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JP2014116088A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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JP2014116088A JP2012267121A JP2012267121A JP2014116088A JP 2014116088 A JP2014116088 A JP 2014116088A JP 2012267121 A JP2012267121 A JP 2012267121A JP 2012267121 A JP2012267121 A JP 2012267121A JP 2014116088 A JP2014116088 A JP 2014116088A
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Abstract

【課題】複数の加熱コイルにより調理物を加熱する誘導加熱調理器において、複数個の導光体で加熱領域を知らせる際の視認性を向上すること。
【解決手段】複数配列した加熱コイル13と、その周囲にそれぞれ複数の導光体15を設け、導光体は加熱コイルの加熱に際し発光して使用者に加熱領域を知らせるものとし、導光体を保持する導光体保持部16を複数設け、複数の導光体保持部は、複数の導光体保持部を保持する支持板17を介して連結している、もしくはそれぞれが互いに連結している。これにより、より精度よく導光体を配置することが可能となり、視認性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は図10に示すようなものがある(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器を示す。図10に示すように、多数の正六角形で、かつ誘導コイルを内蔵した加熱コイル91が、ガラス製の歩武プレート92の下にハニカム面と同じように密接に配置されている。加熱ユニットの外縁部に沿って各々照明セグメント93が設けられている。
特許第4768751号公報
しかしながら、上記先行文献には、導光させる各々の照明セグメントの設備構成の具体的開示がない。また、このような構成の例として、加熱コイルを保持するコイルベースに導光体である照明セグメントを設置し、加熱コイルユニットとして複数個配置する構成が考えられる。すなわち、一つの加熱部に対して一つの加熱コイルを有する誘導加熱調理器における加熱コイルユニットを、単純に複数並べて配置するという方法である。しかしながら、この構成では、特に複数個の導光体で加熱領域を知らせる際に、各コイルユニット毎のばらつきにより、各々の導光体同士がゆがんでしまい視認性にかけるという課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数個の導光体で加熱領域を知らせる際に、各々の導光体同士のゆがみを抑制して、視認性を高めた誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
従来の課題を解決するために、複数配列した加熱コイルと、加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、発光体と、発光体の光を導光させることで上面を発光する導光体と、導光体を保持する導光体保持部とを備え導光体は、複数の加熱コイルの周囲にそれぞれ複数設けられ、かつ加熱コイルの加熱に際し発光して使用者に加熱領域を知らせるものとし、導光体保持部は複数設けられ、かつ導光体保持部を保持する支持板を介して連結している、もしくはそれぞれが互いに連結したものである。
これにより、導光体を保持する導光体保持部が、支持板を介して連結している、もしくはそれぞれが互いに連結しているため、導光体保持部が一体となっており、位置決めをすることができる。
本発明の誘導加熱調理器は、複数個の導光体で加熱領域を知らせる際に、各々の導光体同士のゆがみを抑制して、よりきれいに見せることができるため、視認性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態1における導光体保持部の斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の平面図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の平面図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の導光体保持部の斜視図 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の導光体保持部の斜視図 本発明の実施の形態6における誘導加熱調理器の斜視図 本発明の実施の形態6における誘導加熱調理器の導光体保持部の斜視図 本発明の実施の形態6における誘導加熱調理器の平面図 特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器の平面図
第1の発明は、複数配列した加熱コイルと、加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、発光体と、発光体の光を導光させることで上面を発光する導光体と、導光体を保持する導光体保持部とを備え導光体は、複数の加熱コイルの周囲にそれぞれ複数設けられ、かつ加熱コイルの加熱に際し発光して使用者に加熱領域を知らせるものとし、導光体保持部は複数設けられ、かつ導光体保持部を保持する支持板を介して連結している、もしくはそれぞれが互いに連結したものである。
これにより、導光体を保持する導光体保持部が、支持板を介して連結している、もしくはそれぞれが互いに連結しているため、導光体保持部が一体となっており、位置決めができているため、複数の導光体が配置されたときに、各々の導光体同士のゆがみを抑制することができるため、複数個の導光体で加熱領域を知らせる際に、よりきれいに見せることができるため、視認性を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の導光体保持部は、少なくとも3つ以上の複数の隣接する加熱コイルに囲まれ形成された空間に設けたものである。
これにより、導光体をより精度をあげて加熱コイルの周囲に配置することができるため、複数個の導光体で加熱領域を知らせる際に、よりきれいに見せることができるため、視認性を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の導光体保持部は、発光体を保持するとしたものである。
これにより、導光体と発光体とを導光体保持部のみで保持するため、部品数を少なくすることができ、組み立て性の向上により品質を向上させることができるとともに、コストを削減できる。
第4の発明は、特に、第1から3のいずれか1つの発明の導光体保持部は、発光体の少なくとも上方を遮光するとしたものである。
これにより、発光体の上方を遮光することにより、光が見えるのは導光体により導光された光のみとなり、発光体から直接出ている光は遮光するため、一部分だけ強い光となり視認性が悪化することを抑制することができ、視認性の向上を図ることができる。
第5の発明は、特に、第1から4のいずれか1つの発明の発光体は、輝度を調整することができるものである。
これにより、火力が強いときには発光体の輝度を明るくし、火力が弱いときには発光体の輝度を暗くすることで、視覚的に火力の強弱を確認することができる。
第6の発明は、特に、第1から5のいずれか1つの発明において、複数の導光体保持部は、同一方向に設けられた切り欠き部を有し、発光体への配線が、切り欠き部に沿って配置するとしたものである。
これにより、複数の発光体を発光させるための多数の配線を整理することができ、組み立て性の向上により品質を向上させることができる。さらに、配線を整理することにより、配線が導光体の上などに載ってしまい、配線が邪魔になって視認性が悪くなることを抑制することができる。
第7の発明は、特に、第1から6のいずれか1つの発明において、加熱コイルを冷却する冷却ファンをさらに有し、冷却ファンの吹き出し方向と、配線方向を略一致させたものである。
これにより、複数の発光体を発光させるための多数の配線が、加熱コイルを冷却する冷却風を遮ることを抑制することができるため、冷却性能を確保することができ、品質を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態における導光体保持部の斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図を示す。
図1において、本実施の形態の誘導加熱調理器は、鍋などの調理容器を載せる透光性のトッププレート12と、トッププレート12の下に複数の加熱コイル13を配置しており、図のように所定の直径の加熱コイル13を所定の間隔で均等に配置している。なお、図の配置方法は一例であり、配置は格子状でも例えば千鳥格子状でもよく、本発明を限定するものではない。
加熱コイル13は、図のような支持板17に保持されており、例えば、ばねで加熱コイル13を上方のトッププレート12に押し付ける構成としてもよい。また、加熱コイル13がコイルベースに保持され、コイルベースがばねなどで支持板17に保持されていてもよい。支持板17には、複数の導光体保持部16が設けられている。
なお、支持板17は非磁性導電体の例えばアルミ製とした場合には、加熱コイル13からの磁束を遮蔽することができる。
図2のように、導光体保持部16は、LEDなどの発光体14を保持している。また、導光体保持部16は、LEDを有した基板を保持する構成としてもよい。
図1のように、導光体15の両端を導光体保持部16で保持する構成としており、導光体15は、例えば図のように1つの加熱コイル13の周囲の4辺に4つ設けられ、複数の加熱コイル13の周囲にそれぞれ複数設け、加熱コイル13の加熱に際し発光して使用者に加熱領域を知らせるものである。
本実施の形態では、導光体15の両端から発光体14により発せられた光が入光し、導光体15で反射や散乱し、上面が光る構成となっており、透光性のトッププレート12を通して、使用者は光を確認し、加熱領域がわかる。
トッププレート12は、ガラス、特に結晶化ガラスであれば、調理時の熱による膨張、収縮に強いためこうした材質が用いられる。
図3のように、4つの加熱コイル13を加熱しているときは、その外周が光り、加熱領域を使用者に知らせる構成となっている。各、加熱コイル13は、加熱コイル13に電源を供給する1つまたは複数の制御基板と接続しており(図示せず)、電子信号により、加熱の有無を伝達することで、加熱領域を判別し、その周囲を光らせる構成となっている。
図1のように、複数の導光体保持部16を1つの支持板17に取り付ける構成、すなわち、導光体15を保持する導光体保持部16が、支持板17を介して連結する構成とすることで、複数の導光体保持部16が一体となり、1つのユニットに、複数の導光体15を設置する構成となるため、導光体15の設置精度が向上する。
例えば、図3のような構成であると、4つの加熱コイル13を加熱しており、加熱領域を使用者に知らせるために、加熱コイル13の周辺を光らせるため、1辺あたり2個の導光体15を光らせることになるが、このとき2個の導光体15を直線状に配置するときに、配置の精度が悪い、もしくはばらついていると2個の導光体15がゆがんで並ぶため、光がきれいな直線状にならず、視認性が悪くなってしまう。
このような、加熱コイル13の周辺に導光体15を設けた構成の例として、加熱コイル13を保持するコイルベースに、発光体14と導光体15を取り付ける構成が挙げられるが、この構成だと複数の導光体15を、複数のコイルベースで保持する構成となり、上記構成とことなり導光体15を保持するものが一体ではないため、導光体15同士がばらついてしまい、例えば複数の導光体15で直線を表す際に、2つの導光体15がゆがみ直線状の光がゆがむため、視認性が悪くなってしまう。
特に、従来の構成ではコイルベースをばねで保持し、加熱コイル13をトッププレート12に押し当てている構成が多く、ばねによる保持のためコイルベースの位置が多少ばらつくため、コイルベースに導光体15を取り付ける構成では、複数の加熱コイル13を配置した際に、複数の導光体15同士がばらついてしまう。
なお、図1では、導光体15を保持する導光体保持部16が、支持板17を介して連結する構成を示しているが、導光体保持部16が互いに連結し、一体となった導光体保持部16としても良い。
このように、本実施の形態のように、導光体15を保持する導光体保持部16が、支持板17を介して連結している構成、もしくはそれぞれの導光体保持部16が互いに連結している一体でできた導光体保持部16とする構成にすることにより、複数の導光体15を設置する導光体保持部16が一体となっている構造とすることにより、位置決めができているため、複数の導光体15が配置されたときに、各々の導光体15同士のゆがみを抑制することができるため、複数個の導光体15で加熱領域を知らせる際に、よりきれいに見せることができるため、視認性を向上することができる。
(実施の形態2)
図4は本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図を示す。(a)は加
熱コイルが格子状に配置されている場合の導光体の配置を示す図(b)は加熱コイルが千鳥格子状に配置されている場合の導光体の配置を示す図である。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図4において、(a)のように、加熱コイル13が格子状に配置されている際に、4つの隣接する加熱コイル13に囲まれ形成される空間に、導光体保持部16が設けられている。
これにより、導光体保持部16を設置するためのスペースを新たに設けることなく、加熱コイル13を配置する際に生じる空間を有効に活用することができるため、誘導加熱調理器を小型化・軽量化することができる。
また、加熱コイル13の周辺に導光体15を配置する際に、導光体15の中央ではなく両端を保持する構成となり、導光体15をより精度をあげて加熱コイル13の周囲に配置することができるため、複数個の導光体15で加熱領域を知らせる際に、よりきれいに見せることができるため、視認性を向上することができる。
また、図4において、(b)のように加熱コイル13が千鳥格子状に配置されている際において、3つの隣接する加熱コイル13に囲まれ形成される空間に、導光体保持部16が設けられている。
これにより、加熱コイル13が千鳥格子状に配置されている場合でも、上記の格子状に配置されている場合と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器の導光体保持部の斜視図を示す。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図5のように、導光体保持部16は例えばLEDのような発光体14を保持する構成となっている。発光体14は図のように主に基板に設置されている。
導光体保持部16に保持された発光体14から放たれた光は、直接、導光体保持部16に保持された導光体15に入光し、導光体15の中で反射、散乱し、導光体15の上面が光る構成となっている。
これにより、導光体15と発光体14とを導光体保持部16のみで保持するため、部品数を少なくすることができ、コストを削減できるとともに、組み立て性の向上により品質を向上させることができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の第4の実施の形態における誘導加熱調理器の導光体保持部の斜視図を示す。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図6のように、導光体保持部16は、発光体14の上方を遮光する構成となっている。なお遮光する構成は、導光体保持部16で構成しても、図のように導光体保持部16とは別部品である遮光カバー31を用いて、上から遮光カバー31によりカバーする構成でもよい。
使用者が上面から光を見る際に、発光体14からの光は、導光体15を通じて見える光より強いため、発光体14の部分のみ目玉のように強い光が見え、視認性が悪くなる。そのため、発光体14の上面のみを遮光し、使用者が導光体15の上面のみからの光を確認するようにすることで、視認性を向上することができる。
これにより、発光体14の上方を遮光することにより、光が見えるのは導光体15により導光された光のみとなり、発光体14から直接出ている光は遮光するため、一部分だけ強い光となり視認性が悪化することを抑制することができ、視認性の向上を図ることができる。
(実施の形態5)
以下、本発明の第5の実施の形態における誘導加熱調理器について説明する。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。なお、本実施の形態において特に図示はしない。
図1、図2、図5において、発光体14は輝度を調節できる構成とする。例えば、LEDなどの発光体14に流す電流の量により発光の輝度を調節する。加熱コイル13に温度検知素子、例えば赤外線センサーもしくは、抵抗値により温度を検知するサーミスターなどを設け、温度に応じて、発光体14の輝度を調整する。温度が高いと明るくし、温度が低いと暗くすることで、視覚的に使用者に温度を知らせることができる。
このように、火力が強いときには発光体14の輝度を明るくし、火力が弱いときには発光体14の輝度を暗くすることで、視覚的に火力の強弱を確認することができる。
(実施の形態6)
図7は、本発明の第6の実施の形態における誘導加熱調理器の斜視図、図8は本発明の第6の実施の形態における誘導加熱調理器の導光体保持部の斜視図、図9は本発明の第6の実施の形態における誘導加熱調理器の平面図を示す。なお、本実施の形態の基本構成は実施の形態1と同じなので、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1と同じ要素には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図7、図8のように、複数の導光体保持部16は、同一方向に切り欠き部41が設けられている構成となっている。発光体14を光らせるために電流を流すとともに信号を送受信する配線42を設け、切り欠き部41に沿って配置する構成となっている。
加熱コイル13の数が多くなるにつれ、その周辺の導光体15の数も増える。加熱領域を使用者に知らせるために、加熱コイル13の周囲を光らせる構成としたとき、導光体15を光らせる発光体14もそれぞれ独立に光らせる必要があり、そのため配線42は多くなる。
このとき、配線42が多くなるとその分、配線42の配置場所が重要となり、配線42のために新たにスペースを設けると製品本体が大きくなってしまうこともある。しかし、配線42の配置場所がないと、配線42がバラけてしまい、組み立て時に邪魔になるため、組み立て性がおち、品質の低下につながる。
また、バラけた配線42が、導光体15の上面にかかってしまうと、その部分が影となり、使用者が加熱領域を確認する際の、加熱コイル13周辺の光がかけてしまい、視認性が悪くなる。そこで、上記構成とすることにより、同一方向とすることで、直線的に配線
42を整理、収納することができ、上記課題を解決することができる。
このように、複数の発光体14を発光させるための多数の配線42を整理することができ、組み立て性の向上により品質を向上させることができる。
さらに、配線42を整理することにより、配線42が導光体15の上などに載ってしまい、配線42が邪魔になって視認性が悪くなることを抑制することができる。
また、図9のように、本実施の形態において、加熱コイル13を冷却する冷却ファン51を設け、冷却ファン51の吹き出し方向と、配線42方向を略一致させる構成となっている。なお、図の冷却ファン51の数は特に発明を限定するものではなく、図では各列に冷却ファン51を配置しているが1つでもよい。
仮に、上記のような多くの配線42が、冷却ファン51の吹き出し方向と直角に近い、もしくは遮る方向に配置されていると、加熱コイル13を冷却するための冷却風が遮られてしまい、十分な冷却性能が確保できなければ品質が低下してしまう。また十分な冷却性能を確保するために冷却ファン51の回転数を上げれば製品の騒音が大きくなってしまう。このため、効率のよい冷却を行うことは重要であり、上記構成により、効率のよい冷却を実現することで、品質を向上し、より低い騒音値の製品を提供することができる。
このように、複数の発光体14を発光させるための多数の配線42が、加熱コイル13を冷却する冷却風を遮ることを抑制することができるため、冷却性能を確保することができ、品質を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、複数の加熱コイルを用いて調理物を加熱する際に、加熱領域を知らせる複数個の導光体の各々の導光体同士のゆがみを抑制して、加熱領域をよりきれいに見せることができ、視認性が向上するので、調理器の用途に有効である。
11 本体
12 トッププレート
13、91 加熱コイル
14 発光体
15 導光体
16 導光体保持部
17 支持板
21 基板
31 遮光カバー
41 切り欠き部
42 配線
51 冷却ファン

Claims (7)

  1. 複数配列した加熱コイルと、前記加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、発光体と、前記発光体の光を導光させることで上面を発光する導光体と、前記導光体を保持する導光体保持部とを備え、前記導光体は、前記複数の加熱コイルの周囲にそれぞれ複数設けられ、かつ前記加熱コイルの加熱に際し発光して使用者に加熱領域を知らせるものとし、前記導光体保持部は複数設けられ、かつ前記導光体保持部を保持する支持板を介して連結している、もしくはそれぞれが互いに連結している誘導加熱調理器。
  2. 前記導光体保持部は、少なくとも3つ以上の複数の隣接する前記加熱コイルに囲まれ形成された空間に設けられた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記導光体保持部は、前記発光体を保持する請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記導光体保持部は、前記発光体の少なくとも上方を遮光する請求項1から3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記発光体は、輝度を調整することができる請求項1から4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 複数の前記導光体保持部は、同一方向に設けられた切り欠き部を有し、前記発光体への配線が、前記切り欠き部に沿って配置される請求項1から5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記加熱コイルを冷却する冷却ファンをさらに有し、前記冷却ファンの吹き出し方向と、配線方向を略一致させた請求項1から6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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