JP2014224080A - 大腸の検査または手術のための処置剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】大腸の検査または手術のための処置剤であって、検査精度が高くまたは手術が容易であり、かつ服用するための水の量が少なくてもよい処置剤を提供すること。【解決手段】大腸検査または手術のための処置剤であって、その処置剤は、酸化マグネシウム粒子を含み、検査または手術の前に経口投与のために用いられるものである処置剤。【選択図】なし
Description
本発明は、大腸の検査または手術のための処置剤に関する。さらに詳しくは、大腸の検査または手術の前に服用することにより、大腸の内容物を完全に排出して洗浄し、検査の精度を向上させ、また手術を安全に施行しうるための、処置剤に関する。
近時、大腸のポリープや腫瘍を患う患者が増加し、そのための検査または手術も同様に増えている。大腸の検査は、CT検査、内視鏡検査またはX線検査により施行されているが、いずれの検査も腸管中の内容物を充分に排出することが疾患の診断に不可欠の処置である。そのため被験者は、検査前の食事の制限および腸管洗滌のための処置剤の服用を余儀なくされている。
腸管洗滌用の処置剤としては、従来ポリエチレングリコールと電解質を主成分として含有するPEG液が利用されていた。またそのPEG液に代わるものとして、クエン酸マグネシウム、電解質および糖類を含む水溶液(以下“クエン酸液マグネシウム液”と称する)が開発された。このクエン酸マグネシウム液は、下記特許文献1に提案されている。
これらPEG液やクエン酸マグネシウム液は、腸管洗滌効果は、いずれも高いものではあるが、効果を達成するためには、大量の液量(約2L乃至それ以上)を制限時間内に服用しなければならず、数回に分けて飲用するとしても被験者に対し負担や苦痛を強いられるものであった。
腸管洗滌用の処置剤としては、従来ポリエチレングリコールと電解質を主成分として含有するPEG液が利用されていた。またそのPEG液に代わるものとして、クエン酸マグネシウム、電解質および糖類を含む水溶液(以下“クエン酸液マグネシウム液”と称する)が開発された。このクエン酸マグネシウム液は、下記特許文献1に提案されている。
これらPEG液やクエン酸マグネシウム液は、腸管洗滌効果は、いずれも高いものではあるが、効果を達成するためには、大量の液量(約2L乃至それ以上)を制限時間内に服用しなければならず、数回に分けて飲用するとしても被験者に対し負担や苦痛を強いられるものであった。
本発明者は、比較的少ない液量の服用により腸管の洗滌効果が高く、かつ受容性向上が見込める大腸検査や手術のための処置剤の開発の研究を進めた。
その結果、酸化マグネシウム粒子を経口服用すると、服用する水量を大幅に低減できること、腸管内の内容物をほぼ完全に排出できること、この粒子は例えば錠剤や散剤の形態で服用できるので被験者の受容性を向上できることが判明した。また服用の結果、腸管内の水の残存量も大幅に低減できることが観察された。この水の残存量が少ないことは、CT検査において殊に有効であることも判明した。
その結果、酸化マグネシウム粒子を経口服用すると、服用する水量を大幅に低減できること、腸管内の内容物をほぼ完全に排出できること、この粒子は例えば錠剤や散剤の形態で服用できるので被験者の受容性を向上できることが判明した。また服用の結果、腸管内の水の残存量も大幅に低減できることが観察された。この水の残存量が少ないことは、CT検査において殊に有効であることも判明した。
本発明は前記知見に基づいて到達されるものであり、本発明によれば、下記の大腸の検査または手術のための処置剤が提供される。
(1)大腸検査または手術のための処置剤であって、その処置剤は酸化マグネシウム粒子を含み、検査または手術の前に経口投与のために用いられるものである処置剤。
(2)大腸検査は、CT検査、内視鏡検査またはX線検査である前記(1)記載の処置剤。
(3)処置剤は、1回検査または一回手術当たり、酸化マグネシウム粒子を1.5〜6g含有する前記(1)記載の処置剤。
(4)前記処置剤は、1回の制酸力が0.1N塩酸の消費量として150mL以上となる量の酸化マグネシウム粒子を含有する前記(1)記載の処置剤。
(5)前記酸化マグネシウム粒子は、平均2次粒子径が0.5〜10μmである前記(1)記載の処置剤。
(6)前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を含む錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、経口液剤、シロップ剤または経口ゼリー剤である前記(1)記載の処置剤。
(7)前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を主成分として含む錠剤であって、その錠剤は、(i)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子は平均2次粒子径が0.5〜10μmであり、(ii)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子の含有割合が88重量%〜97重量%であり、かつ(iii)崩壊時間が10秒以下である前記(1)記載の処置剤。
(1)大腸検査または手術のための処置剤であって、その処置剤は酸化マグネシウム粒子を含み、検査または手術の前に経口投与のために用いられるものである処置剤。
(2)大腸検査は、CT検査、内視鏡検査またはX線検査である前記(1)記載の処置剤。
(3)処置剤は、1回検査または一回手術当たり、酸化マグネシウム粒子を1.5〜6g含有する前記(1)記載の処置剤。
(4)前記処置剤は、1回の制酸力が0.1N塩酸の消費量として150mL以上となる量の酸化マグネシウム粒子を含有する前記(1)記載の処置剤。
(5)前記酸化マグネシウム粒子は、平均2次粒子径が0.5〜10μmである前記(1)記載の処置剤。
(6)前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を含む錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、経口液剤、シロップ剤または経口ゼリー剤である前記(1)記載の処置剤。
(7)前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を主成分として含む錠剤であって、その錠剤は、(i)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子は平均2次粒子径が0.5〜10μmであり、(ii)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子の含有割合が88重量%〜97重量%であり、かつ(iii)崩壊時間が10秒以下である前記(1)記載の処置剤。
本発明の大腸の検査または手術の処置剤は、酸化マグネシウム粒子を含有することにより、検査または手術の前に経口服用する場合、比較的少ない液量(水量)で服用しても、腸管内の内容物および水をほぼ完全に排出でき、種々の検査の精度を上げることができ、手術にも何等の支障がない。また酸化マグネシウム粒子は、受容性が高く、少ない液量で飲むことができるので、被験者の負担や苦痛も少ないという利点を有している。
大腸の検査は、大腸の内壁のポリープまたは腫瘍の発生や有無を調べるために行われ、通常CT検査、内視鏡検査或いはX線検査により実施される。これらの検査は、大腸管内の残便や残水の有無や量によって、その精度が大きく左右される。また手術に際しても残便や残水はあってはならないものである。
そのため、従来の大腸の検査や手術のための腸管洗滌処置剤は、限られた時間に約2L以上の大量の水の服用が必要であり、被験者にとっては大変苦痛を伴なっていた。
そのため、従来の大腸の検査や手術のための腸管洗滌処置剤は、限られた時間に約2L以上の大量の水の服用が必要であり、被験者にとっては大変苦痛を伴なっていた。
本発明の処置剤は、酸化マグネシウム粒子を主成分としている。本発明の処置剤は、1人当たり1回の検査または手術のために、酸化マグネシウム粒子を1.5〜6g、好ましくは2〜5gを経口により服用するのが望ましい。その際、水の量は約600ml〜1500ml、好ましくは900ml〜1200mlが適当である。前述した酸化マグネシウム粒子および水の量は、1回の処置(検査または手術)に使用される総量であって、通常は2〜3度に分割して服用することができる。例えば3度に分けて服用する場合、1度に酸化マグネシウム粒子を0.5〜2gを水200ml〜500mlと共に服用すればよい。分割して服用する場合、各一度毎に服用する酸化マグネシウム粒子および水の量は、均等である必要はなく、適宜変更してもよい。
本発明の処置剤は、主成分が酸化マグネシウム粒子であるので、経口服用するために水の摂取量が比較的少なくでも、排便、排水効果に優れている。例えば1回の処置のために、水の合計量が約1500mlまたはそれ以下であっても目的は充分に達成できる。
本発明の処置剤は、主成分が酸化マグネシウム粒子であるので、胃内で制酸作用を呈し、胃酸を中和し、中和によって生じる塩化マグネシウムは腸内で重炭酸塩となり緩下作用を現す。そのため、中和が生じる最低限度の制酸作用を有するものとして、1回の処置のために制酸力が0.1N塩酸の消費量として150ml以上、好ましくは700〜3000mlとなる量の酸化マグネシウム粒子を含有することが望ましい。
処置剤として使用される酸化マグネシウム粒子は、レーザー回折散乱法で測定された平均2次粒子径が0.5〜10μm、好ましくは1〜7μmであるのが有利である。
処置剤として使用される酸化マグネシウム粒子は、レーザー回折散乱法で測定された平均2次粒子径が0.5〜10μm、好ましくは1〜7μmであるのが有利である。
本発明の処置剤は、主成分として酸化マグネシウム粒子を種々の形態で含有してもよいが、望ましくは、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、経口液剤、シロップ剤または経口ゼリー剤のいずれであってもよい。これらの形態の中で、飲み易さ、処方の容易性、保存性の点を考慮すると錠剤である。
酸化マグネシウム粒子を含有する錠剤は、(i)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子の平均2次粒子径が0.5〜10μmであり、(ii)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子の含有割合が88重量%〜97重量%、好ましくは89重量%〜96重量%であるのが有利である。また錠剤として崩壊性にすぐれているのが飲み易く、摂取する水の量も少なくてすむので好ましい。また崩壊時間は好ましくは10秒以下であるのが有利である。
そのため錠剤化に際し、結合剤としてカルボキシメチルセルロースナトリウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロースが錠剤中1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%使用されるのが望ましい。また崩壊剤として、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルメロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースまたは不溶性ポリビニルピロリドンなどが錠剤中、5〜20重量%、好ましくは5〜10重量%使用されるのが望ましい。
そのため錠剤化に際し、結合剤としてカルボキシメチルセルロースナトリウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロースが錠剤中1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%使用されるのが望ましい。また崩壊剤として、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルメロース、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースまたは不溶性ポリビニルピロリドンなどが錠剤中、5〜20重量%、好ましくは5〜10重量%使用されるのが望ましい。
[実施例および参照例]
(i)検査方法
大腸を6部位に分類し、仰体位(SU)・側臥位(PR)の両体位においてCT検査により得られた大腸断面画像から、各部位における残便・残水を5段階で評価した。さらにそれぞれの評価結果より総合的評価を行った。
大腸の分類は以下の6部位とする。
C:盲腸
A:上行結腸
T:横行結腸
D:下行結腸
S:S状結腸
R:直腸
残便は移動及び形状変化の有無にて評価し、評価の5段階とする。
0:評価困難
1:粘膜へばり付きあり
2:移動、形状変化無し
3:移動、形状変化有り
4:ほとんどなし
残水は環周に占める割合にて評価し、評価は以下の5段階とする。
0:環周の4/4が水没(完全水没)
1:環周の3/4が水没
2:環周の2/4が水没
3:環周の1/4が水没(半月襞水没)
4:ほとんどなし
総合評価は以下の5段階とする。
0:有用でない
1:どちらともいえない
2:やや有用
3:有用
4:極めて有用
(ii)使用したMgO錠剤およびその制酸力値
使用したMgO錠剤は、MgOを有効成分とし、添加剤に結晶セルロース、クロスカルメロース、ステアリン酸カルシウムを添加した製剤である。使用したMgO錠剤は1錠あたり500mgのMgOを含有しており、その制酸力は248mLである。
(i)検査方法
大腸を6部位に分類し、仰体位(SU)・側臥位(PR)の両体位においてCT検査により得られた大腸断面画像から、各部位における残便・残水を5段階で評価した。さらにそれぞれの評価結果より総合的評価を行った。
大腸の分類は以下の6部位とする。
C:盲腸
A:上行結腸
T:横行結腸
D:下行結腸
S:S状結腸
R:直腸
残便は移動及び形状変化の有無にて評価し、評価の5段階とする。
0:評価困難
1:粘膜へばり付きあり
2:移動、形状変化無し
3:移動、形状変化有り
4:ほとんどなし
残水は環周に占める割合にて評価し、評価は以下の5段階とする。
0:環周の4/4が水没(完全水没)
1:環周の3/4が水没
2:環周の2/4が水没
3:環周の1/4が水没(半月襞水没)
4:ほとんどなし
総合評価は以下の5段階とする。
0:有用でない
1:どちらともいえない
2:やや有用
3:有用
4:極めて有用
(ii)使用したMgO錠剤およびその制酸力値
使用したMgO錠剤は、MgOを有効成分とし、添加剤に結晶セルロース、クロスカルメロース、ステアリン酸カルシウムを添加した製剤である。使用したMgO錠剤は1錠あたり500mgのMgOを含有しており、その制酸力は248mLである。
[実施例1および2]
検査の前処置として、1回の検査あたりMgOとして3gを服用させ、この3gを2回に分割して服用させた。検査前日の夕食後に300mlの水と共に3錠(MgOとして1.5g)、就寝前に300mlの水と共に3錠(MgOとして1.5g)を経口投与させ、検査当日に大腸CT検査を受診させ、大腸断面画像を得、コンピュータ処理を施した後、残便及び残水の評価、並びに総合評価を行った。
結果
実施例1
残便(SU):C(3)A(4)T(3)D(4)S(4)R(3)
残便(PR):C(3)A(4)T(3)D(4)S(4)R(3)
残水(SU):C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残水(PR):C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
総合評価 :C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
実施例2
残便(SU):C(1)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残便(PR):C(1)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残水(SU):C(4)A(4)T(3)D(3)S(4)R(4)
残水(PR):C(4)A(4)T(3)D(3)S(4)R(4)
総合評価 :C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残便もしくは残水が認められるものの、総合評価では大腸6部位全てで(4)と評価され、大腸検査または手術のための処置剤として極めて有効であることが確認された。
参照例)クエン酸Mg製剤
検査の前処置として、1回の検査あたりMgOとして3gを服用させ、この3gを2回に分割して服用させた。検査前日の夕食後に300mlの水と共に3錠(MgOとして1.5g)、就寝前に300mlの水と共に3錠(MgOとして1.5g)を経口投与させ、検査当日に大腸CT検査を受診させ、大腸断面画像を得、コンピュータ処理を施した後、残便及び残水の評価、並びに総合評価を行った。
結果
実施例1
残便(SU):C(3)A(4)T(3)D(4)S(4)R(3)
残便(PR):C(3)A(4)T(3)D(4)S(4)R(3)
残水(SU):C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残水(PR):C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
総合評価 :C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
実施例2
残便(SU):C(1)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残便(PR):C(1)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残水(SU):C(4)A(4)T(3)D(3)S(4)R(4)
残水(PR):C(4)A(4)T(3)D(3)S(4)R(4)
総合評価 :C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残便もしくは残水が認められるものの、総合評価では大腸6部位全てで(4)と評価され、大腸検査または手術のための処置剤として極めて有効であることが確認された。
参照例)クエン酸Mg製剤
参照例(クエン酸Mg製剤)
クエン酸Mg製剤は、クエン酸Mgを有効成分とする大腸検査前処置における腸管内容物の排除に用いられる医薬品を使用し、検査の前処置として、1回の検査あたりクエン酸Mgとして68 gを水に溶解し全量約1800mLとしたものを服用させた。検査前日より約1時間かけて200mLずつ経口投与させ、検査当日に大腸CT検査を受診させ、大腸断面画像を得、コンピュータ処理を施した後、残便及び残水の評価、並びに総合評価を行った。
結果
参照例1
残便(SU):C(4)A(4)T(4)D(3)S(4)R(4)
残便(PR):C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残水(SU):C(4)A(3)T(3)D(3)S(4)R(3)
残水(PR):C(3)A(4)T(3)D(3)S(4)R(4)
総合評価 :C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
参照例2
残便(SU):C(3)A(4)T(2)D(4)S(4)R(4)
残便(PR):C(3)A(3)T(2)D(4)S(4)R(4)
残水(SU):C(4)A(3)T(4)D(4)S(4)R(4)
残水(PR):C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
総合評価 :C(4)A(4)T(2)D(4)S(4)R(4)
酸化マグネシウムはクエン酸マグネシウムと同様に、大腸内容物を排除でき、既存の医薬品と比較しても大腸検査または手術のための処置剤として極めて有効であることが確認された。
クエン酸Mg製剤は、クエン酸Mgを有効成分とする大腸検査前処置における腸管内容物の排除に用いられる医薬品を使用し、検査の前処置として、1回の検査あたりクエン酸Mgとして68 gを水に溶解し全量約1800mLとしたものを服用させた。検査前日より約1時間かけて200mLずつ経口投与させ、検査当日に大腸CT検査を受診させ、大腸断面画像を得、コンピュータ処理を施した後、残便及び残水の評価、並びに総合評価を行った。
結果
参照例1
残便(SU):C(4)A(4)T(4)D(3)S(4)R(4)
残便(PR):C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
残水(SU):C(4)A(3)T(3)D(3)S(4)R(3)
残水(PR):C(3)A(4)T(3)D(3)S(4)R(4)
総合評価 :C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
参照例2
残便(SU):C(3)A(4)T(2)D(4)S(4)R(4)
残便(PR):C(3)A(3)T(2)D(4)S(4)R(4)
残水(SU):C(4)A(3)T(4)D(4)S(4)R(4)
残水(PR):C(4)A(4)T(4)D(4)S(4)R(4)
総合評価 :C(4)A(4)T(2)D(4)S(4)R(4)
酸化マグネシウムはクエン酸マグネシウムと同様に、大腸内容物を排除でき、既存の医薬品と比較しても大腸検査または手術のための処置剤として極めて有効であることが確認された。
本発明は前記知見に基づいて到達されるものであり、本発明によれば、下記の大腸の検査または手術のための処置剤が提供される。
(1)大腸検査または手術のための処置剤であって、その処置剤は酸化マグネシウム粒子を88重量%〜97重量%の割合で含み、検査または手術の前に経口投与のために用いられるものである処置剤。
(2)大腸検査は、CT検査、内視鏡検査またはX線検査である前記(1)記載の処置剤。
(3)処置剤は、1回検査または一回手術当たり、酸化マグネシウム粒子を1.5〜6g含有する前記(1)記載の処置剤。
(4)前記処置剤は、1回の制酸力が0.1N塩酸の消費量として150mL以上となる量の酸化マグネシウム粒子を含有する前記(1)記載の処置剤。
(5)前記酸化マグネシウム粒子は、平均2次粒子径が0.5〜10μmである前記(1)記載の処置剤。
(6)前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を含む錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、経口液剤、シロップ剤または経口ゼリー剤である前記(1)記載の処置剤。
(7)前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を主成分として含む錠剤であって、その錠剤は、(i)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子は平均2次粒子径が0.5〜10μmであり、(ii)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子の含有割合が88重量%〜97重量%であり、かつ(iii)崩壊時間が10秒以下である前記(1)記載の処置剤。
(1)大腸検査または手術のための処置剤であって、その処置剤は酸化マグネシウム粒子を88重量%〜97重量%の割合で含み、検査または手術の前に経口投与のために用いられるものである処置剤。
(2)大腸検査は、CT検査、内視鏡検査またはX線検査である前記(1)記載の処置剤。
(3)処置剤は、1回検査または一回手術当たり、酸化マグネシウム粒子を1.5〜6g含有する前記(1)記載の処置剤。
(4)前記処置剤は、1回の制酸力が0.1N塩酸の消費量として150mL以上となる量の酸化マグネシウム粒子を含有する前記(1)記載の処置剤。
(5)前記酸化マグネシウム粒子は、平均2次粒子径が0.5〜10μmである前記(1)記載の処置剤。
(6)前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を含む錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、経口液剤、シロップ剤または経口ゼリー剤である前記(1)記載の処置剤。
(7)前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を主成分として含む錠剤であって、その錠剤は、(i)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子は平均2次粒子径が0.5〜10μmであり、(ii)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子の含有割合が88重量%〜97重量%であり、かつ(iii)崩壊時間が10秒以下である前記(1)記載の処置剤。
Claims (7)
- 大腸検査または手術のための処置剤であって、その処置剤は、酸化マグネシウム粒子を含み、検査または手術の前に経口投与のために用いられるものである処置剤。
- 大腸検査は、CT検査、内視鏡検査またはX線検査である請求項1記載の処置剤。
- 処置剤は、1回検査または1回手術当たり、酸化マグネシウム粒子を1.5〜6g含有する請求項1記載の処置剤。
- 前記処置剤は、1回の制酸力が0.1N塩酸の消費量として150mL以上となる量の酸化マグネシウム粒子を含有する請求項1記載の処置剤。
- 前記酸化マグネシウム粒子は、平均2次粒子径が0.5〜10μmである請求項1記載の処置剤。
- 前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を含む錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、経口液剤、シロップ剤または経口ゼリー剤である請求項1記載の処置剤。
- 前記処置剤は、酸化マグネシウム粒子を主成分として含む錠剤であって、その錠剤は(i)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子は平均2次粒子径が0.5〜10μmであり、(ii)その中に含まれる酸化マグネシウム粒子の含有割合が88重量%〜97重量%であり、かつ(iii)崩壊時間が10秒以下である請求項1記載の処置剤。
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