[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2014225137A - タスクスケジューラ,マイクロプロセッサ及びタスクスケジューリング方法 - Google Patents

タスクスケジューラ,マイクロプロセッサ及びタスクスケジューリング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014225137A
JP2014225137A JP2013104137A JP2013104137A JP2014225137A JP 2014225137 A JP2014225137 A JP 2014225137A JP 2013104137 A JP2013104137 A JP 2013104137A JP 2013104137 A JP2013104137 A JP 2013104137A JP 2014225137 A JP2014225137 A JP 2014225137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
time
execution
margin
disappearance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013104137A
Other languages
English (en)
Inventor
智義 船▲崎▼
Tomoyoshi Funezaki
智義 船▲崎▼
慎一郎 田口
Shinichiro Taguchi
慎一郎 田口
啓史 山本
Hiroshi Yamamoto
啓史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2013104137A priority Critical patent/JP2014225137A/ja
Priority to US14/222,790 priority patent/US9274833B2/en
Publication of JP2014225137A publication Critical patent/JP2014225137A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/48Program initiating; Program switching, e.g. by interrupt
    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4843Task transfer initiation or dispatching by program, e.g. task dispatcher, supervisor, operating system
    • G06F9/4881Scheduling strategies for dispatcher, e.g. round robin, multi-level priority queues

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】リアルタイム処理性能を低下させることなく、大きな回路面積を必要とせず現実的な処理時間でマルチタスクのスケジューリングを行う。
【解決手段】タスクスケジューラ1は、複数のタスクの実行状態を共通カウンタ2が計時する時刻で管理し、各タスクについて次式により余裕消失時刻Sを求めると、
S=T+D−W+C
(但し、T:タスクの起動時刻,D:デッドライン時間,W:最悪実行時間,C:現時刻におけるタスクの実行時間)余裕消失時刻Sが最も早いタスクを優先して実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、実行ユニットの数よりも多い複数のタスクを、前記実行ユニットに実行させるようにスケジューリングするタスクスケジューラ,及びそのタスクスケジューラを備えてなるマイクロプロセッサ,並びにタスクスケジューリング方法に関する。
複数のタスクを処理するシステムでは、それぞれについて定められている時刻の制限であるデッドラインを超えないようにプロセッサコア(実行ユニット)に実行させるため、効率的にスケジューリングを行う必要がある。例えば非特許文献1には、各タスクについての最悪実行時間と、残り実行時間とから計算される余裕時間を用いてスケジューリングを行い、プロセッサコアの使用効率を高めるアルゴリズムが提案されている。
また、特許文献1には、タスク(スレッド)の切り換えを行うための判断手法として余裕時間を用いて同時マルチスレッド(SMT)上でプロセッサへのタスク割り当てを決定する方法が開示されている。また、特許文献2には、タスクの起動時間を余裕時間を用いて判断することで、タスクの切り換え回数を低減し、効率を向上させる方法が開示されている。
特開2005−157955号公報 特開2001−236236号公報
M.Hwang,et.al.,"Least Slack Time Rate First:New Scheduling Algorithm for Multi-Processor Environment",International Conference on Complex,Intelligent and Software Intensive Systems(CISIS)2010,pp.806-811,15-18 Feb.2010
しかしながら、特許文献1の技術では、割り込みによりプロセッサから余裕時間を取得するため、プロセッサの利用効率が低下してリアルタイム処理性能が低下する問題がある。また、特許文献2の技術では、タスク情報テーブルにおける各タスクのカウント値を減算して更新する。そのため、カウンタや余裕時間の計算が扱うタスクの数に比例して必要となり、現実的な回路面積を考慮すると実装が困難である。また、タスク情報テーブルを参照して優先度の指標を比較し、前記指標が最も大きいタスクを選択するため、比較に要する時間がタスク数に比例して増加する。したがって、現実的な処理時間でタスクをスケジューリングすることも困難である。このような問題は、非特許文献1についても同様に存在する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、リアルタイム処理性能を低下させることなく、大きな回路面積を必要とせず現実的な処理時間でスケジューリングを行うことができるタスクスケジューラ,マイクロプロセッサ及びタスクスケジューリング方法を提供することにある。
請求項1記載のタスクスケジューラによれば、複数のタスクの実行状態を共通の時刻で管理し、各タスクについて次式により余裕消失時刻Sを求め、
S=T+D−W+C
余裕消失時刻Sが最も早いタスクを優先して実行させる。ここで「余裕消失時刻」とは、全てのタスクが管理される共通の時刻上で、各タスクの余裕時間が無くなる時刻を意味する。そして、余裕消失時刻Sが最も早いタスクを優先して実行ユニットに実行させるようにスケジューリングを行うと、その結果は、従来の余裕時間が最も短いタスクを優先して実行させるスケジューリングの結果と同じになる。
しかしながら、上式の右辺各項において、動的に変化するのはタスクの実行時間Cのみであるから、実行状態にあるタスクの「余裕消失時刻」だけが変化する。したがって、従来とは異なり、複数のタスクの実行状態を共通の時刻で管理した上で、実行状態にあるタスクについてのみ余裕消失時刻Sの更新を行えば良いので、タスクスケジューラを小規模な回路で実現できる。
請求項2の記載タスクスケジューラによれば、新規タスクの余裕消失時刻が、実行タスクの余裕消失時刻うち最も遅いものよりも早ければ、新規タスクを実行タスクにすると共に余裕消失時刻が最も遅い実行タスクを待機タスクとし、前記最も遅いものよりも遅ければ新規タスクを待機タスクとする。したがって、余裕消失時刻の遅早関係に基づいて、実行させるタスクと待機させるタスクとを入れ替えることができる。そして、入れ替えを行うための比較は1回のみ行えば良いので、スケジューリングを迅速に行うことができる。
請求項3記載のタスクスケジューラによれば、実行タスクと待機タスクとを分別して管理するので、上記の入れ替えを行うための時刻の比較をより簡単に行うことができる。
請求項4記載のタスクスケジューラによれば、実行タスクのうち余裕消失時刻が最も遅いタスクと、待機タスクのうち余裕消失時刻が最も早いタスクとについて両者の余裕消失時刻の早遅関係を比較する。そして、後者の時刻が前者の時刻よりも早ければ対応する実行タスクを待機タスクとし、対応する待機タスクを実行タスクとするように状態の入れ替えを行う。すなわちこの場合も、入れ替えを行うための比較は1回のみ行えば良いので、スケジューリングを迅速に行うことができる。
第1実施形態であり、タスクスケジューラの構成を概念的に示す機能ブロック図 タスクスケジューラの処理を示すフローチャート 本実施形態のスケジューラをマイクロプロセッサに適用した例を示す図 余裕消失時刻を説明する図 実行タスクについての図4相当図 タスクスケジューリングの一例を示す図 従来の図6相当図 図7に対応した従来構成図 第2実施形態を示す図1相当図 余裕消失時刻をソートするイメージを示す図
(第1実施形態)
先ず、本実施形態では、従来のタスクスケジューリングに使用していた余裕時間に替えて新たな概念である「余裕消失時刻」を導入し、この「余裕消失時刻」を用いてスケジューリングを行う。ここで余裕消失時刻Sとは(1)式により定義される時刻である。
S=T+D−W+C …(1)
T:タスクの起動時刻
D:デッドライン時間(タスクの実行を完了させなればならない時間)
W:最悪実行時間(タスクの実行完了に要すると予測される時間)
C:現時刻におけるタスクの実行時間
すなわち、「余裕消失時刻」とは、タスクの実行に関する(従来使用されていた)余裕時間が無くなる時刻である。
図4に示すように、余裕消失時刻Sはタスクが実行されると遅延するが、タスクが実行されず待機中となる期間は変化しない。したがって、余裕消失時刻Sは実行タスクについてのみ更新すれば良く、未だ実行されていない新規タスクの余裕消失時刻Siは、C=0であるから
Si=T+D−W …(2)
で求められる。また、実行中のタスクについての余裕消失時刻Snは、前回に更新した余裕消失時刻をSpとして保存しておき、実行時間Caを、前回の更新時を起点とする更新時間とすれば、
Sn=Sp+Ca …(3)
により求めることができる(図5参照)。本実施形態では、全てのタスクについて余裕消失時刻Sを求め、各時点において余裕消失時刻Sが最も早いタスクを優先して実行するようにスケジューリングを行う。以下、そのための構成について説明する。
図1に示すように、タスクスケジューラ1は、スケジューリングを行うために使用する1個の共通カウンタ2を備えており、全てのタスク実行に関する時刻を共通カウンタ2によって管理する。新規(新たな)タスクが発生すると(図2;ステップS1:YES)、初期余裕消失時刻計算部3により新規タスクについての余裕消失時刻Snが計算される(S2)。計算された余裕消失時刻Snは、余裕消失時刻比較部4及び新規タスク登録部5に入力される。
また、タスクスケジューラ1は、実行タスクテーブル6及び待機タスクテーブル7を備えている。実行タスクテーブル6では、実行中のタスクR1〜Rnについて計算された余裕消失時刻Srが管理され、待機タスクテーブル7では、待機中のタスクW1〜Wmについての余裕消失時刻Swが管理される。実行タスク選択部8は、実行タスクテーブル6より余裕消失時刻Srが最も遅いタスクを選択し、対応する余裕消失時刻Srlを余裕消失時刻比較部4及び9に入力する。待機タスク選択部10は、待機タスクテーブル7より余裕消失時刻Swが最も早いタスクを選択し、対応する余裕消失時刻Swfを余裕消失時刻比較部9に入力する。
余裕消失時刻比較部4は、新規タスクの余裕消失時刻Snと、実行タスクの最遅余裕消失時刻Srlとを比較し(S2)、その比較結果に基づく登録先情報を新規タスク登録部5に出力する。すなわち、(Sn<Srl;余裕消失時刻Snの方が早い)であれば(YES)新規タスクは実行タスクテーブル6に登録されて管理され、その代わりに実行タスクは、待機タスクテーブル7に登録されて管理される(S3)。一方、(Sn>Srl;余裕消失時刻Snの方が遅い)であれば新規タスクは待機タスクテーブル7に登録されて管理される(S4)。
余裕消失時刻比較部9は、実行タスクの最遅余裕消失時刻Srlと、待機タスクの最早余裕消失時刻Swfとを比較し、その比較結果に基づく切替えタスク切替え部11に出力する。すなわち、(Srl>Swf)であれば、対応する実行タスクを待機タスクテーブル7で管理する待機タスクにすると共に、対応する待機タスクを実行タスクテーブル6で管理する実行タスクとするように入れ替え(スワップ)を行う。
図3に示すように、タスクスケジューラ1を、3つのプロセッサコア(実行ユニット)12(1)〜12(3)が搭載されたシステムに適用する際に、(a)に示すマイクロプロセッサ13ではタスク切替え部11を分離して適用しており、(b)に示すマイクロプロセッサ14では、タスクスケジューラ1を一体としたまま適用している。尚、このようなマイクロプロセッサにタスクスケジューラ1を適用する場合は、余裕消失時刻が最も早いものから上位3つのタスクを選択してプロセッサコア12(1)〜12(3)に実行させれば良い。
図6は、3つのタスク(1〜3)が起動された場合のスケジューリング例である。これら3つのタスクの実行情報は、以下のようになっている。
起動時刻T デッドライン時間D 最悪実行時間W
タスク(1) 1 13 7
タスク(2) 6 7 4
タスク(3) 1 20 4
時刻「1」において、タスク(1)の余裕消失時刻は「7」,タスク(3)の余裕消失時刻Sは「17」であるから、タスク(1)が実行されてタスク(3)は待機タスクとなる。タスク(1)は実行されることで実行時間Cが増加し、その増加分だけ余裕消失時刻は遅くなる。一方、タスク(3)の余裕消失時刻は「17」のまま変化しない。時刻「6」において、タスク(2)が新規タスクとして起動され、余裕消失時刻は「9」であるからタスク(1)は待機タスクとなり、タスク(2)が実行タスクとなるように切り替わる。
タスク(2)の実行が終了した時刻「10」においてタスク(1)の余裕消失時刻は「12」であり、タスク(3)の余裕消失時刻「17」よりも早いので、タスク(1)の実行が再開される。タスク(1)の実行が終了した時刻「12」においてタスク(3)の実行が開始される。
一方図7は、図6に示すものと同じタスク(1〜3)について、従来の余裕時間を用いたタスクスケジューリングの一例である。余裕時間は、起動時から実行されるタスク(1)では変化せず初期値「6」を維持するが、起動時から実行されない状態が継続するタスク(3)については時刻の経過に伴い減少するように随時変化する。このように、余裕時間が最も少ないタスクを優先して実行させた場合も、タスクの実行優先順序は図6に示す本実施形態と同様になる。
しかし、図8に対応する構成を示すように、従来のスケジューリングでは、全てのタスクについてカウンタ(デッドラインカウンタ)及び余裕時間計算手段が必要になる。これに対して、本実施形態のタスクスケジューラ1では、カウンタは1つの共通カウンタ2のみで良い。また、従来構成では、新規タスクが発生した際に、新規タスクの余裕時間と、全てのタスクの余裕時間とを比較する必要があるが、タスクスケジューラ1では、余裕消失時刻比較部4,9のみで比較を行えば良い。
以上のように本実施形態によれば、タスクスケジューラ1は、複数のタスクの実行状態を共通カウンタ2が計時する時刻で管理し、各タスクについて(1)式により余裕消失時刻Sを求め、余裕消失時刻Sが最も早いタスクを優先して実行させる。したがって、従来とは異なり、実行タスクについてのみ余裕消失時刻Sの更新を行えば良いので、リアルタイム処理性能を低下させることなく、タスクスケジューラ1を小規模な回路で実現できる。また、新規タスクの余裕消失時刻Siを(2)式で求め、実行タスクについての余裕消失時刻Snを(3)式で求めるので、余裕消失時刻Sの計算をより迅速に行うことができる。
そして、新規タスクの余裕消失時刻が、実行タスクの余裕消失時刻うち最も遅いものよりも早ければ、新規タスクを実行タスクにすると共に余裕消失時刻が最も遅い実行タスクを待機タスクとし、前記最も遅いものよりも遅ければ新規タスクを待機タスクとする。したがって、余裕消失時刻の遅早関係に基づいて、実行タスクと待機タスクとを入れ替えることができる。そして、入れ替えを行うための比較は1回のみ行えば良いので、スケジューリングを迅速に行うことができる。
また、実行タスクと待機タスクとを、実行タスクテーブル6と待機タスクテーブル7とで分別して管理するので、上記の入れ替えを行うための時刻の比較をより簡単に行うことができる。
加えて、タスクスケジューラ1は、実行タスクのうち余裕消失時刻が最も遅いタスクと、待機タスクのうち余裕消失時刻が最も早いタスクとについて両者の余裕消失時刻の早遅関係を比較する。そして、後者の時刻が前者の時刻よりも早ければ対応する実行タスクを待機タスクとし、対応する待機タスクを実行タスクとするように状態の入れ替えを行う。この場合も、入れ替えを行うための比較は1回のみ行えば良いので、スケジューリングを迅速に行うことができる。そして、タスクスケジューラ1を備えてマイクロプロセッサ12,13を構成すれば、マイクロプロセッサ12,13を小型化することができる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。図9に示すように、第2実施形態のタスクスケジューラ21では、実行タスク選択部8及び待機タスク選択部10が削除されている。それに替えて、実行タスクテーブル22,待機タスクテーブル23が、それぞれ実行タスク,待機タスクについての余裕消失時刻の遅早順位を常時ソートして管理している。
そして、実行タスクテーブル22は、余裕消失時刻比較部4,9に対して余裕消失時刻が最も遅いものを出力しており、待機タスクテーブル23は、余裕消失時刻比較部9に対して余裕消失時刻が最も早いものを出力している(図10参照)。したがって、実行タスク,待機タスクの相互入れ替えをより迅速に行うことができる。
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
実行タスクと待機タスクとを、分別することなく一括して管理しても良い。
プロセッサコアが4つ以上搭載されているマイクロプロセッサに適用しても良い。また、プロセッサコアが2つやシングルコアのマイクロプロセッサに適用しても良い。
図面中、1はタスクスケジューラ、2は共通カウンタ、6は実行タスクテーブル、7は待機タスクテーブル、12はプロセッサコア(実行ユニット)、13及び14はマイクロプロセッサを示す。

Claims (15)

  1. 実行ユニット(12)の数よりも多い複数のタスクを、前記実行ユニットに実行させるようにスケジューリングするタスクスケジューラ(1,1’)において、
    前記複数のタスクの実行状態を共通の時刻で管理し、
    T:タスクの起動時刻
    D:タスクの実行を完了させなればならない時間
    W:タスクの実行完了に要すると予測される時間
    C:現時刻におけるタスクの実行時間
    とすると、各タスクについて次式により余裕消失時刻Sを求め、
    S=T+D−W+C
    前記余裕消失時刻Sが最も早いタスクを優先して実行させることを特徴とするタスクスケジューラ。
  2. 新たに実行要求が発生したタスク(以下、新規タスクと称す)の余裕消失時刻が、現在実行されているタスク(以下、実行タスクと称す)の余裕消失時刻のうち最も遅いものよりも早ければ、新規タスクを実行タスクにすると共に、余裕消失時刻が最も遅い実行タスクを待機状態とし(以下、待機タスクと称す)、
    前記最も遅いものよりも遅ければ、新規タスクを待機タスクとすることを特徴とする請求項1記載のタスクスケジューラ。
  3. 前記実行タスクと前記待機タスクとを分別して管理することを特徴とする請求項2記載のタスクスケジューラ。
  4. 前記実行タスクのうち余裕消失時刻が最も遅いタスクと、前記待機タスクのうち余裕消失時刻が最も早いタスクとについて両者の余裕消失時刻の早遅関係を比較し、後者の時刻が前者の時刻よりも早ければ、対応する実行タスクを待機タスクとし、対応する待機タスクを実行タスクとするように状態の入れ替えを行うことを特徴とする請求項3記載のタスクスケジューラ。
  5. 現在実行されているタスクの現在の余裕消失時刻Snを、次式
    Sn=Sp+Ca
    (ただし、Sp:前回に更新された余裕消失時刻,Ca:前回に更新された時刻からのタスクの実行時間)により求めることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のタスクスケジューラ。
  6. 新たに実行要求が発生したタスクの余裕消失時刻Siを、次式
    Si=T+D−W
    により求めることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のタスクスケジューラ。
  7. 前記余裕消失時刻の値に基づいて、各タスクを予めソートして管理することを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のタスクスケジューラ。
  8. 1つ以上の実行ユニットと、請求項1から7の何れか一項に記載のタスクスケジューラとを備えることを特徴とするマイクロプロセッサ(13,14)。
  9. 実行ユニットの数よりも多い複数のタスクを、前記実行ユニットに実行させるようにスケジューリングする方法において、
    前記複数のタスクの実行状態を共通の時刻で管理し、
    T:タスクの起動時刻
    D:タスクの実行を完了させなればならない時間
    W:タスクの実行完了に要すると予測される時間
    C:現時刻におけるタスクの実行時間
    とすると、各タスクについて次式により余裕消失時刻Sを求め、
    S=T+D−W+C
    前記余裕消失時刻Sが最も早いタスクを優先して実行させることを特徴とするタスクスケジューリング方法。
  10. 新たに実行要求が発生したタスク(以下、新規タスクと称す)の余裕消失時刻が、
    現在実行されているタスク(以下、実行タスクと称す)の余裕消失時刻のうち最も遅いものよりも早ければ、新規タスクを実行タスクにすると共に、余裕消失時刻が最も遅い実行タスクを待機状態とし(以下、待機タスクと称す)、前記最も遅いものよりも遅ければ、新規タスクを待機タスクとすることを特徴とする請求項9記載のタスクスケジューリング方法。
  11. 前記実行タスクと前記待機タスクとを分別して管理することを特徴とする請求項10記載のタスクスケジューリング方法。
  12. 前記実行タスクのうち余裕消失時刻が最も遅いタスクと、前記待機タスクのうち余裕消失時刻が最も早いタスクとについて両者の余裕消失時刻の早遅関係を比較し、
    後者の時刻が前者の時刻よりも早ければ、対応する実行タスクを待機タスクとし、対応する待機タスクを実行タスクとするように状態の入れ替えを行うことを特徴とする請求項11記載のタスクスケジューリング方法。
  13. 現在実行されているタスクの現在の余裕消失時刻Snを、次式
    Sn=Sp+Ca
    (ただし、Sp:前回に更新された余裕消失時刻,Ca:前回に更新された時刻からのタスクの実行時間)により求めることを特徴とする請求項9から12の何れか一項に記載のタスクスケジューリング方法。
  14. 新たに実行要求が発生したタスクの余裕消失時刻Siを、次式
    Si=D−W+T
    により求めることを特徴とする請求項9から13の何れか一項に記載のタスクスケジューリング方法。
  15. 前記余裕消失時刻の値に基づいて、各タスクを予めソートして管理することを特徴とする請求項9から14の何れか一項に記載のタスクスケジューリング方法。
JP2013104137A 2013-05-16 2013-05-16 タスクスケジューラ,マイクロプロセッサ及びタスクスケジューリング方法 Pending JP2014225137A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013104137A JP2014225137A (ja) 2013-05-16 2013-05-16 タスクスケジューラ,マイクロプロセッサ及びタスクスケジューリング方法
US14/222,790 US9274833B2 (en) 2013-05-16 2014-03-24 Task scheduler, microprocessor, and task scheduling method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013104137A JP2014225137A (ja) 2013-05-16 2013-05-16 タスクスケジューラ,マイクロプロセッサ及びタスクスケジューリング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014225137A true JP2014225137A (ja) 2014-12-04

Family

ID=51896896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013104137A Pending JP2014225137A (ja) 2013-05-16 2013-05-16 タスクスケジューラ,マイクロプロセッサ及びタスクスケジューリング方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9274833B2 (ja)
JP (1) JP2014225137A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014211743A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 株式会社デンソー マルチコアプロセッサ
JP2017073083A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 株式会社デンソー 並列化方法、並列化ツール、車載装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102360214B1 (ko) 2015-08-26 2022-02-08 삼성전자주식회사 실시간 공유 인터페이스를 포함하는 시스템 온 칩의 스케쥴링 방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05250338A (ja) * 1992-03-05 1993-09-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マルチプロセッサシステムのタスク割当処理方法
JPH09319596A (ja) * 1996-05-31 1997-12-12 Canon Inc タスクスケジューリング装置およびタスクスケジューリング方法
JP2003298599A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Denso Corp 分散制御方法及び装置
JP2004070579A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Denso Corp タスクスケジューリング装置、タスクスケジューリング方法、プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6189022B1 (en) * 1997-08-20 2001-02-13 Honeywell International Inc. Slack scheduling for improved response times of period transformed processes
JP2001236236A (ja) 2000-02-25 2001-08-31 Nec Microsystems Ltd タスク制御装置およびそのタスクスケジューリング方法
US7302685B2 (en) * 2000-06-02 2007-11-27 Honeywell International Inc. Methods and apparatus for sharing slack in a time-partitioned system
JP3962370B2 (ja) 2003-11-28 2007-08-22 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 資源予約システムおよび資源予約方法および該方法を実行するためのプログラムが記録された記録媒体
EP2133793B1 (en) * 2008-06-10 2015-08-12 Barcelona Supercomputing Center-Centro Nacional de Supercomputación A multithreaded processor and a mechanism and a method for executing one hard real-time task in a multithreaded processor
US8493598B2 (en) * 2010-09-07 2013-07-23 Xerox Corporation System and method for automated handling of document processing workload
US9361202B2 (en) * 2013-07-18 2016-06-07 International Business Machines Corporation Filtering system noises in parallel computer systems during thread synchronization

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05250338A (ja) * 1992-03-05 1993-09-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マルチプロセッサシステムのタスク割当処理方法
JPH09319596A (ja) * 1996-05-31 1997-12-12 Canon Inc タスクスケジューリング装置およびタスクスケジューリング方法
JP2003298599A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Denso Corp 分散制御方法及び装置
JP2004070579A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Denso Corp タスクスケジューリング装置、タスクスケジューリング方法、プログラム

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN4006009422; Robert K. Abbott(外1名): '"Scheduling Real-Time Transactions: A Performance Evaluation"' ACM Transactions on Database Systems (TODS) Vol 17, No. 3, 199209, pp.513-560, ACM Press *
JPN4006009423; ABBOTT R(外1名): '"Scheduling Real-time Transactions: A Performance Evaluation"' Proceedings of the 14th International Conference on Very Large Data Bases , 19880829, pp.1-12, Morgan Kaufmann Publishers Inc *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014211743A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 株式会社デンソー マルチコアプロセッサ
US9747132B2 (en) 2013-04-18 2017-08-29 Denso Corporation Multi-core processor using former-stage pipeline portions and latter-stage pipeline portions assigned based on decode results in former-stage pipeline portions
JP2017073083A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 株式会社デンソー 並列化方法、並列化ツール、車載装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9274833B2 (en) 2016-03-01
US20140344818A1 (en) 2014-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Singh et al. An optimized round robin scheduling algorithm for CPU scheduling
US8719834B2 (en) Information processing system, method, program and integrated circuit for maintaining balance of processing loads with respect to real-time tasks
US10545892B2 (en) Multi-thread processor and its interrupt processing method
CN101887383B (zh) 一种进程实时调度方法
US20080235695A1 (en) Resource allocation system for jobs, resource allocation method and resource allocation program for jobs
JP2003345612A5 (ja)
JP2012215933A (ja) ジョブ管理システム及びジョブ管理方法
US10467054B2 (en) Resource management method and system, and computer storage medium
JP5347451B2 (ja) マルチプロセッサシステム、競合回避プログラム及び競合回避方法
US20110016247A1 (en) Multiprocessor system and multiprocessor system interrupt control method
JP2014211743A (ja) マルチコアプロセッサ
US10271326B2 (en) Scheduling function calls
TW201541347A (zh) 多核心處理器系統及其排程方法
CN103873380A (zh) 一种数据分发策略的调整方法、装置及系统
JP2014225137A (ja) タスクスケジューラ,マイクロプロセッサ及びタスクスケジューリング方法
JP6311330B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2005092780A (ja) リアルタイムプロセッサシステム及び制御方法
WO2010137233A1 (ja) マルチプロセッサシステムにおける省電力制御装置およびモバイル端末
JP2008158687A (ja) 帯域制御プログラム及びマルチプロセッサシステム
JP2006243864A5 (ja)
CN114035926A (zh) 应用线程调度方法、装置、存储介质及电子设备
CN110109743B (zh) 一种实时进程调度方法
JP7263746B2 (ja) 情報処理装置
JP2010186347A (ja) ジョブスケジューリングシステム、ジョブスケジューリング方法及びプログラム
CN102541648A (zh) 一种用于动态调度批处理任务的方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160105