JP2015143323A - 洗剤粒子群の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】以下の工程I〜IVを含むことを特徴とする洗剤粒子群の製造方法:
工程I:(a)水溶性アルカリ無機物質を含有するスラリーを調製する工程;工程II:前記スラリーを噴霧乾燥してベース顆粒群を調製する工程;工程III:(b)非イオン界面活性剤、(c)陰イオン界面活性剤及び(d)ポリオキシアルキレン型化合物を含有する(f)界面活性剤組成物であって、(c)成分の配合量は(b)成分100質量部に対して0〜300質量部であり、(d)成分の配合量は(b)成分100質量部に対して1〜100質量部である界面活性剤組成物を調製する工程;並びに工程IV:工程IIで得られたベース顆粒群100質量部に対して、工程IIIで得られた(f)成分12〜45質量部を配合し、次いで、(e)陰イオン界面活性剤の酸前駆体3〜30質量部を配合して乾式中和する工程。
【選択図】なし
Description
以下の工程I〜IVを含むことを特徴とする洗剤粒子群の製造方法:
工程I:(a)水溶性アルカリ無機物質を含有するスラリーを調製する工程、
工程II:工程Iで得られたスラリーを噴霧乾燥してベース顆粒群を調製する工程、
工程III:(b)非イオン界面活性剤、(c)陰イオン界面活性剤及び(d)ポリオキシアルキレン型化合物を含有する(f)界面活性剤組成物であって、(c)成分の配合量は(b)成分100質量部に対して0質量部以上300質量部以下であり、(d)成分の配合量は(b)成分100質量部に対して1質量部以上100質量部以下である界面活性剤組成物を調製する工程、
工程IV:工程IIで得られたベース顆粒群100質量部に対して、工程IIIで得られた(f)界面活性剤組成物12質量部以上45質量部以下を配合し、次いで、(e)陰イオン界面活性剤の酸前駆体3質量部以上30質量部以下を配合して乾式中和する工程、に関する。
1.工程I:スラリー調製工程
工程Iは、(a)水溶性アルカリ無機物質を含有するスラリーを調製する工程である。
(a)成分である「水溶性アルカリ無機物質」としては、常温で固体状のアルカリ無機物質であり、20℃の水100g中に1g以上溶解し得るものが好ましい。例えば、水酸根、炭酸根、炭酸水素根を持つアルカリ金属塩、ケイ酸塩等が挙げられる。具体的には、例えば、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム及びケイ酸ナトリウムからなる群より選択される1種以上のアルカリ無機物質である。中でも洗濯液中で好適なpH緩衝領域を示す炭酸ナトリウムが好ましい。又、乾式中和時の反応速度の観点からは水酸化ナトリウムも有効である。
カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの金属イオンによる洗浄作用の阻害を抑制できるキレート剤の例としては、水溶性キレート剤及び水不溶性キレート剤が挙げられるが、中でも水不溶性キレート剤が好ましい。
水溶性無機塩は、洗濯液のイオン強度を高め、皮脂汚れ洗浄等の効果を向上させることができる。該水溶性無機塩としては、例えば、硫酸根、亜硫酸根を持つアルカリ金属塩、アンモニウム塩等が挙げられる。中でも、イオン解離度の高い硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、硫酸カリウムを使用することが好ましい。又、溶解速度向上の観点からは硫酸マグネシウムの併用も有効である。
結晶析出調整及び皮膜形成による粒子強度向上を目的に、水溶性ポリマーを添加しても良い。水溶性ポリマーとしては、例えば、カルボン酸系ポリマー、カルボキシメチルセルロース、可溶性澱粉、糖類、ポリエチレングリコール等有機系のポリマーか、あるいは非晶質のケイ酸塩等の無機系のポリマーが挙げられるが、好ましくは有機系のポリマーである。中でも、カルボン酸系ポリマーが好ましく、アクリル酸−マレイン酸コポリマーの塩やポリアクリル酸塩が特に優れている。
界面活性剤を添加しても良い。例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルスルホン酸ナトリウム、エーテルスルホン酸ナトリウム等が使用できる。特に、経済性の観点から、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムが好ましい。これらの界面活性剤は中和塩としてではなく、酸前駆体として添加することもできる。
水不溶性賦形剤としては、本発明分野で公知のものを使用することができる。
スラリー水分としては、結晶析出の観点からは60質量%以下が好ましく、55質量%以下がより好ましい。一方、ハンドリングの観点からは40質量%以上が好ましく、45質量%以上がより好ましい。
(イ)(a)成分をスラリー中に分散・溶解した状態で、工程IIの噴霧乾燥を行う。(ロ)(a)成分の溶解度をコントロールし、スラリー中で微細粒子として析出させる。この場合、他の水溶性成分の添加によって溶解度をコントロールすることが好ましい。または、結晶調整剤としてポリマーの添加も有効である。
(ハ)(a)成分を含むスラリーを、ラインミル、コロイドミル、メディアミル等の湿式粉砕機によって粉砕する。
工程IIは工程Iで得られたスラリーを噴霧乾燥してベース顆粒群を調製する工程である。工程Iで得られたスラリーを噴霧乾燥する条件については、スラリー中に配合されている物質に実質的に影響しなければ、特に限定されず、一般的に行われている噴霧乾燥条件が使用可能である。
工程IIIは、(b)非イオン界面活性剤、(c)陰イオン界面活性剤及び(d)ポリオキシアルキレン型化合物を含有する(f)界面活性剤組成物であって、(c)成分の配合量は(b)成分100質量部に対して0質量部以上300質量部以下であり、(d)成分の配合量は(b)成分100質量部に対して1質量部以上100質量部以下である界面活性剤組成物を調製する工程である。
工程IVは、工程IIで得られたベース顆粒群100質量部に対して、工程IIIで得られた(f)界面活性剤組成物12質量部以上45質量部以下を配合し、次いで、(e)陰イオン界面活性剤の酸前駆体3質量部以上30質量部以下を配合して乾式中和する工程である。ここで言う「配合」とは、対象の成分を添加して撹拌することを言う。
工程IVで得られた洗剤粒子群の流動特性及び保存安定性を更に向上させる為に、(g)表面改質剤を添加して該洗剤粒子群の表面改質を行う工程(表面改質工程)を実施することが好ましい。工程IVは一回の表面改質操作の実施であっても良く、2回又はそれ以上の回数に分けて実施しても良い。
(1)嵩密度
洗剤粒子群の嵩密度は、好ましくは200g/L以上、より好ましくは350g/L以上、より好ましくは500g/L以上、より好ましくは600g/L以上、より好ましくは640g/L以上、より好ましくは680g/L以上であり、そして、好ましくは1,200g/L以下、より好ましくは1,000g/L以下、より好ましくは800g/L以下である。嵩密度は、JIS K 3362により規定された方法で測定する。
洗剤粒子群の平均粒子径は、ハンドリングと外観の観点から、好ましくは150μm以上、より好ましくは200μm以上、より好ましくは250μm以上であり、そして、好ましくは600μm以下、より好ましくは500μm以下、より好ましくは450μm以下、より好ましくは400μm以下、より好ましくは350μm以下である。平均粒子径は、JIS K 8801の標準篩(目開き2000〜125μm)を用いて5分間振動させた後、篩目のサイズによる重量分率からメジアン径を算出する。
洗剤粒子群の流動性は流動時間として評価する。流動時間は、JIS K 3362により規定された嵩密度測定用のホッパーから、100mLの粉末が流出するのに要する時間とする。前記流動時間は、最終製品のサラサラ性の観点から、好ましくは8秒以下、より好ましくは7秒以下、より好ましくは6秒以下、より好ましくは5.8秒以下である。
洗剤粒子群は、ベース顆粒群の大きさが保持されたものが好ましい。ベース顆粒の大きさが保持されていることは、以下の式から求められる粒子成長度で確認することができる。前記粒子成長度は、好ましくは0.9以上、より好ましくは1.0以上、より好ましくは1.1以上、より好ましくは1.2以上、より好ましくは1.3以上であり、そして、好ましくは2.0以下、より好ましくは1.8以下、より好ましくは1.6以下である。
粒子成長度=(最終の洗剤粒子群の平均粒径)/(ベース顆粒群の平均粒径)
ここで、最終の洗剤粒子群とは、乾式中和後の洗剤粒子群、もしくは表面改質工程を含むならば表面改質工程によって得られた粒子群のことである。なお、ベース顆粒群の平均粒径は、洗剤粒子群の平均粒径と同様の方法で測定する。
洗剤粒子群の低温溶解性の指標は、洗剤粒子群の5℃、60秒間の溶解率を用いることができる。溶解率は、好ましくは70%以上、より好ましくは75%以上、好ましくは80%以上、より好ましくは85%以上である。
5℃に冷却した71.2mgCaCO3/リットルに相当する1リットルの硬水(Ca/Mgモル比:7/3)を1リットルビーカー(内径105mm、高さ150mmの円筒型、例えば岩城硝子社製、1リットルガラスビーカー)の中に満たし、5℃の水温をウォーターバスにて一定に保った状態で、攪拌子(長さ35mm、直径8mm、例えば型式:ADVANTEC社製、テフロン(登録商標)SA(丸型細型))にて水深に対する渦巻きの深さが略1/3となる回転数(800r.p.m.)で攪拌する。1.0000±0.0010gとなるように縮分・秤量した洗剤粒子群を攪拌下に水中に投入・分散させ攪拌を続ける。投入から60秒後にビーカー中の洗剤粒子群分散液を、質量既知のJIS Z 8801に規定の目開き74μmの標準篩(直径100mm)で濾過し、篩上に残留した含水状態の洗剤粒子群を篩と共に質量既知の開放容器に回収する。尚、濾過開始から篩を回収するまでの操作時間を10±2秒とする。回収した洗剤粒子群の溶残物を105℃に加熱した電気乾燥機にて1時間乾燥し、その後、シリカゲルを入れたデシケーター(25℃)内で30分間保持して冷却する。冷却後、篩上の残存する洗剤粒子群の溶残物と篩と回収容器の合計の質量を測定し、前記溶残物の乾燥質量を求める。次いで、下記式(1)によって洗剤粒子群の溶解率(%)を算出する。
S:洗剤粒子群の投入質量(g)
T:上記攪拌条件にて得られた水溶液を上記篩に供したときに、篩上の残存する洗剤粒子群の溶残物の乾燥質量(g)
洗剤粒子群が少量の水と長時間接触した後の溶解性の指標として、洗剤粒子群40gと20℃の水を60分間接触させた後の溶け残り量を用いることができる。溶解性(II)の好適範囲としては、好ましくは3%以下、より好ましくは2.5%以下、より好ましくは2%以下である。
洗剤粒子群の長期保存安定性の指標は、特定条件下での保存後の洗剤粒子群のケーキング状態を示す篩通過率を用いることができる。篩通過率は、以下のようにして求めることができる。
濾紙(ADVANTEC社製、No.2)で長さ10.2cm×幅6.2cm×高さ4cmの天部のない箱を作り、四隅をステープラーでとめる。試料として洗剤粒子群50gを入れ、温度30℃、湿度70%RH、CO2濃度0.03%の雰囲気下で28日間放置する。その後、試料をJIS Z 8801規定の目開き4760μmの篩上に静かにあけ、通過した粉末の質量を計る。次式に示すように、試料全体の質量に対する通過した試料の質量を篩通過率とする
ここで、篩通過率は90%以上が好ましく、95%以上がより好ましく、100%が最も好ましい。
下記の手順にてベース顆粒群を作製した。
混合槽に水422部を入れ、水温が45℃に達した後に、硫酸ナトリウム(四国化成株式会社製、無水中性芒硝)160部を添加して10分間攪拌した。炭酸ナトリウム(セントラル硝子株式会社製、デンス灰、嵩密度:1000g/L、平均粒径:260μm)162部を添加し、40%ポリアクリル酸ナトリウム水溶液(花王株式会社製、質量平均分子量1万)163部を添加し10分間攪拌し、塩化ナトリウム(南海塩業株式会社製、ナクルN)48部を添加し、15分間攪拌した。このようにして調製されたスラリーの55℃における粘度は300mPa・sであった。
調製例1
界面活性剤組成物(1)
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(花王株式会社製、ノニオン界面活性剤、エマルゲン108KM、エチレンオキサイド平均付加モル数:8.5、アルキル鎖の炭素数:12〜14)801部とポリエチレングリコール(三井化学株式会社製、PEG13000、質量平均分子量:10,000、固形分60%)67部を60℃に加熱し、さらに所定量の水を添加して撹拌し、表1に示す界面活性剤組成物を調製した。本組成物(1)の60℃における粘度は176mPa・sであった。
界面活性剤組成物(2)
ポリオキシエチレンアルキルエーテル(花王株式会社製、ノニオン界面活性剤、エマルゲン108KM、エチレンオキサイド平均付加モル数:8.5、アルキル鎖の炭素数:12〜14)801部とポリエチレングリコール(三井化学株式会社製、PEG13000、質量平均分子量:10,000、固形分60%)67部を60℃に加熱し、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムが354部になるようにドデシルベンゼンスルホン酸(花王株式会社製、ネオペレックスGS)と48%水酸化ナトリウム水溶液を添加し、さらに所定量の水を添加して撹拌し、界面活性剤組成物を調製した。本組成物(2)の60℃における粘度は180mPa・sであった。
界面活性剤組成物(3)〜(6)
界面活性剤組成物(2)と同様の方法にて調製を行い、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを表1に示す値とした。組成物(3)の60℃における粘度は193mPa・sであり、組成物(4)の60℃における粘度は400mPa・sであり、組成物(5)の60℃における粘度は636mPa・sであり、組成物(6)の60℃における粘度は500mPa・sであった。なお、表1中の水分量は、ポリエチレングリコールや水酸化ナトリウム水溶液からの持ち込み水分量も考慮した値である。
実施例1
リボンミキサー(ホソカワミクロン製:80Lスケール、ジャケット付;65℃の温水流量10L/分)に上記手順で得られたベース顆粒45質量部を投入し、主軸(攪拌翼、回転数:33rpm、周速:0.6m/s)の攪拌を開始し、そこに、界面活性剤組成物(1)11部を1.5分間で投入した後、2分間攪拌を行った。次に、60℃に調温したLAS−酸型(陰イオン界面活性剤の液体酸前駆体)11部をノズルを用いて4分間で投入し、その後、4分間攪拌混合して乾式中和反応を行った(ベース顆粒中のアルカリ量:陰イオン界面活性剤の中和当量の9.8倍)。
実施例(1)と同様の手順で表2に示す実施例(2)−(5)の調製を行った。
実施例(1)のLAS−酸型の一部(30モル%)を事前に中和したLAS-酸型(部分中和)を使用して、洗剤粒子群を調製した。
<洗剤粒子群の調製>
リボンミキサー(ホソカワミクロン製:80Lスケール、ジャケット付;65℃の温水流量10L/分)に上記手順で得られたベース顆粒の59部を投入し、主軸(攪拌翼、回転数:33rpm、周速:0.6m/s)の攪拌を開始し、そこに、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(花王株式会社製、ノニオン界面活性剤、エマルゲン108KM、エチレンオキサイド平均付加モル数:8.5、アルキル鎖の炭素数:12〜14)の5部を1.5分間で投入した後、2分間攪拌を行った。次に、60℃に調温したLAS−酸型(陰イオン界面活性剤の液体酸前駆体)の19部をノズルを用いて4分間で投入し、その後、4分間攪拌混合して乾式中和反応を行った(ベース顆粒中のアルカリ量:陰イオン界面活性剤の中和当量の5.7倍、酸による中和当量の5.7倍)。次いで、表面改質剤としてA型ゼオライトの17部を添加して洗剤粒子群を得た。得られた洗剤粒子群の組成及び物性を表2に示す。
<洗剤粒子群の調製>
実施例(1)と略同様の手順で表2に示す比較例(2)〜(3)の調製を行った。
実施例(1)−(6)では溶解性(I)(低温溶解性)、溶解性(II)に優れた洗剤粒子群を得ることができた。また、保存安定性も、過酷条件において、篩通過率が100%であり、耐ケーキング性に優れる洗剤粒子群を得ることができた。比較例(1)では粒子成長度が大きく、溶解率が低いことが分かった。比較例(2)では低温溶解性、保存安定性は良好であるものの、溶解性(II)が実施例に比較して劣っていた。比較例(3)の洗剤粒子群は、実施例のそれと比べて溶解性(II)が劣悪であった。
Claims (9)
- 以下の工程I〜IVを含むことを特徴とする洗剤粒子群の製造方法:
工程I:(a)水溶性アルカリ無機物質を含有するスラリーを調製する工程、
工程II:工程Iで得られたスラリーを噴霧乾燥してベース顆粒群を調製する工程、
工程III:(b)非イオン界面活性剤、(c)陰イオン界面活性剤及び(d)ポリオキシアルキレン型化合物を含有する(f)界面活性剤組成物であって、(c)成分の配合量は(b)成分100質量部に対して0質量部以上300質量部以下であり、(d)成分の配合量は(b)成分100質量部に対して1質量部以上100質量部以下である界面活性剤組成物を調製する工程、
工程IV:工程IIで得られたベース顆粒群100質量部に対して、工程IIIで得られた(f)界面活性剤組成物12質量部以上45質量部以下を配合し、次いで、(e)陰イオン界面活性剤の酸前駆体3質量部以上30質量部以下を配合して乾式中和する工程。 - 更に、以下の工程Vを含む請求項1記載の洗剤粒子群の製造方法:
工程V:工程IVで得られた洗剤粒子群に対して、(g)表面改質剤を添加して表面改質する工程。 - (g)成分がゼオライト、トリポリリン酸塩及び粘土鉱物からなる群より選択される1種又は2種以上の表面改質剤である、請求項2項に記載の洗剤粒子群の製造方法。
- (a)成分の量が、(e)成分の中和当量の4倍以上である、請求項1〜3の何れか1項に記載の洗剤粒子群の製造方法。
- (a)成分が、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム及びケイ酸ナトリウムからなる群より選択される1種以上のアルカリ無機物質である、請求項1〜4の何れか1項に記載の洗剤粒子群の製造方法。
- (b)成分が、ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数8〜20)エーテル、アルキルポリグリコシド、ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数8〜20)フェニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸(炭素数8〜22)エステル、ポリオキシアルキレングリコール脂肪酸(炭素数8〜22)エステル及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーからなる群より選択される1種以上の非イオン界面活性剤である、請求項1〜5の何れか1項に記載の洗剤粒子群の製造方法。
- (c)成分が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、内部オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩及びジアルキルスルホコハク酸塩からなる群より選択される1種以上の陰イオン界面活性剤である、請求項1〜6の何れか1項に記載の洗剤粒子群の製造方法。
- (e)成分が、アルキルベンゼンスルホン酸、α−オレフィンスルホン酸、アルキル硫酸、内部オレフィンスルホン酸、脂肪酸エステルスルホン酸、アルキルエーテル硫酸及びジアルキルスルホコハク酸からなる群より選択される1種以上である、請求項1〜7の何れか1項に記載の洗剤粒子群の製造方法。
- (d)成分が、分子量が3,000〜30,000のポリエチレングリコール及び分子量が3,000〜30,000のポリプロピレングリコールからなる群より選択される1種以上のポリオキシアルキレン型化合物である、請求項1〜8の何れか1項に記載の洗剤粒子群の製造方法。
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