JP2015001609A - 制御装置、および記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】画角内の複数の被写体にフォーカスを合わせて撮像することが可能な制御装置、および記憶媒体を提供する。【解決手段】撮像された画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせるよう制御するフォーカス制御部と、ユーザからのトリガに応じて、前記フォーカス制御部が前記複数の被写体に順にフォーカスを合わせて撮像した画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御部と、を備える、制御装置。【選択図】図1
Description
本開示は、制御装置、および記憶媒体に関する。
近年普及しているデジタルカメラには、被写体との距離を測定し、撮影レンズの焦点調整を自動的に行う機能が搭載されている。具体的には、例えば被写体に向けて赤外光を投光し、その反射光を受光して被写体までの距離を測るいわゆるアクティブ方式の測距装置が搭載されている。
このような被写体との距離に応じて撮影レンズの焦点調整を自動的に行うデジタルカメラの技術に関し、例えば下記特許文献1が提案されている。
下記特許文献1では、被写体が無限遠にあると誤判定された場合でも、無限遠の焦点深度を犠牲にせず、かつ、有限距離の被写体のボケを極力犠牲にしない撮影を行うことができるカメラが開示されている。また、下記特許文献1のカメラは、投射された光が被写体に当たらず、反射光が受光できずに無限遠の被写体と誤測距されてピントがボケてしまうことを防止することができる。
しかしながら、上記特許文献1では、撮影対象範囲(画角内)にある一の被写体(オブジェクト)との距離に応じてピント(フォーカス)を合わせているが、複数の被写体それぞれに自動的にピントを合わせて撮影する点については何ら考慮されていない。
そこで、本開示では、画角内の複数の被写体にフォーカスを合わせて撮像することが可能な、新規かつ改良された制御装置、および記憶媒体を提案する。
本開示によれば、撮像された画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせるよう制御するフォーカス制御部と、ユーザからのトリガに応じて、前記フォーカス制御部が前記複数の被写体に順にフォーカスを合わせて撮像した画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御部と、を備える、制御装置を提案する。
本開示によれば、コンピュータを、撮像された画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせるよう制御するフォーカス制御部と、ユーザからのトリガに応じて、前記フォーカス制御部が前記複数の被写体に順にフォーカスを合わせて撮像した画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御部と、として実行させるためのプログラムが記憶された、記憶媒体を提案する。
以上説明したように本開示によれば、画角内の複数の被写体にフォーカスを合わせて撮像することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態による撮影制御システムの概要
2.基本構成
2−1.デジタルカメラの構成
2−2.サーバの構成
3.動作処理
4.他の実施形態
4−1.他のフォーカス制御例
4−2.デジタルカメラ単体の構成
5.まとめ
1.本開示の一実施形態による撮影制御システムの概要
2.基本構成
2−1.デジタルカメラの構成
2−2.サーバの構成
3.動作処理
4.他の実施形態
4−1.他のフォーカス制御例
4−2.デジタルカメラ単体の構成
5.まとめ
<<1.本開示の一実施形態による撮影制御システムの概要>>
まず、本開示の一実施形態による撮影制御システムの概要について、図1を参照して説明する。
まず、本開示の一実施形態による撮影制御システムの概要について、図1を参照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態による撮影制御システムの概要を説明するための図である。図1に示すように、本実施形態による撮影制御システムは、デジタルカメラ1(本開示による制御装置)と、サーバ2を含み、デジタルカメラ1とサーバ2は、無線/有線接続し、データの送受信を行う。具体的には、例えばデジタルカメラ1が、無線LAN(Local Area Network)、Wi−Fi(登録商標)等の無線通信、または有線通信によりネットワークに接続し、ネットワーク上のサーバ2と接続してデータの送受信を行う。
デジタルカメラ1は、図1に示すようにデジタルカメラ1を形成する筐体の1面に表示部18を有し、表示部18が設けられている面と対向する側の面(不図示)には、撮像レンズやフラッシュが設けられている。表示部18は、タッチセンサ13a(操作入力部13の一例)が積層されたタッチパネルディスプレイであってもよく、表示画面に対するユーザ操作が検出される。
また、デジタルカメラ1の上面には、図1に示すように、シャッターボタン13bや、ズームレバー13c、電源ON/OFFボタン(不図示)が設けられている。
さらに、図1に示すように、表示部18の横には、メニューボタンや再生ボタン、決定ボタン、削除ボタン、モード切替ボタン等を含む各種操作ボタン13dが設けられている。モード切替ボタンは、マニュアル撮影モード、オート撮影モード、パノラマ撮影モード、ビデオ撮影モード等といった撮影モードの切り替えを行うためのボタンである。再生ボタンは、デジタルカメラ1に記憶されている撮像画像を表示部18に再生するためのボタンである。
ユーザは、デジタルカメラ1の電源をONにして、所定の撮影モードを設定すると、デジタルカメラ1の撮像レンズを、被写体に向ける。デジタルカメラ1は、撮像レンズで集光してCCD等の撮像素子で受光することにより逐次撮像される被写体像のデジタルデータであるスルー画像Pを、表示部18に継続的に(リアルタイムで)表示する。ユーザは、このように表示部18に表示されるスルー画像Pを見ながらフレーミングの状態を確認し、任意のタイミングでシャッターボタン13bを押下して撮影操作を行う。
ここで、通常、画角内の被写体にピント(フォーカス)を合わせる場合、ユーザは、スルー画像Pの中央(または表示部18に表示されるフォーカスマークに)に被写体が写るようデジタルカメラ1を動かしてフレーミングを調整し、シャッターボタン13bを半押ししてオートフォーカスを作動させる。デジタルカメラ1は、シャッターボタン13bが半押しされると、被写体との距離(撮影距離または被写体距離とも称す)を測定し、撮影距離に応じて撮像レンズの焦点距離を調整することで被写体にピントを合わせる。または、ユーザは、スルー画像Pに映る被写体をタップすることで任意の被写体にピントを合わせることも可能である。デジタルカメラ1は、タップされた位置に写る被写体との距離を測定し、撮影距離に応じて撮像レンズの焦点距離を調整することで被写体にピントを合わせる。
しかしながら、上述した通常の制御方法では、スルー画像P内の複数の被写体S1、S2、S3、S4のうち、いずれか一の被写体にしかピント(フォーカス)を合わせられず、他の被写体はボケてしまっていた。
そこで、本開示による撮影制御システムでは、画角内の複数の被写体にフォーカスを合わせてそれぞれ撮像し、各被写体にフォーカスが合った複数の撮影画像を取得し、これら複数の撮影画像を合成して画角内の複数の被写体にフォーカスがあった撮影画像を提供する。これにより、デジタルカメラ1の利便性をさらに向上させることが可能となる。
具体的には、デジタルカメラ1は、シャッターボタン13bの押下をトリガとして、画角内の複数の被写体S1〜S4にフォーカス(ピント)を合わせてそれぞれ撮像し、各被写体にフォーカスが合った複数の撮影画像を取得する。そして、デジタルカメラ1は、これらの複数の撮影画像をサーバ2に送信し、サーバ2において、画角内の複数の被写体にフォーカスがあった撮影画像が合成される。合成された撮影画像は、再びデジタルカメラ1に送信されて表示部18を介してユーザに提示されてもよいし、予め登録されたネットワーク上のユーザのストレージ領域に格納されてもよい。
以上、本開示の一実施形態における撮影制御システムの概要について説明した。続いて、本実施形態による撮影制御システムに含まれるデジタルカメラ1(本開示による制御装置)とサーバ2の構成について、図2〜図5を参照して詳細に説明する。
なお、図1に示す例では、本実施形態による制御装置の一例としてデジタルカメラ1を図示したが、本実施形態による制御装置はこれに限定されず、例えばデジタルビデオカメラや、撮像機能を有する携帯電話、PHS(Personal Handy−phone System)、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)、シースルーHMD(メガネ型HMD)、またはノートPC等であってもよい。
また、図1に示すデジタルカメラ1の外観は一例であって、表示部18の大きさや配置位置、およびシャッターボタン13b、ズームレバー13c、各種操作ボタン13dの配置や有無は、図1に示す例に限定されない。例えば、表示部18が、デジタルカメラ1の1面を全て覆うよう設けられ、シャッターボタン13b、ズームレバー13c、および各種操作ボタン13dの機能は、表示部18の画面上に表示されるボタン画像により実現されてもよい。
<<2.基本構成>>
<2−1.デジタルカメラの構成>
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ1の内部構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態によるデジタルカメラ1は、CPU10、ROM11、RAM12、操作入力部13、距離情報取得部15、カメラモジュール16、撮像(撮影)画像メモリ17、表示部18、およびネットワークI/F19を有する。
<2−1.デジタルカメラの構成>
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ1の内部構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態によるデジタルカメラ1は、CPU10、ROM11、RAM12、操作入力部13、距離情報取得部15、カメラモジュール16、撮像(撮影)画像メモリ17、表示部18、およびネットワークI/F19を有する。
(操作入力部)
操作入力部13は、ユーザ操作を検出し、操作入力を受け付けるデバイスである。具体的には、操作入力部13は、表示部18に積層されるタッチセンサ13a、デジタルカメラ1の上面等に設けられるシャッターボタン13b、ズームレバー13c、各種操作ボタン13d等のユーザ操作を入力するためのデバイスにより実現される。操作入力部13は、受け付けた操作入力の情報をCPU10に供給する。なお、操作入力部13は、マイクロフォンおよび音声信号処理部(不図示)により実現されてもよい。マイクロフォンおよび音声信号処理部が設けられることにより、ユーザによる音声入力が可能となる。
操作入力部13は、ユーザ操作を検出し、操作入力を受け付けるデバイスである。具体的には、操作入力部13は、表示部18に積層されるタッチセンサ13a、デジタルカメラ1の上面等に設けられるシャッターボタン13b、ズームレバー13c、各種操作ボタン13d等のユーザ操作を入力するためのデバイスにより実現される。操作入力部13は、受け付けた操作入力の情報をCPU10に供給する。なお、操作入力部13は、マイクロフォンおよび音声信号処理部(不図示)により実現されてもよい。マイクロフォンおよび音声信号処理部が設けられることにより、ユーザによる音声入力が可能となる。
(カメラモジュール)
カメラモジュール16(撮像部)は、撮像レンズを含む撮像光学系、撮像素子、および画像信号処理部を含む。撮像素子は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージャやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージャにより実現される。画像信号処理部は、ノイズ除去、階調補正、色補正、歪み補正、ぶれ補正、画像の圧縮伸長等を行うことができる。
カメラモジュール16(撮像部)は、撮像レンズを含む撮像光学系、撮像素子、および画像信号処理部を含む。撮像素子は、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージャやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージャにより実現される。画像信号処理部は、ノイズ除去、階調補正、色補正、歪み補正、ぶれ補正、画像の圧縮伸長等を行うことができる。
カメラモジュール16は、CPU10の制御に従って、複数の被写体にそれぞれピントを合わせた複数の撮像画像を取得する。被写体にピントを合わせる際は、距離情報取得部15により取得された距離情報(被写体情報)が用いられる。
(距離情報取得部)
距離情報取得部15は、カメラモジュール16(撮像部)と被写体との距離(被写体距離)を示す距離情報を取得する機能を有する。具体的には、例えば距離情報取得部15は、被写体に赤外線や超音波等を照射し、被写体からの反射波が戻るまでの時間や照射角度により距離を算出するアクティブ方式、赤外線等を用いずにレンズで捉えた画像を利用したパッシブ方式、または両方式の併用により、被写体距離を取得する。なお距離情報取得部15は、撮像画像中の被写体(オブジェクト)毎に被写体距離を取得してもよいし、撮像画像中の画素毎に被写体距離を取得してもよい。
距離情報取得部15は、カメラモジュール16(撮像部)と被写体との距離(被写体距離)を示す距離情報を取得する機能を有する。具体的には、例えば距離情報取得部15は、被写体に赤外線や超音波等を照射し、被写体からの反射波が戻るまでの時間や照射角度により距離を算出するアクティブ方式、赤外線等を用いずにレンズで捉えた画像を利用したパッシブ方式、または両方式の併用により、被写体距離を取得する。なお距離情報取得部15は、撮像画像中の被写体(オブジェクト)毎に被写体距離を取得してもよいし、撮像画像中の画素毎に被写体距離を取得してもよい。
(撮像画像メモリ)
撮像画像メモリ17は、所定のデータを記憶する記憶媒体であって、例えばカード型メモリなどのフラッシュメモリにより実現される。また、撮像画像メモリ17は、CPU10の制御に従って、カメラモジュール16により撮像された撮像画像を記憶したり、距離情報取得部15により取得された、撮像画像内の複数の被写体のそれぞれの被写体距離を各被写体(撮像画像中の各被写体の座標位置)と対応付けて記憶したりする。また、撮像画像メモリ17は、撮像画像中の画素毎に被写体距離を記憶してもよい。
撮像画像メモリ17は、所定のデータを記憶する記憶媒体であって、例えばカード型メモリなどのフラッシュメモリにより実現される。また、撮像画像メモリ17は、CPU10の制御に従って、カメラモジュール16により撮像された撮像画像を記憶したり、距離情報取得部15により取得された、撮像画像内の複数の被写体のそれぞれの被写体距離を各被写体(撮像画像中の各被写体の座標位置)と対応付けて記憶したりする。また、撮像画像メモリ17は、撮像画像中の画素毎に被写体距離を記憶してもよい。
(表示部18)
表示部18は、デジタルカメラ1からユーザへの出力情報を再生するデバイスである。表示部18は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)またはOLED(Organic Light−Emitting Diode)等により実現される。
表示部18は、デジタルカメラ1からユーザへの出力情報を再生するデバイスである。表示部18は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)またはOLED(Organic Light−Emitting Diode)等により実現される。
(ネットワークI/F)
ネットワークI/F19は、無線/有線によりネットワークに接続するためのインタフェースである。具体的には、例えばネットワークI/F19は、無線LANまたはWi−Fi(登録商標)等により、アクセスポイントを介してネットワーク(クラウド)に接続する。また、ネットワークI/F19は、CPU10の制御にしたがって、カメラモジュール16で撮像された、複数の被写体にそれぞれピントが合った複数の撮像画像を、ネットワーク上のサーバ2に送信する。
ネットワークI/F19は、無線/有線によりネットワークに接続するためのインタフェースである。具体的には、例えばネットワークI/F19は、無線LANまたはWi−Fi(登録商標)等により、アクセスポイントを介してネットワーク(クラウド)に接続する。また、ネットワークI/F19は、CPU10の制御にしたがって、カメラモジュール16で撮像された、複数の被写体にそれぞれピントが合った複数の撮像画像を、ネットワーク上のサーバ2に送信する。
(CPU、ROM、RAM)
CPU(Central Processing Unit)10は、デジタルカメラ1の各構成を制御する。CPU10は、例えばマイクロプロセッサにより実現される。また、ROM(Read Only Memory)は、CPU10が上記各機能を実行するためのプログラムを記憶する。RAM(Random Access Memory)は、CPU10が上記各機能を実行する際にワークエリアとして利用される。
CPU(Central Processing Unit)10は、デジタルカメラ1の各構成を制御する。CPU10は、例えばマイクロプロセッサにより実現される。また、ROM(Read Only Memory)は、CPU10が上記各機能を実行するためのプログラムを記憶する。RAM(Random Access Memory)は、CPU10が上記各機能を実行する際にワークエリアとして利用される。
ここで、本実施形態によるCPU10の具体的な機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態によるCPU10−1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施形態によるCPU10−1は、認識部110、フォーカス制御部120、撮像制御部130、および記録制御部140を有する。
認識部110は、カメラモジュール16により撮像された画像内(例えばスルー画像内)から複数の被写体(以下、オブジェクトとも称す)を認識する。オブジェクトの認識は、例えば画像解析(特徴点、輪郭、色、形の抽出、顔認識、静物のパターン認識等)により行われる。これにより、認識部110は、例えば図1に示すスルー画像を解析して、複数のオブジェクト(被写体S1〜S4)を認識することができる。
また、認識部110は、各オブジェクトが動くもの(移動可能)であるか否かを判断し、判断結果をオブジェクトの認識結果に含めてもよい。各オブジェクトが動くものであるか否かは、例えば予め登録された物体のモデルデータベース(不図示)を参照して判断してもよい。モデルデータベースには、各物体の特徴(色や形等)と、その物体が動くものであるか否かの情報が含まれる。認識部110は、例えばスルー画像Pの画像解析によって抽出した被写体S1(オブジェクト)の形、大きさ、色等に基づいてモデルデータベースを参照し、被写体S1(オブジェクト)が人であること、また、動くもの(移動可能)であることが分かる。なお、認識部110は、人物や人物の顔を動くもの(移動可能)として判断する他、顔の各パーツ(鼻、口、眼、眉等)をオブジェクトとして認識し、それぞれが移動可能か否かを判断してもよい。例えば、眼にフォーカスする場合、眼は動くものと判断され、鼻にフォーカスする場合、鼻は動かないものと判断される。
認識部110は、認識結果をフォーカス制御部120および撮像制御部130に出力する。
フォーカス制御部120は、撮像された画像内の複数の被写体(オブジェクト)に順にフォーカス(ピント)を合わせるようカメラモジュール16を制御する。具体的には、フォーカス制御部120は、認識部110により認識された複数のオブジェクト(被写体S1〜S4)に順にフォーカス(ピント)を合わせる。ここで、ピントを合わせる順は特に限定されず、例えばランダムであってもよい。
撮像制御部130は、フォーカス制御部120によりオブジェクトにピントを合わせたことが通知されると、撮像を行うようカメラモジュール16を制御する。また、この際、撮像制御部130は、認識部110から出力された、オブジェクトが動くものであるか否かを示す認識結果に応じて、シャッタースピードの設定を制御する。例えば、撮像制御部130は、オブジェクトが動くもの(移動可能)である場合、細部をブレることなく撮影するか、軌跡を撮影するかに応じて、シャッタースピードの速度を設定する。例えば、走っている人の表情を撮影する場合は、細部をブレることなく、表情が分かるように撮影することが望まれる。一方、花火や車のヘッドライト(テールランプ)などを撮影する場合は、光の軌跡を写して躍動感が伝わるように撮影することが望まれる。そこで、撮像制御部130は、動く(移動する)オブジェクトの細部を撮影する場合は高速シャッターに設定し、動く(移動する)オブジェクトの軌跡を撮影する場合に低速シャッターを設定する。
なお、撮像制御部130は、シャッター速度の設定の他、自動露出、絞り等の他の撮像パラメータ設定を行ってもよい。
また、記録制御部140は、ユーザからのトリガ(例えばシャッターボタン13bの押下)に応じて、フォーカス制御部120により複数の被写体に順にフォーカスが合わせられて撮像制御部130によりそれぞれ撮像された複数の撮像画像を、所定の記憶媒体に記録するように制御する。本実施形態において、所定の記憶媒体とは、少なくとも合成処理機能を有するサーバ2の記憶媒体(図6に示す撮像画像DB24)を示す。記録制御部140は、ネットワークI/F19からネットワークを介してサーバ2に複数の撮像画像を送信し、サーバ2の記憶媒体(図6に示す撮像画像DB24)に記録させるよう制御する。また、地下などのネットワークに接続されていない状況においてサーバ2の記憶媒体に撮像画像を記憶させることができない場合を考慮し、記録制御部140が撮像画像を記憶させる記憶媒体に、デジタルカメラ1内蔵の記憶媒体を含めてもよい。ここで、図4を参照して、本実施形態による複数の被写体に順にフォーカスが合わせられて撮像される画像について説明する。
記録制御部140は、ユーザからのトリガに応じて、例えば図4上に示すように、まず被写体(オブジェクト)S1にフォーカスが合わせられ、他の被写体(オブジェクト)S2〜S4がボケている状態で撮像された撮像画像P1を記録する。次いで、記録制御部140は、図4中に示すように、被写体(オブジェクト)S2にフォーカスが合わせられ、他の被写体(オブジェクト)S1、S3、S4がボケている状態で撮像された撮像画像P2を記録する。次に、記録制御部140は、図4下に示すように、被写体(オブジェクト)S4にフォーカスが合わせられ、他の被写体(オブジェクト)S1〜S3がボケている状態で撮像された撮像画像P3を記録する。このように、記録制御部140は、ユーザからのトリガ(例えばシャッターボタン13bの押下)に応じて、複数のオブジェクトに順にフォーカスが合わせられて撮像される複数の撮像画像を、サーバ2の記憶媒体(図6に示す撮像画像DB24)に記録するよう制御する。
また、記録制御部140は、さらに距離情報取得部15により取得された距離情報を各オブジェクトに対応づけて所定の記憶媒体に記録させてもよい。具体的には、記録制御部140は、認識部110により認識された複数の被写体S1〜S4それぞれの距離情報を、各被写体S1〜S4(または各被写体S1〜S4の座標位置)に対応付けて記録する。
また、記録制御部140は、複数のオブジェクトのうちの一のオブジェクトにフォーカスして撮像された画像を第1のオブジェクト階層画像とし、当該第1のオブジェクト階層画像の一部を所定量ズームして撮像した画像を第2のオブジェクト階層画像として所定の記憶媒体に記録させてもよい。ここで、図5を参照して、本実施形態によるオブジェクト階層画像について説明する。
図5左に示すように、例えば記録制御部140は、被写体(オブジェクト)S5にフォーカスが合わせられ、他の被写体(オブジェクト)S1〜S4がボケている状態で撮像された撮像画像P5を第1のオブジェクト階層画像として記録させる。そして、記録制御部140は、被写体(オブジェクト)S5を所定量拡大ズームして、図5右に示すように、木として認識されていた被写体S5の枝や葉を認識できる程度の解像度で撮像された撮像画像P6を第2のオブジェクト階層画像として記録させる。第2のオブジェクト階層画像(枝や葉がオブジェクトとしても認識され得る解像度レベル)は、第1のオブジェクト階層画像(木がオブジェクトとして認識され得る解像度レベル)の下位階層として位置付けられる。なお、通常、ズームは画角のセンターを中心に行われるところ、本実施形態によるカメラモジュール16の撮像レンズが独立可動方式(独立して撮像方向を変更可能)である場合、被写体S5が画角のセンターに位置するよう撮像レンズの向きが制御されズーム撮影が行われる。若しくは、撮像制御部130の撮像レンズが複数から成る構造の場合、被写体S5が画角のセンターに位置する撮像レンズで光学的にズーム撮影が行われる。また、撮像レンズが複数から成る場合、上記第1のオブジェクト階層画像は、複数の撮像レンズにより撮像された複数の撮像画像を合成して生成される。
このように、本実施形態では、遠方の(被写体距離が長い)オブジェクトに対して予め拡大ズームを行って撮像し、記憶しておくことで、撮像画像(具体的には当該オブジェクトが抽出され合成された画像)の閲覧時にユーザが拡大表示した際、解像度が高い画像を提供することができる。ズーム量は特に限定しないが、例えばオブジェクトを階層化することができるよう、最初のオブジェクトが山であれば山に含まれる各々の木を認識できる解像度までズームし、さらに、木に含まれる葉や枝を認識できる解像度までズームしてもよい。
以上、本実施形態によるデジタルカメラ1の構成について詳細に説明した。続いて、本実施形態によるサーバ2の構成について図6を参照して説明する。
<2−2.サーバの構成>
図6は、本実施形態によるサーバ2の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、サーバ2は、主制御部20、通信部22、および撮像画像DB24を有する。
図6は、本実施形態によるサーバ2の構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、サーバ2は、主制御部20、通信部22、および撮像画像DB24を有する。
(主制御部)
主制御部20は、サーバ2の各構成を制御する。主制御部20は、例えばマイクロプロセッサにより実現される。また、本実施形態による主制御部20は、図6に示すように、通信制御部210、記録制御部220、および合成部230として機能する。
主制御部20は、サーバ2の各構成を制御する。主制御部20は、例えばマイクロプロセッサにより実現される。また、本実施形態による主制御部20は、図6に示すように、通信制御部210、記録制御部220、および合成部230として機能する。
・通信制御部
通信制御部210は、通信部22による外部装置とのデータの送受信を制御する。具体的には、例えば通信制御部210は、合成部230により合成された画像を、通信部22からデジタルカメラ1に送信するよう制御する。
通信制御部210は、通信部22による外部装置とのデータの送受信を制御する。具体的には、例えば通信制御部210は、合成部230により合成された画像を、通信部22からデジタルカメラ1に送信するよう制御する。
・記録制御部
記録制御部220は、通信部22がデジタルカメラ1から受信した撮像画像(具体的には、複数の被写体にそれぞれフォーカスが合った複数の撮像画像)を、撮像画像DB24に記録するよう制御する。また、記録制御部220は、合成部230により合成された画像を撮像画像DB24に記録させてもよい。この際、記録制御部220は、合成された画像に含まれる、フォーカスが合った複数の被写体(オブジェクト)に、各被写体の距離情報を対応付けて記録させる。
記録制御部220は、通信部22がデジタルカメラ1から受信した撮像画像(具体的には、複数の被写体にそれぞれフォーカスが合った複数の撮像画像)を、撮像画像DB24に記録するよう制御する。また、記録制御部220は、合成部230により合成された画像を撮像画像DB24に記録させてもよい。この際、記録制御部220は、合成された画像に含まれる、フォーカスが合った複数の被写体(オブジェクト)に、各被写体の距離情報を対応付けて記録させる。
・合成部
合成部230は、デジタルカメラ1から送信された、複数の被写体にそれぞれフォーカスが合った複数の撮像画像に基づいて、各撮像画像からフォーカスが合っている被写体を切り出して(すなわち、フォーカスが合った各オブジェクトに対応する画素を優先して)合成し、複数の被写体全てにフォーカスが合った画像を生成する。
合成部230は、デジタルカメラ1から送信された、複数の被写体にそれぞれフォーカスが合った複数の撮像画像に基づいて、各撮像画像からフォーカスが合っている被写体を切り出して(すなわち、フォーカスが合った各オブジェクトに対応する画素を優先して)合成し、複数の被写体全てにフォーカスが合った画像を生成する。
(撮像画像DB)
撮像画像DB(データベース)24は、デジタルカメラ1から送信された撮影画像や、合成部230により合成された画像を保持する記憶媒体である。また、撮像画像DB24は、主制御部20が上記各機能を実行するためのプログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)や、主制御部20が上記各機能を実行する際にワークエリアとして利用されるRAM(Random Access Memory)を含む。
撮像画像DB(データベース)24は、デジタルカメラ1から送信された撮影画像や、合成部230により合成された画像を保持する記憶媒体である。また、撮像画像DB24は、主制御部20が上記各機能を実行するためのプログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)や、主制御部20が上記各機能を実行する際にワークエリアとして利用されるRAM(Random Access Memory)を含む。
(通信部)
通信部22は、無線/有線接続により外部装置とデータの送受信を行う。具体的には、例えば通信部22は、有線通信によりネットワークに接続し、ネットワークを介してデジタルカメラ1とデータの送受信を行う。
通信部22は、無線/有線接続により外部装置とデータの送受信を行う。具体的には、例えば通信部22は、有線通信によりネットワークに接続し、ネットワークを介してデジタルカメラ1とデータの送受信を行う。
以上、本実施形態によるサーバ2の構成について詳細に説明した。続いて、本実施形態による撮影制御システムの動作処理について、図7を参照して具体的に説明する。
<<3.動作処理>>
図7は、本実施形態による撮影制御システムの動作処理を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、ステップS103において、デジタルカメラ1は、スルー撮像を開始する。
図7は、本実施形態による撮影制御システムの動作処理を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、ステップS103において、デジタルカメラ1は、スルー撮像を開始する。
次に、ステップS106において、デジタルカメラ1の認識部110は、スルー撮像された撮像画像(スルー画像)内からオブジェクトを認識する。
次いで、ステップS109において、フォーカス制御部120は、認識部110により認識された複数のオブジェクトのうち一のオブジェクトにフォーカスを合せるようカメラモジュール16の撮像レンズを動かし、焦点距離を調整する。この際、距離情報取得部15により取得された距離情報(カメラモジュール16とオブジェクトとの被写体距離)が用いられる。
オブジェクトにフォーカスできた場合(ステップS112/Yes)、ステップS115において、撮像制御部130は、認識部110から出力された、対象のオブジェクトが動くもの(移動可能)であるか否かが示された判断結果を取得する。
オブジェクトが移動可能である場合(ステップS115/Yes)、撮像制御部130は、どのような撮影を行うかに応じたシャッター速度の設定の制御を行う。具体的には、上述したように、動く(移動する)オブジェクトの細部を撮影する場合は高速シャッターに設定し、動く(移動する)オブジェクトの軌跡を撮影する場合は低速シャッターを設定する。
一方、オブジェクトが移動不可能である場合または認識部110から何ら判断結果が出力されなかった(移動可能か否か不明)場合(ステップS115/No)、撮像制御部130によるシャッター速度の制御は行われない。
次に、ステップS121において、撮像制御部130は、カメラモジュール16を制御して撮像を実行する。これにより、複数のオブジェクトのうち一のオブジェクトにフォーカスが合った撮像画像が取得される。また、記録制御部140は、当該撮像画像を、ネットワーク上のサーバ2の記憶媒体(撮像画像DB24)に記録させるためにネットワークI/F19から送信するよう制御する。なお、ここでは、一例としてデジタルカメラ1からサーバ2に当該撮像画像を送信しているが、本実施形態はこれに限定されない。例えばデジタルカメラ1側で、当該撮像画像からピントが合っている被写体領域の画像を切り出して(フォーカスが合ったオブジェクトに対応する画素を優先して)、切り出した画像をサーバ2に送信してもよい。
続いて、オブジェクトの拡大撮影を行う場合(ステップS124/Yes)、撮像制御部130は、オブジェクトの一部を拡大ズームして撮像を行う(図5参照)。この場合、記録制御部140は、ズーム前の撮像画像(上記S121で撮像された撮像画像)を第1のオブジェクト階層画像とし、ズーム後の当該撮像画像を第2のオブジェクト階層画像として記録するよう制御する。
次いで、ステップS130において、記録制御部140は、認識部110により認識された各オブジェクトの距離情報(被写体距離)を各オブジェクトに対応付けて記録するよう制御する。各オブジェクトの距離情報は、距離情報取得部15により取得される。また、記録制御部140による各オブジェクトの距離情報の記録制御は、後述するステップS133において全てのオブジェクトの撮影が終了した後に行われてもよい。
次に、ステップS133において、認識部110により認識された複数のオブジェクト全てに対してフォーカス撮影が終了したと判断されるまで、上記ステップS109〜S130が繰り返される。具体的には、複数のオブジェクト全てに対してフォーカス撮影が終了していない場合(S133/No)、ステップS109において、フォーカス制御部120は、次のオブジェクトにフォーカスを合せるよう制御する。このように、デジタルカメラ1は、認識部110で認識された複数のオブジェクトそれぞれにフォーカスが合った複数の撮像画像を取得し、サーバ2に送信することができる。
そして、ステップS136において、サーバ2の合成部230は、デジタルカメラ1から送信された複数の撮像画像に基づいて、複数のオブジェクトにフォーカスが合った画像を合成する。具体的には、例えば合成部230は、複数の撮像画像から、それぞれピントが合っている被写体領域の画像を切り出して(フォーカスが合ったオブジェクトに対応する画素を優先して)、切り出した複数の画像を合成して、複数のオブジェクトにフォーカスが合った画像を生成する。これにより、本実施形態による撮像制御システムは、複数のオブジェクト全てにフォーカスが合った画像をユーザに提供することができる。
なお以上説明した処理は、ユーザによる一回の操作(シャッターボタン13bの一回の押下等)をトリガとして行われてもよい。具体的には、例えばデジタルカメラ1は、上記S103に示すスルー撮像後、ユーザによるシャッターボタン13bの押下操作をトリガとして、上記S106以降の処理を開始する。
<<4.他の実施形態>>
<4−1.他のフォーカス制御例>
上述した実施形態では、認識部110により認識された複数のオブジェクトに順にフォーカスが合うよう制御されているが、本開示によるフォーカス制御はこれに限定されない。以下、図8〜図9を参照して本開示による他のフォーカス制御について具体的に説明する。なお本実施形態による撮影制御システムは、デジタルカメラ1(制御装置)およびサーバ2から構成され、上述した実施形態と比較して、デジタルカメラ1が有するCPU10の機能構成のみが異なる。
<4−1.他のフォーカス制御例>
上述した実施形態では、認識部110により認識された複数のオブジェクトに順にフォーカスが合うよう制御されているが、本開示によるフォーカス制御はこれに限定されない。以下、図8〜図9を参照して本開示による他のフォーカス制御について具体的に説明する。なお本実施形態による撮影制御システムは、デジタルカメラ1(制御装置)およびサーバ2から構成され、上述した実施形態と比較して、デジタルカメラ1が有するCPU10の機能構成のみが異なる。
(機能構成)
図8は、本開示の他のフォーカス制御を実現する場合のデジタルカメラ1が有するCPU10−2の機能構成を示すブロック図である。図8に示すように、CPU10−2は、フォーカス制御121、撮像制御部130、および記録制御部140として機能する。
図8は、本開示の他のフォーカス制御を実現する場合のデジタルカメラ1が有するCPU10−2の機能構成を示すブロック図である。図8に示すように、CPU10−2は、フォーカス制御121、撮像制御部130、および記録制御部140として機能する。
フォーカス制御121は、遠方から近傍、または近傍から遠方にフォーカス位置を移行(焦点距離を調整)させることで、スルー画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせる。例えば、図1に示すようなスルー画像Pが取得されている場合に、フォーカス制御121が遠方から近傍にフォーカス位置を移行させることで、被写体S4、S3、S2、S1の順にフォーカスを合せることができる。
撮像制御部130は、フォーカス制御部121により被写体にフォーカスが合わせられたタイミングで撮像するよう制御する。
また、記録制御部140は、フォーカス制御部121により被写体にフォーカスが合わせられた際に撮像制御部130により撮像された撮像画像を、所定の記憶媒体(具体的にはサーバ2の撮像画像DB24)に記録するよう制御する。
以上説明したように、フォーカス制御部121が、遠方から近傍、または近傍から遠方にフォーカス位置を移行させることで、スルー画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせ、複数の被写体にそれぞれフォーカスが合った際に撮像された複数の撮像画像が取得される。
(動作処理)
次に、本実施形態の動作処理について図9を参照して説明する。図9は、本開示の他のフォーカス制御の動作処理を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、ステップS203において、デジタルカメラ1は、スルー撮像を開始する。ユーザは、スルー撮像された画像を確認しながらデジタルカメラ1を動かし、フレーミングを調整する。
次に、本実施形態の動作処理について図9を参照して説明する。図9は、本開示の他のフォーカス制御の動作処理を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、ステップS203において、デジタルカメラ1は、スルー撮像を開始する。ユーザは、スルー撮像された画像を確認しながらデジタルカメラ1を動かし、フレーミングを調整する。
次に、ステップS206において、フォーカス制御部121は、フォーカス位置を無限大に制御する。
次いで、ステップS209において、フォーカス制御部121は、無限大に制御した状態でピントが合っている部分(被写体)があるか否かを判断する。
次に、ピントが合っている部分がない場合(ステップS209/No)、ステップS212において、フォーカス制御部121は、フォーカス位置(焦点距離)が最短(カメラモジュール16に近い)か否かを判断する。ここでは、フォーカス位置が無限大に制御されているので、最短ではないと判断される。
そして、フォーカス位置が最短ではないと判断された場合(ステップS212/No)、ステップS215において、フォーカス制御部121は、フォーカス位置を被写界深度の半分の距離だけ移動させる。例えば、フォーカス位置(焦点距離)が50mで、被写界深度が30m〜80mの場合、フォーカス制御部121は、フォーカス位置を近づける場合、30m〜50mの半分の位置である40mにフォーカス位置を移動させる。また、フォーカス制御部121は、フォーカス位置を遠ざける場合、50m〜80mの半分の位置である65mにフォーカス位置を移動させる。なお、ここでは一例としてフォーカス位置を被写界深度の半分の距離だけ移動させているが、本実施形態によるフォーカスの移動距離はこれに限定されず、例えば被写界深度の4分の1の距離だけ移動させてもよいし、被写界深度に関わらず予め設定された一定の距離だけ移動させてもよい。
次いで、上記S209でピントが合っている部分があると判断された場合(ステップS209/Yes)、ステップS218において、撮像制御部130は、被写体(オブジェクト)を最適条件で撮影するか否かを判断する。被写体を最適条件で撮影するか否かは、例えば撮像パラメータの設定がオートになっているか否かに応じて判断されてもよい。具体的には、撮像制御部130は、撮像パラメータの設定がオートになっている場合は被写体を最適条件で撮影すると判断し、撮像パラメータの設定がマニュアルになっている場合は最適条件設定を行わないと判断する。
被写体を最適条件で撮影する場合(S218/Yes)、ステップS221において、撮像制御部130は、ピントが合っている被写体について、シャッター速度、絞り、ズーム等の撮像パラメータを最適な条件に設定する。
一方、最適条件設定を行わない場合(S218/No)、撮像制御部130による撮像パラメータの設定制御は行われない。
次に、ステップS224において、撮像制御部130は、カメラモジュール16を制御して撮像を実行する。これにより、複数の被写体のうち一の被写体にピントが合った撮像画像が取得される。
次いで、ステップS227において、記録制御部140は、当該撮像画像からピントが合っている被写体領域の画像を切り出して(フォーカスが合ったオブジェクトに対応する画素を優先して)、サーバ2の記憶媒体に記録させるためにネットワークI/F19から送信するよう制御する。なお、ここでは、一例としてデジタルカメラ1側で当該撮像画像からピントが合っている被写体領域の画像を切り出しているが、本実施形態はこれに限定されない。例えばデジタルカメラ1からサーバ2に当該撮像画像を送信し、サーバ2側で、当該撮像画像からピントが合っている被写体領域の画像を切り出して(フォーカスが合ったオブジェクトに対応する画素を優先して)もよい。
次に、ステップS230において、記録制御部140は、撮影条件や、ピントが合っている被写体との距離を示す距離情報等を、上記撮像画像内の被写体座標位置または切り出した被写体領域の画像に対応付けてサーバ2に記録させるよう制御する。
次いで、ステップS212において、フォーカス位置が最短であると判断されるまで、上記ステップS215、S209、S218〜S230が繰り返される。具体的には、フォーカス位置が最短であると判断されない場合(S212/No)、ステップS215において、フォーカス制御部120は、さらにフォーカス位置を移動させる。このように、本実施形態によれば、フォーカス位置が徐々に移動されてピントが合った被写体を順次撮影することができる。
そして、ステップS233において、サーバ2の合成部230は、デジタルカメラ1から送信された複数の撮像画像に基づいて、複数のオブジェクトにフォーカスが合った画像を合成する。これにより、本実施形態による撮像制御システムは、複数のオブジェクト全てにフォーカスが合った画像をユーザに提供することができる。
以上、本開示による他のフォーカス制御について具体的に説明した。
<4−2.デジタルカメラ単体の構成>
上述した各実施形態による撮影制御システムは、いずれもデジタルカメラ1(制御装置)とサーバ2から成るが、本実施形態による撮影制御システムの主要な機能は、デジタルカメラ1単体で実行することも可能である。以下、このようなデジタルカメラ1単体で本開示による撮影制御システムを実現する場合について図10を参照して説明する。なお本実施形態によるデジタルカメラ1(制御装置)の構成は、上述した実施形態と比較して、デジタルカメラ1が有するCPU10の機能構成のみが異なる。また、本実施形態によるデジタルカメラ1は、サーバ2に撮像画像を送信する必要がないので、ネットワークI/F19を有していなくともよい。
上述した各実施形態による撮影制御システムは、いずれもデジタルカメラ1(制御装置)とサーバ2から成るが、本実施形態による撮影制御システムの主要な機能は、デジタルカメラ1単体で実行することも可能である。以下、このようなデジタルカメラ1単体で本開示による撮影制御システムを実現する場合について図10を参照して説明する。なお本実施形態によるデジタルカメラ1(制御装置)の構成は、上述した実施形態と比較して、デジタルカメラ1が有するCPU10の機能構成のみが異なる。また、本実施形態によるデジタルカメラ1は、サーバ2に撮像画像を送信する必要がないので、ネットワークI/F19を有していなくともよい。
図10は、デジタルカメラ1単体で撮影制御システムを実現する場合のデジタルカメラ1が有するCPU10−3の機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、CPU10−3は、認識部110、フォーカス制御部120、撮像制御部130、記録制御部140、および合成部150として機能する。
認識部110、フォーカス制御部120、および撮像制御部130は、図3を参照して説明した同構成と同様であるので、ここでの説明は省略する。
記録制御部140は、フォーカス制御部120により複数の被写体に順にフォーカスが合わせられて撮像制御部130によりそれぞれ撮像された複数の撮像画像を、デジタルカメラ1内蔵の記憶媒体(具体的には、撮像画像メモリ17)に記録するよう制御する。また、記録制御部140は、次に説明する合成部150により合成された画像を撮像画像メモリ17に記録させるよう制御してもよい。この際、記録制御部140は、合成された画像に含まれる、フォーカスが合った複数の被写体(オブジェクト)に、各被写体の距離情報を対応付けて記録させる。
合成部150は、記録制御部140により記録された、複数の被写体にそれぞれフォーカスが合った複数の撮像画像に基づいて、各撮像画像からフォーカスが合っている被写体を切り出して(フォーカスが合った各オブジェクトに対応する画素を優先して)合成し、複数の被写体全てにフォーカスが合った画像を生成する。
このように、サーバ2で行っていた合成処理を、デジタルカメラ1で行うことで、サーバ2と通信できない場合でも、複数の被写体全てにフォーカスが合った画像をユーザに提供することができる。
<<5.まとめ>>
上述したように、本実施形態による撮影制御システムは、複数の被写体(オブジェクト)にフォーカスが合った、ピンボケの少ない明瞭な画像を提供することができる。具体的には、ユーザによるトリガ(シャッターボタン13bの一回の押下等)に応じて、スルー画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合せて自動で撮像を行い、撮像された複数の撮像画像に基づいて、複数の被写体(オブジェクト)にフォーカスが合った画像が生成される。
上述したように、本実施形態による撮影制御システムは、複数の被写体(オブジェクト)にフォーカスが合った、ピンボケの少ない明瞭な画像を提供することができる。具体的には、ユーザによるトリガ(シャッターボタン13bの一回の押下等)に応じて、スルー画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合せて自動で撮像を行い、撮像された複数の撮像画像に基づいて、複数の被写体(オブジェクト)にフォーカスが合った画像が生成される。
また、本実施形態による撮影制御システムでは、複数の被写体それぞれの距離情報(被写体距離情報)を、合成された画像に含まれる各被写体に対応付けて記録させることができる。
通常、1の被写体のみにフォーカスして撮影されるので、撮像画像には1の距離情報が付加されるが、本実施形態では、画像内の複数の被写体それぞれに距離情報(被写体距離の情報)が対応付けられるので、後に各オブジェクトの前後関係に基づく階層化や他のオブジェクトとの合成が行われる際に有用である。例えば、本実施形態により生成された合成画像に、他のシーンで撮像されたオブジェクトをさらに合成する場合、合成する当該オブジェクトに対応付けられた距離情報と合成画像内の各オブジェクトの距離情報とを参照して画像合成時のレイヤーの上下関係が決定される。例えば、合成する当該オブジェクトの距離情報が、図1に示す被写体S1とS2の間の位置を示す場合、被写体S1のレイヤーの下、かつ被写体S2のレイヤーの上に、当該オブジェクトのレイヤーが合成される。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、デジタルカメラ1またはサーバ2に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、上述したデジタルカメラ1またはサーバ2の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
また、本明細書のデジタルカメラ1またはサーバ2の処理における各ステップは、必ずしも添付した各シーケンス図、フローチャートにおいて開示された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、デジタルカメラ1またはサーバ2の処理における各ステップは、シーケンス図またはフローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
撮像された画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせるよう制御するフォーカス制御部と、
ユーザからのトリガに応じて、前記フォーカス制御部が前記複数の被写体に順にフォーカスを合わせて撮像した画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御部と、
を備える、制御装置。
(2)
前記制御装置は、撮像された画像内から前記複数の被写体としてオブジェクトを認識する認識部をさらに備える、前記(1)に記載の制御装置。
(3)
前記制御装置は、前記認識部により認識された各オブジェクトと前記画像を撮像した撮像部との距離を取得する取得部をさらに備え、
前記記録制御部は、前記取得部により取得された距離情報を前記各オブジェクトに対応づけて前記記憶媒体に記録する、前記(2)に記載の制御装置。
(4)
前記認識部は、前記オブジェクトが動くものであるか否かを判断し、
前記制御装置は、動くものであるか否かを示す判断結果に応じて、前記オブジェクトにフォーカスを合せて撮像する際のシャッタースピードの設定を制御する撮像制御部をさらに備える、前記(2)または(3)に記載の制御装置。
(5)
前記記録制御部は、前記複数のオブジェクトのうちの一のオブジェクトにフォーカスして撮像された画像を第1のオブジェクト階層画像とし、前記第1のオブジェクト階層画像の一部を所定量ズームして撮像した画像を第2のオブジェクト階層画像として前記記憶媒体に記録する、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の制御装置。
(6)
前記フォーカス制御部は、遠方から近傍、または近傍から遠方にフォーカス位置を移行させ、
前記記録制御部は、前記フォーカス制御部により前記複数の被写体にそれぞれフォーカスが合った際に撮像された画像を前記記憶媒体に記録するよう制御する、前記(1)に記載の制御装置。
(7)
前記制御装置は、前記記録制御部により記録された複数の画像に基づいて、フォーカスが合った各オブジェクトに対応する画素を優先するよう合成する合成部をさらに備える、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の制御装置。
(8)
コンピュータを、
撮像された画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせるよう制御するフォーカス制御部と、
ユーザからのトリガに応じて、前記フォーカス制御部が前記複数の被写体に順にフォーカスを合わせて撮像した画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御部と、
として実行させるためのプログラムが記憶された、記憶媒体。
(1)
撮像された画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせるよう制御するフォーカス制御部と、
ユーザからのトリガに応じて、前記フォーカス制御部が前記複数の被写体に順にフォーカスを合わせて撮像した画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御部と、
を備える、制御装置。
(2)
前記制御装置は、撮像された画像内から前記複数の被写体としてオブジェクトを認識する認識部をさらに備える、前記(1)に記載の制御装置。
(3)
前記制御装置は、前記認識部により認識された各オブジェクトと前記画像を撮像した撮像部との距離を取得する取得部をさらに備え、
前記記録制御部は、前記取得部により取得された距離情報を前記各オブジェクトに対応づけて前記記憶媒体に記録する、前記(2)に記載の制御装置。
(4)
前記認識部は、前記オブジェクトが動くものであるか否かを判断し、
前記制御装置は、動くものであるか否かを示す判断結果に応じて、前記オブジェクトにフォーカスを合せて撮像する際のシャッタースピードの設定を制御する撮像制御部をさらに備える、前記(2)または(3)に記載の制御装置。
(5)
前記記録制御部は、前記複数のオブジェクトのうちの一のオブジェクトにフォーカスして撮像された画像を第1のオブジェクト階層画像とし、前記第1のオブジェクト階層画像の一部を所定量ズームして撮像した画像を第2のオブジェクト階層画像として前記記憶媒体に記録する、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の制御装置。
(6)
前記フォーカス制御部は、遠方から近傍、または近傍から遠方にフォーカス位置を移行させ、
前記記録制御部は、前記フォーカス制御部により前記複数の被写体にそれぞれフォーカスが合った際に撮像された画像を前記記憶媒体に記録するよう制御する、前記(1)に記載の制御装置。
(7)
前記制御装置は、前記記録制御部により記録された複数の画像に基づいて、フォーカスが合った各オブジェクトに対応する画素を優先するよう合成する合成部をさらに備える、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の制御装置。
(8)
コンピュータを、
撮像された画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせるよう制御するフォーカス制御部と、
ユーザからのトリガに応じて、前記フォーカス制御部が前記複数の被写体に順にフォーカスを合わせて撮像した画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御部と、
として実行させるためのプログラムが記憶された、記憶媒体。
1 デジタルカメラ
10、10−1〜10−3 CPU
110 認識部
120、121 フォーカス制御部
130 撮像制御部
140 記録制御部
150 合成部
11 ROM
12 RAM
13 操作入力部
13a タッチセンサ
13b シャッターボタン
13c ズームレバー
13d 各種操作ボタン
15 距離情報取得部
16 カメラモジュール
17 撮像画像メモリ
18 表示部
19 ネットワークI/F
2 サーバ
20 主制御部
210 通信制御部
220 記録制御部
230 合成部
22 通信部
24 撮像画像DB
P スルー画像
P1〜P6 撮像画像
S1〜S5 被写体(オブジェクト)
10、10−1〜10−3 CPU
110 認識部
120、121 フォーカス制御部
130 撮像制御部
140 記録制御部
150 合成部
11 ROM
12 RAM
13 操作入力部
13a タッチセンサ
13b シャッターボタン
13c ズームレバー
13d 各種操作ボタン
15 距離情報取得部
16 カメラモジュール
17 撮像画像メモリ
18 表示部
19 ネットワークI/F
2 サーバ
20 主制御部
210 通信制御部
220 記録制御部
230 合成部
22 通信部
24 撮像画像DB
P スルー画像
P1〜P6 撮像画像
S1〜S5 被写体(オブジェクト)
Claims (8)
- 撮像された画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせるよう制御するフォーカス制御部と、
ユーザからのトリガに応じて、前記フォーカス制御部が前記複数の被写体に順にフォーカスを合わせて撮像した画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御部と、
を備える、制御装置。 - 前記制御装置は、撮像された画像内から前記複数の被写体としてオブジェクトを認識する認識部をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
- 前記制御装置は、前記認識部により認識された各オブジェクトと前記画像を撮像した撮像部との距離を取得する取得部をさらに備え、
前記記録制御部は、前記取得部により取得された距離情報を前記各オブジェクトに対応づけて前記記憶媒体に記録する、請求項2に記載の制御装置。 - 前記認識部は、前記オブジェクトが動くものであるか否かを判断し、
前記制御装置は、動くものであるか否かを示す判断結果に応じて、前記オブジェクトにフォーカスを合せて撮像する際のシャッタースピードの設定を制御する撮像制御部をさらに備える、請求項2に記載の制御装置。 - 前記記録制御部は、前記複数のオブジェクトのうちの一のオブジェクトにフォーカスして撮像された画像を第1のオブジェクト階層画像とし、前記第1のオブジェクト階層画像の一部を所定量ズームして撮像した画像を第2のオブジェクト階層画像として前記記憶媒体に記録する、請求項1に記載の制御装置。
- 前記フォーカス制御部は、遠方から近傍、または近傍から遠方にフォーカス位置を移行させ、
前記記録制御部は、前記フォーカス制御部により前記複数の被写体にそれぞれフォーカスが合った際に撮像された画像を前記記憶媒体に記録するよう制御する、請求項1に記載の制御装置。 - 前記制御装置は、前記記録制御部により記録された複数の画像に基づいて、フォーカスが合った各オブジェクトに対応する画素を優先するよう合成する合成部をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
- コンピュータを、
撮像された画像内の複数の被写体に順にフォーカスを合わせるよう制御するフォーカス制御部と、
ユーザからのトリガに応じて、前記フォーカス制御部が前記複数の被写体に順にフォーカスを合わせて撮像した画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御部と、
として実行させるためのプログラムが記憶された、記憶媒体。
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JP2013125826A JP2015001609A (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 制御装置、および記憶媒体 |
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- 2013-06-14 JP JP2013125826A patent/JP2015001609A/ja active Pending
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2014
- 2014-05-01 US US14/267,347 patent/US9300858B2/en active Active
- 2014-06-06 CN CN201410250905.4A patent/CN104243800B/zh active Active
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