JP2014234939A - Heating cooker - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、送風ファンとヒータによって熱風を形成し、形成した熱風を加熱室内に対流させる対流加熱方式を用いて、加熱室内の被加熱物を加熱する加熱調理器に関するものである。 The present invention relates to a heating cooker that heats an object to be heated in a heating chamber using a convection heating method in which hot air is formed by a blower fan and a heater, and the formed hot air is convected into the heating chamber.
従来、この種の加熱装置としての加熱調理器では、一般的に、被加熱物が配置される加熱室の背面となる後壁の後方に、送風ファンとヒータとを備えた熱風循環機構が、設けられている。この熱風循環機構は、送風ファンにより、加熱室内の空気を加熱室の後壁に設けられた吸込口から吸い込み、ヒータに吹き付け、ヒータで加熱された熱風を加熱室の後壁に設けられた吹出口から、加熱室へ、吹き出すよう構成されている。熱風循環機構を備えた加熱調理器においては、熱風が加熱室内を循環することを利用した対流加熱方式により、加熱室内の被加熱物に対する調理を行うものである。 Conventionally, in a cooking device as a heating device of this type, generally, a hot air circulation mechanism including a blower fan and a heater is provided behind a rear wall that is a back surface of a heating chamber in which an object to be heated is disposed. Is provided. This hot air circulation mechanism sucks air in the heating chamber from a suction port provided on the rear wall of the heating chamber by a blower fan, blows it to the heater, and blows hot air heated by the heater on the rear wall of the heating chamber. It is configured to blow out from the outlet to the heating chamber. In a heating cooker equipped with a hot air circulation mechanism, cooking is performed on an object to be heated in the heating chamber by a convection heating method that utilizes hot air circulating in the heating chamber.
このような従来の加熱調理器においては、熱風循環機構に設けられた風向板を用いて、熱風を吹出口から加熱室に供給し、加熱室内における温度分布の均一化を図ったものがある(例えば、特許文献1参照)。 In such a conventional cooking device, there is one in which hot air is supplied from a blower outlet to a heating chamber using a wind direction plate provided in a hot air circulation mechanism, and temperature distribution in the heating chamber is made uniform ( For example, see Patent Document 1).
さらに、被加熱物に対して、加熱ムラのない加熱調理を目的として、熱風循環機構の吹出口近傍に、風向変更部材を設け、送風ファンからの熱風の一部を集めて、吹出口からの熱風を加熱室内に広がるように、構成したものがある(例えば、特許文献2参照)。 Furthermore, for the purpose of cooking without heating unevenness for the object to be heated, an air direction changing member is provided in the vicinity of the outlet of the hot air circulation mechanism, and a part of hot air from the blower fan is collected, Some have been configured to spread hot air into the heating chamber (see, for example, Patent Document 2).
図12は、特許文献1に開示された従来の加熱調理器の内部構成を示す側面断面図である。図12に示す加熱調理器においては、加熱室101の背面となる後壁102の外側面に、内部ケーシング103が設けられており、後壁102と内部ケーシング103とにより、熱風循環機構の筐体が、構成されている。熱風循環機構の内部には、遠心ファンで構成された送風ファン104と、略環状のヒータ105とが、設けられている。加熱室101の後壁102の中央には、多数のパンチング孔よりなる吸込口106が、形成されている。後壁102において、吸込口106を挟む上下の位置には、多数のパンチング孔よりなる複数の吹出口107が、形成されている。
FIG. 12 is a side sectional view showing an internal configuration of a conventional cooking device disclosed in
遠心ファンである送風ファン104は、加熱室101の後壁102の中央に形成された吸込口106に対向して、内部ケーシング103の内側に、設けられている。送風ファン104は、内部ケーシング103の外側に設けたモータ108により、回転駆動される。ヒータ105は、送風ファン104を囲むように設けられた略環状のシーズヒータである。
The
図12に示す従来の加熱調理器において、送風ファン104から遠心方向に送り出され、ヒータ105により加熱された熱風の一部は、風向板109により堰き止められるよう構成されている。この風向板109は、送風ファン104から送り出される熱風の流れの方向において、吹出口107の後方であって、吹出口107の近傍に設けられている。
In the conventional cooking device shown in FIG. 12, a part of hot air sent out in the centrifugal direction from the
風向板109は、送風ファン104からの熱風の一部を堰き止めて集め、吹出口107から、加熱室101へ、供給する熱風量を増やすことを目的としている。この目的を達成するため、図12に示す従来の加熱調理器において、送風ファン104からの熱風が当接する風向板109の板面は、後壁102に垂直であり、送風ファン104の回転中心からの遠心方向、または送風ファン104の上下方向と平行となるように、配置されている。
The
また、特許文献2に開示された従来の加熱調理器においても、特許文献1に開示された加熱調理器と同様に、送風ファン104から遠心方向に送り出されて、ヒータにより加熱された熱風の一部が、風向変更部材により堰き止められるよう構成されており、吹出口107から加熱室101に供給される熱風の風向きを変更している。この風向変更部材は、送風ファン104による熱風の流れる方向において、吹出口107の近傍で、かつ吹出口107より後方に、配置されている。特許文献2に開示された従来の加熱調理器は、送風ファン104からの熱風の一部を、風向変更部材により堰き止めて風向きを変更し、加熱室101の内部において、熱風の偏りを低減することを目的としている。
Also, in the conventional cooking device disclosed in
上記のように構成された従来の加熱調理器において、加熱室101の内部に、被加熱物が収納されて、加熱調理が開始されると、モータにより送風ファン104が回転駆動され、加熱室101内の空気が、吸込口106から熱風循環機構の内部に、吸い込まれる。また、送風ファン104の回転により、熱風循環機構の内部における空気は、遠心方向に送り出される。送風ファン104から、遠心方向に送り出された空気は、ヒータにより加熱されて、複数の吹出口107(例えば、後壁102の上方位置、下方位置、側方位置)から、加熱室101に供給される。このように、加熱室101の内部と熱風循環機構の内部において、熱風が循環して、加熱室101内部において被加熱物に対する対流加熱が行われる。
In the conventional cooking device configured as described above, when an object to be heated is accommodated in the
従来の加熱調理器においては、対流加熱が開始すると、熱風循環機構の内部において、熱風の一部が、風向板である風向変更部材に当接して、送風ファン104の回転方向とは逆方向側に熱風を導き、風向板の近傍にある吹出口107から、加熱室101の内部に、熱風が供給される構成である。このように、複数の風向板を熱風循環装置の内部に設けることにより、複数の吹出口107からの熱風が、加熱室101内に供給され、加熱ムラ、いわゆる焼きムラが抑制されている。
In the conventional cooking device, when the convection heating is started, a part of the hot air comes into contact with the wind direction changing member which is a wind direction plate inside the hot air circulation mechanism, and is opposite to the rotation direction of the
また、加熱室101内における被加熱物の収容位置、形状、および大きさなどに応じて、加熱室101内を循環する熱風の風向きを調整する加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献3、特許文献4参照)。特許文献3または特許文献4に開示された従来の加熱調理器においては、加熱室101内に、風向きを変更する手段を設けた構成であり、加熱室101内の熱風の循環方向を強制的に変更するものである。
Further, there has been proposed a heating cooker that adjusts the direction of hot air circulating in the
また、従来の加熱調理器においては、図9及び図11の様に遠心ファンの半径方向では、熱風向きについては加熱室中央方向に向ける機構を設け、送風ファンより発生した熱風が図9及び図11の矢印の方向の様に、熱風向きは加熱室中央方向に向けられているものがあった(例えば、特許文献5参照)。
Further, in the conventional cooking device, as shown in FIGS. 9 and 11, in the radial direction of the centrifugal fan, a mechanism for directing the hot air toward the center of the heating chamber is provided, and the hot air generated from the blower fan is shown in FIGS. As shown by the direction of the
また、図7の様に遠心ファンの接線方向の熱風の向きは加熱室中央方向に対し離れた方向となり、遠心方向との直角方向では熱風の向きが加熱室中央方向に向いていないものがあった(例えば、特許文献6参照)。 In addition, as shown in FIG. 7, the direction of the hot air in the tangential direction of the centrifugal fan is away from the central direction of the heating chamber, and in the direction perpendicular to the centrifugal direction, the direction of the hot air is not directed toward the central direction of the heating chamber. (For example, see Patent Document 6).
特許文献1または特許文献2に開示された従来の加熱調理器の構成において、遠心ファンである送風ファン104からの空気流は、送風ファン104の遠心方向に送り出され、熱風循環機構内において加熱室101の後壁102に沿って流れている。
In the configuration of the conventional cooking device disclosed in
それに加えて、送風ファン104からの空気流の風向きは、送風ファン104の回転に応じて、送風ファン104の半径方向から回転方向に傾いており、所謂、外向きの渦巻き状となっている。また、送風ファン104により送り出される風量と、送風ファン104の回転数との関係によっては、空気流が、送風ファン104の回転における接線方向に近い方向に、吹き出される場合もある。このため、熱風循環装置から吹き出される熱風の多くは、加熱室101の後壁102の複数の吹出口107から、外向き渦巻き状、若しくは加熱室101の側面、天井面および底面に吹き付けられる。
In addition, the airflow direction of the airflow from the
特許文献1または特許文献2に開示された従来の加熱調理器においては、熱風循環機構の内部に風向板である風向変更部材を設けて、吹出口107からの熱風量が増加するように構成されている。吹出口107から吹き出される熱風の風向は、送風ファン104の回転における略接線方向に近い方向となる。このため、加熱室101の後壁102の下方位置に形成された吹出口107からの熱風は、加熱室101の底面に沿って流れ、加熱室101の後壁102の上方位置に形成された吹出口107からの熱風は、加熱室101の天井面に沿って流れる。そして、加熱室101の後壁102の側方位置に形成された吹出口107からの熱風は、側面に沿って流れる。この結果、熱風循環機構から吹き出された熱風は、加熱室101の壁面を主として加熱することになる。
The conventional cooking device disclosed in
従って、従来の加熱調理器においては、加熱室101内の被加熱物よりも、加熱室101の壁面の方が高温になり、放熱損失が増大しており、被加熱物に対して効率の高い加熱を行っていない、という問題を有していた。
Therefore, in the conventional cooking device, the wall surface of the
また、従来の加熱調理器においては、熱風循環機構から加熱室101内に吹き出される熱風が、吹出口107から送風ファン104の回転円における略接線方向であり、送風ファン104の回転軸に垂直方向な方向に吹き出されて、加熱室101の後壁102に沿って流れる場合がある。
In the conventional cooking device, the hot air blown into the
このように吹出口107から加熱室101の後壁102に沿うように吹き出された熱風は、加熱室101の上下左右の壁面に衝突して、これらの壁面を直接加熱する。この結果、従来の加熱調理器においては、被加熱物に対する加熱効率がさらに悪化するという問題を有していた。
The hot air blown out from the
また、前述の特許文献3または特許文献4に開示された従来の加熱調理器の構成においては、加熱室内における被加熱物の収容位置、形状、または大きさなどに応じて、加熱室内の所定位置に制御機構を固定し、加熱室内の熱風の風向きを調整して加熱動作を行っていた。
Moreover, in the structure of the conventional heating cooker disclosed by the above-mentioned
したがって、特許文献3または特許文献4に開示された従来の加熱調理器においては、加熱動作中に、熱風の風向きを変更できない構成であるため、被加熱物に直接熱風を当てて効率高く被加熱物を加熱することと、焼きムラが生じやすい被加熱物に対して均一に加熱することを、両立させることができないという課題を有していた。
Therefore, in the conventional cooking device disclosed in
また、特許文献5に開示された従来の加熱調理器においては、前記の様に送風ファンか
らの空気流の風向きは、送風ファンの回転に応じて送風ファンの半径方向から回転方向に傾いており、所謂、外向きの渦巻き状となっていて、また、送風ファンにより送り出される風量と送風ファンの回転数との関係によっては、空気流が送風ファンの回転における接線方向に近い方向に吹き出される場合もある為に、送風遠心ファン中心からの遠心方向との直角方向では、熱風向きは加熱室中央方向に向かないことある。
Further, in the conventional cooking device disclosed in
また、特許文献6に開示された従来の加熱調理器においては、被加熱物に直接熱風を当てて効率高く被加熱物を加熱することと、焼きムラが生じやすい被加熱物に対して均一に加熱することを、両立させることができないという課題を有していた。
In addition, in the conventional cooking device disclosed in
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、吹出口からの熱風を加熱室内の被加熱物に対して均一に当てると共に、加熱室の壁面に対する直接的な加熱を低減して、被加熱物に対する集中的な加熱動作を行うことにより、加熱室の壁面からの放熱損失を低減して、被加熱物を効率高く加熱することができる加熱装置を提供することを目的とする。 The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and uniformly applies hot air from the outlet to the object to be heated in the heating chamber and reduces direct heating to the wall surface of the heating chamber, An object of the present invention is to provide a heating apparatus that can heat a heated object with high efficiency by performing a concentrated heating operation on the object to reduce heat dissipation loss from the wall surface of the heating chamber.
従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を収納する加熱室、および前記加熱室との間の隔壁に形成された吸込口と複数の吹出口とにより、前記加熱室と連通する熱源室、を備え、前記熱源室の内部には、空気流を形成する送風部と、前記空気流を加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱された空気流を前記隔壁に対向する面の方向に移動させて、前記熱源室内の前記複数の吹出口における少なくとも1つの吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路を形成する流路形成部が設けられた加熱装置において、前記流路形成部が送風遠心ファン中心からの遠心方向と直角方向の風向板(風向変更部材)と遠心方向の風向板とが、前記吹出口を取り囲むように構成することによって、加熱装置においては、熱源室内において送風部と加熱部とによって生成された熱風を流路形成部により形成された流路に流すことにより、吹出口から加熱室内に吹き込まれる熱風を加熱室内の中央に向かって流すことを目的とし、遠心方向の風向板は、遠心ファンの回転に対して前側の風向板と後側の風向板を設け、遠心ファンの軸方向の高さは前側が低く後側を構成する事により、熱風が遠心方向及び遠心方向と直角方向ともに加熱室中央方向に向かわせることができる。 In order to solve the conventional problems, a heating cooker according to the present invention includes a heating chamber for storing an object to be heated, and a suction port formed in a partition wall between the heating chamber and a plurality of outlets. A heat source chamber that communicates with the heating chamber, and inside the heat source chamber, a blower unit that forms an air flow, a heating unit that heats the air flow, and an air flow heated by the heating unit is provided in the partition wall Heating in which a flow path forming portion is provided that forms a flow path that blows out from at least one of the plurality of air outlets in the heat source chamber toward the center of the heating chamber. In the apparatus, the flow path forming portion is configured to be configured such that a wind direction plate (wind direction changing member) in a direction perpendicular to the centrifugal direction from the center of the blower centrifugal fan and a wind direction plate in the centrifugal direction surround the air outlet. In the equipment, heat source chamber The hot air generated by the blower unit and the heating unit is caused to flow through the flow path formed by the flow path forming unit, so that the hot air blown into the heating chamber from the outlet is directed toward the center of the heating chamber. The centrifugal wind direction plate is provided with a front wind direction plate and a rear wind direction plate with respect to the rotation of the centrifugal fan. Both the centrifugal direction and the direction perpendicular to the centrifugal direction can be directed toward the center of the heating chamber.
本発明の加熱装置は、吹出口からの熱風を加熱室内の被加熱物に対して均一に当てることができると共に、吹出口からの熱風を加熱室内の中央に向かわせ、被加熱物に対する集中的な加熱動作を行うことにより、被加熱物を効率高く加熱することができる。 The heating device of the present invention can uniformly apply hot air from the outlet to the object to be heated in the heating chamber, and direct the hot air from the outlet to the center of the heating chamber to concentrate on the object to be heated. By performing a proper heating operation, the object to be heated can be heated with high efficiency.
第1の発明は、被加熱物を収納する加熱室、および前記加熱室との間の隔壁に形成された吸込口と複数の吹出口とにより前記加熱室と連通する熱源室、を備え、前記熱源室の内部には、空気流を形成する送風部と、前記空気流を加熱する加熱部と、前記複数の吹出口における少なくとも1つの吹出口の周囲に、吹出口の形状に合せて取囲む様に風向板を配置した流路形成部を設けた加熱調理器である。 1st invention is provided with the heating chamber which accommodates a to-be-heated material, and the heat source chamber which connects with the said heating chamber by the suction inlet formed in the partition between the said heating chambers, and a plurality of outlets, Inside the heat source chamber, an air blower that forms an air flow, a heating unit that heats the air flow, and at least one air outlet of the plurality of air outlets are surrounded by a shape of the air outlet. It is the heating cooker which provided the flow-path formation part which has arrange | positioned the wind direction board like this.
本発明によれば、熱源室内において加熱された熱風を前記加熱室の中央に向かって吹き出させたい、吹出口の周囲に風向板を設けることにより熱風の方向を変え、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路を形成することができる。 According to the present invention, it is desired to blow hot air heated in the heat source chamber toward the center of the heating chamber, by changing the direction of the hot air by providing a wind direction plate around the air outlet, and from the air outlet to the heating chamber. A flow path that blows out toward the center can be formed.
第2の発明は、第1の発明の加熱調理器における流路形成部の風向板において、全部もしくは一部の寸法が前記熱源室と加熱室背面までの寸法より短く、風向板の先端と加熱室背面の間に所定の空間を設けた加熱装置である。 According to a second aspect of the present invention, in the wind direction plate of the flow path forming portion in the heating cooker of the first aspect, all or a part of the dimensions are shorter than the dimensions to the heat source chamber and the back of the heating chamber. It is a heating device provided with a predetermined space between the back surfaces of the rooms.
本発明によれば、風向板の先端と加熱室背面の間に所定の空間を設けることにより熱源室内の熱風を、前記熱源室内の少なくとも一部空間を巡回させることにより、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路を形成することができる。 According to the present invention, by providing a predetermined space between the front end of the wind direction plate and the back surface of the heating chamber, the hot air in the heat source chamber is circulated through at least a part of the space in the heat source chamber, so that the heating chamber is connected to the heating chamber. The flow path which blows out toward the center of can be formed.
第3の発明は、第2の発明の加熱調理器において、流路形成部の風向板が前記隔壁平面において多角形の形状の辺部分に配置され、前記隔壁平面における送風ファン中心からの遠心方向の風向板が吹出口の、少なくともファン回転方向の前側と後側の2ヶ所の風向板が設けられ、また、少なくとも前記前側の風向板先端と加熱室背面の間に所定の空間が設けられた流路形成部を有する加熱調理器である。 According to a third aspect of the present invention, in the cooking device of the second aspect, the airflow direction plate of the flow path forming portion is disposed in a side portion having a polygonal shape in the partition plane, and the centrifugal direction from the center of the blower fan in the partition plane The wind direction plate is provided with at least two front and rear wind direction plates in the direction of fan rotation, and at least a predetermined space is provided between the front of the wind direction plate and the back of the heating chamber. It is a heating cooker which has a flow-path formation part.
本発明によれば、遠心方向のファン回転方向の前側風向板と後側風向板において、前側風向板によって、熱源室内の熱風を前記熱源室内の少なくとも一部空間を巡回させることにより、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路を形成し、また同時に後側風向板によっても熱源室内の熱風の方向を変えることによる、前側および後側風向板の相互の作用によって、ファン遠心方向と直角方向において、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路形成することができる。 According to the present invention, in the front wind direction plate and the rear wind direction plate in the fan rotation direction in the centrifugal direction, the front wind direction plate causes the hot air in the heat source chamber to circulate through at least a partial space in the heat source chamber, thereby A flow path that blows out toward the center of the heating chamber is formed, and at the same time, the direction of the hot air in the heat source chamber is also changed by the rear wind direction plate, and by the interaction of the front and rear wind direction plates, In the perpendicular direction, it is possible to form a flow path that blows out from the blower outlet toward the center of the heating chamber.
第4の発明は、第2の発明の加熱調理器において流路形成部の風向板が、吹出口の周囲に、吹出口の形状に合せて取囲む様に、前記隔壁平面において多角形の形状の辺部分に配置され、少なくともファン回転方向の前側と後側の風向板と、ファンの遠心方向との直角方向のおいてはファンに近い側とファンから多い側の4ヶ所に風向板が構成され、少なくとも前記前側の風向板先端およびファンから多い側に風向板先端と加熱室背面の間に所定の空間が設けられた流路形成部を有する加熱装置である。ただし、ファンの遠心方向との直角方向におけるファンから多い側に風向板は、前記熱源室の側面が近く、前記熱源室の側面が風向板を代用する場合は省略することができる。 4th invention is a polygonal shape in the said plane of a partition so that the wind direction board of a flow-path formation part may enclose around a blower outlet according to the shape of a blower outlet in the heating cooker of 2nd invention. The wind direction plates are arranged at four locations on the side closer to the fan and on the side closer to the fan in the direction perpendicular to the fan's centrifugal direction. And a heating device having a flow path forming portion in which a predetermined space is provided between the front of the wind direction plate at the front side and the front side of the heating chamber and the back of the heating chamber on the side closer to the fan. However, the wind direction plate can be omitted when the side of the heat source chamber is close to the side of the fan in the direction perpendicular to the centrifugal direction of the fan, and the side of the heat source chamber substitutes the wind direction plate.
本発明によれば、第3の発明同様に、遠心方向のファン回転方向の前側風向板と後側風向板において、前側風向板によって、熱源室内の熱風を前記熱源室内の少なくとも一部空間を巡回させることにより、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路を形成し、また同時に後側風向板によっても熱源室内の熱風の方向を変えることによる、前記前側および前記後側風向板の相互の作用によって、ファン遠心方向風向板と直角方向において、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路形成することができる。 According to the present invention, as in the third aspect of the invention, in the front wind direction plate and the rear wind direction plate in the centrifugal fan rotation direction, the front wind direction plate circulates the hot air in the heat source chamber through at least a part of the heat source chamber. By forming a flow path that blows out from the outlet toward the center of the heating chamber, and simultaneously changing the direction of the hot air in the heat source chamber also by the rear side wind direction plate, the front side and the rear side wind direction plate By mutual action, in the direction perpendicular to the fan centrifugal direction wind direction plate, it is possible to form a flow path that blows out from the outlet toward the center of the heating chamber.
また、同時にファンの遠心方向においてもファンに近い側の風向板によって、熱源室内の熱風を前記熱源室内の少なくとも一部空間を巡回させることにより、前記吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路を形成し、また同時にファンに遠い側風向板によっても熱源室内の熱風の方向を変えることができる、前記近い側および前記遠い側の風向板の相互の作用によって、ファン遠心方向において、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路形成することができる。したがって、ファンの遠心方向および遠心方向と直角方向ともに、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路形成することができる。 At the same time, in the centrifugal direction of the fan, the hot air in the heat source chamber is circulated through at least a part of the space in the heat source chamber by the wind direction plate on the side close to the fan, and then blown out from the outlet toward the center of the heating chamber. A flow path is formed, and the direction of the hot air in the heat source chamber can be changed by the side wind direction plate far from the fan at the same time. A flow path that blows out from the outlet toward the center of the heating chamber can be formed. Therefore, it is possible to form a flow path that blows out from the blower outlet toward the center of the heating chamber in both the centrifugal direction of the fan and the direction perpendicular to the centrifugal direction.
第5の発明は、第3および第4の発明において前記隔壁平面における送風ファン中心からの遠心方向の風向板が吹出口のファン回転方向の前と後に風向板を有し、前記前と後の風向板寸法が異なり、送風ファンの軸方方向の高さが前記前側の風向板より前記後ろ側の風向板の方が高くなる様に設けられた風向板により構成された加熱調理器である。 According to a fifth invention, in the third and fourth inventions, the wind direction plate in the centrifugal direction from the center of the blower fan in the partition plane has front and rear wind direction plates in the fan rotation direction of the outlet, and the front and rear It is a heating cooker constituted by a wind direction plate that has different wind direction plate dimensions and is provided such that the axial direction of the blower fan is higher in the rear wind direction plate than in the front wind direction plate.
本発明によれば、第3の発明の様に遠心方向のファン回転方向の前側風向板と後側風向板において、前側風向板によって、熱源室内の熱風を前記熱源室内の少なくとも一部空間を巡回させることにより、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路を形成し、また同時に後側風向板によっても熱源室内の熱風の方向を変えることによる、前側および後側風向板の相互の作用によって、ファン遠心方向と直角方向において、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す流路形成することができるが、送風ファンの軸方向の高さが前記前側の風向板より前記後ろ側の風向板の方が高くなる様に設けることにより、ファン遠心方向と直角方向において、吹出口から前記加熱室の中央に向かって吹き出す方向を調整し、より前記加熱室の中央方向に向けることができる。 According to the present invention, as in the third aspect of the invention, in the front wind direction plate and the rear wind direction plate in the fan rotation direction in the centrifugal direction, the front wind direction plate circulates the hot air in the heat source chamber through at least a partial space in the heat source chamber. By forming a flow path that blows out from the outlet toward the center of the heating chamber, and simultaneously changing the direction of the hot air in the heat source chamber also by the rear wind direction plate, By the action, in the direction perpendicular to the fan centrifugal direction, it is possible to form a flow path that blows out from the blower outlet toward the center of the heating chamber, but the axial height of the blower fan is behind the front wind direction plate. The direction of the air blown out from the air outlet toward the center of the heating chamber is adjusted in a direction perpendicular to the fan centrifugal direction by providing the air direction plate of the heating chamber to be higher. It can be directed to the central direction.
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Note that the present invention is not limited to the embodiments.
(実施の形態1)
本発明に係る実施の形態1を添付の図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明に係る実施の形態1の加熱調理器の内部概略構成を示す側面断面図、図2は、図1に示した加熱調理器における一部のA−A線による平面断面図、図3は、実施の形態1の加熱調理器における加熱室の後壁である背面壁を示す斜視図である。
(Embodiment 1)
A first embodiment according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 is a side cross-sectional view showing an internal schematic configuration of a heating cooker according to
なお、実施の形態1の加熱調理器の説明においては、被加熱物を出し入れするドアが配置された面を加熱調理器の正面とし、左右方向は正面から見た方向として説明する。後述する各実施の形態においても同様に、正面、左右方向は上記の定義を用いる。
In addition, in description of the heating cooker of
図1に示されているように、実施の形態1の加熱調理器は、本体1の内部に、被加熱物10である食材を収納するための略直方体構造の加熱室2が、形成されている。加熱室2は、金属材料により、天井面、底面、左側面、右側面及び背面を構成する壁板と、被加熱物10を出し入れするために開閉するドア3と、被加熱物10を載置するための調理皿5を支持する複数の支持部4とを有している。実施の形態1の加熱調理器においては、3段の調理皿5が配置され得るよう支持部4が形成されている。
As shown in FIG. 1, the heating cooker according to the first embodiment has a
加熱室2の下方には、マグネトロン6とアンテナ7が設置されており、マグネトロン6において発生した電磁波が、アンテナ7を経由して、加熱室2内に放射され得るよう構成されている。このように構成された加熱室2は、ドア3を閉じることにより、加熱室2内に供給された電磁波が加熱室2内部に閉じ込められる構成である。
A
なお、実施の形態1においては、マグネトロン6からの電磁波が、アンテナ7を介して
加熱室2に給電される構成であるが、本発明は、半導体素子を用いた回路構成により、電磁波を形成して加熱室に給電する構成や、単に対流加熱方式のオーブン調理器の構成においても、適用できるものである。
In the first embodiment, the electromagnetic wave from the
さらに、実施の形態1の加熱調理器においては、加熱室2の後方である背面側には、加熱室2に隣接して、熱源室8が設けられている。熱源室8の内部には、遠心ファンである送風ファン9と、この送風ファン9の回転動作により送り出された空気を加熱するシーズヒータで構成されたヒータ11が、設置されている。実施の形態1の加熱調理器におけるヒータ11は、送風ファン9の羽根部の外側に配置され、且つ後方側にオフセットした位置に設けられており、略正方形の枠形状を有している。
Further, in the heating cooker of the first embodiment, a
なお、実施の形態1においては、ヒータ11が略正方形の枠形状を有した例で説明するが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、他の形状、例えば円環の枠形状でもよい。
In the first embodiment, an example in which the
熱源室8のさらに後方の空間である駆動室12には、駆動源であるモータ13が設置されている。このモータ13のシャフトは、熱源室8の背面となる熱源室背面壁14を貫通しており、そのシャフトの先端には、送風部である送風ファン9が、取り付けられている。このように、熱源としての加熱部であるヒータ11が設置された熱源室8と、駆動源であるモータ13が設置された駆動室12は、熱源室背面壁14を有する内部ケース22により仕切られ、断熱されている。
A
また、被加熱物10が収容される加熱室2と、送風ファン9とヒータ11が設置された熱源室8との間には、加熱室背面壁である隔壁15が、設けられている。この隔壁15により、加熱室2と熱源室8との間が、空間的に仕切られている。
Further, a
加熱室背面壁である隔壁15において、送風ファン9の中心近傍に対向する位置(中央領域)には、吸込口16が形成されている。また、隔壁15において、加熱室2の壁面に近い領域であり、かつ送風ファン9より外側の領域には、多数のパンチング孔で構成された複数の吹出口17A,17B,17C,17D,23A,23B(図3参照)が形成されている。
A
実施の形態1の加熱調理器において、図1に示すように、熱源室背面壁14は、平板形状ではなく、後方の駆動室12にモータ13を設けるために中央部分が熱源室側に飛び出る凸形状に、形成されている。言い換えると、熱源室背面壁14は、その外周部分が、駆動室12側へ飛び出るように、凹形状に形成されている。その熱源室背面壁14における中央部分に形成された駆動室12側の凹部空間内に、モータ13が配置されるよう構成されている。
In the heating cooker according to the first embodiment, as shown in FIG. 1, the heat source chamber
実施の形態1の加熱調理器においては、前述のように、加熱室2が、前面となるドア3の他に、左側面18、右側面19、底面20、天井面21および背面となる加熱室背面壁である隔壁15により、構成されている。左側面18および右側面19には、底面20に対し略並行に、加熱室2内に突出した支持部4が、上下に三段設けられている。これらの支持部4により、加熱室2内において、調理皿5が保持され得る構成である。
In the heating cooker according to the first embodiment, as described above, the
前述のように、加熱室2の背面となる隔壁15の後方には、この隔壁15、および熱源室背面壁14を含む内部ケース22により、囲まれて形成された熱源室8が、配置されている。すなわち、加熱室2の背面となる隔壁15は、加熱室2と熱源室8とを隔てる役割を果たしている。熱源室8の内部には、遠心ファンである送風ファン9と、ヒータ11が、設けられている。これらの送風ファン9およびヒータ11は、本体1内部に設けられた
制御部24により、制御される構成である。
As described above, the
図2及び図3に示すように、加熱室2の背面となる隔壁15の中央部分には、多数のパンチング孔で構成された吸込口16が、形成されている。また、隔壁15には、吸込口16を中央として、その吸込口16の周りの領域には、複数の吹出口17A,17B,17C,17D,23A,23Bが形成されている。隔壁15における上端部に近い領域において、加熱室2の左側面18に近い端部近傍から略中央部分までの領域には、多数のパンチング孔で構成された上吹出口17Aおよび17Bが、帯状となって水平方向に細長く形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, a
同様に、隔壁15における下端部に近い領域において、加熱室2の右側面19に近い端部近傍から略中央部分までの領域には、多数のパンチング孔で構成された下吹出口17Cおよび17Dが、帯状となって水平方向に細長く形成されている。
Similarly, in the region near the lower end portion of the
上記のように、隔壁15に形成された2つの上吹出口17Aおよび17Bおよび下吹出口下吹出口17Cおよび17Dは、吸込口16の中心に関して点対称に基づき、焼きムラにより調整し形成されている。図3において、矢印が送風ファン9の回転方向である。
As described above, the two
また、隔壁15においては、吸込口16の左右の領域に多数のパンチング孔で構成された吹出口23A,23Bが、幅広の帯状となって水平方向に形成されている(図3参照)。
Further, in the
上記のように、隔壁15には、吸込口16を挟む左右の位置には、同様に多数のパンチング孔で構成された左吹出口23Aおよび右吹出口23Bが、それぞれ設けられている。上吹出口17Aおよび17B、並びに下吹出口17Cおよび17Dの形状は、左吹出口23Aおよび右吹出口23Bの形状に比較して水平方向に長く、且つ鉛直方向の幅が短く形成されている(図3参照)。隔壁15における吸込口16、上下吹出口17A,17B,17C,17Dおよび左右吹出口23A,23Bのそれぞれのパンチング孔を介して、加熱室2および熱源室8は連通している。
As described above, the
吸込口16、上下吹出口17A,17B,17C,17Dおよび左右吹出口23A,23Bを構成するパンチング孔は、電磁波加熱の際、加熱室2の外へ電磁波が漏洩しないように、直径2〜5mm程度の複数の孔の集まりとして、形成されている。
The punching holes constituting the
熱源室8内の送風ファン9における吸気部分は、隔壁15の吸込口16に対向するよう配設されている。送風ファン9の排気部分となる外周部分には、略正方形の枠形状であり略環形状のヒータ11が設けられている。送風ファン9は、熱源室8の外部に設けたモータ13により回転駆動されて、遠心方向に空気を送り出す空気流を発生させている。発生した空気流は、送風ファン9の外周位置にあるヒータ11により、加熱されて熱風となり、隔壁15における上下吹出口17A,17B,17C,17Dおよび左右吹出口23A,23Bから、加熱室2内に供給されて、被加熱物10を対流加熱する。
An intake portion of the
加熱室2の背面壁となる隔壁15において、熱源室8側である裏面には、中央の吸込口16と左吹出口23Aとの間に、第1の流路形成部30Aが、設けられている。また、隔壁15の裏面において、中央に設けられた吸込口16と右吹出口23Bとの間には、第2の流路形成部30Bが、設けられている。第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bは、隔壁15の裏面に一端が固着され、他端が熱源室8の内部空間に突出するよう形成されている。
In the
第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bの各突出端部は、熱源室背面壁
14から、所定の空隙を有して配置されている。また、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bは、送風ファン9を取り囲むように配置されたヒータ11と、それぞれの吹出口23A,23Bとの間に設けられている。上記のように、送風ファン9、ヒータ11、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bは、隔壁15と、熱源室背面壁14を有する内部ケース22とにより構成された熱源室8の内部に設けられて、熱源室8内における特別な空気流を形成している。
The protruding end portions of the first flow
図2および図3に示すように、隔壁15の裏面において、中央に設けられた吸込口16の左右の位置にある、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bは、隔壁15が形成する平面(鉛直面)に対して、略直角(約90度)の角度を有し、左右吹出口23Aおよび23Bをそれぞれ取り囲む様に形成し、送風ファンに近い位置には、送風ファン9の中心からの遠心方向と直角方向の風向板30Aaおよび風向板30Baを配置し、送風ファン9の回転方向の前側に風向板30Acおよび30Bcを、後側には風向板30Abおよび30Bbを配置する。
As shown in FIGS. 2 and 3, on the back surface of the
なお、風向板は隔壁15が形成する平面(鉛直面)に対して所定の角度(45度〜135度程度の角度)を有してもよいものとする。
The wind direction plate may have a predetermined angle (an angle of about 45 degrees to 135 degrees) with respect to a plane (vertical plane) formed by the
また、風向板30Aa,30Ab,30Acおよび風向板30Ba,30Bb,30Bcには、それぞれ隔壁15が形成する平面(鉛直面)と平行で吹出口23A,23Bとは反対方向に隔壁15に固定される固定部を設け、これらの流路形成部30A,30Bにおいて、カシメや溶接により、隔壁15に固定される。実施の形態1においては、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bのそれぞれが、金属板を直線に沿って折り曲げられて形成されている。
The wind direction plates 30Aa, 30Ab, 30Ac and the wind direction plates 30Ba, 30Bb, 30Bc are fixed to the
なお、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bの材料は、金属に限定されるものではなく、形状を保持できる耐熱性を有する材料であれば用いることができる。
In addition, the material of 30 A of 1st flow-path formation parts and the 2nd flow-
実施の形態1においては、第1の流路形成部30A(風向板30Aa,30Ab,30Ac)および第2の流路形成部30B(風向板30Ba,30Bb,30Bc)については、風向板30Aa,30Abおよび風向板30Ba,30Bbの送風ファン軸方向の寸法は、隔壁15と熱源室背面壁14の寸法、つまり熱源室8の奥行寸法の略半分(約1/2)で、風向板30Acおよび30Bcの送風ファン軸方向の寸法は風向板30Aa,30Baの略半分(約1/2)、これは隔壁15と熱源室背面壁14の寸法の略1/4になる様に設けられている。
In the first embodiment, for the first flow
なお、風向板30Aa,30Abおよび風向板30Ba,30Bbの送風ファン軸方向の寸法は、熱源室背面壁14から所定の空間を保てばよく、1/2の前後となる3/10〜7/10であることが望ましい。また、風向板30Acおよび30Bcの送風ファン軸方向の寸法は、風向板30Aa,30Baの1/2の前後となる3/10〜7/10であることが望ましい。そして、風向板30Aa,30Ab,30Acおよび風向板30Ba,30Bb,30Bcそれぞれの送風ファン軸方向の寸法および比率は、熱風が加熱室2の中央方向に向くように、当該加熱装置の仕様などに応じて決めるものとする。
The air direction plates 30Aa and 30Ab and the direction plates 30Ba and 30Bb in the axial direction of the blower fan only need to maintain a predetermined space from the
なお、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bは、左右吹出口23A,23Bの上下方向の長さより長く形成した例で説明したが、本発明はこのような構成に限定されず、当該加熱装置の仕様などに応じて、左右吹出口の上下方向の長さより短く形成してもよい。
In addition, although the 1st flow
実施の形態1の加熱調理器においては、加熱室2の内容量を確保しつつ、送風ファン9
とヒータ11とを有する熱源室8と、モータ13を有する駆動室12とを含めた本体1の奥行き寸法を小さくするために、熱源室8と駆動室12の奥行き寸法が小さく形成されている。
In the heating cooker according to the first embodiment, the
In order to reduce the depth dimension of the
実施の形態1の加熱調理器においては、送風ファン9は、奥行き寸法が小さくても、送風性能が劣化しない遠心ファンを用いており、吸入部分である中心部分の奥行き寸法を薄くすることが可能な送風ファン9を用いている。このため、モータ13のシャフトが貫通する熱源室背面壁14は、モータ13に近接した部分が、加熱室2側(前面側)に凹んだ形状を有し、この凹みの内側に、モータ13が配置されるよう構成されている。この結果、熱源室8と駆動室12とを合わせた奥行き方向の寸法が、小さくなっている。
In the cooking device of the first embodiment, the
図1に示すように、実施の形態1の加熱調理器においては、上記のように熱源室背面壁14を形成して、モータ13を熱源室背面壁14の凹みの内側に配置しており、熱源室8のモータ13に近接した部分(中央部分)の奥行き寸法を小さくしている。熱源室8において、モータ13に近接した部分以外(外周部分)の奥行き寸法は、中央部分に比べて大きくなっており、熱源としての加熱部であるヒータ11の配置空間が確保されている。
As shown in FIG. 1, in the heating cooker according to the first embodiment, the heat source chamber back
また、実施の形態1の加熱調理器においては、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bを、ヒータ11の外側の所定位置に配設するための空間が、確保されている。特に、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bにより形成される熱源室8内の空気流路が、確保されている。なお、熱源室8の内部において、ヒータ11の厚み(奥行き方向の長さ)の中心位置が、送風ファン9の羽根の奥行き方向の長さの中心位置より後方となるように、ヒータ11が配置されている。
Further, in the heating cooker according to the first embodiment, a space for arranging the first flow
以下、本発明に係る実施の形態1の加熱調理器における加熱動作について説明する。 Hereinafter, the heating operation in the heating cooker according to the first embodiment of the present invention will be described.
実施の形態1の加熱調理器において、例えば、オーブン調理を行う場合、クッキー等の被加熱物10が載置された調理皿5を、加熱室2の左右壁面に設けられた支持部4に係止させて、加熱室2内に挿入する。調理皿5が、加熱室2の背面壁である隔壁15に接触するまで押し込まれて、ドア14が閉められ、加熱室2が加熱可能空間となる。本体1の前面に設けられた操作部(図示せず)にある、所定ボタンが操作されることにより、当該加熱調理器におけるオーブン調理が開始される。
In the heating cooker according to the first embodiment, for example, when performing oven cooking, the
操作部においては、被加熱物10の加熱時間、加熱温度などの調理条件が、設定される。操作部において設定された調理条件を示す信号が、マイクロコンピュータで構成された制御部24に、入力される。制御部24は、調理条件を示す信号に基づいて、ヒータ11およびモータ13などを駆動制御する。
In the operation unit, cooking conditions such as the heating time and heating temperature of the article to be heated 10 are set. A signal indicating the cooking condition set in the operation unit is input to the
モータ13の回転により、遠心ファンである送風ファン9は、回転動作を開始する。送風ファン9の回転動作により、送風ファン9の外周部分から渦巻き状で外向きの空気流が吹き出される。送風ファン9から吹き出された空気流は、送風ファン9の外周部分を取り囲むように配置されたヒータ11により加熱されて高温の空気流(熱風)となる。
With the rotation of the
上記のように送風ファン9により外周側へ送り出され、ヒータ11により加熱された熱風において、送風ファン9の左右へ送り出された熱風は、送風ファン9の左右の位置に設けられた第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bの風向板(30Aa,30Ab,30Ac)および風向板(30Ba,30Bb,30Bc)に接触して、その方向を変え左吹出口23Aおよび右吹出口23Bから加熱室2に吹き出され、送風ファン9の上方へ送り出された熱風は、隔壁15における上吹出口17Aから加熱室2へ吹き出され、送風ファン9の下方へ送り出された熱風は、下吹出口17Bから加熱室2へ吹き出さ
れる。
As described above, in the hot air sent to the outer peripheral side by the
これらの熱風は、送風ファン9の回転方向に沿った渦巻き状で外向きの風向きを有しているため、上吹出口17Aからの熱風は加熱室2の天井面21および右側面19の方向に流れ、下吹出口17Bからの熱風は加熱室2の底面20および左側面18の方向に流れる。なお、前述のように、複数のパンチング孔で構成された上吹出口17Aおよび下吹出口17Bの形状は、水平方向に細長い帯状であり、複数のパンチング孔で構成された左吹出口23Aおよび右吹出口23Bの形状に比較して、細長く形成されている(図3参照)。
Since these hot airs are spiral in the direction of rotation of the
上記の第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bの風向板(30Aa,30Ab,30Ac)および風向板(30Ba,30Bb,30Bc)に接触して、その方向を変え左吹出口23Aおよび右吹出口23Bから加熱室2に吹き出される熱風は、風向板30Aa,30Abおよび風向板30Ba,30Bbの送風ファン軸方向の寸法を隔壁15と熱源室背面壁14の寸法つまり熱源室8の奥行寸法の略半分(1/2)とし、風向板30Acおよび30Bcの送風ファン軸方向の寸法を風向板30Aa,30Baの略半分(1/2)(は隔壁15と熱源室背面壁14の寸法の略1/4)とすることで、熱源室8の内部において、遠心方向との直角方向において熱風の向きは加熱室中央方向に向かうことになり、加熱室2内部の下段の調理皿5の表面や、加熱室2内部の上段の調理皿5の裏面を直接的に加熱することがなく、被加熱物10の加熱ムラを低減することが可能。
Touch the wind direction plates (30Aa, 30Ab, 30Ac) and the wind direction plates (30Ba, 30Bb, 30Bc) of the first flow
以上のように、実施の形態1の加熱調理器によれば、熱源室8から左右の吹出口23A,23Bを通って加熱室2の内部に吹き出される熱風のおおくを、被加熱物10に集中させることが可能となる。その結果、実施の形態1の加熱調理器において、調理時は、被加熱物10の加熱ムラを低減することが可能で、被加熱物10がない予熱時は熱風が加熱室2の底面20や天面21を直接過熱せず、壁面ばかりを加熱することに起因する加熱損失を大幅に抑制することができ、加熱室内を効率高く加熱し被加熱物に対する効率的な加熱調理が可能となる。実施の形態1の加熱調理器によれば、加熱室の予熱時間および調理時間を短くすることができ、また調理のスピードを向上および加熱ムラを改善させることができる。
As described above, according to the heating cooker of the first embodiment, the hot air blown from the
また、実施の形態1の加熱調理器においては、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bを加熱室2の背面壁である隔壁15に固定(カシメ加工または溶接により固着)する構成で説明したが、第1の流路形成部30Aおよび第2の流路形成部30Bは、熱源室8を形成する他の部材に固定されるよう構成して、左右吹出口23A,23Bに対して所定位置となるように配設してもよい。
In the heating cooker of the first embodiment, the first flow
本発明は、家庭用の対流加熱によるオーブン機能を有する電子レンジ若しくは電気オーブン、業務用の各種オーブン加熱装置、乾燥装置などの工業分野での加熱装置、陶芸用加熱装置、焼結装置、または生体化学反応等の用途に用いる加熱装置などの各種加熱装置に適用できる。 The present invention relates to a heating device in industrial fields such as a microwave oven or an electric oven having an oven function by convection heating for home use, various oven heating devices for business use, a drying device, a heating device for ceramics, a sintering device, or a living body. The present invention can be applied to various heating devices such as a heating device used for chemical reactions.
1 本体
2 加熱室
3 ドア
4 支持部
5 調理皿
8 熱源室
9 送風ファン
10 被加熱物
11 ヒータ
12 駆動室
13 モータ
14 熱源室背面壁
15 隔壁
16 吸込口
17A 上吹出口右
17B 上吹出口左
17C 下吹出口左
17D 下吹出口右
23A 左吹出口
23B 右吹出口
30A 第1の流路形成部
30B 第2の流路形成部
DESCRIPTION OF
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