JP2014150434A - 映像出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】視聴者の気分あるいは興味に合致する番組の視聴を提案する映像出力装置を得ること。
【解決手段】映像出力装置1は、人物が映像表示部3に表示された番組を視聴した時に検出した人物の表情に対応付けて、当該視聴された番組を視聴履歴として視聴履歴DB302に記憶し、記憶した視聴済み番組のうち、対応付けられている表情が現在検出されている表情と一致する視聴済み番組を検出し、検出した視聴済み番組の続編となる番組、同ジャンルの番組を、番組表DB303のデータから抽出して視聴を提案する。
【選択図】図2
【解決手段】映像出力装置1は、人物が映像表示部3に表示された番組を視聴した時に検出した人物の表情に対応付けて、当該視聴された番組を視聴履歴として視聴履歴DB302に記憶し、記憶した視聴済み番組のうち、対応付けられている表情が現在検出されている表情と一致する視聴済み番組を検出し、検出した視聴済み番組の続編となる番組、同ジャンルの番組を、番組表DB303のデータから抽出して視聴を提案する。
【選択図】図2
Description
本発明は、映像コンテンツを出力する映像出力装置に関する。
提供される複数の番組に対する視聴者の必要度を推定し、推定した必要度に基づいて視聴者へ供給する番組を選択し、選択した番組データを記録し、記録した複数の番組から必要度の高いと推定される番組を見出し画面で案内し、見出し画面上から視聴者が所望の番組を選択できるように視聴者からの指示操作を受け付ける映像出力装置が知られている(特許文献1参照)。
従来の技術では、視聴者のパーソナルな嗜好と番組の属性を示すデータとの相関と、視聴者の視聴履歴のデータとに基づいて必要度が推定される。このため、例えば視聴者の気分の良し悪しにかかわらず一定の番組が案内されてしまい、案内された番組が視聴者の気分に合致しないということがある。
本発明による映像出力装置は、番組の放送信号を入力する入力部と、番組に関するイベント情報である番組表データを取得する番組表取得部と、入力部から入力された放送信号を処理した番組の映像信号を映像表示部へ出力する映像出力部と、映像表示部に表示された番組を視聴する人物の顔を撮像する撮像部と、撮像部で撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する表情検出部と、人物が映像表示部に表示された番組を視聴した時に表情検出部で検出された表情に対応付けて、当該視聴された番組を視聴履歴として記憶する視聴履歴記憶部と、視聴履歴記憶部に記憶された視聴済み番組のうち、対応付けられている表情が表情検出部によって現在検出されている表情と一致する視聴済み番組を検出し、検出した視聴済み番組の続編となる番組、および検出した視聴済み番組と同ジャンルの番組の少なくとも一方の番組を、番組表取得部で取得された番組表データから抽出する推奨番組抽出部と、推奨番組抽出部で抽出された番組の視聴を提案する提案制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明による映像出力装置では、視聴者の気分あるいは興味に合致する番組の視聴を提案できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるデジタルテレビジョン1を例示する外観斜視図である。図1において、デジタルテレビジョン1は、正面視(前面に対する平面視)で、長方形状の外観を呈している。デジタルテレビジョン1は、筐体2と、LCD(Liquid Crystal Display)パネル3とを備える。LCDパネル3は、後述する映像処理部20(図2)から映像信号を受け取り、静止画や動画等の映像を表示する。また、筐体2は、支持部4によって支持される。
図2は、デジタルテレビジョン1の信号処理系を例示するブロック図である。図2において、デジタルテレビジョン1は、アンテナ12で受信したデジタルテレビジョン放送信号を、入力端子13を介して受信部を構成するチューナ部14に供給することにより、所望のチャンネルの放送信号を選局し得る。デジタルテレビジョン1は、チューナ部14で選局された放送信号を、復調復号部15に供給してデジタルの映像信号および音声信号等に復元した後、入力信号処理部16に出力する。なお、本実施形態のチューナ部14は、デジタルテレビジョン放送信号を受信するチューナを複数台(例えば3台)有しており、複数の異なるチャンネルの放送信号を同時に受信し得る。
入力信号処理部16は、復調復号部15から供給されたデジタルの映像信号および音声信号に対してそれぞれ所定のデジタル信号処理を施す。また、入力信号処理部16は、チューナ部14で選局された放送信号から番組名、出演者、開始時刻などのイベント情報を記述したテーブルであるEIT(Event Information Table)を分離する。入力信号処理部16で分離されたEITは、番組表データとして制御部23に入力される。EITには、番組にかかるイベント情報である番組のタイトル情報やジャンル情報、放送日時、出演者情報などの放送内容などの番組に関連する情報が含まれている。
また、入力信号処理部16は、デジタルの映像信号を合成処理部17に出力し、デジタルの音声信号を音声処理部18に出力する。合成処理部17は、入力信号処理部16から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部19で生成される字幕、GUI(Graphical User Interface)、OSDなどの重畳用映像信号であるOSD信号を重畳して出力する。
デジタルテレビジョン1は、合成処理部17から出力されたデジタルの映像信号を、映像処理部20に供給する。映像処理部20は、入力されたデジタルの映像信号を、出力部として機能するLCDパネル3で表示可能なフォーマットの映像信号に変換する。デジタルテレビジョン1は、映像処理部20から出力された映像信号を、LCDパネル3に供給して映像表示させる。
音声処理部18は、入力されたデジタルの音声信号を、出力部として機能するスピーカ22で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換する。そして、この音声処理部18から出力されたアナログ音声信号が、スピーカ22に供給されることにより音声再生に供される。図2に示すように、上述した合成処理部17、音声処理部18、OSD信号生成部19、および映像処理部20は、出力信号処理部21を構成する。
デジタルテレビジョン1はさらに、図1に示すように、映像出力部として機能するLCDパネル3の近傍にカメラ装置60を搭載する。このカメラ装置60は、デジタルテレビジョン1に対向する人物、すなわち視聴者の顔を撮像可能な位置に設けられている。
ここで、デジタルテレビジョン1は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部23によって統括的に制御する。制御部23は、CPU(Central Processing Unit)23aおよびメモリ部23bを内蔵する。メモリ部23bは、主としてCPU23aが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、該CPU23aに作業エリアを提供するためのRAM(Random Access Memory)と、各種の設定情報および制御情報等が格納される不揮発性メモリとを含む。
また、制御部23にはディスクドライブ部27が接続されている。ディスクドライブ部27は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスク28を着脱自在とするもので、装着された光ディスク28に対してデジタルデータの記録や、光ディスク28に記録されているデジタルデータの再生を行なう機能を有する。
また、制御部23には、HDD(Hard Disk Drive)30が接続されている。HDD(Hard Disk Drive)30は、ハードディスクに各種データを記憶することにより、表情履歴データベース(表情履歴DB)301と、視聴履歴データベース(視聴履歴DB)302と、番組表データベース(番組表DB)303と、して機能する。
図3は、表情履歴データベース301のデータ構造を示す模式図である。図3に示すように、表情履歴データベース301は、番組視聴時においてカメラ装置60で撮像された視聴者の顔の画像から公知の表情検出処理によって検出された所定時間ごとの表情データと、その表情履歴データのID(表情履歴ID)とを対応付けて記憶する表情テーブル3011を有する蓄積型のデータベースである。
表情検出は、カメラ装置60で撮像された画像に基づいて制御部23が行う。制御部23は、顔の画像に含まれる目、口、しわの形状、口の開閉具合など、顔全体に分布する特徴に基づいて笑顔、怒り顔、悲しみ顔などを検出する。例えば、目尻が下がっている、口角が上がっている、口が開いている、ほうれい線が明瞭であるなどの特徴が顔画像から検出された場合、その顔画像の表情は笑顔であると判断する。また例えば、目尻が上がっている、口角が下がっている、眉間のしわが明瞭であるなどの特徴が顔画像から検出された場合、その顔画像の表情は怒り顔であると判断する。
図4は、視聴履歴データベース302のデータ構造を示す模式図である。図4に示すように、視聴履歴データベース302は、視聴履歴テーブル3021と、番組テーブル3022と、チューナテーブル3023と、チャンネルテーブル3024と、を有する蓄積型のデータベースである。視聴履歴テーブル3021は、視聴履歴IDに対応付けて、上記番組視聴の際に検出した視聴者の表情履歴IDと、視聴番組を示す番組IDと、番組の視聴時間と、視聴の際に検出した注視時間とを記憶する。番組の視聴時間は、番組の映像をLCDパネル3へ出力した時間である。このうち、視聴者の視線がLCDパネル3へ向いていた時間を注視時間とする。
視聴者の視線は、カメラ装置60で撮像された画像に基づいて制御部23が検出する。制御部23は、公知の視線検出技術を用いることにより、例えば視聴者の目の瞳孔で反射される像に基づいて視線方向を検出する。
番組テーブル3022は、視聴番組を示す番組IDに対応付けて、視聴番組の詳細情報を示す番組データを記憶する。番組データは、受信したチューナのチューナIDと、視聴番組のチャンネルを示すチャンネルIDと、視聴番組のジャンルと、視聴番組のタイトルと、視聴番組の開始日時と、視聴番組の終了日時とを含んでいる。チューナテーブル3023は、チューナIDに対応付けてチューナ番号を記憶する。チャンネルテーブル3024は、チャンネルIDに対応付けてチャンネル番号を記憶する。
図5は、番組表データベース303のデータ構造を示す模式図である。図5に示すように、番組表データベース303は、番組テーブル3031と、チューナテーブル3032と、チャンネルテーブル3033と、を有する更新型のデータベースである。番組テーブル3031は、提供(放送)される番組を示す番組IDに対応付けて、番組の詳細情報を示す番組データを記憶する。番組データは、受信したチューナのチューナIDと、番組のチャンネルを示すチャンネルIDと、番組の開始日時と、番組の終了日時と、番組のジャンルと、番組のタイトルとを含む。チューナテーブル3032は、チューナIDと、チューナ番号と、チューナ名とを対応付けて記憶する。チャンネルテーブル3033は、チャンネルIDと、チャンネル番号と、チャンネル名とを対応付けて記憶する。
制御部23は、CPU23aが制御プログラムに従って動作することによって、図6に示すように、撮像処理部231と、図示しないリモコン送信機からの送信信号に応じて所定の指示を発するリモートコントロール処理部232と、ネットワーク処理部233と、表情検出および注視時間を検出する表情・注視時間検出部234と、視聴履歴データに対する処理を行う視聴履歴処理部235と、番組表データに対する処理を行う番組表処理部236と、番組提案処理を行う番組提案処理部237とを実現する。
ネットワーク処理部233は、入出力端子33(図2)を介して外部のネットワーク34にアクセスする通信を制御する。ネットワーク34(図2)には、各種サービスを提供する複数(図2の場合は2つ)の外部ネットワークサーバ35、36が接続されている。これにより、ネットワーク処理部233は、外部ネットワークサーバ35、36から提供されるサービスを利用可能である。
撮像処理部231は、カメラ装置60で撮像された視聴者の顔画像を表情・注視時間検出部234に送る。表情・注視時間検出部234は、顔画像に基づいて検出した表情データおよび注視時間のデータを視聴履歴処理部235へ送り、表情データを番組提案処理部237へ送る。表情・注視時間検出部234はさらに、表情データを表情履歴データベース301へ記憶させ、表情履歴IDを視聴履歴処理部235へ送る。
番組表処理部236は、入力信号処理部16で分離されたEIT(番組表データ)を取得して番組表データベース303に格納する。なお、EIT(番組表データ)をネットワーク34経由で取得するものであってもよい。EIT(番組表データ)の取得先は、視聴者による設定に従う。番組表処理部236は、EIT(番組表データ)のキーワード検索機能を有しており、指定のキーワードと一致するEIT(番組表データ)を検索し、検索でヒットした番組に絞り込んで番組表データを番組表データベース303に供給することができる。
視聴履歴処理部235は、視聴者が番組を視聴中のチューナ情報、チャンネル情報、番組情報、視聴時間、視聴者の表情、注視時間などの視聴履歴データを生成する。そして、所定の条件(例えば、視聴時間が当該番組の開始時刻から終了時刻までの時間の80%を超える)で番組視聴成立と判断すると、その視聴履歴データを視聴履歴データベース302に登録する。
番組提案処理部237は、視聴履歴データベース302に格納されている視聴履歴データを1件ずつ、番組表データとの間で照合処理を行いながら、視聴者に推奨する推奨番組を番組表の中から抽出する。具体的には、番組提案処理部237は、過去に視聴者が視聴した番組のうち、番組視聴中の視聴者の表情が表情・注視時間検出部234によって現在検出されている視聴者の表情と一致する視聴番組であって、かつ、その視聴時間において注視時間の占める比率が所定値(例えば80%)以上であった視聴番組を視聴履歴データの中から検出する。
番組提案処理部237はさらに、上記検出した過去の視聴番組の続編番組、および上記検出した過去の視聴番組と同ジャンルの番組を、推奨番組として番組表の中から抽出する。そして番組提案処理部237は、抽出した推奨番組の番組データに基づいて番組提案メッセージであるOSDデータを作成し、OSD信号生成部19に送る。番組提案メッセージは、例えばリスト状に構成し、推奨番組を並べて提案する。
ここで、番組提案処理部237が行う上記提案処理は、1日のうちでデジタルテレビジョン1を最初に起動する際に、当日の全ての番組表データを対象に行なう。また、起動後の番組視聴中の間は、現時刻から所定時間先の番組表データのみを対象に毎分行なう。
すなわち、出力信号処理部21は、入力信号処理部16から送られる映像音声データ、および番組提案処理部237で作成された番組提案メッセージであるOSDデータを結合処理したのち、映像出力および音声出力にそれぞれのデータを送る。
図7は、LCDパネル3の画面に表示された番組提案メッセージ71を例示する図である。図7において、番組提案メッセージ71は、視聴中の番組映像に重ねてLCDパネル3に表示される。番組提案メッセージ71には、推奨番組の内容(放送日時、チャンネル、タイトル、番組ジャンルなど)が番組表データベース303に格納されたEIT(番組表データ)に基づいて含められる。
また、番組提案メッセージ71には、提案された番組を視聴者が視聴するか否かを意思表示するためのボタン72、73も表示される。視聴者は、操作部24やリモコン送信機(不図示)を操作してボタン72またはボタン73を選択することによって意思表示が可能である。
提案する番組が複数ある場合の番組提案メッセージ71には、複数の推奨番組がリスト表示される。この場合、例えば上記続編番組を上位に表示し、次いで上記同ジャンルの番組を表示する。視聴者は、操作部24やリモコン送信機(不図示)を操作してカーソル74を移動させて目当ての番組を選び、ボタン72を選択操作することによって視聴の意思表示を行う。
なお、提案する番組が複数ある場合において、番組提案メッセージ71にリスト表示する推奨番組を、放送時刻が早いものから順番に並べるように構成してもよい。リストの順番は、上記番組提案処理部237が決定する。
リモートコントロール処理部232は、図示しないリモコン送信機から送信され受信部26で受信したリモートコントロールコードに基づいて、電源オン/オフ、チューナ切替やチャンネル切替(チャンネルを繰り返し切り替えるような所謂ザッピング操作を含む)を入力信号処理部16に指示する。なお、制御部23は、デジタルテレビジョン1の本体に設置された操作部24からの操作情報を受けても、その操作内容を反映するように各部をそれぞれ制御する。
例えば、制御部23は、視聴者による操作部24やリモコン送信機(不図示)の操作に応じて、復調復号部15から得られるデジタルの映像信号および音声信号を、記録再生処理部29によって暗号化し所定の記録フォーマットに変換した後、HDD30に供給してハードディスクの番組保存領域に記録させるように制御することができる。
また、制御部23は、視聴者による操作部24やリモコン送信機(不図示)の操作に応じて、HDD30の番組保存領域からデジタルの映像信号および音声信号を読み出させ、記録再生処理部29によって復号化した後、入力信号処理部16に供給することによって、映像出力および音声再生に供させるように制御することができる。
なお、制御部23は、視聴者による操作部24やリモコン送信機(不図示)の操作に応じて、復調復号部15から得られるデジタルの映像信号および音声信号を、記録再生処理部29によって暗号化し所定の記録フォーマットに変換した後、ディスクドライブ部27に供給して光ディスク28に記録させるように制御することもできる。
さらにまた、制御部23は、視聴者による操作部24やリモコン送信機(不図示)の操作に応じて、ディスクドライブ部27により光ディスク28からデジタルの映像信号および音声信号を読み出させ、上記記録再生処理部29によって復号化した後、入力信号処理部16に供給することによって、映像出力および音声再生に供させるように制御することもできる。
デジタルテレビジョン1に設けられている入力端子31は、デジタルテレビジョン1の外部からデジタルの映像信号および音声信号を直接入力するための端子である。この入力端子31を介して入力されたデジタルの映像信号および音声信号は、制御部23の制御に基づいて、記録再生処理部29を介した後、入力信号処理部16に供給されて、映像出力および音声再生に供される。入力端子31を介して入力されたデジタルの映像信号および音声信号は、制御部23の制御に基づいて、記録再生処理部29を介した後、ディスクドライブ部27による光ディスク28に対しての記録/再生や、HDD30によるハードディスクに対しての記録/再生に供される。
制御部23は、視聴者による操作部24やリモコン送信機(不図示)の操作に応じて、ディスクドライブ部27とHDD30との間で、光ディスク28に記録されているデジタルの映像信号および音声信号をHDD30の番組保存領域に記録したり、HDD30の番組保存領域に記録されているデジタルの映像信号および音声信号を光ディスク28に記録したりする制御も行う。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)デジタルテレビジョン1は、番組の放送信号を入力する入力信号処理部16と、番組に関するイベント情報である番組表データを取得する制御部23(番組表処理部236)と、入力信号処理部16から入力された放送信号を処理した番組の映像信号をLCDパネル3へ出力する出力信号処理部21と、LCDパネル3に表示された番組を視聴する人物の顔を撮像するカメラ装置60と、カメラ装置60で撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する制御部23(表情・注視時間検出部234)と、人物がLCDパネル3に表示された番組を視聴した時に制御部23(表情・注視時間検出部234)で検出された表情に対応付けて、当該視聴された番組を視聴履歴として記憶するHDD30と、HDD30に記憶された視聴済み番組のうち、対応付けられている表情が制御部23(表情・注視時間検出部234)によって現在検出されている表情と一致する視聴済み番組を検出し、検出した視聴済み番組の続編となる番組、および検出した視聴済み番組と同ジャンルの番組を、制御部23(番組表処理部236)で取得された番組表データから抽出する制御部23(番組提案処理部237)と、制御部23(番組提案処理部237)で抽出された番組の視聴を提案する制御部23と、を備える。これにより、視聴者の現在の気分あるいは興味に合致する番組の視聴を提案できる。
(1)デジタルテレビジョン1は、番組の放送信号を入力する入力信号処理部16と、番組に関するイベント情報である番組表データを取得する制御部23(番組表処理部236)と、入力信号処理部16から入力された放送信号を処理した番組の映像信号をLCDパネル3へ出力する出力信号処理部21と、LCDパネル3に表示された番組を視聴する人物の顔を撮像するカメラ装置60と、カメラ装置60で撮像された画像に基づいて、顔の表情を検出する制御部23(表情・注視時間検出部234)と、人物がLCDパネル3に表示された番組を視聴した時に制御部23(表情・注視時間検出部234)で検出された表情に対応付けて、当該視聴された番組を視聴履歴として記憶するHDD30と、HDD30に記憶された視聴済み番組のうち、対応付けられている表情が制御部23(表情・注視時間検出部234)によって現在検出されている表情と一致する視聴済み番組を検出し、検出した視聴済み番組の続編となる番組、および検出した視聴済み番組と同ジャンルの番組を、制御部23(番組表処理部236)で取得された番組表データから抽出する制御部23(番組提案処理部237)と、制御部23(番組提案処理部237)で抽出された番組の視聴を提案する制御部23と、を備える。これにより、視聴者の現在の気分あるいは興味に合致する番組の視聴を提案できる。
(2)上記(1)のデジタルテレビジョン1において、番組を視聴する人物の視線がLCDパネル3に向いているか否かを検出する制御部23(表情・注視時間検出部234)をさらに備え、HDD30はさらに、視聴された番組の視聴時間のうち視聴する人物の視線がLCDパネル3に向いていた注視時間を視聴履歴に記憶し、制御部23(番組提案処理部237)は、HDD30に記憶された視聴済み番組のうち、対応付けられている表情が制御部23(表情・注視時間検出部234)によって現在検出されている表情と一致する視聴済み番組であって、かつ、その視聴時間において注視時間の占める比率が所定値以上であった視聴済み番組を検出し、検出した視聴済み番組の続編となる番組、および検出した視聴済み番組と同ジャンルの番組を、制御部23(番組表処理部236)で取得された番組表データから抽出するようにした。これにより、視聴者が注視する可能性が高い番組を提案できる。
(変形例1)
上述したデジタルテレビジョン1において、番組視聴中にカメラ装置60で撮像された視聴者の顔の画像から検出された笑顔の出現回数を示すデータを、表情履歴データベース301に含めるようにしてもよい。すなわち、変形例1の場合の表情履歴データベース301は、番組視聴時に所定時間ごとに検出された表情データと、視聴時間内の笑顔出現回数と、その表情履歴データのID(表情履歴ID)とを対応付けて記憶する表情テーブル3011を有する蓄積型のデータベースとする。
上述したデジタルテレビジョン1において、番組視聴中にカメラ装置60で撮像された視聴者の顔の画像から検出された笑顔の出現回数を示すデータを、表情履歴データベース301に含めるようにしてもよい。すなわち、変形例1の場合の表情履歴データベース301は、番組視聴時に所定時間ごとに検出された表情データと、視聴時間内の笑顔出現回数と、その表情履歴データのID(表情履歴ID)とを対応付けて記憶する表情テーブル3011を有する蓄積型のデータベースとする。
そして、変形例1の場合の番組提案処理部237は、提案する番組が複数ある場合において、笑顔の出現回数がより多かった過去の視聴番組の続編番組、および笑顔の出現回数がより多かった過去の視聴番組と同ジャンルの番組を、提案メッセージ71のリスト上位に並べる。変形例1によれば、視聴者が視聴すると笑顔になる可能性が高い番組を提案し得る。
(変形例2)
上述した実施形態において番組提案処理部237は、過去に視聴者が視聴した番組のうち、番組視聴中の視聴者の表情が表情・注視時間検出部234によって現在検出されている視聴者の表情と一致する過去の視聴番組であって、かつ、その視聴時間において注視時間の占める比率が所定値(例えば80%)以上であった過去の視聴番組を視聴履歴データの中から検出し、上記検出した過去の視聴番組の続編番組、および上記検出した過去の視聴番組と同ジャンルの番組を、推奨番組として番組表の中から抽出するようにした。この代わりに、過去の視聴時間において注視時間の占める比率に基づく判断を省略してもよい。
上述した実施形態において番組提案処理部237は、過去に視聴者が視聴した番組のうち、番組視聴中の視聴者の表情が表情・注視時間検出部234によって現在検出されている視聴者の表情と一致する過去の視聴番組であって、かつ、その視聴時間において注視時間の占める比率が所定値(例えば80%)以上であった過去の視聴番組を視聴履歴データの中から検出し、上記検出した過去の視聴番組の続編番組、および上記検出した過去の視聴番組と同ジャンルの番組を、推奨番組として番組表の中から抽出するようにした。この代わりに、過去の視聴時間において注視時間の占める比率に基づく判断を省略してもよい。
すなわち、変形例2の場合の番組提案処理部237は、過去に視聴者が視聴した番組のうち、番組視聴中の視聴者の表情が表情・注視時間検出部234によって現在検出されている視聴者の表情と一致する過去の視聴番組を視聴履歴データの中から検出し、上記検出した過去の視聴番組の続編番組、および上記検出した過去の視聴番組と同ジャンルの番組を、推奨番組として番組表の中から抽出する。このような変形例2の場合でも、視聴者の現在の気分あるいは興味に合致する番組を提案し得る。
(変形例3)
上述した番組提案処理部237は、上記検出した過去の視聴番組の続編番組、および上記検出した過去の視聴番組と同ジャンルの番組を、推奨番組として番組表の中から抽出する例を説明した。この代わりに、上記検出した過去の視聴番組の続編番組のみ、または上記検出した過去の視聴番組と同ジャンルの番組のみを推奨番組として番組表の中から抽出するようにしてもよい。このような変形例3の場合でも、視聴者の現在の気分あるいは興味に合致する番組を提案し得る。
上述した番組提案処理部237は、上記検出した過去の視聴番組の続編番組、および上記検出した過去の視聴番組と同ジャンルの番組を、推奨番組として番組表の中から抽出する例を説明した。この代わりに、上記検出した過去の視聴番組の続編番組のみ、または上記検出した過去の視聴番組と同ジャンルの番組のみを推奨番組として番組表の中から抽出するようにしてもよい。このような変形例3の場合でも、視聴者の現在の気分あるいは興味に合致する番組を提案し得る。
(変形例4)
上述したデジタルテレビジョン1において、番組提案処理部237が、これから放送される番組の中から推奨番組を提案する例を説明した。この代わりに、複数の放送局から所定の期間(例えば1日分)に放送された番組の全て(複数の放送局から放送された全ての番組の放送信号(EITを含む))をあらかじめHDD30の番組保存領域に保存しておき、これら保存した複数放送局による全番組の中から推奨番組を提案するように構成してもよい。変形例4によれば、放送前でなく放送後であっても、視聴者の現在の気分あるいは興味に合致する番組を提案し得る。
上述したデジタルテレビジョン1において、番組提案処理部237が、これから放送される番組の中から推奨番組を提案する例を説明した。この代わりに、複数の放送局から所定の期間(例えば1日分)に放送された番組の全て(複数の放送局から放送された全ての番組の放送信号(EITを含む))をあらかじめHDD30の番組保存領域に保存しておき、これら保存した複数放送局による全番組の中から推奨番組を提案するように構成してもよい。変形例4によれば、放送前でなく放送後であっても、視聴者の現在の気分あるいは興味に合致する番組を提案し得る。
(変形例5)
上述したデジタルテレビジョン1においてカメラ装置60によって取得された視聴者の顔の画像に基づいて視聴者を識別する機能を加え、視聴者ごとに、上記視聴履歴DB302および表情履歴DB301を設けるように構成してもよい。これにより、複数の異なる視聴者がデジタルテレビジョン1を視聴する場合でも、視聴者ごとに異なる推奨番組を提案できる。
上述したデジタルテレビジョン1においてカメラ装置60によって取得された視聴者の顔の画像に基づいて視聴者を識別する機能を加え、視聴者ごとに、上記視聴履歴DB302および表情履歴DB301を設けるように構成してもよい。これにより、複数の異なる視聴者がデジタルテレビジョン1を視聴する場合でも、視聴者ごとに異なる推奨番組を提案できる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
1…デジタルテレビジョン
3…LCDパネル
14…チューナ部
16…入力信号処理部
17…合成処理部
19…OSD信号生成部
20…映像処理部
21…出力信号処理部
23…制御部
30…HDD
3…LCDパネル
14…チューナ部
16…入力信号処理部
17…合成処理部
19…OSD信号生成部
20…映像処理部
21…出力信号処理部
23…制御部
30…HDD
Claims (4)
- 番組の放送信号を入力する入力部と、
番組に関するイベント情報である番組表データを取得する番組表取得部と、
前記入力部から入力された放送信号を処理した番組の映像信号を映像表示部へ出力する映像出力部と、
前記映像表示部に表示された番組を視聴する人物の顔を撮像する撮像部と、
前記撮像部で撮像された画像に基づいて、前記顔の表情を検出する表情検出部と、
前記人物が前記映像表示部に表示された番組を視聴した時に前記表情検出部で検出された表情に対応付けて、当該視聴された番組を視聴履歴として記憶する視聴履歴記憶部と、
前記視聴履歴記憶部に記憶された視聴済み番組のうち、対応付けられている表情が前記表情検出部によって現在検出されている表情と一致する視聴済み番組を検出し、前記検出した視聴済み番組の続編となる番組、および前記検出した視聴済み番組と同ジャンルの番組の少なくとも一方の番組を前記番組表取得部で取得された前記番組表データから抽出する推奨番組抽出部と、
前記推奨番組抽出部で抽出された番組の視聴を提案する提案制御部と、
を備えることを特徴とする映像出力装置。 - 請求項1に記載の映像出力装置において、
番組を視聴する人物の視線が前記映像表示部に向いているか否かを検出する視線検出部をさらに備え、
前記視聴履歴記憶部はさらに、前記視聴された番組の視聴時間のうち前記視聴する人物の視線が前記映像表示部に向いていた注視時間を前記視聴履歴に記憶し、
前記推奨番組抽出部は、前記視聴履歴記憶部に記憶された視聴済み番組のうち、対応付けられている表情が前記表情検出部によって現在検出されている表情と一致する視聴済み番組であって、かつ、その視聴時間において前記注視時間の占める比率が所定値以上であった視聴済み番組を検出し、前記検出した視聴済み番組の続編となる番組、および前記検出した視聴済み番組と同ジャンルの番組の少なくとも一方の番組を前記番組表取得部で取得された前記番組表データから抽出することを特徴とする映像出力装置。 - 請求項1または2に記載の映像出力装置において、
前記表情検出部はさらに、人物が前記映像表示部に表示された番組を視聴した時に前記撮像部で撮像された画像に基づいて、笑顔の出現回数を求め、
前記視聴履歴記憶部はさらに、前記視聴された番組の視聴時間における前記笑顔の出現回数を前記視聴履歴に記憶し、
前記制御部は、前記推奨番組抽出部によって抽出された番組の視聴を提案する番組提案メッセージを映像信号に重畳して前記映像表示部へ出力するように前記映像出力部を制御し、前記推奨番組抽出部によって複数の番組が抽出された場合には、前記番組提案メッセージにおいて、前記笑顔の出現回数が多い視聴済み番組の続編となる番組、および前記笑顔の出現回数が多い視聴済み番組と同ジャンルの番組を上位として提案するように前記映像出力部を制御することを特徴とする映像出力装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の映像出力装置において、
前記入力部は、複数の放送局からの放送をそれぞれ受信する放送受信部によって受信された複数の放送信号、または前記複数の放送信号を記憶した放送信号蓄積部から読出された複数の放送信号を入力する、ことを特徴とする映像出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013018519A JP2014150434A (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 映像出力装置 |
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JP2013018519A JP2014150434A (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 映像出力装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114270810A (zh) * | 2020-07-31 | 2022-04-01 | 海信视像科技股份有限公司 | 接收装置、接收方法及非易失性存储介质 |
JP7503308B2 (ja) | 2020-12-15 | 2024-06-20 | 株式会社Fact4 | コンテンツ提案装置、感情測定端末、コンテンツ提案システム、及びプログラム |
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2013
- 2013-02-01 JP JP2013018519A patent/JP2014150434A/ja active Pending
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