JP2014159923A - ターボ冷凍機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ターボ圧縮機を駆動する電動機の冷却用の冷媒として冷凍サイクルから電動機に供給される冷媒の冷媒量を最適化することにより、電動機の冷却を過不足なく適正に行うことができるターボ冷凍機を提供する。
【解決手段】凝縮器側から電動機11に冷媒を供給する冷媒供給配管5BPと、冷媒供給配管を流れる冷媒流量を制御する制御弁12と、蒸発器3内の冷媒と熱交換する冷水の入口温度を測定する温度センサT1と、蒸発器3内の冷媒と熱交換した後の冷水の出口温度を測定する温度センサT2と、制御弁12の開度を制御する制御装置10とを備え、制御装置10は、蒸発器の冷水入口温度と冷水出口温度の温度差と蒸発器3を流れる冷水の流量とから冷凍能力を算出し、算出した冷凍能力に基づいて制御弁12の開度を制御することにより電動機11に供給される冷媒流量を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】凝縮器側から電動機11に冷媒を供給する冷媒供給配管5BPと、冷媒供給配管を流れる冷媒流量を制御する制御弁12と、蒸発器3内の冷媒と熱交換する冷水の入口温度を測定する温度センサT1と、蒸発器3内の冷媒と熱交換した後の冷水の出口温度を測定する温度センサT2と、制御弁12の開度を制御する制御装置10とを備え、制御装置10は、蒸発器の冷水入口温度と冷水出口温度の温度差と蒸発器3を流れる冷水の流量とから冷凍能力を算出し、算出した冷凍能力に基づいて制御弁12の開度を制御することにより電動機11に供給される冷媒流量を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ターボ冷凍機に係り、特にターボ圧縮機を駆動する電動機に冷凍サイクルから冷媒の一部を導いて電動機を冷却する方式のターボ冷凍機に関するものである。
従来、冷凍空調装置などに利用されるターボ冷凍機は、冷媒を封入したクローズドシステムで構成され、冷水(被冷却流体)から熱を奪って冷媒が蒸発して冷凍効果を発揮する蒸発器と、前記蒸発器で蒸発した冷媒ガスを圧縮して高圧の冷媒ガスにする圧縮機と、高圧の冷媒ガスを冷却水(冷却流体)で冷却して凝縮させる凝縮器と、前記凝縮した冷媒を減圧して膨張させる膨張弁(膨張機構)とを、冷媒配管によって連結して構成されている。
ターボ冷凍機に用いられているターボ圧縮機は、電動機が圧縮機とともに分割型のケーシングに密閉状態で収容されている半密閉型圧縮機を採用する場合が多い。この半密閉型圧縮機においては、電動機の損失により生じた発熱を、冷凍サイクル中の凝縮冷媒(液冷媒)を電動機内部に導入して冷媒の蒸発潜熱を利用して冷却する場合が多い。この場合、凝縮器から電動機に冷媒を送る駆動源は、凝縮器と電動機(蒸発器)の圧力差となる。すなわち、電動機に送られる冷媒量は冷凍機の運転状態、すなわち凝縮器と蒸発器の圧力差(冷却水と冷水の温度差とも表現できる)に依存する。したがって、電動機に供給される冷媒量は「出たなり」となっている。必要以上に冷却冷媒を電動機に供給すると、凝縮器からの液冷媒の多くが蒸発器にバイパスされることになり、圧縮機吸込風量に余裕が無い場合は冷凍能力が低下してしまう。また、圧縮機吸込風量に余裕がある場合でも、余剰な圧縮動力を消費することになり、結局、冷凍機の効率低下の原因となりうる。
エコノマイザサイクルを採用している場合、バイパスさせる液冷媒はエコノマイザ効果分だけ、冷凍効果が低下することになる。
図4は、過剰に電動機に供給された液冷媒が蒸発器に戻った場合のエコノマイザ効果低減分を示すモリエル線図である。図4に示すように、過剰に電動機に供給された液冷媒が蒸発器に戻った場合には、エコノマイザによる冷凍効果は、図4の斜線部分で示す分だけ失われることになり、冷凍能力が低下してしまう。
図4は、過剰に電動機に供給された液冷媒が蒸発器に戻った場合のエコノマイザ効果低減分を示すモリエル線図である。図4に示すように、過剰に電動機に供給された液冷媒が蒸発器に戻った場合には、エコノマイザによる冷凍効果は、図4の斜線部分で示す分だけ失われることになり、冷凍能力が低下してしまう。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、ターボ圧縮機を駆動する電動機の冷却用冷媒として冷凍サイクルから電動機に供給される冷媒の冷媒量を最適化することにより、電動機の冷却を過不足なく適正に行うことができ、冷凍機の効率低下を防止することができるターボ冷凍機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の第一の態様のターボ冷凍機は、冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器とを備えたターボ冷凍機において、凝縮器側から分岐した配管であって、凝縮器側から前記電動機に冷媒を供給する冷媒供給配管と、前記冷媒供給配管に設置され、該冷媒供給配管を流れる冷媒流量を制御する制御弁と、蒸発器内の冷媒と熱交換する冷水の入口温度を測定する手段と、蒸発器内の冷媒と熱交換した後の冷水の出口温度を測定する手段と、前記制御弁の開度を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記蒸発器の冷水入口温度と冷水出口温度の温度差と前記蒸発器を流れる冷水の流量とから冷凍能力を算出し、算出した冷凍能力に基づいて前記制御弁の開度を制御することにより前記電動機に供給される冷媒流量を制御することを特徴とする。
本発明によれば、ターボ冷凍機の稼働中に蒸発器の冷水入口温度を測定するとともに蒸発器の冷水出口温度を測定する。これら測定信号は制御装置に逐次送られ、制御装置において冷水出入口の温度差が演算される。制御装置では、こうして得られた温度差と蒸発器を流れる冷水流量とを乗算することにより冷凍能力を算出する。このとき、冷水流量が定格流量(固定流量)の場合には、計測する必要はないが、冷水流量が変流量の場合には、流量計測手段で計測して冷水流量を得る。このようにして算出した冷凍能力から電動機を冷却するために必要な凝縮冷媒(液冷媒)の冷媒量が決まるので、制御弁の開度を制御し、凝縮器側から冷媒供給配管を介して電動機に供給される凝縮冷媒の流量を制御する。このようにして、電動機に供給される凝縮冷媒の冷媒量を電動機の発熱量に見合うように最適化することにより、電動機の冷却を過不足なく適正に行うことができる。電動機の冷却を終えたガス冷媒は、返送配管を介して蒸発器に返送される。
本発明の好ましい態様によれば、前記蒸発器を流れる冷水の流量を計測する手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、蒸発器を流れる冷水流量が変流量の場合には、流量計測手段で計測して冷水流量を得る。
本発明によれば、蒸発器を流れる冷水流量が変流量の場合には、流量計測手段で計測して冷水流量を得る。
本発明の好ましい態様によれば、前記蒸発器の冷水入口圧力と冷水出口圧力の圧力差を測定する手段を備え、前記制御装置は前記圧力差から前記蒸発器を流れる冷水の流量を演算することを特徴とする。
本発明によれば、蒸発器の冷水入口配管と冷水出口配管との間に差圧計を設けて蒸発器で生ずる冷水圧力損失を計測し、蒸発器の冷水圧力損失から蒸発器を流れる冷水流量を演算する。
本発明によれば、蒸発器の冷水入口配管と冷水出口配管との間に差圧計を設けて蒸発器で生ずる冷水圧力損失を計測し、蒸発器の冷水圧力損失から蒸発器を流れる冷水流量を演算する。
本発明の好ましい態様によれば、前記ターボ圧縮機は多段ターボ圧縮機からなり、多段ターボ圧縮機の多段の圧縮段の中間部分に冷媒ガスを供給するエコノマイザを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、エコノマイザで分離された冷媒ガスが多段ターボ圧縮機の多段の圧縮段の中間部分に導入されるエコノマイザサイクルを構築できるため、エコノマイザによる冷凍効果部分が付加されるので、その分だけ冷凍効果が増加して高効率化を図ることができる。そして、エコノマイザサイクルにおいて、電動機の冷却のために供給される液冷媒が過剰になることはなく、したがって液冷媒が蒸発器に戻ってしまうような事態は生じない。よって、エコノマイザ効果の低減を抑制もしくはゼロにすることが可能となり、冷凍機の効率改善を図ることができる。
本発明によれば、エコノマイザで分離された冷媒ガスが多段ターボ圧縮機の多段の圧縮段の中間部分に導入されるエコノマイザサイクルを構築できるため、エコノマイザによる冷凍効果部分が付加されるので、その分だけ冷凍効果が増加して高効率化を図ることができる。そして、エコノマイザサイクルにおいて、電動機の冷却のために供給される液冷媒が過剰になることはなく、したがって液冷媒が蒸発器に戻ってしまうような事態は生じない。よって、エコノマイザ効果の低減を抑制もしくはゼロにすることが可能となり、冷凍機の効率改善を図ることができる。
本発明の第二の態様のターボ冷凍機は、冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器とを備えたターボ冷凍機において、凝縮器側から分岐した配管であって、凝縮器側から前記電動機に冷媒を供給する冷媒供給配管と、前記冷媒供給配管に設置され、該冷媒供給配管を流れる冷媒流量を制御する制御弁と、凝縮器内の冷媒と熱交換する冷却水の入口温度を測定する手段と、凝縮器内の冷媒と熱交換した後の冷却水の出口温度を測定する手段と、前記制御弁の開度を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記凝縮器の冷却水入口温度と冷却水出口温度の温度差と前記凝縮器を流れる冷却水の流量とから冷却水冷却能力を算出し、算出した冷却水冷却能力に基づいて前記制御弁の開度を制御することにより前記電動機に供給される冷媒流量を制御することを特徴とする。
本発明によれば、ターボ冷凍機の稼働中に凝縮器の冷却水入口温度を測定するとともに凝縮器の冷却水出口温度を測定する。これら測定信号は制御装置に逐次送られ、制御装置において冷却水出入口の温度差が演算される。制御装置では、こうして得られた温度差と凝縮器を流れる冷却水流量とを乗算することにより冷却水冷却能力を算出する。このとき、冷却水流量が定格流量(固定流量)の場合には、計測する必要はないが、冷却水流量が変流量の場合には、流量計測手段で計測して冷却水流量を得る。このようにして算出した冷却水冷却能力から電動機を冷却するために必要な凝縮冷媒(液冷媒)の冷媒量が決まるので、制御弁の開度を制御し、凝縮器側から冷媒供給配管を介して電動機に供給される凝縮冷媒の流量を制御する。このようにして、電動機に供給される凝縮冷媒の冷媒量を電動機の発熱量に見合うように最適化することにより、電動機の冷却を過不足なく適正に行うことができる。電動機の冷却を終えたガス冷媒は、返送配管を介して蒸発器に返送される。
本発明の好ましい態様によれば、前記凝縮器を流れる冷却水の流量を計測する手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、凝縮器を流れる冷却水流量が変流量の場合には、流量計測手段で計測して冷却水流量を得る。
本発明によれば、凝縮器を流れる冷却水流量が変流量の場合には、流量計測手段で計測して冷却水流量を得る。
本発明の好ましい態様によれば、前記凝縮器の冷却水入口圧力と冷却水出口圧力の圧力差を測定する手段を備え、前記制御装置は前記圧力差から前記凝縮器を流れる冷却水の流量を演算することを特徴とする。
本発明によれば、凝縮器の冷却水入口配管と冷却水出口配管との間に差圧計を設けて凝縮器で生ずる冷却水圧力損失を計測し、凝縮器の冷却水圧力損失から凝縮器を流れる冷却水流量を演算する。
本発明によれば、凝縮器の冷却水入口配管と冷却水出口配管との間に差圧計を設けて凝縮器で生ずる冷却水圧力損失を計測し、凝縮器の冷却水圧力損失から凝縮器を流れる冷却水流量を演算する。
本発明の好ましい態様によれば、前記ターボ圧縮機は多段ターボ圧縮機からなり、多段ターボ圧縮機の多段の圧縮段の中間部分に冷媒ガスを供給するエコノマイザを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、エコノマイザで分離された冷媒ガスが多段ターボ圧縮機の多段の圧縮段の中間部分に導入されるエコノマイザサイクルを構築できるため、エコノマイザによる冷凍効果部分が付加されるので、その分だけ冷凍効果が増加して高効率化を図ることができる。そして、エコノマイザサイクルにおいて、電動機の冷却のために供給される液冷媒が過剰になることはなく、したがって液冷媒が蒸発器に戻ってしまうような事態は生じない。よって、エコノマイザ効果の低減を抑制もしくはゼロにすることが可能となり、冷凍機の効率改善を図ることができる。
本発明によれば、エコノマイザで分離された冷媒ガスが多段ターボ圧縮機の多段の圧縮段の中間部分に導入されるエコノマイザサイクルを構築できるため、エコノマイザによる冷凍効果部分が付加されるので、その分だけ冷凍効果が増加して高効率化を図ることができる。そして、エコノマイザサイクルにおいて、電動機の冷却のために供給される液冷媒が過剰になることはなく、したがって液冷媒が蒸発器に戻ってしまうような事態は生じない。よって、エコノマイザ効果の低減を抑制もしくはゼロにすることが可能となり、冷凍機の効率改善を図ることができる。
本発明は、以下に列挙する効果を奏する。
(1)ターボ圧縮機を駆動する電動機の冷却用冷媒として冷凍サイクルから電動機に供給される冷媒の冷媒量を最適化することにより、電動機の冷却を過不足なく適正に行うことができ、冷凍機の効率低下を防止することができる。
(2)エコノマイザを備えたエコノマイザサイクルにおいて、電動機の冷却のために供給される液冷媒が過剰になることはなく、したがって液冷媒が蒸発器に戻ってしまうような事態は生じない。よって、エコノマイザ効果の低減を抑制もしくはゼロにすることが可能となり、冷凍機の効率改善を図ることができる。
(1)ターボ圧縮機を駆動する電動機の冷却用冷媒として冷凍サイクルから電動機に供給される冷媒の冷媒量を最適化することにより、電動機の冷却を過不足なく適正に行うことができ、冷凍機の効率低下を防止することができる。
(2)エコノマイザを備えたエコノマイザサイクルにおいて、電動機の冷却のために供給される液冷媒が過剰になることはなく、したがって液冷媒が蒸発器に戻ってしまうような事態は生じない。よって、エコノマイザ効果の低減を抑制もしくはゼロにすることが可能となり、冷凍機の効率改善を図ることができる。
以下、本発明に係るターボ冷凍機の実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。図1乃至図3において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明に係るターボ冷凍機の第1の実施形態を示す模式図である。図1に示すように、ターボ冷凍機は、冷媒を圧縮するターボ圧縮機1と、圧縮された冷媒ガスを冷却水(冷却流体)で冷却して凝縮させる凝縮器2と、冷水(被冷却流体)から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器3と、凝縮器2と蒸発器3との間に配置される中間冷却器であるエコノマイザ4とを備え、これら各機器を冷媒が循環する冷媒配管5によって連結して構成されている。
図1は、本発明に係るターボ冷凍機の第1の実施形態を示す模式図である。図1に示すように、ターボ冷凍機は、冷媒を圧縮するターボ圧縮機1と、圧縮された冷媒ガスを冷却水(冷却流体)で冷却して凝縮させる凝縮器2と、冷水(被冷却流体)から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器3と、凝縮器2と蒸発器3との間に配置される中間冷却器であるエコノマイザ4とを備え、これら各機器を冷媒が循環する冷媒配管5によって連結して構成されている。
図1に示す実施形態においては、ターボ圧縮機1は、多段ターボ圧縮機から構成されており、電動機11によって駆動されるようになっている。ターボ圧縮機1は、電動機11が圧縮機とともに分割型のケーシングに密閉状態で収容されている半密閉型ターボ圧縮機である。ターボ圧縮機1は、流路8によってエコノマイザ4と接続されており、エコノマイザ4で分離された冷媒ガスはターボ圧縮機1の多段の圧縮段(この例では2段)の中間部分(この例では一段目と二段目の間の部分)に導入されるようになっている。
図1に示すように構成されたターボ冷凍機の冷凍サイクルでは、ターボ圧縮機1と凝縮器2と蒸発器3とエコノマイザ4とを冷媒が循環し、蒸発器3で得られる冷熱源で冷水が製造されて負荷に対応し、冷凍サイクル内に取り込まれた蒸発器3からの熱量および電動機11から供給されるターボ圧縮機1の仕事に相当する熱量が凝縮器2に供給される冷却水に放出される。一方、エコノマイザ4にて分離された冷媒ガスはターボ圧縮機1の多段圧縮段の中間部分に導入され、一段目圧縮機からの冷媒ガスと合流して二段目圧縮機により圧縮される。2段圧縮単段エコノマイザサイクルによれば、エコノマイザ4による冷凍効果部分が付加されるので、その分だけ冷凍効果が増加し、エコノマイザ4を設置しない場合に比べて冷凍効果の高効率化を図ることができる。
図1に示すように、凝縮器2とエコノマイザ4とを接続する冷媒配管5から分岐して、冷媒を凝縮器側から電動機11に導く冷媒供給配管5BPが設置されている。冷媒供給配管5BPは電動機11のケーシング11cに接続されており、凝縮器2で凝縮した冷媒が電動機11のケーシング11c内に導入されるようになっている。そして、冷媒供給配管5BPには、電動式の制御弁12が設けられており、制御弁12の開度を制御することにより冷媒の流量が制御できるようになっている。制御弁12は制御装置10に接続されている。電動機11のケーシング11c内に導入された冷媒は、ケーシング11c内を流れる間に蒸発し、このときの蒸発潜熱を利用して電動機11の熱を奪い電動機11を冷却するようになっている。電動機11を冷却した後の冷媒ガスは、蒸発器3に戻るようになっている。
図1に示すように、蒸発器3には、冷水入口温度を測定する温度センサT1と、冷水出口温度を測定する温度センサT2とが設置されている。すなわち、温度センサT1により蒸発器3内の冷媒と熱交換する冷水の入口温度を測定し、温度センサT2により蒸発器3内の冷媒と熱交換した後の冷水の出口温度を測定するようになっている。温度センサT1および温度センサT2は、それぞれ制御装置10に接続されている。これにより、制御装置10において、冷水入口温度と冷水出口温度との温度差と、定格(固定)の冷水流量とから冷凍能力Qeを算出することができるようになっている。蒸発器3を流れる冷水流量が変流量である場合には、図1に示すように、冷水出口配管に冷水流量を計測する流量センサFEを設けることにより、冷水入口温度と冷水出口温度との温度差と、流量センサFEで計測した冷水流量とを乗算することにより冷凍能力Qeを算出することができる。
なお、図1に示すように、冷水入口配管と冷水出口配管との間に差圧計ΔPeを設けて蒸発器3で生ずる冷水圧力損失を計測し、蒸発器3の冷水圧力損失から蒸発器3を流れる冷水流量を推算し、推算した冷水流量に、冷水入口温度と冷水出口温度との温度差を乗算することにより冷凍能力Qeを算出してもよい。
なお、図1に示すように、冷水入口配管と冷水出口配管との間に差圧計ΔPeを設けて蒸発器3で生ずる冷水圧力損失を計測し、蒸発器3の冷水圧力損失から蒸発器3を流れる冷水流量を推算し、推算した冷水流量に、冷水入口温度と冷水出口温度との温度差を乗算することにより冷凍能力Qeを算出してもよい。
次に、図1に示すように構成されたターボ冷凍機の作用を説明する。
ターボ冷凍機の稼働中に温度センサT1により冷水入口温度を測定するとともに温度センサT2により冷水出口温度を測定する。これら測定信号は制御装置10に逐次送られ、制御装置10において冷水出入口の温度差が演算される。制御装置10では、こうして得られた温度差と蒸発器3を流れる冷水流量とを乗算することにより冷凍能力Qeを算出する。このとき、冷水流量が定格流量(固定流量)の場合には、計測する必要はないが、冷水流量が変流量の場合には、流量センサFEで計測して冷水流量を得る。このようにして算出した冷凍能力Qeから電動機11を冷却するために必要な凝縮冷媒(液冷媒)の冷媒量が決まるので、電動式の制御弁12の開度を制御し、凝縮器側から冷媒供給配管5BPを介して電動機11に供給される凝縮冷媒の流量を制御する。
ターボ冷凍機の稼働中に温度センサT1により冷水入口温度を測定するとともに温度センサT2により冷水出口温度を測定する。これら測定信号は制御装置10に逐次送られ、制御装置10において冷水出入口の温度差が演算される。制御装置10では、こうして得られた温度差と蒸発器3を流れる冷水流量とを乗算することにより冷凍能力Qeを算出する。このとき、冷水流量が定格流量(固定流量)の場合には、計測する必要はないが、冷水流量が変流量の場合には、流量センサFEで計測して冷水流量を得る。このようにして算出した冷凍能力Qeから電動機11を冷却するために必要な凝縮冷媒(液冷媒)の冷媒量が決まるので、電動式の制御弁12の開度を制御し、凝縮器側から冷媒供給配管5BPを介して電動機11に供給される凝縮冷媒の流量を制御する。
図2は、冷凍能力Qeと電動式の制御弁12の開度との関係を示すグラフである。図2に示すような冷凍能力Qeと電動式の制御弁12の開度との関係を予め求めておき、テーブル化しておくことにより、冷凍能力Qeを算出すれば、直ちに電動式の制御弁12の開度を決定することができる。
このようにして、電動機11に供給される凝縮冷媒の冷媒量を電動機11の発熱量に見合うように最適化することにより、電動機11の冷却を過不足なく適正に行うことができる。電動機11の冷却を終えたガス冷媒は、返送配管(図示せず)を介して蒸発器3に返送される。
図3は、本発明に係るターボ冷凍機の第2の実施形態を示す模式図である。図3に示すように、本実施形態においては、各種センサ類は凝縮器2に設置されている。その他の構成は図1に示すターボ冷凍機と同様である。すなわち、凝縮器2に、冷却水入口温度を測定する温度センサT1と、冷却水出口温度を測定する温度センサT2とが設置されている。温度センサT1およびT2は、それぞれ制御装置10に接続されている。これにより、制御装置10において、冷却水入口温度と冷却水出口温度との温度差と、定格(固定)の冷却水流量とから冷却水冷却能力Qcを算出することができるようになっている。凝縮器2を流れる冷却水流量が変流量である場合には、図3に示すように、冷却水出口配管に冷却水流量を計測する流量センサFCを設けることにより、冷却水入口温度と冷却水出口温度との温度差と、流量センサFCで計測した冷却水流量とを乗算することにより冷却水冷却能力Qcを算出することができる。
なお、図3に示すように、冷却水入口配管と冷却水出口配管との間に差圧計ΔPcを設けて凝縮器2で生ずる冷却水圧力損失を計測し、凝縮器2の冷却水圧力損失から凝縮器2を流れる冷却水流量を推算し、推算した冷却水流量に、冷却水入口温度と冷却水出口温度との温度差を乗算することにより冷却水冷却能力Qcを算出してもよい。
なお、図3に示すように、冷却水入口配管と冷却水出口配管との間に差圧計ΔPcを設けて凝縮器2で生ずる冷却水圧力損失を計測し、凝縮器2の冷却水圧力損失から凝縮器2を流れる冷却水流量を推算し、推算した冷却水流量に、冷却水入口温度と冷却水出口温度との温度差を乗算することにより冷却水冷却能力Qcを算出してもよい。
このようにして算出した冷却水冷却能力Qcから電動機11を冷却するために必要な凝縮冷媒(液冷媒)の冷媒量が決まるので、電動式の制御弁12の開度を制御し、凝縮器側から冷媒供給配管5BPを介して電動機11に供給される凝縮冷媒の流量を制御する。なお、冷却水冷却能力Qcと電動式の制御弁12の開度との関係は、図2と同様に予め求めておき、テーブル化しておく。
図1乃至図3に示す実施形態においては、エコノマイザサイクルを用いたターボ冷凍機を説明したが、エコノマイザを設けないタイプのターボ冷凍機にあっては、凝縮器2と蒸発器3とを接続する冷媒配管から分岐して、冷媒を凝縮器側から電動機11に導く冷媒供給配管5BPを設け、冷媒供給管5BPに電動式の制御弁12を設ければよい。これにより、電動式の制御弁12の開度を制御することによって凝縮器側から電動機11に供給される冷媒の流量を最適化することにより、電動機11の冷却を過不足なく適正に行うことができる。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
1 ターボ圧縮機
2 凝縮器
3 蒸発器
4 エコノマイザ
5 冷媒配管
5BP 冷媒供給配管
6 電動式の制御弁
8 流路
10 制御装置
11 電動機
11c ケーシング
12 制御弁
FC,FE 流量センサ
ΔPc,ΔPe 差圧計
T1,T2 温度センサ
2 凝縮器
3 蒸発器
4 エコノマイザ
5 冷媒配管
5BP 冷媒供給配管
6 電動式の制御弁
8 流路
10 制御装置
11 電動機
11c ケーシング
12 制御弁
FC,FE 流量センサ
ΔPc,ΔPe 差圧計
T1,T2 温度センサ
Claims (8)
- 冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器とを備えたターボ冷凍機において、
凝縮器側から分岐した配管であって、凝縮器側から前記電動機に冷媒を供給する冷媒供給配管と、
前記冷媒供給配管に設置され、該冷媒供給配管を流れる冷媒流量を制御する制御弁と、
蒸発器内の冷媒と熱交換する冷水の入口温度を測定する手段と、
蒸発器内の冷媒と熱交換した後の冷水の出口温度を測定する手段と、
前記制御弁の開度を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記蒸発器の冷水入口温度と冷水出口温度の温度差と前記蒸発器を流れる冷水の流量とから冷凍能力を算出し、算出した冷凍能力に基づいて前記制御弁の開度を制御することにより前記電動機に供給される冷媒流量を制御することを特徴とするターボ冷凍機。 - 前記蒸発器を流れる冷水の流量を計測する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のターボ冷凍機。
- 前記蒸発器の冷水入口圧力と冷水出口圧力の圧力差を測定する手段を備え、
前記制御装置は前記圧力差から前記蒸発器を流れる冷水の流量を演算することを特徴とする請求項1に記載のターボ冷凍機。 - 前記ターボ圧縮機は多段ターボ圧縮機からなり、多段ターボ圧縮機の多段の圧縮段の中間部分に冷媒ガスを供給するエコノマイザを備えたことを特徴とする請求項1に記載のターボ冷凍機。
- 冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器とを備えたターボ冷凍機において、
凝縮器側から分岐した配管であって、凝縮器側から前記電動機に冷媒を供給する冷媒供給配管と、
前記冷媒供給配管に設置され、該冷媒供給配管を流れる冷媒流量を制御する制御弁と、
凝縮器内の冷媒と熱交換する冷却水の入口温度を測定する手段と、
凝縮器内の冷媒と熱交換した後の冷却水の出口温度を測定する手段と、
前記制御弁の開度を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記凝縮器の冷却水入口温度と冷却水出口温度の温度差と前記凝縮器を流れる冷却水の流量とから冷却水冷却能力を算出し、算出した冷却水冷却能力に基づいて前記制御弁の開度を制御することにより前記電動機に供給される冷媒流量を制御することを特徴とするターボ冷凍機。 - 前記凝縮器を流れる冷却水の流量を計測する手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載のターボ冷凍機。
- 前記凝縮器の冷却水入口圧力と冷却水出口圧力の圧力差を測定する手段を備え、
前記制御装置は前記圧力差から前記凝縮器を流れる冷却水の流量を演算することを特徴とする請求項5に記載のターボ冷凍機。 - 前記ターボ圧縮機は多段ターボ圧縮機からなり、多段ターボ圧縮機の多段の圧縮段の中間部分に冷媒ガスを供給するエコノマイザを備えたことを特徴とする請求項5に記載のターボ冷凍機。
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