JP2014213311A - 果菜自動選別箱詰め装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)各種形状、サイズの果菜を1台で選別可能であるため、選別する果菜の形状、サイズに合わせて2以上の自動選別機を導入する必要がなく、導入コストを抑制でき、広い設置スペースを必要としない。
(2)箱詰め装置を備えているため、果菜自動選別機と箱詰め機を別々に導入する必要がなく、導入コストを抑制でき、広い設置スペースを必要としない。
(3)箱詰め装置が昇降可能であるため、果菜を箱の全般に詰め易い。
(4)中継装置と箱詰め設置の間に、横幅の異なるベルト又は同じベルトを二列以上配置した数量調節装置を配置してあるので、果菜を必要本数のベルトコンベアで搬送できるため、箱詰め装置へ送り出す果菜の数量(重量:以下同じ)を調整し易い。
(5)中継装置を縦向きに配置すれば、果菜搬送体よりも下方に配置した箱詰め装置で果菜を箱詰めすることができるため、果菜搬送体と箱詰め装置を上下に配置して狭い選果場を有効活用できる。
(6)重量計を設ければ、果菜の重量(数量)を計測しながら箱詰めできるため、重量にバラツキのない箱詰めができる。
(7)果菜受け体のベルトを往復移動可能とすれば、果菜送り出し後にベルトコンベアが自動的に元の位置に戻って次に果菜を載せる状態に待機するため、果菜受け体へ果菜を載せるだけで果菜が一列に揃って搬送されて、測定装置の下或いは横を一列に通過でき、測定精度が向上する。
本発明の果菜自動選別箱詰め装置(以下「選別箱詰め装置」と記す。)1の実施形態を図1及び図3を参照して説明する。これら図に示す選別箱詰め装置1は、果菜搬送体9や計測器Bを備えた果菜自動選別機2と、プールコンベア3と、仕分けされた果菜Aを引き継ぐ中継装置4と、箱Dに送り込む果菜の数量を調節可能な数量調節装置5と、数量調節装置5から送り込まれる果菜Aを引き継いで箱Dに詰めることのできる箱詰め装置6を備える。
前記果菜搬送体9は平行な二本の無端走行回転体7に、ベルトコンベア式の果菜受け体8が一列に多数並べて取付けられている。無端走行回転体7にはチェーン、タイミングベルト等を使用し、それらを、モータMで回転する駆動ホイールH1、従動ホイールH2の外周に巻回されて、それらホイールH1、H2の回転に伴って回転可能としてある。この場合、走行中の無端走行回転体7は一方のホイール(従動ホイール)H2の外側を上から下に廻り込んで方向転換して回転し、他方のホイール(駆動ホイール)H1の外側を下から上に廻り込んで方向転換して循環回転するようにしてある。
前記果菜載せエリア10は、作業者が果菜Aを一個ずつ手作業で果菜受け体8に載せる場所(スペース)であり、数人の作業者を配置できる長さにしてある。
前記判別エリア11は、果菜受け体8載せて搬送中の果菜Aの形状、大きさ、糖度等を計測する場所(スペース)であり、計測器Bが配置されている。計測器Bは判別エリア11の上方に配置して、搬送中の果菜Aを上方から計測できるようにすることも、判別エリア11の側方に配置して、搬送中の果菜Aを側方から計測できるようにすることも、その他の位置に配置して異なる方向から計測できるようにすることもできる。計測器Bには光学式計測器をはじめとして、各種方式の計測器を使用することができる。
前記仕分けエリア12は、判別エリア11の計測器Bで計測されて、等階級判別された果菜Aを、果菜搬送方向側方に送り出して、果菜Aを等階級別に仕分け(振り分ける)場所(スペース)である。この仕分けエリア12において、選別済みの果菜Aを果菜受け体8からプールコンベア3に送り出して仕分けする。選別済みの果菜Aはプールコンベア3以外の箇所に送り出して仕分けすることもできる。
果菜受け体8はベルトコンベア式であり、金属、硬質樹脂、FRP等で成型されたフレーム13(図2)に取付けられた二個一対の回転ローラ14の外周にベルト15が回転可能に巻かれている。ベルト15の横幅及び長さは載せる果菜Aによっても異なるが、果菜Aを載せるのに適する横幅、例えばトマトの場合は10〜15cm程度、胡瓜の場合は30cm前後が適する。西瓜、メロン等のサイズの大きな果菜Aの場合は幅を広くし、長さを長くする必要がある。果菜受け体8は無端走行回転体7の走行回転に伴ってその走行方向に移動して、ベルト15の上に載せた果菜Aが図1の矢印a方向に搬送できるようにしてある。夫々のベルト15の上面には、図1及び図2のように、果菜載せ部16が設定され、その後方直近に支持具17が設けられている。
前記支持具17はベルト15の上面よりも上方に突出している。この支持具17はベルト15の側方への往復回転と同期して往復移動可能であり、果菜載せ部16に果菜Aを載せる際の位置決めの目安となり、果菜載せ部16に載せた果菜Aを支持して搬送中の果菜Aの位置ずれや転倒等を防止することができ、ベルト15の回転で側方に送り出す果菜Aを押し出すこともできる。
果菜載せ部16はベルト15の上面に目印となるマークを付けるとか、何も付けずにそのままにしておいてもよいが、ベルト15の上面の一部を果菜Aが転倒し難い構造としたり、滑り難い材質製としたりすることもできる。いずれにしても果菜載せ部16の位置は、そこに載せた果菜Aの後方の支持具17に接触して支持具17で支持される位置か、支持具17の先方に僅かに離れる程度の先方位置(先方直近位置)に設定するのが望ましい。
図2、図12に示すように、前記夫々のベルト15の下方にはピン(突起)Pが設けられ、フレーム13の下方に突出している。夫々の突起Pの下方突出部は果菜搬送中に果菜搬送体9の下に配置されている送りガイドレール(往ガイドレール:図示しない)に案内されて斜め後方に移動(往移動)できるようにしてあり、その突起Pの移動に伴ってベルト15が同方向に回転(斜め後方に回転:往回転)して、果菜載せ部16の上の果菜Aが果菜搬送中に斜め後方のプールコンベア3(図1、図3)に送り出されるようにしてある。また、前記突起Pの下方突出部は、果菜受け体8のベルト15が回転して果菜Aを送り出した後に、果菜受け体8が果菜搬送方向に移動を続けて元の位置(果菜載せエリア10)に戻る間に、果菜搬送体9の下に配置されている戻りガイドレール(復ガイドレール:図示せず)に案内されて逆方向に戻り移動(復移動)できるようにしてある。この往移動に伴ってベルト15が同方向に回転(往回転)して、多数の果菜受け体8のベルト15の果菜載せ部16が前記往回転前の元の位置に戻って一列又は略一列に整列するようにしてある。この実施形態では、突起Pをベルト15の上側(上走行部)に設けているが、突起Pは図2のようにベルト15の下側(下走行部)に設けることもできる。この場合、往ガイドレールの移動方向とベルト15の移動方向は逆向きとなるため、ベルト15を斜め後方に移動させる場合には、突起Pを斜め前方に移動させることになる。
果菜搬送体9の果菜載せエリア10の手前にはトラッキングスイッチ23(図1、図10)が配置されている。トラッキングスイッチ23は二つ一組としてあり、多数組のトラッキングスイッチ23がチェーン、タイミングベルト等の無端走行体24(図1、図10)に取付けられて、無端走行体24が走行回転すると、トラッキングスイッチ23が同方向に移動して循環回転するようにしてある。トラッキングスイッチ23は、果菜載せエリア10において、果菜受け体8に載せる果菜Aを粗選別するものであり、例えば、果菜Aに傷ついていたり、果菜Aの色が悪かったり、果菜Aが変形していたりした場合に、各組みのトラッキングスイッチ23のいずれか一方或いは双方を押して粗選別できるようにしてある。トラッキングスイッチ23を押すとその信号が判別エリア11の制御部に送信されて果菜選別情報となるようにしてある。
仕分けエリア12のうち、プールコンベア3の配置箇所であって、果菜搬送体9の下方には、往ガイドレール(図示せず)が配置されている。往ガイドレールは果菜搬送体9の搬送方向に対して後方斜め向きに配置されている。夫々の往ガイドレールの搬送方向手前には切換レバーが配置されており、切換レバーは前記判別エリア11での判別結果に基づいて、果菜受け体8の突起Pの移動方向を切り替えて、果菜受け体8のベルト15を果菜搬送方向側方に回転移動させるものである。切換レバーは通常位置と切り替え位置とに切替え可能であり、通常位置にあるときは突起Pを果菜搬送方向にそのまま通過(直進)させ、判別エリア11での判別結果に基づいて切り替えられると、突起Pが果菜搬送方向斜め後方に移動するように突起Pの進路を切り替えるものである。
果菜搬送体9の仕分けエリア12よりも搬送方向先方であって、果菜搬送体9の下方には、復ガイドレール(戻し用案内体:図示せず)が配置されている。復ガイドレールは前記往ガイドレールとは逆向き斜めに配置されている。果菜Aをプールコンベア3に送り出した果菜受け体8が無端走行回転体7の走行に伴ってそのまま走行を続けて、果菜載せエリア10に戻る間に、果菜Aを送り出した果菜受け体8の突起Pが復ガイドレールに案内されて、前記往移動時とは逆方向に移動する。突起Pのこの移動に伴ってベルト15が同方向に回転し、果菜送り出し前の位置に戻って、多数の果菜受け体8の果菜載せ部16(図1)が一列(略一列を含む)に揃うようにしてある。
プールコンベア3もベルトコンベア式であり、果菜Aを多数個プールできる長さと横幅にしてある。プールコンベア3は果菜受け体8から果菜Aが送り出される度に回転して果菜を1個ずつ引き継ぐことができるようにしてある。この回転により果菜Aを一個ずつ中継装置4に送り出すことができるようにしてある。プールコンベア3は果菜Aが所定数量プールされてから移動するようにすることもできる。
果菜搬送体9の果菜載せエリア10において、果菜受け体8のベルト15の果菜載せ部16の上に載せた果菜Aは、無端走行回転体7の走行回転により図1の矢印a方向に搬送され、判別エリア11において計測器(測定器)Bで形状、大きさ等が自動的に計測されて等階級別に判別され、判別後にベルト15が判別結果に応じて、果菜搬送方向斜め後方に回転して、ベルト15の上の果菜Aが等階級別にその回転方向に送り出され、果菜搬送体9の側方に配置されたプールコンベア(物品受体)3に引き継がれて等階級別に仕分けされる。
中継装置4はプールコンベア3の先方に設けられて、プールコンベア3から送り出される果菜Aを引き継いで、プールコンベア3よりも下段の数量調節装置5(図3)に送り込むものである。
数量調節装置5もベルトコンベア式である。数量調節装置5は図1に示すように幅の広い広幅コンベア40aと、その広幅コンベア40aよりも幅の狭い狭幅コンベア40bが並列に配置されている。広幅コンベア40aと狭幅コンベア40bは同速で同期回転させることも、別々に回転させることも、一方だけを回転させることもできる。箱詰め装置6に送り出す果菜Aの数量を多くする場合は、両コンベア40a、40bを回転させ、送り出し数量を少なくする場合は一方のコンベア(例えば、狭幅コンベア40b)だけを回転させることによって、果菜Aの送り出し量を調整することができる。数量調節装置5は幅の異なるベルトを三本以上設けてもよく、幅の同じベルトを二本以上設けてもよく、一本のコンベアであってもよい。一本のコンベアの場合は、送り出し数量を少なする場合は回転速度を遅くする。
数量調節装置5の搬送方向先方には箱詰め装置6が配置されている。箱詰め装置6もベルトコンベア方式であり、図3に示すように二個一対の回転ローラ50a、50bの外周にベルト51が巻かれており、ベルト51に果菜受け片52が一定間隔で設けられている。この箱詰め装置6は斜め下向きに配置されており、上方の回転ローラ50aの軸を回転軸として、下端側が上下(図3の矢印X―Y方向)に首振りできるようにしてある。ベルト51は数量調節装置5から送り込まれる果菜Aを引き継いで果菜受け片52に支持して下方に搬送し、ベルト51の先端部から箱(容器)D内に送り込んで箱詰めすることができる。箱詰め装置5の先端側は箱D内の果菜Aの数量が少ないときは箱Dの内底側に下向きになり、果菜Aの数量が多くなるにつれて上向きになる(上に首振りする)ようにしてある。首振りして箱詰めすることにより、落下による果菜Aの傷つきを防止することができる。箱詰め装置5は首振りではなく全体が水平に昇降するようにすることもできる。
箱Dには段ボール箱、その他の材質製の包装箱やコンテナ等を使用することができる。箱Dは箱搬送コンベア60により搬送されて、箱詰め装置6の下に配置されている計量器(コンベア兼用)61の上に送り込まれる。箱搬送コンベア60にはベルトコンベア、ローラコンベアト等の各種コンベアを使用することができる。計量器61は果菜Aを箱詰めしながら軽量可能である。計量器61はコンベアとは別に設けて、箱詰め完了後に計量することもできる。
本発明の果菜自動選別箱詰め装置1の他の実施形態を、図4及び図5を参照して説明する。この果菜自動選別箱詰め装置1は基本的構造において前記実施形態1の果菜自動選別箱詰め装置1と同様であり、異なるのは、プールコンベア3(図1、図3)の代わりに果菜停留部65を設け、その果菜停留部65の先方に中継装置4を設けたことである。
実施形態1に示す果菜自動選別箱詰め装置1の使用例について、図1及び図3を参照して説明する。果菜自動選別箱詰め装置1で果菜Aを等階級別に判別し、等階級別に仕分けし、等階級別に箱詰めする場合の例である。
(1)果菜載せエリア10において、走行中の果菜受け体8の果菜載せ部16に、作業員が果菜Aを一個ずつ載せる。この場合、果菜Aの形状、サイズ等により、一つの果菜Aを一つの果菜受け体8の果菜載せ部16に載せたり、二以上の果菜受け体8の果菜載せ部16に跨がせて載せたりする。このとき、作業者が、果菜Aを目視して傷の有無、変形、色付き具合等を判別して果菜受け体8に載せ、判別結果に応じてトラッキングスイッチ23(図1、図10)を押す。例えば、載せた果菜に少しの傷がある場合は二つ一対のトラッキングスイッチ23のいずれか一方を押し、色付きに難点がある場合は二つ一対のトラッキングスイッチ23の双方を押す等する。極度の傷があるとか極端に変形したりして、商品として販売できないような果菜Aは果菜受け体8に載せない。
(2)果菜載せエリア10で載せた果菜Aは果菜搬送体9で搬送されて判別エリア11に到達すると、計測器Bで大きさ、形状等が計測されて、自動的に等階級が判別される。
(3)計測された果菜Aは無端走行回転体7の走行により仕分けエリア12に搬送される。仕分けエリア12において、前記判別結果に基づいて、どの果菜受け体8の果菜Aをどのプールコンベア3に送り出すか指示され、この指示に基づいて、切換レバーが進路変更位置に切換えられ、送り出す果菜Aが載っている果菜受け体8の突起Pが往ガイドレールに案内される。果菜Aが二以上の果菜受け体8に跨がって載っている場合は、二以上の切換レバ―が同期して動作して、二以上の果菜受け体8の突起Pが二以上の往ガイドレールに案内される。
(4)果菜受け体8の突起Pが往ガイドレールに案内されると、果菜受け体8のベルト15の上面(上走行部)が突起Pと同方向に移動し、上走行部の果菜載せ部16(図1、図2)に載せてある果菜Aがプールコンベア3へ送り出される(等級別に仕分けされる)。このとき、プールコンベア3は果菜一個分だけ回転して、果菜Aを一個だけ載せるスペースが確保される。
(5)前記(3)において、果菜受け体8をそのまま搬送する旨の指示があったときは、切り替レバーは作動せずに進路不変位置に停止したままとなり、果菜Aを載せた果菜受け体8の突起Pが往ガイドレールを通過する。通過して当該果菜Aの仕分け位置まで搬送されると、前記計測結果に基づいて切換レバーが進路変更位置に切り替えられて、その果菜受け体8の突起Pが往ガイドレールに案内されて、果菜受け体8の突起Pとベルト15が前記(4)の場合と同様に回転して、果菜Aが果菜搬送側方のプールコンベア3に送り出される。
(6)前記(4)(5)の繰返しにより、判別済みの果菜Aは、仕分けエリア12において、等階級別にプールコンベア3に送り込まれて、等階級別に仕分けされる。
(7)果菜受け体8が果菜搬送体9の搬送方向斜め後方を向いている場合は、果菜受け体8の上の果菜Aは斜め後方に送り出されて送り出し速度が減速されるため、プールコンベア3に送り出されるときに、送り出し慣性により勢いが付きすぎて転倒するとか、プールコンベア3に先にプールされている果菜Aに衝突するといったことがなく、果菜Aに傷がつきにくくなる。
(8)果菜Aを送り出した果菜受け体8は無端走行回転体7の走行回転によってそのまま走行を継続して果菜載せエリア10に戻る。戻る前に、突起Pが果菜搬送体9の途中下方に配置されている復ガイドレールに案内されて、突起Pが果菜Aを送り出す前の元の位置まで自動的に戻される。これに伴って果菜受け体8のベルト15も果菜Aを送り出す前の元の位置まで自動的に戻って、多数の果菜受け体8の果菜載せ部16(図1、2)が一列に揃う。
(9)プールコンベア3に送り出された果菜Aは一定数量になるまでプールされてから、プールコンベア3の回転によって中継装置4に送り込まれる。
(10)中継装置4に送り込まれた果菜は、数量調節装置5へ送られ、数量調節装置5から箱詰め装置6に送られる。数量調節装置5が二本以上のベルトを揃えている場合は、箱詰め装置6に送られる果菜Aが所定の数量以上になると、一部のベルトだけが回転して、搬送される果菜Aの数量が減少し、その果菜Aが箱詰め装置6に送り込まれる。
(11)箱詰め装置6に送られた果菜Aは空の箱D内に箱詰めされる。この場合、箱詰め装置6の下端側が上下に首振りして、箱D内の下から上に順次詰めながら計量器61で計量する。
(12)所定数量詰められた果菜収容済みの箱は、その先の搬送体62に送り出されて、次の作業エリアに搬送される。
2 果菜自動選別機
3 プールコンベア
4 中継装置
5 数量調節装置
6 箱詰め装置
7 無端走行回転体
8 果菜受け体
9 果菜搬送体
10 果菜載せエリア
11 判別エリア
12 仕分けエリア
13 フレーム
14 回転ローラ
15 ベルト
16 果菜載せ部
17 支持具
18 ベルト巻回部
23 トラッキングスイッチ
24 無端走行体
31a、31b 回転ローラ
32 ベルト
33 果菜支持片
40a 広幅コンベア
40b 狭幅コンベア
50a、50b 回転ローラ
51 ベルト
52 果菜受け片
60 箱搬送コンベア
61 計量器
62 搬送体
65 果菜停留部
A 果菜
B 計測器
D 箱
H1 駆動ホイール
H2 従動ホイール
M モータ
P ピン(突起)
Claims (9)
- 搬送中の果菜を計測器により計測して等階級別に判別でき、判別された果菜を等階級別に仕分けして搬送方向側方に送り出し可能な果菜自動選別機と、仕分けされた果菜を等階級別に箱詰めする箱詰め装置を備えた果菜自動選別箱詰め装置において、
無端走行回転体にベルト式の果菜受け体が一列に並べて多数取付けられて果菜搬送体が構成され、果菜搬送体の果菜載せエリアにおいて作業員が果菜受け体に果菜を一個ずつ載せて搬送でき、搬送中の果菜を果菜搬送体の判別エリアに設けた計測器により計測して予め定めてある等階級別に選別でき、選別された果菜を果菜搬送体の仕分けエリアにおいて、果菜受け体のベルトが判別結果に基づいて搬送方向側方(真横、斜め後方、斜め前方を含む)に回転してその回転方向に送り出して等階級別に仕分け可能な果菜自動選別機と、
前記果菜自動選別機から送り出された果菜を等階級別に箱詰めすることのできる箱詰め装置を備え、
前記仕分けを終えた果菜受け体のベルトは、果菜受け体がその後も走行を続けて果菜搬送体の果菜載せエリアに戻るまでの間に前記回転と逆回転して、送り出し前の元の位置に戻って、多数の果菜受け体のベルトの果菜載せ部が一列(略一列を含む)に揃うようにしてあり、
前記箱詰め装置はベルトコンベア式であり、果菜受け体から送り出される果菜を引き継いで箱の中に送り込むことができ、箱詰め装置は箱の中の果菜の多寡に応じて自動的に昇降(首振りを含む)して箱の底側から開口部側まで箱詰めできる、
ことを特徴とする果菜自動選別箱詰め装置。 - 請求項1記載の果菜自動選別箱詰め装置において、
果菜搬送体と箱詰め装置の間に、果菜搬送体から果菜を引き継いで、その果菜を箱詰め装置に送る数量調節装置を設け、数量調節装置は箱詰め装置に送る果菜の数量を調整可能である、
ことを特徴とする果菜自動選別箱詰め装置。 - 請求項2記載の果菜自動選別箱詰め装置において、
果菜搬送体と数量調節装置の間に中継装置を設け、中継装置は果菜受け体から送り出される果菜を引き継いで、その果菜を数量調節装置に送ることができる、
ことを特徴とする果菜自動選別箱詰め装置。 - 請求項3記載の果菜自動選別箱詰め装置において、
中継装置が果菜搬送体の先方に縦向き(斜め縦向きを含む)に配置され、その縦方向に回転して、中継装置の下方に配置された箱詰め装置に果菜を送り込むことができる、
ことを特徴とする果菜自動選別箱詰め装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の果菜自動選別箱詰め装置において、
箱詰めされた果菜を計量する計量装置を設けて、計量しながら箱詰め装置から果菜を箱詰めできるようにした、
ことを特徴とする果菜自動選別箱詰め装置。 - 請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の果菜自動選別箱詰め装置において、
数量調節装置がベルトコンベア式であり、横幅の異なるコンベア又は同じコンベアが横に二列以上配置され、果菜送り込み当初は二列以上のベルトコンベアが回転して果菜を箱詰め装置へ送り込み、箱詰め装置で詰められた箱内の果菜が多くなると、一部のベルトコンベアだけが回転して箱詰装置への果菜搬送数量を少なくすることができるようにした、
ことを特徴とする果菜自動選別箱詰め装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の果菜自動選別箱詰め装置において、
果菜搬送体の側方にプールコンベアを設けて、果菜搬送体から果菜搬送方向側方に送り出される果菜をプールコンベアで引き継ぎ、当該プールコンベアからその回転方向先方に設けた数量調節装置又は中継装置に送り込み可能である、
ことを特徴とする果菜自動選別箱詰め装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の果菜自動選別箱詰め装置において、
果菜受け体は無端走行回転体に取付けられるフレームに、ベルトが往復回転可能に設けられたベルトコンベア式であり、
多数の果菜受け体は、隣接する二以上の果菜受け体に跨がせて果菜を載せることができるように接近して無端走行回転体に取付けられ、
果菜が載せられた二以上の果菜受け体のベルトが、判別結果に基づいて、同期して往復回転する、
ことを特徴とする果菜自動選別箱詰め装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の果菜自動選別箱詰め装置において、
果菜受け体は無端走行回転体に取付けられるフレームに、ベルトが往復回転可能に設けられたベルトコンベア式であり、ベルトの上面に果菜載せ部が設けられ、その後方直近に支持具が設けられ、
前記支持具はベルトの往復回転と同期して往復移動可能であり、果菜載せ部に果菜を載せる際の位置決めの目安となり、果菜載せ部に載せた果菜を支持して搬送中の果菜の位置ずれや転倒等を防止することができ、ベルトの回転で側方に送り出す果菜を押し出すこともできる、
ことを特徴とする果菜自動選別箱詰め装置。
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- 2013-04-30 JP JP2013095487A patent/JP6166583B2/ja active Active
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