JP2014126237A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】熱交換器は、扁平管20の内側を流れる第1流体と扁平管20の外側を流れる第1流体とは別の第2流体との間で熱交換を行わせる熱交換器であって、扁平管20の有する第1底面95aと第1底面95aに対向する第2底面95bからは、第1及び第2ディンプル22a,22bが扁平管20の内側に向かって突出している。第1及び第2ディンプル22a,22bは、対向する第1底面95a及び第2底面95bの距離に対して2/3以下の高さを有する。また、第1底面95aの第1ディンプル22aの位置と、第2底面95bの第2ディンプル22bの位置とは、互いにずれている。
【選択図】図13
Description
本発明の第2観点に係る熱交換器では、第1流体と第2流体との熱伝達率を向上させることができる。
ヒートポンプ式給湯装置19は、図1に示すように、温水熱源装置である冷凍装置11と、貯湯ユニット12とを備える。
図3は、熱交換器10の概略図である。図4は、熱交換器10の部分的な斜視図である。図5は、図4のV−V線における熱交換器10の断面図である。なお、図4及び図5では、後述するディンプル22が省略されている。
扁平管20は、一対のプレス加工板である金属プレート80の周縁を重ね合わせて形成されている。
(4−1)第1組立体
多数の扁平管20は、図9(a)に示されているように、その出入口部30が隣接する扁平管20の出入口部30と重なるように積層され、第1組立体60を形成する。扁平管20の出入口部30同士は、ロウ付又は溶接により接合される。すなわち、扁平管20の右側の出入口部30は、隣接する扁平管20の右側の出入口部30と接合され、扁平管20の左側の出入口部30は、隣接する扁平管20の左側の出入口部30と接合される。
多数の扁平多穴管40は、その左端及び右端がそれぞれ出入口分配管50に接合され、図9(b)に示すような第2組立体70が形成される。扁平多穴管40と出入口分配管50との接合は、ロウ付、又は、はんだ付により行われる。
第1組立体60は、図9(b)に示すように、第2組立体70の各1つの扁平多穴管40を各2つの扁平管20で挟むように、第2組立体70と組み合わされる。すなわち、各扁平多穴管40が、扁平管20の長方形断面の長辺側において扁平管20と接した状態で、扁平多穴管40と扁平管20とが交互に並ぶ。扁平管20と扁平多穴管40とは、ロウ付又はハンダ付により接合される。このようにして、図9(c)に示すような熱交換器10が形成される。
図10は、金属プレート80の平面の一部を拡大した図である。図11は、金属プレート80の一部を側面からみた図である。図12は、扁平管20が形成された状態の金属プレート80のディンプル22の位置を説明するための図である。図13は、扁平管20が形成された状態の金属プレート80の一部を側面からみた図である。また、図10中のPxは、ディンプル22同士の水の流れ方向の間隔を示しており、Pyは、ディンプル22同士の水の流れ方向に直交する方向の間隔を示している。さらに、図13中のhは、ディンプル22の高さ寸法を示しており、Hは、扁平管20の流路21の高さ寸法を示している。
(6−1)比較例及び変形例
図14は、比較例に係る扁平管920の有するディンプルを示す図である。そして、図14(a)は、扁平管920が形成された状態の金属プレート980のディンプル922の位置を説明するための図である。図14(b)は、扁平管920が形成された状態の金属プレート980の一部を側面からみた図である。
各扁平管20,120,220,320,920の圧力損失(流動抵抗)当たりの熱伝達率をシミュレーションして解析すると、図20に示すようになった。なお、図18は、各扁平管20,120,220,320,920の平滑面に対する平均熱伝達率の上昇分(Nu/Nu0)を示している。図19は、各扁平管20,120,220,320,920の平滑面に対する流動抵抗の上昇分(f/f0)を示している。そして、図20は、各扁平管20,120,220,320,920の流動抵抗増加に対する熱伝達向上分[(Nu/Nu0)/(f/f0)1/3]を示している。また、本シミュレーションで用いている各扁平管20,120,220,320,920の母材は、SUS316である。
(7−1)
本実施形態では、第1金属プレート80aの第1底面95aに形成されている第1ディンプル22aの位置と、第2金属プレート80bの第2底面95bに形成されている第2ディンプル22bの位置とは、互いにずれている。このため、比較例に係る扁平管920と比較して、扁平管20における水の流れる流路21の圧力損失を低減することができる。
本実施形態では、第1ディンプル22aと第2ディンプル22bとが、水の流れ方向に対して交差する方向にずれている。このため、第1ディンプル322aと第2ディンプル322bとが、水の流れ方向にずれている扁平管320と比較して、水と冷媒との熱伝達率を向上させることができている。
本実施形態では、第1ディンプル22a及び第2ディンプル22bの高さhが、扁平管20の流路21の高さHの約1/4の高さとなるように構成されている。このため、扁平管20において、第1ディンプル22aと第2ディンプル22bとが接触することがなく、流路21が閉塞されない構成となっている。
20 扁平管
22a 第1ディンプル(突出部)
22b 第2ディンプル(突出部)
95a 第1底面(第1面)
95b 第2底面(第2面)
Claims (3)
- 第1面(95a)と前記第1面に対向する第2面(95b)とを有する扁平管(20)の内側を流れる第1流体と、前記扁平管の外側を流れる前記第1流体とは別の第2流体との間で熱交換を行わせる熱交換器において、
前記第1面及び前記第2面には、対向する前記第1面及び前記第2面の距離に対して2/3以下の高さを有する複数の突出部(22a,22b)が前記扁平管の内側に向かって突出しており、
前記第1面の前記突出部(22a)の位置と、前記第2面の前記突出部(22b)の位置とは、互いにずれている、
熱交換器(10)。 - 前記第1面の前記突出部の位置と前記第2面の前記突出部の位置とは、前記第1流体の流れ方向と交差する方向にずれている、
請求項1に記載の熱交換器。 - 前記突出部の高さは、対向する前記第1面及び前記第2面の距離の1/2以下である、
請求項1又は2に記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
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JP2012281798A JP2014126237A (ja) | 2012-12-25 | 2012-12-25 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012281798A JP2014126237A (ja) | 2012-12-25 | 2012-12-25 | 熱交換器 |
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JP2014126237A true JP2014126237A (ja) | 2014-07-07 |
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ID=51405883
Family Applications (1)
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JP2012281798A Pending JP2014126237A (ja) | 2012-12-25 | 2012-12-25 | 熱交換器 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001311593A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-11-09 | Denso Corp | 熱交換器 |
JP2002090081A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-27 | Valeo Engine Cooling Ab | 流体輸送チューブ、およびこのチューブを備える自動車用冷却器 |
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2012
- 2012-12-25 JP JP2012281798A patent/JP2014126237A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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