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JP2014117783A - ロボットのハンドガイドシステムおよびハンドガイド装置 - Google Patents

ロボットのハンドガイドシステムおよびハンドガイド装置 Download PDF

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JP2014117783A JP2012275902A JP2012275902A JP2014117783A JP 2014117783 A JP2014117783 A JP 2014117783A JP 2012275902 A JP2012275902 A JP 2012275902A JP 2012275902 A JP2012275902 A JP 2012275902A JP 2014117783 A JP2014117783 A JP 2014117783A
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Abstract

【課題】ハンドガイドに対応しているロボットにおいて、作業時にロボットに対する作業者の位置を適宜変更できるようにするための技術を提供する。
【解決手段】ロボットのハンドガイドシステム10は、ロボット1、ハンドガイド装置3および制御装置5で構成されている。ハンドガイド装置3は、ロボット1の手先部16の操作情報を入力するための操作具を備えた操作盤31を有する。ハンドガイド装置3は、操作盤31が手先部16に対して連続的に回動可能であるようにロボットアーム2または手先部16に位置する被装着部20の周りに取り付けられる。手先部16に対する操作盤31の回動変位情報は回動変位センサ49で検出される。制御装置5は、回動変位情報と操作情報に基づいてロボット1の動作を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロボットに関する。詳細には、ロボットのハンドガイドシステムと、そのためのハンドガイド装置に関する。
従来、産業用ロボットやパーソナルケア・ロボットの分野において、ロボットと作業者が同じ作業空間内で直接協働して作業を行うことが提案されている。例えば、産業用ロボットと作業者との協働作業では、作業者がワークの位置や作業状態を知覚してロボットの次の動作を指令する役目を担い、ロボットが指令に応答してワークを把持したり移動させたりする役目を担う。このようなロボットと作業者の協働作業は、計測や位置合わせの制御と判断をロボット近傍にいる作業者が行うため、高度なセンシングや制御が不要になるとともに、効率的で信頼性が高くなるというメリットがある。
上記のようなハンドガイドによる協働運転に対応しているロボットの制御装置には、ジョイスティックや非常停止スイッチなどの操作具が設けられたハンドガイド装置が無線又は有線で接続される。このようなハンドガイド装置を備えたロボットの一例が特許文献1に示されている。特許文献1に記載された配電作業用ロボットは、ハンドの基部にハンドガイド装置(ダイレクト操作装置)を備えている。このハンドガイド装置は、ハンドの基部の周りに設けられた3か所のコネクタ部に選択的に着脱される。
特開2009−6465号公報
特許文献1に記載された配電作業用ロボットでは、作業の内容に応じてハンドガイド装置を取り付けるコネクタ部を3か所から選択することにより、作業者の操作位置を変更することが可能である。しかし、作業の途中でロボットと作業者との位置関係が変化した場合に、作業の続行が困難となる虞がある。例えば、ロボットのハンドが壁や他の設備などの障害物近傍に移動したときに、ハンドガイド装置が障害物と干渉する位置に至れば、作業の続行が困難となる。このような場合は、一旦作業を中断して、ハンドガイド装置を他のコネクタへ取り付け直さない限り以後の操作を行うことができない。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、ハンドガイドに対応しているロボットにおいて、作業時にロボットに対する作業者の位置を適宜変更できるようにするための技術を提供することにある。
本発明に係るロボットのハンドガイドシステムは、
アームと該アームの先端に設けられた手先部とを少なくとも有するロボットと、
前記手先部の操作情報を入力するための操作具を有し、前記手先部に対して連続的に回動可能であるように、前記アームから前記手先部までの間に位置する被装着部の周りに設けられた操作入力装置と、
前記手先部と相対的な前記操作入力装置の回動変位情報を検出する回動変位センサと、
前記回動変位情報と前記操作情報に基づいて前記ロボットの動作を制御する制御装置とを備えているものである。
上記ロボットのハンドガイドシステムにおいて、前記操作入力装置が、前記手首部に対して前記手先部の軸に沿って並進可能であり、前記手先部と相対的な前記操作入力装置の並進変位情報を検出する並進変位センサを備え、前記制御装置が、前記回動変位情報と前記並進変位情報と前記操作情報に基づいて前記ロボットの動作を制御することがよい。
上記ロボットのハンドガイドシステムによれば、操作入力装置がロボットの手先部に対して連続的に変位可能であり、その可動範囲内で操作入力装置の位置を自由に選択することができる。よって、ロボットに対する操作入力装置の位置を作業状態に応じて適宜変更することができる。換言すれば、作業者は、本人とロボットとの位置関係を適宜変更しつつ、操作入力装置によりロボットを操作することができる。しかも、操作入力装置を移動させるために着脱などの過程がなく、操作入力装置の位置の変更のために作業を中断させることがない。
本発明は、上記ロボットのハンドガイドシステムにおいて、前記制御装置が、前記操作入力装置の操作座標系の前記操作情報をロボット座標系の操作情報に変換する処理を行うものである。
上記によれば、作業中にロボットの手先部と相対的な操作入力装置の位置と向きが変位しても、ロボットの動作にその変位が反映される。
本発明は、上記ロボットのハンドガイドシステムにおいて、前記操作入力装置を変位させるべく当該操作入力装置へ入力された外力に対して抵抗力を付与する抵抗付与機構を備えているものである。
上記によれば、作業者が操作具を操作中に意図せずに操作入力装置が変位することを防止できる。また、操作入力装置を手先部に対する所望の位置で留めておくことができる。
本発明は、上記ロボットのハンドガイドシステムにおいて、前記抵抗付与機構は、前記操作入力装置が変位不能であるように抵抗力を付与する第1状態と、前記操作入力装置が変位可能であるように抵抗力を付与する第2状態とに切り替え可能であるものである。
上記によれば、作業者の意図で操作入力装置の手先部に対する位置を変位させることができ、作業者が操作具を操作中に意図せずに操作入力装置が変位することを防止できる。また、操作入力装置を手先部に対する所望の位置で留めておくことができる。
前記抵抗付与機構は、例えば、前記被装着部の外周に設けられた歯車と、前記操作入力装置に設けられて前記歯車の歯溝に沈み込むことが可能なボールを有するボールプランジャとを含んで構成することができる。
また、前記抵抗付与機構は、例えば、前記被装着部の外周に設けられた歯車と、前記操作入力装置に設けられて前記歯車の歯溝に沈み込むことが可能なピンを有するインデックスプランジャとを含んで構成することができる。
本発明は、上記ロボットのハンドガイドシステムにおいて、前記被装着部の外周に設けられた第1の歯車と、前記第1の歯車と噛合する第2の歯車と、前記第2の歯車を駆動するサーボモータを備え、前記サーボモータに前記回動変位センサとしてロータリエンコーダを備えるものである。
上記によれば、サーボモータの動力で操作入力装置を回動させることができる。そして、サーボモータを停止させると手先部に対する操作入力部の位置が固定される。
本発明は、アームと該アームの先端に設けられた手先部とを少なくとも有するロボットのハンドガイド装置であって、
前記手先部に対して連続的に回動可能であるように、前記アームから前記手先部までの間に位置する被装着部の周りに設けられた支持フレームと、
前記手先部の操作情報を入力するための操作具を有し、前記支持フレームに取り付けられた操作盤と、
前記手先部と相対的な前記操作盤の回動変位を検出する回動変位センサとを、備えているものである。
上記ハンドガイド装置において、前記操作盤が、前記手先部に対して前記手先部の軸に沿って並進可能であり、前記手先部と相対的な前記操作盤の並進変位を検出する並進変位センサを備えていることがよい。
上記ロハンドガイド装置によれば、操作盤がロボットの手先部に対して連続的に変位可能であり、その可動範囲内で操作盤の位置を自由に選択することができる。よって、ロボットに対する操作盤の位置を作業状態に応じて適宜変更することができる。換言すれば、作業者は、本人とロボットとの位置関係を適宜変更しつつ、操作盤によりロボットを操作することができる。しかも、操作盤を移動させるために着脱などの過程がなく、操作盤の位置の変更のために作業を中断させることがない。
本発明は、上記ハンドガイド装置において、前記操作盤を変位させるべく当該操作盤へ入力された外力に対して抵抗力を付与する抵抗付与機構を備えているものである。
上記によれば、作業者が操作具を操作中に意図せずに操作盤が変位することを防止できる。また、操作盤を手先部に対する所望の位置で留めておくことができる。
本発明は、上記ハンドガイド装置において、前記抵抗付与機構は、前記操作盤が変位不能であるように抵抗力を付与する第1状態と、前記操作盤が変位可能であるように抵抗力を付与する第2状態とに切り替え可能であるものである。
上記によれば、作業者の意図で操作盤の手先部に対する位置を変位させることができ、作業者が操作具を操作中に意図せずに操作盤が変位することを防止できる。また、操作盤を手先部に対する所望の位置で留めておくことができる。
前記抵抗付与機構は、例えば、前記被装着部の外周に設けられた歯車と、前記支持フレームに設けられて前記歯車の歯溝に沈み込むことが可能なボールを有するボールプランジャとを含んで構成することができる。
また、前記抵抗付与機構は、例えば、前記被装着部の外周に設けられた歯車と、前記支持フレームに設けられて前記歯車の歯溝に沈み込むことが可能なピンを有するインデックスプランジャとを含んで構成することができる。
本発明は、上記ハンドガイド装置において、前記被装着部の外周に設けられた第1の歯車と、前記第1の歯車と噛合する第2の歯車と、前記第2の歯車を駆動するサーボモータを備え、前記サーボモータに前記回動変位センサとしてロータリエンコーダを備えるものである。
上記によれば、サーボモータの動力で操作盤を回動させることができる。そして、サーボモータを停止させると手先部に対する操作盤の位置が固定される。
本発明によれば、ロボットの手先部に対して操作入力装置(操作盤)が連続的に変位可能であるので、作業者は、本人とロボットとの位置関係を適宜変更しつつ、操作入力装置(操作盤)によりロボットを操作することができる。
本発明の第1実施形態に係るロボットのハンドガイドシステムの全体的な構成を示す図である。 ロボットとハンドガイド装置を示す図である。 ハンドガイド装置を手首軸と直交する方向から見た図である。 ハンドガイド装置を手首軸と平行に見た図である。 変形例1に係るハンドガイド装置を手首軸と直交する方向から見た図である。 変形例2に係るハンドガイド装置を手首軸と直交する方向から見た図である。 本発明の第2実施形態に係るハンドガイド装置を手首軸と直交する方向から見た図である。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るロボットのハンドガイドシステムの全体的な構成を示す図である。図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るロボットのハンドガイドシステム10は、ロボット1と、ロボット1の手先部16の操作情報を入力するための操作具を有するハンドガイド装置3と、ハンドガイド装置3で入力された操作情報等を受けてロボット1の動作を制御する制御装置5とで構成されている。以下、これらについて詳細に説明する。
(ロボット1)
図2はロボットとハンドガイド装置を示す図である。図1および2に示すように、本実施の形態に係るロボット1は6軸ロボットである。ただし、本発明は3軸、4軸または7軸等の多軸ロボットにも適用することができる。ロボット1は、旋回座11、旋回台12、下腕13、上腕14、手首部15および手先部16を備えている。これらのうち下腕13、上腕14および手首部15がロボットアーム2を形成している。手先部16は、ロボットアーム2のエンドエフェクタであって、ロボット1が行う作業に対応したエンドエフェクタに取り替えられる。
旋回座11と旋回台12は第1関節21において垂直方向の回転軸で連結されている。これにより旋回台12は旋回座11に対して旋回することができる。旋回台12と下腕13の基端は第2関節22において水平方向の回転軸で連結されている。下腕13の先端と上腕14の基端は、第3関節23において、水平方向の回転軸で連結されている。上腕14の基端側リンク141と先端側リンク142とは、第4関節24において上腕14の軸方向の回転軸で連結されている。上腕14の先端と手首部15の基端は、第5関節25において、水平方向の回転軸で連結されている。手首部15の基端側リンク151と先端側リンク152とは、第6関節26において手首部15の軸方向の回転軸で連結されている。第6関節26の回転軸を以下では手首軸29という。手首部15の先端には手先部16が接続されている。そして、ロボット1の各関節21〜26を各回転軸回りに個別に動作させるために、各関節21〜26にモータ、減速機および回転角センサ(いずれも図示略)が設けられている。
(ハンドガイド装置3)
ハンドガイド装置3は、上記構成のロボット1のロボットアーム2または手先部16に設けられている。ロボット1のロボットアーム2の基端から手先部16の先端までの間の適宜位置に、ハンドガイド装置3が装着される被装着部20がある。被装着部20は、エンドエフェクタまたはその近傍であることを基本として、ロボット1の形状や作業の内容に応じて、ハンドガイド装置3を操作する作業者がエンドエフェクタを目視できるようなロボットアーム2または手先部16の適宜位置に設定される。そして、このように設定された被装着部20の周りにハンドガイド装置3が設けられている。本実施の形態では、手先部16と一体的に連結されている手首部15の先端側リンク152に被装着部20が設定され、この被装着部20の周りにハンドガイド装置3が装着されている。
図3はハンドガイド装置3を手首軸29と直交する方向から見た図であり、図4はハンドガイド装置3を手首軸29と平行に見た図である。なお、図3ではハンドガイド装置3の内部構造をわかりやすくするために、支持フレーム32を一部切り欠いた状態に表わしている。図3および4に示すように、ハンドガイド装置3は、操作盤31と、支持フレーム32と、変位検出機構33と、抵抗付与機構34とを備えている。以下、これらについて詳細に説明する。
まず、支持フレーム32について説明する。支持フレーム32は、ハンドガイド装置3をロボット1の手首部15に支持させるためのものである。支持フレーム32には軸形状の手首部15が貫通している。支持フレーム32と手首部15との間には軸受41,41が設けられており、支持フレーム32は手首部15を中心として連続的に回動することができる。支持フレーム32を支持している手首部15の先端側リンク152は手先部16と一体的であり、手首軸29は手先部16の軸と重複している。このことから、支持フレーム32は手先部16に対して連続的に回動可能である。
次に、操作盤31について説明する。操作盤31は、ハンドガイド装置3のなかで、ロボット1の手先部16の操作情報を入力するための実質的な操作入力装置たる部分である。操作盤31は、支持フレーム32に固定されており、支持フレーム32と一体的に移動する。よって、前述の通り支持フレーム32が手先部16に対して連続的に回動可能であることから、操作盤31は手先部16に対して連続的に回動可能である。図3では、操作盤31を操作する作業者がロボット1の手首部15を向くように操作盤31が支持フレーム32に固定された例が示されているが、操作盤31が支持フレーム32に取り付けられる向きはこれに限定されない。
操作盤31には、ジョイスティックなどの操作具311,311と、非常停止スイッチ312、イネーブルスイッチ313,313などの安全スイッチが設けられている。本実施例においてはロボット1の手先部16の位置と向きを操作するための操作具311として2本のジョイスティックを設けているが、操作具はこれに限定されない。操作盤31は制御装置5と無線又は有線により電気的に接続されている。そして、操作盤31の操作具311,311で入力されたロボット1の操作情報、例えば、ジョイスティックの操作量は制御装置5へ出力される。また、操作盤31の安全スイッチ312,313,313からの信号も制御装置5へ出力される。なお、ハンドガイド装置3と制御装置5を有線で接続する場合には、配線をロボットアーム2内部に通したり、スリップリングを使用したりするなどして、配線がハンドガイド装置3の回動動作を阻害しないようにすることが望ましい。
操作盤31は操作座標系を有する。操作盤31で操作する作業者から見た操作座標系は一定であるが、操作盤31は手先部16に対して回動するので、操作座標系とロボット1のロボット座標系(つまり、ロボット1の手先部16の座標系)の関係は変化する。そこで、操作座標系とロボット座標系との相対関係を知るために、次に説明する変位検出機構33では、ロボット1の手先部16に対する操作盤31の回動変位を検出するようにしている。
変位検出機構33は、支持フレーム32の内部に設けられており、被装着部20(本実施形態では手首部15)の周囲に設けられた第1歯車46と、第1歯車46と噛合している第2歯車48と、第2歯車48の回転角度を検出する回動変位センサ49とを備えている。第2歯車48は、支持フレーム32内に設けられた支持部材321に回動可能に支持されている。上記構成の変位検出機構33では、手首部15を中心として操作盤31を含むハンドガイド装置3全体が回動すると、第1歯車46に噛合している第2歯車48が回動する。回動変位センサ49はこのような第2歯車48の回転角度を検出し、その検出信号を制御装置5へ出力する。制御装置5での回動変位センサ49からの検出信号を用いた処理については後述する。
続いて、抵抗付与機構34について説明する。抵抗付与機構34は、操作盤31を回転変位させるべくハンドガイド装置3に入力された外力に対して抵抗力を付与するためのものである。このようにハンドガイド装置3の回動に抵抗が付与されることにより、操作盤31を所望の位置に保持させることができるとともに、作業者が操作盤31を操作しているときに意図せずハンドガイド装置3が変位することを防止できる。
抵抗付与機構34は、支持フレーム32の内部に設けられており、被装着部20(本実施形態では手首部15)の周囲に設けられた第3歯車47と、第3歯車47の歯溝に嵌るボール502を有するボールプランジャ50とで構成されている。ボールプランジャ50は、支持フレーム32に固定されたシリンダ501と、シリンダ501の先端から進退するボール502と、シリンダ501に内蔵されたバネ503とを備えている。バネ503は、ボール502を先端側に向けて付勢している。そして、ボールプランジャ50の先端のボール502が第3歯車47の歯溝に沈み込むことにより、抵抗付与機構34がハンドガイド装置3を回動させないように抵抗を付与する。そして、第3歯車47からの押圧力がバネ503の付勢力に勝れば、ボール502がシリンダ501内へ後退して、ハンドガイド装置3が回動できる状態となる。なお、ボールプランジャ50のバネ503は、作業者が意図してハンドガイド装置3に外力を与えたときにハンドガイド装置3が回動できるが、作業者が操作盤31で操作しているときに意図せずハンドガイド装置3が回動しない程度のバネ力のものが用いられる。
(制御装置5)
図1に示すように、制御装置5は、A/D変換部51、移動量算出部52、座標変換部53、位置指令算出部54、位置・速度制御部55、サーボアンプ部56、安全スイッチ監視部57、非常停止回路58を備えている。このうち移動量算出部52、座標変換部53、位置指令算出部54および位置・速度制御部55は図示しない1以上の演算処理装置で所定のプログラムを実行することにより実現される。以下では、ハンドガイドシステム10において作業者のハンドガイドによるロボット1の作業時に、制御装置5で行われる処理を説明する。
まず、作業者はロボット1の手先部16を目的の位置と向きへ動かすために、ハンドガイド装置3の操作盤31に設けられた操作具311,311を傾けたり回転させたりする。この操作具311,311の操作量が、操作具入力値(操作情報)としてハンドガイド装置3から制御装置5へ出力される。操作具入力値は、制御装置5のA/D変換部51でデジタル信号に変換される。移動量算出部52は、デジタル信号となった操作具入力値を取得して、この値から移動量換算値を算出する。移動量換算値は、操作具入力値と対応する操作座標系におけるロボット1の手先部16の位置と向きの移動量である。
上記操作具入力値の出力と同時に又は常時、操作部変位値(変位情報)がハンドガイド装置3から制御装置5へ出力される。操作部変位値は、ハンドガイド装置3の変位検出機構33の回動変位センサ49で検出された回転角度又はこれに準ずる情報である。操作部変位値はA/D変換部51でデジタル信号に変換される。
続いて、座標変換部53は、デジタル信号に変換された操作部変位値と移動量換算値とを取得して、操作座標系の移動量換算値をロボット座標系の移動量に座標変換する。つまり、座標変換部53で、操作座標系におけるロボット1の手先部16の位置と向きの移動量が、ロボット座標系におけるロボット1の手先部16の位置と向きの移動量に変換される。次に示す(数1)は、ロボット1の手先部16の位置と向きの移動量と移動量換算値(操作具入力値)との関係式である。
上記(数1)において、手先位置変位ベクトルは、ロボット座標系でのロボット1の手先部16の位置と向きの移動量を表している。移動量換算値ベクトルは、操作座標系でのロボット1の手先部16の位置と向きの移動量を表している。変換行列Aは操作座標系とロボット座標系との間の変換行列である。この変換行列Aは、ロボット1の手首部15とハンドガイド装置3との位置関係の関数であり、ここでは操作部変位値の関数となる。
座標変換部53は、上記(数1)を用いて、操作座標系の移動量換算値を座標変換してロボット座標系でのロボット1の手先部16の位置と向きの移動量を算出する。なお、移動量算出部52と座標変換部53の処理を合わせて行うこともできる。この場合、デジタル信号に変換された操作部変位値と操作具入力値とを取得して、次の(数2)に示す関係式を用いてロボット座標系でのロボット1の手先部16の位置と向きの移動量を算出する。(数2)において、操作具入力値ベクトルは、操作座標系での操作具の操作量を表しており、変換行列Bは操作具入力値を手先部16の位置と向きの移動量に換算するための関数である。
続いて、位置指令算出部54は、ロボット座標系でのロボット1の手先部16の位置と向きの移動量を取得して、ロボット指令値を算出する。ロボット指令値は、手先部16の位置と向きの移動量を実現するためのロボット1の各関節21〜26の関節角の変位量である。
上記(数3)は、ロボット座標系でのロボット1の関節角の変位量とロボット座標系でのロボット1の手先部16の位置と向きの移動量の関係式である。(数3)において、関節角変位ベクトルは、ロボット座標系でのロボット1の関節角の変位量を表している。変換行列Cは、ロボット1の手先部16の位置と向きの移動量から各関節21〜26の関節角の変位量を導き出すためのロボットの姿勢の関数である。位置指令算出部54は、上記(数3)を用いて、ロボット指令値を算出する。続いて、位置・速度制御部55は、ロボット指令値と、各関節21〜26に設けられた回転角センサ(図示せず)から各関節21〜26の関節角とを取得して、これらの値を用いて各関節21〜26に付与されるべき関節トルクを算出する。さらに、位置・速度制御部55は、算出された関節トルクを各関節21〜26のモータへの駆動指令値としてサーボアンプ部56へ出力する。駆動指令値としては、電流指令値やパルス列による指令値を用いることができる。サーボアンプ部56では、入力された駆動指令値に対応する電流を各関節21〜26のモータへ流す。このようにして各関節21〜26のモータに電流が流れると、各関節21〜26の関節角が変化して、ロボット1の手先部16が目的の位置と向きへ移動する。
なお、ハンドガイドシステム10の稼働中、制御装置5の安全スイッチ監視部57は常に非常停止スイッチ312とイネーブルスイッチ313,313からの信号を監視している。安全スイッチ監視部57には、ハンドガイド装置3のイネーブルスイッチ313,313からのイネーブル信号と非常停止スイッチ312からの非常停止信号が入力される。安全スイッチ監視部57は、移動量算出部52にイネーブル信号を出力し、移動量算出部52はイネーブル信号が入力されているときだけ演算処理を行う。また、安全スイッチ監視部57は、非常停止信号が入力されるとこれを非常停止回路58へ入力する。すると、非常停止回路58は位置・速度制御部55へ非常停止信号を出力し、位置・速度制御部55はサーボアンプ部56への出力を停止する。これにより、ロボット1の動作が非常停止する。
また、ロボット1の手先部16が目的の位置と向きへ移動する最中に、ロボットアーム2とハンドガイド装置3とが干渉する可能性がある。そこで、制御装置5は、ハンドガイド装置3から出力された操作部変位値とロボット1の各関節21〜26の関節角などの情報を利用してハンドガイド装置3とロボットアーム2との位置関係を把握し、ロボットアーム2とハンドガイド装置3との干渉を事前に予測し、干渉が予測される場合にロボット1の動作を停止させるか、或いは、干渉を回避したロボット指令値を生成する。
以上の制御装置5の処理により、ロボット1の手先部16が目的の位置と向きに移動する。この移動の途中で又は移動の後で、作業者が操作しにくいところに操作盤31が位置することがある。例えば、操作盤31が、壁、ロボットアーム2、他のロボット、他の設備などの障害物近傍に位置する場合がこれにあたる。このような場合に、作業者は操作盤31を作業者が操作しやすいところへ移動させる。ここで、本実施の形態に係るハンドガイド装置3は、操作盤31が手首部15を中心として連続的に回動可能であり、その可動範囲内で操作盤31の位置を自由に選択することができる。よって、ロボット1に対するハンドガイド装置3の位置を作業状態に応じて適宜変更することができる。換言すれば、作業者は、本人とロボット1との位置関係を適宜変更しつつ、ハンドガイド装置3によりロボットを操作することができる。しかも、操作盤31を含むハンドガイド装置3に外力を加えるだけで操作盤31が回動変位するので、操作盤31を移動させるために着脱などの過程がない。よって、作業を中断させることなく操作盤31の位置を変えることができる。
以上、ハンドガイド装置3を、ロボット1と作業者とが協働して作業を行う際の操作デバイスとして利用した実施の形態を説明した。ただし、本発明に係るハンドガイドシステム10は、ハンドガイド装置3を、ロボット1に作業者が教示を行う際のティーチペンダントとして利用する場合にも適用することができる。
〔変形例1〕
以上に本発明の好適な第1実施形態を説明したが、上記のハンドガイド装置3の構成は、例えば以下に示す変形例1のように変更することができる。図5は変形例1に係るハンドガイド装置を手首軸と直交する方向から見た図である。図5に示すように、変形例1に係るハンドガイド装置は、第1実施形態に係る変位検出機構33において、回動変位センサ49に代えてロータリエンコーダが組み込まれたサーボモータ81を備えている。ロータリエンコーダが第1実施形態の回動変位センサ49としての役目を担い、ロータリエンコーダで検出された回転角度は、操作部変位値としてハンドガイド装置3から制御装置5へ出力される。
上記変形例1に係る変位検出機構33では、サーボモータ81を駆動して、操作盤31を手首部15を中心として所望の位置まで回転させることができる。詳細には、サーボモータ81が駆動すると、その出力軸811に嵌装された第2歯車48が回転する。第2歯車48は手首部15の周りに設けられた第1歯車46と噛合しているので、第2歯車48が第1歯車46の周りを回転する。これによりサーボモータ81が固定された支持フレーム32とこれに固定された操作盤31が手首部15を中心として回動する。
また、上記変形例1に係る変位検出機構33を備える場合は、サーボモータ81を停止させれば、手先部16に対する操作盤31の位置が固定される。例えば、作業者がハンドガイド装置3に設けられたイネーブルスイッチ313を操作しているときにサーボモータ81を停止させるように構成すれば、作業者の操作中は手先部16に対する操作盤31の位置が固定される。よって、作業者がハンドガイド装置3で操作しているときにハンドガイド装置3が意図せず変位することがない。このようにサーボモータ81が抵抗付与機構34に相応する機能を備えるので、ハンドガイド装置3に抵抗付与機構34を省略することもできる。
〔変形例2〕
上記第1実施形態に係るハンドガイド装置3の構成は、例えば以下に示す変形例2のように変更することができる。図6は変形例2に係るハンドガイド装置を手首軸と直交する方向から見た図である。図6に示すように、変形例2に係るハンドガイド装置は、前述の第1実施形態に係る抵抗付与機構34において、ボールプランジャ50に代えてノーズロック可能なインデックスプランジャ80を備えている。インデックスプランジャ80は、シリンダ801と、シリンダ801に挿入されたピン802とで構成されている。このインデックスプランジャ80は、ピン802の先端がシリンダ801から進出した状態と、シリンダ801内に後退した状態とのそれぞれにおいてロックすることが可能である。そして、インデックスプランジャ80のピン802をシリンダ801から進出させた状態でロックすると、ピン802の先端が第3歯車47の歯溝に沈み込むことにより、ハンドガイド装置3の回動を阻止することができる。一方、インデックスプランジャ80のピン802をシリンダ801内へ後退させた状態でロックすると、ハンドガイド装置3は回動が許可される。このようにして、作業者がハンドガイド装置3の回動可能な状態と回動不可能な状態とを切り替えることができる。
なお、抵抗付与機構34は、第1実施例のボールプランジャ50および第3歯車47と変形例2のインデックスプランジャ80とを併せて備えることもできる。また、抵抗付与機構34は、変形例2のインデックスプランジャ80および第3歯車47に加えて、手首部15と支持フレーム32との間に摩擦抵抗を発生させる摩擦板を備えることもできる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を説明する。本発明の第2実施形態に係るハンドガイドシステムは、第1実施形態に係るハンドガイドシステム10とハンドガイド装置3の構造が異なる。図7は本発明の第2実施形態に係るハンドガイド装置を手首軸と直交する方向から見た図である。第2実施形態に係るハンドガイド装置3の操作盤31は、手先部16に対して手首部15を中心とした連続的な回動が可能であり、加えて、手先部16に対して手先部16の軸に沿った連続的な並進が可能である。さらに、ハンドガイド装置3の変位検出機構33が、手先部16と相対的な操作盤31の回動変位に加えて手先部16と相対的な並進変位も検出できるように構成されている。以下では、第2実施形態に係るハンドガイド装置3について詳細に説明する。なお、本実施形態の説明においては、前述の第1実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
図7に示すように、ハンドガイド装置3は、操作盤31と、支持フレーム32と、変位検出機構33と、抵抗付与機構34とを備えている。支持フレーム32には軸形状の手首部15が貫通している。支持フレーム32と手首部15との間には軸受41,41が設けられており、支持フレーム32は手首部15を中心として回動することができる。
操作盤31は、手先部16に対して手首部15の手首軸29に沿った並進ができるように、支持フレーム32に取り付けられている。詳細には、支持フレーム32に取付基板84が固定されており、この取付基板84に手首部15の手首軸29と平行なレール861が設けられている。一方、操作盤31にはレール861上を走行するスライダ862が設けられている。これらのレール861とスライダ862は、支持フレーム32に対して操作盤31を手首部15の手首軸29と平行に移動可能に連結する直動案内機構86を構成している。これによりハンドガイド装置3の操作盤31は、手首部15の手首軸29に沿った並進が可能である。
以上の通り、支持フレーム32が手首部15を中心として回動可能であることと、手先部16が手首部15に固定されていることから、支持フレーム32に取り付けられた操作盤31は手先部16に対して回動可能である。さらに、操作盤31は、手首部15の手首軸29に沿った並進が可能であることと、手先部16が手首部15に固定されており手先部16の軸が手首軸29と重複していることから、操作盤31は手先部16に対して手先部16の軸に沿って並進可能である。そして、手先部16と相対的な操作盤31の並進変位量を検出するために、並進変位センサとしてリニアエンコーダ85が設けられている。リニアエンコーダ85は、取付基板84に対する変位量を検出する。リニアエンコーダ85からの並進変位情報と、前述の第1実施形態で説明した変位検出機構33の回動変位センサ49からの回動変位情報とが、操作部変位値としてハンドガイド装置3から制御装置5へ出力される。そして、制御装置5は、この操作部変位値を利用して前述の第1実施形態で説明したようにロボット1の動作を制御する。
1 ロボット
2 ロボットアーム
3 ハンドガイド装置
5 制御装置
10 ハンドガイドシステム
11 旋回座
12 旋回台
13 下腕
14 上腕
15 手首
16 手先
20 被装着部
21〜26 関節
31 操作盤
311 操作具
32 支持フレーム
33 変位検出機構
34 抵抗付与機構
46〜48 歯車
49 回動変位センサ
50 ボールプランジャ
80 インデックスプランジャ
81 サーボモータ
85 リニアエンコーダ
86 直動案内機構

Claims (15)

  1. アームと該アームの先端に設けられた手先部とを少なくとも有するロボットと、
    前記手先部の操作情報を入力するための操作具を有し、前記手先部に対して連続的に回動可能であるように、前記アームから前記手先部までの間に位置する被装着部の周りに設けられた操作入力装置と、
    前記手先部と相対的な前記操作入力装置の回動変位情報を検出する回動変位センサと、
    前記回動変位情報と前記操作情報に基づいて前記ロボットの動作を制御する制御装置とを備えている、ロボットのハンドガイドシステム。
  2. 前記操作入力装置が、前記手先部に対して前記手先部の軸に沿って並進可能であり、
    前記手先部と相対的な前記操作入力装置の並進変位情報を検出する並進変位センサを備え、
    前記制御装置が、前記回動変位情報と前記並進変位情報と前記操作情報に基づいて前記ロボットの動作を制御する、請求項1に記載のロボットのハンドガイドシステム。
  3. 前記制御装置が、前記操作入力装置の操作座標系の前記操作情報をロボット座標系の操作情報に変換する処理を行う、
    請求項1または2に記載のロボットのハンドガイドシステム。
  4. 前記操作入力装置を変位させるべく当該操作入力装置へ入力された外力に対して抵抗力を付与する抵抗付与機構を備えている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボットのハンドガイドシステム。
  5. 前記抵抗付与機構は、前記操作入力装置が変位不能であるように抵抗力を付与する第1状態と、前記操作入力装置が変位可能であるように抵抗力を付与する第2状態とに切り替え可能である、請求項4に記載のロボットのハンドガイドシステム。
  6. 前記抵抗付与機構が、前記被装着部の外周に設けられた歯車と、前記操作入力装置に設けられて前記歯車の歯溝に沈み込むことが可能なボールを有するボールプランジャとを含んでいる、請求項4または5に記載のロボットのハンドガイドシステム。
  7. 前記抵抗付与機構が、前記被装着部の外周に設けられた歯車と、前記操作入力装置に設けられて前記歯車の歯溝に沈み込むことが可能なピンを有するインデックスプランジャとを含んでいる、請求項4または5に記載のロボットのハンドガイドシステム。
  8. 前記被装着部の外周に設けられた第1の歯車と、
    前記第1の歯車と噛合する第2の歯車と、
    前記第2の歯車を駆動するサーボモータを備え、
    前記サーボモータに前記回動変位センサとしてロータリエンコーダを備える、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボットのハンドガイドシステム。
  9. アームと該アームの先端に設けられた手先部とを少なくとも有するロボットのハンドガイド装置であって、
    前記手先部に対して連続的に回動可能であるように、前記アームから前記手先部までの間に位置する被装着部の周りに設けられた支持フレームと、
    前記手先部の操作情報を入力するための操作具を有し、前記支持フレームに取り付けられた操作盤と、
    前記手先部と相対的な前記操作盤の回動変位を検出する回動変位センサとを、備えているハンドガイド装置。
  10. 前記操作盤が、前記手先部に対して前記手先部の軸に沿って並進可能であり、
    前記手先部と相対的な前記操作盤の並進変位を検出する並進変位センサを備えている、
    請求項9に記載のハンドガイド装置。
  11. 前記操作盤を変位させるべく当該操作盤へ入力された外力に対して抵抗力を付与する抵抗付与機構を備えている、請求項9または10に記載のハンドガイド装置。
  12. 前記抵抗付与機構は、前記操作盤が変位不能であるように抵抗力を付与する第1状態と、前記操作盤が変位可能であるように抵抗力を付与する第2状態とに切り替え可能である、請求項11に記載のハンドガイド装置。
  13. 前記抵抗付与機構が、前記被装着部の外周に設けられた歯車と、前記支持フレームに設けられて前記歯車の歯溝に沈み込むことが可能なボールを有するボールプランジャとを含んでいる、請求項11または12に記載のハンドガイド装置。
  14. 前記抵抗付与機構が、前記被装着部の外周に設けられた歯車と、前記支持フレームに設けられて前記歯車の歯溝に沈み込むことが可能なピンを有するインデックスプランジャとを含んでいる、請求項11または12に記載のハンドガイド装置。
  15. 前記被装着部の外周に設けられた第1の歯車と、
    前記第1の歯車と噛合する第2の歯車と、
    前記第2の歯車を駆動するサーボモータを備え、
    前記サーボモータに前記回動変位センサとしてロータリエンコーダを備える、
    請求項9または10に記載のハンドガイド装置。
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