JP2015093638A - Bracket device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ドライブレコーダ、室内バックミラー、カメラその他の車載機器を含む各種の機器(第2被取付物)を、車両その他の適宜箇所(第1被取付物)に装着するのに適したブラケット装置に関する。 The present invention is a bracket suitable for mounting various devices (second attached object) including a drive recorder, an indoor rearview mirror, a camera and other in-vehicle devices to a vehicle or other appropriate place (first attached object). Relates to the device.
ドライブレコーダなどの車載機器をフロントウィンドガラスに装着するのに用いられるブラケット装置において、回転軸の廻りに回転可能に車載機器を固定したものが知られている(特許文献1)。これにより、フロントウィンドガラスの傾斜角度が異なる車両に対しても当該ブラケット装置を汎用することができるとされている。 A bracket device used to mount an in-vehicle device such as a drive recorder to a windshield is known in which the in-vehicle device is fixed so as to be rotatable around a rotation shaft (Patent Document 1). Thereby, it is supposed that the said bracket apparatus can be used widely also with respect to the vehicle from which the inclination angle of a windshield differs.
しかしながら、上述した従来のブラケット装置では、車載機器をピッチ方向にしか回転することができないので、フロントウィンドガラスの両側や室内ミラーなど、ヨー方向やロール方向に対しても角度の調節が必要な場合には適用することができない。また、従来公知のボールジョイント継手を用いればあらゆる角度の調節が可能となるが、ボールジョイント継手は、ボールと受け皿との嵌め合いで接続されているので、振動や衝撃によって角度が変動するという問題がある。 However, in the above-described conventional bracket device, since the vehicle-mounted device can only be rotated in the pitch direction, the angle of the yaw direction or roll direction needs to be adjusted, such as on both sides of the windshield and the interior mirror. It cannot be applied to. Moreover, any angle can be adjusted by using a conventionally known ball joint joint. However, since the ball joint joint is connected by fitting the ball and the tray, the angle varies due to vibration or impact. There is.
本発明が解決しようとする課題は、ピッチ方向、ヨー方向及びロール方向に対して角度の調節が可能で、外力が作用しても角度変動が抑制されるブラケット装置を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a bracket device in which the angle can be adjusted with respect to the pitch direction, the yaw direction, and the roll direction, and the angle variation is suppressed even when an external force is applied.
本発明は、第1ブラケット体と第2ブラケット体とをこれらを貫通する軸体で連結してなるブラケット装置であって、一方のブラケット体を球状本体で構成するとともに他方のブラケット体に前記球状本体の一対の球面部を受容する一対の凹状球面部を設け、前記軸体が貫通するブラケット体の通孔をその中心から両端開口部に向かって拡径する円錐面部で構成し、前記軸体により前記一対の球面部と前記一対の凹状球面部との圧接力を設定するブラケット装置により、上記課題を解決する。 The present invention is a bracket device in which a first bracket body and a second bracket body are connected by a shaft body that passes through the first bracket body and the second bracket body. A pair of concave spherical portions that receive the pair of spherical portions of the main body, and a through hole of the bracket body through which the shaft body passes is constituted by a conical surface portion whose diameter increases from the center toward both end openings, and the shaft body Thus, the bracket device that sets the pressure contact force between the pair of spherical portions and the pair of concave spherical portions solves the above problem.
本発明のブラケット装置によれば、第1ブラケット体と第2ブラケット体とを軸体で連結しているので、第1ブラケット体と第2ブラケット体は軸体の軸廻り(ピッチ方向)の角度を調節することができる。また、軸体は両端に円錐面部を有する通孔を貫通しているので、第1ブラケット体と第2ブラケット体は軸体の軸に直角の2つの軸廻り(ヨー方向及びロール方向)の角度を調節することができる。そして、軸体によって一対の球面部と一対の凹状球面部との圧接力を設定するので、圧接力を小さくした状態で角度を調節したのち圧接力を大きくすることで、振動や衝撃によって角度が変動するのを防止することができる。このとき、軸体は本体部の通孔を貫通して設けられているのでブラケット装置全体の大きさがコンパクトになる。 According to the bracket device of the present invention, since the first bracket body and the second bracket body are coupled by the shaft body, the first bracket body and the second bracket body are angled around the axis (pitch direction) of the shaft body. Can be adjusted. Further, since the shaft body passes through the through-holes having conical surface portions at both ends, the first bracket body and the second bracket body are angled around two axes (yaw direction and roll direction) perpendicular to the shaft body axis. Can be adjusted. Since the pressure contact force between the pair of spherical surface portions and the pair of concave spherical surface portions is set by the shaft body, the angle is adjusted by vibration or shock by increasing the pressure contact force after adjusting the angle with the pressure contact force reduced. Fluctuation can be prevented. At this time, since the shaft body is provided through the through hole of the main body portion, the size of the entire bracket device becomes compact.
《ブラケット装置の構成》
以下、本発明に係るブラケット装置BKTの一実施の形態として、当該ブラケット装置BKTをドライブレコーダ用ブラケットに適用した実施形態を示す。なお、本発明に係るブラケット装置BKTは、ドライブレコーダに組み込む以外にも、多自由度の角度調節が必要とされる種々の被取付物に適用することができる。
<Configuration of bracket device>
Hereinafter, as an embodiment of the bracket device BKT according to the present invention, an embodiment in which the bracket device BKT is applied to a bracket for a drive recorder will be described. The bracket device BKT according to the present invention can be applied to various attachments that require angle adjustment with multiple degrees of freedom, in addition to being incorporated in a drive recorder.
一般的なドライブレコーダ4は、自動車のフロントウィンドガラス5の室内側や室内ミラーのボディなどに装着され、走行中の前方視界の画像を撮影する。また、必要に応じて自動車のリヤウィンドガラス、サイドウィンドガラス又はインストルメントパネル上面などに装着されることもある。いずれにしても、装着時にはドライブレコーダ4のカメラのレンズ光軸Lを撮影方向に調節することが必要とされる。
A
以下の説明では、自動車に搭載されるドライブレコーダ4を例に挙げて本発明のブラケット装置BKTの実施形態を説明するため、レンズ光軸Lの角度調節方向を図8に示すように定義するものとする。すなわち、図8に示すように、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸のうち撮影方向(すなわちドライブレコーダ4のレンズ光軸L)をY軸方向、鉛直方向をZ軸方向、自動車の左右方向(車幅方向)をX軸方向とし、X軸廻りの回転方向をピッチ方向、Y軸廻りの回転方向をロール方向、Z軸廻りの回転方向をヨー方向と称する。ただし、本発明のブラケット装置BKTは、自動車などの移動体にのみ適用されるものではなく、これ以外の被取付物にも適用することができる。この場合にはこれらピッチ方向、ロール方向及びヨー方向なる呼称は、X軸廻りの回転方向、Y軸廻りの回転方向及びZ軸廻りの回転方向と置き換えて解釈すればよい。
In the following description, the angle adjustment direction of the lens optical axis L is defined as shown in FIG. 8 in order to describe the embodiment of the bracket device BKT of the present invention by taking a
本例のドライブレコーダ用ブラケット装置BKT(以下、単にブラケットBKTともいう)は、図1〜図7に示すように、第1被取付物であるフロントウィンドガラス5(図5参照)に装着される第1ブラケット体1と、第2被取付物であるドライブレコーダ4に装着される第2ブラケット体2と、第1ブラケット体1の第1連結部11と第2ブラケット体の第2連結部21とを連結する軸体3と、を備える。第1ブラケット体1、第2ブラケット体2及び軸体3はプラスチックや金属から構成することができるが、重量と強度の観点からは第1ブラケット体1と第2ブラケット体2はプラスチックで構成し、軸体3は金属で構成することが望ましい。
The drive recorder bracket device BKT (hereinafter also simply referred to as a bracket BKT) of this example is mounted on a windshield 5 (see FIG. 5), which is a first attached object, as shown in FIGS.
本例のブラケットBKTでは、図1に示すように第1ブラケット体1に装着用平板部16が設けられ、この装着用平板部16が両面テープなどで構成される接着シート17を介してフロントウィンドガラス5に接着される。また、図1に示すように第2ブラケット体2には装着用凹部24が設けられ、ドライブレコーダ4の上面に設けられた装着用凸部41を図1のX軸方向から差し込むことで第2ブラケット体2にドライブレコーダ4が装着される。なお、第1ブラケット体1と第2ブラケット体2に装着される被取付物(ドライブレコーダとフロントウィンドガラス)はどちらに装着してもよい。すなわち、図1に示す装着形態に代えて、第2ブラケット体2に装着用平板部16に相当する部位を形成し、これをフロントウィンドガラス5に接着するとともに、第1ブラケット体1に装着用凹部24に相当する部位を形成し、これをドライブレコーダ4に装着してもよい。
In the bracket BKT of this example, as shown in FIG. 1, a mounting
本例の第1ブラケット体1は、第1連結部11を備え、この第1連結部11が軸体3によって第2ブラケット体2の第2連結部21と連結される。本例の第1連結部11は、球状外面を含む本体部12と、この本体部12の中心を通り軸体3のボルト31が貫通する通孔13と、この通孔13の両端開口部18,18のそれぞれの外面に形成された一対の球面部14,14と、通孔13の内壁面に形成され、本体部12の中心から通孔13の両端開口部18,18のそれぞれに向かって拡径する一対の円錐面部15,15と、を有する。
The
本体部12は、一部が削落された球体に形成され、上述した装着用平板部16と一体的に成形されている。通孔13の中心軸は、本体部12を構成する球体の中心を通り、両端開口部18,18で貫通する。この両端開口部18,18の廻りにそれぞれ球面部14,14が形成され、後述する軸受23A,23Bの凹状球面部231A,231Bの曲率と同じ曲率とされている。本体部12の外面は球状とされているが、これら一対の球面部14,14以外の外面は必ずしも球面でなくてもよいとの意味である。
The
本体部12を貫通する通孔13の中心点(本体部12を構成する球体の中心)は、図7に示すように、軸体3のボルト31の外径より僅かに大きい内径とされ、ここから両端開口部18,18に向かって円錐状に拡径する円錐面部15,15とされている。円錐面部15の拡径角度は、中心軸から片側15°前後であるが、ブラケット装置BKTに要求されるロール角及びヨー角に応じて適宜の値に設定することができる。同図に示すように、軸体3のボルト31が貫通する通孔13の両側に円錐面部15,15を形成することで、円錐面部15の拡径角度だけロール方向及びヨー方向を含む円錐範囲内で第1ブラケット体1と第2ブラケット体2は相対的に揺動することができる。
As shown in FIG. 7, the center point of the through
本例の本体部12は、図2,3に示すように、一対の球面部14,14以外の外面に球体の外面を削落した一対の平行な平面部19,19が形成されている。この一対の平面部19,19は、本例のブラケットBKTを組み立てる際に用いられるものであって、2つの平面部19,19の間隔L1(図2参照)は、一対の軸受23A,23Bを支持部22A,22Bに装着した場合の最短距離L2(図4参照)よりも短く設定されている(L1<L2)。そして、第2ブラケット2の支持部22A,22Bのそれぞれに軸受23A,23Bを装着し(この状態における軸受23A,23B間の最短距離はL2)、これに対して第1ブラケット体1の本体部12をZ軸廻りに90°回転させ、平面部19,19がそれぞれ軸受23A,23Bに対面するようにして挿入する。平面部19,19の間隔L1は、軸受23A,23B間の最短距離はL2よりも短く形成されているので、本体部12を容易に軸受23A,23B間に挿入することができる。そして、再度本体部12をZ軸廻りに90°回転させ、通孔13と軸受23A,23Bの通孔232A,232Bとを合わせたのち軸体3のボルト31を挿通する。これにより、第1ブラケット体1と第2ブラケット体2を容易に組み立てることができる。なお、平面部19,19は完成品としては特に機能しないが、球体を削落した分だけ軽量になる。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
本例の第2ブラケット体2は第2連結部21を備え、この第2連結部21が軸体3によって上述した第1ブラケット体1の第1連結部11と連結される。本例の第2連結部21は、一対の球面部14,14に対面するとともに第1ブラケット体1の通孔13を貫通した軸体3のボルト31を支持する一対の支持部22A,22Bと、一方の面に一対の球面部14,14をそれぞれ受容する一対の凹状球面部231A,231Bが形成され、支持部22A,22Bと球面部14,14との間に介装されて軸体3のボルト31が貫通する一対の軸受23A,23Bと、を有する。
The
上述した装着用凹部24が形成された基部から馬鞍状に起立して形成された一対の支持部22A,22Bには、軸体3のボルト31が貫通する通孔221A,221Bが形成されている。一方の支持部22Aに形成された通孔221Aはボルト31の外径より僅かに大きい内径の通孔とされているが、他方の支持部22Bに形成された通孔221Bは、軸受23Bの環状凸部233Bの六角形状に応じた形状とされている。
Through
一方の通孔221Aに近接した位置には係合凹部222Aが形成され、他方の通孔221Bの一部には係合凹部222Bが形成されている。この係合凹部222Aは、軸受23Aに形成された係合凸部234A(図3参照)が係合することで、支持部22Aに対する軸受23Aの回転を阻止する。同様に係合凹部222Bは、軸受23Bに形成された係合凸部234Bが係合することで、支持部22Bに対する軸受23Bの回転を阻止する。これら係合凸部222A,222B及び係合凹部234A,234Bを設けることで、軸体3の軸廻り、すなわちピッチ方向に第1ブラケット体1と第2ブラケット体2が回転した場合に、球面部14,14と凹状球面部231A,231Bが接する面が摺動面(軸受面)となる。したがって、支持部22Aの内側面と軸受23Aの背面が摺動したり、支持部22Bの内側面と軸受23Bの背面が摺動したりするのを防止でき、本来の軸受面によって円滑な摺動が実現できる。
An
一対の軸受23A,23Bは、支持部22A,22Bとは別部材で構成され、上述したとおり対向する一対の支持部22A,22Bの内側に装着される。軸受23Bの背面には、正六角形の環状凸部233Bが形成され、この環状凸部233Bが支持部22Bの通孔221Bに係合するが、正六角形の環状凸部233Bの内側に軸体3のナット32を収容することで、当該ナット32の連れ廻りも防止する。したがって、軸体3を締め付ける場合は、ナット32は環状凸部233Bによって回転が規制されるのでボルト31のみを回せばよい。
The pair of
本例の軸体3は、ボルト31とこれに螺合するナット32から構成され、ボルト31は、上述した一対の支持部22A,22Bの通孔221A,221Bと、一対の軸受23A,23Bの通孔232A,232Bと、本体部12の通孔13とに挿通され、ボルト31とナット32との締付力を調整することで、一対の球面部14,14と一対の凹状球面部231A,231Bとの圧接力が設定される。
The
《ブラケット装置の組立方法》
次に、ブラケットBKTの組立方向について説明する。図2,3に示すように、第1ブラケット体1と、第2ブラケット体2の支持体22と、第2ブラケット体2の2つの軸受23A,23Bと、軸体3のボルト31及びナット32とが、互いに別部品された状態において、最初に支持体22の支持部22A,22Bのそれぞれに軸受23A,23Bを装着する。このとき、支持部22Aの係合凹部222Aに軸受23Aの係合凸部234Aを係合し、支持部22Bの係合凹部222Bに軸受23Bの係合凸部234Bを係合することで、軸受23A,23Bが脱落せずに正規の組み付け位置に仮装着することができる。
<Assembly method of bracket device>
Next, the assembly direction of the bracket BKT will be described. As shown in FIGS. 2 and 3, the
次に、第1ブラケット体1の本体部12を正規の組み付け姿勢からZ軸廻りに90°回転させ、平面部19,19がそれぞれ軸受23A,23Bに対面するようにして本体部12を軸受23A,23Bの間に挿入する。このとき、平面部19,19の間隔L1は、軸受23A,23B間の最短距離はL2よりも短く形成されているので、本体部12を容易に軸受23A,23B間に挿入することができる。
Next, the
そして、再度第1ブラケット体1の本体部12をZ軸廻りに90°回転させ、通孔13と軸受23A,23Bの通孔232A,232Bとを合わせたのち、軸体3のボルト31を通孔221A,232A,13,232B,221Bに挿通し、ナット32により締め付ける。これにより、第1ブラケット体1と第2ブラケット体2を容易に組み立てることができる。
Then, the
《ブラケット装置の作用効果》
本例のドライブレコーダ用ブラケットBKTは、図5に示すように第2ブラケット体2の装着用凹部24にドライブレコーダ4の装着用凸部41を挿入して装着し、第1ブラケット体1を、接着シート17などを介してフロントウィンドガラス5に接着する。このとき、軸体3のボルト軸方向とドライブレコーダ4のレンズ光軸Lが直交するように角度を調節する必要があるが、本例のブラケットBKTは、ピッチ方向だけでなくロール方向及びヨー方向にも角度調節ができるので、傾斜角が大きく相違するフロントウィンドガラス5であってもレンズ光軸Lを自動車の進行方向に一致させることができる。
<Effects of bracket device>
As shown in FIG. 5, the drive recorder bracket BKT of this example is mounted by inserting the mounting
また、ドライブレコーダ4を室内ミラーのボディに装着すると、室内ミラーの角度を調節するたびにドライブレコーダ4のレンズ光軸Lも調節する必要があり、この場合室内ミラーの調節角度は広範囲に及ぶ。しかしながら、本例のブラケットBKTを用いればピッチ方向だけでなくロール方向及びヨー方向にも角度調節ができるので、室内ミラーに装着する場合であってもレンズ光軸Lを容易に自動車の進行方向に一致させることができる。
Further, when the
また本例のブラケットBKTでは、角度調節する場合はボルト31及びナット32による締付力を弱め、角度調節が終わったらボルト31及びナット32の締付力を強くすることができるので、角度調節をスムーズに行うことができる一方で、自動車の振動や衝撃が加わってもレンズ光軸Lの変動を防止することができる。したがって、特に自動車の衝突などの事故時に撮影視界が変わってはならないドライブレコーダ4に適用して好ましものである。
Further, in the bracket BKT of this example, when adjusting the angle, the tightening force of the
特に本例のブラケットBKTでは、従来のボールジョイント継手に比べて全体の大きさをコンパクトにできるという効果がある。すなわち、従来のボールジョイント継手はボールと受け皿との嵌め合いで接続されているので、車両の振動や衝撃によって角度が変動するという問題があり(たとえば特開2001−107943号公報など)、これを解消するために、受け皿の外側にクランプとこれを締め付けるボルト・ナットを設けていた(たとえば特開2013−145055号公報など)。これに対して本例のブラケットBKTでは、ボルト31が本体部12の通孔13を貫通しているのでそのぶんブラケットBKTを小型化することができる。
In particular, the bracket BKT of the present example has an effect that the overall size can be made compact as compared with the conventional ball joint joint. That is, since the conventional ball joint joint is connected by fitting the ball and the tray, there is a problem that the angle fluctuates due to the vibration or impact of the vehicle (for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-107943). In order to solve this problem, a clamp and a bolt / nut for tightening the clamp are provided outside the tray (for example, JP-A-2013-145055). On the other hand, in the bracket BKT of this example, since the
また、上記特開2013−145055号公報に記載されたリング状のクランプにてボールジョイント継手の締結力を調節する構造では、ボルト・ナット部分の締付力とこれらの対面側のヒンジ部の締付力が必ずしも一致せず、クランプ全周にわたって均一な締付力が作用しない。このため、特定方向に対するボールジョイント継手の角度が変動し易くなるおそれがあり、これを解消するためにはクランプを大きくして締付力を増加させる必要がある。これに対して本例のブラケットBKTでは、ボルト31が本体部12の通孔13を貫通し、本体部12の両側に設けられた軸受23A,23Bをボルト31及びナット32で締め付けるので、本体部12に作用する軸受23A,23Bの圧接力(一対の球面部14,14と一対の凹状球面部231A,231Bとの圧接力)が均等になる。これにより、ボルト31及びナット32を大きくすることなく、全方向に対する角度の変動を防止することができる。
Further, in the structure in which the fastening force of the ball joint joint is adjusted by the ring-shaped clamp described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2013-145055, the tightening force of the bolt / nut portion and the tightening force of the hinge portion on the opposite side thereof. The force does not necessarily match, and a uniform tightening force does not work over the entire circumference of the clamp. For this reason, there is a possibility that the angle of the ball joint joint with respect to the specific direction is likely to fluctuate, and in order to solve this, it is necessary to increase the clamping force by increasing the clamp. On the other hand, in the bracket BKT of this example, the
BKT…ブラケット装置
1…第1ブラケット体
11…第1連結部
12…本体部
13…通孔
14…球面部
15…円錐面部
16…装着用平板部
17…接着シート
18…両端開口部
19…平面部
2…第2ブラケット体
21…第2連結部
22…支持体
22A,22B…支持部
221A,221B…通孔
222A,222B…係合凸部(係合部)
23,23A,23B…軸受
231A,231B…凹状球面部
232A,232B…通孔
233B…環状凸部
234A,234B…係合凹部(係合部)
24…装着用凹部
3…軸体
31…ボルト
22…ナット
4…ドライブレコーダ(第2被取付物)
41…装着用凸部
42…カメラ
L…レンズ光軸
5…フロントウィンドガラス(第1被取付物)
BKT ...
23, 23A, 23B ...
24 ... Mounting
41 ...
Claims (4)
前記第1連結部は、
球状外面を含む本体部と、
前記本体部の中心を通り前記軸体が貫通する通孔と、
前記通孔の両端開口部のそれぞれの外面に形成された一対の球面部と、
前記通孔の内壁面に形成され、前記本体部の中心から前記通孔の両端開口部のそれぞれに向かって拡径する一対の円錐面部と、を有し、
前記第2連結部は、
前記一対の球面部に対面するとともに前記通孔を貫通した前記軸体を支持する支持部と、
一方の面に前記一対の球面部をそれぞれ受容する一対の凹状球面部が形成され、前記支持部と前記球面部との間に介装されて前記軸体が貫通する一対の軸受と、を有し、
前記軸体は、前記一対の球面部と前記一対の凹状球面部との圧接力を設定するブラケット装置。 A first bracket body to be attached to the first attachment object, a second bracket body to be attached to the second attachment object, a first connection portion of the first bracket body, and a second connection of the second bracket body. A shaft body connecting the parts,
The first connecting part is
A main body including a spherical outer surface;
A through hole through which the shaft passes through the center of the main body,
A pair of spherical portions formed on the outer surface of each opening at both ends of the through hole;
A pair of conical surface portions that are formed on the inner wall surface of the through-hole and expand from the center of the body portion toward each of the opening portions at both ends of the through-hole,
The second connecting part is
A support portion that faces the pair of spherical portions and supports the shaft body that penetrates the through hole;
A pair of concave spherical surface portions that respectively receive the pair of spherical surface portions are formed on one surface, and a pair of bearings that are interposed between the support portion and the spherical surface portion and through which the shaft body passes are provided. And
The shaft body is a bracket device that sets a pressure contact force between the pair of spherical surface portions and the pair of concave spherical surface portions.
前記軸体の軸方向と前記ドライブレコーダのレンズ光軸が直交するように前記ドライブレコーダが装着される請求項1に記載のブラケット装置。 One of the first attached object and the second attached object is a drive recorder, and the other of the first attached object and the second attached object is a vehicle window glass or an interior mirror,
The bracket device according to claim 1, wherein the drive recorder is mounted such that an axial direction of the shaft body and a lens optical axis of the drive recorder are orthogonal to each other.
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