JP2015010031A - 光ファイバ巻き取り用の光ファイバ端末固定具および光ファイバ巻き取り方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円盤状基体からなり、その円盤状基体の盤面には、ボビン外側の鍔部との間でファイバの端末部分を挟む挟持面を有し、円盤状基体における盤面の外周側の一部に、ボビンに向かって突出する隆起部が形成されている固定具。巻き取り方法として、ファイバの巻始め側端末部分を、固定具の挟持面とボビンの外側鍔部との間に挟んで固定するとともに、ファイバの一部を、隆起部によりボビン側に押しやり、固定具とボビンとを一体に回転させて、ファイバを、鍔部を乗り越えさせ、巻取部に巻き取る。
【選択図】図9
Description
すなわち、大径の第2の鍔部(中間鍔部)25Bの外周側に位置する横移動部材15を矢印26の方向へ移動させて光ファイバ11を押したとしても、光ファイバ11が第2の鍔部25Bを乗り越えて移行し得る状態(第2の鍔部25Bに対する角度が一定以上となる状態)となる前に、光ファイバ11が、第2の鍔部25の角部に当接(図26中の丸囲い部分24において当接)してしまって、小径の第1の鍔部25と大径の第2の鍔部25Bとの間では、光ファイバ11がそれより先へは動けなくなって、外側の第1の鍔部25Aと中間の第2の鍔部25Bとの間の幅狭巻取部21に光ファイバ11を落とし込むことができなくなるためである。
巻取機の回転軸に装着されて、光ファイバ巻き取り用ボビンの外側の第1の鍔部との間で、巻き取るべき光ファイバの巻き始め側の端末部分を挟持し、その端末部分を固定するための光ファイバ巻き取り用の光ファイバ端末固定具であって、かつ前記第1の鍔部の外周縁部の一部にファイバ導入溝が形成された光ファイバ巻き取り用ボビンと組合わせて使用するための光ファイバ端末固定具において、
全体として円盤状をなす基体からなり、
かつ前記円盤状基体の盤面には、ボビンの前記第1の鍔部との間で光ファイバの端末部分を挟む挟持面を有し、
さらに前記円盤状基体におけるボビン側の盤面の外周側の一部には、ボビンに向かって突出して、少なくとも一部が前記ファイバ導入溝内に挿入される隆起部が形成されていることを特徴とするものである。
前記円盤状基体における中心軸線位置から前記隆起部における前記中心軸線位置側の立ち上がり基端までの距離が、前記ボビンにおける第1の鍔部の半径より小さく、かつボビンの中心軸線位置から前記ファイバ導入溝の底部までの距離より大きく定められ、さらに前記円盤状基体の周方向への前記隆起部の長さが、第1の鍔部の周方向へのファイバ導入溝の長さより小さく定められているものである。
前記円盤状基体の半径方向における前記隆起部の断面形状が、略三角形状とされていることを特徴とするものである。
前記第1〜第3のいずれかの態様の光ファイバ端末固定具と、前記第1の鍔部とその第1の鍔部の隣の第2の鍔部との間に前記第1の巻取部が区画形成されかつ前記第1の鍔部の外周縁部の一部にファイバ導入溝が形成されたボビンとを用い、
光ファイバの巻き始め側の端末部分を、前記光ファイバ端末固定具の挟持面と前記ボビンの前記第1の鍔部との間に挟んで固定するとともに、光ファイバの一部を、前記隆起部によってボビン側に押しやり、続いて前記光ファイバ端末固定具とボビンとを一体に回転させて、光ファイバの一部を、前記光ファイバ端末固定具の隆起部の外面と前記第1の鍔部の光ファイバ導入溝の内側縁面との間の隙間を通って第1の鍔部の内側の第1の巻取部に導入させ、第1の巻取部に光ファイバを巻き取ることを特徴とするものである。
前記第1〜第3のいずれかの態様の光ファイバ端末固定具と、前記第1の鍔部とその第1の鍔部の隣の第2の鍔部との間に前記第1の巻取部が区画形成されかつ前記第1の鍔部の外周縁部の一部にファイバ導入溝が形成されたボビンとを用い、
光ファイバの巻き始め側の端末部分を、前記光ファイバ端末固定具の挟持面と前記ボビンの前記第1の鍔部との間に挟んで固定し、光ファイバ端末固定具とボビンとを一体に回転させて、光ファイバの一部を、前記光ファイバ端末固定具の隆起部の外面と前記第1の鍔部の光ファイバ導入溝の内側縁面との間の隙間に落とし込むことにより、前記第1の鍔部の内側の第1の巻取部に導入させ、第1の巻取部に光ファイバを巻き取ることを特徴とするものである。
前記ボビンおよび前記光ファイバ端末固定具の各部位の寸法を、
A:ボビンの第1の巻取部の幅、
B:ボビンの前記第1の鍔部の厚み、
C1:ボビンの前記第1の鍔部の高さ、
C2:ボビンの前記第1の鍔部の導入溝の深さ、
R:導入溝の側縁が面取りされている場合の面取り部分の曲率半径(但しR=0を含む)、
D:光ファイバ端末固定具における前記挟持面の延長面から前記隆起部の頂部までの高さ、
E:ボビンおよび光ファイバ端末固定具の半径方向における、ボビンの前記第1の鍔部の外周縁から光ファイバ端末固定具の隆起部の頂部までの距離、
L:ボビンの回転軸と平行な方向における、前記第1の鍔部と前記第2の鍔部との間の間隔、
と定義し、次の(1)式、(2)式および(3)式が満たされるように、前記ボビンおよび前記光ファイバ端末固定具の各部位の寸法を定めておくことを特徴とするものである。
前記ボビンとして、前記第1の鍔部および第2の鍔部のほか、第3の鍔部を有し、前記第1の鍔部と第3の鍔部が回転軸線に沿った方向の両端側に形成され、前記第2の鍔部が第1の鍔部と第3の鍔部との間に形成され、かつ前記第1の鍔部と第2の鍔部との間に、前記第1の巻取部が区画形成され、第2の鍔部と第3の鍔部との間に、第2の巻取部が区画形成され、しかも前記第1の巻取部は回転軸線に沿った方向の幅が、前記第2の巻取部の回転軸線に沿った方向の幅よりも小さく定められたものを用いることを特徴とするものである。
前記ボビンとして、前記第1の鍔部の外径が前記第2の鍔部の外径よりも小さいものを用いることを特徴とするものである。
なおまた、本発明では、光ファイバ端末固定具に、巻き取り開始時における巻き取り開始補助部材の機能(例えば従来法における横移動部材の機能など)を担わせているため、別に巻き取り開始補助部材を配置するためのスペースを省くことも可能であり、したがって巻取機周辺の省スペース化にも寄与しうるとともに、巻き始め端末の固定後に改めて巻取補助部材を作動させる必要がないため、巻取部に対する巻取開始までに要する時間も短くすることができる。
図1、図2には、本発明の光ファイバ端末固定具の一例の全体構成を示す。
図1、図2において、光ファイバ端末固定具30は、例えばABS樹脂などの比較的硬質な樹脂あるいはアルミなどの金属によって、全体として円盤状をなす基体(円盤状基体)32によって構成されている。その円盤状基体32の中央部には、図示しない巻取機の回転軸を挿通させるための軸孔34が、中心軸線Oに沿って貫通形成されている。さらにその円盤状基体32の一方の盤面32Aにおける外周縁に近い部分の一部には、中心軸線Oと平行な方向に突出する隆起部36が形成されている。
このボビン20は、基本的には、図25に示したものと同様に、小径の外側鍔部(第1の鍔部)25Aと、大径の中間鍔部(第2の鍔部)25Bとの間に、中心軸線(回転軸線)Oに沿った方向への幅W1が小さい幅狭巻取部(第1の巻取部)21が形成され、中間鍔部(第2の鍔部)25Bと、大径の外側鍔部(第3の鍔部)25Cとの間に、回転軸線に沿った方向への幅W2が大きい幅広巻取部(第2の巻取部)23が形成されている。また一般のボビンと同様に、巻取機の回転軸(巻き取り軸)が挿通される軸孔27が形成されている。そして、本例のボビン20においては、幅広巻取部(第2の巻取部)23の両側の大径鍔部(第2の鍔部25Bおよび第3の鍔部25C)に、外周側から切り込まれたスリット22が形成されている。また幅広巻取部(第2の巻取部)23の両側の大径鍔部(第2の鍔部25Bおよび第3の鍔部25C)の外面側に、補強用の複数条のリブ29が設けられている。これらのリブ27は必須のものではないが、鍔部の薄肉軽量化に伴う強度低下を補うために設けることが多い。
また図6、図7に示すように、外側鍔部25Aの外周縁面25Aaから、導入溝28における前述の境界領域28Fから、側縁部28A、境界領域28D、底縁部28A、境界領域28D、側縁部28B、および境界領域28Gを経て外側鍔部25Aの外周縁面25Aaに戻る部分は、厚み方向に沿った断面で見て、その角部が曲率半径Rで面取りされている。また、外側鍔部25Aの外周縁25Aaにおける導入溝28以外の部分も、その厚み方向の断面の角部が面取りされていることが望ましい。
またボビン20の装着の前もしくは後に、巻き取るべき光ファイバ11の端末部分を、固定具30の挟持面38とボビン20の第1の鍔部25Aとの間に位置するようにセットする(垂らしこむ)。この際、本例では、光ファイバ11の一部が、固定具30の隆起部36と、ボビン20の第1の鍔部25Aの導入溝28と間に位置するように光ファイバ11を位置決めしておく(垂らし込んでおく)。
すなわち、r2<r3<r1の関係にあるため、隆起部36の基端(立ち上がり箇所)36Caは、第1の鍔部25Aの導入溝28の底部よりも外周側で、かつ第1の鍔部25Aの外周縁より内側に位置し、さらに隆起部36は第2の鍔部(中間鍔部)25Bに向かって突出(隆起)しており、そのため光ファイバ11は、隆起部36により、導入溝28を通って第2の鍔部25Bに向け押し込まれることになる。
したがって、光ファイバ11の巻き初め側端末部分を挟持・固定した際の光ファイバ11の位置と導入溝28および隆起部36の位置との関係にかかわらず、光ファイバ11の一部を、第1の鍔部25Aの内側の第1の巻取部(幅狭巻取部)21に容易に導入することができる。
各部の寸法を表す符号は、図13に示すように、以下の通りである。
A:第1の巻取部(幅狭巻取部)21の幅(=W1)。
B:第1の巻取部(幅狭巻取部)21の外側の第1の鍔部25Aの厚み。
C1:第1の巻取部(幅狭巻取部)21の外側の第1の鍔部25Aの高さ。
C2:第1の鍔部25Aに形成した導入溝28の深さ。
R:導入溝28の側縁が面取りされている場合の面取り部分の曲率半径(面取りされていない場合はR=0)。
D:固定具30の隆起部36の高さ(挟持面38の延長面から隆起部36の頂部36Aまでの高さ)。
E:ボビン20および固定具20の半径方向における、第1の巻取部21の外側の第1の鍔部25Aの外周縁から、隆起部36の頂部36Aまでの距離。
L:ボビン20の回転軸と平行な方向における、第1の鍔部25Aと第2の鍔部(中間鍔部)25Bとの間の間隔(第2の鍔部25Bの外側にリブ29が形成されている場合には、第1の鍔部25Aの内面と、図13中に示すようにリブ29を含む第2の鍔部25Bの最外面側の面との間の間隔)。
H:第2の巻取部(幅広巻取部)23の外周面からの第2の鍔部(中間鍔部)25Bの高さ。
(4)式の左辺は、図14に模式的に示しているように、挟持面38に挟持された光ファイバ11を、導入溝28の底部の挟持面38側の箇所(面取りされていない縁)から第1の鍔部25Aの外周縁の位置(第2の鍔部25Bの側の縁)との間に光ファイバ11を張った場合の傾きを表している。一方、(4)式の右辺は、図15に模式的に示しているように、挟持面38から導入溝28の底部を経て、第2の鍔部25Bの外周縁部の角(第1の鍔部25Aの側の角)に、光ファイバ11を張った場合の傾きを表している。
ここで上記(4)式の左辺が右辺より大きければ、従来例のような横移動部材(例えば図22、図23の符号15)によって光ファイバ11を第2の鍔部25Bの角に接触するまでボビン20側へ押し込めば、光ファイバ11は、導入溝28を跨いで引っ掛かることにより、巻取部21に導かれる。その時のボビン20と光ファイバ11との位置関係は、導入溝28を真上から見れば、図16に示す状況となる。
まず、光ファイバ11が導入溝28を跨いで巻取部21に導入される条件は次の(7)式(既に示した(2)式と同じ)で表される。
さらに、光ファイバの巻き始め端末を固定具30とボビン鍔側面との間に挟んで固定するだけで、光ファイバを巻取部に導入する準備が完了する。従って巻き始め端末の固定後に、改めて光ファイバを誘導するための装置を動かす必要がないため、巻取開始までに要する時間も増加しない。
実験を行った2種類のボビンA、ボビンB及び1種類の光ファイバ端末固定具の各部位の寸法を下記の表1に示す。さらにそれらの各寸法が、(1)式、(2)式、(3)式を満たすことを検証した結果を表2に示す。
Claims (8)
- 巻取機の回転軸に装着されて、光ファイバ巻き取り用ボビンの外側の第1の鍔部との間で、巻き取るべき光ファイバの巻き始め側の端末部分を挟持し、その端末部分を固定するための光ファイバ巻き取り用の光ファイバ端末固定具であって、かつ前記第1の鍔部の外周縁部の一部にファイバ導入溝が形成された光ファイバ巻き取り用ボビンと組合わせて使用するための光ファイバ端末固定具において、
全体として円盤状をなす基体からなり、
かつ前記円盤状基体の盤面には、ボビンの前記第1の鍔部との間で光ファイバの端末部分を挟む挟持面を有し、
さらに前記円盤状基体におけるボビン側の盤面の外周側の一部には、ボビンに向かって突出して、少なくとも一部が前記ファイバ導入溝内に挿入される隆起部が形成されていることを特徴とする光ファイバ巻き取り用の光ファイバ端末固定具。 - 前記円盤状基体における中心軸線位置から前記隆起部における前記中心軸線位置側の立ち上がり基端までの距離が、前記ボビンにおける第1の鍔部の半径より小さく、かつボビンの中心軸線位置から前記ファイバ導入溝の底部までの距離より大きく定められ、さらに前記隆起部における前記導入溝に挿入される部分の円盤状基体の周方向への長さが、第1の鍔部の周方向へのファイバ導入溝の長さより小さく定められている請求項1に記載の光ファイバ巻き取り用の光ファイバ端末固定具。
- 前記円盤状基体の半径方向における前記隆起部の断面形状が、略三角形状とされていることを特徴とする請求項1、請求項2のいずれかの請求項に記載の光ファイバ巻き取り用の光ファイバ端末固定具。
- 請求項1〜請求項3のいずれかの請求項に記載の光ファイバ端末固定具と、前記第1の鍔部とその第1の鍔部の隣の第2の鍔部との間に前記第1の巻取部が区画形成されかつ前記第1の鍔部の外周縁部の一部にファイバ導入溝が形成されたボビンとを用い、
光ファイバの巻き始め側の端末部分を、前記光ファイバ端末固定具の挟持面と前記ボビンの前記第1の鍔部との間に挟んで固定するとともに、光ファイバの一部を、前記隆起部によってボビン側に押しやり、続いて前記光ファイバ端末固定具とボビンとを一体に回転させて、光ファイバの一部を、前記光ファイバ端末固定具の隆起部の外面と前記第1の鍔部の光ファイバ導入溝の内側縁面との間の隙間を通って第1の鍔部の内側の第1の巻取部に導入させ、第1の巻取部に光ファイバを巻き取ることを特徴とする光ファイバ巻き取り方法。 - 請求項1〜請求項3のいずれかの請求項に記載の光ファイバ端末固定具と、前記第1の鍔部とその第1の鍔部の隣の第2の鍔部との間に前記第1の巻取部が区画形成されかつ前記第1の鍔部の外周縁部の一部にファイバ導入溝が形成されたボビンとを用い、
光ファイバの巻き始め側の端末部分を、前記光ファイバ端末固定具の挟持面と前記ボビンの前記第1の鍔部との間に挟んで固定し、光ファイバ端末固定具とボビンとを一体に回転させて、光ファイバの一部を、前記光ファイバ端末固定具の隆起部の外面と前記第1の鍔部の光ファイバ導入溝の内側縁面との間の隙間に落とし込むことにより、前記第1の鍔部の内側の第1の巻取部に導入させ、第1の巻取部に光ファイバを巻き取ることを特徴とする光ファイバ巻き取り方法。 - 前記ボビンおよび前記光ファイバ端末固定具の各部位の寸法を、
A:ボビンの第1の巻取部の幅、
B:ボビンの前記第1の鍔部の厚み、
C1:ボビンの前記第1の鍔部の高さ、
C2:ボビンの前記第1の鍔部の導入溝の深さ、
R:導入溝の側縁が面取りされている場合の面取り部分の曲率半径(但しR=0を含む)、
D:光ファイバ端末固定具における前記挟持面の延長面から前記隆起部の頂部までの高さ、
E:ボビンおよび光ファイバ端末固定具の半径方向における、ボビンの前記第1の鍔部の外周縁から光ファイバ端末固定具の隆起部の頂部までの距離、
L:ボビンの回転軸と平行な方向における、前記第1の鍔部と前記第2の鍔部との間の間隔、
と定義し、次の(1)式、(2)式および(3)式が満たされるように、前記ボビンおよび前記光ファイバ端末固定具の各部位の寸法を定めておくことを特徴とする請求項4もしくは請求項5に記載の光ファイバ巻き取り方法。
- 前記ボビンとして、前記第1の鍔部および第2の鍔部のほか、第3の鍔部を有し、前記第1の鍔部と第3の鍔部が回転軸線に沿った方向の両端側に形成され、前記第2の鍔部が第1の鍔部と第3の鍔部との間に形成され、かつ前記第1の鍔部と第2の鍔部との間に、前記第1の巻取部が区画形成され、第2の鍔部と第3の鍔部との間に、第2の巻取部が区画形成され、しかも前記第1の巻取部は回転軸線に沿った方向の幅が、前記第2の巻取部の回転軸線に沿った方向の幅よりも小さく定められたものを用いることを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれかの請求項に記載の光ファイバ巻き取り方法。
- 前記ボビンとして、前記第1の鍔部の外径が前記第2の鍔部の外径よりも小さいものを用いることを特徴とする請求項7に記載の光ファイバ巻き取り方法。
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