JP2014172553A - 衛星管制システム - Google Patents
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Abstract
【課題】地上ネットワークの使用時間を最小限とし、他の衛星ユーザとのリソース競合を回避でき、ネットワークのためのコストを低減できる衛星管制システムを提供する。
【解決手段】複数の衛星1a〜1dと、複数の衛星と可視時間帯に通信リンクを形成するための複数の地上局2a〜2cと、複数の地上局の近傍に設置され地上局と接続可能なローカル管制装置6a〜6cと、ローカル管制装置に接続された地上ネットワーク4と、地上ネットワークに接続される中央管制センタ3と、中央管制センタの内部に設けられた衛星個別の管制システム3a〜3dと、衛星全体の運用計画を立案する総合計画立案装置とから構成される。
【選択図】図1
【解決手段】複数の衛星1a〜1dと、複数の衛星と可視時間帯に通信リンクを形成するための複数の地上局2a〜2cと、複数の地上局の近傍に設置され地上局と接続可能なローカル管制装置6a〜6cと、ローカル管制装置に接続された地上ネットワーク4と、地上ネットワークに接続される中央管制センタ3と、中央管制センタの内部に設けられた衛星個別の管制システム3a〜3dと、衛星全体の運用計画を立案する総合計画立案装置とから構成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、人工衛星または宇宙機の衛星管制の自動自律化を行う衛星管制システムに関するものである。
従来の地上管制システムは、後述するように、一つの中央管制局と、複数のアンテナを有する地上局と、地上局と中央管制局をつなぐ地上ネットワークから構成され、中央管制局は複数の衛星に対応した管制システム(衛星対応管制システム)を有していた。このような地上管制システムでは、中央管制センタにおいてそれぞれの衛星の運用計画を衛星対応管制システムが立案し、この運用計画に基づきどの衛星をどの地上局でどの時間帯で運用するかを定め、それに即したコマンド運用計画及び衛星監視計画を立案している。
地上管制システムでは、従来より、運用人員の削減等を目的とした自動的または自律的な管制システムの検討がされている。
衛星内の状態を衛星内部に設けられた衛星管理機能が監視し、異常があった場合は自動的に異常個所を冗長系に切り替えることや、異常個所を使用しない衛星動作モードへ変更するといった衛星単体の手段や、衛星単体で検出した異常を可視時間帯にアンテナ局経由で地上管制システムに送信し、地上管制システムで異常対処のためのコマンドを送信するといった衛星および地上システムにまたがる手段等が検討されていた。
さらに、衛星と衛星個別の管制システムは、複数衛星に対応するため、自律的に対処することが技術的に検討され、自律化のためのAgentを衛星および地上システムに組み込むことが提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
地上管制システムでは、従来より、運用人員の削減等を目的とした自動的または自律的な管制システムの検討がされている。
衛星内の状態を衛星内部に設けられた衛星管理機能が監視し、異常があった場合は自動的に異常個所を冗長系に切り替えることや、異常個所を使用しない衛星動作モードへ変更するといった衛星単体の手段や、衛星単体で検出した異常を可視時間帯にアンテナ局経由で地上管制システムに送信し、地上管制システムで異常対処のためのコマンドを送信するといった衛星および地上システムにまたがる手段等が検討されていた。
さらに、衛星と衛星個別の管制システムは、複数衛星に対応するため、自律的に対処することが技術的に検討され、自律化のためのAgentを衛星および地上システムに組み込むことが提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
従来の衛星管制システムでは、可視中および可視前準備期間に対しての運用密度の多少に関わらず、常に地上ネットワークリソースを使用する必要があり、ネットワークを常に確保するためにコストの増大を招いていた。また、地上ネットワークの障害発生は、その距離に比例しており、中央管制局から遠距離に存在する地上局ほど、ネットワーク障害というリスクを内在させているという課題があった。
この発明に係る衛星管制システムは、複数の衛星と各々通信可能な複数の地上局と、前記地上局毎に接続され、前記地上局の通信相手の衛星を管制制御する複数のローカル管制装置と、前記ローカル管制装置とネットワークを介して接続される中央管制センタを備えた衛星管制システムであって、前記中央管制センタは、複数の衛星を運用する衛星運用計画と複数の地上局を運用する地上局運用計画を立案する総合計画立案部と、衛星毎に設けられ衛星個別に管制制御を行う衛星対応管制システム部と、前記ローカル管制装置とネットワークを介して通信する通信部から構成され、前記ローカル管制装置は、衛星を監視する衛星監視部と、前記中央管制センタから受信する衛星運用計画と地上局運用計画を管理する運用計画管理部と、前記地上局や前記中央管制センタと通信する通信部から構成され、前記中央管制センタは、立案した前記衛星運用計画と前記地上局運用計画を前記衛星対応管制システム部に送信すると共に前記ローカル管制装置に送信し、前記ローカル管制装置は、前記中央管制センタから受信した衛星運用計画と地上局運用計画に基づき個々の衛星の管制制御を実行し、管制制御の運用結果を前記中央管制センタに送信する。
本発明に係る自律分散型衛星管制システムによれば、衛星管制システムにおける地上ネットワークの使用時間を最小限とし、他の衛星ユーザとのリソース競合を回避すると同時に、リソースの空き時間を活用できるようになることから、ネットワークのためのコストを低減できる。
また、遠隔地にある地上局と中央管制センタ間の地上ネットワークにおいて、距離に比例する異常発生リスクを削減し、異常発生時にも円滑に衛星運用管制が実施できるようになる。
また、遠隔地にある地上局と中央管制センタ間の地上ネットワークにおいて、距離に比例する異常発生リスクを削減し、異常発生時にも円滑に衛星運用管制が実施できるようになる。
ここでは、まず従来の衛星管制システムに説明し、次に、本発明に係る自律分散型衛星管制システムの実施の形態について説明する。
図5は従来の地上管制システムの構成の概略を表した図である。図6は従来の地上ネットワークリソースにおける使用状況の概念を説明する図である。
図5において、従来の地上管制システムの物理的な構成としては、一つの中央管制局13と、複数のアンテナを有する地上局12と、地上局12と中央管制局13をつなぐ地上ネットワーク14と、複数の衛星11と、中央管制局に配置された複数の衛星11a、11b、・・・、11dに対応した管制システム13a、13b、・・・、13dを有していた。
このような地上管制システムでは、中央管制センタ13においてそれぞれの衛星の運用計画を衛星対応管制システム13a、13b、・・・、13dにおいて立案し、この運用計画に基づきどの衛星をどの地上局でどの時間帯で運用するかを定め、それに即したコマンド運用計画及び衛星監視計画を立案する。
図5において、従来の地上管制システムの物理的な構成としては、一つの中央管制局13と、複数のアンテナを有する地上局12と、地上局12と中央管制局13をつなぐ地上ネットワーク14と、複数の衛星11と、中央管制局に配置された複数の衛星11a、11b、・・・、11dに対応した管制システム13a、13b、・・・、13dを有していた。
このような地上管制システムでは、中央管制センタ13においてそれぞれの衛星の運用計画を衛星対応管制システム13a、13b、・・・、13dにおいて立案し、この運用計画に基づきどの衛星をどの地上局でどの時間帯で運用するかを定め、それに即したコマンド運用計画及び衛星監視計画を立案する。
例えば、複数の衛星のうちの一つの衛星11aが地上局12aに対して、所定の時間帯に可視(通信可能な状態であり、地上局12aから衛星11aが見える状態のこと)になると予測され、その可視時間帯に対して、前記衛星11aの運用管制が実施されると計画された場合、地上局12aは衛星11aの可視時間帯の数分前から中央管制局13との通信接続を実施し、可視中は衛星11aからダウンリンクされてくるデータを中央管制局13の衛星管制システム13aに送信する。衛星管制システム13aは同データを用いて衛星11aの状態を監視し、必要に応じて個別の衛星管制システム13aよりコマンド(衛星への指令信号)を送信していた。
つまり、個別の衛星管制システム13aは、衛星11と地上局12aおよび地上ネットワーク14を介して衛星との通信リンクを形成し、相互に情報を交換することにより衛星11aの運用を実施していた。この可視中および可視準備期間は、地上ネットワーク14は常時地上局12と中央管制局13を接続し続けていることになる。
つまり、個別の衛星管制システム13aは、衛星11と地上局12aおよび地上ネットワーク14を介して衛星との通信リンクを形成し、相互に情報を交換することにより衛星11aの運用を実施していた。この可視中および可視準備期間は、地上ネットワーク14は常時地上局12と中央管制局13を接続し続けていることになる。
一方で、観測衛星は通常極軌道を採用することが多く、地上局は高緯度地方に設置されていることが多い。そのため、日本から比較的遠距離に設置されており、この距離が長ければ長いほど、複数の国を経由する通信のためのリソースを必要としており、かつ距離分だけ通信応答にも時間を必要としていた。
このような構成で実施されている衛星の運用管制では(1)衛星の異常事象の発生、(2)地上局システムの異常事象の発生、(3)地上ネットワークの異常事象発生、(4)中央管制センタにおける管制システムの異常事象の発生という4つのリスクを有していた。
第1のリスクである(1)衛星の異常事象の発生について説明する。衛星11aが非可視中に何らかの異常が発生した場合は、衛星に搭載されている衛星コントローラ15に設けられている衛星管理機能15aにより衛星11aは異常発生個所を冗長系への切替えを実行する、または異常個所を使用しない衛星動作モードへ変更するといった処置を実行する。
こうした異常の発生および異常処理の状況は、衛星11aと地上局(図5の地上局12a)との間で通信リンクが形成されている間に、衛星11a側から中央管制センタ13の衛星11a対応管制システム13aに送られ、その後の衛星11aについての対処方法、すなわち衛星運用を継続若しくは衛星運用を中断して、異常の究明およびその後の対策を何らかの手段を用いて行っていた(例えば人が対策を実施する、一次処置のみ自律的に管制システムが実施する等)。また、衛星11aが定常的なミッション運用の継続が不可能と判断された場合は、衛星11b〜11dにより、衛星11aのミッション運用をカバーするような運用計画の再立案を実施していた。
こうした異常の発生および異常処理の状況は、衛星11aと地上局(図5の地上局12a)との間で通信リンクが形成されている間に、衛星11a側から中央管制センタ13の衛星11a対応管制システム13aに送られ、その後の衛星11aについての対処方法、すなわち衛星運用を継続若しくは衛星運用を中断して、異常の究明およびその後の対策を何らかの手段を用いて行っていた(例えば人が対策を実施する、一次処置のみ自律的に管制システムが実施する等)。また、衛星11aが定常的なミッション運用の継続が不可能と判断された場合は、衛星11b〜11dにより、衛星11aのミッション運用をカバーするような運用計画の再立案を実施していた。
次に、第2のリスクである(2)地上局システムの異常事象の発生について説明する。地上局システムの異常は、地上局のアンテナ駆動部や通信設備の異常の他、天候(台風や大雪)によるアンテナ駆動への障害が発生する場合や、地域的な停電等による異常が考えられる(運用計画はされたものの突発的に発生した異常事象であり、計画時に予測されている設備類の定期的なメンテナンスや計画停電は異常から除く)。
このような異常が発生すると、衛星と衛星対応管制システムとの通信リンクが形成できないため、必要なミッションデータが取得できない状態となる。そのため、中央管制センタ13の衛星対応管制システムは、異常が発生した地上局を利用する衛星の運用計画(主にミッションデータのダウンリンク計画)の変更することとなる。
このような異常が発生すると、衛星と衛星対応管制システムとの通信リンクが形成できないため、必要なミッションデータが取得できない状態となる。そのため、中央管制センタ13の衛星対応管制システムは、異常が発生した地上局を利用する衛星の運用計画(主にミッションデータのダウンリンク計画)の変更することとなる。
次に、第3のリスクである(3)地上ネットワークの異常事象発生について説明する。地上ネットワークの異常では、突然地上ネットワーク14の通信が不通となり、衛星−地上局の間は通信リンクが形成できても、中央管制センタ13とつながらないため、衛星運用ができなくなる可能性がある。通常、地上ネットワーク14はバックアップの回線を用意しておくことが一般的であるため、バックアップ回線への切替時間が十分にある運用計画の伝送においては特に問題にはならない。しかしながら可視直前または可視中に突発的に通信障害が発生した場合、通常の周回衛星の高度では、可視時間中にバックアップ回線に切替えるのは困難であり、また切替えられたとしても予定されたミッション運用のすべてを実施できないことが一般的である。
次に、第4のリスクである(4)中央管制センタにおける管制システムの異常事象の発生では、基本的に管制システムは冗長構成で設けられていることが多いため、従来のシステムでも即時、システムを切替えることで対処が可能となってきている。
このようなリスクを解決するため、管制システムでは運用人員の削減等を目的として、自動的または自律的な管制システムの検討がされてきた。
例えば前述の衛星内の状態を衛星内部に設けられた衛星管理機能が監視し、異常があった場合は自動的に異常個所を冗長系に切り替える、若しくは異常個所を使用しない衛星動作モードへ変更するといった衛星単体の手段や、衛星単体で検出した異常を可視時間帯にアンテナ局経由で地上管制システム13aに送信し、地上管制システム13aで異常対処のためのコマンドを送信するといった衛星および地上システムにまたがる手段等が検討されてきた。更に、前述のように自律化のためのAgentを衛星および地上システムに組み込むことも提案されている。
例えば前述の衛星内の状態を衛星内部に設けられた衛星管理機能が監視し、異常があった場合は自動的に異常個所を冗長系に切り替える、若しくは異常個所を使用しない衛星動作モードへ変更するといった衛星単体の手段や、衛星単体で検出した異常を可視時間帯にアンテナ局経由で地上管制システム13aに送信し、地上管制システム13aで異常対処のためのコマンドを送信するといった衛星および地上システムにまたがる手段等が検討されてきた。更に、前述のように自律化のためのAgentを衛星および地上システムに組み込むことも提案されている。
実施の形態1.
次に、本発明に係る自律分散型衛星管制システムの実施の形態について説明する。図1に実施の形態1に係る自律分散型衛星管制システムの構成を示す。図2に実施の形態1に係るローカル管制装置6の機能ブロック図を示す。
次に、本発明に係る自律分散型衛星管制システムの実施の形態について説明する。図1に実施の形態1に係る自律分散型衛星管制システムの構成を示す。図2に実施の形態1に係るローカル管制装置6の機能ブロック図を示す。
図1において、実施の形態1に係る自律分散型衛星管制システムは、複数の衛星1a〜1d(一例として4機としたが、複数の衛星であれば何機の構成であってもよい)と、複数の衛星と可視時間帯に通信リンクを形成するための複数の地上局2と、複数の地上局2の近傍に設置され地上局と接続可能なローカル管制装置6a〜6cと、ローカル管制装置6a〜6cに接続された地上ネットワーク4と、地上ネットワーク4に接続される中央管制センタ3から構成される。中央管制センタ3の内部には、衛星個別の管制システム3a〜3dと、衛星全体の運用計画を立案する相互計画立案装置3eが設けられる。
図2において、ローカル管制装置6(6a〜6c共通)は、地上局2の通信設備とのインタフェースを行う地上局システムI/F部7aと、中央管制センタ3と地上ネットワーク4を介してインタフェースを有する地上ネットワークI/F部7bと、通信管理部7cと、運用計画管理部7dと、運用計画記憶部7eと、運用結果記憶部7hと、衛星個別運用ルール記憶から構成される。地上局システムI/F部7aと地上ネットワークI/F部7bは、内部LANを介して接続され、それぞれが通信監理部7cによって制御される。
図2において、ローカル管制装置6(6a〜6c共通)は、地上局2の通信設備とのインタフェースを行う地上局システムI/F部7aと、中央管制センタ3と地上ネットワーク4を介してインタフェースを有する地上ネットワークI/F部7bと、通信管理部7cと、運用計画管理部7dと、運用計画記憶部7eと、運用結果記憶部7hと、衛星個別運用ルール記憶から構成される。地上局システムI/F部7aと地上ネットワークI/F部7bは、内部LANを介して接続され、それぞれが通信監理部7cによって制御される。
次に、本実施の形態に係る自律分散型衛星管制システムの処理フローについて図を用いて説明する。図3、図4はそれぞれ本衛星管制システム運用時の処理フローであり、図3は通常時の処理フローであり、図4は不具合発生時の処理フローを表している。
図3において、総合計画立案装置3eは、複数の衛星1a〜1dの衛星の運用計画(コマンド送信計画と、これに対応した衛星状態監視計画)を立案する。この立案結果に基づき、地上局2a〜2cの運用計画も立案する(S101)。
ここで地上局2a〜2cはそれぞれ個別の衛星に専属した地上局ではなく、個別の衛星が可視状態にある場合、どの衛星に対しても通信リンクを形成することが可能とする。
総合計画立案装置3eが立案した衛星運用計画および地上局運用計画は、中央管制センタ3でそれぞれ地上局単位でまとめられ、地上ネットワーク4の通信リソースに余裕がある時間帯に対象の地上局2a〜2cおよび地上局近傍に設置されたローカル管制装置6a〜6cにまとめて送信される(S102)。地上ネットワーク4の通信リソースに余裕があるか否かは、例えばネットワーク上の現在の通信量や予測される通信量の表示があり、通信リソースに余裕があるか否かが判るようになっている。このとき中央完成センタから送信される計画は、所定の時間的余裕を以って事前に送信されるものである。
ここで地上局2a〜2cはそれぞれ個別の衛星に専属した地上局ではなく、個別の衛星が可視状態にある場合、どの衛星に対しても通信リンクを形成することが可能とする。
総合計画立案装置3eが立案した衛星運用計画および地上局運用計画は、中央管制センタ3でそれぞれ地上局単位でまとめられ、地上ネットワーク4の通信リソースに余裕がある時間帯に対象の地上局2a〜2cおよび地上局近傍に設置されたローカル管制装置6a〜6cにまとめて送信される(S102)。地上ネットワーク4の通信リソースに余裕があるか否かは、例えばネットワーク上の現在の通信量や予測される通信量の表示があり、通信リソースに余裕があるか否かが判るようになっている。このとき中央完成センタから送信される計画は、所定の時間的余裕を以って事前に送信されるものである。
運用計画が送信された地上局2a〜2cおよびローカル管制装置6a〜6cは、送られた運用計画に基づき計画された可使時間直前まで待機することとなる。地上局2a〜2cのシステム的な運用については個別の設備仕様に基づくものであり、本発明の特徴とはしない。
ローカル管制装置6a〜6cは自律型の管制機能を持ち、送信された運用計画に基づき、地上局2の設備への接続、地上局2を介して送信されてくる衛星1のデータの識別・監視およびこれに基づく対処等を実施するものである。
ローカル管制装置6a〜6cは自律型の管制機能を持ち、送信された運用計画に基づき、地上局2の設備への接続、地上局2を介して送信されてくる衛星1のデータの識別・監視およびこれに基づく対処等を実施するものである。
地上局2aに対して衛星1aの運用が計画された可視開始時間の所定時間前に、ローカル管制装置6aは地上局2aと接続を開始し、通信リンクを形成する(S103)。
計画時間と実行時間で若干の誤差があるので、衛星1aが地上局2aの可視領域に入った時点で、地上局2aは衛星1aの電波を受信し(S104)、所定の高度(各国の電波法に基づく高度)になった時点で地上局2aから電波を送信することで衛星1aと地上局2aの通信リンクを形成する。
計画時間と実行時間で若干の誤差があるので、衛星1aが地上局2aの可視領域に入った時点で、地上局2aは衛星1aの電波を受信し(S104)、所定の高度(各国の電波法に基づく高度)になった時点で地上局2aから電波を送信することで衛星1aと地上局2aの通信リンクを形成する。
一方、衛星1aの電波を受信し始めた時点で、ローカル管制装置6aは衛星1aからの情報の監視を開始し、衛星1aの状態を確認する(S105)。この時、ローカル管制装置6aと衛星1a対応管制システム3a(以下、『衛星1x対応管制システム』は『管制システム』とする)は接続されていない。
ここで、衛星1aが予定された状態であれば計画された運用を実施する。必要に応じて、地上局2aが衛星1aと通信リンクを形成し、コマンドが送信可能である時に計画されたコマンドを送信する(S106)。
一方、衛星1aの状態が予定された状態でなかった場合、ローカル管制装置6aの内部ロジックにしたがって所定の対処を実施する(図4参照)。
所定の対処としては(1)衛星1aの状態が衛星ミッションを継続可能で、他の衛星ミッションに影響しない状態と判断できる場合に、必要に応じて対応コマンドを衛星1aに送信する自立管制型の処置と、(2)衛星1aの状態が衛星ミッションの継続が不可能で、他の衛星ミッションに影響を及ぼす状態であると判断された場合に、必要であれば衛星1aへの一次対処コマンドを送信する(SA101)と同時に、ローカル管制装置6aは中央管制センタ3の管制システム3aへと地上ネットワーク4を介して接続を開始する(SB101)処置がある。
所定の対処としては(1)衛星1aの状態が衛星ミッションを継続可能で、他の衛星ミッションに影響しない状態と判断できる場合に、必要に応じて対応コマンドを衛星1aに送信する自立管制型の処置と、(2)衛星1aの状態が衛星ミッションの継続が不可能で、他の衛星ミッションに影響を及ぼす状態であると判断された場合に、必要であれば衛星1aへの一次対処コマンドを送信する(SA101)と同時に、ローカル管制装置6aは中央管制センタ3の管制システム3aへと地上ネットワーク4を介して接続を開始する(SB101)処置がある。
ここでは(2)の処置について図4を用いて説明する。
ローカル監視装置6aは中央管制システム3aへ衛星1aの状態データを送信する(SB101)。
この衛星1aの状態データの送信は、異常を発見した可視中に接続できた場合は衛星1aの生データを優先し、ローカル監視装置6aがそれまでに記録した状態データは可視終了後に伝送する。
これらの一次対処コマンドと状態データとは、衛星1aの異常が発見された場合に衛星1aの内部の記憶装置(図示しない)に記録されている情報を強制的にダンプさせるためのダンプコマンドと、ダンプされた情報等を示す。
管制システム3aは、衛星1aの状態を把握し、衛星1aのミッション計画の変更が必要と判断した場合は総合計画立案装置3eに衛星1aの状態とミッション全体計画の再計画を要求する。
これらの情報を受信した総合計画立案装置3eは衛星1aの状態を組み込んだ衛星1a〜1d全体の衛星運用計画の再立案を実施する。
再立案された運用計画は上述の運用計画と同様にそれぞれ地上局単位でまとめられ地上ネットワーク4の通信リソースに余裕がある時間帯に対象の地上局2a〜2cおよび地上局近傍に設置されたローカル管制装置6a〜6cにまとめて送信される。なお、地上ネットワーク4の通信リソースに余裕があるか否かは、例えばネットワーク上の現在の通信量や予測される通信量の表示があり、通信リソースに余裕があるか否かが判るようになっている。
ローカル監視装置6aは中央管制システム3aへ衛星1aの状態データを送信する(SB101)。
この衛星1aの状態データの送信は、異常を発見した可視中に接続できた場合は衛星1aの生データを優先し、ローカル監視装置6aがそれまでに記録した状態データは可視終了後に伝送する。
これらの一次対処コマンドと状態データとは、衛星1aの異常が発見された場合に衛星1aの内部の記憶装置(図示しない)に記録されている情報を強制的にダンプさせるためのダンプコマンドと、ダンプされた情報等を示す。
管制システム3aは、衛星1aの状態を把握し、衛星1aのミッション計画の変更が必要と判断した場合は総合計画立案装置3eに衛星1aの状態とミッション全体計画の再計画を要求する。
これらの情報を受信した総合計画立案装置3eは衛星1aの状態を組み込んだ衛星1a〜1d全体の衛星運用計画の再立案を実施する。
再立案された運用計画は上述の運用計画と同様にそれぞれ地上局単位でまとめられ地上ネットワーク4の通信リソースに余裕がある時間帯に対象の地上局2a〜2cおよび地上局近傍に設置されたローカル管制装置6a〜6cにまとめて送信される。なお、地上ネットワーク4の通信リソースに余裕があるか否かは、例えばネットワーク上の現在の通信量や予測される通信量の表示があり、通信リソースに余裕があるか否かが判るようになっている。
衛星1aの可視運用が終了した時点で、ローカル管制装置6aは地上局2aのシステムとの接続を切断するか、連続して他の衛星、例えば衛星1cが直後に可視時間になる場合は接続を保持し、連続して衛星1cの運用を実施する。
同様に複数の衛星の運用を実施した後、所定の間隔または運用計画において衛星管制運用が予定されていない時間帯にローカル管制装置6aは地上ネットワーク4を介して中央管制センタ3と接続し、それぞれの管制システム3a〜3dへ運用結果情報を送信する(SB102)。
この運用結果情報とは、運用結果の良否、運用時間、必須の衛星ダウンリンクデータ、必要に応じた衛星ダウンリンクデータおよびアップリンク履歴等の総称である。これらの運用結果情報は衛星管制システム3a〜3dに個別に定義された情報に基づき定めるもので特に限定しない。ただし、基本的には必要なデータのみを中央管制センタ3に伝送するものである。
この運用結果情報とは、運用結果の良否、運用時間、必須の衛星ダウンリンクデータ、必要に応じた衛星ダウンリンクデータおよびアップリンク履歴等の総称である。これらの運用結果情報は衛星管制システム3a〜3dに個別に定義された情報に基づき定めるもので特に限定しない。ただし、基本的には必要なデータのみを中央管制センタ3に伝送するものである。
ローカル管制装置6は、中央管制センタ3より運用計画が送信されてくるときは、地上ネットワークI/F部7bが回線接続要求を受信し、通信管理部7cに接続を知らせる。
通信管理部7cは中央管制センタ3cより運用計画が送られてくると、地上局2に対する運用計画とローカル管制装置6自身の運用計画を識別し、ローカル管制装置6自身の運用計画を運用計画管理部7dに送り、運用計画管理部7dは運用計画を運用計画記憶部7eに記憶させる。
運用計画管理部7dは、運用計画記憶部7eに記憶させている運用計画に基づき運用計画を実施し、所定の衛星の可視開始時間が近づくと所定の準備時間を以って通信管理部7cに指示を出し、地上局I/F部7aに地上局2との接続を開始させる。同時に衛星監視部7fを起動し、実施する運用計画を送信する。
衛星状態監視部7fは、運用計画を受信すると、運用を行う個別衛星の運用ルールを個別衛星運用ルール記憶部7gより取得し、衛星情報の入力まで待機する。
衛星監視部7fは、地上局システムI/F部7aから衛星のダウンリンクデータを受信すると、衛星毎に対応した運用ルールおよび与えられた運用計画に基づき運用を実施する。
衛星に異常がなければ、運用計画に基づく運用を実施する。
衛星監視部7fは、地上局システムI/F部7aから衛星のダウンリンクデータを受信すると、衛星毎に対応した運用ルールおよび与えられた運用計画に基づき運用を実施する。
衛星に異常がなければ、運用計画に基づく運用を実施する。
衛星が運用計画で想定された状態にないことを衛星状態監視部7fが判断した場合、個別の運用ルールに従って対処を実施する。
衛星の状態が予め定めた中央管制センタ3による介入を必要とするような状態である場合、衛星状態監視部7fは通信管理部7cに中央管制センタ3への緊急接続要求を発信し、通信管理部7cは地上ネットワークI/F部7bに中央管制センタ3との接続を指示する。このとき、衛星の可視中に中央管制センタ3との接続ができた場合は、地上局システムI/F部7aから送られてくる衛星の情報を地上ネットワークI/F部7bおよび地上ネットワーク4を介して中央管制センタ3に伝送する。衛星監視7fも同時に衛星状態の監視は継続する。
衛星監視部7fは、衛星の異常の有無には関わらず、運用結果を運用記憶部7hに記憶させる。
衛星の状態が予め定めた中央管制センタ3による介入を必要とするような状態である場合、衛星状態監視部7fは通信管理部7cに中央管制センタ3への緊急接続要求を発信し、通信管理部7cは地上ネットワークI/F部7bに中央管制センタ3との接続を指示する。このとき、衛星の可視中に中央管制センタ3との接続ができた場合は、地上局システムI/F部7aから送られてくる衛星の情報を地上ネットワークI/F部7bおよび地上ネットワーク4を介して中央管制センタ3に伝送する。衛星監視7fも同時に衛星状態の監視は継続する。
衛星監視部7fは、衛星の異常の有無には関わらず、運用結果を運用記憶部7hに記憶させる。
衛星の運用が終了し、ローカル監視装置6、地上ネットワーク4および中央管制センタ3の負荷が低い時間帯(予めルール化しておいてもよいし、運用計画に基づいて実施してもよい)に運用計画管理部7dは通信管理部7cおよび衛星監視部7fに指示を出し、衛星監視部7fより運用結果記憶部7hに記憶させた運用結果を中央管制センタ3に送信する。
このように本実施の形態に係る自律分散型衛星管制システムを運用することで、以下の効果が生じる。
1つには、地上ネットワークの通信時間を最小限に抑えることができる。特に従来の技術ではコマンド運用の有無にかかわらず、可視中および可視前準備時間は常時ネットワーク4を介して中央管制センタ3と地上局2を接続していたが、本発明では通常の状態ならば運用計画の送信時および運用結果の収集時にのみ使用すればよいことで、地上の通信時間を削減できる。
他にも、ローカル管制装置6は衛星対応型ではなく地上局システム対応とすることで、連続した衛星運用管制において接続時間を短縮し、地上局の時間的リソースを拡大することが可能となる。ただし、拡大可能な定量的な時間については地上局システムの仕様に依存する部分による。
1つには、地上ネットワークの通信時間を最小限に抑えることができる。特に従来の技術ではコマンド運用の有無にかかわらず、可視中および可視前準備時間は常時ネットワーク4を介して中央管制センタ3と地上局2を接続していたが、本発明では通常の状態ならば運用計画の送信時および運用結果の収集時にのみ使用すればよいことで、地上の通信時間を削減できる。
他にも、ローカル管制装置6は衛星対応型ではなく地上局システム対応とすることで、連続した衛星運用管制において接続時間を短縮し、地上局の時間的リソースを拡大することが可能となる。ただし、拡大可能な定量的な時間については地上局システムの仕様に依存する部分による。
1 衛星、2 地上局、3 中央管制センタ、3a〜3d 衛星対応管制システム、3e 総合計画立案装置、4 地上ネットワーク、5 衛星コントローラ、5a 衛星管理(機能)、6 ローカル管制装置、7a 地上局システムI/F部、7b 地上ネットワークI/F部、7c 通信管理部、7d 運用計画管理部、7e 運用計画記憶部、7f 衛星監視部、7g 衛星個別運用ルール記憶部、7h 運用結果記憶部。
Claims (5)
- 複数の衛星と各々通信可能な複数の地上局と、前記地上局毎に接続され、前記地上局の通信相手の衛星を管制制御する複数のローカル管制装置と、前記ローカル管制装置とネットワークを介して接続される中央管制センタを備えた衛星管制システムであって、
前記中央管制センタは、複数の衛星を運用する衛星運用計画と複数の地上局を運用する地上局運用計画を立案する総合計画立案部と、衛星毎に設けられ衛星個別に管制制御を行う衛星対応管制システム部と、前記ローカル管制装置とネットワークを介して通信する通信部から構成され、
前記ローカル管制装置は、衛星を監視する衛星監視部と、前記中央管制センタから受信する衛星運用計画と地上局運用計画を管理する運用計画管理部と、前記地上局や前記中央管制センタと通信する通信部から構成され、
前記中央管制センタは、立案した前記衛星運用計画と前記地上局運用計画を前記衛星対応管制システム部に送信すると共に前記ローカル管制装置に送信し、
前記ローカル管制装置は、前記中央管制センタから受信した衛星運用計画と地上局運用計画に基づき個々の衛星の管制制御を実行し、管制制御の運用結果を前記中央管制センタに送信することを特徴とする衛星管制システム。 - 前記中央管制センタは、前記ネットワークが空いているか否かを判断し、前記ネットワークが空いている時間帯に前記衛星運用計画と前記地上局運用計画を前記ローカル管制装置に送信し、
前記ローカル管制装置は、前記ネットワークが空いているか否かを判断し、前記ネットワークが空いている時間帯に前記運用結果を前記中央管制センタに送信することを特徴とする請求項1記載の衛星管制システム。 - 前記ローカル管制装置は、監視する前記衛星が予定された状態でないと判断する場合に、前記衛星に対応する衛星対応管制システム部に対して前記ネットワークを介して接続を行い、前記衛星の状態データを送信することを特徴とする請求項1、2いずれか記載の衛星管制システム。
- 前記衛星対応管制システム部は、前記衛星の運用計画の変更が必要と判断した場合に、前記総合計画立案部に対して前記衛星運用計画の変更を要求することを特徴とする請求項3記載の衛星管制システム。
- 前記総合計画立案部は衛星運用計画を再度立案し、ネットワークが空いている時間帯を判断して、前記ネットワークが空いている時間帯に再度立案した前記衛星運用計画を前記ローカル管制装置に送信することを特徴とする請求項4記載の衛星管制システム。
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- 2013-03-12 JP JP2013048706A patent/JP2014172553A/ja active Pending
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