JP2014214472A - 車両用開閉体の駆動制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが荷物を両手で抱えているとき等で両手が使えないときにもドアの動作スイッチの操作を可能とする利便性を維持しながら、ユーザのドアの動作の意思を確実に反映させ、ユーザの意図せぬドアの動作を防止する車両用開閉体の駆動装置を提供する。【解決手段】携帯機のIDによる車室外照合にて照合ありの判定検知があった場合において、車両と路面との空間にユーザの足等があるか否かを検知する第1動作検知部にて検知された後に、開閉体の回動の範囲内に入ったか否かを検知する第2動作検知部にて開閉体の回動の範囲内から回動の範囲外へユーザが移動した場合に、ユーザの開閉体の動作意思があると判定し、その判定結果により、開閉体を自動で作動させる開閉体の駆動制御装置。【選択図】図4
Description
本発明は、車両の開閉体の駆動制御に関するものである。
従来、ユーザが両手で荷物を抱えているとき等、両手が使えない時にも開閉体(ドア)の開閉操作を可能とする車両用の開閉体の作動装置が知られている。例えば、特許文献1では車両に近づいたことを検知する人感センサにて人が検知されている際に、車両下部に配設された足検知センサにてユーザの足が検知され、かつ開閉体の軌跡上の人の有無を検知する障害物センサにて人がないと判断された場合に、開閉体が作動中に人に当らないよう開閉体を開閉制御する技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1では人感センサにて人が検知されており、かつ障害物センサにてドアの軌跡上に人が検知されていない場合において、誤って足が足検知センサの検知範囲内に入ってしまったり、小動物が足検知センサで検知されてしまう等の場合に、ユーザの意思に反してドアが開閉されるという問題がある。また上述の通り、足検知センサ、人感センサおよび障害物検知センサの3点のセンサにより、実現しているため、コストが高くなるという問題もある。
そこで本発明は、ユーザの意図せぬ開閉体の開閉動作を防止する車両用開閉体の駆動装置を提供すると共に、検知センサの点数を削減可能とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に記載の発明では、車両と路面との空間に、物体があるか否かを検知する第1動作検知部と、開閉体の回動の範囲内に物体が入ったか否かを検知する第2動作検知部と、物体が第1動作検知部にて検知された後に、第2動作検知部にて開閉体の回動の範囲内から回動の範囲外へ物体が移動する動作を検知した場合に、ユーザが前記開閉体を動作する意思があると判定する意思判定部とを備え、車両から所定の範囲内に携帯機が存在するとのIDコード判定部の判定結果と、ユーザが開閉体を動作する意思があるとの意思判定部の判定結果とに基づき、開閉体を動作させることを特徴としている。
このように、本発明でのユーザが開閉体を動作させたい時の開閉体の駆動制御について説明する。まず足等を車両と路面との空間に入れると、第1動作検知部は足等を検知する。次にユーザは開閉体の回動の範囲内に近づいた後、その開閉体を動作させてもユーザが開閉体にぶつからない位置まで移動する。この開閉体がぶつからない位置までユーザが移動する動作は、ユーザが手動等で開閉体を動作させる際に行う動作に着目したものであり、意思判定部は、第2動作検知部にて開閉体の回動の範囲内から回動の範囲外へ物体が移動する動作を検知した場合に、ユーザが前記開閉体を動作する意思があると判定する。
すなわち、本発明では、ユーザが開閉体を動作する際に行う人の移動(行動)を検出することで、ユーザが開閉体を動作させたいという意思を推定し、その結果に基づき、開閉体を動作させることにより、ユーザの意思の誤判定を低減することを可能にしている。
さらに本発明では、第2動作検知部が、人が存在していること、および開閉体の動作にて開閉体が人にぶつからない位置にいることの両方を検知するため、検知部の点数を削減でき、低コストでの実現が可能となる。
(実施例)
以下、本発明の車両用開閉体の駆動制御装置をバックドアに適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
以下、本発明の車両用開閉体の駆動制御装置をバックドアに適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態1における車両用開閉体の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。図6は、車両1を側方から見た側面図である。図3は、車両1を後方から見た後方図である。
図1は、本発明の実施形態1における車両用開閉体の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。図6は、車両1を側方から見た側面図である。図3は、車両1を後方から見た後方図である。
この車両用開閉体の駆動装置は車両に搭載されており、照合ECU40と、ソナーECU50と、バックドア2、バックドアECU30とを備えている。
照合ECU40は、ユーザが携帯する携帯機であるスマートキー60との間で無線通信を行うための図示しない無線通信部を備えている。このスマートキー60は、ドアの解錠および施錠を自動でするためのキーであるが、本発明ではスマートキー60を車両用開閉体であるバックドアの駆動制御に用いている。照合ECU40は、スマートキー60から無線送信されてくる各車両に固有のスマートキー60のIDを受信し、この受信したIDと自身に予め記憶されたIDとを比較し、一致しているかどうかで正規のスマートキーかどうかの照合を行う。ここでの照合とは、正規のスマートキーかの照合に加えて、スマートキー60が図6の車両1から所定範囲内に存在するか否かを兼ねている。
具体的には、照合ECU40は、定期的にリクエスト信号を車両から所定範囲に無線にて送信している。一方、ユーザが携帯するスマートキー60は、定期的に受信処理を行なっており、スマートキー60が上記所定範囲内に持ち込まれた場合には、リクエスト信号を受信する。リクエスト信号を受信すると、スマートキー60は、応答信号が照合ECU40に送信する。このとき、スマートキー60は、自身が持つIDを照合ECU40へ返送する。 次に照合ECU40は、スマートキー60から受信したIDと、自身が記憶するIDとを照合し、正規のスマートキー60かどうか判断する。このように照合ECU40は、正規のスマートキー60が車両の所定範囲内に存在するかどうかを判定するIDコード判定部を構成している。
照合ECU40は、正規のスマートキー60が車両1から所定の距離の範囲内にあると判断した場合、ソナーECU50に照合がとれたことを表す照合信号を送信する。
なお、上記所定範囲とはスマートキー60が車室外にあることをチェックする車室外照合がなされる距離を意味し、ここでの距離は、車両1の外縁から1〜2メートル前後である。
ソナーECU50は、それぞれ物体までの距離を計測するための第1動作検知部であるセンサ10および第2動作検知部であるセンサ20が接続されている。センサ10は、車両1の後方にある物体およびその物体との距離の遷移を検知するためのものである。センサ20は、車両1の後方下部である車両と路面との空間における物体の有無並びにその後の距離の遷移を検出するためのものである。
ここで、本例におけるセンサ10、20は、超音波信号を用いた距離センサであって、例えば、以下のように距離の測定を行なう。センサ10、20は、超音波を発信するとともに物体にて反射された反射波を受信する。ソナーECU50は、発信した超音波に対して反射波を受信するまでの時間により、物体までの距離を算出する。センサ10、20は、超音波の発信を逐次行ない、これを受け、ソナーECU50は、各時点での物体との距離を計算するとともにその距離データをソナーECU50のメモリに蓄積していく。これにより、ソナーECU50は、その距離の遷移を検出することができる。
次にセンサ10、20の配置について図2、図3を用いて説明する。図3は、車両1を後ろから見た時の車両1と路面との位置関係を示すセンサ搭載のイメージ図である。図2は、図3の車両1を横から見た時のセンサ搭載の拡大イメージ図である。
センサ10は、2つからなり、車両1のリアバンパ3の長手方向において、車幅方向の中心線に対し左右対称に埋設されている。左右対称に2つに設けた理由は、リアバンパ2の車幅方向の全域に検知エリアを形成するためである。センサ10は、車両1の後方に向けて、路面に対して略水平方向成分にある物体が検知できるように設置されている。これにより、センサ10およびソナーECU50は、車両1の後方にある物体との距離および物体との距離の遷移を検知する。
センサ20は、路面に対向するようリアバンパ3の下部に埋設され、車両1から路面に対し略垂直方向成分にある物体が検知できるように設置されている。これにより、ソナーECU50およびセンサ20は、車両1(リアバンパ3)と路面との間に存在する物体の有無並びに物体までの距離および物体との距離の遷移を検知する。
バックドア2は、本発明の開閉体であって、図6に示すように跳ね上げ式のタイプのものであり、車両の後部に取り付けられている。車両2はワンボックスタイプの車両である。従って、バックドア2は、図6に示すように車両の後方(車室外)に向けて回動すること閉状態から開状態となり、その逆として閉状態から開状態となる。
バックドアECU30は、センサ10およびセンサ20から検知される距離の変化が所定条件を満たした場合、バックドア2に対し動作要求信号を出し、バックドア2を駆動する。この所定条件は後述する。
バックドア2の動作要求信号とは、バックドア2が閉まっている時で、特にバックドア2が解錠されている場合にはバックドア2を跳ね上げて開放し、バックドア2が施錠されている場合には解錠のうえバックドア2を跳ね上げて開放することをいう。またバックドア2が跳ね上がって開放されていた場合に、バックドア2を閉めることをいう。なお、ドアを閉める動作にはドアを閉めてから施錠するまでの動作を含めてもよい。
図4は、車両用バックドア2の駆動制御装置の制御フローを示す図である。図4は、ソナーECU50でのソフトウェアの処理を示す図である。
本制御フローは、車両の走行駆動源であるエンジンを始動するためのイグニッションスイッチ(IG)がオフである車両駐車状態において、スマートキー60が車両1の外に位置することが推測される場合に、処理をスタートさせる(S200)。
次に、照合ECU40から上記照合信号を受信したかどうかを判定する(S210)。つまり、照合ECU40は正規のスマートキー60が車両1から所定の距離の範囲内にあると判断した場合、ソナーECU50に照合がとれたことを表す照合信号を送信するため、ソナーECU50は、この照合信号を受信できたということは、正規のスマートキー60が車両1から所定の距離の範囲内にあると判断する。
この照合信号を受信した場合は、ソナーECU50は、センサ10、センサ20の検知作動を開始する(S220)。照合ECU40にて照合がとれなかった場合には、この処理S210を繰り返す。
次にS230ではセンサ20が所定条件を検知したかを判断する。具体的には、センサ20で検出される検出距離が所定距離Aより短くなった後に、所定距離Aより長くなったかどうかを判定する(S230)。そして、センサ20で検知された検知距離が所定距離Aより小さくなった後に、所定距離Aより大きくなったと判定された場合、S240では、センサ10が所定条件を検知したかを判断する。
具体的にはセンサ10での検出値(距離)が所定距離Bより小さくなった後に、所定距離Bより大きくなったかどうかを判定する。センサ10での検出値(距離)が所定距離Bより小さくなった後に、所定距離Bより大きくなったと判定されると、ソナーECU50は、バックドアECU30に対して動作要求信号を送信する。ソナーECU50は、この動作要求信号を受信すると、上述の通り、動作要求信号の受信前がバックドア2が開状態であったならば、バックドア2を閉状態となるように回動し、一方、動作要求信号の受信前がバックドア2が閉状態であったならば、バックドア2を開状態となるように回動する。
次にS230からS250までの動作を図5のタイミングチャートを用いて詳細に説明する。なお、S230、S240が本発明の意思判定部を構成している。
図5は、センサ10およびセンサ20にて検知された物体までの検知距離、およびその遷移を示す図である。図5では縦軸に検知距離、横軸に時間をとっている。図5のタイミングチャート中の距離Cは、センサ20から路面までの距離であり、所定距離Aは、上記の所定距離Aであり、センサ20から路面までの距離よりも短い距離である。
さらに図5の最大検知距離Dは、センサ10にて物体を検知することが出来る最大距離を示し、所定距離Bは、ユーザがバックドア2の開閉時の回動の範囲内にいないことを確認するために設けられた距離である。すなわち、図6に示すようにこの所定距離Bはバックドア2が跳ね上がり最大に開放された状態時における、センサ10からバックドア2が車両1に取着されている端面の反対側の端面までの距離を示す。
また、図5の実線で表される各センサ10、20の検出値は、バックドア2を開閉しようとする人(車両1の所有者など)を検知対象である物体として検知した例を示している。
先ず、人が車両1のリアバンパ3に接近すると、時刻t1直後にセンサ10の検知距離は閾値Bより短くなる。S230では、この状態を検出し、人がリアバンパ3付近に存在していることを判断している。一方、同時刻では、センサ20は、路面までの距離を検出している。次に時刻t2にて人が足を路面とリアバンパ3との間の空間に入れ始めると、センサ20の検知距離は、徐々に短くなり、時刻t3にて検知距離は、所定距離Aとなり、その後、所定距離Aより短くなる。次に足が引かれ、上記空間から足がなくなると、センサ20の検知距離は長くなり、時刻t4にて検知距離は、所定距離Aとなり、その後、所定距離Aより長くなる。S230では、この時刻t3〜t5の動作を検知する。
なお、本発明では、S230にて、物体が上記空間(所定範囲)内に存在することのみ、つまり、時刻t3にて物体までの距離が所定距離Aより短いことを判断するだけで、S230での判定を肯定判定するようにしても良い。
ただ、本実施例では、ユーザ4のバックドア2の開閉意思をより明確にするために、上記空間内に物体がある状態から所定範囲内に物体がない状態に遷移されているか否かを判断している。なぜなら、上記例1のような判定を行なった場合、車両1を駐車した時点でリアバンパ3の下方に石等の物体があった場合、S230にて肯定判定されてしまい、バックドア2の誤動作を招き、人の意思を反映することが困難になる。
そこで、本例では、所定範囲内にユーザの足等が入っている状態から所定の範囲内にユーザの足等が入っていない状態に遷移された場合を検知ありと判定することで、よりユーザがバックドア2の動作の意思があることをより明確に判断することができる。
次に、時刻t5の直後、人がリアバンパ3から遠ざかり始め、時刻t6の直後にセンサ10の検知距離が所定距離Bより長くなる。このとき、S240にて人がリアバンパ3に近づいた後、離れたと判断する。しかも、所定距離Bより長くなるというは、上述の通り、ユーザがバックドア2の開閉時の回動の範囲内にいないことを検知していることであるため、ソナーECU50はS240にて肯定判定された場合は、バックドア2を開または閉動作したとしも、バックドア2が人に衝突しないとしてバックドアECU30にバックドア動作要求信号を出力する。
このように本例では、次にユーザ4が足等の身体の一部を車両1と路面との空間に入れるためにセンサ20にかざした後、このユーザ4のバックドア2を回動するとバックドア2がユーザ4にぶつかる状態から、回動範囲内から離れてぶつからない状態にユーザ4が移動することで、バックドア2の開閉制御が行なわれるようにした。
つまり、本例では、バックドア2がぶつからない位置までユーザが移動する動作は、ユーザが手動等でバックドア2を動作させる際に行う移動(行動)に着目し、この移動(行動)を検出することで、ユーザがバックドア2を動作させたいという意思を推定している。そして、本例では、その推定に基づきバックドア2を動作させることで、ユーザの意思の誤判定を低減することができる。
さらに本例では、センサ10が、人が存在していること、およびバックドア2の動作にてバックドア2が人にぶつからない位置にいることの両方を検知するため、従来に比べてセンサ点数を削減でき、低コストでの実現が可能となる。
以上、本発明の適応例を説明したが、下記のように変形することも可能である。
S240にてユーザが所定範囲内に入っている状態から所定範囲外の状態に移動した場合を検知ありと判定する場合において、所定の時間内に所定の範囲内に入っている状態が所定時間以上継続し、所定範囲外の状態にユーザが移動することがなかった場合にはタイムアウトとしてS250での動作要求信号を出さないようにして、バックドア2を作動しないようにすることもできる(キャンセル処理)。さらにこの場合には、キャンセルされた状態であることをユーザ4に通知するための通知手段としては、ソナーECU50は、図示しない車両のスピーカーから音で報知したり、車両のハザードランプを点灯で報知したりすることもできる。また、ソナーECU50が上記キャンセルを判断した場合には、照合ECU40を介して無線にてスマートキー60と通信し、スマートキーを振動させるようにしても良い。
(変形例)
上述の図1〜図6の説明の中で異なる点は、ドアのタイプが異なる点と、それに伴いセンサ10およびセンサ20の取り付け位置が異なる点である。具体的には、跳ね上げ式のバックドア2ではなく、車両のセダン等のタイプで乗員が車両の横から乗り込む時に開ける横開きのドア6に適用する点と、センサ10およびセンサ20の取り付け位置がバンパ3ではなく、駆動制御対象となる横開きのドア6の下のサイドスカート5の位置に取り付けられる。なお、サイドスカート5が装着されていない場合にはサイドスカート5の位置に相当する箇所にセンサが取り付けられることになる。その他はバックドア2およびバックドアECU30をそれぞれ横開きのドア6、図示していない横開きドアECUに読み替えることで成立するため、駆動制御についての説明は省略する。
上述の図1〜図6の説明の中で異なる点は、ドアのタイプが異なる点と、それに伴いセンサ10およびセンサ20の取り付け位置が異なる点である。具体的には、跳ね上げ式のバックドア2ではなく、車両のセダン等のタイプで乗員が車両の横から乗り込む時に開ける横開きのドア6に適用する点と、センサ10およびセンサ20の取り付け位置がバンパ3ではなく、駆動制御対象となる横開きのドア6の下のサイドスカート5の位置に取り付けられる。なお、サイドスカート5が装着されていない場合にはサイドスカート5の位置に相当する箇所にセンサが取り付けられることになる。その他はバックドア2およびバックドアECU30をそれぞれ横開きのドア6、図示していない横開きドアECUに読み替えることで成立するため、駆動制御についての説明は省略する。
なお、上記実施例では、センサ10、20は超音波センサであったが、特にソナーすなわち超音波に限定するものではなく、レーダー等、距離を測定できるものであればいかなるものでもよい。
また、上記実施例では、センサ10を2つの超音波センサで説明したが、車両後方の周辺をカバー出来るセンサであれば、1つでも3つ以上でも良く2つに限定するものではない。
また、上記例は、本発明をバックドア2を開状態から閉状態、および閉状態から開状態の両方に適用したものであったが、閉状態から開状態だけ、もしくは開状態から閉状態だけに適用しても良い。
また、上記例は、図4のソフトウェア処理をソナーECU50にて行うよう説明した。しかし、ソナーECU50がセンサ10およびセンサ20にて検知された結果の距離の計算と距離の遷移の計算までを行い、バックドアECU30がS230およびS240のユーザ意思の判定とバックドア動作要求を行う等、ソナーECU50の一部のソフトウェア処理をバックドアECU30が行っても良い。
1 車両
2 バックドア
3 バンパ
4 ユーザ
5 サイドスカート
6 横開きのドア
10 センサ10
20 センサ20
30 バックドアECU
40 照合ECU
50 ソナーECU
60 スマートキー
2 バックドア
3 バンパ
4 ユーザ
5 サイドスカート
6 横開きのドア
10 センサ10
20 センサ20
30 バックドアECU
40 照合ECU
50 ソナーECU
60 スマートキー
Claims (2)
- 車両に取着され、車室外に向けて回動するように開動作される開閉体を動作させる前記開閉体の駆動制御装置において、
前記車両に固有のIDコードを記録したユーザが所持する携帯機と車載機との間で無線通信を行い、前記車両から所定の範囲内に前記携帯機が存在するか否かを判定するIDコード判定部と、
前記車両と路面との空間に、物体があるか否かを検知する第1動作検知部と、
前記開閉体の回動の範囲内に物体が入ったか否かを検知する第2動作検知部と、
物体が前記第1動作検知部にて検知された後に、前記第2動作検知部にて前記開閉体の回動の範囲内から回動の範囲外へ物体が移動する動作を検知した場合に、ユーザが前記開閉体を動作する意思があると判定する意思判定部と、を備え、
前記車両から所定の範囲内に前記携帯機が存在するとの前記IDコード判定部の判定結果と、ユーザが前記開閉体を動作する意思があるとの前記意思判定部の判定結果とに基づき、前記開閉体を動作させることを特徴とする開閉体の駆動制御装置。 - 前記第1動作検知部における物体の検知とは、所定の範囲内に物体があると検知されている状態から所定の範囲内に物体が検知されない状態へ状態遷移されることを特徴とする請求項1に記載の開閉体の駆動制御装置。
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