JP2014162469A - Strut support portion structure of suspension tower for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ストラット支持部の上端開口部と、該開口部内に挿入配置されたアッパサポートのフランジ部とをスポット溶接により接合固定するようにした車両用サスペンションタワーのストラット支持部構造に関する。 The present invention relates to a strut support part structure for a suspension tower for a vehicle in which an upper end opening part of a strut support part and a flange part of an upper support inserted and arranged in the opening part are joined and fixed by spot welding.
この種のストラット支持部構造として、例えば、特許文献1には、ホイールハウスに形成されたストラット支持部の上端開口部と、該上端開口部内に挿入配置されたアッパサポートのフランジ部とをスポット溶接により接合した構造が開示されている。この場合、接合強度を高めるために、前記フランジ部と上端開口部との上部,下部をそれぞれ周方向に千鳥状をなすよう交互にスポット溶接するようにしている(特許文献1の図4参照)。 As this type of strut support portion structure, for example, Patent Document 1 discloses spot welding of an upper end opening portion of a strut support portion formed in a wheel house and a flange portion of an upper support inserted and arranged in the upper end opening portion. The structure joined by is disclosed. In this case, in order to increase the joint strength, the upper and lower portions of the flange portion and the upper end opening are alternately spot-welded so as to form a zigzag shape in the circumferential direction (see FIG. 4 of Patent Document 1). .
ところで、前記従来のストラット支持部構造では、アッパサポートのフランジ部の上部をスポット溶接する場合、該フランジ部の上部溶接箇所の下側部分は溶接強度に寄与しないことから、無駄な部分となり、それだけ重量の増加を招くという問題がある。 By the way, in the conventional strut support part structure, when spot welding the upper part of the flange part of the upper support, the lower part of the upper welded part of the flange part does not contribute to the welding strength. There is a problem of causing an increase in weight.
また前記従来構造では、スポット溶接時にアッパサポートをストラット支持部に仮保持することができないことから、組み付け時の作業性が低いという問題がある。 In the conventional structure, the upper support cannot be temporarily held on the strut support portion during spot welding, so that there is a problem that workability at the time of assembly is low.
さらに前記ストラット支持部の突き上げ荷重に対する剛性を高める必要があるが、別部品を追加して補強するとコスト,重量が増えることから、この点での改善が要請されている。 Further, it is necessary to increase the rigidity of the strut support portion against the pushing load. However, if additional parts are added and reinforced, the cost and weight increase. Therefore, improvement in this respect is demanded.
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、溶接強度を低下させることなく、アッパサポートの軽量化を可能にでき、またスポット溶接時の仮保持を精度よく行うことができ、さらには別部材による補強を行うことなくストラット支持部の剛性を高めることができる車両用サスペンションタワーのストラット支持部構造を提供することを課題としている。 The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional situation, can reduce the weight of the upper support without reducing the welding strength, can accurately perform temporary holding during spot welding, An object of the present invention is to provide a strut support portion structure for a suspension tower for a vehicle that can increase the rigidity of the strut support portion without reinforcement by another member.
本発明は、ホイールハウスに上方に延びるよう形成されたストラット支持部と、
車輪に連結されたサスペンションストラットの上端部を支持固定するアッパサポートとを有し、前記ストラット支持部の上端に形成された開口部内に、前記アッパサポートのフランジ部を挿入配置し、該フランジ部と前記開口部とを、これの上部及び下部をそれぞれ周方向に千鳥状をなすよう交互にスポット溶接することにより接合固定した車両用サスペンションタワーのストラット支持部構造において、前記アッパサポートのフランジ部の、前記上部のスポット溶接箇所に対応する下側部分には、切欠き部が形成され、前記ストラット支持部には、内側に凹形状をなす凹ビードが上下方向に延びるよう形成され、該凹ビードの上端部には、前記アッパサポートの切欠き部が係合していることを特徴としている。
The present invention includes a strut support formed to extend upward in the wheel house;
An upper support for supporting and fixing an upper end portion of a suspension strut connected to a wheel, and a flange portion of the upper support is inserted and disposed in an opening formed at the upper end of the strut support portion. In the strut support part structure of a suspension tower for a vehicle, in which the opening is joined and fixed by alternately spot-welding the upper part and the lower part in a zigzag shape in the circumferential direction, the flange part of the upper support, A notch portion is formed in the lower portion corresponding to the upper spot welded portion, and a concave bead having a concave shape is formed on the strut support portion so as to extend in the vertical direction. The upper support is characterized in that a notch portion of the upper support is engaged with the upper end portion.
本発明に係るストラット支持部構造によれば、アッパサポートのフランジ部の上部溶接箇所に対応する下側部分に切欠き部を形成したので、アッパサポートの溶接強度に寄与しない部分を切り欠くことにより、溶接強度を確保しつつアッパサポートの軽量化を図ることができる。 According to the strut support structure according to the present invention, the notch portion is formed in the lower portion corresponding to the upper welded portion of the flange portion of the upper support, so that the portion that does not contribute to the welding strength of the upper support is notched. Further, it is possible to reduce the weight of the upper support while ensuring the welding strength.
本発明では、ストラット支持部に凹ビードを上下方向に延びるよう形成したので、別部品による補強を行うことなく、ストラット支持部の路面からの突き上げ荷重に対する剛性を高めることができ、コストの低減を図りつつ、操縦安定性の向上を図ることができる。 In the present invention, since the concave bead is formed in the strut support portion so as to extend in the vertical direction, it is possible to increase the rigidity of the strut support portion against the thrust load from the road surface without reinforcing by another part, thereby reducing the cost. It is possible to improve the handling stability while aiming.
また本発明では、ストラット支持部の凹ビードにアッパサポートの切欠き部を係合させたので、アッパサポートをストラット支持部に位置決めした状態に仮保持することができ、スポット溶接を行う際の組み付け精度及び作業性を向上できる。 Further, in the present invention, since the notch portion of the upper support is engaged with the concave bead of the strut support portion, the upper support can be temporarily held in a state of being positioned on the strut support portion, and assembly when performing spot welding is performed. Accuracy and workability can be improved.
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1ないし図3は、本発明の実施例1による車両用サスペンションタワーのストラット支持部構造を説明するための図である。 1 to 3 are views for explaining a strut support portion structure of a suspension tower for a vehicle according to a first embodiment of the present invention.
図において、1は自動車のサスペンションタワーを示しており、該サスペンションタワー1は、フェンダエプロン2のホイールハウス2aに上方に延びるよう一体的に形成されたストラット支持部3と、該ストラット支持部3に配設されたアッパサポート4とを有する。
In the figure, reference numeral 1 denotes a suspension tower of an automobile. The suspension tower 1 includes a
前記サスペンションタワー1は、これの上端部1aがエプロンアッパメンバ5に結合され、下端部1bがサイドメンバ6に結合されている。前記エプロンアッパメンバ5の前端部と前記サイドメンバ6とは、前記サスペンションタワー1の前側を囲むように結合された結合部材7により連結されている。なお、前記サスペンションタワー1の車両後側には不図示のダッシュパネルが配置固定されている。
The suspension tower 1 has an upper end 1 a coupled to the apron
前記ストラット支持部3は、前記ホイールハウス2から上方に立ち上がるよう延びる縦壁部3aと、該縦壁部3aの上端に形成された開口部3bとを有する。この縦壁部3aは、前側壁3c,車内側壁3d及び後側壁3eとにより構成されている。
The
前記アッパサポート4は、不図示の前輪にその下端部が連結され、オイルダンパ10aとコイルばね10bとからなるサスペンションストラット10の上端部10cを支持する支持孔4aが形成された上壁部4bと、該上壁部4bの外周縁に一体に屈曲形成されたフランジ部4cとを有する。これにより、前輪を介して車体に伝わる路面からの突き上げ荷重を吸収するように構成されている。前記サスペンションストラット10は、上側ばね受け部材10dをアッパサポート4の上壁部4bの下面にボルト締め固定することにより支持されている。
The
前記アッパサポート4のフランジ部4cは、前記ストラット支持部3の開口部3b内に挿入配置されている。この開口部3bと前記フランジ部4cとは、これの上部4c′,下部4c′′をそれぞれ周方向に所定間隔をあけて千鳥状をなすよう交互にスポット溶接(図中、×印参照)することにより接合固定されている。
The
そして前記アッパサポート4のフランジ部4cの、上部溶接箇所4c′に対応する下側部分には、下方に開口する略半円形状の切欠き部4dが形成されている。この各切欠き部4dは、全ての上部溶接箇所4c′に対応した部分に形成されている。
A substantially
図2に示すように、切欠き部4dの深さをrとし、フランジ部4cの高さをDとし、このDからrを差し引いたフランジ部4cの上部4c′の寸法をdとした場合、r/d=0.3となるように設定されている。ちなみに、Dを26mmとした場合には、rは6mmとなる。このように設定することにより、切欠き部4dに突き上げ荷重による応力が集中するのを回避することができる。
As shown in FIG. 2, when the depth of the
前記ストラット支持部3の縦壁部3aには、内側に凹形状をなす凹ビード3fが周方向に所定間隔をあけて、かつ上下方向に延びるよう形成されている。この凹ビード3fは、前記縦壁部3aの前側壁3c,車内側壁3d及び後側壁3eの各切欠き部4dに対応した部位に形成されている。また前記前側壁3cの各凹ビード3fは、前記ホイールハウス2aの前端部近傍まで延びている。
On the
前記各凹ビード3fは、上端部3gが先細り形状をなすよう形成されており、該上端部3gは上部溶接箇所4c′に近接するよう延びている。
Each
前記各凹ビード3fの上端部3gには、前記アッパサポート4の切欠き部4dが係合している。詳細には、アッパサポート4のフランジ部4cを、ストラット支持部3の開口部3b内に挿入し、該フランジ部4cの各切欠き部4dを、ストラット支持部3の凹ビード3fの上端部3gに係合させることにより、アッパサポート4をストラット支持部3に位置決めして仮保持し、この状態でスポット溶接を行うようにしている。ここで、アッパサポート4の切欠き部4dは、少なくとも前側壁3c,車内側壁3d,後側壁3eの1つの凹ビード3fに係合させればよい。
The
本実施例によれば、アッパサポート4のフランジ部4cの上部溶接箇所4c′対応する下側部分に切欠き部4dを形成したので、アッパサポート4の溶接強度に寄与しない部分を切り欠くことにより、溶接強度を確保しつつ、アッパサポート4全体の軽量化を図ることができる。
According to the present embodiment, the
また前記アッパサポート4のフランジ部4cに切欠き部4daを形成することにより、アッパサポート4を絞り成形する際の皺や残留応力の発生を防止することができ、品質に対する信頼性を高めることができる。
Further, by forming the notch portion 4da in the
本実施例では、ストラット支持部3に凹ビード3fを周方向に所定間隔をあけて、かつ上下方向に延びるよう形成したので、別部品による補強を行うことなく、ストラット支持部3の路面からの突き上げ荷重に対する剛性を高めることができ、コストの低減を図りつつ、操縦安定性の向上を図ることができる。
In this embodiment, since the
また本実施例では、前記ストラット支持部3の各凹ビード3fにアッパサポート4の切欠き部4dを係合させたので、アッパサポート4をストラット支持部3に位置決めした状態に仮保持することができ、スポット溶接を行う際の組み付け精度及び作業性を向上できる。
Further, in this embodiment, the
1 サスペンションタワー
2 ホイールハウス
3 ストラット支持部
3b 開口部
3f 凹ビード
3g 上端部
4 アッパサポート
4c フランジ部
4c′ 上部
4c′′ 下部
4d 凹ビード
10 サスペンションストラット
10c 上端部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (1)
車輪に連結されたサスペンションストラットの上端部を支持固定するアッパサポートとを有し、
前記ストラット支持部の上端に形成された開口部内に、前記アッパサポートのフランジ部を挿入配置し、
該フランジ部と前記開口部とを、これの上部及び下部をそれぞれ周方向に千鳥状をなすよう交互にスポット溶接することにより接合固定した車両用サスペンションタワーのストラット支持部構造において、
前記アッパサポートのフランジ部の、前記上部のスポット溶接箇所に対応する下側部分には、切欠き部が形成され、
前記ストラット支持部には、内側に凹形状をなす凹ビードが上下方向に延びるよう形成され、
該凹ビードの上端部には、前記アッパサポートの切欠き部が係合している
ことを特徴とする車両用サスペンションタワーのストラット支持部構造。 A strut support formed to extend upward in the wheel house;
An upper support for supporting and fixing the upper end of the suspension strut connected to the wheel,
In the opening formed at the upper end of the strut support portion, the flange portion of the upper support is inserted and arranged,
In the strut support part structure of a suspension tower for a vehicle, wherein the flange part and the opening part are joined and fixed by alternately spot-welding the upper part and the lower part of the flange part in a zigzag shape in the circumferential direction.
A notch portion is formed in a lower portion of the flange portion of the upper support corresponding to the upper spot welding spot,
The strut support portion is formed so that a concave bead having a concave shape on the inside extends in the vertical direction,
A strut support portion structure for a suspension tower for a vehicle, wherein a notch portion of the upper support is engaged with an upper end portion of the concave bead.
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JP2013038371A JP2014162469A (en) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | Strut support portion structure of suspension tower for vehicle |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017074886A (en) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | マツダ株式会社 | Side part car body structure of vehicle |
FR3071437A1 (en) * | 2017-09-25 | 2019-03-29 | Renault S.A.S | DAMPER COUPLER ENHANCEMENT OF A VEHICLE. |
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- 2013-02-28 JP JP2013038371A patent/JP2014162469A/en active Pending
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