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JP2015086044A - ゲート式テンション付与装置、糸巻取装置、テンション部材、及びテンション付与方法 - Google Patents

ゲート式テンション付与装置、糸巻取装置、テンション部材、及びテンション付与方法 Download PDF

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JP2015086044A
JP2015086044A JP2013225868A JP2013225868A JP2015086044A JP 2015086044 A JP2015086044 A JP 2015086044A JP 2013225868 A JP2013225868 A JP 2013225868A JP 2013225868 A JP2013225868 A JP 2013225868A JP 2015086044 A JP2015086044 A JP 2015086044A
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

【課題】糸の毛羽を効果的に伏せることができるゲート式テンション付与装置、糸巻取装置、テンション部材、及びテンション付与方法を提供する。【解決手段】ゲート式テンション付与装置が、複数の第1テンション部材32が並設された第1ゲート体30と、糸Yの走行経路を挟んで第1ゲート体30と反対側に配置されるとともに第1ゲート体30に対して接離方向に移動可能に設けられ、複数の第2テンション部材42が並設された第2ゲート体40と、を備える。第1テンション部材32及び第2テンション部材42の少なくとも一方は、走行する糸Yの位置を規定する溝部36が形成された案内部35を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ゲート式テンション付与装置、糸巻取装置、テンション部材、及びテンション付与方法につき、糸の毛羽を伏せる技術に関する。
従来、給糸ボビンから解舒された糸を巻き取ってパッケージを作成する自動ワインダー等の糸巻取装置が知られている。また、糸を巻き取ってパッケージを作成する際に、糸に所定のテンションを付与する、ゲート式テンション付与装置も知られている(特許文献1参照)。
糸巻取装置では、給糸ボビンから高速で糸を解舒する際に糸の毛羽を増加させてしまうという問題がある。糸の毛羽の増加は糸品質に影響するため、できる限り抑制することが望まれている。
このため、圧縮空気による旋回流にて毛羽を伏せる毛羽伏せ装置や、回転ローラを糸に当てて毛羽を伏せる毛羽伏せ装置をゲート式テンション付与装置に対して糸走行方向の下流側に設置することも行われている。
しかしながら、このような毛羽伏せ装置を作動させるには、圧縮空気を供給したり、モータを駆動させる電力が必要であり、エネルギーを消費するためランニングコストが掛かるという課題がある。また、糸巻取装置に毛羽伏せ装置を別途設置しなければならないという課題もある。
特開平6−107374号公報
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものである。本発明の目的は、糸の毛羽を効果的に伏せることができるゲート式テンション付与装置、糸巻取装置、テンション部材、及びテンション付与方法を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第1の発明のゲート式テンション付与装置は、走行する糸を屈曲させることによってテンションを付与する、ゲート式テンション付与装置であって、
複数の第1テンション部材が並設された第1ゲート体と、
糸の走行経路を挟んで第1ゲート体と反対側に配置されるとともに第1ゲート体に対して接離方向に移動可能に設けられ、複数の第2テンション部材が並設された第2ゲート体と、を備え、
第1テンション部材及び第2テンション部材の少なくとも一方は、走行する糸の位置を規定する溝部が形成された案内部を有する。
第2の発明のゲート式テンション付与装置は、第1の発明のゲート式テンション付与装置であって、
溝部の底部は、走行する糸と所定の接触領域を確保する弧の形状に形成されている。
第3の発明のゲート式テンション付与装置は、第1又は第2の発明のゲート式テンション付与装置であって、
案内部は、湾曲形状に形成され、
溝部は、案内部の屈曲点に相当する位置に形成されている。
第4の発明のゲート式テンション付与装置は、第1から第3のいずれかの発明のゲート式テンション付与装置であって、
第2ゲート体は、第1ゲート体に対して揺動自在に設けられている。
第5の発明のゲート式テンション付与装置は、第1から第4のいずれかの発明のゲート式テンション付与装置であって、
溝部は、直線状の側壁と弧状の底壁とを有し、側壁のなす角度が0度以上170度以下となるように形成されている。
第6の発明のゲート式テンション付与装置は、第5の発明のゲート式テンション付与装置であって、
溝部は、V字の谷底に丸みをつけた略V字形状に形成されている。
第7の発明のゲート式テンション付与装置は、第5の発明のゲート式テンション付与装置であって、
溝部は、U字形状に形成されている。
第8の発明のゲート式テンション付与装置は、第1から第7のいずれかの発明のゲート式テンション付与装置であって、
第1テンション部材及び第2テンション部材の両方が、溝部が形成された案内部を有している。
第9の発明のゲート式テンション付与装置は、第1から第8のいずれかの発明のゲート式テンション付与装置であって、
第1テンション部材の溝部と第2テンション部材の溝部は、同じ形状に形成されている。
第10の発明の糸巻取装置は、
給糸ボビンを保持する給糸部と、
給糸ボビンから解舒された糸の走行速度を600m/分以上に設定する設定手段と、
第1から第9のいずれかの発明のゲート式テンション付与装置と、を備え、
ゲート式テンション付与装置は、設定手段によって600m/分以上の走行速度に設定されて走行する糸にテンションを付与する。
第11の発明のテンション部材は、ゲート式テンション付与装置に用いられるものであって、
走行する糸の位置を規定する溝部が形成された案内部を有している。
第12の発明のテンション付与方法は、給糸ボビンから解舒された糸を600m/分以上の走行速度で走行させた状態で、第1から第9のいずれかの発明のゲート式テンション付与装置によって、糸にテンションを付与する。
本発明のゲート式テンション付与装置、糸巻取装置、テンション部材、及びテンション付与方法によれば、糸は、走行位置が溝部内に規定され、溝部の内壁に適切に接触しながら走行する。このため、糸の毛羽を効果的に伏せることができる。また、毛羽を効果的に伏せることができるので、毛羽伏せ用の装置を別途設置する必要がないという利点がある。
自動ワインダー100を示す図。 本発明の実施形態に係るゲート式テンション付与装置3(待機位置)を示す図。 本発明の実施形態に係るゲート式テンション付与装置3(作動位置)を示す図。 図3のA−A断面を示す図。 (A)は第1テンション部材32を示す図。(B)は第2テンション部材42を示す図。 (A)は第2テンション部材42が待機位置にある状態を示す図。(B)は第2テンション部材42が作動位置にある状態を示す図。 図6(B)の矢印Xの方向から見た図。 糸Yの走行速度と毛羽増加数の関係を示すグラフ。
次に、発明の実施形態に係るゲート式テンション付与装置3、及びゲート式テンション付与装置3を適用した糸巻取装置としての自動ワインダー100について、図1から図8を用いて説明する。
本実施形態においては、説明の便宜上、図面において交差矢印と前後、左右、及び上下の表示とで示した方向を、前後方向、左右方向、及び上下方向と規定する。図1に示すように、自動ワインダー100は、給糸ボビンBから解舒された糸Yを巻き取ってパッケージPを作成する。
自動ワインダー100は、本体フレームFを基体として構成されている。本体フレームFには、下から上へ延びる糸Yの走行経路に沿って、給糸部1、解舒補助装置2、ゲート式テンション付与装置3、テンションセンサー4、糸継装置5、糸欠陥検出装置6、及び巻取部7などの各装置が配置されている。
給糸部1は、自動ワインダー100に供給された給糸ボビンBを保持する。解舒補助装置2は、給糸ボビンBから解舒される糸Yの膨らみ(バルーン)を規制し、解舒張力を安定させる。ゲート式テンション付与装置3は、給糸ボビンBから送給される糸Yに所定の張力を付与する。テンションセンサー4は、ゲート式テンション付与装置3を通過した糸Yの走行経路に設けられており、糸Yの張力を測定して得られた測定データを出力する。
糸継装置5は、糸欠陥検出装置6で糸欠陥が検知されて糸Yが切断されたときなどに、(糸欠陥部分が除去されたのちの)パッケージP側の上糸と給糸ボビンB側の下糸とを継ぎ合わせる。本体フレームFには、糸継時に下糸を捕捉して糸継装置5に渡す中継ぎパイプ12と、上糸を捕捉して糸継装置5に渡すサクションマウス13とが設けられている。ゲート式テンション付与装置3に対する糸Yの導入は、中継ぎパイプ12が糸継装置5に下糸を渡す過程で行なわれる。巻取部7は、巻取ボビン9に糸Yを巻き取り、パッケージPを作成する。
巻取部7は、糸Yを綾振りする溝付きの綾振ドラム14と、パッケージPの巻取ボビン9を支持するクレードル15などで構成されている。なお、巻取部7の構成はこれに限定されず、例えば、綾振ドラム14に替えて溝なしの接触ローラと、当該接触ローラから独立した綾振り機構とを備える構成であってもよい。
次に、ゲート式テンション付与装置3について説明する。ゲート式テンション付与装置3は、図2〜図4に示すように、主に、ケーシング21、第1ブラケット22、第2ブラケット23、第1ゲート体(固定側の張力付与体)30、第2ゲート体(可動側の張力付与体)40、及び駆動機構51を備えている。
ケーシング21は、ゲート式テンション付与装置3の基体を構成する。ケーシング21の上部には、第1ブラケット22が設けられている。ケーシング21の下部には、第2ブラケット23が設けられている。第1ブラケット22及び第2ブラケット23は、それぞれ平板状に形成され、第1導入溝24又は第2導入溝25を有している。第1導入溝24及び第2導入溝25は、前側が開放端で、前後方向に長いスリット状の溝である。第1導入溝24及び第2導入溝25は、糸継時に糸Yを第1ゲート体30と第2ゲート体40との間に案内する。
第1ゲート体30及び第2ゲート体40は、第1ブラケット22及び第2ブラケット23の間に配置される。図2に示すように、待機位置では、第2ゲート体40が第1ゲート体30から離間して、第1ゲート体30と第2ゲート体40との間への糸Yの導入に備える。また、図3に示すように、作動位置では、第1ゲート体30と第2ゲート体40とが協同して糸Yを挟み込んで、走行する糸Yを屈曲させることで糸Yにテンションを付与する。
第1ゲート体30は、ベース31及び複数の第1テンション部材32を有している。ベース31はケーシング21に固定されている。複数の第1テンション部材32は、糸走行方向D(図4参照)に沿って互いに間隔をあけてベース31上に並設され、全体として櫛歯状となっている。第1テンション部材32はセラミック製であって、ベース31に対して着脱自在になっている。着脱自在であるので、第1テンション部材32が摩耗した際には、容易に部品交換をすることができる。ただし、第1テンション部材32はセラミック製以外であってもよく、また、着脱自在となっていなくてもよい。
図4、図5(A)及び図7に示すように、第1テンション部材32は板状体である。第1テンション部材32の糸道(糸Yの走行経路)に面する縁部は糸Yと接触する部分であり、縦断面(上下方向に切断した断面)が円弧状に形成されている(第1テンション部材32の外周面が丸く形成されている:図5の※印部参照)。ただし、円弧状に限定されるものではなく、糸Yを切断しない程度に丸みがついていればよい。
図2、図3及び図5(A)に示すように、第1テンション部材32の平面形状は、糸Yを前方から後方に向けて円滑に導入し、所定の位置に位置決めできる形状に形成されている。具体的には、第1テンション部材32の前側には、第1ブラケット22及び第2ブラケット23の第1導入溝24及び第2導入溝25で導入された糸Yを円滑に導入できるように円弧部34が形成されている。円弧部34の後側には、湾曲形状の第1案内部35が形成されている。第1案内部35は、円弧部34で導入した糸Yを所定の位置に位置決めする。第1案内部35には、第1溝部36が形成されている。第1溝部36については後に詳細に説明する。第1案内部35の後側には、糸Yが後方へ移動するのを規制するための突起部37が形成されている。
図2及び図3に示すように、第2ゲート体40は、糸Yの走行経路を挟んで第1ゲート体30と反対側に配置される。第2ゲート体40は、第1ゲート体30に対して揺動自在に設けられる。
第2ゲート体40は、ボス41及び複数の第2テンション部材42を有している。ボス41は、下側の第2ブラケット23に固定した揺動軸59に揺動自在に支持されている。複数の第2テンション部材42は、作動位置において、複数の第1テンション部材32と互い違い状に交差できるように、糸走行方向Dに沿って互いに間隔をあけてボス41上に並設され、全体として櫛歯状となっている。第2テンション部材42はセラミック製であって、ボス41に対して着脱自在になっている。着脱自在であるので、第2テンション部材42が摩耗した際には、容易に部品交換をすることができる。ただし、第2テンション部材42はセラミック製以外であってもよく、また、着脱自在となっていなくてもよい。
図4、図5(B)及び図7に示すように、第2テンション部材42は板状体である。第2テンション部材42の糸道(糸Yの走行経路)に面する縁部は糸Yと接触する部分であり、縦断面(上下方向に切断した断面)が円弧状に形成されている(第2テンション部材42の外周面が丸く形成されている:図5の※印部参照)。ただし、円弧状に限定されるものではなく、糸Yを切断しない程度に丸みがついていればよい。
図2、図3及び図6に示すように、第2テンション部材42の平面形状は、第1テンション部材32と協同して糸Yを挟んだときに、糸Yが前方へ移動するのを規制する形状である。具体的には、第2テンション部材42には、前側から後側に掛けて、第1テンション部材32に対向する側(糸道に面する側)が凹状となるように湾曲する第2案内部44が形成されている。第2案内部44には、第2溝部45が形成されている。第2溝部45については後に詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、駆動機構51は、主に回転型の第1ソレノイドアクチュエータ52と第2ソレノイドアクチュエータ53、第1レバー54、第2レバー55、第1ロッド56、及び第2ロッド57を有する。第1レバー54は、第1ソレノイドアクチュエータ52の回転軸に固定されている。第2レバー55は、第2ソレノイドアクチュエータ53の回転軸に固定されている。第1ロッド56は、第1レバー54の一端と第2レバー55の一端とを連動可能に連結している。第2ロッド57は、第1レバー54の他端とボス41に設けた第3レバー58とを連動可能に連結している。
第1ソレノイドアクチュエータ52及び第2ソレノイドアクチュエータ53の駆動は、自動ワインダー100の各部を制御する制御装置60(図1参照)によって制御される。第1ソレノイドアクチュエータ52が駆動されると、第2ゲート体40が待機位置(図2参照)から作動位置(図3参照)へと切り換えられる。第2ソレノイドアクチュエータ53が駆動されると、第2ゲート体40が作動位置(図3参照)から待機位置(図2参照)へと切り換えられる。
次に、第1テンション部材32の第1溝部36と、第2テンション部材42の第2溝部45について説明する。
第1テンション部材32の第1溝部36は、湾曲形状である第1案内部35の屈曲点に相当する位置(湾曲の底となる位置)に形成されている。より詳しくは、第1溝部36が形成される位置は、第1テンション部材32が第2テンション部材42と協同して糸Yを挟んだときに、第1テンション部材32の第1案内部35と第2テンション部材42の第2案内部44で糸Yが規制される位置である。なお、第1溝部36の位置は、走行中の糸Yの位置を規定できるのであれば、第1案内部35の屈曲点からずれた位置に形成されていてもよい。
第1溝部36の形状は、略V字形状である。第1溝部36は、直線状の左右一対の側壁部38と円弧状の底部39を有する。一対の側壁部38は、底部39の円弧の両端点から当該端点における接線方向に延びていれば、各側壁部38と底部39との接続がなめらかになるために好ましい。また、一対の側壁部38がなす角度は、例えば0度以上170度以下とすることが好ましい。
底部39は、平面視で所定の半径R1の円弧状に形成されている(図6(A)参照)。この半径R1の数値は、走行する糸Yの外周の少なくとも一部に沿うような大きさに設定されること、換言すれば、走行する糸Yと所定の接触領域を確保する弧の形状に形成されていることが好ましく、例えば0.2mmから2.0mmが好ましい。ただし、半径R1の数値はこれに限定されるものではなく、例えば0.1mmであってもよいし、3.0mmであってもよい。この数値は、糸Yの種類や太さやその他の糸巻取条件によって可変する。また、底部39は円弧状であれば特に加工の観点で好ましいが、正円でない弧状であってもよい。
底部39の縦断面(上下方向に切断した断面)は円弧状に形成されており、その半径R2は、例えば1.0mmから1.5mm程度が好ましい(図7参照)。ただし、半径R2の数値はこれに限定されるものではない。
第2テンション部材42の第2溝部45は、湾曲形状である第2案内部44の屈曲点に相当する位置(湾曲の底となる位置)に形成されている。より詳しくは、第2溝部45が形成される位置は、第2テンション部材42が第1テンション部材32と協同して糸Yを挟んだときに、第2テンション部材42の第2案内部44と第1テンション部材32の第1案内部35で糸Yが規制される位置である。なお、第2溝部45の位置は、走行中の糸Yの位置を規定できるのであれば、第2案内部44の屈曲点からずれた位置に形成されていてもよい。
本実施形態では、第1溝部36と第2溝部45の形状は、同じ形状に形成されている。具体的には、第2溝部45の形状は、略V字形状である。第2溝部45は、直線状の一対の側壁部46と円弧状の底部47を有する。一対の側壁部46は、底部47の円弧の両端点から当該端点における接線方向に延びていれば、各側壁部46と底部47との接続がなめらかになるために好ましい。また、一対の側壁部46がなす角度は、例えば0度以上170度以下とすることが好ましい。
底部47は、平面視で所定の半径R3の円弧状に形成されている(図6(A)参照)。この半径R3の数値は、走行する糸Yの外周の少なくとも一部に沿うような大きさに設定されること、換言すれば、走行する糸Yと所定の接触領域を確保する弧の形状に形成されていることが好ましく、例えば0.2mmから2.0mmが好ましい。ただし、半径R3の数値はこれに限定されるものではなく、例えば0.1mmであってもよいし、3.0mmであってもよい。この数値は、糸Yの種類や太さやその他の糸巻取条件によって可変する。また、底部47は円弧状であれば特に加工の観点で好ましいが、正円でない弧状であってもよい。
底部47の縦断面(上下方向に切断した断面)は円弧状に形成されており、その半径R4は、例えば1.0mmから1.5mm程度が好ましい(図7参照)。ただし、半径R4の数値はこれに限定されるものではない。
次に、上記説明したゲート式テンション付与装置3の動作について説明する。例えば、パッケージPを作成中に糸Yに糸欠陥が発見されて、糸欠陥部分が糸欠陥検出装置6のカッターで切断された場合、中継ぎパイプ12及びサクションマウス13は、切断された糸Yを吸引捕捉する。制御装置60は、第2ソレノイドアクチュエータ53を駆動して第2ゲート体40を作動位置(図3参照)から待機位置(図2参照)へ切り換える。
次いで、中継ぎパイプ12を上方向へ旋回させて、糸Yを、ゲート式テンション付与装置3の第1ブラケット22及び第2ブラケット23の第1導入溝24及び第2導入溝25を介して、待機位置にある第2ゲート体40と、第1ゲート体30との間へ導入する。その後、制御装置60は、第1ソレノイドアクチュエータ52を駆動して、第2ゲート体40を待機位置(図2参照)から作動位置(図3参照)へ切り換える。そして糸Yは、第1ゲート体30の第1テンション部材32、及び第2ゲート体40の第2テンション部材42でジグザグ状に挟み込まれた状態で走行する。第1テンション部材32及び第2テンション部材42は、第1溝部36及び第2溝部45で走行する糸Yの位置を規定しながら、糸Yに張力を付与する。
ここで、糸Yの走行速度(以降、糸速という)は、600m/分以上に設定することが好ましい。糸速の設定は、自動ワインダー100の運転条件を設定するための設定部61で行うことができる。
図8は、糸速と毛羽増加数の関係を示す実験結果のグラフである。横軸は糸速であり、縦軸は毛羽増加数であって、毛羽長3mm以上の毛羽の増加数(給糸ボビンBに巻かれた糸Yの毛羽数と、パッケージPに巻かれた糸Yの毛羽数の差)がカウントされている。三角(▲)を付した線は、本実施形態に係るゲート式テンション付与装置3を備えた自動ワインダー100での糸速と毛羽増加数の関係を示す。四角(■)を付した線は、従来のゲート式テンション付与装置を備えた自動ワインダーでの糸速と毛羽増加数の関係を示す。菱形(◆)を付した線は、比較のためテンション付与装置のない自動ワインダーでの糸速と毛羽増加数の関係を示す。
本願の発明者は、多数の実験を実施することによって、糸速と毛羽増加数との間に所定の相関関係があるという知見を得た。すなわち、図8の菱形を付した線に示すように、テンション付与装置のない自動ワインダーでは、糸速が増大するに従って、糸Yの毛羽増加数は増大する傾向にある。これは、給糸ボビンBからの糸Yの解舒時に、糸速(解舒速度)が増大するに従って糸Yに作用する力(衝撃)が大きくなり、毛羽が増大するためと考えられる。
図8の四角を付した線に示すように、従来のゲート式テンション付与装置を備えた自動ワインダーの場合、糸速が600m/分から750m/分前後の領域における毛羽増加数は、テンション付与装置のない自動ワインダーよりも多い。しかしながら、糸速が高くなると、毛羽増加数は、テンション付与装置のない自動ワインダーよりも少なくなる。これは、一般にゲート式テンション付与装置は、糸の毛羽を増加させる作用と、糸の毛羽を減少させる作用の両方を有し、糸速によってそれらの作用が変化するためであると考えられる。すなわち、比較的低速では、糸Yの毛羽を増加させる作用が毛羽を減少させる作用よりも優位であり、比較的高速では、それが逆転するものと考えられる。
図8の三角を付した線に示すように、本実施形態に係るゲート式テンション付与装置3を備えた自動ワインダー100の場合、糸速が600m/分以上の全域において、従来のゲート式テンション付与装置を備えた自動ワインダーよりも毛羽増加数が少ない。これは、糸Yの走行位置が第1溝部36及び第2溝部45に規定され、第1溝部36及び第2溝部45の内壁に適切に接触しながら走行するため、接触時に糸Yにテンションを付与しつつ糸Yの毛羽を効果的に伏せるためと推測される。すなわち、本実施形態に係るゲート式テンション付与装置3は、糸Yの毛羽を増加させる作用よりも糸Yの毛羽を減少させる作用のほうが、従来のゲート式テンション付与装置に比べて非常に優位に働いていると推測される。したがって、糸速は、毛羽の増加量を抑制する観点も考慮して、実験で優れた効果があることを確認した600m/分以上に設定することが好ましい。ただし、これは、600m/分以下の糸速で走行することを、不適であるとして除外するわけではない。
以上説明した本実施形態に係るゲート式テンション付与装置3及び自動ワインダー100によれば、次のような効果を有する。
ゲート式テンション付与装置3は、第1テンション部材32及び第2テンション部材42が、走行する糸Yの位置を規定する第1溝部36が形成された第1案内部35、及び第2溝部45が形成された第2案内部44を有する。糸Yは、走行位置が第1溝部36及び第2溝部45内に規定され、第1溝部36及び第2溝部45の内壁に適切に接触しながら走行する。このため、糸Yの毛羽を効果的に伏せ、解舒時に増加した毛羽の量を従来よりも減少させることができる。また、毛羽を効果的に伏せることができるので、毛羽伏せ用の装置を別途設置する必要がないという利点がある。
ゲート式テンション付与装置3の第1溝部36の底部39、及び第2溝部45の底部47は、走行する糸Yと所定の接触領域を確保する弧の形状に形成されている。従って、走行する糸Yが第1溝部36及び第2溝部45の内壁に接触する接触領域が適度に確保されるので、解舒時に増加した毛羽の量を減少させることができる。
ゲート式テンション付与装置3の第1案内部35は、湾曲形状に形成され、第1溝部36は、第1案内部35の屈曲点に形成されている。従って、糸Yは、第1案内部35の湾曲形状によって滑らかに第1溝部36まで案内されるので、この案内時に余計な力が糸Yに作用することを防止することができる。
ゲート式テンション付与装置3の第2ゲート体40は第1ゲート体30に対して揺動自在に設けられている。従って、例えば第1ゲート体30に対して接離方向に平行移動するように設けられている場合と比べて、駆動機構51を簡素にすることができる。
ゲート式テンション付与装置3の第1溝部36は、側壁部38と弧状の底部39とを有している。また、第2溝部45は、側壁部46と弧状の底部47とを有している。従って、第1溝部36及び第2溝部45の内壁と走行する糸Yとの接触領域を十分に確保することができるため、毛羽立ちを抑制することができる。また、第1溝部36の底部39、及び第2溝部45の底部47が尖っていないので、底部39及び底部47に風綿等の異物が詰まることを防止することができる。
ゲート式テンション付与装置3の第1溝部36及び第2溝部45は、V字の谷底に丸みをつけた略V字形状に形成されている。従って、第1溝部36及び第2溝部45の内壁と糸Yとが、糸Yの外周の約半周に相当する接触領域で接触することが可能となるので、接触領域を十分に確保して、毛羽立ちを抑制することができる。また、第1溝部36及び第2溝部45は略V字形状に形成されており、糸Yが第1溝部36及び第2溝部45内に入る間口が大きいため、糸Yを第1溝部36及び第2溝部45内にスムーズに案内することができる。
ゲート式テンション付与装置3の第1テンション部材32及び第2テンション部材42の両方が、第1溝部36及び第2溝部45が形成された第1案内部35及び第2案内部44を有している。従って、走行する糸Yの両側に第1溝部36及び第2溝部45が配置され、糸Yの略全周に亘って第1テンション部材32及び第2テンション部材42が接触するので、毛羽立ちをより抑制することができる。
ゲート式テンション付与装置3の第1テンション部材32の第1溝部36と第2テンション部材42の第2溝部45は、同じ形状に形成されている。従って、走行する糸Yの両側から同じ形状の第1溝部36及び第2溝部45に接触するので、毛羽立ちを糸Yの略全周に亘って同じ様に抑制することができる。
自動ワインダー100は、給糸ボビンBから解舒された糸速を600m/分以上に設定する設定部61を備え、ゲート式テンション付与装置3は、設定部61によって600m/分以上の所定の糸速に設定されて、走行する糸Yにテンションを付与する。従って、ゲート式テンション付与装置3によって毛羽立ちを抑制する効果は糸速に相関し、600m/分以上の糸速において毛羽立ちをより抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1テンション部材32及び第2テンション部材42の両方に溝部(第1溝部36、第2溝部45)が形成されているが、これに限定されず、第1テンション部材32及び第2テンション部材42の一方だけに溝部が形成されていてもよい。この場合においても、毛羽の増加量を抑制する効果を得られる。
また、上記実施形態では、第1溝部36及び第2溝部45は、略V字形状に形成されているが、これに限定されない。例えば、第1溝部36及び第2溝部45の形状を略U字形状としてもよい。この場合、第1溝部36及び第2溝部45の内壁と糸Yとが、糸Yの外周の約半周に相当する接触領域で接触することが可能となるので、接触領域を十分に確保して、毛羽立ちを抑制することができる。
また、図4では、第1テンション部材32を5個備え、第2テンション部材42を4個備える構成を示しているが、第1テンション部材32及び第2テンション部材42の個数はこれに限定されない。また、第1テンション部材32及び第2テンション部材42の形状も、図5及び図6に示す形状に限定されるものではなく、板状以外に棒状であってもよいし、その他の形状であってもよい。また、第1テンション部材32及び第2テンション部材42は全体として異なる形状に形成されているが、同じ形状であってもよい。また、上記実施形態では、第1ゲート体30が固定され、第2ゲート体40が可動するように説明したが、第1ゲート体30が可動し、第2ゲート体40が固定されるように構成されていてもよく、第1ゲート体30と第2ゲート体40の両方が可動するように構成されていてもよい。これらの点に関し、少なくとも、第1ゲート体30及び第2ゲート体40という相対するゲート体が、それぞれ櫛歯状になるように複数個の第1テンション部材32又は第2テンション部材42を備え、且つ、第1テンション部材32及び第2テンション部材42が互い違いに噛み合って糸Yに接触し、所望の張力を付与可能に構成されていればよい。第1ゲート体30及び第2ゲート体40を可動させる構成も前述の駆動機構51の構成に限定されない。
また、上記実施形態では、給糸ボビンBから解舒された糸Yを巻取ボビン9に巻き取ってパッケージPを形成する自動ワインダー100に本発明を適用した例について説明したが、自動ワインダー以外の糸巻取装置に本発明を適用することも可能である。
100 自動ワインダー
F 本体フレーム
1 給糸部
2 解舒補助装置
3 ゲート式テンション付与装置
4 テンションセンサー
5 糸継装置
6 糸欠陥検出装置
7 巻取部
9 巻取ボビン
12 中継ぎパイプ
13 サクションマウス
14 綾振ドラム
15 クレードル
21 ケーシング
22 第1ブラケット
23 第2ブラケット
24 第1導入溝
25 第2導入溝
30 第1ゲート体
31 ベース
32 第1テンション部材
34 円弧部
35 第1案内部
36 第1溝部
37 突起部
38 側壁部
39 底部
40 第2ゲート体
41 ボス
42 第2テンション部材
44 第2案内部
45 第2溝部
46 側壁部
47 底部
51 駆動機構
52 第1ソレノイドアクチュエータ
53 第2ソレノイドアクチュエータ
54 第1レバー
55 第2レバー
56 第1ロッド
57 第2ロッド
58 第3レバー
59 揺動軸
60 制御装置
61 設定部
B 給糸ボビン
Y 糸
P パッケージ

Claims (12)

  1. 走行する糸を屈曲させることによってテンションを付与する、ゲート式テンション付与装置であって、
    複数の第1テンション部材が並設された第1ゲート体と、
    糸の走行経路を挟んで前記第1ゲート体と反対側に配置されるとともに前記第1ゲート体に対して接離方向に移動可能に設けられ、複数の第2テンション部材が並設された第2ゲート体と、を備え、
    前記第1テンション部材及び前記第2テンション部材の少なくとも一方は、走行する糸の位置を規定する溝部が形成された案内部を有する、
    ゲート式テンション付与装置。
  2. 請求項1に記載のゲート式テンション付与装置であって、
    前記溝部の底部は、走行する糸と所定の接触領域を確保する弧の形状に形成されている、
    ゲート式テンション付与装置。
  3. 請求項1又は2に記載のゲート式テンション付与装置であって、
    前記案内部は、湾曲形状に形成され、
    前記溝部は、前記案内部の屈曲点に相当する位置に形成されている、
    ゲート式テンション付与装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のゲート式テンション付与装置であって、
    前記第2ゲート体は、前記第1ゲート体に対して揺動自在に設けられている、
    ゲート式テンション付与装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のゲート式テンション付与装置であって、
    前記溝部は、直線状の側壁と弧状の底壁とを有し、前記側壁のなす角度が0度以上170度以下となるように形成されている、
    ゲート式テンション付与装置。
  6. 請求項5に記載のゲート式テンション付与装置であって、
    前記溝部は、V字の谷底に丸みをつけた略V字形状に形成されている、
    ゲート式テンション付与装置。
  7. 請求項5に記載のゲート式テンション付与装置であって、
    前記溝部は、U字形状に形成されている、
    ゲート式テンション付与装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のゲート式テンション付与装置であって、
    前記第1テンション部材及び前記第2テンション部材の両方が、前記溝部が形成された前記案内部を有している、
    ゲート式テンション付与装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のゲート式テンション付与装置であって、
    前記第1テンション部材の前記溝部と前記第2テンション部材の前記溝部は、同じ形状に形成されている、
    ゲート式テンション付与装置。
  10. 給糸ボビンを保持する給糸部と、
    前記給糸ボビンから解舒された糸の走行速度を600m/分以上に設定する設定手段と、
    請求項1から9のいずれか1項に記載のゲート式テンション付与装置と、を備え、
    前記ゲート式テンション付与装置は、前記設定手段によって600m/分以上の走行速度に設定されて走行する糸にテンションを付与する、
    糸巻取装置。
  11. ゲート式テンション付与装置に用いられるテンション部材であって、
    走行する糸の位置を規定する溝部が形成された案内部を有する、
    テンション部材。
  12. 給糸ボビンから解舒された糸を600m/分以上の走行速度で走行させた状態で、請求項1から9のいずれか1項に記載のゲート式テンション付与装置によって、糸にテンションを付与する、
    テンション付与方法。
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