JP2014144186A - 遊技場用システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各台計数機において、各台計数機2において、異なる種類の持玉(貯玉)がICカードの発行可能数(貯玉の場合は貯玉の最低払出数)以上である場合に、持玉(貯玉)を使用可能な換算値を表示するようにした(図6(c))。これにより、発行可能数(最低払出数)の分については異なる種類の持玉(貯玉)を使用可能な換算値を使用することができず異なる種類の持玉(貯玉)の全てを使用することができない分、使用可能な換算値がわかりにくくなり易いが、本実施形態では、異なる種類の持玉(貯玉)でどの程度遊技を行うことができるか遊技者が特定しにくくなることを抑制できる。
【選択図】図6
Description
また、預入れた遊技価値の大きさは遊技者に対応して設けた口座にて管理しており、遊技価値の種類に応じてそれぞれ口座を設けている。例えば、貸出単価が1円の玉を使用するコーナーと、貸出単価が4円の玉を使用するコーナーが遊技場内に存在する場合、1円玉に対応した口座と4円玉に対応した口座をそれぞれ設けている。また、特許文献1には、預入れた一の種類の遊技価値を対価として他の種類の遊技価値に対応した遊技機にて遊技を可能とすることが記載されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、異なる種類の遊技価値でどの程度遊技を行うことができるか遊技者が特定することができる遊技場用システムを提供することにある。
遊技機に対応して設けられ、遊技者が遊技にて獲得した遊技価値の大きさを特定する獲得遊技価値特定手段と、前記獲得遊技価値特定手段が特定した遊技価値の大きさが予め定められた発行価値以上である場合に、その前記遊技価値の大きさ及び当該遊技価値の種類を特定可能な識別情報を記憶した識別情報記憶手段を遊技者に対して発行する発行手段と、前記識別情報記憶手段を受付けると共に、受付けた識別情報記憶手段の前記識別情報に対応した遊技価値の大きさを特定する受付遊技価値特定手段と、前記受付遊技価値特定手段が受付けた識別情報記憶手段の前記遊技価値の種類を特定した結果、予め定められた遊技価値の種類である基準遊技価値の種類とは異なる種類の遊技価値が含まれている場合に、当該異なる種類の遊技価値を前記基準遊技価値の大きさに換算する換算手段と、前記識別情報記憶手段から特定した一の異なる種類の遊技価値の大きさが、前記発行価値未満となることがないように、当該異なる種類の遊技価値を対価として前記基準遊技価値を付与する付与手段と、前記基準遊技価値とは異なる種類の遊技価値を対価として前記付与手段が付与可能な前記基準遊技価値を遊技者に対して表示する表示手段と、を備えたものである(請求項1)。
遊技者を識別可能な識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、遊技者が預入れた前記遊技価値の大きさである貯蓄遊技価値の大きさを前記遊技価値の種類別に別口座にて記憶するように、一の識別情報に対応付けて複数の口座を記憶する口座記憶手段と、前記識別情報記憶手段を受付けると共に、受付けた前記識別情報記憶手段の前記識別情報に対応した遊技価値の大きさを特定する受付遊技価値特定手段と、前記受付遊技価値特定手段が受付けた識別情報記憶手段の前記遊技価値の種類を特定した結果、予め定められた遊技価値の種類である基準遊技価値の種類とは異なる種類の遊技価値が含まれている場合に、当該異なる種類の遊技価値を前記基準遊技価値の大きさに換算する換算手段と、前記識別情報記憶手段から特定した一の異なる種類の遊技価値の大きさが予め定められた付与単位価値以上である場合に、当該異なる種類の遊技価値を対価として前記基準遊技価値を付与する付与手段と、前記基準遊技価値とは異なる種類の遊技価値を対価として前記付与手段が付与可能な前記基準遊技価値の大きさを遊技者に対して表示する表示手段と、を備えたものである(請求項2)。
前記表示手段は、前記受付遊技価値特定手段が一の識別情報記憶手段から複数種類の遊技価値の大きさを特定した場合、前記基準遊技価値とは異なる種類の遊技価値を対価として付与可能な前記基準遊技価値の大きさを表示した後に、複数種類の遊技価値を対価として前記付与手段が付与可能な前記基準遊技価値の大きさの合計を合算表示するようにしても良い(請求項3)。
特に、異なる種類の遊技価値の大きさが発行価値以上である場合に、当該遊技価値を対価として基準遊技価値を得ることが可能な構成としたので、発行価値の大きさの分については異なる種類の遊技価値の大きさを対価として基準遊技価値を得ることができず異なる種類の遊技価値の全てを対価とすることができない分、得ることが可能な基準遊技価値の大きさがわかりにくくなり易い。これに対して請求項1の構成を適用すれば、異なる種類の遊技価値でどの程度遊技を行うことができるか遊技者が特定しにくくなることを抑制できる。
特に、異なる種類の貯蓄遊技価値の大きさが付与単位価値以上である場合に、当該貯蓄遊技価値を対価として基準遊技価値を得ることが可能な構成としたので、付与単位価値の大きさの分については異なる種類の貯蓄遊技価値の大きさを対価として基準遊技価値を得ることができず異なる種類の貯蓄遊技価値の全てを対価とすることができない分、得ることが可能な基準遊技価値の大きさがわかりにくくなり易い。これに対して請求項2の構成を適用すれば、異なる種類の貯蓄遊技価値でどの程度遊技を行うことができるか遊技者が特定しにくくなることを抑制できる。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して各台計数機2(獲得遊技価値特定手段、発行手段、受付遊技価値特定手段、換算手段、付与手段に相当)が設置されている。これら遊技機1及び各台計数機2は、中継端末3及びLAN4を介して管理装置5(識別情報記憶手段、口座記憶手段に相当)と接続されている。管理装置5は、遊技機側(遊技機1、各台計数機2等)から送信される遊技信号を受信することにより遊技機1毎の遊技データを管理する共に、会員登録された会員毎の個人データも管理する。
尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。
遊技機1は以下に示すように動作する。
(1)操作ハンドル11が操作されたことにより盤面10に発射された玉が始動口15に入賞(始動入賞)することに応じて大当たり抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を液晶表示部14にて実行し、その結果に応じて大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
(2)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/300であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%(2/3)である。大当たりが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口16を開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(3)大当たりに対応するラウンド数は5Rと16Rとがあり、その振分割合は5Rが25%であり、16Rが75%である。
(4)確変中は大当たり確率が1/30に向上する。確変は次回大当たりまで継続するため、大当たり後に通常状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、通常大当たりが発生した場合は通常状態へと戻る。
・アウト信号:使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力される使用媒体数(アウト)を特定可能な信号である。回収玉(使用玉、打込玉)10個に対して1パルスが出力されるので、アウト信号数×10をアウトとして特定する。尚、遊技機1から直接出力される信号であっても良い。アウト信号により特定されるアウトは、遊技に使用された遊技価値の量に相当する。
・セーフ信号:遊技機1から出力される払出遊技価値(払出媒体数、セーフ)を特定可能な信号である。払出玉10個に対して1パルスが出力されるので、セーフ信号数×10をセーフとして特定する。尚、補給装置(図示せす)から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。セーフ信号により特定されるセーフは、入賞により付与された遊技価値の量に相当する。
・始動入賞信号:遊技機1から出力される始動口15への入賞(始動入賞)を特定可能な信号である。始動口15への入賞1回につき1パルスが出力されるので、始動入賞信号の受信に応じて始動入賞を特定する。
・図柄変動信号(スタート信号):遊技機1から出力される始動口15への始動入賞により変動(作動)を開始する図柄変動(役物作動)を特定可能な信号である。図柄変動の確定時(終了時)に出力されるので、図柄変動信号の受信に応じて図柄変動(スタート)を特定する。尚、図柄変動の開始時に出力される信号であっても良い。
・大当たり信号:遊技機1から出力される大当たり状態である期間を特定可能な信号である。大当たり状態中にレベル出力されるので、大当たり信号受信中を大当たり状態中として特定する。
・確率変動信号:遊技機1から出力される大当たりの当選確率が高い確変状態中である期間を特定可能な信号である。確変状態中にレベル出力されるので、確率変動信号受信中を確変状態中として特定する。
(1)紙幣投入口18に投入された紙幣の金額(1000円単位)を記憶すると共に、投入金額(入金残高)を液晶表示部19に表示する。
(2)遊技機1に設けられた図示しない貸出ボタンの操作に応じて入金残高の範囲内で1度数に相当する数の玉を遊技機1内部の払出機構から払出すCR機能を備えている。このとき、遊技機1から各台計数機2に1度数分(コーナー毎に設定されている)の玉を払出したことを示す信号が出力されるので、液晶表示部19に表示されている入金残高から1度数に相当する金額を減額すると共に売上信号を出力する。この売上信号は1度数の玉の払出し毎に1パルスが出力されるので、1パルスに相当する単位金額を売上額として特定する。
(3)遊技機1の下部受皿13から落下して計数受皿24で受けられた玉数を計数して液晶表示部19に表示する。
(4)払出ボタン20の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員の場合)の範囲内で1度数ずつ払出す。
(5)遊技機1に設けられた図示しない返却ボタンの操作に応じて入金残高、持玉数、及び玉単価等の情報をカード挿入口22に挿入されているIC持玉券に記憶して発行する。会員カードが挿入されている場合は、入金残高を会員カードに記憶すると共に暗証番号の入力を条件として持玉数を管理装置5に送信してから会員カードを発行する。IC持玉券を発行する場合は、カードIDを含む発行情報を管理装置5へ送信し、管理装置5側にも記憶する。尚、カード挿入口22にIC持玉券も会員カードも挿入されていない場合は、図示しないカードストック部にストックしているIC持玉券をカード挿入口22に繰出して入金残高、持玉数、及び玉単価を記憶して発行する。
(7)液晶表示部19に対する操作入力に応じて対応する遊技機1或いは指定された他の遊技機1の遊技データを表示したり、遊技場からのメッセージを表示したり、遊技者が会員であることが特定された場合は遊技機1の遊技データを表示する。
また、図示は省略したが、パチスロ機に対応して各台計数機を備えた貸出機が設置されており、会員カード或いはIC持玉券の挿入状態で貯メダル或いは当日貯メダルからの払出が可能となっている。この貸出機は、後述するように各台計数機に設けられている口座選択機能が備えられている。
(1)取引データ(預入数、再プレイ数、景品交換数、残数)は、貸出単価(口座)毎に管理することを原則とする。
(2)乗入れ機能は、各口座の貯玉を合算してはならない。つまり、口座間の貯玉、持玉の移管処理は禁止されている。
(3)乗入れ機能は、その都度、遊技者の意思確認をもって利用できることとする。
この場合、いずれの口座を選択するかを遊技者が決定することが「意思確認」に対応し、その選択は当日限り有効であり、日が変われば再度選択する行為を行う必要がある。つまり、一度口座を選択しても所定期間が経過すると口座の選択が無効となり、口座の選択をその都度行うことになる。
(4)乗入れ機能利用の際は、遊技者が選択した貯玉或いは貯メダル(以下、総称して貯玉という)口座の貯玉、及び当日貯玉或いは当日貯メダル(以下、総称して持玉という)口座の持玉を各台計数機2及びPOS6で表示し、遊技者が確認できることとする。
(5)景品交換を行う際は、各貯玉口座の貯玉を合算してはならない。同様に、各持玉口座の持玉を合算してはならない。
尚、貯玉及び持玉の乗入れは、オプションによりその運用が設定可能となっている。また、パチンコ機のみの乗入れが可能、パチスロ機のみの乗入れが可能、両方の乗入れが可能な運用も設定可能となっている。
図2は、非会員のコーナー毎の発行可能数を示している。発行可能数として、20円持メダルは5枚、5円持メダルは20枚、4円持玉は50個、1円持玉は100個が設定されている。尚、発行可能数は1よりも大きな整数に設定されている。
このような設定により、遊技者が発行可能数未満で各台計数機2の発行ボタン23を押下操作した場合、「端玉分を払出してください」とエラー表示を行い、IC持玉券を発行することはない。但し、IC持玉券に一つ以上の他レートの持玉を記憶している場合、対応するコーナー(メイン口座)のものが0個でも発行(抜差し)できる。例えば、20円持メダルが10枚、5円持メダルが0枚であれば、5円コーナーでもIC持玉券を発行できるが、20円持メダル10枚、5円持メダル1枚の場合は、IC持玉券を発行できない。
会員の貯玉(貯メダル)は次営業日に自動的に貯玉に移行されることから、会員については持玉数に関わらず会員カードを発行可能である。
図3は、会員の貯玉(貯メダル)最低払出数を示している。貯玉(貯メダル)最低払出数としては、20円貯メダルは50枚、5円貯メダルは50枚、4円貯玉は125個、1円貯玉は200個が設定されている。尚、最低払出数は1よりも大きな整数に設定されている。
会員の遊技者が例えば4円コーナーの各台計数機2に会員カードを挿入すると、各台計数機2は挿入された会員カードに記憶されている会員IDを管理装置5に通知し、管理装置5は問合せした各台計数機2が4円コーナーに設置されていることに応じて会員IDに対応して記憶している4円貯玉口座の貯玉数を各台計数機2に通知する。これにより、各台計数機2は液晶表示部19に再プレイ画面を表示する。
尚、図6では、1円玉コーナーから4円玉コーナーに移動した例を示しているが、パチンコ玉コーナーとメダルコーナーとの間の移動についても同様である。仮に20円メダル101枚を所持していた場合、20円メダルコーナーの発行可能数である10枚を除いた91枚が換算対象となり、これを4円玉に換算すると455個となることから、最低払出数である125個の倍数である375個となる場合の半端となる80個を切捨て、375個の4円玉を貸出せるものと表示する。
遊技者が持玉払出ボタン19iをタッチ操作すると、4円持玉から優先して使用し、4円持玉のうち乗入れ運用が許容された分を使い切った場合は、1円持玉を使用する。
各台計数機2において、異なる種類の持玉(貯玉)がICカードの発行可能数(貯玉の場合は貯玉の最低払出数)以上である場合に、持玉(貯玉)を使用可能な換算値を表示するので、発行可能数(最低払出数)の分については異なる種類の持玉(貯玉)を使用可能な換算値を使用することができず異なる種類の持玉(貯玉)の全てを使用することができない分、使用可能な換算値がわかりにくくなり易いが、本実施形態では、異なる種類の持玉(貯玉)でどの程度遊技を行うことができるか遊技者が特定しにくくなることを抑制できる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せたり、各変形例を組合せるようにしてもよい。
20円メダル、5円メダル、4円玉、1円玉のコーナーとは異なる遊技価値の種類を使用するコーナーが設けられていても良い。例えば、貸出料が1枚2円のメダルを使用するコーナー(預入れた2円メダルの数を記憶する口座)と、貸出料が1個2円の玉を使用するコーナー(預入れた2円玉の数を記憶する口座)とが設けられた遊技場に本願発明を適用しても良い。要するに、2種類以上の口座が存在すれば本願発明を適用できる。
上記実施形態で説明した遊技機以外の他の遊技機にて本願発明を適用しても良い。例えば、メダルを使用しない完全クレジット式スロットマシンや、玉が封入された封入式パチンコ遊技機等が考えられる。
会員カードやIC持玉券に代えて、遊技者を特定する識別情報を記憶した媒体として、例えば、携帯電話やICコインを用いるようにしても良い。
会員か非会員かによって、各台計数機2にてサブ口座を選択できるか否か変更するようにしても良い。例えば、会員は各台計数機2にてサブ口座の選択を可能とするが、非会員についてはサブ口座の選択を各台計数機2にてできないようにしても良い。つまり、会員に対して乗入れ運用を許容する一方、非会員に対しては乗入れ運用を禁止しても良い。
上記実施形態では、貯玉数及び持玉数の両方を管理装置5が記憶するように構成したが、両方とも会員カード(IC持玉券の場合は持玉数のみ)を記憶するようにしても良いし、いずれか一方を管理装置5に記憶し、他方をカードに記憶するようにしても良い。
上記実施形態では、遊技者が合算する口座を選択した場合に合算結果を表示する構成としたが、遊技者が口座を選択することなく合算表示が行われるようにしても良い。
上記実施形態では、各台計数機2において合算表示する口座を遊技者が選択可能としたが、その選択操作を各台計数機2で行う必要はなく、例えばPOS6にて合算する口座を選択可能としても良い。
最低払出数は上記実施形態に限定されることなく任意に設定するようにしても良い。
各台計数機は、パチンコ遊技機、及びスロットマシンの両方に設けられている必要はない。例えば、複数のパチンコ遊技機に対して一の計数機が設置されていれば良い。
上記実施形態では、合算表示する前に種類別の換算値を表示するようにしたが、その表示を省略するようにしても良い。
持玉について一の種類の遊技価値(例えば20円持メダル)を対価として別の種類の遊技価値(例えば4円持玉)を付与する場合に換算した遊技価値を遊技者に対して表示する必要はない。
持玉で乗入れ運用する場合の発行可能数を任意に変更しても良いし、発行可能数が無くても良い。
前日貯玉による再プレイ、及び前日貯玉による乗入れ運用する場合の最低払出数を変更しても良いし、最低払出数の設定がなくとも良い。
玉やメダルの払出の一部又は全部を遊技機が行うようにしても良い。
Claims (3)
- 遊技機にて使用する遊技価値の種類を複数設けた遊技場に対応した遊技場用システムにおいて、
遊技機に対応して設けられ、遊技者が遊技にて獲得した遊技価値の大きさを特定する獲得遊技価値特定手段と、
前記獲得遊技価値特定手段が特定した遊技価値の大きさが予め定められた発行価値以上である場合に、その前記遊技価値の大きさ及び当該遊技価値の種類を特定可能な識別情報を記憶した識別情報記憶手段を遊技者に対して発行する発行手段と、
前記識別情報記憶手段を受付けると共に、受付けた識別情報記憶手段の前記識別情報に対応した遊技価値の大きさを特定する受付遊技価値特定手段と、
前記受付遊技価値特定手段が受付けた識別情報記憶手段の前記遊技価値の種類を特定した結果、予め定められた遊技価値の種類である基準遊技価値の種類とは異なる種類の遊技価値が含まれている場合に、当該異なる種類の遊技価値を前記基準遊技価値の大きさに換算する換算手段と、
前記識別情報記憶手段から特定した一の異なる種類の遊技価値の大きさが、前記発行価値未満となることがないように、当該異なる種類の遊技価値を対価として前記基準遊技価値を付与する付与手段と、
前記基準遊技価値とは異なる種類の遊技価値を対価として前記付与手段が付与可能な前記基準遊技価値を遊技者に対して表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 遊技機にて使用する遊技価値の種類を複数設けた遊技場に対応した遊技場用システムにおいて、
遊技者を識別可能な識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
遊技者が預入れた前記遊技価値の大きさである貯蓄遊技価値の大きさを前記遊技価値の種類別に別口座にて記憶するように、一の識別情報に対応付けて複数の口座を記憶する口座記憶手段と、
前記識別情報記憶手段を受付けると共に、受付けた前記識別情報記憶手段の前記識別情報に対応した遊技価値の大きさを特定する受付遊技価値特定手段と、
前記受付遊技価値特定手段が受付けた識別情報記憶手段の前記遊技価値の種類を特定した結果、予め定められた遊技価値の種類である基準遊技価値の種類とは異なる種類の遊技価値が含まれている場合に、当該異なる種類の遊技価値を前記基準遊技価値の大きさに換算する換算手段と、
前記識別情報記憶手段から特定した一の異なる種類の遊技価値の大きさが予め定められた付与単位価値以上である場合に、当該異なる種類の遊技価値を対価として前記基準遊技価値を付与する付与手段と、
前記基準遊技価値とは異なる種類の遊技価値を対価として前記付与手段が付与可能な前記基準遊技価値の大きさを遊技者に対して表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 前記表示手段は、前記受付遊技価値特定手段が一の識別情報記憶手段から複数種類の遊技価値の大きさを特定した場合、前記基準遊技価値とは異なる種類の遊技価値を対価として付与可能な前記基準遊技価値の大きさを表示した後に、複数種類の遊技価値を対価として前記付与手段が付与可能な前記基準遊技価値の大きさの合計を合算表示することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技場用システム。
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