JP2014181741A - ボールジョイント用ダストカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】低温雰囲気下においても、小径開口部と軸との接触が外れる、いわゆる小径開口部の口開き現象の発生を抑えると共に、小径開口部のシール性能が良好なボールジョイント用ダストカバーを提供する。
【解決手段】ボールスタッド1の一端に形成された球頭部2がソケット3内に保持され、ボールスタッド1の他端の軸4はナックル5に締め付け固定され、一端大径開口部8がソケット3の外周面に固定保持され、硬質材製の補強環9が一体形成された他端小径開口部7が軸4に保持されたボールジョイント用ダストカバー6において、補強環9が、軸4の外周面と接する円筒状内周面とナックル5の下面と接する上端面を有すると共に、前記上端面には前記下面に向かって開口する第1の環状溝93を備え、第1の環状溝93内にゴム状弾性材製のシールリング94が配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】ボールスタッド1の一端に形成された球頭部2がソケット3内に保持され、ボールスタッド1の他端の軸4はナックル5に締め付け固定され、一端大径開口部8がソケット3の外周面に固定保持され、硬質材製の補強環9が一体形成された他端小径開口部7が軸4に保持されたボールジョイント用ダストカバー6において、補強環9が、軸4の外周面と接する円筒状内周面とナックル5の下面と接する上端面を有すると共に、前記上端面には前記下面に向かって開口する第1の環状溝93を備え、第1の環状溝93内にゴム状弾性材製のシールリング94が配置されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ボールジョイント用ダストカバーに関する。
また、本発明は、自動車懸架装置、操舵装置等に使用されるボールジョイント用ダストカバーに関する。
また、本発明は、自動車懸架装置、操舵装置等に使用されるボールジョイント用ダストカバーに関する。
従来、ボールジョイント継ぎ手部の防塵、防水を目的としてダストカバーが装着されているボールジョイントとしては図7に記載のボールジョイント用ダストカバーが知られている。(特許文献1)
この種ボールジョイント用ダストカバーのシール構造は、ボールスタッド100の一端に形成された球頭部200がソケット300内に保持されている。
そして、ボールスタッド100の他端の軸400は、ナックル500に締め付け固定されている。
一方、弾性材製ダストカバー600の断面略コ字形状の一端大径開口部800が、ソケット300の外周面に形成された環状の溝部310内に、円環状押さえリング700により固定保持され、断面L字形状の金属補強環が埋設された他端小径開口部150が軸400に保持された構成となっている。そして、この金属補強環と軸400との間に存在するゴムが適度に圧縮され、そのゴムの反発力(緊迫力)と追随性により、ボールスタッド100の揺動運動に対してシール性を発揮する形を取っている。
そして、ボールスタッド100の他端の軸400は、ナックル500に締め付け固定されている。
一方、弾性材製ダストカバー600の断面略コ字形状の一端大径開口部800が、ソケット300の外周面に形成された環状の溝部310内に、円環状押さえリング700により固定保持され、断面L字形状の金属補強環が埋設された他端小径開口部150が軸400に保持された構成となっている。そして、この金属補強環と軸400との間に存在するゴムが適度に圧縮され、そのゴムの反発力(緊迫力)と追随性により、ボールスタッド100の揺動運動に対してシール性を発揮する形を取っている。
しかし、この種従来の弾性材製ダストカバー600は、図7に示す様にボールスタッド100が傾斜した状態で揺動すると、弾性材製ダストカバー600の膜部が伸びる側(図上右側)において、小径開口部150を引き伸ばす力が作用する為、小径開口部150のリップ部とナックル500との接触が外れる、いわゆる小径開口部150の口開き現象が発生する。
この結果、小径開口部150におけるシール性能が低下し、外部から土砂や塵芥がダストカバー600内に浸入する問題を惹起した。
この結果、小径開口部150におけるシール性能が低下し、外部から土砂や塵芥がダストカバー600内に浸入する問題を惹起した。
特に、低温雰囲気下では弾性材製ダストカバー600を構成するゴムが伸縮性を失い、ボールジョイントの揺動運動に対する膜部の追随性が低下する結果、シールリップ部が軸400から離れる口開き現象が顕著に発生する事が判った。
また、この様な口開き現象が発生すると、外部から土砂や塵芥がダストカバー600内に浸入するだけでなく、ダストカバー600内に封入されたグリースが漏れ出る危険性を招来した。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、低温雰囲気下においても、小径開口部と軸との接触が外れる、いわゆる小径開口部の口開き現象の発生を抑えると共に、小径開口部のシール性能が良好なボールジョイント用ダストカバーを提供することを目的とする。
本発明のボールジョイント用ダストカバーは、ボールスタッドの一端に形成された球頭部がソケット内に保持され、前記ボールスタッドの他端の軸はナックルに締め付け固定され、一端大径開口部が前記ソケットの外周面に固定保持され、硬質材製の補強環が一体形成された他端小径開口部が前記軸に保持されたボールジョイント用ダストカバーにおいて、前記補強環が、前記軸の外周面と接する円筒状内周面と前記ナックルの下面と接する上端面を有すると共に、前記上端面には前記下面に向かって開口する第1の環状溝を備え、前記第1の環状溝内にゴム状弾性材製のシールリングが配置されていることを特徴とする。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、他端小径開口部に一体形成された補強環が、軸の外周面と接する円筒状内周面とナックルの下面と接する上端面を有すると共に、上端面にはナックルの下面に向かって開口する第1の環状溝を備え、この第1の環状溝内にゴム状弾性材製のシールリングが配置されている構成としている為、低温雰囲気下においても、他端小径開口部と軸の接触が外れる、いわゆる他端小径開口部の口開き現象の発生を抑えると共に、他端小径開口部のシール性能を良好に維持出来る。
更に、請求項2記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、補強環の第1の環状溝内に配置したシールリングが、シリコーンゴム材製である為、低温雰囲気下においても、他端小径開口部のシール性能が低下することが無い。
請求項1記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、他端小径開口部に一体形成された補強環が、軸の外周面と接する円筒状内周面とナックルの下面と接する上端面を有すると共に、上端面にはナックルの下面に向かって開口する第1の環状溝を備え、この第1の環状溝内にゴム状弾性材製のシールリングが配置されている構成としている為、低温雰囲気下においても、他端小径開口部と軸の接触が外れる、いわゆる他端小径開口部の口開き現象の発生を抑えると共に、他端小径開口部のシール性能を良好に維持出来る。
更に、請求項2記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、補強環の第1の環状溝内に配置したシールリングが、シリコーンゴム材製である為、低温雰囲気下においても、他端小径開口部のシール性能が低下することが無い。
更に、請求項3記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、補強環が、軸の外周面に嵌合固定された断面コ字形状の金属材製のフェルール環内に配置される構成としている為、他端小径開口部の軸方向移動を規制して、他端小径開口部におけるシール性能をより高める事が出来る。
更に、請求項4記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、補強環の円筒状内周面と下端面が、軸の外周面に嵌合固定された断面L字形状の金属材製のリテーナに接する構成としている為、他端小径開口部の軸方向移動を規制して、他端小径開口部におけるシール性能をより高める事が出来る。
更に、請求項4記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、補強環の円筒状内周面と下端面が、軸の外周面に嵌合固定された断面L字形状の金属材製のリテーナに接する構成としている為、他端小径開口部の軸方向移動を規制して、他端小径開口部におけるシール性能をより高める事が出来る。
更に、請求項5記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、補強環の下端面に設けた第2の環状溝内にゴム状弾性材製のシール部材が配置されている為、ダストカバー内のグリースの漏出をより確実に押える事が出来る。
以下、本発明を実施するための第1の態様について説明する。
図1、図2及び図3に示される様に、本発明に係るボールジョイント用ダストカバーは、ボールスタッド1の一端に形成された球頭部2がソケット3内に保持され、このボールスタッド1の他端の軸4はナックル5に締め付け固定され、一端大径開口部8がソケット3の外周面に固定保持され、硬質材製の補強環9が一体形成された他端小径開口部7が軸4に保持された基本構成を備えている。
図1、図2及び図3に示される様に、本発明に係るボールジョイント用ダストカバーは、ボールスタッド1の一端に形成された球頭部2がソケット3内に保持され、このボールスタッド1の他端の軸4はナックル5に締め付け固定され、一端大径開口部8がソケット3の外周面に固定保持され、硬質材製の補強環9が一体形成された他端小径開口部7が軸4に保持された基本構成を備えている。
そして、ダストカバー6の他端小径開口部7に一体形成された補強環9は、軸4の外周面41と接する円筒状内周面91とナックル5の下面51と接する上端面92を有すると共に、この上端面92には、ナックル5の下面51に向かって開口する第1の環状溝93を備え、この第1の環状溝93内にゴム状弾性材製のシールリング94を配置する構成となっている。
また、他端小径開口部7には、ナックル5の下面51と弾性接触しているダストシール61が一体形成されている。
このダストシール61の存在により、外部からの塵埃や土砂等のダストカバー6内への浸入を効果的に阻止出来る。
このダストシール61の存在により、外部からの塵埃や土砂等のダストカバー6内への浸入を効果的に阻止出来る。
また、シールリング94の材質としては、各種のゴム状弾性材が使用可能であるが、特に低温特性に優れたシリコーンゴム材が好ましい。
また、シールリング94の形状としては、O−リング形状に限らず、角リング、Xリング等が適宜選択して用いられる。
また、シールリング94の形状としては、O−リング形状に限らず、角リング、Xリング等が適宜選択して用いられる。
また、補強環9の材質としては、金属材、樹脂材が適宜選択して用いられるが、軸4との摺動抵抗を考慮した場合、樹脂材が好ましい。
また、補強環9の形状は、必ずしも図に示す様な断面矩形である必要はなく、ナックル5の下面51に向かって開口する第1の環状溝93と、軸4の外周面41と接する円筒状内周面91を備えていれば適用可能である。
また、補強環9の形状は、必ずしも図に示す様な断面矩形である必要はなく、ナックル5の下面51に向かって開口する第1の環状溝93と、軸4の外周面41と接する円筒状内周面91を備えていれば適用可能である。
この様に、ダストカバー6の他端小径開口部7に一体形成された硬質材製の補強環9が、軸4の外周面41と接する円筒状内周面91とナックル5の下面51と接する上端面92を有すると共に、この上端面92には、ナックル5の下面51に向かって開口する第1の環状溝93を備え、この第1の環状溝93内にゴム状弾性材製のシールリング94を配置する構成としている為、低温雰囲気下においても、他端小径開口部7と軸4の接触が外れる、いわゆる他端小径開口部7の口開き現象の発生を抑えると共に、他端小径開口部7のシール性能を良好に維持する。
更に、ボールスタッド1とナックル5の嵌合面には、液状ゴム等のシール剤が塗布され、嵌合面からのグリースの漏出、泥水の浸入を確実に抑えている。
ついで、本発明を実施するための第2の態様について図4に基づき説明する。
上述した第1の態様と相違する点は、補強環9が、軸4の外周面41に嵌合固定された断面コ字形状の金属材製のフェルール環95内に配置されていることである。
従って、ゴム状弾性材製のシールリング94は、ナックル5の下面51と接するのではなく、フェルール環95の上側のフランジ部と接する形となっている。
上述した第1の態様と相違する点は、補強環9が、軸4の外周面41に嵌合固定された断面コ字形状の金属材製のフェルール環95内に配置されていることである。
従って、ゴム状弾性材製のシールリング94は、ナックル5の下面51と接するのではなく、フェルール環95の上側のフランジ部と接する形となっている。
この様に、フェルール環95が、軸4の外周面41に確実に嵌合固定されると共に、補強環9が、フェルール環95内に保持される構成としている為、他端小径開口部7の軸方向移動を規制して、他端小径開口部7におけるシール性能をより高める事が出来る。
ついで、本発明を実施するための第3の態様について図5に基づき説明する。
上述した第1の態様と相違する点は、補強環9の円筒状内周面91と下端面97が、軸4の外周面41に嵌合固定された断面L字形状の金属材製のリテーナ96に接する形となっている。
また、第1の環状溝93内に配置されたゴム状弾性材製のシールリング94の形状が、O−リング形状ではなく、Xリング形状である点である。
上述した第1の態様と相違する点は、補強環9の円筒状内周面91と下端面97が、軸4の外周面41に嵌合固定された断面L字形状の金属材製のリテーナ96に接する形となっている。
また、第1の環状溝93内に配置されたゴム状弾性材製のシールリング94の形状が、O−リング形状ではなく、Xリング形状である点である。
この様に、リテーナ96が、軸4の外周面41に確実に嵌合固定されると共に、補強環9が、リテーナ96により、軸方向移動を規制されている為、他端小径開口部7におけるシール性能をより高める事が出来る。
ついで、本発明を実施するための第4の態様について図6に基づき説明する。
上述した第3の態様と相違する点は、補強環9の下端面97に第2の環状溝98を設けると共に、この第2の環状溝98内にゴム状弾性材製のシール部材99を配置した点である。
また、第1の環状溝93内に配置されたゴム状弾性材製のシールリング94の形状が、Xリング形状ではなく、断面が四角形状の角リングとした点である。
この様な構成とした為、ダストカバー6内のグリースの漏出をより確実に押える事が出来る。
上述した第3の態様と相違する点は、補強環9の下端面97に第2の環状溝98を設けると共に、この第2の環状溝98内にゴム状弾性材製のシール部材99を配置した点である。
また、第1の環状溝93内に配置されたゴム状弾性材製のシールリング94の形状が、Xリング形状ではなく、断面が四角形状の角リングとした点である。
この様な構成とした為、ダストカバー6内のグリースの漏出をより確実に押える事が出来る。
また、ダストカバー6の材質は、クロロプレン等のゴム状弾性材や、ポリエステル系エラストマー、熱可塑性ポリウレタン等の熱可塑性エラストマーから、適宜用途に合わせ選択して使用される。
また、ダストカバー6内には、グリースが封入されている。
一方、ダストカバー6の断面略コ字形状の一端大径開口部8は、ソケット3の外周面に形成された環状の溝部31内に、円環状押さえリング11により固定保持される構成となっている。
この押さえリング11は、断面略矩形状のサークリップを使用したが、一端大径開口部8に金属補強環を埋設一体化したタイプ等用途に応じ各種押えリングが採用される。
この押さえリング11は、断面略矩形状のサークリップを使用したが、一端大径開口部8に金属補強環を埋設一体化したタイプ等用途に応じ各種押えリングが採用される。
また、本発明は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
自動車の懸架装置及び操舵装置等に使用されるボールジョイントに使用できる。
1 ボールスタット
2 球頭部
3 ソケット
4 軸
5 ナックル
6 ダストカバー
7 他端小径開口部
8 一端大径開口部
9 補強環
11 押えリング
31 溝部
41 外周面
51 下面
61 ダストシール
91 内周面
92 上端面
93 第1の環状溝
94 シールリング
95 フェルール環
96 リテーナ
97 下端面
98 第2の環状溝
99 シール部材
2 球頭部
3 ソケット
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5 ナックル
6 ダストカバー
7 他端小径開口部
8 一端大径開口部
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61 ダストシール
91 内周面
92 上端面
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94 シールリング
95 フェルール環
96 リテーナ
97 下端面
98 第2の環状溝
99 シール部材
Claims (5)
- ボールスタッド(1)の一端に形成された球頭部(2)がソケット(3)内に保持され、前記ボールスタッド(1)の他端の軸(4)はナックル(5)に締め付け固定され、一端大径開口部(8)が前記ソケット(3)の外周面に固定保持され、硬質材製の補強環(9)が一体形成された他端小径開口部(7)が前記軸(4)に保持されたボールジョイント用ダストカバー(6)において、
前記補強環(9)が、前記軸(4)の外周面(41)と接する円筒状内周面(91)と前記ナックル(5)の下面(51)と接する上端面(92)を有すると共に、前記上端面(92)には前記下面(51)に向かって開口する第1の環状溝(93)を備え、前記第1の環状溝(93)内にゴム状弾性材製のシールリング(94)が配置されていることを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。 - 前記シールリング(94)が、シリコーンゴム材製であることを特徴とする請求項1記載のボールジョイント用ダストカバー。
- 前記補強環(9)が、前記軸(4)の前記外周面(41)に嵌合固定された断面コ字形状の金属材製のフェルール環(95)内に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載のボールジョイント用ダストカバー。
- 前記補強環(9)の前記円筒状内周面(91)と下端面(97)が、前記軸(4)の外周面(41)に嵌合固定された断面L字形状の金属材製のリテーナ(96)に接していることを特徴とする請求項1または2記載のボールジョイント用ダストカバー。
- 前記補強環(9)の前記下端面(97)に設けた第2の環状溝(98)内にゴム状弾性材製のシール部材(99)が配置されていることを特徴とする請求項3または4記載のボールジョイント用ダストカバー。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016063832A1 (ja) * | 2014-10-22 | 2016-04-28 | Nok株式会社 | ダストカバー |
CN117549703A (zh) * | 2024-01-12 | 2024-02-13 | 宁波可挺汽车零部件有限公司 | 一种气动式自清理汽车后下控制臂 |
-
2013
- 2013-03-19 JP JP2013056119A patent/JP2014181741A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN117549703B (zh) * | 2024-01-12 | 2024-03-22 | 宁波可挺汽车零部件有限公司 | 一种气动式自清理汽车后下控制臂 |
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