JP2015094237A - バイパスバルブ - Google Patents
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Abstract
Description
上記実情を鑑みて、本発明は、冷却用流体の温度が上昇した場合に弁体が弁を閉塞するバイパスバルブにおいて、冷却用流体を加熱することなく、弁を閉塞できるバイパスバルブを提供することを目的とする。
本発明によれば、弁体が着座面に着座する位置に保持する初期弁閉塞手段を設けたので、冷却用流体を加熱することなく弁を閉塞できる。
このようにすれば、バルブ本体全体を開放位置から閉塞位置に移動させ、バルブ本体全体を閉塞位置に保持できる。これにより、冷却用流体を加熱することなく弁を閉塞できる。
このようにすれば、閉塞位置に移動したバルブ本体全体を開放位置に移動させ、開放位置に固定できる。
このようにすれば、バルブ本体の取付時に閉塞位置に弁体を保持できる。これにより、冷却用流体を加熱することなく弁を閉塞できる。
このようにすれば、介在物がピストンと感温体との間に介在し、弁体と感温体との間隔を確保するので、バルブ本体の取付時に閉塞位置に弁体を保持できる。これにより、冷却用流体を加熱することなく弁体を閉塞できる。一方、ピストンが弁体を押圧した場合に弁体と感温体との間から介在物が脱落するので、以降、冷却用流体の温度により弁は開閉する。
このようにすれば、弁体と感温体との間から脱落した介在物が弁体の移動領域に侵入し、弁体の移動を邪魔しにくくできる。
このようにすれば、弁体と感温体との間から脱落した介在物は、複数のブロックに分解される。これにより、介在物が大きいままの場合よりも弁体の移動を邪魔しにくくできる。
このようにすれば、前記介在物が磁石に吸着され、弁体の移動を邪魔しにくくできる。
図2〜図4は、本発明の実施の形態であるバイパスバルブの構成を示す断面図であって、図2は、バルブ本体を取り付けた直後の状態を示す図、図3は、オイルの温度が低いときの状態を示す図、図4は、オイルの温度が高いときの状態を示す図である。
図5〜図7は、本発明の実施の形態2であるオイルクーラバイパスバルブの構成を示す図である。また、図8は、図5に示した状態からオイルの温度が高くなった時の状態を示す図、図9は、図8に示した状態からオイルの温度が低くなった時の状態を示す図、図10は、図9に示した状態からオイルの温度が高くなった時の状態を示す図である。
以上で発明の実施形態の説明を終えるが、発明の形態は本実施形態に限定されるものではない。例えば上記では感温体を含むバルブ本体を、弁体を着座面に着座させた状態の閉塞部よりも流入流路側に設けたが、流出流路側に設けてもよい。
本実施形態では、バルブが通常作動(冷却用液体の温度に応じてバルブを開閉する作動)する前に冷却用液体の温度によらず弁体31を着座させておくとしたが、これに限るものではなく、例えば冷却液交換後に液漏れチェックをする際に着座させる位置としてもよい。
また、本実施形態では冷却用液体としたが、これに限るものではなく、気体やジェルなどの流体を用いてもよい。
また、本実施例ではピストンを進出させることで弁体を閉塞位置までストロークさせたが、これに限るものではなく、例えばピストンを後退(引く)させることにより閉塞位置までストロークさせてもよい。
2 ハウジング
21 流出流路(循環経路)
22 流入流路(循環経路)
23 バイパス流路
24 着座部
241 着座面
242 貫通口
3 バルブ本体
31 弁体
311 ステム
32 感温体
321 取付基部
322 感温部
323 ピストン
323A フランジ
323B 収容孔
33 バネ(押圧バネ)(圧縮バネ)
34 バネ(復帰バネ)(引張バネ)
4 プラグ
4A ネジ部
4B フランジ部
4C 取付凹部
4D Oリング溝
41 ワッシャ付ボルト(雄ネジ)(初期弁閉塞手段)
42 ワッシャ
43 溶接
44 Oリング
6 バイパスバルブ
7 ハウジング
71 流出流路(循環経路)
72 流入流路(循環経路)
73 バイパス流路
74 着座部
741 着座面
742 貫通口
75 ガイド
76 磁石
77 ブロック(初期弁閉塞手段)
8 バルブ本体
81 弁体
811 ステム
82 感温体
821 取付基部
822 感温部
823 ピストン
823A フランジ
823A1 ピン
823B 収容孔
83 バネ(押圧バネ)(圧縮バネ)
84 バネ(復帰バネ)(引張バネ)
9 プラグ
9A ネジ部
9B フランジ部
100 油冷回路
101 電動モータ(熱源)
102 オイルクーラ(冷却器)
103 冷却ファン
104 循環経路
105 オイルポンプ
106 流出経路
107 流入経路
Claims (8)
- 熱源から冷却器に向けて冷却用流体が流れる流出流路と、前記冷却器から前記熱源に向けて冷却用流体が流れる流入流路と、前記流出流路と前記流入流路とを連通するバイパス流路と、前記流出流路と前記バイパス流路との間に設けられた着座面と、が形成されたハウジングと、
前記着座面に着座する弁体と、前記弁体を押圧するピストンと、前記冷却用流体の温度が予め定めた温度以上である場合に前記弁体が前記着座面に着座する位置まで前記ピストンをストロークさせる感温体と、を有するバルブ本体と、
前記弁体を前記着座面に着座する位置に保持する初期弁閉塞手段と、
を備えたことを特徴とするバイパスバルブ。 - 前記バルブ本体は、バルブ本体全体の移動によって前記弁体を前記着座面から接離させる構成であり、
前記初期弁閉塞手段は、前記バルブ本体全体を移動させることを特徴とする請求項1に記載のバイパスバルブ。 - 前記初期弁閉塞手段は、前記バルブ本体全体を移動させるネジ機構を具備することを特徴とする請求項2に記載のバイパスバルブ。
- 前記初期弁閉塞手段は、
取付時に前記弁体が着座面に着座する閉塞位置に前記弁体を保持し、前記ピストンが前記弁体を押圧した場合に前記閉塞位置から前記弁体を解放する保持手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のバイパスバルブ。 - 前記保持手段は、
前記ピストンと前記感温体との間に介在し、前記ピストンと前記感温体との間隔を確保する一方、前記感温体が前記ピストンを押圧した場合に前記ピストンと前記感温体との間から脱落する介在物で構成されたことを特徴とする請求項4に記載のバイパスバルブ。 - 前記バイパス流路には、
前記弁体と前記感温体との間から脱落した介在物を前記弁体の移動領域から隔離するガイドを設けたことを特徴とする請求項4に記載のバイパスバルブ。 - 前記介在物は、
積み木状に積み重ねられた複数のブロックで構成されたことを特徴とする請求項5に記載のバイパスバルブ。 - 前記介在物は、磁性体で構成され、
前記バイパス流路の内壁に設けられ、前記介在物を吸着する磁石を備えたことを特徴とする請求項5に記載のバイパスバルブ。
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2013
- 2013-11-08 JP JP2013232504A patent/JP6222560B2/ja active Active
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JP6222560B2 (ja) | 2017-11-01 |
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