JP2014235242A - Aerial positioning stand of articulated arm in combination with flexible tube arm - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、デジタルカメラ、光学乃至電子顕微鏡、USB顕微鏡 双眼鏡などの光学機器、或いはダイヤルゲージ、CCD顕微鏡レンズのような精密測定機器類、更にはハンディ型レーザー溶接トーチ、レーザーポインター、医療機器、超微細加工機など(以下、これらの適用対象物品を使用目的物と総称する。)を支持させ使用に供する支持具であって、3次元空間における空中位置及び姿勢を正確に自在に決めること、及び同位置及び姿勢を固定化し又は用済み後には前記固定を解除する操作を自在に無駄なく迅速に行うことができて使い勝手の良い空中位置決めスタンドの技術分野に属する。 The present invention can be applied to optical instruments such as digital cameras, optical to electron microscopes, USB microscopes, binoculars, etc., or precision measuring instruments such as dial gauges, CCD microscope lenses, handheld laser welding torches, laser pointers, medical instruments, A support tool for supporting and using a micro-machining machine (hereinafter, these articles to be applied are collectively referred to as intended objects), and accurately and freely determining an aerial position and posture in a three-dimensional space; and It belongs to the technical field of an easy-to-use aerial positioning stand that can fix the same position and posture after being used or can be quickly and freely operated for releasing the fixation.
現在、デジタルカメラ等の精密な「使用目的物」を、3次元空間において自在に高精度に位置及び姿勢を決めて、その位置及び姿勢を固定化して使用可能にする手段としては、本出願人による下記特許文献1記載の空中位置決めスタンドが知られ、各方面で重宝に実用されている。
Currently, the present applicant can use a precise “object to be used” such as a digital camera as a means to determine the position and orientation freely and accurately in a three-dimensional space, and to fix the position and orientation for use. The aerial positioning stand described in the following
下記特許文献1に開示された空中位置決めスタンドは、図1以下に基本構造を示した通り、2本のアーム、即ち多関節アーム1とフレキシブルチューブアーム2を並列配置に併用した構成である。両アーム1、2の根元側は共通の固定プレート3へ結合し固定して支持させている。両アーム1、2の先端側は、それぞれ共通の先端側部材4と結合した構成とされている。前記固定プレート3は、スイッチ22aの回転操作により磁気吸着力をオン、オフ制御できる磁石式定着具22へ取付けネジ23により結合して、良磁性の作業台24などの上面に固定して使用できる構成とされている。
多関節アーム1は、図3に例示したように中空管状で鋼製の2本のアーム材11、12を中継部として繋いだ中間節15を構成するハンドル14のねじ回し操作により、アーム材11、12の各内蔵ロッド11a、12aが押し出され、球体5b、6bを強く押して固定する。又は内蔵ロッド11a、12aの押し出しを緩めて前記固定が解除される。前記の操作で先端側部材4の位置及び姿勢、ひいては同部材4へ取り付けた「使用目的物」の使用に求められる空中位置及び姿勢が、使用者の望み通りに決められ、固定して使用に供される。或いは前記の使用後には前記固定が解除される。
一方、フレキシブルチューブアーム2は、例えば図7に例示した螺旋構造のものが適度な剛性(半剛性)による支持力と自立性を発揮する材として好適に使用される。即ち、多関節アーム1は、ハンドル14の回転操作で固定状態を解除されると、自立姿勢を保てず、支持力を発揮しない。その不都合をフレキシブルチューブアーム2の支持力と自立性が補完して、空中位置決めスタンドの使用上の利便性に寄与する。
即ち、フレキシブルチューブアーム2が固有の変形自在性と支持機能を発揮し、その限度に先端側部材4及びこれに取り付けた「使用目的物」の使用位置及び使用姿勢を調整して特定する操作の自在性と支持機能(形態保持機能)を担保し、所望の空中位置決め及び姿勢を固定化するまでの間の仮決め使用を容易に可能ならしめる。
The aerial positioning stand disclosed in the following
As shown in FIG. 3, the articulated
On the other hand, for example, the
That is, the
上記のとおり、多関節アーム1は、2本のアーム11と12を繋ぐ中間節15のハンドル14を緩めると、中関節15が緩むだけでなく、2本のアーム11、12を根本側の固定プレート3及び先端側部材4と結合した双方の球継手型関節5、6まで自由な状態(いわゆるグニャグニャ状態)になって、自立性と姿勢保持作用を期待できない。しかし、このときフレキシブルチューブアーム2が、図7或いは図8に断面構造を例示した螺旋構造であるが故に、いわゆる半剛性の姿勢又は形態の保持力(自立性)を発揮して、先端側部材4の位置及び姿勢を一定状態に保持する。よって、当該スタンドの使用者は、上記「使用目的物」を取り付けた先端側部材4の位置及び姿勢を、同「使用目的物」の使用に最適な位置及び姿勢に調整し確定する微妙な操作を、ゆっくりと落ち着いて確実に実行できるので、使い勝手が良いと高く評価されている。
しかし、最近では「使用目的物」の範囲が大きく広がって、例えばダイヤルゲージ、CCD顕微鏡レンズなどの高精度な測定機器や超微細加工機など、或いはレーザーポインター、医療機器など、重量が4Kg前後に及ぶ機種も珍しくはない。その結果、こうした重量物の使用に好適な構成、機能に改良、改善することが各使用の現場で要望されている。
上記多関節アーム1とフレキシブルチューブアーム2を併用した空中位置決めスタンドについて、上記の要望に応じる対案としては、第一義的に、フレキシブルチューブアーム2の上記半剛性の姿勢又は形態の保持力(自立性)を、先端側部材4へ取り付けた「使用目的物W」の重量が4Kgを超えても、所謂「垂れ落ち」現象を生じない程度に半剛性の自立性を発揮する仕様のフレキシブルチューブアームを採用して構成することが検討される。
As described above, when the
However, the range of “objects to be used” has been greatly expanded recently. For example, high-precision measuring devices such as dial gauges and CCD microscope lenses, ultra-fine processing machines, laser pointers, medical devices, etc., have a weight of around 4 kg. The range of models is not uncommon. As a result, there is a demand in the field of each use to improve and improve the configuration and function suitable for the use of such heavy objects.
Regarding the aerial positioning stand using both the articulated
しかし、フレキシブルチューブアーム2の自立性と形態保持力が、4Kg前後の「使用目的物」を取り付けても、所謂「垂れ落ち」現象を生じない仕様のフレキシブルチューブアームに置換してグレードアップすると、今度はフレキシブルチューブアーム2に本来望まれている変形自在性能を損なうことになり、「使用目的物」の使用に最適な位置及び姿勢の調整の自在性と微妙な操作性に問題が生ずる。
即ち、フレキシブルチューブアーム2として、上記半剛性の形態・姿勢の保持力(支持力)が大きい仕様にグレードアップした材を選択し使用すると、必然、フレキシブルチューブアーム2に期待している変形の自在性が阻害されるからである。
阻害内容を具体的に言えば、先端側部材4を「使用目的物」の使用に最適な位置及び姿勢に調整する回転操作の際、例えば図1の姿勢において先端側部材4を左回り方向又は右回り方向へ周回させる調整・操作(位置の移動)を行うとき、フレキシブルチューブアーム2の根本側は固定プレート3へ固定され、先端側は先端側部材4に固定されている関係上、前記両端の間で、螺旋構造のフレキシブルチューブアーム2は、螺旋を巻き締める方向へ、又は逆に螺旋を緩める方向への操作を行うことになる。
However, if the
In other words, if a
Specifically, when the rotation operation for adjusting the
その結果、上記したように半剛性で形態保持力が強い螺旋構造のフレキシブルチューブアームを使用していることと相俟って、フレキシブルチューブアームを螺旋方向へ巻き締める操作時には、それなりに大きな変形抵抗が生じて使いにくく、微妙な位置及び姿勢の調整を行い難い。しかも螺旋を巻き締める方向への変形と変位を進める程に、前記の抵抗力が漸増して、自在な操作性を阻害され、微妙な位置及び姿勢の調整と確定が難しくなる。逆に、前記螺旋を緩める方向への変位、変形の操作に際しては、前記の変形抵抗は小さいが、それだけに両方向への変位、変形の操作時に生ずる抵抗の大小差が、使用者の手応え(手応え感)の偏差として感得され、「使用目的物」の使用に最適な位置及び姿勢の微妙な調整・操作を難しくする問題点が生じ、これが解決すべき課題になっている。
因みに、フレキシブルチューブアーム2としては、現在、上記した螺旋構造チューブのほかに、単純な蛇腹構造チューブも使用に供されている。しかし、当該空中位置決めスタンドへの適用材として、螺旋構造フレキシブルチューブアームに求める上記の性能や機能を超える蛇腹構造フレキシブルチューブアームは見当たらない。
その他の課題として、空中位置決めスタンドの利用範囲を更に一層拡大する工夫、とりわけ根元部材3の機能と使い勝手の良さの獲得、及び先端側部材4へ様々な構成、機能の「使用目的物」を取り付けて使用することに一層至便で有用な形状と構造で利便性の高い構成に改良することも求められている。
As a result, combined with the use of a flexible tube arm that is semi-rigid and strong in shape retention, as described above, a large deformation resistance can be obtained when the flexible tube arm is wound in the spiral direction. Is difficult to use, and it is difficult to make subtle adjustments in position and posture. Moreover, as the deformation and displacement in the direction of tightening the helix are advanced, the resistance force gradually increases, obstructing the free operability, and making it difficult to adjust and determine a delicate position and posture. On the other hand, when the displacement and deformation operations are performed in the direction of loosening the spiral, the deformation resistance is small, but the displacement in both directions and the difference in resistance that occurs during the deformation operation are responsive to the user's response (feeling of response). ), Which makes it difficult to finely adjust and operate the optimum position and posture for use of the “use object”, and this is a problem to be solved.
Incidentally, as the
As other issues, the device to further expand the range of use of the aerial positioning stand, in particular the acquisition of the functions and usability of the
従って、本発明の第一の目的は、多関節アーム1が有する位置決め固定操作の自在性と確実さ及び精度の良さ、利便性を確保しつつ、「使用目的物」として4Kg前後の重量物を先端側部材へ取り付けて使用することに適する構成とすることである。その手段として多関節アーム1の中間節15のハンドル14を緩めた際に、フレキシブルチューブアームが先端側部材へ取り付けた「使用目的物」の重量に負けて垂れ落ちする懸念のない構成として、多関節アームの自立性の無さを補完するのに必要十分な自立性と支持力を発揮する高強度、高剛性の螺旋構造フレキシブルチューブアームを用いた構成として、少なくとも4Kg前後と重量が大きい「使用目的物」の使用を容易に可能とし、もって適用範囲を大きく拡張した空中位置決めスタンドを提供することである。
本発明の次の目的は、上記の通り4Kg前後の重量がある「使用目的物」を適用可能な構成にグレードアップしてもなお、上記螺旋構造のフレキシブルチューブアームの機械的性状に起因する、自在な変形性能を補償し、前記の欠陥が原因で使いづらさを来すことのない構成に改良した空中位置決めスタンドを提供することである。
要するに、本願発明は、先端側部材へ4Kg前後と重い「使用目的物」を取り付けて使用する際に、「使用目的物」の空中位置及び姿勢を決める調整、操作の性能に優れ、使い勝手が良い構成に改良した、多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンドを提供することが本発明の目的である。
Accordingly, a first object of the present invention is to secure a weight and weight of about 4 kg as a “use object” while ensuring the flexibility, reliability, accuracy, and convenience of the positioning and fixing operation of the articulated
The next object of the present invention is due to the mechanical properties of the flexible tube arm having the helical structure, even when the "use object" having a weight of about 4 kg as described above is upgraded to a configuration applicable. It is an object of the present invention to provide an aerial positioning stand improved in a configuration that compensates for free deformation performance and does not become difficult to use due to the above-mentioned defects.
In short, the present invention is excellent in the adjustment and operation performance for determining the aerial position and posture of the “use object” when using a heavy “use object” of around 4 kg on the tip side member, and is easy to use. It is an object of the present invention to provide an aerial positioning stand having a combined structure of a multi-joint arm and a flexible tube arm, improved in configuration.
上記の課題を解決する手段として、請求項1に記載した発明に係る多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンドは、
多関節アーム1とフレキシブルチューブアーム2とを並列配置に併用し、前記多関節アーム1の根元側端部における球継手型関節6を構成する球体6bの取付用軸部材6e、およびフレキシブルチューブアーム2の根元側端部20がそれぞれ共通の根元部材3と平行な配置に結合され、
前記多関節アーム1の先側端部における球継手型関節5を構成する球体5bの取付用軸5e及びフレキシブルチューブアーム2の先側端部21がそれぞれ共通の先端側部材4と平行な配置に結合されており、
前記多関節アーム1は、複数本のアーム11、12を中央部関節15で屈折・回転が可能に一連に連結すると共に、ハンドル14の締め、緩め操作により前記アーム11、12の中間連結位置を締め付け又は緩めて固定化と自由化の操作をして、各アーム11、12の長手方向に内蔵された内蔵ロッド11a、12aを同アーム11、12の長手方向へ出入り運動させ、各内蔵ロッド11a、12aの先端部が球継手型関節5、6の球体5b、6bを押し付けて固定し又は同押付け力が解消される構成であり、
前記先端側部材4にデジタルカメラ、ダイヤルゲージ、非接触温度計などの「使用目的物」を取り付けて、その使用位置及び姿勢を決める空中位置決めスタンドにおいて、
上記フレキシブルチューブアーム2として、先端側部材4に少なくとも4Kg前後の重量がある「使用目的物」Wを取り付けても垂れ落ちを生ずることなく「使用目的物」Wの位置及び姿勢を保つ強度、剛性を発揮する螺旋構造のフレキシブルチューブを用いて構成され、
上記先端側部材4は、フレキシブルチューブアーム2の先端部に取り付けた接続具21の軸部21aを通す貫通孔4aを備え、同貫通孔4aへ嵌め通したフレキシブルチューブアーム2の先端部の前記接続具21の軸部21aを固定化又は自由化する手段を備えており、
多関節アーム1の先端部の球継手型関節5の取付用軸5eは、上記先端側部材4へ、フレキシブルチューブアーム2の前記接続具21の軸部21aと平行な配置で接合されており
先端側部材4及びこれに取り付けた「使用目的物」Wの位置及び姿勢の調整は、上記フレキシブルチューブアーム2の先端部の接続具21の軸部21aを固定化又は自由化する手段を緩めて自由状態にしたまま行い、使用目的物Wの位置及び姿勢が定まった時点で再び同固定化手段を働かせて固定状態にすることを特徴とする。
As a means for solving the above problems, an aerial positioning stand of the combined articulated arm and flexible tube arm structure according to the invention described in
The articulated
The
The
In the aerial positioning stand that attaches a “use object” such as a digital camera, dial gauge, non-contact thermometer to the distal
As the
The distal
The mounting
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンドにおいて、
フレキシブルチューブアーム2の先端部に取り付けた接続具21の軸部21aを固定化又は自由化する手段として、上記先端側部材4に、フレキシブルチューブアーム2の接続具21の軸部21aを通す貫通孔4aが多関節アーム1の先端部の球継手型関節軸5eと平行な配置に設けられ、同貫通孔4aの円周の一部を切り欠き状態に形成するスリット4bが設けられ、該スリット4bにより貫通孔4aの一部に可撓性を発揮させる可撓変形部4cが形成されており、
フレキシブルチューブアーム2の先端部の前記接続具21の軸部21aは、前記貫通孔4aの軸方向長さに比して調整幅分を加えて長く形成され、同軸部21aは先端側部材4の前記貫通孔4aへ通し、先端側から座金22aを備えた止めネジ22をねじ込んで抜け止めが行われ、更に先端側部材4の前記可撓変形部4cの外面側から前記スリット4bを直交方向に横断する配置に設けたボルト孔4d及び同ボルト孔4dと中心線を共有するねじ穴4eを設けて、同ねじ穴4eへ調整ボルト25aがその手動回転用ハンドル25でねじ込まれ、同手動回転用ハンドル25で固定化と自由化が行われること、
先端側部材4及びこれに取り付けた「使用目的物」Wの使用の位置及び姿勢を調整するに際しては、前記手動回転用ハンドル25でボルト25aを緩める方向へ回転してフレキシブルチューブアーム2の先端部の前記接続具21の軸部21aをルーズな状態に自由化させ、使用目的物Wの位置及び姿勢が定まった時点で再び前記手動回転用ハンドル25により前記ボルト25aを締め付け方向へ回転して固定化する構成であることを特徴とする。
The invention described in
As a means for fixing or freeing the
The
When adjusting the use position and posture of the distal
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載した多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンドにおいて、
先端側部材4は平面的に見るとH形状を呈し、その手前側の平面部4hであって中央のウエブ4fの両側位置の一方にフレキシブルチューブアーム2の先側端部の先端部の接続具21の軸部21aを通す貫通孔4aが設けられ、他方には多関節アーム1の先端部の球継手型関節軸5eを取り付ける取付用ボルト26を通すボルト孔4gが各々平行な配置に設けられており、
当該手前側の平面部4hと相対峙する先側の平面部4jに複数の取付用孔27が設けられ、この取付用孔27を利用して「使用目的物」Wが取り付けられ使用される構成であることを特徴とする。
The invention described in
The distal
A configuration in which a plurality of mounting
請求項4に記載した発明は、請求項1又は2に記載した多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンドにおいて、
前記多関節アーム1の根元側端部の球継手型関節6を構成する球体6bの取付用軸部材6c、およびフレキシブルチューブアーム2の根元側端部20を共通に結合する根元部材3’は平板状に形成され、この平板状の根元側部材3’は、「使用目的物」の使用に適切な場所及び位置の作業台へ直接ネジ止め等の手段により取り付けられ、又は同平板状根元部材3’はスイッチ22aの回転操作により磁気吸着力をオン、オフ制御できる磁石式定着具22へ取付けて良磁性の作業台24などの上面へ固定して使用される構成であることを特徴とする。
The invention described in
A
本発明に係る多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンドは、多関節アーム1のハンドル14を緩めると、フレキシブルチューブアーム2の自立性能(支持機能)及び自在な変形性の良さを利用して、先端側部材4へ取り付けた「使用目的物」Wを、その使用上に必要な位置及び姿勢を、3次元空間内で自由自在に調整、操作して、空中移動として位置決めを行うことができる。そして、前記のようにして「使用目的物」Wの使用上に必要な位置及び姿勢を定めた段階で、多関節アーム1の中央部関節15のハンドル14を締めると、即座にピタリと強固な位置決め固定を行えるので、「使用目的物」Wの使用に最適な位置及び姿勢の条件を短時間に正確に整えることができる。
The aerial positioning stand of the combined articulated arm and flexible tube arm structure according to the present invention utilizes the self-supporting performance (support function) and the flexibility of the
とりわけ先端側部材4へ取り付ける「使用目的物」Wの重量が4Kg前後に重い場合でも、それ用に強度、剛性をグレードアップした螺旋構造のフレキシブルチューブアーム2を採用した構成なので、前記重量による不都合の問題もなく、「使用目的物」Wの使用を適切に便利に行える。
また、強度、剛性をグレードアップしたフレキシブルチューブアーム2を採用した構成であるが故に「使用目的物」Wの使用上に必要な位置及び姿勢を決める調整、操作(空中移動)に際し、フレキシブルチューブアーム2の変形、変位の応答性が悪い(手強い)場合には前記調整操作を開始する準備として予め、フレキシブルチューブアーム2の先端部の接続具21の軸部21aを固定した手動回転用ハンドル25でボルト25aを緩める方向へ回転すると、フレキシブルチューブアーム2の接続具21の軸部21aは前記貫通孔4aの中でルーズな状態に自由化できる。よって、前記の自由度を利用して「使用目的物」Wの位置及び姿勢の調整、操作を無理なく自在に行うことができる。こうして「使用目的物」Wの使用位置及び姿勢が定まった時点で、再び前記手動回転用ハンドル25でボルト25aを締め付ける方向へ回転すると、フレキシブルチューブアーム2の先端部の接続具21の軸部21aを再び固定化できる。よって、「使用目的物」Wを好ましい位置及び姿勢に固定化して何の問題もなく使用できる。
In particular, even when the “use object” W to be attached to the distal
In addition, the
図示した先端側部材4は、一例として平面的に見た形態がH形状を呈し、その手前側の平面部4hにフレキシブルチューブアーム2の先側端部、及び多関節アーム1の先端部5を結合し、この手前側平面部4hと相対峙する先側の平面部4jに、その全面を活用して「使用目的物」Wを取り付けて使用できる。よって、種々な形態、大きさ、重さの「使用目的物」Wを多様に取り付けて使用でき、応用範囲が広く便利で使い勝手が良い。
しかも多関節アーム1の根元側端部6、及びフレキシブルチューブアーム2の根元側端部20を共通に結合した根元部材3’が平板形状であると、この根元部材3’は、現場で当該空中位置決めスタンドの設置が要請される機械設備や作業台などへ直接、ネジ止め等の手段により無理なく取り付け固定し使用できる。或いは同平板形状の根元部材3’を、スイッチ22aの回転操作により磁気吸着力をオン、オフ制御できる磁石式定着具22へ取付けると、良磁性の作業台24などへ固定して使用することもできる使い勝手の良さが得られ至便である。
The illustrated distal
In addition, when the
本発明に係る多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンドは、多関節アーム1と、フレキシブルチューブアーム2とを並列配置に併用した構成である。前記多関節アーム1の根元側端部(球継手型関節6)、およびフレキシブルチューブアーム2の根元側端部20はそれぞれ、共通の根元部材3又は3’へ平行な配置に結合されている。
前記多関節アーム1の先側端部に設けた継手型関節5を構成する球体5bの取付用軸5eと、及びフレキシブルチューブアーム2の先側端部の接続具21はそれぞれ、共通の先端側部材4と平行な配置に結合されている。
前記多関節アーム1は、複数本のアーム11、12を中央部関節15で屈折・回転が可能に一連に連結している。ハンドル14を締め、緩め操作すると、前記アーム11、12の中間連結位置を締め付けて固定化し又は緩めて自由状態に操作できる。と同時に各アーム11、12の長手方向に内蔵された内蔵ロッド11a、12aが同アーム11、12の長手方向へ出入り運動され、各内蔵ロッド11a、12aの先端部が球継手型関節5、6の球体5b、6bを押し付けて固定し、又は同押付け力を解消する構成である。
前記先端側部材4へデジタルカメラ、ダイヤルゲージ、光学ないし電子顕微鏡等の「使用目的物」W、とりわけ4Kg前後の重量物を取り付けても、その使用位置と姿勢を自在に決めて使用できる。
The aerial positioning stand of the combined articulated arm and flexible tube arm structure according to the present invention has a configuration in which the articulated
The
In the
Even if a “use object” W such as a digital camera, dial gauge, optical or electron microscope, especially a heavy object of around 4 kg, is attached to the distal
上記の先端側部材4は、フレキシブルチューブアーム2の先端部に設けた接続具21の軸部21aを通す貫通孔4aを備え、同貫通孔4aへ嵌めたフレキシブルチューブアーム2の前記接続具21の軸部21aを固定化又は自由化する手段を下記する構成で備えている。
先端側部材4に、フレキシブルチューブアーム2の接続具21の軸部21aを通す貫通孔4aが、多関節アーム1の先端部の球継手型関節軸5eとほぼ平行な配置に設けられている。更に、同貫通孔4aの円周の一部を切り欠き状態に形成するスリット4bが設けられ、前記スリット4bにより貫通孔4aの一部が可撓性を発揮する可撓変形部4cに形成されている。
フレキシブルチューブアーム2の先端部の前記接続具21の軸部21aは、前記貫通孔4aへ通し、先端側から止めネジ22をねじ込んで抜け止めが図られている。その上で、先端側部材4の前記可撓変形部4cの外面側から前記スリット4bを直交方向に横断する配置に設けたボルト孔4d及び同ボルト孔4dと中心線を共有するねじ穴4eへ、ボルト25aをその手動回転用ハンドル25でねじ込み締め込んで前記軸部21aの固定化が行われる。
先端側部材4及びこれに取り付けた「使用目的物」Wの使用の位置及び姿勢を調整するに際しては、上記手動回転用ハンドル25でボルト25aを緩める方向へ回転してフレキシブルチューブアーム2の先端部の前記軸部21aをルーズな状態に自由化する。その上で使用目的物Wの位置及び姿勢の調整、操作を自由に行い、位置及び姿勢が定まった時点で、再び前記手動回転用ハンドル25でそのボルト25aを締め付ける方向へ回転して固定化する。
The distal
A through
The
When adjusting the use position and posture of the distal
以下、図示した実施例に基づいて、本発明の多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンドの実施例を説明する。
図1〜図3は、空中位置決めスタンドの構成と使用状態を示している。
この空中位置決めスタンドは、多関節アーム1およびフレキシブルチューブアーム2の根元側端部6と20をそれぞれ共通の根元部材たる根元固定プレート3へ結合し、同多関節アーム1とフレキシブルチューブアーム2の先側端部5と21も、それぞれ共通の先端側部材たる先側連結プレート4と結合して並列的関係に併用した構成を特徴としている。但し、図1は多関節アーム1とフレキシブルチューブアーム2をほぼ平行状態に配置した構成であるが、図4のように多関節アーム1とフレキシブルチューブアーム2が交差状態に配置された構成で同様に実施することもできる。いずれも本発明の多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の実施例である。
多関節アーム1の構成については、既に上記の特許文献1に開示した先行技術と大差ないので、その技術情報を下地にして以下の説明を簡単に進める。
図3に詳細構造を示したとおり、多関節アーム1の構成は、鋼管製である2本のアーム11と12の一端を、共通な軸ボルト10に滑り軸受メタル13を介在させて屈折回転が可能に重ね合わせて連結している。前記軸ボルト10は回転しない構成とされ、その先端側のネジ部10aへねじ込まれた雌ネジハンドル14の回転により、前記2本のアーム11、12の連結部を締め付けて固定化し、又は緩めて自由化できる中央部関節15が構成されている。
Hereinafter, based on the illustrated embodiment, an embodiment of the aerial positioning stand of the combined articulated arm and flexible tube arm structure of the present invention will be described.
1 to 3 show the configuration and use state of the aerial positioning stand.
This aerial positioning stand connects the base
Since the configuration of the
As shown in the detailed structure in FIG. 3, the
上記中央部関節15のほか、2本のアーム11、12それぞれの先端部に設けられた球継手型関節5、6との組み合わせで、多関節アーム1(実質的に3関節アーム)が構成されている。
球継手型関節5、6の構成も、図3に詳細を示した通り、2本のアーム11、12の先端部にボールホルダ5a、6aがストップリング7により抜け外れ不能に、且つ回転自在な状態に取り付けられている。各ボールホルダ5a、6aの中に収納された球体5b、6bは、ボールホルダ5a、6aの外側開口の位置をストップリング8により抜け外れ不能に、且つ球体5b、6bは回転自在状態に支持されている。各球体5b、6bと一体的構造に設けられたネック部材5c、6cは、各ボールホルダ5a、6aの口部から外方へ広角の旋回動作が自在に突き出されている。各ネック部材5c、6cの座部5d、6dより先方位置に取付け用ネジ軸5e、6eが突き出されている。
なお、図1と図4及び図6には、先端側のボールホルダ5aに、その開口側から軸線方向に少なくとも1個のU字形切り欠き溝5fが、前記ネック部材5cを進入可能な溝幅で設けられている。根元側のボールホルダ6にも同様のU字形切り欠き溝が設けられているが、図示の都合上見えないので類推されたい。
ボールホルダ5、6の上記したU字形切り欠き溝は、ネック部材5c、6cの回転時にネック部材5c、6cを進入させることにより、球体5b、6bの回転自在性に加えて、ネック部材5c、6cの屈折角度を拡大でき、その分だけ取付用ネジ5e、6eに連なるアーム11、12の回転変位角を例えば約90度程度まで(但し、前記回転角度の設定は自由。)させることを可能にする。よって多関節アーム1の変形可能範囲を拡大できる効果を奏する。
In addition to the central joint 15, a multi-joint arm 1 (substantially a three-joint arm) is configured by a combination with ball
As shown in detail in FIG. 3, the ball
1, 4, and 6, at least one
The above-mentioned U-shaped notch grooves of the
上記2本のアーム11、12には、その中心部の軸線方向に、上記雌ネジハンドル14を締め、緩めする回転操作によって出入り動作されるロッド11a、12aが、2本のアーム11、12の長手方向の全長に及ぶ長さで内蔵されている。
図3に詳細構造を示したように、上記軸ボルト10の頭部側(図3の左端側)には、アーム12のロッド12aの基端部とは傾斜角が約30度程度のゆるい傾斜面Aで接触するテーパースリーブ16が嵌められている。また、同軸ボルト10の先端側(図3の右端寄り側)には、アーム11のロッド11aの基端部と傾斜角が約30度程度の傾斜面Bで接触するテーパースリーブ17が嵌められている。前記二つの傾斜面AおよびBは同一の向きに配置されている。
したがって、雌ネジハンドル14を締め込み方向へ回転すると、図3中右側のテーパースリーブ17はねじ込み量に等しい量だけ左方へ押し込まれ、傾斜面Bの迫り効果によってロッド11aを押し出す。よって、同ロッド11aの先端は球継手型関節5の球体5bへ強く押し付けられ、同球体5bをボールホルダ5aへ強固に固定する。
同時に図3中左側のテーパースリーブ16は、前記雌ネジハンドル14のねじ込み量に等しく右方へ引き寄せられ、傾斜面Aの迫り効果によってロッド12aを押し出す。よって、同ロッド12aの先端は球継手型関節6の球体6bへ強く押し付けられ、同球体6bをボールホルダ6aへ強固に固定する。
上記のようにして多関節アーム1の強固な位置決め固定の機能が奏される。勿論、上記雌ネジハンドル14を逆に緩める回転操作をすると、テーパースリーブ16、17の迫り作用は解消され、内蔵のロッド11a、12aによる球体5b、6bの押圧力が解消されて、前記の位置決め固定の機能も瞬時に解消される。
The two
As shown in detail in FIG. 3, the head bolt side (the left end side in FIG. 3) of the
Accordingly, when the female screw handle 14 is rotated in the tightening direction, the right
At the same time, the
As described above, the function of firmly positioning and fixing the
次に、上記フレキシブルチューブアーム2には、周知のたわみ金属管(アルモンドたわみ金属管を含む。)が好適に使用される。とりわけ本願発明の上記目的に照らし、先端側部材4に少なくとも4Kg前後の重量がある「使用目的物」Wを取り付けても、フレキシブルチューブアーム2が垂れ落ちを生ずることなく、同フレキシブルチューブ2が半剛性の姿勢保持力と自立性を発揮して「使用目的物」Wの位置及び姿勢を保つ(支持する)仕様として選択した螺旋構造のフレキシブルチューブを用いて構成されている。
具体的に言えば、図7、8から類推できるように、線径がφ3.5mm程度のコイル材を、コイル外径φ16mmの螺旋形状に巻いたフレキシブルチューブアーム2が好適に使用される。前記フレキシブルチューブの構造詳細は、図7が分かりやすいように、前記コイルの外周側の各隙間位置に、断面が前記コイルの外周側隙間に密接する略三角形状の補強コイル(三角線)2aがくさび状の配置で、全長にわたり巻き付けられ、変形の自在性を毀損しない二重巻き構造で、剛性、強度の向上が図られている。
或いはまた、図8に例示したように、上記寸法例の主コイルチューブ2の内径部に同心配置で、フレキシブルチューブアームの剛性と強度を補助する従たるコイルチューブ2bが、その根元側の片端のみを根元側部材3’へ固定した片持ち状態で設置された二重コイル構造のフレキシブルチューブアーム2’も同様に採用して実施される。前記従たるコイルチューブ2bの先端部は接続具21の手前側位置で自由端とされている。
上記構造のフレキシブルチューブアーム2又は2’は、その両端部に、例えば図1で確認できるように、金属製の接続具20と21がそれぞれカシメ加工により一体的に接合して設けられている。因みに、上述の図8に示す二重コイル構造のフレキシブルチューブアーム2’の場合には、根元側の接続具20をカシメ加工する際に、内部の従たるフレキシブルチューブ2bの根元側端部も主コイルチューブ2と合一に接続具20へ固定化される。しかし、同内部のフレキシブルチューブアーム2’の長さは、先端側の接続具21の手前側までとされ、同先端側の接続具21のカシメ加工の位置には至らず、自由端として構成され、自由端の構成で先端側部材4の位置及び姿勢の調整、操作の自由を確保している。
上記した先端側部材4は、図6に見るとおり、上記フレキシブルチューブアーム2の先端部に取り付けた接続具21の軸部21aを通す貫通孔4aを備え、この貫通孔4aへ嵌め通した前記軸部21aを固定化し、又はその固定を解いて自由化する手段を備えているが、その構成の詳細は別途下記の段落で説明する。
Next, a known flexible metal tube (including an Almond flexible metal tube) is preferably used for the
Specifically, as can be inferred from FIGS. 7 and 8, a
Alternatively, as illustrated in FIG. 8, the
As shown in FIG. 1, for example, the
As shown in FIG. 6, the distal
本発明の空中位置決めスタンドは、上記構成の多関節アーム1及びフレキシブルチューブアーム2をほぼ同じような長さ(但し、図示例のようにフレキシブルチューブアーム2は円弧状に湾曲した形状として若干短い構成で使用するのが操作上好ましい。)で用意し、図1の実施例1では多関節アーム1およびフレキシブルチューブアーム2それぞれの根元側端部を共に、共通の根元固定プレート3へそれぞれ平行配置に結合されている。
具体的にいえば、図1と図2に示したように、根元固定プレート3は約45度に傾斜させた傾斜面3aを有し、同傾斜面3aに予め通孔を用意しておく。そして、前記多関節アーム1の根元側端部を形成する球継手型関節6の球体6bの取付用ネジ6e(詳細な構造は図3を参照)を、図2に示したように根元固定プレート3の前記通孔へ通し、裏側からナット9を締め込んで結合される。このときネック部材6cの座部6d(図3を参照)の存在が安定性の高い結合状態に寄与する。
一方、上記のフレキシブルチューブアーム2は、その根元側端部へ取付けた接続具20の先端部を、図7に示したように、前記根元固定プレート3の傾斜面3aの通孔へ通し、裏側から座金27aを持つボルト27をねじ込み強固に結合される。こうして多関節アーム1及びフレキシブルチューブアーム2の根元側端部は、共通の根元固定プレート3の傾斜面3aに対し垂直な向きに平行する配置で結合される。
図1と図2では、上記の根元固定プレート3は、その底面が、スイッチ22aの回転操作により磁気吸着力をオン、オフ制御できる磁石式定着具22の上面へ重ね、ボルト23により一体化して、磁石式定着具22を金属製の定盤等その他の良磁性の作業台24などの上面へ磁気吸着力により固定して使用する例を示している。
In the aerial positioning stand of the present invention, the
Specifically, as shown in FIGS. 1 and 2, the
On the other hand, the
In FIG. 1 and FIG. 2, the
一方、図4に示す実施例2では、上記のフレキシブルチューブアーム2の根元側端部へ取付けた接続具20、及び上記多関節アーム1の根元側端部を形成する球継手型関節6の球体6bの取付用ネジ6eはそれぞれ、平板状をなす共通の台プレート3’の上面へ、上記同様に平行な配置で結合した構成で実施する場合を示している。
この実施例2のように平板状の台プレート3’を使用する場合は、当然、図8に示したように、フレキシブルチューブアーム2の根元側端部の一部を、台プレート3’の通孔へ通し(嵌め込み)、裏側から座金27aを持つボルト27をねじ込んで結合するが、その結合構造部は、多関節アーム1の根元側端部を形成する球継手型関節6の取付用ネジ6eとナット9による結合構造部と共に、それぞれ台プレート3’の厚さの範囲内に納まって底面にはみださない(突き出ないで全部板厚内に隠れる又は埋まる構成)が可能な厚さの台プレート3’を使用する。
こうして多関節アーム1及びフレキシブルチューブアーム2の根元側端部は、上記の通り、共通の根元固定プレート3の傾斜面3a又は3’に対し垂直な向きで並列配置に強固に結合される。
その上で、図4に示す平板状の台プレート3’の使用法としては、図4に例示したように、例えば四隅の位置にボルト孔30を貫通状態に設けておく(但し、ボルト孔30の位置及び個数はこの限りではない。)。そして、各貫通孔30へ取付ネジ31を通し、「使用目的物」Wの使用に求められる最適な設置場所の例えば機械の台座や剛強なテーブル等へ直接ネジ止め固定して安定状態に使用することに好適である。
或いは図9に例示したように、上記の台プレート3’を、上述したスイッチ22aの回転操作により磁気吸着力をオン、オフ制御できる磁石式定着具22の上面へ、取付ネジ31により取付けて、良磁性の作業台24などの上面へ磁気吸着力で固定して使用する構成を実施することも好ましい。
On the other hand, in the second embodiment shown in FIG. 4, the connecting
When the
Thus, the base-side end portions of the
In addition, as a method of using the
Alternatively, as illustrated in FIG. 9, the
次に、上記フレキシブルチューブアーム2及び上記多関節アーム1の先端側を、先端側部材4と結合する構成の詳細について説明する。
上述したとおり、フレキシブルチューブアーム2には、先端側部材4へ少なくとも4Kg程度に重い「使用目的物」Wを取り付けて、多関節アーム1を自由状態に解除した使用時に、垂れ落ち等の不具合を生ずることがない高剛性、高強度のフレキシブルチューブアーム2を採用したことは上述した。そして、前記のフレキシブルチューブアーム2が単独で、上記した重量の「使用目的物」Wを支持して垂れ落ち等の不具合現象を生じない剛性と支持機能を発揮し、しかも「使用目的物」Wの使用に必要な位置及び姿勢を定める調整と操作に全く支障ない変形、変位の自在性と操作性を発揮させる工夫として、本発明では以下に説明する構成を採用した。
図6を見ると分かりやすいように、フレキシブルチューブアーム2の先側端部の接続具21を結合する先端側部材4は、これを平面的に見るとH形状を呈しており(但し、H形状に限らない。)、その手前側のフランジ相当の面部4hであって、中央のウエブ4fの両側に分かれた二位置の一方に、フレキシブルチューブアーム2の先側端部の接続具21を通す貫通孔4aが設けられている。他方の位置には、多関節アーム1の先端部の球継手型関節軸5eを結合する取付用ボルト26を通すボルト孔4gが、各々平行な配置に設けられている。
Next, the detail of the structure which couple | bonds the front end side of the said
As described above, the
As can be easily seen from FIG. 6, the distal
上記手前側のフランジ相当の平面部4hと相対峙する先側の平面部4jには複数の取付用孔27が設けられ、この取付用孔27を利用して平面部4jの前面に「使用目的物」Wを取り付けて使用する構成である。
手前側の平面部4hには、フレキシブルチューブアーム2の先端部に取り付けた接続具21の軸部21aを通す上記貫通孔4aの円周の一部を切り欠き状態に形成するスリット4bが設けられ、前記スリット4bにより貫通孔4aの一部に可撓性を発揮させる可撓変形部4cが形成されている。そして、前記可撓変形部4cの外面側から、前記スリット4bと直交する方向に横断する配置でボルト孔4d及び同ボルト孔4dと中心線を共有するねじ穴4eが設けられている。
つまり、フレキシブルチューブアーム2の先端部の前記接続具21の軸部21aは、前記平面部4hの貫通孔4aへ通し、その先端側から座金22aを備えた止めネジ22をねじ込んで抜け止めが行われる。更に、先端側部材4の上記ボルト孔4d及び該ボルト孔4dと中心線を共有するねじ穴4eへ、ボルト25aを手動回転用ハンドル25でねじ込み締め込んで固定化の目的がきっちり達成される。
したがって、先端側部材4及びこれに取り付けた「使用目的物」Wの使用の位置及び姿勢を調整、操作するに際しては、上記手動回転用ハンドル25でボルト25aを緩める方向へ回転して、フレキシブルチューブアーム2の先端部の前記接続具21の軸部21aを貫通孔4aの中でルーズな状態に自由化する。そうすると、使用目的物Wの位置及び姿勢を同使用目的物Wの使用に必要な条件に定める調整、操作に際して、上記のように強度、剛性が大きいフレキシブルチューブアーム2自体が手強くても、その先端部の軸部21aが先端側部材4との取り合い部にルーズな自由があるので、比較的に楽に自在に「使用目的物」Wの使用に必要な姿勢と位置を調整、操作することを容易に行える。こうして「使用目的物」Wの使用に必要な姿勢と位置を定めた時点で、再び上記手動回転用ハンドル25でボルト25aを締め付け方向へ回転すると固定化の目的が迅速に的確に達成される。その上で、上記多関節アーム1の雌ネジハンドル25を締める方向へ回転操作をすると、貫通孔4aの一部をなす可撓変形部4cが締め付けられて、前記接続具21の軸部21aを強固に固定する目的が達成される。
上記操作を前提として、フレキシブルチューブアーム2の先端部の前記接続具21の軸部21aは軸方向へ必要十分に長い構成として、先端側部材4を前後方向(軸線方向)へ位置を移動させる調整が可能とされている。
A plurality of mounting
The
That is, the
Therefore, when adjusting and operating the use position and posture of the distal
On the premise of the above operation, the
上記したように、多関節アーム1とフレキシブルチューブアーム2は、若干の間隔を空けた並列的配置で、各々の根元側端部を共通な根元固定プレート3又は3’と結合し、先側端部も共通な先側連結プレート4と結合して一体的な関係とされている。その故に、フレキシブルチューブアーム2が有する形態保持機能(剛性)が多関節アーム1に対しても等しく働き、多関節アーム1の中央部関節15のハンドル14を緩めた場合にも、多関節アーム1の形態保持能力の喪失に対して、一定のスタンド形態を維持することが可能となる。因みに、フレキシブルチューブアーム2に要求される形態保持機能(剛性)は、使用目的物W及び多関節アーム1それぞれの重量の80%〜90%を支持(自己保持)可能な大きさであれば足りる。
なお、上記空中位置決めスタンドにおける先端側部材4の形状は、できるかぎりデジタルカメラ、ダイヤルゲージ、顕微鏡等々の「使用目的物」Wを取り付けて使用する目的に適合する形態を採用することが基本的思想で、図示した平面視がH形状の部材は一例に過ぎない。取り付けるべき「使用目的物」Wの形態や取り付け態様、使用態様、使用方法などに応じて最適形状、最適構造の先側連結プレート4が使用される。「使用目的物」Wの形態や取り付け態様、使用態様の便利によっては、更に補助的なXYZステージ等の取り付け治具類を用いることも実施される。
As described above, the
The basic idea of the shape of the distal
以上に本発明を図示した実施例に基づいて説明したが、もちろん、本発明の技術的思想は上記実施例の限りではない。本発明の要旨、技術的思想、目的を逸脱しない範囲で、当業者が通常行う設計変更ないし応用変形を含めて、多様に実施することができるものであることをここに念のため付言する。 Although the present invention has been described above based on the illustrated embodiment, it is needless to say that the technical idea of the present invention is not limited to the above embodiment. It should be noted here that the present invention can be implemented in a variety of ways, including design changes and application modifications usually made by those skilled in the art, without departing from the spirit, technical idea, and purpose of the present invention.
1 多関節アーム
2 フレキシブルチューブアーム
W 「使用目的物」
3 根元側部材
3’ 平板状根元部材
4 先端側部材
4a 貫通孔
4b スリット
4g ボルト孔
5、6 球継手型関節
5b、6b 球体
5e、6e 取付用軸部材
21 アームの先側接続具
21a 接続具の軸部
11、12 アーム
14 ハンドル
15 中央部関節
11a、12a 内蔵ロッド
22a スイッチ
22 磁石式定着具
24 作業台
25 手動回転用ハンドル
25a 調整ボルト
1 Articulated
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記多関節アームの先側端部における球継手型関節を構成する球体の取付用軸及びフレキシブルチューブアームの先側端部がそれぞれ共通の先端側部材と平行な配置に結合されており、
前記多関節アームは、複数本のアームを中央部関節で屈折・回転が可能に一連に連結すると共に、ハンドルの締め、緩め操作により前記アームの中間連結位置を締め付け又は緩めて固定化と自由化を操作して、各アームの長手方向に内蔵された内蔵ロッドを同アームの長手方向へ出入り運動させ、各内蔵ロッドの先端部が球継手型関節の球体を押し付けて固定し又は同押付け力が解消される構成であり、
前記先端側部材にデジタルカメラ、ダイヤルゲージ、非接触温度計等の「使用目的物」を取り付けて、その使用位置と姿勢を決める空中位置決めスタンドにおいて、
上記フレキシブルチューブアームとして、先端側部材4に少なくとも4Kg前後の重量がある「使用目的物」Wを取り付けても垂れ落ちを生ずることなく「使用目的物」の位置及び姿勢を保つ強度、及び剛性を発揮する螺旋構造のフレキシブルチューブを用いて構成され、
上記先端側部材は、フレキシブルチューブアームの先端部に取り付けた接続具の軸部を通す貫通孔を備え、同貫通孔へ嵌め通したフレキシブルチューブアームの先端部の前記接続具の軸部を固定化又は自由化する手段を備えており、
多関節アームの先端部の球継手型関節の取付用軸は、上記先端側部材へ、フレキシブルチューブアームの前記接続具の軸部と平行な配置で接合されており
先端側部材及びこれに取り付けた「使用目的物」の位置及び姿勢の調整は、上記フレキシブルチューブアームの先端部の接続具の軸部を固定化又は自由化する手段を緩めて自由状態にしたまま行い、使用目的物の位置及び姿勢が定まった時点で再び同固定化手段を働かせて固定状態にすることを特徴とする、多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンド。 An articulated arm and a flexible tube arm are used in parallel, and a ball mounting shaft member constituting a ball joint type joint at the base side end of the articulated arm and a base side end of the flexible tube arm are respectively provided. Combined in a parallel arrangement with a common root member,
The ball mounting shaft and the front end of the flexible tube arm constituting the ball joint type joint at the front end of the multi-joint arm are coupled in parallel with the common front end member,
The articulated arm connects multiple arms in series so that they can be bent and rotated at the joint at the center, and tightens or loosens the intermediate connection position of the arm by tightening or loosening the handle to fix and liberate. To move the built-in rod built in the longitudinal direction of each arm into and out of the longitudinal direction of the arm, and the tip of each built-in rod presses and fixes the ball of the ball joint type joint, or the pushing force is It is a configuration that is eliminated,
In the aerial positioning stand that attaches a “use object” such as a digital camera, dial gauge, non-contact thermometer, etc. to the tip side member, and determines its use position and posture,
As the above flexible tube arm, the strength and rigidity of maintaining the position and posture of the “use object” without causing drooping even when the “use object” W having a weight of at least about 4 kg is attached to the distal end side member 4. Constructed using a flexible tube with a spiral structure to demonstrate,
The distal end side member has a through hole through which the shaft portion of the connection tool attached to the distal end portion of the flexible tube arm passes, and the shaft portion of the connection tool at the distal end portion of the flexible tube arm fitted into the through hole is fixed. Or a means to liberalize,
The ball joint joint mounting shaft at the tip of the multi-joint arm is joined to the tip member in a parallel arrangement with the shaft of the connector of the flexible tube arm. Adjustment of the position and orientation of the “use object” should be performed with the means for fixing or freeing the shaft part of the connector at the tip of the flexible tube arm left loose and free. An aerial positioning stand with a joint structure of an articulated arm and a flexible tube arm, wherein the fixing means is made to work again when the posture is determined.
フレキシブルチューブアームの先端分の前記接続具の軸部は、前記前記貫通孔の軸方向長さに比して調整幅を加えて長く形成され、同軸部は先端側部材の前記貫通孔へ通し、先端側から止めネジをねじ込んで抜け止めが行われ、更に先端側部材の前記可撓変形部の外面側から前記スリットを直交方向に横断する配置に設けたボルト孔及び同ボルト孔と中心線を共有するねじ穴を設けて、同ねじ穴へ調整ボルトがその手動回転用ハンドルでねじ込まれ固定化と自由化が行われること、
先端側部材及びこれに取り付けた「使用目的物」Wの使用の位置及び姿勢を調整するに際して、上記手動回転用ハンドルで調整ボルトを緩める方向へ回転してフレキシブルチューブアームの先端部の前記接続具の軸部をルーズな状態に自由化し、使用目的物の位置及び姿勢が定まった時点で再び前記手動回転用ハンドルにより調整ボルトを締め付け方向へ回転して固定化する構成であることを特徴とする、請求項1に記載した多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンド。 As a means for fixing or freeing the shaft portion of the connection tool attached to the distal end portion of the flexible tube arm, a through-hole through which the shaft portion of the connection tool of the flexible tube arm passes is provided in the distal end side member. Is provided in a parallel arrangement with the ball joint type joint axis, and a slit is formed in a part of the circumference of the through hole in a notched state, and the slit allows a part of the through hole to exhibit flexibility. A flexible deformation part is formed,
The shaft portion of the connector for the tip of the flexible tube arm is formed to be longer with an adjustment width compared to the axial length of the through hole, and the coaxial portion is passed through the through hole of the tip side member. A set screw is screwed in from the front end side to prevent it from coming off, and a bolt hole, a bolt hole and a center line provided in an arrangement crossing the slit in an orthogonal direction from the outer surface side of the flexible deformation portion of the front end side member are further provided. A common screw hole is provided, and the adjustment bolt is screwed into the screw hole with the handle for manual rotation to be fixed and liberated.
When adjusting the use position and posture of the distal end side member and the “use object” W attached thereto, the connecting tool at the distal end portion of the flexible tube arm is rotated by rotating the adjustment bolt with the manual rotation handle. When the position and posture of the object to be used are determined, the adjustment bolt is rotated again in the tightening direction by the manual rotation handle and fixed. An aerial positioning stand having a combined articulated arm and flexible tube arm structure according to claim 1.
当該手前側の平面部と相対峙する先側の平面部に複数の取付用孔が設けられ、この取付用孔を利用して、「使用目的物」が取り付けられ使用される構成であることを特徴とする、請求項1又は2に記載した多関節アームとフレキシブルチューブアーム併用構造の空中位置決めスタンド。 The tip side member has an H shape when seen in a plan view, and is a flat portion on the front side thereof, and penetrates the shaft portion of the connector at the front end portion of the flexible tube arm through one of the positions corresponding to both sides of the central web. A hole is provided, and on the other side, bolt holes for passing mounting bolts for attaching the ball joint type joint shaft at the tip of the articulated arm are provided in parallel arrangements,
A plurality of mounting holes are provided in the front plane portion facing the front plane portion, and the "use object" is configured to be used by using the mounting holes. The aerial positioning stand according to claim 1 or 2, wherein the articulated arm and the flexible tube arm are combined.
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