JP2015014119A - Vehicle door operation apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両ドア動作装置に関するものである。 The present invention relates to a vehicle door operating device.
車両後方のバンパー上部近傍に水平画角が110度の2つのカメラを水平方向に並べて設置するとともに、2つのカメラで撮像された撮像画像を1つの画像に合成することで、水平方向が180度以上の合成画像を取得する。そして、この合成画像を、後方正面画像と、周辺の左右の部分の左右周辺画像とに分離して、後方正面画像に比べて、左右周辺画像を意図的に歪ませ変形することで、3面鏡を見ているような、後方に奥行きのある画像を提供する画像表示制御装置が開示されている(特許文献1)。 Two cameras with a horizontal angle of view of 110 degrees are arranged side by side in the vicinity of the upper bumper at the rear of the vehicle, and the horizontal direction is 180 degrees by combining the captured images captured by the two cameras into one image. The above composite image is acquired. Then, the composite image is separated into a rear front image and right and left peripheral images of the left and right parts of the periphery, and the right and left peripheral images are intentionally distorted and deformed compared to the rear front image, thereby reducing An image display control device that provides an image having a depth behind the camera as if looking at a mirror is disclosed (Patent Document 1).
しかしながら、例えば車両後部のトランクリッドやバックドア(以下、ドアと称する)を開けるために、人物が自車両の後部に立った場合には、当該人物と車両との位置が近く、上記の水平方向に並べて設置されたカメラからは、当該人物を検出することが難しい。そのため、人物を検出した上で、ドアの動作を制御することができず、使い勝手がよくない、という問題があった。 However, for example, when a person stands at the rear of the host vehicle to open a trunk lid or a back door (hereinafter referred to as a door) at the rear of the vehicle, the position of the person and the vehicle is close and the horizontal direction described above It is difficult to detect the person from cameras installed side by side. For this reason, there is a problem that it is impossible to control the operation of the door after detecting a person, which is not convenient.
本発明が解決しようとする課題は、ユーザに対して使い勝手のよい、車両用の後部ドアの動作装置を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide an operation device for a rear door for a vehicle that is easy to use for a user.
本発明は、撮像手段の撮像画像に基づき人物を検出し、検出された前記人物と自車両との間の距離に応じて、自車両の後部に設けられたドアの動作を制御することによって上記課題を解決する。 The present invention detects the person based on the captured image of the imaging means, and controls the operation of the door provided in the rear part of the own vehicle according to the detected distance between the person and the own vehicle. Solve the problem.
本発明によれば、自車両の後方の近傍に立つ人物を撮像画像から認識できるように、撮像手段を自車両に設置しているため、人物が後部ドアを操作する前に、人物を検出し、後部ドアを開けることができる。その結果として、ユーザに対して使い勝手のよい、車両ドア動作装置を提供することができる。 According to the present invention, since the imaging means is installed in the own vehicle so that a person standing in the vicinity of the back of the own vehicle can be recognized from the captured image, the person is detected before operating the rear door. You can open the rear door. As a result, it is possible to provide a vehicle door operation device that is easy to use for the user.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車両ドア動作装置のブロック図である。車両ドア動作装置は、車両に搭載されている。車両ドア動作装置は、車両の後部ドアの付近に立つユーザの位置に応じて、後部ドアを自動で操作するための装置である。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a block diagram of a vehicle door operating device according to an embodiment of the present invention. The vehicle door operation device is mounted on a vehicle. The vehicle door operation device is a device for automatically operating the rear door according to the position of the user standing in the vicinity of the rear door of the vehicle.
また本例は、車両ドア動作装置の構成の一部となるカメラ、及び、他のカメラを用いて、自車両の後方及び自車両の周囲をカメラで撮影し、ディスプレイに表示することで、自車両の後方又は周囲の情報を、乗員に提示している。従来は、車室内又は車室外にミラーを設置し、乗員がミラーを直接みることで、自車両の後方又は周囲の情報を取得していたが、ミラーの視野角が狭い点や、ミラーにボディーのピラーが写ることで死角が生じる等の問題があった。そのため、本例は、ミラーを車両に設けずに、カメラとディスプレイを用いることで、これらの問題を解決している。 In addition, this example uses a camera that is a part of the configuration of the vehicle door operation device and other cameras to capture the back of the host vehicle and the surroundings of the host vehicle with the camera, and display them on the display. Information about the rear or surrounding of the vehicle is presented to the occupant. In the past, mirrors were installed in the vehicle interior or exterior, and passengers directly viewed the mirrors to obtain information about the rear or surroundings of the vehicle. There was a problem that a blind spot was generated by the pillars of. Therefore, this example solves these problems by using a camera and a display without providing a mirror in the vehicle.
図1に示すように、本実施形態に係る車両ドア動作装置は、右サイドカメラ1a、左サイドカメラ1b、リアカメラ1c、バックカメラ1d、右ディスプレイ2a、左ディスプレイ2b、中央ディスプレイ2c、後部ドア3及びコントローラ10を備えている。これらの各装置はCAN(Controller Area Network)その他の車載LANによって接続され、情報の送信又は受信を行うことができる。なお、右ディスプレイ2a、左ディスプレイ2b、及び中央ディスプレイ2cは、車両ドア動作装置に必ずしも設ける必要はない。なお、本実施例における車両はハッチバックタイプの車両を想定し、車両後部の開閉部材がバックドアと称されるため、後部ドア3と記すが、セダンタイプやクーペタイプなどの車両におけるトランクリッドでも同様であり、これらのバックドア、トランクリッドをドアと称している。
As shown in FIG. 1, the vehicle door operating device according to the present embodiment includes a
右サイドカメラ1a、左サイドカメラ1b、及びリアカメラ1cは、自車両の後方の情報を取得するために、自車両の後方を撮像するカメラである。バックカメラ1dは、自車両の後方の周囲(自車両の近傍)の情報を取得するために、自車両の後方の周囲を撮像するカメラである。カメラ1a〜1cは、カメラ1dよりも地表に対して高い位置に設けられている。カメラ1a〜1dは、車両の外部の異なる位置に各々設置されている。図2及び図3にカメラ1a〜1dの配置例を示す。図2は自車両の平面図を、図3は自車両の側面図を示す。
The
たとえば、図2に示すように、右サイドカメラ1aは、車両右側方の所定の位置に設置され、従来、右ドアミラー(右サイドミラー)を設置していた場所に設けられている。右サイドカメラ1aは、車両の右後方を撮像する。左サイドカメラ1bは、車両左側方の所定の位置に設置され、従来、左ドアミラー(左サイドミラー)を設置していた場所に設けられている。左サイドカメラ1bは、車両の左後方を撮像する。
For example, as shown in FIG. 2, the
リアカメラ1cは、後部ドア(バックドア)3の高いところに設けられている。後部ドア3にハイマウントストップランプが設けられている場合には、リアカメラ1cは、当該ハイマウントストップランプの付近に設置されている。リアカメラ1cは、車両の後方を撮像するように設置され、右サイドカメラ1aで映す部分と、左サイドカメラ1bで映す部分の間を撮像するように設けられている。リアカメラ1cはバックドアの外側(車室外)に設けもよく、あるいは、バックドアの内側(車室内)に設けもよい。
The
バックカメラ1dは、リアガラスの下部などの車両後方の所定位置に設置され、車両の後方を撮像する。図3に示すように、リアカメラ1cは、バックカメラ1dよりも、地表に対して高い位置に設けられている。また、リアカメラ1c及びバックカメラ1dは共に車両の後方を撮像しているが、リアカメラ1cは自車両の遠方を撮像し、バックカメラ1dは自車両の近傍を撮像している。すなわち、バックカメラ1dは、リアカメラ1cの撮像範囲よりも近傍を撮像している。
The
後部ドア3の後ろにユーザが立った場合には、リアカメラ1cは、当該ユーザの顔を撮像可能な位置及び撮像可能な向きに設けられている。一方、バックカメラ1dは、当該ユーザの顔を撮像可能な位置及び撮像可能な向きに設けられていない。
When the user stands behind the
右ディスプレイ2a、左ディスプレイ2b、及び中央ディスプレイ2cは、カメラ1a〜1dで撮像される自車両の後方の画像を、表示する表示装置である。図4に、ディスプレイ2a〜2cの配置例を示す。図4は、自車両のインストゥメンタルパネルの周囲を示す図である。
The
例えば、図4に示すように、右ディスプレイ2aは、インストゥメンタルパネル20の右側に設置されている。右ディスプレイ2aは、右サイドカメラ1aで撮像された画像を表示するディスプレイである。左ディスプレイ2bは、インストゥメンタルパネル20の左側に設置されている。左ディスプレイ2bは、左サイドカメラ1bで撮像された画像を表示するディスプレイである。中央ディスプレイ2cは、インストゥメンタルパネル20の中央に設置されている。中央ディスプレイ2cは、リアカメラ1c及びバックカメラ1dで撮像された画像を表示するディスプレイである。
For example, as shown in FIG. 4, the
図1に戻り、後部ドア3は、自車両の後部に設けられ、車室内のトランクの開口部分を閉じるためのドアである。図2又は図3に示す例では、後部ドア3は、リアのハッチバック式のドアで構成されている。
Returning to FIG. 1, the
コントローラ10は、各カメラ1a〜1dから撮像画像の情報を取得して、各ディスプレイ2a〜2cで表示される表示画像を生成して、各ディスプレイ2a〜2cに出力することで、乗員に対して、自車両の後方及び周辺の様子を、電子画像により視覚的に提示する制御装置である。また、コントローラ10は、各カメラ1a〜1cの撮像画像から、人物を検出し、自車両から人物までの距離に応じて、後部ドアの動作を制御する。
The
コントローラ10は、各種プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)、このROMに格納されたプログラムを実行する動作回路としてのCPU(Central Processing Unit)、アクセス可能な記憶装置として機能するRAM(Random Access Memory)等により構成されている。そして、コントローラ10は、各制御機能を発揮するための機能ブロックとして、画像制御部11、車両検出部12、ドア制御部14を有し、またメモリ13を有している。
The
画像制御部11は、右サイドカメラ1aの撮像画像を用いて、右ディスプレイ2aの表示画像を生成し、生成した表示画像を右ディスプレイ2aに出力する。本例は、右ドアミラーの代わりに、右サイドカメラ1a及び右ディスプレイ2aを用いて、車両の右側の後方の状態を表示している。
The
右サイドカメラの画角は、右ドアミラーの視野角よりも広くなっている。自車両に対して遠い位置では、右ドアミラーの視野角が狭いため、右ドアミラーの表示範囲は狭くなる。一方、右サイドカメラ1aの画角は広いため、右サイドカメラ1aの撮像範囲は広くなる。例えば、他車両が自車両の後方で遠い位置を走っている場合に、右ドアミラーでは、車両が大きく写るが、右サイドカメラ1aでは、撮像範囲内に占める車両の割合が狭くなる。そのため、右サイドカメラ1aの撮像画像を補正することなく、右ディスプレイ2aに表示した場合には、車両が小さく表示されてしまう。そして、右ディスプレイ2aの表示画面を確認した乗員は、自車両から他車両までの距離を、実際の距離も遠く認識する。
The angle of view of the right side camera is wider than the viewing angle of the right door mirror. Since the viewing angle of the right door mirror is narrow at a position far from the host vehicle, the display range of the right door mirror is narrow. On the other hand, since the angle of view of the
画像制御部11は、上記のような、ミラーとカメラの距離感の違いを解消するために、右サイドカメラ1aの撮像画像を取得すると、右サイドカメラ1aの焦点距離に応じて、画像を右ディスプレイ2aに表示した際に、ミラーに写る表示面に相当する大きさになるように、撮像画像を補正して、表示画面を生成する。
When the
画像制御部11は、左サイドカメラ1bの撮像画像を左ディスプレイ2bに表示する際にも、上記と同様に、左サイドカメラ1bの撮像画像を補正することで、表示画像を生成し、左ディスプレイ2bに表示する。
When displaying the captured image of the
画像制御部11は、リアカメラ1cにより撮像された撮像画像から、表示画面を生成し、中央ディスプレイ2cに出力する。リアカメラ1cとルームミラーとの間にも、上記の右ドアミラーと右サイドカメラ1aとの間と同様に、ミラーの視野角と、カメラの画角の違いによって、距離感の違いが発生する。そのため、画像制御部11は、リアカメラ1cの撮像画像を中央ディスプレイ2cに表示する際にも、上記と同様に、リアカメラ1cの撮像画像を補正することで、表示画像を生成する。
The
さらに、リアカメラ1cとルームミラーとの間には、設置される位置の違いにより、距離感の違いが発生する。ルームミラーは、通常、フロントガラスの中央の上部に設けられる。一方、図2に示すように、リアカメラ1cはバックドアに設けられる。たとえば、他車両が、自車両の後方の近い位置に接近した場合には、リアカメラ1cから他車両までの距離は、ルームミラーから他車両までの距離よりも短くなる。そのため、リアカメラ1cは、ルームミラーの位置と比較して、より近い位置で他車両を撮像するため、リアカメラ1cで撮像する他車両の大きさは、ルームミラーに写る他車両の大きさよりも、大きくなる。
Further, there is a difference in distance between the
画像制御部11は、上記のような、リアカメラ1cとルームミラーの設置場所の違いによって生じる距離感の違いを解消するために、右サイドカメラ1aの撮像画像を取得すると、撮像画像を、自車両の車室内の所定の位置(ルームミラーの設置場所に相当する位置)を視点とする画像に変換することで、撮像画像を補正する。これにより、画像制御部11は、リアカメラ1cにより撮像された撮像画像から、表示画面を生成し、中央ディスプレイ2cに出力する。
When the
また、画像制御部11は、バックカメラ1dの撮像画像を用いて、中央ディスプレイ2cの表示画像を生成し、生成した表示画像を中央ディスプレイ2cに出力する。たとえば、ユーザの操作、又は、シフトレバーがバックの位置に操作されると、コントローラ10は、中央ディスプレイ2cを、リアカメラ1cで撮像した画像から、バックカメラ1dで撮像した画像に切り替える。このとき、画像制御部11は、バックカメラ1dの撮像画像から、自車両の周辺のうち、少なくとも車両後方の近傍を示す表示画像を生成する。
In addition, the
画像制御部11は、自車両の後方の近傍のみを中央ディスプレイ2cに表示してもよく、あるいは、バックカメラ1d以外のカメラの画像と合成して、自車両の真上からみた俯瞰画像により、自車両の周囲を表示する画像でもよい。俯瞰画像により自車両の周囲を表示する際には、画像制御部11は、バックカメラ1dの画像と、他のカメラ(例えば、自車両の側面の周囲又は前方の周囲を撮像するカメラ)の画像を合成し、合成された画像を、自車両の真上を視点とする画像に変換することで、俯瞰画像を生成する。
The
人物検出部12は、リアカメラ1cの撮像画像を取得し、当該撮像画像に基づき人物を検出する。メモリ13には、車両のオーナなどのユーザの情報として、ユーザの顔画像が予め登録されている。そのため、人物検出部12は、リアカメラ1cの撮像画像と、メモリ13に登録されている画像とを比較することで、登録されている人物を特定する。
The
ドア制御部14は、人物検出部12により検出された人物と自車両との間の距離に応じて、後部ドア3の動作を制御する。
The
次に、コントローラ10の制御のうち、後部ドア3の動作の制御について、図1、及び図5〜図8を用いて説明する。図5〜8は自車両の側面図を示している。図5は、リアカメラ1cの撮像範囲とバックカメラ1dの撮像範囲を説明するための図である。図6は後部ドア3の可動距離を説明するための図である。図7及び図8は、ユーザの立ち位置と後部ドア3の可動範囲との関係を説明するための図である。
Next, control of the operation of the
図5の例では、ユーザが、両手に荷物を持った状態で、荷物をトランクに入れようとするために、車両の後方から車両に近づいた状態が表されている。バックカメラ1dは、主に自車両の後方の近傍部分を撮像するように、車両の低い位置で下向きに設けられている。そのため、バックカメラ1dの撮像範囲(図5のエリアD)には、ユーザの顔が含まれないため、バックカメラ1dはユーザを撮像できない。
In the example of FIG. 5, a state in which the user approaches the vehicle from the rear of the vehicle in order to put the baggage into the trunk while holding the baggage in both hands is shown. The
一方、リアカメラ1cは、車両の後方の遠方部分を撮像するように、車両の高い位置で水平方向に向けて設けられている。そのため、リアカメラ1cの撮像範囲(図5のエリアC)には、ユーザの顔が含まれるため、バックカメラ1dはユーザを撮影できる。すなわち、本例は、ルームミラーの代わりにリアカメラ1cを設置しつつ、リアカメラ1cの撮像画像を人物の検出のために利用することで、人物の検出用の別センサ等を用いることなく人物を検出している。
On the other hand, the
具体的には、まず人物検出部12は、リアカメラ1cの撮像画像に含まれる顔の特徴部分(目、鼻)等を識別することで人の顔を認識する。人の顔が認識できた場合に、人物が検出されたことになる。そして、人物検出部12は、認識した顔の画像とメモリ13の顔画像とを比較することで、検出された人物がメモリ13に記録された人物であるか否かを判定する。すなわち、撮像画像に含まれる顔画像と登録された顔画像とが一致する場合には、人物検出部12は、検出された人物がメモリ13に記録された人物である、と判定する。判定結果は、ドア制御部14に出力される。
Specifically, first, the
人物検出部12により、検出された人物がメモリ13に記録された人物であると判定された場合には、ドア制御部14は後部ドア3の動作を許可する。一方、人物検出部12により、検出された人物がメモリ13に記録された人物でないと判定された場合には、ドア制御部14は後部ドア3の動作を許可しない。後部ドア3の動作が許可されない場合には、検出された人物が後部ドア3に近づいたとしても、後部ドア3は自動に開かない。
When the
ドア制御部14は、後部ドア3の動作を許可した後、リアカメラ1cの撮像画像に含まれる顔の画像の大きさから車両と人物との間の距離を測定する。測定距離は、例えば、車両のリアバンパの位置から人物までの距離である。なお、ドア制御部14で測定する測定距離の始点は、後部ドア3の可動距離の始点と対応させている。
After permitting the operation of the
ドア制御部14は測定した距離と後部ドア3の可動距離とを比較する。図6には、後部ドア3が完全に開いた状態が示されている。後部ドア3が閉じている状態から完全に開いた状態になるとき、後部ドア3の先端部分(図6の点a)は車両の後部から離れるような軌跡を描く。後部ドア3の先端部分の軌跡は図6の点線で示されている。後部ドア3の可動範囲は、後部ドア3の支点を中心として、図6の点線で示される範囲となる。そして、後部ドア3の可動距離は、車両の進行方向に沿う方向で、車両の後方の端部(リアバンパ)から後部ドア3の先端部分までの距離を示している。言い換えると、後部ドア3の可動距離は、車両の後方の端部と後部ドア3の先端部分とを結ぶ直線(ベクトル)のうち、車両の進行方向への成分で表される長さに相当する。また、後部ドア3の可動範囲のうち、車両の進行方向に沿う方向で、後部ドア3の先端部分が車両の後部から最も遠くに位置する場合に、可動距離が最大となる(以下、最大可動距離と称す)。図6の例では、Lmaxが最大可動距離となる。
The
図7に示すように、車両からユーザまでの測定距離(La)が後部ドア3の最大可動距離(Lmax)より長い場合には、後部ドア3が開く際に、後部ドア3がユーザに当たることはない。一方、図8に示すように、車両からユーザまでの測定距離(Lb)が後部ドア3の最大可動距離(Lmax)より短い場合には、後部ドア3が完全に開く前に、後部ドア3がユーザに当たってしまう。
As shown in FIG. 7, when the measured distance (L a ) from the vehicle to the user is longer than the maximum movable distance (L max ) of the
そのため、測定距離が後部ドア3の最大可動距離(Lmax)より長い場合には、ドア制御部14は、後部ドア3を動かせる範囲を最大可動距離(Lmax)で示される範囲に設定して、後部ドア3を完全に開いた状態にする。これにより、ドア制御部14は、最大可動距離(Lmax)で示される範囲で後部ドア3を制御する。なお、最大可動距離(Lmax)で示される範囲とは、後部ドア3の先端部分が最大可動距離(Lmax)をとるような軌道で、後部ドア3を動かした範囲に相当する。
Therefore, when the measurement distance is longer than the maximum movable distance (L max ) of the
一方、測定距離が後部ドア3の最大可動距離(Lmax)より短い場合には、ドア制御部14は、後部ドア3を動かせる範囲を測定距離(図8の例では距離Lb)で示される範囲内に設定して、設定された範囲内で後部ドア3を開く。すなわち、ドア制御部14は、完全には後部ドア3を開かずに、ユーザに当たる前まで後部ドア3を開く。このとき、後部ドア3は、ユーザに当たる直前まで開いてもよく、又は、ユーザの目視により後部ドア3の開いた状態を確認できる程度まで開いてもよい。なお、測定距離で示される範囲内とは、後部ドア3の先端部分が測定距離より短い距離をとるような軌道で、後部ドア3を動かした範囲に相当する。
On the other hand, when the measurement distance is shorter than the maximum movable distance (L max ) of the
上記のように、本例はリアカメラ1cの撮像画像に基づき人物を検出し、検出された人物と車両との間の距離に応じて、後部ドア3の動作を制御する。これにより、人物を検出可能な位置にカメラを設けているため、カメラの撮像画像から人物を検出することができる。また、ユーザが後部ドア3を操作する前に、ユーザを認識し、後部ドア3を開けることができる。その結果として、ユーザに対して使い勝手を向上させることができる。
As described above, in this example, a person is detected based on the captured image of the
また本例は、リアカメラ1cの撮像画像から人の顔を認識することで、人物を検出する。そして本例は、検出された人物と車両との間の距離を測定し、測定距離と後部ドア3の可動距離との比較結果に応じて、後部ドア3の動作を制御する。これにより、車両とユーザとの間の距離が短い場合には、後部ドア3の開く範囲を制限することができ、ユーザに対して使い勝手を向上できる。
In this example, a person is detected by recognizing a person's face from a captured image of the
また本例は、車両とユーザとの間の測定距離が後部ドア3の最大可動距離より長い場合には、最大可動距離で示される範囲で後部ドア3の動作を制御する。これにより、後部ドア3がユーザにあたることなく、後部ドア3を開くことができる。
Further, in this example, when the measurement distance between the vehicle and the user is longer than the maximum movable distance of the
また本例は、車両とユーザとの間の測定距離が後部ドア3の最大可動距離より短い場合には、測定距離で示される範囲で後部ドア3の動作を制御する。これにより、後部ドア3がユーザにあたることなく、後部ドア3の動作を制御できる。
Further, in this example, when the measurement distance between the vehicle and the user is shorter than the maximum movable distance of the
また本例は、検出された人物がメモリ13に記録された人物であるか否かを判定し、検出された前記人物がメモリ13に記録された人物であると判定したに、後部ドア3の動作を許可する。これにより、本例は、車両のオーナなど、予め登録したユーザに限って後部ドア3を自動で開くように制御できる。
In this example, it is determined whether or not the detected person is a person recorded in the
また本例は、バックカメラ1dの撮像画像から車両の後方で近傍を表示する表示画像を生成し、リアカメラ1cの撮像画像から車両の後方で遠方を表示する表示画像を生成し、これらの表示画像を中央ディスプレイ2cに表示する。また本例は、リアカメラ1cの撮像画像に基づき人物を検出する。これにより、本例は、車両の後方で遠方を撮像するカメラを利用して、人物を検出しつつ後部ドア3の動作を制御できるため、人物を検出するために別途カメラ等を設けなくてもよい。
Further, in this example, a display image that displays the vicinity in the rear of the vehicle is generated from the captured image of the
なお、本例において、人物検出部12は、メモリ13に登録されている顔画像と、リアカメラ1cの撮像画像とを比較することで人物を検出したが、リアカメラ1cの撮像画像のみから、人物を検出してもよい。また、人物検出部12は、右サイドカメラ1aの撮像画像、又は、左サイドカメラ1bの撮像画像に基づき、自車両の後方に立つ人物を検出してもよい。
In this example, the
また、ドア制御部14は、ステレオカメラの原理を利用して、右サイドカメラ1aの撮像画像及び左サイドカメラ1bの撮像画像から人物の距離を測定してもよい。
Moreover, the
なお本例において、測定距離が後部ドア3の最大可動距離(Lmax)より短い場合には、ドア制御部14は、後部ドア3を開いたが、後部ドア3を開かないようにすることで、測定距離で示される範囲で後部ドア3の動作を制御してもよい。
In this example, when the measurement distance is shorter than the maximum movable distance (L max ) of the
また本例において、コントローラ10は、ユーザの所有するキー(鍵)と無線通信で交信を行い、認証できた場合に、人物検出部12による人物検出及びドア制御部14による後部ドア3の制御を行うようにしてもよい。
Moreover, in this example, the
また、本例において、後部ドア3の可動距離の始点は、車両の後方の端部の一例として、リアバンパとした。他の例として、後部ドア3の可動距離の始点は、例えば、閉じた状態の後部ドア3の先端部分としてもよく、あるいは、後部ドア3の車外側の側面にしてもよい。
In this example, the starting point of the movable distance of the
上記のリアカメラ1cが本発明の「撮像手段」に相当し、人物検出部12が本発明の「人物検出手段」に相当し、メモリ13が本発明の「記録手段」に相当し、ドア制御部14が「動作制御手段」に相当し、画像制御部11が本発明の「ディスプレイ制御手段」に相当する。
The
1a…右サイドカメラ
1b…左サイドカメラ
1c…リアカメラ
1d…バックカメラ
2a…右ディスプレイ
2b…左ディスプレイ
2c…中央ディスプレイ
3…後部ドア
10…コントローラ
11…画像制御部
12…人物検出部
13…メモリ
14…ドア制御部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記撮像手段の撮像画像に基づき人物を検出する人物検出手段と、
前記人物検出手段により検出された前記人物と前記自車両との間の距離に応じて、前記自車両の後部に設けられたドアの動作を制御する動作制御手段とを備える
ことを特徴とする車両ドア動作装置。 An imaging means provided in the host vehicle for imaging the rear of the host vehicle;
Person detecting means for detecting a person based on a captured image of the imaging means;
A vehicle comprising: an operation control unit configured to control an operation of a door provided at a rear portion of the own vehicle according to a distance between the person detected by the person detecting unit and the own vehicle. Door operating device.
前記人物検出手段は、
前記撮像画像から人の顔を認識することで、前記人物を検出し、
前記動作制御手段は、
前記自車両と前記人物との間の距離を測定し、
測定された測定距離と、前記ドアの可動距離との比較結果に応じて、前記ドアの動作を制御する
ことを特徴とする車両ドア動作装置。 The vehicle door operating device according to claim 1,
The person detecting means is
By recognizing a person's face from the captured image, the person is detected,
The operation control means includes
Measure the distance between the vehicle and the person,
A vehicle door operation device that controls the operation of the door according to a comparison result between the measured measurement distance and the movable distance of the door.
前記動作制御手段は、
前記測定距離が前記ドアの最大可動距離より長い場合には、前記最大可動距離で示される範囲で前記ドアの動作を制御する
ことを特徴とする車両ドア動作装置。 The vehicle door operating device according to claim 2,
The operation control means includes
When the measurement distance is longer than the maximum movable distance of the door, the operation of the door is controlled within a range indicated by the maximum movable distance.
前記動作制御手段は、
前記測定距離が前記ドアの最大可動距離より短い場合には、前記ドアを前記測定距離で示される範囲で前記ドアの動作を制御する
ことを特徴とする車両ドア動作装置。 In the vehicle door operation device according to claim 2 or 3,
The operation control means includes
When the measurement distance is shorter than the maximum movable distance of the door, the operation of the door is controlled within a range indicated by the measurement distance.
前記人物の情報を記録する記録手段をさらに備え、
前記人物検出手段は、
検出された前記人物が前記記録手段に記録された人物であるか否かを判定し、
前記動作制御手段は、
前記人物検出手段により、検出された前記人物が前記記録手段に記録された人物であると判定された場合に、前記ドアの動作を許可する
ことを特徴とする車両ドア動作装置。 In the vehicle door operation device according to any one of claims 1 to 4,
It further comprises recording means for recording the person information,
The person detecting means is
Determining whether the detected person is a person recorded in the recording means;
The operation control means includes
The vehicle door operation device according to claim 1, wherein the operation of the door is permitted when the person detection unit determines that the detected person is a person recorded in the recording unit.
前記撮像手段により撮像された撮像画像を表示するディスプレイと、
前記表示手段により表示される表示画像を生成し、前記表示手段を制御するディスプレイ制御手段とをさらに備え、
前記撮像手段は、
第1カメラと、
前記第1カメラの撮像範囲よりも遠方を撮像し、かつ、地表に対して前記第1カメラよりも高い位置に設けられた第2カメラとを有し、
前記ディスプレイ制御手段は、
前記第1カメラの撮像画像から前記自車両の近傍を表示する表示画面を生成し、
前記第2カメラの撮像画像から前記自車両の遠方を表示する表示画面を生成し、
前記人物検出手段は、
前記第2カメラの撮像画像に基づき人物を検出する
ことを特徴とする車両ドア動作装置。 In the vehicle door operation device according to any one of claims 1 to 5,
A display for displaying a captured image captured by the imaging means;
A display control means for generating a display image displayed by the display means and controlling the display means;
The imaging means includes
A first camera;
Having a second camera that images farther than the imaging range of the first camera and that is provided at a position higher than the first camera with respect to the ground surface;
The display control means includes
Generate a display screen that displays the vicinity of the host vehicle from the captured image of the first camera,
Generate a display screen that displays the distance of the host vehicle from the captured image of the second camera,
The person detecting means is
A vehicle door operation device that detects a person based on a captured image of the second camera.
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- 2013-07-04 JP JP2013140614A patent/JP2015014119A/en active Pending
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