JP2014164172A - 撮像装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ファインダや表示部の案内表示を見ることなく撮像装置を望ましい方向に向けることは容易ではない。
【解決手段】撮像装置は、被写体の画像を取得する撮像部と、ユーザの皮膚感覚を刺激する出力を発生する刺激発生デバイスと、撮像装置の向きを検出するセンサおよび撮像部により取得された画像の少なくとも一方から得られる情報に基づいて、撮像装置で撮影すべき撮影方向を特定して、特定した撮影方向をユーザに通知すべく、刺激発生デバイスの動作を制御する制御部とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】撮像装置は、被写体の画像を取得する撮像部と、ユーザの皮膚感覚を刺激する出力を発生する刺激発生デバイスと、撮像装置の向きを検出するセンサおよび撮像部により取得された画像の少なくとも一方から得られる情報に基づいて、撮像装置で撮影すべき撮影方向を特定して、特定した撮影方向をユーザに通知すべく、刺激発生デバイスの動作を制御する制御部とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像装置およびプログラムに関する。
流し撮りモード設定ボタンの押下操作により流し撮りモードに設定された状態で、シャッターボタンが押下操作されると、撮像センサを用いた連写によって複数の合成用画像を取得する撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2006−025312号公報
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2006−025312号公報
ファインダや表示部の案内表示を見ることなく撮像装置を望ましい方向に向けることは容易ではない。
本発明の第1の態様においては、撮像装置は、被写体の画像を取得する撮像部と、ユーザの皮膚感覚を刺激する出力を発生する刺激発生デバイスと、撮像装置の向きを検出するセンサおよび撮像部により取得された画像の少なくとも一方から得られる情報に基づいて、撮像装置で撮影すべき撮影方向を特定して、特定した撮影方向をユーザに通知すべく、刺激発生デバイスの動作を制御する制御部とを備える。
本発明の第2の態様においては、ユーザの皮膚感覚を刺激する出力を発生する刺激発生デバイスを有する撮像装置用のプログラムであって、被写体の画像を取得させる撮像ステップと、撮像装置の向きを検出するセンサおよび撮像ステップで取得された画像の少なくとも一方から得られる情報に基づいて、撮像装置で撮影すべき撮影方向を特定する特定ステップと、特定された撮影方向をユーザに通知すべく、刺激発生デバイスの動作を制御する制御ステップとをコンピュータに実行させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態におけるカメラ10の外観の一例を模式的に示す。カメラ10は、カメラ本体130と、レンズユニット120とを有する。カメラ本体130は、横位置用のレリーズボタン20と、横位置用のグリップ部40と、縦位置用のグリップ部50とを有する。レリーズボタン20が設けられた位置には、複数の振動デバイス100a〜eが設けられる。グリップ部40には、複数の振動デバイス100f〜iが設けられる。グリップ部50には、複数の振動デバイス100F〜Iが設けられる。
図2は、他方向から見たカメラ10の外観の一例を模式的に示す。カメラ10は、縦位置用のレリーズボタン22を更に有する。レリーズボタン22が設けられた位置には、複数の振動デバイス100A〜Eが設けられる。
図3は、更なる他方向から見たカメラ10の外観の一例を模式的に示す。カメラ10は、振動デバイス100j、振動デバイス100Jおよび表示部138をさらに有する。振動デバイス100jは、カメラ10を横位置に構えた場合に、親指が触れる場所に設けられる。振動デバイス100Jは、カメラ10を縦位置に構えた場合に、親指が触れる場所に設けられる。
本実施形態の説明において、複数の振動デバイス100a〜j、振動デバイス100A〜Jを、振動デバイス100と総称する場合がある。振動デバイス100は、ユーザの皮膚感覚を刺激する出力を発生する刺激発生デバイスの一例である。振動デバイス100は、振動することにより、ユーザの皮膚の機械受容器に機械的刺激を与える。ユーザは振動デバイス100の振動を触圧覚として知覚する。
カメラ10は、撮像すべき方向を、振動デバイス100を振動させることでユーザに通知する。例えば、カメラ10は、ユーザからみて左から右へ移動する動体を検出した場合に、振動デバイス100dを振動させた後に振動デバイス100cを振動させることで、左から右へ撮像方向を向けるべき旨をユーザに通知する。そのため、ユーザは、表示部138を見ることなく、カメラ10を動体の動きに追従する方向にパンニングすることができる。
図4は、カメラ10のブロック構成の一例を示す。本図ではレンズユニット120が装着された状態のカメラ10のブロック構成を示す。カメラ10は、撮像装置の一例としての一眼レフレックスカメラである。
レンズユニット120は、レンズマウント接点121を有するレンズマウントを備える。カメラ本体130は、カメラマウント接点131を有するカメラマウントを備える。レンズマウントとカメラマウントとが係合してレンズユニット120とカメラ本体130とが一体化されると、レンズマウント接点121とカメラマウント接点131とが接続される。レンズMPU123は、レンズマウント接点121およびカメラマウント接点131を介してカメラMPU140と接続され、相互に通信しつつ協働してレンズユニット120を制御する。
レンズユニット120は、レンズ群122、レンズ駆動部124およびレンズMPU123を有する。被写体光は、レンズユニット120が有する光学系としてのレンズ群122を光軸に沿って透過して、カメラ本体130に入射する。メインミラー145は、レンズ群122の光軸を中心とする被写体光束中に斜設される斜設状態と、被写体光束から退避する退避状態を取り得る。
メインミラー145が斜設状態にある場合、メインミラー145は、レンズ群122を通過した被写体光束の一部を反射する。具体的には、斜設状態におけるメインミラー145の光軸近傍領域は、ハーフミラーとして形成されている。光軸近傍領域に入射した被写体光束の一部は透過し、他の一部は反射する。メインミラー145により反射された被写体光束はファインダ部147に導かれて、ユーザに観察される。ユーザは、ファインダ部147を通じて構図等を確認することができる。ファインダ部147は、被写体光束に基づく被写体像とともに、撮像動作の設定状態を示す情報等を含む種々の情報をユーザに提示する表示デバイスを含んでよい。
メインミラー145の光軸近傍領域を透過した被写体光束の一部は、サブミラー146で反射されて、AFユニット142へ導かれる。AFユニット142は、被写体光束を受光する複数の光電変換素子列を有する。光電変換素子列は、合焦状態にある場合には位相が一致した信号を出力し、前ピン状態または後ピン状態にある場合には、位相ずれした信号を出力する。位相のずれ量は、焦点状態からのずれ量に対応する。AFユニット142は、光電変換素子列の出力を相関演算することで位相差を検出して、位相差を示す位相差信号をカメラMPU140へ出力する。AF動作は、レリーズボタンの半押し操作に応じて行われる。
レンズ群122の焦点状態は、カメラMPU140等の制御により、AFユニット142からの位相差信号を用いて調節される。例えば、位相差信号から検出された焦点状態に基づき、カメラMPU140によってレンズ群122が含むフォーカスレンズの目標位置が決定され、決定された目標位置に向けてレンズMPU123の制御によってフォーカスレンズの位置が制御される。具体的には、レンズMPU123は、一例としてフォーカスレンズモータを含むレンズ駆動部124を制御して、レンズ群122を構成するフォーカスレンズを移動させる。このように、メインミラー145がダウンして斜設状態にある場合に、位相差検出方式でレンズ群122の焦点状態が検出されて焦点調節が行われる。AFユニット142は、被写体像における複数の領域のそれぞれにおいて焦点状態を調節すべく、複数の領域にそれぞれ対応する複数の位置にそれぞれ光電変換素子列が設けられる。
測光素子144は、光学ファインダ部に導かれた光束の一部の光束を受光する。測光素子144が有する光電変換素子で検出された被写体の輝度情報は、カメラMPU140に出力される。カメラMPU140は、測光素子144から取得した輝度情報に基づき、AE評価値を算出して露出制御に用いる。露出制御は、レリーズスイッチの半押し操作に応じて行われる。
メインミラー145が被写体光束から退避すると、サブミラー146はメインミラー145に連動して被写体光束から退避する。撮像素子132のレンズ群122側には、フォーカルプレーンシャッタ143が設けられる。フォーカルプレーンシャッタ143は、一例として、メカニカルシャッタである。メインミラー145が退避状態にあり、フォーカルプレーンシャッタ143が開状態にある場合、レンズ群122を透過した被写体光束は、撮像素子132の受光面に入射する。
撮像素子132は、撮像部として機能する。撮像素子132は、レンズ群122を通過した被写体光束により被写体を撮像する。撮像素子132としては、例えばCCDセンサ、CMOSセンサ等の固体撮像素子を含む。撮像素子132は、被写体光束を受光する複数の光電変換素子を有しており、複数の光電変換素子でそれぞれ生じた蓄積電荷量に応じたアナログ信号をアナログ処理部133へ出力する。アナログ処理部133は、撮像素子132から出力されたアナログ信号に対して、ゲインコントロール、雑音除去等のアナログ処理が施して、A/D変換器134へ出力する。A/D変換器134は、アナログ処理部133から出力されたアナログ信号を、画像データを表すデジタル信号に変換して出力する。撮像素子132、アナログ処理部133およびA/D変換器134は、カメラMPU140からの指示を受けた駆動部148により駆動され、動作タイミングが制御される。
A/D変換器134からデジタル信号で出力した画像データは、ASIC135に入力される。ASIC135は、画像処理機能に関連する回路等を一つにまとめた集積回路である。ASIC135は、揮発性メモリの一例としてのRAM136の少なくとも一部のメモリ領域を、画像データを一時的に記憶するバッファ領域として使用して、RAM136に記憶させた画像データに対して種々の画像処理を施す。ASIC135による画像処理としては、欠陥画素補正、ホワイトバランス補正、色補間処理、色補正、ガンマ補正、輪郭強調処理、画像データの圧縮処理等を例示することができる。撮像素子132が連続して撮像した場合、順次に出力される画像データはバッファ領域に順次に記憶される。撮像素子132が連続して撮像することにより得られた複数の画像データは、連続する静止画の画像データ、または、動画を構成する各画像の画像データとして、バッファ領域に順次に記憶される。RAM136は、ASIC135において動画データを処理する場合にフレームを一時的に記憶するフレームメモリとしても機能する。
ASIC135における画像処理としては、記録用の画像データを生成する処理の他、表示用の画像データを生成する処理、自動焦点調節(AF)用の画像データ処理を例示できる。また、ASIC135における画像処理としては、AF処理用のコントラスト量を検出する処理等を含む。具体的には、ASIC135は、画像データからコントラスト量を検出してカメラMPU140に供給する。例えば、ASIC135は、光軸方向の異なる位置にフォーカスレンズを位置させて撮像することにより得られた複数の画像データのそれぞれからコントラスト量を検出する。カメラMPU140は、検出されたコントラスト量とフォーカスレンズの位置とに基づいて、レンズ群122の焦点状態を調節する。例えば、カメラMPU140は、コントラスト量を増大させるようフォーカスレンズの目標位置を決定して、レンズMPU123に、決定された目標位置に向けてフォーカスレンズの位置を制御させる。このように、メインミラー145がアップして退避状態にある場合に、コントラスト検出方式でレンズ群122の焦点状態が検出されて焦点調節が行われる。このように、カメラMPU140は、ASIC135およびレンズMPU123と協働して、レンズ群122の焦点調節を行う。
ASIC135は、A/D変換器134から出力された画像データを記録する場合、規格化された画像フォーマットの画像データに変換する。例えば、ASIC135は、静止画の画像データを、JPEG等の規格に準拠した符号化形式で符号化された静止画データを生成するための圧縮処理を行う。また、ASIC135は、複数のフレームを、QuickTime、H.264、MPEG2、Motion JPEG等の規格に準拠した符号化方式で符号化された動画データを生成するための圧縮処理を行う。
ASIC135は、生成した静止画データ、動画データ等の画像データを、不揮発性の記録媒体の一例としての外部メモリ180へ出力して記録させる。例えば、ASIC135は、静止画ファイル、動画ファイルとして外部メモリ180に記録させる。外部メモリ180としては、フラッシュメモリ等の半導体メモリを例示することができる。具体的には、外部メモリ180としては、SDメモリカード、CFストレージカード、XQDメモリカード等の種々のメモリカードを例示することができる。RAM136に記憶されている画像データは、記録媒体IF150を通じて外部メモリ180へ転送される。また、外部メモリ180に記録されている画像データは、記録媒体IF150を通じてRAM136へ転送され、表示等の処理に供される。記録媒体IF150としては、上述したメモリカードに対するアクセスを制御するカードコントローラを例示することができる。
ASIC135は、記録用の画像データの生成に並行して、表示用の画像データを生成する。例えば、ASIC135は、いわゆるライブビュー動作時に、液晶表示デバイス等の表示部138に表示させる表示用の画像データを生成する。また、画像の再生時においては、ASIC135は、外部メモリ180から読み出された画像データから表示用の画像データを生成する。生成された表示用の画像データは、表示制御部137の制御に従ってアナログの信号に変換され、表示部138に表示される。また、撮像により得られた画像データに基づく画像表示と共に、当該画像データに基づく画像表示をすることなく、カメラ10の各種設定に関する様々なメニュー項目や、タッチ操作用のオブジェクトも、ASIC135および表示制御部137の制御により表示部138に表示される。
位置検出部の一例としてのGPSユニット158は、アンテナおよび測地演算器を有する。GPSユニット158は、複数のGPS衛星から発信されたGPS信号をアンテナで受信して測地演算器により測地演算を行う。GPSユニット158は、測地演算により取得した位置情報をデータとして出力する。位置情報としては、緯度、経度および高度情報ならびに測位時刻情報を例示することができる。カメラMPU140は、GPSユニット158から出力された位置情報を用いる。
角速度センサ156は、カメラ本体130の角速度を検出する。角速度センサ156が検出した角速度情報は、カメラMPU140に出力されて、カメラ10の現在の撮像方向を特定する処理等に供される。
外部機器IF152は、外部機器との通信を担う。外部メモリ180に記録された画像データは、外部機器IF152を通じて外部機器へ転送される。また、外部機器IF152を通じて外部機器から通信により取得した画像データは、外部メモリ180に記録される。外部機器IF152は、USB通信により外部機器と通信してよい。
操作入力部141は、ユーザから操作を受け付ける。操作入力部141は、レリーズボタン20およびレリーズボタン20等の、各種操作部材を含む。また、操作入力部141は、タッチパネル等として表示部138と一体に実装された入力部材を含んでよい。カメラMPU140は、操作入力部141が操作されたことを検知して、操作に応じた動作を実行する。例えば、カメラMPU140は、レリーズボタンが押し込まれた場合に、撮像動作を実行するようにカメラ10の各部を制御する。また、カメラMPU140は、タッチパネルとして実装された入力部材が操作された場合に、表示部138に表示させたメニュー項目および操作内容に応じた動作をするよう、カメラ10の各部を制御する。
カメラ10は、上記に説明した制御を含めて、カメラMPU140およびASIC135により直接的または間接的に制御される。カメラ10の動作に必要な定数、変数等のパラメータ、プログラム等は、システムメモリ139に格納される。システムメモリ139は、電気的に消去・記憶可能な不揮発性メモリであり、例えばフラッシュROM、EEPROM等により構成される。システムメモリ139は、パラメータ、プログラム等を、カメラ10の非動作時にも失われないように格納する。システムメモリ139に記憶されたパラメータ、プログラム等は、RAM136に展開され、カメラ10の制御に利用される。カメラ本体130内の、ASIC135、RAM136、システムメモリ139、表示制御部137、および、カメラMPU140は、バス等の接続インタフェース149により相互に接続され、各種のデータをやりとりする。
カメラ本体130の各部、レンズユニット120の各部および外部メモリ180は、カメラMPU140の制御により、電源回路192を介して電源190から電力供給を受ける。電源190は、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池、非充電式の電池等であってよい。電池としての電源190は、カメラ本体130に対して着脱可能に装着される。電源190は、商用電源であってもよい。
図5は、流し撮り撮影の状況を模式的に示す。カメラMPU140は、動体の一例としての移動する車両を検出すると、カメラMPU140は、振動デバイス100を駆動して、流し撮り撮影の開始をユーザへ通知する。具体的には、振動デバイス100eを振動させることにより、流し撮り撮影の開始をユーザへ通知する。カメラMPU140は、動体の検出に応じて、連写を開始させてよい。流し撮り撮影の開始をユーザへ通知した後にユーザからの連写開始指示を待って、連写を開始させてもよい。
カメラMPU140は、連写で得られた画像内容に基づいて、車両の移動方向を特定する。カメラMPU140は、車両を撮像できる向きにカメラ10の向きを誘導するべく、振動デバイス100を駆動して、車両の移動方向に対応する撮像方向をユーザへ通知する。例えば、本図に示すようにユーザからみて右から左に車両が移動している場合、カメラMPU140は、ユーザから見て最も右に位置する振動デバイス100cを振動させた後に、振動デバイス100eを振動させ、次いで、ユーザからみて最も左に位置する振動デバイス100dを振動させることで、撮像方向をユーザへ通知する。このため、ユーザは、振動デバイス100の順に、カメラ10をパンニングして、車両の動きにカメラ10の撮影方向を追従することができる。なお、本実施形態では、カメラ10の動作を分かり易く説明することを目的として、撮像方向を変化させる動作としてパンニングを例示して説明する。
そして、カメラMPU140は、連写により得られる複数の画像の間で、車両の位置が一定の位置になるように、パンニング速度を修正させる。例えば、移動速度に対してパンニング速度が遅い場合、パンニング速度を早めるよう、カメラMPU140は、振動デバイス100を振動させる時間間隔を制御する。例えば、振動デバイス100c、振動デバイス100dの順で繰り返し振動させる場合、カメラMPU140は、振動デバイス100cを振動させるタイミングと、振動デバイス100dを振動させるタイミングとの間の時間間隔を短くする。例えば、カメラMPU140は、パンニング速度を高める補正量が大きいほど、時間間隔を短くする。パンニング速度を低くする場合、カメラMPU140は、当該時間間隔を長くしてよい。
そして、画像内で車両が略一定の位置で撮像されるようになると、カメラMPU140は、振動デバイス100を駆動して、シャッタチャンスであることをユーザへ通知する。例えば、振動デバイス100eを振動させて、シャッタチャンスであることをユーザへ通知する。このようにして、カメラMPU140は、カメラ10のパンニングに対して車両が略静止したタイミングで、ユーザがレリーズボタン20を押し込むことができるようユーザを誘導することができる。カメラMPU140は、かかる制御を継続して、車両が撮影されなくなると、振動デバイス100を制御して流し撮り撮影の終了を通知する。一例として、振動デバイス100a〜eをすべて同時に駆動することで、流し撮り撮影の終了を通知してよい。
図6は、撮影された画像の表示例を模式的に示す。カメラMPU140の制御によれば、本図に示すように、静止した被写体像のぶれが大きく、実際に移動している車両の像620のぶれが小さい画像を撮影させることができる。そのため、スピード感のある動体の画像を撮影させることができる。なお、本図に示すように、カメラMPU140は、各タイミングで画像内の動体の位置を検出して記録しておき、動体に重畳して十字等のマーク610が表示されるように制御してもよい。
図7は、流し撮りを行う場合の制御フローの一例を示す。本フローは、流し撮りを開始する旨のユーザ指示を受け付けた場合に、開始される。例えば、流し撮りの待機状態にする旨のユーザ指示を受け付けた場合に開始される。
ステップS702において、カメラMPU140は、動体が検出されたか否かを判断する。動体が検出されるまで、本判断を繰り返す。本ステップにおいて、カメラMPU140は、予め定められた時間間隔で連続して撮像動作を行わせ、連続して得られた画像間の差分情報に基づいて、動体の有無を検出してよい。なお、動体を検出するための撮像動作で得られた画像は、外部メモリ180に記録しなくてよい。
動体が検出されると、カメラMPU140は、連写を開始して、流し撮りの開始を触覚でユーザへ通知する(ステップS704)。具体的には、ユーザへの通知は、振動デバイス100eを動作させることにより行う。続いて、カメラMPU140は、動体の動き方向を特定して(ステップS706)、パンニング方向およびパンニング速さをユーザへ通知する(ステップS708)。カメラMPU140は、振動デバイス100の駆動タイミングを制御することにより、パンニング方向およびパンニング速さをユーザへ触覚で通知する。上述したように、振動デバイス100の駆動順や駆動間隔を制御することにより、パンニング方向およびパンニング速さをユーザへ通知する。なお、パンニング方向およびパンニング速さを、パンニング速度と略称する場合がある。
ステップS710において、カメラMPU140は、流し撮りを終了するか否かを判断する。例えば、カメラMPU140は、予め定められた時間にわたって動体が検出されなかった場合に、流し撮りを終了すると判断する。流し撮りを終了しない旨を判断した場合、カメラMPU140は、動体のブレ量が予め定められた値より小さいか否かを判断する(ステップS712)。例えば、カメラMPU140は、連続する画像間において、動体の像の位置差が予め定められた値より小さいか否かを判断する。動体のブレ量が予め定められた値より小さい旨を判断した場合、カメラMPU140は、撮影タイミングであることをユーザへ触覚で通知し(ステップS716)、ステップS710へ動作を移行する。ステップS716においては、カメラMPU140は、振動デバイス100eを動作させることで、撮影タイミングであることを通知する。
動体のブレ量が予め定められた値以上であると判断した場合、カメラMPU140は、パンニング速度の補正量をユーザへ触覚で通知し(ステップS714)、ステップS710へ処理を移行する。例えば、ステップS714において、カメラMPU140は、振動デバイス100cの駆動タイミングと振動デバイス100dの駆動タイミングとの間の駆動間隔を、補正量に応じて変化させることで、パンニング速度の補正量をユーザへ通知する。
ステップS710の判断において、流し撮りを終了する旨を判断した場合、カメラMPU140は、流し撮りの終了をユーザへ触覚で通知する(ステップS720)。例えば、カメラMPU140は、振動デバイス100a〜eを同時に駆動する等して、流し撮りの終了をユーザへ触覚で通知する。
以上に説明したように、カメラ10によれば、動体を略静止して撮影できるタイミングを、振動デバイス100にてユーザへ通知することができる。そのため、ユーザは、ファインダ部147や表示部138の案内に頼らずとも、動体の移動に追随するようパンニング速度を調節することができる。
図8は、パノラマ撮影の状況を模式的に示す。本図では簡単のため、A〜Gの8方向の撮影を行う場合について説明する。カメラMPU140は、本図のAに向いた状態で、角速度センサ156の出力に基づいて、パンニングが開始されたことを検出すると、パンニング撮影の開始をユーザへ通知する。具体的には、カメラMPU140は、振動デバイス100eを駆動することで、パンニング撮影の開始を通知する。そして、カメラMPU140は、画角情報に基づいて、連写の時間間隔およびパンニング速度を決定する。そして、カメラMPU140は、パンニング速度の通知を開始する。具体的には、左回りで撮影させる場合、パンニング方向は振動デバイス100c、振動デバイス100dの順で振動デバイス100を駆動させることで通知し、パンニング速度は振動デバイス100cおよび振動デバイス100dを駆動する間隔により通知する。カメラMPU140は、一定のリズムで振動デバイス100c、振動デバイス100dが駆動されるようにして、ユーザが一定速度でパンニングするように誘導する。
パンニング動作が停止すると、カメラMPU140は、振動デバイス100eを駆動することにより、パノラマ撮影の終了をユーザへ通知して、パノラマ撮影を終了する。なお、後述するように、撮影予定範囲が予め設定されている場合、角速度センサ156の出力等に基づいて当該撮影予定範囲の撮影が完了した場合も、パノラマ撮影の終了をユーザへ通知して、パノラマ撮影を終了する。そして、カメラMPU140は、ASIC135に、パノラマ撮影で得られた複数の画像A〜Hを合成して、一つのパノラマ画像800を生成させる。ASIC135は、各画像の画像内容や角速度センサ156の出力等に基づいて、各画像の撮像範囲を特定して、特定した各画像の撮像範囲に基づいて、連続する撮像領域の画像を各画像から切り出して境界で繋ぎ合わせることにより、パノラマ画像800を生成する。
図9は、パノラマ撮影の撮影予定範囲を設定する場合の動作フローの一例を示す。本フローはパノラマ撮影の撮影範囲を設定する旨の予め定められたユーザ指示を受け付けた場合に、開始される。ここでは、撮影予定範囲の左端および右端の方向を設定する場合を取り上げて説明する。
ステップS902において、カメラMPU140は、左端の方向を設定する旨を、振動デバイス100dを駆動することによりユーザへ通知する。続いて、カメラMPU140は、レリーズボタン20が半押しされるのを待つ(ステップS904)。この間、カメラMPU140は、角速度センサ156の出力を継続的に取得する。カメラMPU140は、レリーズボタン20の半押し操作を検出すると、現在の撮影方向を算出して、左端の撮影方向としてRAM136に記憶する(ステップS906)。
続いて、ステップS908において、カメラMPU140は、右端の方向を設定する旨を、振動デバイス100cを駆動することによりユーザへ通知する。続いて、カメラMPU140は、レリーズボタン20が半押しされるのを待つ(ステップS910)。この間、カメラMPU140は、角速度センサ156の出力を継続的に取得する。カメラMPU140は、レリーズボタン20の半押し操作を検出すると、現在の撮影方向を算出して、右端の撮影方向としてRAM136に記憶する(ステップS906)。続いて、撮影予定範囲が設定された旨をユーザへ触覚で通知し(ステップS914)、本フローを終了する。ステップS914においては、カメラMPU140は、振動デバイス100a〜eを同時に駆動することにより、撮影予定範囲が設定された旨を通知してよい。
図10は、パノラマ撮影を行う場合の動作フローの一例を示す。本フローが開始されると、ステップS1002において、カメラMPU140は、パンニング動作が検出されるのを待つ。例えば、カメラMPU140は、角速度センサ156の出力に基づいて、パンニング動作を検出する。
パンニング動作が検出されると、カメラMPU140は、現在の画角情報をレンズユニット120から取得する(ステップS1004)。そして、カメラMPU140は、画角情報に基づいて、パンニングの速度および連写の時間間隔を決定する(ステップS1006)。例えば、カメラMPU140は、予め定められた連写の時間間隔で撮影した場合に、撮影範囲が予め定められた割合で重複させることができるように、パンニング速度を決定する。例えば、連続する撮影タイミングにおいて画角の20%が重複するようにパンニング速度を決定してよい。そして、カメラMPU140は、パンニング速度をユーザへ触覚で通知する(ステップS1008)。具体的には、カメラMPU140は、振動デバイス100c、振動デバイス100dの順で駆動させることでパンニング方向を通知し、振動デバイス100cおよび振動デバイス100dを駆動する間隔によりパンニング速度を通知する。
続いて、カメラMPU140は、連写を開始するか否かを判断する(ステップS1010)。例えば、カメラMPU140は、角速度センサ156の出力に基づくパンニング速度が略一定になった場合に、連写を開始する旨を判断する。連写を開始する旨が判断されると、カメラMPU140は、連写を開始させて(ステップS1012)、パノラマ撮影の開始をユーザへ触覚で通知する(ステップS1014)。具体的には、振動デバイス100eを駆動することにより、パノラマ撮影の開始を通知する。
続いて、カメラMPU140は、連写を終了するか否かを判断する(ステップS1016)。例えば、カメラMPU140は、パンニングが予め定められた時間にわたって停止した場合に、連写を終了する旨を判断する。また、撮影予定範囲が予め設定されている場合は、撮影予定範囲の全範囲を撮影できた場合に、連写を終了する旨を判断する。
連写を終了しない旨を判断した場合、カメラMPU140は、パンニング速度の補正が必要であるか否かを判断する(ステップS1018)。例えば、角速度センサ156の出力から算出されるパンニング速度と、ステップS1006で決定したパンニング速度との間の差が予め定められた値より大きい場合に、パンニング速度の補正が必要であると判断する。パンニング速度の補正が必要であると判断した場合、カメラMPU140は、パンニング速度の補正量をユーザへ触覚で通知し(ステップS1020)、ステップS1018に処理を移行する。パンニング速度の補正が必要でないと判断した場合、ステップS1016に処理を移行する。
ステップS1016の判断において、連写を終了する旨を判断した場合、カメラMPU140は、パノラマ撮影の終了をユーザへ触覚で通知する(ステップS1022)。例えば、カメラMPU140は、振動デバイス100a〜eを同時に駆動することにより、パノラマ撮影の終了を通知する。続いて、カメラMPU140は、ASIC135にパノラマ画像を生成させて(ステップS1024)、本フローを終了する。
図8および図9に関連して説明した制御によれば、パンニング速度が略一定になるように、振動デバイス100の動作でユーザを誘導することができる。また、カメラ10は、一定間隔で連写を行うことで、許容した画角の重複率の範囲内で、より少ない枚数で効率的に撮影することができる。また、ユーザは、ファインダ部147や表示部138の案内に頼らずとも、パノラマ撮影を容易に行うことができる。
図11は、パノラマ撮影を行う場合の他の動作フローの一例を示す。図8および図9に関連して、カメラ10が一定間隔の連写動作によりパノラマ撮影を行う場合の制御例を説明した。ここでは、複数の撮影ポイントを予め設定して、予め設定した撮影ポイントが順次に撮影されるようにカメラ10の向きをユーザに調整させる場合の制御例について説明する。
本フローにおいて、ステップS1102およびステップS1104の処理は、ステップS1002およびステップS1004の処理と同様であるので、説明を省略する。S1106において、カメラMPU140は、画角に基づいて撮影ポイントを設定する。例えば、カメラMPU140は、隣接する撮影ポイントにおいて画角の20%が重複するように、撮影ポイントを決定してよい。撮影予定範囲が予め設定されている場合は、各ポイントの撮影範囲によって撮影予定範囲が網羅するように複数の撮影ポイントを決定する。撮影予定範囲が設定されていない場合は、全周を網羅するように複数の撮影ポイントを決定する。
続いて、カメラMPU140は、撮影するべき一つの撮影ポイントを選択して、当該撮影ポイントを撮影できる撮影方向を、ユーザへ通知する(ステップS1108)。具体的には、現在の方向より左方向へ撮影方向を向ける必要がある場合、カメラMPU140は、振動デバイス100c、振動デバイス100dの順で駆動することで、パンニング方向を通知する。また、パンニングさせるべき角度が大きいほど、振動デバイス100を駆動する間隔を長くすることで、パンニング角度の大きさを通知する。そして、ステップS1110において、現在の撮影方向が、選択した撮影ポイントを撮影できる撮影方向に略一致しているか否かを判断する(ステップS1110)。現在の撮影方向が撮影ポイントを撮影できる撮影方向に略一致していないと判断した場合は、ステップS1108に処理を移行して、パンニング角度を通知する。
ステップS1110の判断において、現在の撮影方向が、選択した撮影ポイントを撮影できる撮影方向に略一致していると判断した場合、カメラMPU140は撮影動作を行わせる(ステップS1112)。そして、カメラMPU140は、再撮影するか否かをリアルタイムに判定すべきか否かを判断する(ステップS1114)。再撮影するか否かをリアルタイムに判定すべきと判断した場合は、ステップS1130において再撮影に係る処理を行い、ステップS1116に処理を移行する。再撮影に係る動作については、図12に関連して説明する。
ステップS1114の判断において、再撮影するか否かをリアルタイムに判定しない旨を判断した場合、ステップS1106で設定した撮影ポイントを全て撮影したか否かを判断する(ステップS1116)。全撮影ポイントを撮影していない場合は、カメラMPU140は次の撮影ポイントを選択して(ステップS1118)、ステップS1108に処理を進める。ステップS1118においては、現在の撮影方向に最も近い撮影方向で撮影できる撮影ポイントを、次の撮影ポイントとして選択してよい。すなわち、現在の撮影ポイントに最も近い撮影ポイントを、次の撮影ポイントとして選択してよい。他にも、ランダムに次の撮影ポイントを選択するなど、任意の順番で次の撮影ポイントを選択してよい。
全撮影ポイントを撮影した場合は、カメラMPU140は、再撮影するか否かをリアルタイムに判定すべきか否かを判断する(ステップS1120)。再撮影は、適切なパノラマ画像を生成できない場合に行われる。そして、再撮影するか否かをリアルタイムに判定すべきか、パノラマ撮影を一通り終了した後に判定すべきかは、パノラマ撮影モードにおける動作設定の一部として、撮影開始前にユーザによって予め選択されていてよい。カメラMPU140は、当該動作設定に基づいて、再撮影するか否かをリアルタイムに判定すべきか否かを判断する。なお、ステップS1114では、本ステップと同様の判断を行う。
ステップS1120の判断において、再撮影するか否かをリアルタイムに判定しない旨が判断された場合、ステップS1122において、再撮影を行う撮影ポイントを決定する。例えば、カメラMPU140は、各画像に撮影された被写体の情報、明るさ情報、色情報等に基づいて、合成画像において画像の繋ぎ目が不自然になる画像が存在する場合に、その画像を撮影するための撮影ポイントを、再撮影を行う撮影ポイントとして決定する。
カメラMPU140は、再撮影する撮影ポイントにカメラ10が向くようユーザを誘導して、再撮影を行わせる。具体的には、ステップS1108およびステップS1110の処理を繰り返すことにより撮影方向を誘導して、再撮影ポイントの撮影を行う。再撮影ポイントが複数存在する場合は、再撮影ポイントを順次に選択して同様の処理を繰り返すことにより、複数の再撮影ポイントのそれぞれを撮影させる。そして、ステップS1126において、カメラMPU140は、パノラマ撮影の終了をユーザへ触覚で通知する。例えば、カメラMPU140は、振動デバイス100a〜eを同時に駆動することにより、パノラマ撮影の終了をユーザへ触覚で通知する。そして、カメラMPU140は、ASIC135にパノラマ画像を生成させて(ステップS1128)、本フローを終了する。
図12は、再撮影に係る動作フローの一例を示す。本動作フローは、ステップS1130の処理に適用できる。本フローが開始すると、ステップS1202において、カメラMPU140は、既に撮影された隣接する撮影ポイントの画像とステップS1112で撮影された画像とを比較して、合成画像において画像の繋ぎ目が不自然になるか否かを判断する。例えば、カメラMPU140は、ステップS1112で撮影された画像および隣接する撮像ポイントの画像における被写体の情報、明るさ情報、色情報等に基づいて、合成画像において画像の繋ぎ目が不自然になるか否かを判断する。
合成画像において画像の繋ぎ目が不自然になる旨を判断した場合、再撮影する撮像ポイントに向くようカメラ10の向きを誘導する(ステップS1204)。具体的には、ステップS1108およびステップS1110の処理を繰り返すことにより撮影方向を誘導する。続いて、再撮影を行わせて(ステップS1206)、本フローを終了する。合成画像において画像の繋ぎ目が不自然にならない旨を判断した場合は、撮影ポイントへの誘導および再撮影を行わずに、本フローを終了する。
図11および図12に関連して説明した制御によれば、振動デバイス100の動作によって、各撮影ポイントを撮影できる向きにカメラ10の向きを誘導することができる。また、許容した画角の重複率の範囲内で、より少ない枚数で効率的に各撮影ポイントを撮影させることができる。そのため、ユーザは、ファインダ部147や表示部138の案内に頼らずとも、パノラマ撮影を容易に行うことができる。
図13は、天周撮影を行う状況を模式的に示す。本図に示すように、例えば水平パンニングと、上下パンニング(パンアップ、パンダウン)を繰り返すことにより、全天周撮影を行うことができる。例えば、図10−12等に関連して説明したパノラマ撮影によって、本図の水平パンニング撮影を行い、パンアップおよび水平パンニング撮影を繰り返すことにより、全天周撮影を行うことができる。ここで、パンアップやパンダウンをさせるタイミングや、パンアップ量やパンダウン量は、カメラMPU140が振動デバイス100a、振動デバイス100bの駆動を制御することにより、ユーザへ触覚で通知する。
図14は、天周撮影を行う場合の動作フローの一例を示す。本フローが開始すると、水平方向のパンニング撮影を行う(ステップS1402)。本フローには、図10−12等に関連して説明した動作フローを適用できる。続いて、ステップS1404において、カメラMPU140は、全撮影範囲を撮影したか否かを判断する。全撮影範囲を撮影していない場合は、ステップS1406において、パンアップまたはパンダウンをユーザへ触覚で通知する。例えば、パンアップさせる場合は、カメラMPU140は、振動デバイス100b、振動デバイス100aの順で駆動することでユーザへ通知する。パンダウンさせる場合は、カメラMPU140は、振動デバイス100a、振動デバイス100bの順で駆動することでユーザへ通知する。
続いて、カメラMPU140は、パンアップ・パンダウンを完了させるか否かを判断する(ステップS1408)。カメラMPU140は、角速度センサ156の出力に基づいてパンアップ・パンダウンされた角度を算出して、算出した角度および画角に基づいて、パンアップ・パンダウンを完了させるか否かを判断する。ステップS1408においてパンアップ・パンダウンを完了させるか旨を判断した場合、水平方向のパンニングの開始をユーザへ触覚で通知して(ステップS1410)、ステップS1402に処理を移行する。S1410においては、カメラMPU140は、例えば振動デバイス100eを駆動することで、水平方向のパンニングの開始を通知する。
ステップS1404において、カメラMPU140は、全撮影範囲を撮影した旨を判断した場合、ステップS1412において、天周画像を生成させて(ステップS1412)、本フローを終了する。例えば、ASIC135に、魚眼レンズを通じて撮影されるような画像を生成させてよい。ステップS1412の処理として、天周画像の生成に代えて、一連の天周撮影で得られた画像であることを示す情報を各画像に付帯する処理を適用してもよい。
図13および図14に関連して説明した制御によれば、ユーザは、ファインダ部147や表示部138の案内に頼らずとも、予め設定した撮影予定範囲の天周撮影や全天周撮影を容易に行うことができる。
なお、図11に関連して説明した制御によれば、撮影ポイントを事前に設定できる。したがって、同様の制御により、予め定められた1以上の撮影ポイントを撮影する定点撮影を行うように誘導することもできる。図13、14に関連して説明した制御に適用すれば、水平および上下の2方向に分布する定点撮影を行うこともできる。
図5から図14にかけて、レリーズボタン20に設けた振動デバイス100a〜eを取り上げて、カメラ10における制御例を説明した。しかし、振動デバイス100f〜i、および振動デバイス100jを用いて、任意の組み合わせで駆動を制御することにより、撮影方向を誘導することができる。例えば、振動デバイス100aおよび振動デバイス100bに対応する駆動制御を振動デバイス100fおよび100gに適用し、振動デバイス100cおよび振動デバイス100dに対応する駆動制御を振動デバイス100hおよび100iに適用し、振動デバイス100eに対応する駆動制御を振動デバイス100jに適用してもよい。
また、カメラMPU140は、カメラ10が横位置に構えられている場合は上述のように制御してよい。カメラ10が縦位置に構えられている場合は、振動デバイス100aおよび振動デバイス100bに対応する駆動制御を振動デバイス100Aおよび振動デバイス100Bに適用し、振動デバイス100cおよび振動デバイス100dに対応する駆動制御を振動デバイス100Cおよび100Dに適用し、振動デバイス100eに対応する駆動制御を振動デバイス100Eに適用してもよい。なお、カメラMPU140は、カメラ10が横位置に構えられている場合と、縦位置に構えられている場合とで、駆動制御を切り替えてもよい。例えば、カメラMPU140は、カメラ10が縦位置に構えられている場合、振動デバイス100aおよび振動デバイス100bに、縦位置に構えられている場合における振動デバイス100cおよび振動デバイス100dに対する駆動制御を適用し、振動デバイス100cおよび振動デバイス100dに、縦位置に構えられている場合における振動デバイス100aおよび振動デバイス100bに対する駆動制御を適用してよい。
以上の説明では、一つの方向を通知するために、2以上の振動デバイス100を駆動するとした。しかし、1つの振動デバイス100の駆動を制御することにより、一つの方向を通知してもよい。例えば、振動デバイス100cを駆動することで、左方向を通知してよい。また、振動デバイス100cを2回続けて駆動することで、左方向を通知してもよい。
また、以上の説明では、刺激生成デバイスの一例として、振動デバイス100を取り上げた。しかし、刺激生成デバイスとしては、皮膚感覚における痛覚または圧覚を刺激する種々のデバイスを適用できる。刺激生成デバイスは、機械的出力ではなく、電気的な出力を生成してもよい。また、刺激生成デバイスを設ける位置は本実施形態の例に限られず、ユーザがカメラ10を把持した場合にユーザの指が接触する任意の位置に、刺激生成デバイスを設けることができる。
また、角速度センサ156としては、ジャイロセンサ、を適用できる。また、GPSユニット158を、撮影方向を検出する検出部として適用してもよい。また、連続して撮影された複数の画像から撮影方向を検出してもよい。また、これらの任意の組み合わせを、撮影方向を検出する検出部における検出方式として適用できる。
以上に説明したカメラ10によれば、初心者であっても、ファインダ部147や表示部138の画面案内を見なくとも、流し撮り撮影やパノラマ撮影を容易に行うことができる。
上記の説明において、カメラMPU140の動作として説明した処理は、カメラMPU140がプログラムに従ってカメラ10が有する各ハードウェアを制御することにより実現される。また、上記の説明においてASIC135により実現される処理は、プロセッサによって実現することができる。例えば、ASIC135の動作として説明した処理は、プロセッサがプログラムに従ってカメラ10が有する各ハードウェアを制御することにより実現される。すなわち、本実施形態のカメラ10に関連して説明した処理は、プロセッサがプログラムに従って動作して各ハードウェアを制御することにより、プロセッサ、メモリ等を含む各ハードウェアとプログラムとが協働して動作することにより実現することができる。すなわち、当該処理を、いわゆるコンピュータ装置によって実現することができる。コンピュータ装置は、上述した処理の実行を制御するプログラムをロードして、読み込んだプログラムに従って動作して、当該処理を実行してよい。コンピュータ装置は、当該プログラムを記憶しているコンピュータ読取可能な記録媒体から当該プログラムをロードすることができる。
また、本実施形態において、レンズユニット120が装着された状態のカメラ10を、撮像装置の一例として取り上げた。しかし、撮像装置とは、レンズユニット120が装着されていないカメラ本体130を含む概念である。撮像装置としては、レンズ交換式カメラの一例である一眼レフレックスカメラの他に、レンズ非交換式カメラの一例であるコンパクトデジタルカメラ、ミラーレス式カメラ、ビデオカメラ、撮像機能付きの携帯電話機、撮像機能付きの携帯情報端末等、撮像機能を有する種々の電子機器を適用の対象とすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 カメラ、20 レリーズボタン、22 レリーズボタン、40 グリップ部、50 グリップ部、100 振動デバイス、120 レンズユニット、121 レンズマウント接点、122 レンズ群、123 レンズMPU、124 レンズ駆動部、130 カメラ本体、131 カメラマウント接点、132 撮像素子、133 アナログ処理部、134 A/D変換器、135 ASIC、136 RAM、137 表示制御部、138 表示部、139 システムメモリ、140 カメラMPU、141 操作入力部、142 AFユニット、143 フォーカルプレーンシャッタ、144 測光素子、145 メインミラー、146 サブミラー、147 ファインダ部、148 駆動部、149 接続インタフェース、150 記録媒体IF、152 外部機器IF、156 角速度センサ、158 GPSユニット、180 外部メモリ、190 電源、192 電源回路、610 マーク、620 像、800 パノラマ画像
Claims (19)
- 撮像装置であって、
被写体の画像を取得する撮像部と、
ユーザの皮膚感覚を刺激する出力を発生する刺激発生デバイスと、
前記撮像装置の向きを検出するセンサおよび前記撮像部により取得された画像の少なくとも一方から得られる情報に基づいて、前記撮像装置で撮影すべき撮影方向を特定して、特定した前記撮影方向をユーザに通知すべく、前記刺激発生デバイスの動作を制御する制御部と
を備える撮像装置。 - 前記撮像部に複数の画像を時間順次に取得させる撮影制御部と、
前記撮像部により取得された複数の画像に基づいて、前記複数の画像のそれぞれにおける動体の位置を検出する検出部と
をさらに備え、
前記制御部は、前記撮像部により撮影される複数の画像の間で前記動体の位置が略一致するように前記撮像装置をパンニングさせるパンニング方向を特定し、特定したパンニング方向をユーザに通知すべく、前記刺激発生デバイスの動作を制御する
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記撮像部により取得された複数の画像に基づいて、被写体である動体の動きを検出する動き検出部
をさらに備え、
前記制御部は、前記動き検出部により動きが検出された場合に、撮影動作の開始をユーザに通知すべく前記刺激発生デバイスの動作を制御し、前記動き検出部が検出した前記動体の動きに基づいて、前記撮像装置をパンニングさせるべきパンニング速度を決定し、決定したパンニング速度に応じて、前記刺激発生デバイスの動作を制御する
請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記撮像部の撮影方向を検出する方向検出部と、
前記撮像部に複数の画像を時間順次に取得させる撮影制御部と
をさらに備え、
前記制御部は、前記撮像装置をパンニングさせるパンニング速度が、予め定められたパンニング速度に略一致するように、前記方向検出部が検出した撮影方向に基づいて、前記刺激発生デバイスの動作を制御する
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記方向検出部により検出された撮影方向の時間変化および前記予め定められたパンニング速度に基づいて、パンニング速度の補正量を算出し、算出したパンニング速度の補正量をユーザに通知すべく、前記刺激発生デバイスの駆動を制御する
請求項4に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記撮像装置に撮影させるべき第1のパンニング方向および第2のパンニング方向を決定し、前記第1のパンニング方向についてパンニング撮影させた後に、前記第2のパンニング方向をユーザに通知すべく、前記刺激発生デバイスの駆動を制御する
請求項5に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記撮像部により撮影される画角に基づいて、前記撮像装置をパンニングさせるべきパンニング速度を算出し、算出した前記パンニング速度をユーザへ通知すべく、前記刺激発生デバイスの駆動間隔を制御する
請求項4から6のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記撮像部により撮影される画角に基づいて、互いに撮影方向が異なる複数の撮影ポイントを決定し、決定した前記複数の撮影ポイントの撮影方向をユーザに順次に通知すべく、前記複数の撮影ポイントおよび前記撮像装置の現在の撮影方向に基づいて、前記刺激発生デバイスの動作を制御する
請求項1に記載の撮像装置。 - パンニング撮影により得られた複数の画像を、前記複数の画像をそれぞれ撮影したときの撮影方向に基づいて合成して、一の合成画像を生成する画像生成部
をさらに備える請求項4から8のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記パンニング撮影により得られた複数の画像において、撮影範囲が隣り合う画像の間で合成に適さない画像があるか否かを判断する画像判断部
をさらに備え、
前記制御部は、前記画像判断部が合成に不適な画像がある旨を判断した場合に、撮り直しする撮影方向を決定して、決定した撮影方向を前記ユーザに通知すべく、前記刺激発生デバイスの動作を制御する
請求項9に記載の撮像装置。 - 前記画像判断部は、撮影範囲が隣り合う画像間の繋がりが不適であるか否かを判断する
請求項10に記載の撮像装置。 - 前記制御部はさらに、パンニング撮影により撮影すべき範囲である撮影予定範囲を予め決定し、決定した前記撮影予定範囲を含む撮影範囲が撮影されるように前記撮像装置による撮影方向をユーザに通知するべく、前記刺激発生デバイスの動作を制御する
請求項4から11のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記制御部はさらに、前記撮影予定範囲を示す予め定められた複数の基準撮影ポイントをユーザへ順次に通知するべく前記刺激発生デバイスの動作を制御し、当該複数の基準撮影ポイントへ撮影方向が向けられていることを示す予め定められた操作を受け付けた場合に、現在の撮影ポイントを基準撮影ポイントとして設定する
請求項12に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、撮影すべき複数の撮影ポイントを予め決定し、決定した前記複数の撮影ポイントが順次に撮影されるように前記複数の撮影ポイントをそれぞれ撮影する撮影方向を順次にユーザに通知するべく、前記刺激発生デバイスの動作を制御する
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記刺激発生デバイスは、触圧覚、圧覚および痛覚の少なくともいずれかを刺激する出力を発生する
請求項1から14のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記刺激発生デバイスは、機械的刺激にまたは電気的刺激を与える出力を発生する
請求項1から15のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記刺激発生デバイスは、レリーズ釦に設けられる
請求項1から16のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記刺激発生デバイスは、第1の方向に並ぶ複数の第1刺激発生部と、第2の方向に並ぶ複数の第2刺激発生部とを含み、
前記制御部は、前記複数の第1刺激発生部の駆動を制御して、第1の撮影方向をユーザへ通知し、前記複数の第2刺激発生部の駆動を制御して、第2の撮影方向をユーザへ通知する
請求項1から17のいずれか一項に記載の撮像装置。 - ユーザの皮膚感覚を刺激する出力を発生する刺激発生デバイスを有する撮像装置用のプログラムであって、
被写体の画像を取得させる撮像ステップと、
前記撮像装置の向きを検出するセンサおよび前記撮像ステップで取得された画像の少なくとも一方から得られる情報に基づいて、前記撮像装置で撮影すべき撮影方向を特定する特定ステップと、
前記特定された前記撮影方向をユーザに通知すべく、前記刺激発生デバイスの動作を制御する制御ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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