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JP2014010920A - 光源モジュール、及び、液晶表示装置 - Google Patents

光源モジュール、及び、液晶表示装置 Download PDF

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JP2014010920A JP2012144725A JP2012144725A JP2014010920A JP 2014010920 A JP2014010920 A JP 2014010920A JP 2012144725 A JP2012144725 A JP 2012144725A JP 2012144725 A JP2012144725 A JP 2012144725A JP 2014010920 A JP2014010920 A JP 2014010920A
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Hideaki Nagura
秀明 名倉
Shota Inoue
翔太 井上
Kazuya Ikuta
和也 生田
Eiji Kurimoto
英治 栗本
Masaaki Hanano
雅昭 花野
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Abstract

【課題】導光板が変形した場合であっても、効率的に光漏れを低減することのできるバックライトモジュールを提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係るバックライトモジュール10は、LED基板102、103に設けられたLED群104、105から入射される光を出射する導光板130と、支持するシャーシ101と、LED基板102、103及び導光板130を該導光板130の厚み方向にシャーシ101に対して固定するベゼル100とを備え、LED基板102、103は導光板130及びシャーシ101に平行に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源モジュール、及び、光源モジュールを備えた液晶表示装置に関するものである。
従来、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)を備える液晶表示装置において、薄型化を実現するために、光源から側面に入射された光を面状に出射させるサイドエッジ(サイドライト、又はエッジライトともいう)型の導光板を備えたバックライトが多用されている。
液晶パネルを備える液晶表示装置は、薄型化、軽量化に適していることから、近年様々な分野に使用されている。また、液晶表示装置は、液晶パネルを背面側より照射するバックライトと呼ばれる光源モジュールを備えていることが一般的である。
近年では、液晶表示装置のさらなる薄型化を実現するため、光源から側面に入射された光を面状に出射させるサイドエッジ(サイドライト、又はエッジライトともいう)型の導光板を備えたバックライトが注目されている。なお、バックライトの光源としては、例えば、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)などが使用されている。
このようなサイドエッジ型の導光板では、当該導光板の側面(以降、入射面とも呼ぶ)に対向するようにLEDなどの光源を配置し、導光板の各入射面から、光を入射させる。入射された光は、当該導光板の内部を反射しながら伝搬すると共に、当該導光板の光の出射面から出射される。
導光板を利用したバックライトとしては、例えば、特許文献1に記載のバックライトユニットが挙げられる。ここで、図4を参照して、特許文献1に記載のバックライトについて簡単に説明する。図4は、特許文献1に記載のバックライトユニットの概略を示す断面図である。
特許文献1のバックライトユニット50では、光源であるLED群504が実装されているLED基板502のLED実装面が、導光板530の長手方向の側面である入射面531に対向するように配置されている。また、LED基板502のLED実装面の裏面に、LED基板502をシャーシ501に固定するためのフレーム506が備えられている。
そして、導光板530は、LED群504から入射面531に入射された光を伝搬すると共に、伝搬した光を当該導光板530の出射面533から出射する。
特開2011−243486号公報(2011年12月1日公開)
しかしながら、引用文献1に記載のバックライトユニット50では、シャーシ501などが外部応力、熱応力などにより変形したことによって導光板530が変形した場合に、LED基板502はその変形に追従することができない。
ここで、シャーシ501の変形と、導光板530及びLED基板502の位置関係のずれとの関係について簡単に説明する。
シャーシ501は、外部応力や熱応力などにより、導光板530の厚み方向に弓なりに湾曲したり、波状に変形し易い。これは、基板のように薄型平面状の部材が、一般に、平面方向に垂直な方向である厚さ方向については容易に撓み変形するが、平面方向(いわゆる、面内方向)については変形しにくい特性を持つことに起因する。
導光板530については、厚み方向において撓み変形しやすく、また、シャーシ501の湾曲方向であるz方向に導光板の厚さ方向が向いていることから、シャーシ501の変形に追従して容易に変形することになる。
一方、LED基板502については、シャーシ201の湾曲方向であるz方向に平面方向が向いている(つまり、LED基板502の平面方向がシャーシ501の平面方向に対して垂直になっている)。このため、LED基板502は、シャーシ501の変形に追従して変形することはない。
さらに、導光板530についても、吸湿及び熱などにより厚み方向(z軸方向)に変形する性質をもっている。しかし、LED基板502は、上述のとおりz軸方向に変形しにくい特性を持つため、導光板530の変形に追従して変形することはない。
したがって、LED群504の発光面と導光板530の入射面531との位置関係が、シャーシ501の変形、又は、導光板530自体の変形によってずれてしまい、LED群504から出射される光が入射面531に最適に入射されなくなる。これによって、バックライトユニット50では、光漏れが生じ、光漏れによる画面品位の低下、結合効率の低下を引き起こす。
このように、引用文献1に記載のバックライトユニットでは、シャーシ501の変形による導光板530の変形、又は、導光板530自体の変形により、の入射面531とLED群504との位置関係を適切な位置関係に保つことができず、光漏れが生じてしまうという課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、導光板が変形した場合であっても、効率的に光漏れを低減することのできる光源モジュールを提供することにある。
本発明の一態様に係る光源モジュールは、上記の課題を解決するために、光源が設けられた光源基板と、上記光源から入射される光を出射面より出射する導光板と、上記光源基板及び上記導光板を支持する支持シャーシと、上記光源基板及び上記導光板を、上記出射面側から当該導光板の厚み方向に押圧することによって、上記支持シャーシに対して固定する固定部と、を備え、上記光源基板は、上記導光板及び上記支持シャーシに平行に配置されている、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記光源基板が、上記導光板及び上記支持シャーシに対して平行に配置されている。これによって、上記支持シャーシが変形した場合には、上記光源基板は、上記導光板と共に上記支持シャーシの変形に応じて変形する。また、上記導光板自体が変形した場合には、上記支持シャーシが上記導光板の変形に応じて変形し、上記光源基板が上記支持シャーシの変形に応じて変形する。
したがって、上記導光板が変形した場合であっても、上記導光板と上記光源基板との位置関係を略一定に保つことができる。つまり、上記光源基板に設けられた上記光源と、上記導光板の光の入射面との位置関係を、上記導光板が変形した場合であっても略一定に保つことができる。
また、上記の構成によれば、上記固定部が、上記光源基板及び上記導光板を上記シャーシに固定している。これによって、上記光源基板と上記導光板との位置関係をより効率的に一定に保つことができる。また、上記導光板及び上記光源装置を、上記支持シャーシの変形に応じて、より効率的に変形させることができる。さらに、上記支持シャーシ及び上記光源装置を、上記導光板の変化に応じて、より効率的に変化させることができる。
したがって、上記導光板の変形により上記光源から出射される光が上記導光板に入射されなくなり、光漏れが生じてしまうことを防ぐことができるため、効率的に光漏れを低減することができる。また、光漏れを低減することによって、高い光の結合効率を維持することができ、高い画面品位、及び、高い光利用効率を実現することが可能となる。さらに、特別な部材を設けることなく光漏れを低減することができるため、コストを削減することもできる。
また、本発明の一態様に係る光源モジュールにおいて、上記光源基板は、可撓性を有している、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記光源基板は、可撓性を有しているため、変形し易い。上記光源基板は、上記導光板の変形又は上記支持シャーシの変形に応じて容易に変形するため、上記導光板と上記光源基板との位置関係を効率的に略一定に保つことができる。
また、本発明の一態様に係る光源モジュールにおいて、上記光源基板は、ポリイミドからなるフレキシブル基板である、ことが好ましい。
フレキシブル基板は、変形しても基板としての性能の劣化が極めて小さいため、上記の構成のように、LED基板102としてフレキシブル基板を用いることにより、可撓性を有するだけでなく、変形に対する基板としての信頼性も高くすることができる。
上記導光板の出射面の裏面であって上記光源側の一部は、上記光源基板の上記光源が設けられた面であって上記導光板側の一部に重畳して配置されており、
上記固定部は、上記光源基板を、上記導光板を介して上記支持シャーシ側に押さえることによって固定する、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の光源モジュール。
上記の構成によれば、上記導光板の一部は、上記光源基板の一部を上記支持シャーシと挟み込むように配置されている。また、上記固定部は、上記導光板を上記固定シャーシに押さえつけることにより、上記光源基板を上記導光板を介して上記固定シャーシに押さえつけて固定している。これによって、上記導光板及び上記光源基板をより効率的に固定することができる。
また、上記導光板自体が変形した場合には、上記光源基板は、上記導光板の変形に応じて変形する。これによって、上記導光板が変形した場合であっても、上記導光板と上記光源基板との位置関係を、効率よく略一定に保つことができる。つまり、上記光源基板に設けられた上記光源と、上記導光板の光の入射面との位置関係を、上記導光板が変形した場合であっても、効率よく略一定に保つことができる。
また、本発明の一態様に係る光源モジュールにおいて、当該光源モジュールは、上記光源から出射された光を吸収する光吸収部を備え、上記導光板は、上記光源から出射される光を受光する受光面を備え、上記光源は、当該光源の有する発光面の中心位置が上記導光板の受光面の中心位置よりも上記支持シャーシ側に位置するように配置され、上記光吸収部は、上記導光板の受光面側に、該導光板と上記支持シャーシとの間に配置されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記光吸収部によって、上記光源から出射された光のうち、上記導光板に入射されずに該導光板と上記支持シャーシとの間に漏れた光を吸収することができる。したがって、上記光源の発光面の中心位置が上記導光板の受光面の中心位置よりも上記支持シャーシ側に位置するように配置されることによって、上記導光板と上記支持シャーシとの間に漏れる光が多くなる場合であっても、効率的に光漏れを低減することができる。また、これによって、より効率的に画面品位、結合効率、及び、光利用効率を高くすることができる。
また、本発明の一態様に係る光源モジュールにおいて、上記導光板及び上記光源基板は、熱伝導性を有する熱伝導部材を介して上記支持シャーシに固定されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記光源の発する熱を効率よく上記支持シャーシに伝えることができる。これによって、上記光源の発熱による上記導光板の変形に応じて上記支持シャーシを効率よく変形させることができるため、上記導光板の変形に応じて上記光源基板を効率よく変形させることができる。
また、本発明の一態様に係る光源モジュールは、上記の課題を解決するために、光源が設けられた光源基板であって、ポリイミドからなるフレキシブル基板である可撓性を有する光源基板と、上記光源から入射される光を出射面より出射する導光板と、上記光源基板及び上記導光板を支持する支持シャーシと、上記光源基板及び上記導光板を、上記出射面側から当該導光板の厚み方向に押圧することによって、上記支持シャーシに対して固定する固定部と、を備え、上記光源基板は、上記導光板及び上記支持シャーシに平行に、該光源基板の上記光源が設けられた面であって上記導光板側の一部が上記導光板の出射面の裏面であって上記光源側の一部と重畳して配置されており、上記固定部は、上記光源基板を、上記導光板を介して上記支持シャーシ側に押さえることによって固定する、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記光源基板は、上記導光板及び上記支持シャーシに対して平行に配置されており、上記導光板の一部と上記支持シャーシとによって挟まれるように配置されている。これによって、上記支持シャーシが変形した場合には、上記光源基板は、上記導光板と共に上記支持シャーシの変形に応じて変形する。また、上記導光板自体が変形した場合には、上記光源基板は、上記導光板の変形に応じて変形する。
したがって、上記導光板が変形した場合であっても、上記導光板と上記光源基板との位置関係を略一定に保つことができる。つまり、上記光源基板に設けられた上記光源と、上記導光板の光の入射面との位置関係を、上記導光板が変形した場合であっても略一定に保つことができる。
また、上記の構成によれば、上記固定部は、上記導光板を上記固定シャーシに押さえつけることにより、上記光源基板を上記導光板を介して上記固定シャーシに押さえつけて固定している。これによって、上記光源基板と上記導光板との位置関係をより効率的に一定に保つことができる。また、上記導光板及び上記光源装置を、上記支持シャーシの変形に応じて、より効率的に変形させることができる。さらに、上記支持シャーシ及び上記光源装置を、上記導光板の変化に応じて、より効率的に変化させることができる。
したがって、上記導光板の変形により上記光源から出射される光が上記導光板に入射されなくなり、光漏れが生じてしまうことを防ぐことができるため、効率的に光漏れを低減することができる。また、光漏れを低減することによって、高い光の結合効率を維持することができ、高い画面品位、及び、高い光利用効率を実現することが可能となる。さらに、特別な部材を設けることなく光漏れを低減することができるため、コストを削減することもできる。
また、上記光源モジュールを備えていることを特徴とする液晶表示装置をはじめとする電子機器も、本発明の範疇に入る。
本発明の一態様に係る光源モジュールは、上記の課題を解決するために、光源が設けられた光源基板と、上記光源から入射される光を出射面より出射する導光板と、上記光源基板及び上記導光板を支持する支持シャーシと、上記光源基板及び上記導光板を、上記出射面側から当該導光板の厚み方向に、上記支持シャーシに対して固定する固定部と、を備え、上記光源基板は、上記導光板及び上記支持シャーシに平行に配置されている、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、上記導光板が変形した場合であっても、上記導光板と上記光源基板との位置関係を略一定に保つことができ、効率的に光漏れを低減することができる。
本発明の一実施形態に係るバックライトモジュールにおける導光板とLED基板との配置関係の概略を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の構成の概略を示す分解斜視図である。 本実施形態に係るバックライトモジュールにおける導光板とLED基板との配置関係の概略を示す断面図である。 特許文献1に係るバックライトユニットの構成の概略を示す断面図である。
<実施形態1>
本発明の一実施形態に係る光源モジュール、及び、光源モジュールを備えた電子機器について、図1から図3を参照して以下に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
なお、本実施形態においては、電子機器が液晶表示装置によって実現され、また、光源モジュールが液晶表示装置のバックライトモジュールによって実現されている場合を例に挙げて説明する。ただし、電子機器及び光源モジュールはこれに限定されるものではない。例えば、電子機器の一例として室内の照明装置などを挙げることができ、光源モジュールの一例として照明装置の発光部などを挙げることもできる。
〔液晶表示装置〕
まず、本実施形態に係る液晶表示装置の構成の概略について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る液晶表示装置1の構成の概略を示す分解斜視図である。
図2に示すように、本発明の実施形態1に係る液晶表示装置1は、ベゼル(固定部)100、シャーシ(支持シャーシ)101、LED基板(光源基板)102、103、LED群(光源)104、105、反射シート110、ヒートシンク112、113、導光板130、積層シート群150、制御部160、及び、液晶表示パネル170を備えている。
また、液晶表示装置1の上記各構成要素は、図2に示すように、シャーシ101、ヒートシンク112、113、反射シート110及びLED基板102、103、導光板130、積層シート群150、液晶表示パネル170、並びに、ベゼル100が、シャーシ101側から上記の順に配置されている。なお、導光板130と、LED群104を備えるLED基板102及びLED群105を備えるLED基板103とがそれぞれ略平行になるように配置されている。また、LED基板102、103、及び液晶表示パネル170は、制御部160に接続されている。
次に、導光板130と、LED基板102及び103との配置関係について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るバックライトモジュール10における導光板130とLED基板102及び103との配置関係の概略を示す断面図である。
なお、図1は、バックライトモジュール10の長手方向の断面図である。ここでは、導光板130と、LED基板102及びLED群104との配置関係を主に説明するが、図1に図示されていない、導光板130と、LED基板103及びLED群105との配置関係についても同様である。
図1に示すように、LED群104を備えるLED基板102は、後述する導光板130の出射面133と略平行になるように配置されている。また、LED群104は、出射した光が導光板130の有する長手方向の一方の側面である入射面(受光面)131に入射されるように配置されている。
(ベゼル)
ベゼル100は、液晶表示装置1を保護する筐体であり、図2に示すように、映像を表示する面側から液晶表示装置1を覆うように(すなわち、液晶表示パネル170を覆うように)設けられている。また、ベゼル100は、液晶表示パネル170の表示領域を視認可能なように、窓部を有している。
また、ベゼル100は、導光板130、LED基板102及び103がベゼル100側に(すなわち、導光板130の出射面133側に)浮き上がらないように固定している。具体的には、ベゼル100は、導光板130、LED基板102及び103を、後述する導光板130の出射面133側から当該導光板130の厚み方向に押圧することによって、シャーシ101に対して固定している。
また、ベゼル100は、遮光性を有しており、ベゼル100に覆われた導光板130の一部分からの光漏れを防止している。つまり、ベゼル100は、導光板130を固定する固定機能と、光漏れを防ぐ遮光機能とを有している。したがって、ベゼル100を用いることにより、光漏れを防ぐための新たな部材を追加する必要がないため、コストの増加を抑えることができる。
(シャーシ)
シャーシ101は、液晶表示装置1を保護する筐体であり、図1に示すように、導光板130などの液晶表示装置1の各構成部品を支持する支持部101aを有しており、映像を表示する面と反対側から液晶表示装置1を覆うように設けられている。
また、ベゼル100とシャーシ101とが、図示しない固定部材により互いに固定されることにより、ベゼル100とシャーシ101との間に位置する、液晶表示装置1の各構成部品が挟持される。これによって、導光板130の端部の一部は、ベゼル100と反射シート110とに挟持され、導光板130のLED基板102、103に対する厚み方向の位置(すなわち、導光板130のLED群104、105に対する厚み方向の位置)が規定されることになる。
(LED群、LED基板)
LED基板102は、複数のLEDを含むLED群104を備えており、LED基板103は、複数のLEDを含むLED群105を備えている。LED群104、及び105に含まれるLEDは、LED基板102、及び103のそれぞれに、互いに間隔を置いて配置されている。
また、LED群104、105は、それぞれ、導光板130の長手方向の側面である入射面131、132に対して光を入射するように配置されている。LED基板102の備えるLED群104から出射された光は、入射面131に入射され、LED基板103の備えるLED群105から出射された光は、導光板130の有する入射面132に入射される。以降では、LED群104が設けられた(実装された)LED基板102の面を、実装面とも呼称する。
なお、本実施形態では、光源としてLEDを用いた場合を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、光源として、蛍光管などLED以外の光源を用いる構成を採用してもよい。
また、LED基板102及び103の材料としては、可撓性のある材料を用いることが好ましい。可撓性のある材料としては、例えば、薄いアルミニウム基板、ポリイミドからなるフレキシブル基板などを挙げることができるが、特に限定されるものではない。
(導光板)
導光板130は、図1に示すように、入射面131及び132を有し、入射面131において、入射面131に対向するように配置されたLED基板102に設けられたLED群104から出射される光を受光する。また、導光板130は、入射面132において、入射面132に対向するように配置されたLED基板103に設けられたLED群105から出射される光を受光する。
また、導光板130は、出射面133を有している。導光板130の有する出射面133、及び、出射面133の反対側の面である裏面の少なくとも一方には、入射した光を拡散して導光板130内における光の進行方向を変える光拡散部(不図示)が形成されている。
導光板130は、入射面131、132から入射した光を、出射面133と裏面との間、及び、短手方向の両側面の間において全反射させつつ導光板130の内方に伝搬させる。そして、主に出射面133に形成されている光拡散部において光の全反射条件が破られ、導光板130の出射面133から光が出射する。
(反射シート)
反射シート110は、導光板130の有する出射面133と反対側の面に対向して配置され、当該出射面133と反対側の面から出射される(漏れる)光を反射して再び上記導光板に入射させる。また、反射シート110は、導光板130の光拡散部によって拡乱された光を反射させて、出射面133から出射させる効果を有している。
なお、反射シート110は必ずしも必要となるわけではないが、反射シート110を用いることによってシャーシ101側に吸収されていた光を有効に利用できるため、導光板130の出射面133から出射される光量を増やすことができる。これによって、反射シート110は、液晶表示パネル170の輝度を向上させる事が出来る。
反射シート110は、上述のように、光の反射特性を有しており、反射シート110の材料としては、例えば、発泡PET(Polyethylene Terephthalate)などに代表されるポリエステルなどを挙げることができるが、特に限定されない。
なお、反射シート110は、入射した光が正反射するシートであってもよいが、乱反射するシートを用いることがより好ましい。反射シート110は、入射した光が乱反射するシートを用いることによって、入射角と異なる角度の反射成分を含んで光を反射させることができる。
(ヒートシンク)
ヒートシンク112及び113は、LED基板102、103、LED群104、及び105の熱を効率よくシャーシ101に伝えることによって、LED基板102、103、LED群104、及び105の放熱効率を向上させる。
ヒートシンク112及び113は、それぞれ、薄い板状の形状を有しており、支持部101aと平行に、接するように配置されている。
また、ヒートシンク112及び113の材料としては、例えば、アルミニウムなどを挙げることができるが、熱伝導性の高い材料であれば、特に限定されるものではない。なお、シャーシ101の材質がアルミニウムなど熱伝導性の高い材料である場合には、シャーシ101自体がヒートシンク112及び113の代わりとなり、ヒートシンク112及び113を省略することもできる。
(積層シート群)
積層シート群150は、導光板130から出射する光量のムラ(すなわち輝度ムラ)を抑制するとともに、導光板130から出射される光を集光して液晶表示パネル170に向けて出射する機能を有している。
なお、積層シート群150は必ずしも必要となるわけではないが、積層シート群150を用いることによって、導光板130から出射される光をそのまま液晶表示パネル170に入射する場合よりも、液晶表示パネル170における輝度ムラを抑制することができる。
積層シート群150は、例えば、拡散シート、プリズムシート、及び、マイクロレンズシートなどを含んで構成されている。なお、積層シート群150を構成する各シートの枚数及び組み合わせは、所望の光学性能が得られるような枚数及び組み合わせであれば、特に限定されるものではない。
(制御部)
制御部160は、液晶表示装置1の各部を総括的に制御する手段であり、映像信号の表す映像の表示タイミングに従って、液晶表示パネル170の備える各TFT素子(不図示)のON/OFFを切り替える。また、制御部160は、液晶表示パネル170に映像信号を印加し、映像信号の表す映像を表示させる。
制御部160は、複数の導光板130を備えている場合には、映像信号の印加のタイミングに同期させて、LED群104、105に含まれる各LEDを順次消灯させてもよい。これにより、制御部160は、1フレーム期間内に導光板130の備える出射面133から光が出射される期間(発光期間)と、光が出射されない期間(非発光期間)とを設けることができるため、液晶表示パネル170において画像表示と黒表示とを交互に行うことができる。
(液晶表示パネル)
液晶表示パネル170は、アクティブマトリックス基板と、カラーフィルタと、対向基板と、アクティブマトリックス基板及び対向基板の間に封入された液晶とを含んで構成されている(何れも不図示)。また、アクティブマトリックス基板には、複数のTFT(thin film transistor)素子が形成されている。液晶表示パネル170は、積層シート群150を通過して液晶表示パネル170に入射する光を用いて画像を表示する。
〔バックライトモジュール〕
次に、本実施形態に係る液晶表示装置1の備えるバックライトモジュール10における光漏れの低減について、図1を参照して説明する。
なお、図1では、本実施形態に係るバックライトモジュール10の一部(バックライトモジュール10のLED群104が備えられている側)の構成を示しているが、図示されていない部分(バックライトモジュール10のLED群105が備えられている側)も同様の構成である。
また、図1では、導光板130の長手方向をy軸で表し、導光板130の厚み方向をz軸で表している。なお、図1においては、LED群104の中心をy軸及びz軸の原点(y=0、z=0)としている。
図1に示すように、LED群104を備えたLED基板102は、上述したように、シャーシ101の支持部101aの上に、当該支持部に平行に配置されている。また、LED群104の光の発光面は、導光板130の入射面131に対向するように配置されている。
また、導光板130及び反射シート110も同様に、シャーシ101の支持部101aの上に、当該支持部101aに平行に配置されている。
また、本実施形態に係るバックライトモジュール10においては、導光板130が直方体形状を有する1枚の導光板から構成されている場合を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、導光板130は、直方体形状以外の形状であってもよいし、複数枚の分割された導光板から構成されていてもよい。
〔LED群と導光板の入射面との位置関係〕
次に、本実施形態に係るバックライトモジュール10における、導光板130とLED基板102との関係について、図1を参照して説明する。
本実施形態に係るバックライトモジュール10においては、上述したように、LED群104を実装しているLED基板102は、その実装面が導光板101の支持部101aと平行になるように配置されている。言い換えれば、導光板130、LED基板102、及び、シャーシ101の支持部101aが、それぞれ平行に配置されている。したがって、基板のz方向の寸法を小さくすることができる。
また、導光板130は反射シート110及びヒートシンク112を介して、また、LED基板102はヒートシンク112を介して、シャーシ101に接している。このため、導光板130及びLED基板102は、シャーシ101のz方向における変形(例えば、弓なり、波状など)に追従して変形し易くなっている。
(シャーシの変形)
まず、シャーシ101が、外部から加えられる力(例えば、外部応力、熱応力など)(以降、外力とも呼称する)によって変形する場合について説明する。
シャーシ101に外力が加えられた場合、加えられた力に応じてシャーシ101がz軸方向に変形する。このとき、シャーシ101の支持部101aに接するように設けられている反射シート110及びヒートシンク112が、シャーシ101の変形に追従して変形する。
さらに、反射シート110及びヒートシンク112の変化に追従して、反射シート110及びヒートシンク112に接するように設けられている導光板130及びLED基板102もz軸方向に変形する。つまり、導光板130及びLED基板102は、共に、外力によるシャーシ101のz軸方向の変形に追従して変形することになる。
したがって、LED基板102に実装されているLED群104と、導光板130の入射面131との位置関係は、シャーシ101の外力による変形によって導光板130が変形した場合であっても、LED基板102がその変形に応じて変形するため、略一定に保たれる。換言すれば、導光板130及びLED基板102は、シャーシ101の変形に応じて変形するものの、その位置関係は変わらない。
上記の構成によれば、バックライトモジュール10は、シャーシ101が外力によって変形することによって導光板130が変形した場合であっても、導光板130の入射面とLED群104との位置関係がずれてしまうことを抑制することができる。これによって、本実施形態に係るバックライトモジュール10は、光漏れを低減することができる。また、光漏れを低減することによって、高い光の結合効率を維持することができ、高い画面品位、及び、高い光利用効率を実現することが可能となる。
なお、上記の構成によれば、外力により、シャーシ101に加えてベゼル100が変形した場合であっても、導光板130及びLED基板102は、シャーシ101が変形した場合と同様に、その位置関係を略一定に保つことができる。
(導光板の変形)
次に、導光板130が吸湿、及び、LED群104の発する熱による熱膨張などによって変形する場合について説明する。
導光板130が周囲の湿気及びLED群104の発熱などによってz軸方向に変形した場合、導光板130に接するように設けられている反射シート110、及び、反射シート110に接するように設けられているヒートシンク112が、導光板130の変形に追従して変形する。また、反射シート110及びヒートシンク112が変形すると、反射シート110及びヒートシンク112に接するように設けられているシャーシ101が、反射シート110及びヒートシンク112の変形に追従して変形する。
さらに、ヒートシンク112が変形すると、ヒートシンク112に接するように設けられているLED基板102が、ヒートシンク112の変形に追従して変形する。つまり、LED基板102は、導光板130のz軸方向の変化に追従して変化することになる。
なお、ヒートシンク112が設けられていない場合には、反射シート110の変形によってシャーシ101が変形し、シャーシ101に変形によってLED基板102が変形する。これによって、LED基板102は、導光板130のz軸方向の変化に追従して変化することになる。
したがって、導光板130が吸湿、及び、LED群104の発熱による熱膨張などによって変形した場合であっても、LED基板102に実装されているLED群104と、導光板130の入射面131との位置関係は、略一定に保たれる。つまり、LED基板102は導光板130の変化に応じて変化するため、導光板130及びLED基板102の位置関係は変わらない。
上記の構成によれば、バックライトモジュール10は、導光板130自体が変形した場合であっても、導光板130の入射面131とLED群104との位置関係がずれてしまうことを抑制することができる。これによって、本実施形態に係るバックライトモジュール10は、光漏れを低減することができる。また、光漏れを低減することによって、高い結合効率を維持することができ、高い画面品位、及び、高い光利用効率を実現することが可能となる。
また、上述したように、LED基板102として、可撓性のある材料である薄いアルミニウム基板、または、フレキシブル基板などを用いていることが好ましい。これによれば、LED基板102は可撓性を有しているため、シャーシ101又は導光板130が変形した場合に、より容易にその変形に追従して変形することができる。
さらに、フレキシブル基板は、変形しても基板としての性能の劣化が極めて小さいため、LED基板102としてフレキシブル基板を用いることにより、可撓性を有するだけでなく、変形に対する基板としての信頼性も高くなる。
吸湿及び熱による導光板130の変形、並びに、シャーシ101及びベゼル100の変形などは、導光板130の周囲(バックライトモジュール10の外部及び内部)の環境が変化することにより繰り返し起こる。したがって、LED基板102としてフレキシブル基板を用いることにより、繰り返し変形することによってLED基板102が劣化し、LED基板102が故障(つまり、バックライトモジュール10が故障)してしまうことを低減することができる。
(LED基板の一部と導光板の一部とを重なるように配置)
また、図1に示すように、導光板130の裏面のうち入射面131付近の一部は、LED基板102の実装面の一部と重なるように配置されている。
このように配置されることにより、LED基板102は、ベゼル100とシャーシ101とにより、導光板130及びヒートシンク112を介して挟持されることになる。これによって、LED基板102に実装されたLED群104の、導光板130の厚み方向に対する位置(すなわち、導光板130の入射面131に対する位置)がより効率的に規定されることになる。
上記の構成により、外力によってシャーシ101、ヒートシンク112及びベゼル100などが変形したことによって導光板130が変形しても、LED基板102と接する面から当該LED基板102に、導光板130の変形を直に伝えることができる。
したがって、LED基板102を、導光板130の変形に追従するように変形させることができる。また、同様に、LED基板102が変形した場合であっても、導光板130にLED基板102の変形を直に伝え、導光板130をLED基板102と同じように変形させることができる。
これによって、バックライトモジュール10は、導光板130及びLED基板102の位置関係を略一定に保つことができる。
さらに、吸湿、熱膨張によって導光板130が変形した場合においても、導光板130の変形をLED基板102に直に伝え、LED基板102を導光板130と同様に変形させることができる。
また、図1に示すように、導光板130は、液晶表示パネル170、積層シート群150、反射シート110及びヒートシンク112を介してシャーシ101とベゼル100とにより挟まれるように固定されている。さらに、LED基板102は、導光板130とヒートシンク112とにより挟まれるように固定されている。バックライトモジュール10は、このような構造を備えることにより、導光板130及びLED基板102が一体となって変形し易くなっている。
したがって、LED基板102と導光板130とが重なった部分における、LED基板102の変形と導光板130の変形とは、略一致することとなる。これによって、本実施形態に係るバックライトモジュール10は、導光板130が変形した場合であっても、導光板130の入射面131とLED群104との位置ずれを抑制することができ、光漏れを抑制することができる。これによって、バックライトモジュール10は、液晶表示装置1の画面品位、結合効率、及び、光利用効率を高くすることができる。
なお、従来の技術においては、結合効率の低下によって、輝度が低下してしまっていた。また、この輝度の低下を補うためには、LED群に投入する電流値を大きくしなければならず、消費電力が増大してしまっていた。
これに対し、本実施形態に係るバックライトモジュール10では、結合効率を高くすることができるため、輝度の低下を防ぎ、消費電力を削減することもできる。
以上、説明したように、本実施形態に係るバックライトモジュール10は、導光板130、LED基板102及びシャーシ101の出射面133が、それぞれ平行になるように配置されている。これにより、シャーシ101などの外力による変形によって導光板30が変形した場合、及び、導光板130自体が吸湿及び熱などによって変形した場合に、導光板130とLED基板102とが、同じように変形する。したがって、導光板130の入射面131とLED群104との位置ずれを抑制することができ、光漏れを効率的に低減することができるという効果を奏する。
また、LED群104、105は、導光板130の長手方向の側面である入射面131に光が入射するように設けられている(いわゆる、サイド発光型LED)。したがって、LED群104、105と、LED基板102、103との固定強度を大きくすることができるため、振動、落下などの衝撃に対する信頼性が向上するという効果を奏する。
<実施形態2>
次に、バックライトモジュールの他の実施形態について、図3を参照して説明する。但し、この実施形態に記載されている構成は、特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
本実施形態に係る液晶表示装置1の備えるバックライトモジュール20について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る液晶表示装置1の備えるバックライトモジュール20における、各部材の配置関係の概略を示す断面図である。本実施形態に係るバックライトモジュール20は、図3に示すように、光吸収部220を備えていること以外は、実施形態1に係るバックライトモジュール10と同じ構成である。本実施形態では、実施形態1と同様の構成についてはその説明を省略する。
(光吸収部)
光吸収部220は、LED群104から出射された光のうち、導光板130に入射されずに反射シート側に進む光を吸収する。なお、光吸収部220としては、光を吸収する(つまり、反射率の低い)特性を備えた材料を用いればよく、特に限定されるものではない。
光吸収部220は、図3に示すように、LED基板102と反射シート110とに挟まれるように配置されている。これによって、光吸収部220は、LED基板102に実装されているLED群104から出射された光のうち、導光板130に入射されることなく反射シート110に入射する光を吸収することができる。
また、光吸収部220は、導光板130とヒートシンク112との間に挟まれるように配置されている。これによって、光吸収部220は、シャーシ101が外力によって変形した場合であっても、その変形を導光板130に伝えることができる。また、吸湿又はLED群104の発熱などによって導光板130が変形した場合であっても、その変形をシャーシ101に伝えることができる。
(LED群と導光板の入射面との位置関係)
図3に示すように、本実施形態に係るバックライトモジュール20においては、LED群104は、LED群104の発光面の中心位置が、導光板130の入射面131の中心位置(つまり、導光板130の厚み方向の中心位置)よりもシャーシ101側に位置するように配置されている。
ここで、本実施形態のように、LED群104を実装したLED基板102の一部と導光板130の一部とが重なるように並行に配置する場合には、LED群104と入射面131との位置関係は、上述した位置関係になることが多い。
この場合には、LED群104から出射される光のうち導光板130に入射されない光は、液晶表示パネル170側に進む光の量よりも、反射シート110側に進む光の量が多くなる。これによって、LED群104から出射された光のうち、導光板130に入射されず、導光板130と反射シートとの隙間に入射される光の量が増加してしまい、光漏れの原因の一つとなってしまう。
このような場合であっても、バックライトモジュール20に光吸収部220を設けることにより、上記のようにLED群104が配置されている場合であっても、効率的に導光板130に入射されない光を吸収することができる。したがって、本実施形態に係るバックライトモジュール20は、さらに効率的に光漏れを低減することができる。また、効率的に光漏れを低減することができるため、より効率的に画面品位、結合効率、及び、光利用効率を高くすることができる。
なお、上記では、図3に示すように、LED群104側には反射シートを設けず、光吸収部220を設ける構成を例に挙げて説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、LED群104側の反射シート110の一部に光吸収部220と同様の性質を持つ光吸収シート(例えば、黒色テープなど)を貼り付ける構成を採用してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
本発明の一態様に係るバックライトユニットは、光源からの光を線状に出射する光源ユニットを備えて導光板によって面状に出射させるバックライト等の光源モジュール、並びに、この光源モジュールを備えたテレビジョン受像機、及びモニターなどの液晶表示装置に代表される電子機器に好適に適用することができる。また、そのバックライトモジュールは、大型平面光源として照明装置などの電子機器に好適に適用することができる。
1 液晶表示装置
10、20 バックライトモジュール(光源モジュール)
100 ベゼル(固定部)
101 シャーシ(支持シャーシ)
101a 支持部
102、103 LED基板(光源基板)
104、105 LED群(光源)
110 反射シート
130 導光板
131、132 入射面(受光面)
133 出射面
150 積層シート群
160 制御部
170 液晶表示パネル
220 光吸収部

Claims (8)

  1. 光源が設けられた光源基板と、
    上記光源から入射される光を出射面より出射する導光板と、
    上記光源基板及び上記導光板を支持する支持シャーシと、
    上記光源基板及び上記導光板を、上記出射面側から当該導光板の厚み方向に押圧することによって、上記支持シャーシに対して固定する固定部と、を備え、
    上記光源基板は、上記導光板及び上記支持シャーシに平行に配置されている、
    ことを特徴とするた光源モジュール。
  2. 上記光源基板は、可撓性を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源モジュール。
  3. 上記光源基板は、ポリイミドからなるフレキシブル基板である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光源モジュール。
  4. 上記導光板の出射面の裏面であって上記光源側の一部は、上記光源基板の上記光源が設けられた面であって上記導光板側の一部に重畳して配置されており、
    上記固定部は、上記光源基板を、上記導光板を介して上記支持シャーシ側に押さえることによって固定する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の光源モジュール。
  5. 当該光源モジュールは、上記光源から出射された光を吸収する光吸収部を備え、
    上記導光板は、上記光源から出射される光を受光する受光面を備え、
    上記光源は、当該光源の有する発光面の中心位置が上記導光板の受光面の中心位置よりも上記支持シャーシ側に位置するように配置され、
    上記光吸収部は、上記導光板の受光面側に、該導光板と上記支持シャーシとの間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の光源モジュール。
  6. 上記導光板及び上記光源基板は、熱伝導性を有する熱伝導部材を介して上記支持シャーシに固定されている、
    ことを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載の光源モジュール。
  7. 光源が設けられた光源基板であって、ポリイミドからなるフレキシブル基板である可撓性を有する光源基板と、
    上記光源から入射される光を出射面より出射する導光板と、
    上記光源基板及び上記導光板を支持する支持シャーシと、
    上記光源基板及び上記導光板を、上記出射面側から当該導光板の厚み方向に押圧することによって、上記支持シャーシに対して固定する固定部と、を備え、
    上記光源基板は、上記導光板及び上記支持シャーシに平行に、該光源基板の上記光源が設けられた面であって上記導光板側の一部が上記導光板の出射面の裏面であって上記光源側の一部と重畳して配置されており、
    上記固定部は、上記光源基板を、上記導光板を介して上記支持シャーシ側に押さえることによって固定する、
    ことを特徴とする光源モジュール。
  8. 請求項1から7の何れか1項に記載の光源モジュールを備えている、
    ことを特徴とする液晶表示装置。
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