーキットの成形時にインサートされた導体間の短絡が起きることが懸念される。また、固定子巻線と中継サーキットとの間の接続は、固定子巻線のコイルエンドから引き出した相巻線の端子相互間で接続する場合、即ち、中継サーキットなしで接続する場合より上位の組立体で接続する必要があり、回転電機が大型化する問題点がある。
更に、回転電機に要求される特性やシステム電圧に応じて、固定子巻線を変更する場合に、中継サーキットを変更する必要が生じ、回転電機のバリエーション展開時のコストが増大する問題点がある。
この発明は、上記課題に着目してなされたもので、より低コストで様々なバリエーションに対応可能な回転電機を提供することを目的とするものである。
この発明に係る回転電機は、軸受により回転自在に保持された回転子と、上記回転子に対向して配置された固定子鉄心、この固定子鉄心に形成されたスロットに保持される複数相の固定子巻線を有する固定子と、上記軸受と上記固定子を、上記回転子の軸方向の両側から保持するフロントブラケット及びリヤブラケットと、上記リヤブラケットに固定され、上記複数相の固定子巻線の各々から引出された引出線の接続端部に接続される電力変換装置と、を備えた回転電機において、
上記固定子巻線は、分布巻で複数の巻線仕様に適用できるように上記スロットに保持されると共に、上記電力変換装置への上記引出線の接続端部は、各巻線仕様に係わることな
く上記固定子鉄心の同じ位置に配置したものである。
上記固定子巻線は、分布巻で複数の巻線仕様に適用できるように上記スロットに保持されると共に、上記電力変換装置への上記引出線の接続端部は、各巻線仕様に係わることな
く上記固定子鉄心の同じ位置に配置したものである。
この発明によれば、相巻線の引出線のコイルエンド上での煩雑な引き回し作業や結線作業を削減して、固定子の生産性を高める回転電機を得ることができる。更に、固定子に巻装される固定子巻線を共通とし、必要とされる回転電機の特性に対して、固定子巻線の接続を変更することにより対応できる。また、このように固定子巻線を共通とし、固定子の結線方法のみの変更で対応できるようにすることで、固定子の製造設備を共通化でき、新たな設備を必要とせずに複数の仕様に対応することができる。また、複数種類の固定子を生産する際に、結線工程の工作機のプログラム変更で生産する固定子の種類を切り替えることが可能で、段取り替えの時間を短縮できて生産性が向上する。
以下、この発明に係る回転電機の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。なお、各図において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。また、以下で説明する実施の形態では、電動機として使用することで接続されるエンジンの再始動を行い、発電機として使用することで車両への電力供給や、バッテリへの充電を行うことができる車両用回転電機を例に挙げて説明する。
実施の形態1.
図1から図6は、この発明の実施の形態1に係る回転電機を説明する図である。図1は回転電機の全体構造を示す断面図である。図1に示す回転電機では、固定子に設けられるスロットが毎極毎相当たり2つの割合で形成され、各相巻線の端部からの相間接続用の引出線、相巻線群の中性点用の引出線を有する1組の三相巻線を構成している。また、それぞれ、3つの相巻線の中性点用の引出線がコイルエンド上で互いに結線され、2組の三相巻線を構成している。
図1から図6は、この発明の実施の形態1に係る回転電機を説明する図である。図1は回転電機の全体構造を示す断面図である。図1に示す回転電機では、固定子に設けられるスロットが毎極毎相当たり2つの割合で形成され、各相巻線の端部からの相間接続用の引出線、相巻線群の中性点用の引出線を有する1組の三相巻線を構成している。また、それぞれ、3つの相巻線の中性点用の引出線がコイルエンド上で互いに結線され、2組の三相巻線を構成している。
図1において、回転電機1は、界磁電流による磁束を発生する界磁巻線2と界磁巻線2を覆う界磁鉄心3を有し、回転自在に保持された回転子4と、回転子4を囲うように対向して配置された固定子鉄心5と固定子鉄心5の内周側に形成されたスロットに保持された複数相の相巻線からなる固定子巻線6を有する固定子7を備えている。
また、回転電機1は、回転子4の片側端部に取り付けられ、図示しない内燃機関と回転子4とのトルクを授受するプーリ8(以下、プーリ側をフロント側、反プーリ側をリヤ側という。)と、回転子4を回転自在に保持するフロントベアリング9及びリヤベアリング10と、フロントベアリング9及びリヤベアリング10と固定子7を、回転子4の回転子軸11の両側から保持するフロントブラケット12aとリヤブラケット12bと、リヤブラケット12bに固定され、固定子巻線6から引き出された巻線端部に接続される電力変換装置13とを備えている。
固定子7は、上記のように固定子鉄心5と、この固定子鉄心5に後述のように複数の巻線仕様に適用できるように巻回された固定子巻線6とで構成されている。固定子巻線6は分布巻で固定子鉄心5に巻回されており、固定子鉄心5に形成されたスロットに複数の相巻線を挿入した状態で、当該複数の相巻線の接続状態を変えることにより固定子7が複数の巻線仕様を選択することができ、巻線仕様が異なるように構成されている。
更に、固定子巻線6の電力変換装置13への巻線端部及び引出線は、固定子鉄心5の同じ位置に配置されている。すなわち、固定子巻線6は、相巻線から引出された引出線の接続状態を変えることによって所定の巻線仕様に設定可能なようにスロットに挿入配置されると共に、電力変換装置13への巻線端部は、各巻線仕様に係わることなく固定子鉄心5の同じ位置に配置されている。
回転子4は、界磁電流を供給するスリップリング14を持ち、このスリップリング14はリヤブラケット12bより回転子軸11のリヤ側軸端部に設けられている。界磁鉄心3の軸方向両端部には、冷却風を発生させるフロント側ファン15、リヤ側ファン16が取り付けられている。また、回転子4の回転位相を検知する回転センサ17のロータがスリップリング14とリヤベアリング10の間に搭載されている。リヤブラケット12bの更にリヤ側には、電力変換装置13として後述のインバータアセンブリが設けられると共に、電力変換装置13とスリップリング14との間の空間にブラシホルダ18が設けられ、更に、ブラシホルダ18と回転センサ17との間には回転センサ保護カバー19が搭載されている。
電力変換装置13としてのインバータアセンブリは、駆動時の固定子電流の供給及び発電時の電機子電流の整流を行うスイッチング素子を周辺回路と共にまとめたパワーモジュール20と、界磁電流を制御するスイッチング素子を周辺回路と共にまとめた界磁モジュール21と、パワーモジュール20と界磁モジュール21が搭載された冷却用ヒートシンク22と、パワーモジュール20、界磁モジュール21の電力系の端子と接続されるターミナルを備えたケース23と、パワーモジュール20と界磁モジュール21を制御する制御回路が構成された制御モジュール24で構成されている。なお、パワーモジュール20や界磁モジュール21は、スイッチング素子等を配線用のリードフレームに搭載し、全体を樹脂成型により構成されている。
電力変換装置13としてのインバータアセンブリは、所定の厚みを有する中空円板状に形成されており、その中空部を回転子軸11が挿通するように配置されている。また、上記インバータアセンブリには界磁巻線2に通電するブラシホルダ18が固定されている。そして、ブラシホルダ18とリヤブラケット12bの間には、回転センサ17の固定子が配置され、回転センサ17の信号配線がインバータアセンブリに接続される。インバータアセンブリの外周には、インバータアセンブリ等を保護する保護カバー25が搭載され、保護カバー25の中央部及び側部には冷却風を吸入する吸入口25a、25bが形成されている。
実施の形態1に係る回転電機1は上記のように構成されており、次に、その動作につて説明する。図2は、回転電機1の電気回路図であり、図3、図4は、回転電機1の固定子巻線6の巻線状態を示した巻線図で、三相の固定子巻線6を2組備えている。なお、図4は、図3の変形例である。
図2の電気回路図に示すように、回転電機1が電動機として動作する場合は、制御モジュール24から界磁モジュール21に界磁電流を流すように指示を行い、界磁巻線2が励磁される。次に、パワーモジュール20に三相交流電流を流すことで回転子4が回転し、トルクを出力する。
一方、回転電機1が発電機として動作する場合は、外部コントローラから必要な発電電流の指示を受け、制御モジュール24が要求された発電電流に応じた界磁電流を流すように界磁モジュール21に指示する。また、制御モジュール24が相電圧を測定し、出力電圧を超えた場合にスイッチング素子を切り替えるように、パワーモジュール20に指示することで固定子巻線6に発生する交流電流を直流電流へ整流する。なお、図2において、符号26はバッテリを示している。
次に、実施の形態1に係る回転電機1の固定子7の巻線構成について詳細に説明する。
実施の形態1に係る回転電機1の固定子巻線6は、分布巻で固定子鉄心5に巻回されており、固定子7の1つのスロット内には6本の導体が挿入されている。スロット内の6本の導体の内2本を一組として、固定子7の1周分を編み上げた固定子コイルアセンブリを3組備えている。
実施の形態1に係る回転電機1の固定子巻線6は、分布巻で固定子鉄心5に巻回されており、固定子7の1つのスロット内には6本の導体が挿入されている。スロット内の6本の導体の内2本を一組として、固定子7の1周分を編み上げた固定子コイルアセンブリを3組備えている。
固定子コイルアセンブリは回転子4の周りを1周するように製造され、一つの固定子コイルアセンブリの巻終わりの端部と別の固定子コイルアセンブリの巻始め端部とを接続することで回転子4の周りを2周するコイルにすることができる。このように3つの固定子コイルアセンブリを繋ぐことで、回転子4の周りを3周するコイルを構成することができる。
3組の固定子コイルアセンブリは、固定子7に挿入され、各端部で他の固定子コイルアセンブリの同じスロットに挿入されているコイルに接続される。3組のコイルアセンブリを接続することにより、固定子7に3回巻回されたコイルが2本構成されることになる。また、固定子鉄心5の最内周側に挿入される固定子コイルアセンブリは、コイルごとに口出し線が引き出され、固定子巻線6のコイルエンド部で結線される。
上記について図を用いて説明すると、図3から図6は、固定子コイルアセンブリの編み上げられた2本のコイルを分解した図で、固定子コイルアセンブリの構成について説明する。図3から図6において、中央の平行線の部分はスロット挿入部であり、左右の山型の部分がコイルエンド部になる。各図の左側のコイルにおいて、紙面上側から辿って左側のコイルエンド部からスロット挿入部につながり、右側のコイルエンド部に抜ける。また、右側のコイルでは、右側のコイルエンド部からスロット挿入部に入り左側のコイルエンド部に抜ける。そして、左側のコイルの右側のコイルエンド部に抜ける部分と、右側のコイルの左側のコイルエンド部に抜ける部分、即ち、スロット内部分が重なるように編み上げられている。なお、図3から図6では重なっているコイルを見やすくするため左右に分けて図を描いている。
結線の構成は、各図の左右のコイルにおいて左側に引き出されている引出し線の先端に振ってある同じ記号同士を接続することになる。具体的にはN1〜N4は3本の引出し線を接続する中性点、a〜fは左右のコイルを接続して、コイルのターン数を増やすコイル中継部、U、V、W、X、Y、Zは出力線となる。図3、図4の結線については中性点の接続を破線、中継部の接続を一点鎖線で示し、図5、図6の結線については出力線を実線で、中継部の接続を一点鎖線で示している。
上記のように、図3と図4は、口出し線が引き出されている2本組で巻回される固定子コイルアセンブリを1本ずつに分解した状態を示し、図中の同じ線種のコイルが、固定子7の同じスロットに挿入される。固定子コイルアセンブリの端部で接続することで、1本のコイルは固定子7に3ターン巻回されることになる。
図3は、6本の導体を直列に接続してY結線を構成した場合を示し、図4は、3本の導体を直列に接続し、Y結線の回路を2回路並列に構成した場合を示している。図3、図4共に、固定子コイルアセンブリの同じ位置から口出し線が引き出されており、口出し線上部に記載しているU、V、W、X、Y、Zは、電力変換装置13に接続される口出し線、図3中のN1、N2、及び図4中のN1、N2、N3、N4は、Y結線の中性点に接続される口出し線、図3中のa、b、c、d、e、fは、2本のコイルを直列に接続するコイル中継部を示している。
本実施の形態1の回転電機1では、2組の三相巻線(U、V、W、及びX、Y、Z)を持ち、2本一組の固定子コイルアセンブリを使用しているため、12本(3相巻線×2組×コイル2本)のコイル中継部が引き出されている。同じスロットに挿入されている2本のコイルのコイル中継部(a−a、b−b、c−cなど)で直列接続し、他のスロットに挿入されている固定子コイルアセンブリと中性点(N1、N2)で接続してY結線の固定子巻線6を構成する。
一方、図4では、同じスロットに挿入されている2本のコイルを各々他の固定子コイルアセンブリの中性点同士(N1−N1−N1など)を接続することでY結線の固定子巻線6を構成する。
同一スロットに挿入される2本のコイルの出力端部を同じ電力変換装置13の接続部に繋ぐことで2並列(例えば、中性点N1に接続される組と中性点N2に接続される組の2並列)のY結線を持つ固定子7とすることができる。
以上のような構成にすることで、固定子巻線6を同じとし、結線方法を変えるだけで2種類の固定子7を製造することが可能となる。結線方法の変更のみで行えるため、製造時の段取り替えを簡単に行うことができ、特性の異なる回転電機1を安価に製造することが可能となる。
また、図5は、6本の導体を直列に接続してΔ結線を構成した場合を示し、図6は、3本の導体を直列に接続し、Δ結線の回路を2回路並列に構成した場合の固定子巻線6を示している。
Δ結線とするために、口出し線(U、V、W、X、Y、Z)は、2種類の線種で示すコイルとなる。上記のY結線の場合と同様に2本のコイルを直列に接続して固定子巻線6の巻数を増やす構成と、並列に接続する場合を同一の固定子巻線6を用いて結線方法のみを変更することで製造することが可能になる。
Δ結線とするために、口出し線(U、V、W、X、Y、Z)は、2種類の線種で示すコイルとなる。上記のY結線の場合と同様に2本のコイルを直列に接続して固定子巻線6の巻数を増やす構成と、並列に接続する場合を同一の固定子巻線6を用いて結線方法のみを変更することで製造することが可能になる。
なお、図3から図6では、2組の三相巻線の結線方法を同一としているが、結線方法の組み合わせを変えた固定子7を製造することも可能である。
以上、実施の形態1に係る回転電機1は、複数の巻線仕様に適用できるように固定子巻線6が固定子鉄心5のスロットに保持され、固定子巻線6のコイルエンド部で接続を変更するものであり、接続を変更するように製造設備のプログラムを変更するのみで複数の巻線仕様に対応可能となり、プログラムの変更のみで別仕様の固定子7が生産可能となる。従って、複数の固定子7の巻線仕様で設備を共用化でき、大幅に設備費や段取り替えの費用を削減することが可能となり、回転電機1のコストを低減することが可能となる。
これに対し、従来のように導体をインサート成形した中継サーキットを使用することにより固定子で巻線を切り替えるものにおいては、中継サーキットを巻線仕様ごとに用意する必要があり、中継サーキットとしては電気を導通するためのターミナル、ターミナルを絶縁保持するためのモールド部が必要となり、生産するためにそれぞれの金型や生産設備が必要となる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る回転電機について説明する。実施の形態2は、2組の三相巻線を備えた固定子において、同一の固定子巻線を用いて、複数種類の巻線構成を行う場合に、固定子巻線の口出し線を出す位置と電気的な順番を同一になるように構成するものである。
次に、この発明の実施の形態2に係る回転電機について説明する。実施の形態2は、2組の三相巻線を備えた固定子において、同一の固定子巻線を用いて、複数種類の巻線構成を行う場合に、固定子巻線の口出し線を出す位置と電気的な順番を同一になるように構成するものである。
具体例として、2組の三相巻線を持ち、分布巻で巻回された固定子コイルアセンブリを固定子鉄心のスロットに挿入する形式の固定子の場合を考える。2組の三相巻線ではu1、u2、u3の組とx1、x2、x3の組の計6相で構成し、電磁気的なバランスを考えて、固定子コイルの順番をu1、x1、u2、x2、u3、x3とした固定子コイルアセンブリとする。
このような順番で構成することにより、2組の三相巻線は所定の電気角分だけずらして構成されることになる。通常、分布巻の固定子コイルは、任意の固定子のスロットに何れかの相のコイルが挿入された場合、全相数分、つまり6スロットずれたスロットに同じ相のコイルが逆向きに挿入されることになり、計12スロットで電気角360°となる。
各コイルの電気角の関係を図7に示す。この時、u1、u2、u3の電気角の間隔は60°、x1、x2、x3の電気角の間隔は60°とし、それぞれの組の隣り合う電気角は任意に設定できる。なお、実施の形態2に係る回転電機の構成は、実施の形態1の図1、図2で説明した回転電機1と同様であり、以降の説明では図1、図2の符号を用いて説明する。
ここで、固定子7の巻線仕様1としてY結線の固定子7、巻線仕様2としてΔ結線の固定子7を考える。巻線仕様1において、各コイルの接続を図8(a)(b)のように考える。図8(a)がu1、u2、u3の組、図8(b)がx1、x2、x3の組となっており、円の内部が固定子7での結線を示し、円の外部にそれぞれ3本の出力端子(U、V、W、及びX、Y、Z)を取り出し、その出力端子(U、V、W、及びX、Y、Z)はインバータアセンブリに接続されている。巻線仕様1で回転電機1を電動機として紙面に向かって右回転方向に回転させるための固定子7への通電を考える。なお、図8(a)は次の1(i)の場合における固定子巻線6での電流の流れを示しており、図8(b)は1(j)の場合における固定子巻線6での電流の流れを示している。
1−(a):
電流を出力端子Uから流し、固定子コイルu1を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu3、u2へ流れて、出力端子V、Wからインバータアセンブリに流れる。
1−(b):
電流を出力端子X、Yから流し、固定子コイルx3、x2を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx1へ流れ、出力端子Zからインバータアセンブリに流れる。
1−(c):
電流を出力端子U、Vから流し、固定子コイルu1、u3を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu2へ流れ、出力端子Wからインバータアセンブリに流れる。
1−(d):
電流を出力端子Yから流し、固定子コイルx2を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx1、x3へ流れて、出力端子Z、Xからインバータアセンブリに流れる。
1−(e):
電流を出力端子Vから流し、固定子コイルu3を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu2、u1へ流れて、出力端子W、Uからインバータアセンブリに流れる。
1−(f):
電流を出力端子Y、Zから流し、固定子コイルx2、x1を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx3へ流れ、出力端子Xからインバータアセンブリに流れる。
1−(g):
電流を出力端子V、Wから流し、固定子コイルu3、u2を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu1へ流れ、出力端子Uからインバータアセンブリに流れる。
1−(h):
電流を出力端子Zから流し、固定子コイルx1を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx3、x2へ流れて、出力端子X、Yからインバータアセンブリに流れる。
1−(i):
電流を出力端子Wから流し、固定子コイルu2を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu1、u3へ流れて、出力端子U、Vからインバータアセンブリに流れる。
1−(j):
電流を出力端子Z、Xから流し、固定子コイルx1、x3を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx2へ流れ、出力端子Yからインバータアセンブリに流れる。
1−(k):
電流を出力端子W、Uから流し、固定子コイルu2、u1を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu3へ流れ、出力端子Vからインバータアセンブリに流れる。
1−(l):
電流を出力端子Xから流し、固定子コイルx3を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx2、x1へ流れて、出力端子Y、Zからインバータアセンブリに流れる。
電流を出力端子Uから流し、固定子コイルu1を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu3、u2へ流れて、出力端子V、Wからインバータアセンブリに流れる。
1−(b):
電流を出力端子X、Yから流し、固定子コイルx3、x2を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx1へ流れ、出力端子Zからインバータアセンブリに流れる。
1−(c):
電流を出力端子U、Vから流し、固定子コイルu1、u3を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu2へ流れ、出力端子Wからインバータアセンブリに流れる。
1−(d):
電流を出力端子Yから流し、固定子コイルx2を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx1、x3へ流れて、出力端子Z、Xからインバータアセンブリに流れる。
1−(e):
電流を出力端子Vから流し、固定子コイルu3を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu2、u1へ流れて、出力端子W、Uからインバータアセンブリに流れる。
1−(f):
電流を出力端子Y、Zから流し、固定子コイルx2、x1を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx3へ流れ、出力端子Xからインバータアセンブリに流れる。
1−(g):
電流を出力端子V、Wから流し、固定子コイルu3、u2を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu1へ流れ、出力端子Uからインバータアセンブリに流れる。
1−(h):
電流を出力端子Zから流し、固定子コイルx1を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx3、x2へ流れて、出力端子X、Yからインバータアセンブリに流れる。
1−(i):
電流を出力端子Wから流し、固定子コイルu2を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu1、u3へ流れて、出力端子U、Vからインバータアセンブリに流れる。
1−(j):
電流を出力端子Z、Xから流し、固定子コイルx1、x3を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx2へ流れ、出力端子Yからインバータアセンブリに流れる。
1−(k):
電流を出力端子W、Uから流し、固定子コイルu2、u1を流れ、中性点N1を通って、固定子コイルu3へ流れ、出力端子Vからインバータアセンブリに流れる。
1−(l):
電流を出力端子Xから流し、固定子コイルx3を流れ、中性点N2を通って、固定子コイルx2、x1へ流れて、出力端子Y、Zからインバータアセンブリに流れる。
以上の1−(a)〜(l)を繰り返すことで、電流波形を紙面上面から見て時計回りに回転させることができ、回転電機1を電動機として使用することができる。
次に巻線仕様2としてΔ結線の固定子7を考える。図9に巻線仕様2の固定子コイルの接続を示す。図8と同様に円の内部が固定子7での結線を示し、円の外部にそれぞれ3本の出力端子(U、V、W、及びX、Y、Z)を取り出し、この出力端子(U、V、W、及びX、Y、Z)はインバータアセンブリに接続されている。また、各コイル間の電気角は巻線仕様1と同様とする。巻線仕様2で回転電機1を電動機として紙面に向かって右回転方向に回転させるための固定子7への通電を考える。なお、図9(a)は次の2(i)の場合における固定子巻線6での電流の流れを示しており、図9(b)は2(j)の場合における固定子巻線6での電流の流れを示している。
2−(a):
電流を出力端子Uから流し、固定子コイルu1、u2を流れ、出力端子V、Wからインバータアセンブリに流れる。
2−(b):
電流を出力端子X、Yから流し、固定子コイルx1、x2を流れ、出力端子Zからインバータアセンブリに流れる。
2−(c):
電流を出力端子U、Vから流し、固定子コイルu2、u3を流れ、出力端子Wからインバータアセンブリに流れる。
2−(d):
電流を出力端子Yから流し、固定子コイルx2、x3を流れ、出力端子Z、Xからインバータアセンブリに流れる。
2−(e):
電流を出力端子Vから流し、固定子コイルu3、u1を流れ、出力端子W、Uからインバータアセンブリに流れる。
2−(f):
電流を出力端子Y、Zから流し、固定子コイルx3、x1を流れ、出力端子Xからインバータアセンブリに流れる。
2−(g):
電流を出力端子V、Wから流し、固定子コイルu1、u2を流れ、出力端子Uからインバータアセンブリに流れる。
2−(h):
電流を出力端子Zから流し、固定子コイルx1、x2を流れ、出力端子X、Yからインバータアセンブリに流れる。
2−(i):
電流を出力端子Wから流し、固定子コイルu2、u3を流れ、出力端子U、Vからインバータアセンブリに流れる。
2−(j):
電流を出力端子Z、Xから流し、固定子コイルx2、x3を流れ、出力端子Yからインバータアセンブリに流れる。
2−(k):
電流を出力端子V、Wから流し、固定子コイルu1、u2を流れ、出力端子Uからインバータアセンブリに流れる。
2−(l):
電流を出力端子Zから流し、固定子コイルx1、x2を流れ、出力端子X、Yからインバータアセンブリに流れる。
電流を出力端子Uから流し、固定子コイルu1、u2を流れ、出力端子V、Wからインバータアセンブリに流れる。
2−(b):
電流を出力端子X、Yから流し、固定子コイルx1、x2を流れ、出力端子Zからインバータアセンブリに流れる。
2−(c):
電流を出力端子U、Vから流し、固定子コイルu2、u3を流れ、出力端子Wからインバータアセンブリに流れる。
2−(d):
電流を出力端子Yから流し、固定子コイルx2、x3を流れ、出力端子Z、Xからインバータアセンブリに流れる。
2−(e):
電流を出力端子Vから流し、固定子コイルu3、u1を流れ、出力端子W、Uからインバータアセンブリに流れる。
2−(f):
電流を出力端子Y、Zから流し、固定子コイルx3、x1を流れ、出力端子Xからインバータアセンブリに流れる。
2−(g):
電流を出力端子V、Wから流し、固定子コイルu1、u2を流れ、出力端子Uからインバータアセンブリに流れる。
2−(h):
電流を出力端子Zから流し、固定子コイルx1、x2を流れ、出力端子X、Yからインバータアセンブリに流れる。
2−(i):
電流を出力端子Wから流し、固定子コイルu2、u3を流れ、出力端子U、Vからインバータアセンブリに流れる。
2−(j):
電流を出力端子Z、Xから流し、固定子コイルx2、x3を流れ、出力端子Yからインバータアセンブリに流れる。
2−(k):
電流を出力端子V、Wから流し、固定子コイルu1、u2を流れ、出力端子Uからインバータアセンブリに流れる。
2−(l):
電流を出力端子Zから流し、固定子コイルx1、x2を流れ、出力端子X、Yからインバータアセンブリに流れる。
以上の2−(a)〜(l)を繰り返すことで、電流波形を紙面上面から見て時計回りに回転させることができ、回転電機1を電動機として使用することができる。
以上のように巻線仕様1、2のそれぞれを電動機として動作させる場合の通電順を記載したが、上記1−(a)〜(l)と2−(a)〜(l)ではインバータアセンブリからの入力と出力である出力端子U、V、W、及びX、Y、Zの通電順は同じで回転電機1を同方向に回転することが可能となる。これは巻線仕様1と2で3組の三相巻線の電気角の差が同じとなるようにインバータアセンブリに接続する出力端子を引き出しているため、インバータアセンブリにとって電磁気的に固定子7の巻線は同等となっているためである。
このように固定子7の巻線を設定することで、回転電機1として制御用プログラムも含めて、同じインバータアセンブリを使用して、特性の異なる製品を製造することが可能となり、安価に製品のバリエーションを展開することができる。またインバータアセンブリや制御プログラムの開発期間の短縮や開発費の低減をすることができる。
本実施の形態2では複数組の三相巻線の相対的な電気角が同一になればよく、例えば巻線仕様1の図8では固定子コイルu1に接続される出力端子をU、固定子コイルx3に接続される出力端子をXとしているが、それぞれ電気角120°ずつ回して固定子コイルu3に接続される出力端子をU、固定子コイルx2に接続される出力端子をXとして、U、V、W、及びX、Y、Zの出力端子を設定しても、インバータアセンブリ側では全く同じ順番で通電して同じ動作を得ることができる。また巻線仕様2においても同様である。
さらに回転電機1を発電機として使用する場合に於いても、電力変換装置13にMOSFET等のスイッチング素子を用いて、誘起電圧が出力電圧に達した固定子巻線6の相に
接続されているスイッチング素子をONすることでスイッチング素子の損失を低減する同期整流発電を行う場合に、固定子巻線6の通電順が結線方法に寄らず統一することができ、電力変換装置13の回路構成や制御プログラムを統一や簡略化が可能となる。これにより、回転電機1の製造コストを低減することができる。
接続されているスイッチング素子をONすることでスイッチング素子の損失を低減する同期整流発電を行う場合に、固定子巻線6の通電順が結線方法に寄らず統一することができ、電力変換装置13の回路構成や制御プログラムを統一や簡略化が可能となる。これにより、回転電機1の製造コストを低減することができる。
以上、この発明の実施の形態1及び2について説明したが、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 回転電機、2 界磁巻線、3 界磁鉄心、4 回転子、6 固定子巻線、5 固定子鉄心、7 固定子、8 プーリ、9 フロントベアリング、10 リヤベアリング、11 回転子軸、12a フロントブラケット、12b リヤブラケット、13 電力変換装置、14 スリップリング、15、16 ファン、17 回転センサ、18 ブラシホルダ、19 回転センサ保護カバー、20 パワーモジュール、21 界磁モジュール、22 冷却用ヒートシンク、23 ケース、24 制御モジュール、25 保護カバー、25a、25b 吸入口、26 バッテリ。
この発明に係る回転電機は、軸受により回転自在に保持された回転子と、上記回転子に対向して配置された固定子鉄心、この固定子鉄心に形成されたスロットに保持される複数相の固定子巻線を有する固定子と、を備えた回転電機において、
上記固定子は、mとnを正の整数として、上記複数相の固定子巻線の各相のコイルn本を上記回転子の周りを1周する分布巻コイルとして構成された固定子コイルアセンブリをm個備え、m個の上記固定子コイルアセンブリを上記スロットの一つに挿入することにより、巻数がm×nの固定子と、巻数がmでn回路を並列に持つ固定子とを、同一鉄心及び同一巻線で構成するものである。
上記固定子は、mとnを正の整数として、上記複数相の固定子巻線の各相のコイルn本を上記回転子の周りを1周する分布巻コイルとして構成された固定子コイルアセンブリをm個備え、m個の上記固定子コイルアセンブリを上記スロットの一つに挿入することにより、巻数がm×nの固定子と、巻数がmでn回路を並列に持つ固定子とを、同一鉄心及び同一巻線で構成するものである。
Claims (5)
- 軸受により回転自在に保持された回転子と、
上記回転子に対向して配置された固定子鉄心、この固定子鉄心に形成されたスロットに保持される複数相の固定子巻線を有する固定子と、
上記軸受と上記固定子を、上記回転子の軸方向の両側から保持するフロントブラケット及びリヤブラケットと、
上記リヤブラケットに固定され、上記複数相の固定子巻線の各々から引出された引出線の接続端部に接続される電力変換装置と、を備えた回転電機において、
上記固定子巻線は、分布巻で複数の巻線仕様に適用できるように上記スロットに保持されると共に、上記電力変換装置への上記引出線の接続端部は、各巻線仕様に係わることなく上記固定子鉄心の同じ位置に配置されることを特徴とする回転電機。 - 上記固定子は、複数組の三相巻線を備え、上記三相巻線の各々は、それぞれ同じ固定子巻線を使用して同一の巻線仕様、または各々異なる巻線仕様を組み合わせ可能とし、共通の固定子鉄心で複数種類の固定子を得るものであることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 上記固定子は、固定子巻線の接続状態を変えることによって、共通の固定子鉄心で、巻線仕様の変更、及びΔ結線とY結線の変更が可能であることを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
- 上記固定子は、mとnを正の整数として、各相のコイルをn本まとめて上記回転子の周りを1周する分布巻コイルとして構成される固定子コイルアセンブリを備え、m個の上記固定子コイルアセンブリをまとめて、上記スロット内にm×n本のコイルが挿入され、
巻数がm×nの固定子と、巻数がmでn回路を並列に持つ固定子とを、同一鉄心、同一巻線で構成することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の回転電機。 - 上記固定子は、複数組の三相巻線を備え、同一の固定子鉄心と固定子巻線で結線方法が異なるように構成され、上記固定子巻線の各々の出力端部の位置と並び順とが、結線が異なっていても電気的に同一になることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
Priority Applications (1)
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2014
- 2014-01-31 JP JP2014016569A patent/JP2015144511A/ja active Pending
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