JP2014510759A - 疼痛の慢性化を予防するためのタペンタドール - Google Patents
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Abstract
Description
(i)疼痛慢性化を患っている対象における疼痛の治療(疼痛慢性化に起因する慢性疼痛の治療、慢性化した疼痛の治療);
(ii)疼痛慢性化を患っている対象における疼痛慢性化の治療;
(iii)疼痛慢性化の予防;
(iv)疼痛慢性化を患っている対象における疼痛の治療および疼痛慢性化の同時の治療;および
(v)疼痛の治療および疼痛慢性化の同時の予防、
における使用のためのタペンタドールに関する。
したがって、本発明のこの実施形態では、疼痛慢性化が生じている。
−相O1の連続M1日の間、場合により他の鎮痛薬と組み合わせて、
−しかし、前記の相O1の直後 相O2の連続M2日の間ではなく、
投与され;ここでM1およびM2は、独立して1〜100の整数であり、好ましくはそのM2≧M1であることを条件とする。
−好ましくは術後の相P1の連続N1日の間、場合により他の鎮痛薬と組み合わせて、
−前記の好ましくは術後相P1の直後、相P2の連続N2日の間、場合により他の鎮痛薬と組み合わせて、
−しかし、前記の相P2の直後、相P3の連続N3日の間ではなく、
投与され;ここでN1、N2およびN3は、独立して1〜100の整数であり、好ましくはN1≧N2であることを条件とする。
−好ましくは術後相P1の連続N1日の間ではなく、
−しかし、前記の好ましくは術後相P1の直後、相P2の連続N2日の間ではなく、
−そして、前記相P2の直後、相P3の連続N3日の間ではなく、
投与され;ここでN1、N2およびN3は、独立して1〜100の整数であり、好ましくはN1≧N2であることを条件とする。
−好ましくは術後相P1の連続N1日の間に、
−前記の好ましくは術後相P1の直後、相P2の連続N2日の間に、
−そして、前記の相P2の直後、相P3の連続N3日の間に、
投与され;ここでN1、N2およびN3は、独立して1〜100の整数であり、好ましくはN1≧N2であることを条件とし;相P3の連続N3日の間に投与されるタペンタドールの1日用量は、鎮痛に有効なタペンタドールの1日用量未満、例えば25mgである。
術後の切開による疼痛は、持続性の急性疼痛の一般的な形態である。Brennan et al. (Brennan TJ, Vandermeulen EP, and Gebhart GF. Characterization of a rat model of incisional pain. Pain 1996; 64:493−501)は、新規の鎮痛性治療の評価のために、後肢の足底表面上に外科的処置を施したラットにおける術後モデルを開発した。ラットの肢の外科的切開は、最初の術後期間の間、信頼性があり、定量可能な触覚過敏症を引き起こし、外科手術後数日間継続する。従って、このモデルは、術後疼痛用の試験薬剤による無痛覚を予測するために有用であり得る。
14.7mg/kgの腹腔内経路(i.p.)の用量でタペンタドールを、1日目〜5日目を通して1日2回(BID)(午前7時/午後7時)投与した。第一の投与は、1日目の手術の20分前に与えられた。6日目〜13日目まで、物質は与えられなかった(ウォッシュアウト相)。試験スキームを、図1で概略的に示す。
図2によって証明されるように、触覚刺激に対する感受性の増加(von Frey hairでの刺激に対する逃避閾値の減少、いわゆる触覚痛覚過敏症)が、足の切開の直後に始まり、試験の終了まで続く(手術後少なくとも12日間)。
方法
到着時150−200gの体重である雄のSprague−Dawleyラット(Charles River Laboratories, L’Arbresle, France)を使用した。動物は、研究所への受け入れから、いずれの介入もしくは処置の前に少なくとも1週間、その後安楽死まで、管理された環境条件(22±1°C、60%の相対湿度、12h/12hの明/暗サイクル、飼料および水は自由摂取)下で維持された。
ラットにペントバルビタールナトリウム(50mg/kgのi.p.)で麻酔を施した。片側のCCI−IONをZeiss顕微鏡(10−25×)を使用して、直接目視管理下で行った。簡潔に言うと、頭をHorsley−Clarkeの定位フレームに固定し、正中頭皮切開を施し、頭蓋および鼻骨を露出させた。上顎骨、前頭骨、涙骨および頬骨によって形成される眼窩の縁を切り取った。その後、眼窩内容を、ちょうど仙骨から眼窩下孔への眼窩で最も吻側の範囲で切り取られた眼窩下神経にアクセスするように穏やかにそらした。神経のうちの5mmのみを切除できれば、そのまわりに緩く(約2mmの間隔で)くくりつけられた2つのクローミック腸線(5−0)結紮を配置するための空間が与えられる。所望の程度の狭窄を得るために、Bennett and Xie (1988)によって定められた基準を使用した:結紮は、ちょうど目に見える量によって神経の直径を減少させ、神経上膜の循環を遅らせるが、妨げはしなかった。最後に、頭皮の切開を絹製縫合糸(4−0)を使用して閉じた。偽性手術ラットでは、IONを同じ手順を用いて露出したが、結紮しなかった。
上記のようにラットに麻酔を施し、総坐骨神経を露出させた。解剖顕微鏡(2×倍率)を使用して、4つのクローミック腸線(5−0)結紮を、約1mmの間隔で座骨神経の3つに分岐する前で緩く結んだ(Bennett and Xie, 1988)。最後に、皮膚と筋肉を絹製縫合糸(4−0)を使用して縫い合わせた。偽性手術動物では、同一の手術を行ったが、神経は結紮しなかった。
異痛症/痛覚過敏症がCCI−SNおよびCCI−IONラットの両方においてプラトーに達した時に、タペンタドール(1、3および10mg/kg i.p.)、レボキセチン(10mg/kg i.p.)、モルヒネ(1および3mg/kg s.c.)またはそれらのビヒクル(0.9% NaCl)を手術の14日後に急速に注射した。行動試験を注射の4時間後までに、様々な時間において行った。薬剤関連手順において、レボキセチンまたは生理食塩水を、モルヒネまたは生理食塩水の15分前に投与した。
CCI−IONラットにおけるVon Freyフィラメント
2時間の馴化期間、ラットは小さな(35×20×15cm)プラスチックケージに個々に置かれた。いずれの刺激セッションの前にも、ラットを2時間、観察ケージおよび試験環境を自由に探索させた。その後、機械的感受性を、段階的な一連の11本のvon Freyフィラメント(Bioseb, Bordeaux, France)で測定した。フィラメントはそれぞれ、0.40、0.60、1.00、2.00、4.00、6.00、8.00、10.00および12.00gの曲げに要する力を提供する。刺激を神経損傷の側でION領域内に3回適用し(震毛パッド)、その後、対側部位においてラット1匹あたり各フィラメントを合計6回適用し、いつも最低の力をもたらすフィラメントを用いて開始した。ラットがその最初の休止状態に戻った少なくとも3秒後に、von Freyフィラメントを適用した。各セッションに関して、von Freyフィラメントの全シリーズを力が増加する順番で試験した。行動の侵害刺激反応は以下のいずれかからなる:(1)活発な逃避反応:ラットは活発に後退した;(2)回避/攻撃:ラットは、ケージの壁に対して屈む姿勢(時々、体の下に頭が埋もれるように)をとるために刺激対象からその体を離すことにより受動的に、あるいは、噛みつきおよび掴み取り行動を行い、刺激対象を攻撃することにより積極的に、フィラメントとさらに接触することを回避した;あるいは(3)非対称性の顔の身づくろい:ラットは、刺激された顔面野に向けて少なくとも3回の連続的な一連の洗顔行動を示した(活発な逃避反応がしばしば先行した)。後の反応は、Vos et al. (1994)によって最初に記述されたランク付け応答スコア化システム(rank−ordered response scoring system)において最高スコアを示した。我々自身の条件下では、機械的応答閾値は、震毛領域における3回の適用のうちの少なくとも2回に対するこれらの応答の中の少なくとも1回を生じる最小の力のフィラメントとして決定された。12.00gのフィラメントが、カットオフ閾値(この押力では組織損傷が生じなかった)であった。手術前の試験では、12.00gのフィラメントを用いる刺激は、大部分のラット(>90%)において侵害受容行動を誘発しなかった。非特異的な反応を回避するために、これらのラットだけを試験に含ませた。
試験の前に、各ラットを上記のように2時間馴化させ、その後、機械的感受性を、段階的な一連の8本のvon Freyフィラメント(それぞれ6、8、10、12、15、26および60gの曲げに要する力を生じる)を用いて測定した。刺激は、SN領域(後肢底部の外側部)内に適用された。最も低い力を生じるフィラメントから開始して増加していく順序で、各フィラメントにつき神経損傷部位において3回試験を行った。CCI−IONラットに関しては、ラットがその最初の休止状態に戻った少なくとも3秒後に、von Freyフィラメントを適用した。動物が3回の刺激のうちの少なくとも2回に応答する活発な足の逃避および/または退避の試みのいずれかを示す最小の力のフィラメントによって、機械的応答閾値を測定できた。いずれの組織損傷も予防するためのカットオフ閾値として60.00gのフィラメントを選択した。
gとして表される侵害受容の閾値は、Ugo Basile無痛覚計(Bioseb、Chaville、France)を使用して、神経を損傷した後足に、増加する圧力を加えることにより測定された。侵害受容の閾値を定量するために使用された応答は、動物の後肢の逃避および発声であった(Randall and Selitto,1957年)。後肢逃避およびその後に鳴き声が得られるまで(すなわち、後肢が圧力下に置かれた時の発声閾値)、増加する圧力を神経が損傷した後肢に適用した。後肢逃避が脊髄性の協調反射であるのに対して、発声は上脊髄で統合される反応なので、この試験は、脊髄対上脊髄メカニズムのそれぞれの寄与の予備評価を提供する。
qRT−PCR法に使用される動物は、亜慢性の治療条件のために、タペンタドールまたは生理食塩水の最終注射の4時間後、von Freyフィラメント試験の実施直後に断頭された(上記参照)。CCI−IONラットに関して三叉神経節および脊髄核尾側部(Sp5c)、およびSN−CCIラットに関してL4−L5後根神経節(DRG)および脊髄の腰膨大の同側および対側性の背部四分円を0〜4°Cで切開し、組織を液体窒素中で直ちに凍結させ、−80°Cで保管した。total RNA抽出に、NucleoSpin RNA II抽出キット(Macherey−Nagel、Hoerdt、France)を使用した。
供給業者(Invitrogen、Cergy Pontoise、France)によって推奨されるように、第一鎖cDNA合成(20μl反応混合物あたり660ngのtotal RNAから)を、SuperScript(商標)III逆転写酵素およびランダムプライマー(1反応あたり250ng)を使用して行った。その後、標的遺伝子:Activating Transcription Factor 3 (ATF3; Rn00563784_m1)、インターロイキン−6 (IL6; Rn00561420_m1)およびBrain Derived Neurotrophic Factor (BDNF, Rn02531967_s1)、に関して、PCR増幅を各サンプルあたり三重に、ABI Prism 7300(Applied Biosystems, Courtaboeuf, France), ABgene(登録商標) ABsolute QPCR ROX Mix (ABgene, Couraboeuf, France)およびAssays−on−Demand Gene Expression probes (Applied Biosystems)を使用して行った。半定量的測定を、グリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼ(GaPDH; Rn99999916_sl)をコードするレポーター遺伝子を対照として行った。反応は、95℃で15分のポリメラーゼ活性化段階で始まり、95℃で15秒および60℃で60秒を30〜40サイクル続けた。結果の妥当性を、適切なネガティブコントロールを実施することにより常に確認した(PCR増幅に関して、cDNAと水との置き換え;cDNA合成に関して逆転写酵素の省略)。特定のmRNAレベルを、各サンプルにおけるGaDPH mRNAで標準化した後に計算した(Latremoliere et al., 2008)。データはコントロール値と比較した相対的なmRNA単位として示す。
結果は、平均±S.E.M.として表す。分散(ANOVA)、それに続くDunnett検定の測定解析を、時間に対する薬剤効果を比較するために行った。mRNAレベルにおける薬剤効果を比較するために、一元配置分散分析、それに続きニューマン−クールズ検定を使用した。経時変化曲線下面積(AUC)を台形規則を使用して計算した。様々な治療群に対応するAUC値における差の統計的有意性を、スチューデントt検定によって解析した。有意水準はP<0.05に設定した。
CCI−SNラットにおけるタペンタドールを用いた急性もしくは亜慢性治療の効果
Randall−Selitto試験
図5:CCI−SNラットにおけるタペンタドールの反痛覚過敏効果
坐骨神経への片側の慢性絞扼性損傷の2週間後に、タペンタドール(10mg/kg i.p.)または生理食塩水を注射し(横座標上の0)、その後の種々の時間における、後肢逃避(A)および発声(B)に対する圧力閾値(gとして)を測定するために、Randall−Selitto試験を使用した。各ポイントは、4つの独立した測定の平均±S.E.M.である。*P<0.05、コントロールの健康なラットにおける圧力閾値と比較(手術前、横座標上のC)、Dunnett検定。
図6:CCI−SNラットにおけるタペンタドールでの急性もしくは亜慢性治療の抗異痛効果
A−坐骨神経への片側性の慢性絞扼性損傷の2週間後に、同側の後肢の足底表面上へのvon Freyフィラメント適用に対する侵害防衛反応を引き起こすための圧力閾値(gとして)を、タペンタドール(1、3または10mg/kg、i.p.)または生理食塩水の急性注射後の様々な時間に測定した。B−神経結紮の後15日目(横座標上のD)に、ラットを4日間、タペンタドール(10mg/kg、i.p.、1日2回、午前10:00および午後6:00)または生理食塩水で亜慢性に処置した。翌日(手術後19日目)に、タペンタドールおよび生理食塩水で予備処置されたCCI−SNラット両方に、タペンタドール(10mg/kg、i.p.;横座標上の0)を注射し、続いて、その後様々な時間に、圧力閾値(gとして)の測定のために同側の後肢へ適合させたvon Frey試験に付した。各ポイントは、5〜10回の独立した測定の平均±S.E.M.である。*P<0.05、タペンタドールまたは生理食塩水注射の直前に測定した圧力閾値と比較、Dunnett検定。
von Freyフィラメント試験
図7:CCI−IONラットにおけるタペンタドールでの急性もしくは亜慢性治療の抗異痛効果
A−眼窩下神経への片側性の慢性絞扼性損傷の2週間後に、同側の震毛パッド上へのvon Freyフィラメント適用に対する侵害防衛反応を引き起こすための圧力閾値(gとして)を、タペンタドール(1または10mg/kg、i.p.)または生理食塩水の急性注射後の様々な時間に測定した。B−神経結紮の後15日目(横座標上のD)に、ラットを4日間、タペンタドール(10mg/kg、i.p.、1日2回、午前10:00および午後6:00)または生理食塩水で亜慢性に処置した。翌日(手術後19日目)に、タペンタドールおよび生理食塩水で予備処置されたCCI−IONラット両方に、タペンタドール(10mg/kg、i.p.;横座標上の0)を注射し、続いて、その後様々な時間に、圧力閾値の測定のために同側の震毛パッドに適用されるvon Frey試験に付した。各ポイントは、4〜8回の独立した測定の平均±S.E.M.である。*P<0.05、タペンタドールまたは生理食塩水注射の直前に測定した圧力閾値と比較、Dunnett検定。
CCI−SNラットにおいて
図8:CCI−SNラットにおけるモルヒネの用量依存的な抗異痛効果
坐骨神経への片側性の慢性絞扼性損傷の2週間後に、同側の後肢の足底表面上へのvon Freyフィラメント適用に対する侵害防衛反応を引き起こすための圧力閾値(gとして)を、モルヒネ(1、3または10mg/kg、s.c.)または生理食塩水の急性注射(横座標上の0)後の様々な時間に測定した。各ポイントは、5〜7回の独立した測定の平均±S.E.M.である。*P<0.05、モルヒネまたは生理食塩水注射の直前に測定した圧力閾値と比較、Dunnett検定。
坐骨神経への片側性の慢性絞扼性損傷の2週間後に、同側の後肢の足底表面上へのvon Freyフィラメント適用に対する侵害防衛反応を引き起こすための圧力閾値(gとして)を、レボキセチン(10mg/kg、i.p.)または生理食塩水の注射、その15分後に続く1mg/kg s.c.(A)または3mg/kg s.c.(B)のモルヒネあるいは生理食塩水の注射後の様々な時間に測定した。各ポイントは、5〜6回の独立した測定の平均±S.E.M.である。
図10:CCI−IONラットにおけるレボキセチンおよびモルヒネ(単独または併用)の急性投与の抗異痛効果
眼窩下神経への片側性の慢性絞扼性損傷の2週間後に、同側の震毛パッド上へのvon Freyフィラメント適用に対する侵害防衛反応を引き起こすための圧力閾値(gとして)を、レボキセチン(10mg/kg、i.p.)または生理食塩水の注射、その15分後に続くモルヒネ(3mg/kg s.c.)あるいは生理食塩水の注射後の様々な時間に測定した。各ポイントは、5〜6回の独立した測定の平均±S.E.M.である。
特定のmRNAレベルのリアルタイムのqRT−PCR測定を、亜慢性の5日間治療条件下で行われたタペンタドールまたは生理食塩水の最終注射の4時間後に屠殺したラットから切除した組織において行った(方法欄を参照)。
図12:CCI−IONラットおよび偽性手術ラットにおける(A)同側の三叉神経節および(B)叉神経脊髄路核(Sp5c)の尾部でのATF3、IL−6およびBDNFをコードするmRNAの組織レベル−タペンタドールでの亜慢性治療の効果。
タペンタドール(1−10mg/kg、i.p.)の急性投与は、CCI−SNおよびCCI−IONラットの両方において異痛症を有意に軽減した。モルヒネ(3mg/kg、s.c.)またはレボキセチン(10mg/kg、i.p.)は単独ではわずかに活性なだけだったが、両方の薬剤の併用はタペンタドールで観察されたもののように超相加的効果をもたらした。同側の神経節および/または中枢組織における、ATF3−、IL−6−およびBDNF転写産物の神経結紮誘発性の過剰発現は、タペンタドールでの亜慢性の抗異痛治療によって変化しなかった。
Claims (13)
- 疼痛慢性化を患っている対象における疼痛の治療における使用のための、および/または疼痛慢性化の治療または予防における使用のためのタペンタドール。
- (i)疼痛慢性化を患っている対象における疼痛の治療;
(ii)疼痛慢性化を患っている対象における疼痛慢性化の治療;
(iii)疼痛慢性化の予防;
(iv)疼痛慢性化を患っている対象における疼痛の治療、および疼痛慢性化の同時の治療;または
(v)疼痛の治療、および疼痛慢性化の同時の予防、
における使用のためである、請求項1に記載の使用のためのタペンタドール。 - 疼痛が中枢性または末梢性である、請求項1または2に記載の使用のためのタペンタドール。
- 疼痛が急性である、請求項1〜3のいずれか1つに記載の使用のためのタペンタドール。
- 急性疼痛が、機械的疼痛、熱疼痛(heat pain)、冷覚疼痛(cold pain)、虚血性疼痛および化学物質誘発性疼痛からなる群から選択される、請求項4に記載の使用のためのタペンタドール。
- 疼痛が、術後疼痛、炎症性疼痛、片頭痛に関連する疼痛、頭痛に関連する疼痛、過敏性大腸症候群に関連する疼痛、線維筋痛に関連する疼痛、関節性痛、骨痛、関節痛、消化器痛、筋肉痛、狭心症疼痛、顔面痛、骨盤痛、跛行、術後疼痛、外傷後疼痛、緊張型頭痛、産科の疼痛、婦人科の疼痛および化学療法によって誘発された疼痛から成る群から選択される、請求項1〜5のいずれか1つに記載の使用のためのタペンタドール。
- 疼痛が術後疼痛であり、そしてタペンタドールが、
−術後相P1の連続N1日の間、
−前記の術後相P1の後、相P2の連続N2日の間、
−しかし、前記の相P2の後、相P3の連続N3日の間ではなく;
投与され;ここでN1、N2およびN3は、独立して1〜100の整数であり、ただし、N1≧N2であることを条件とする、請求項1〜6のいずれか1つに記載の使用のためのタペンタドール。 - N3≧N1≧N2であるか、またはN3≧N2≧N1である、請求項7に記載の使用のためのタペンタドール。
- 片頭痛の治療または予防において使用するためのタペンタドール。
- 疼痛が中程度または重度である、請求項1〜9のいずれか1つに記載の使用のためのタペンタドール。
- タペンタドールが経口投与される、請求項1〜10のいずれか1つに記載の使用のためのタペンタドール。
- タペンタドールが毎日1日1回または1日2回投与される、請求項1〜11のいずれか1つに記載の使用のためのタペンタドール。
- タペンタドールが25〜600mgの範囲内の1日用量で投与される、請求項1〜12のいずれか1つに記載の使用のためのタペンタドール。
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