JP2014007506A - 無線端末装置、その制御方法、および、その制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】無線端末装置において、アクセスポイントの検索結果を早期に表示できるようにする。
【解決手段】無線端末装置においてWiFi接続の開始が指示されると、2.4GHz帯のチャネルスキャンが実行され([※1])、そして、5GHz帯のチャネルスキャンが実行される([※3])。なお、5GHz帯のチャネルスキャンまでが完了する前に、2.4GHz帯のチャネルスキャンが完了した時点で、スキャン結果が表示装置に表示される([※2])。
【選択図】図2
【解決手段】無線端末装置においてWiFi接続の開始が指示されると、2.4GHz帯のチャネルスキャンが実行され([※1])、そして、5GHz帯のチャネルスキャンが実行される([※3])。なお、5GHz帯のチャネルスキャンまでが完了する前に、2.4GHz帯のチャネルスキャンが完了した時点で、スキャン結果が表示装置に表示される([※2])。
【選択図】図2
Description
本発明は、無線端末装置、その制御方法、および、その制御プログラムに関し、特に、アクセスポイントの探索を行なう無線端末装置、その制御方法、および、その制御プログラムに関する。
従来から、無線端末装置によるアクセスポイントの探索については、種々の技術が開示されている。
たとえば、特許文献1(特開2010−124048号公報)には、第1のスキャン、第2のスキャン、第3のスキャンを順次実行する無線端末装置が開示されている。第1のスキャンは、たとえばパッシブスキャンである。第2のスキャンは、第1のスキャンで取得されたアクセスポイントについて実行されるスキャンである。なお、第1のスキャンで取得されたが第2のスキャンで検出されなかったアクセスポイントに対応する基地局情報には、無線アクセスポイント消失フラッグが立てられる。そして、第3のスキャンは、当該フラッグが立てられたアクセスポイントについて行なわれるスキャンである。
特許文献2(特開2009−224881号公報)には、アクセスポイントのビーコンインターバル情報を記憶する無線端末装置が開示されている。当該無線端末装置は、自装置内の管理部に「帰属中」の状態を管理し、移動によりアクセスポイントとの電波状態が悪くなった場合には、他のアクセスポイントへの帰属を試みるスキャンを実行する。このとき、記憶部に記憶されているビーコンインターバル情報と、管理部に管理されている帰属状態とから、無線端末装置は、記憶されているビーコンインターバル情報の時間だけパッシブスキャンを行なう。
特許文献3(特開2006−238319号公報)には、スキャン情報を格納しておき、特定のチャネルだけをスキャンし、また、優先度順に特性のチャネルだけをスキャンする無線通信装置が開示されている。当該無線通信装置は、同一チャネルのアクセスポイントをまとめてスキャンし、また、過去の接続状況からアクセスポイントについての優先度を設定する。
アクセスポイントのスキャンは、無線通信において、ユーザが本来所望する通信処理に先立って行なわれる処理である。したがって、このようなスキャンに長時間を要すれば、ユーザは、本来所望した通信処理以外の処理に長時間を要したと感じ、ストレスを感じることが想定される。
無線端末装置が、2.4GHz帯と5GHz帯のそれぞれのチャネルをスキャンする場合、スキャンには、2.4GHz帯のスキャン時間(1チャネルあたり100ms、10チャネルスキャンとした場合、合計1秒程度)と5GHz帯の19チャネルのスキャン時間(1チャネルあたり100ms、20チャネルスキャンするとした場合、合計2秒程度。なお、2.4GHz帯よりもサポートされているチャネル数が多い。)、つまり、3秒程度を要する。特に、2.4GHz帯のみでスキャンを行なっていた無線端末装置と比較して5GHz帯でのスキャンが追加して実行される場合、全チャネルのスキャンが実施されると、スキャンが完了するまでの時間が長くなり、上記した例のチャネルスキャンが実行された場合には約3秒の間はアクセスポイント(AP)の検索結果が表示されず、ユーザに違和感を感じさせてしまう。このことを、図5のタイミングチャートを参照してより具体的に説明する。なお、図5では、縦軸にスキャンによる消費電流が、横軸に時間が、それぞれ定義されている。
アクセスポイントのスキャンが開始されると(図5中の「[*1]UIからWiFi On」)、2.4GHz帯と5GHz帯のそれぞれのチャネルのスキャンが実行されるため、電流が消費される。図5では、初回のスキャンによる消費電流が、[*1]で示された消費電流のピークで示されている。そして、その結果が、画面300Aとして示されるように、表示装置に表示される。上記したように、2.4GHz帯と5GHz帯の双方のチャネルのスキャンが行なわれた場合には、合計3秒程度の時間を要する。したがって、アクセスポイントのスキャンが開始されてからその結果が表示されるまでに3秒程度の時間を要することになる。
また、無線端末装置が無線LAN(Local Area Network)の圏外に存在するときや代替アクセスポイント検索のためのバックグラウンドスキャンを実施する場合などには、図5において[*3][*5]として示されるように、AP検索のためのスキャンが定期的に実行される。そして、その結果が、図5において[*4][*6]として示されるように、順次、表示装置に表示される。2.4GHz帯と5GHz帯のチャネルの1回のスキャンには、100mA程度の電流が消費される。したがって、従来の無線端末装置では、上記スキャンが実行されるたびに、無視できない量の電流が消費されていた。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、第1の目的は、無線端末装置において、アクセスポイントの検索結果を早期に表示することができるようにすることである。
また、本発明の第2の目的は、無線端末装置において、チャネルスキャンによって消費される電流の量を削減することである。
本発明に従った無線端末装置は、ビーコンを受信する周波数またはスキャン応答を受信する周波数を順次切り替えることによりアクセスポイントのスキャンを行なう無線端末装置であって、ビーコンまたはスキャン応答を受信する受信手段と、予め記憶された複数の周波数から受信手段にビーコンまたはスキャン応答を受信させる周波数を順次選択する選択手段と、受信手段の受信の結果に基づいてスキャンの結果を表示装置に表示させる表示制御手段とを備え、選択手段は、複数の周波数のうち一部の周波数を選択して受信手段に受信動作を実行させた後、複数の周波数のうち残りの周波数を選択して受信手段に受信動作を実行させる、分割スキャン制御を実行し、表示制御手段は、一部の周波数についての受信手段の受信の結果に基づいたスキャンの結果を表示装置に表示させた後、残りの周波数についての受信手段の受信の結果を一部の周波数についての受信の結果と合わせて表示装置に表示させる、分割表示制御を実行する。
好ましくは、一部の周波数は2.4GHz帯の周波数であり、残りの周波数は5GHz帯の周波数である。
好ましくは、アクセスポイントへの接続要求を送信する送信手段をさらに備え、送信手段は、分割スキャン制御における一部の周波数についての受信の結果および残りの周波数についての受信の結果に基づいて決定された最良のアクセスポイントへ接続要求を送信する。
好ましくは、受信手段による各周波数での受信結果を記憶する記憶手段と、アクセスポイントのスキャンの実行指示の入力を受け付ける受付手段とをさらに備え、選択手段は、受付手段にアクセスポイントのスキャンの実行指示が入力されたときに、分割スキャン制御を実行し、その後、複数の周波数からグループごとに周波数を選択して受信手段に受信動作を実行させ、表示制御手段は、分割スキャン制御に応じて分割表示制御を実行した後、グループごとの周波数の受信動作に応じて、当該受信動作によって得られた周波数の受信結果と、記憶手段に記憶されたそれ以外の周波数の受信結果とに基づいてスキャンの結果を表示装置に表示させる。
好ましくは、記憶手段は、受信手段による各周波数の受信結果を、最新の受信結果に更新して記憶する。
本発明に従った無線端末装置の制御方法は、ビーコンを受信する周波数またはスキャン応答を受信する周波数を順次切り替えることによりアクセスポイントのスキャンを行なう無線端末装置のコンピュータによって実行される当該無線端末装置の制御方法であって、ビーコンまたはスキャン応答を受信するステップと、予め記憶された複数の周波数から受信手段にビーコンまたはスキャン応答を受信させる周波数を順次選択するステップと、受信の結果に基づいてスキャンの結果を表示装置に表示させるステップとを備え、周波数を順次選択するステップは、複数の周波数のうち一部の周波数を順次選択した後、複数の周波数のうち残りの周波数を順次選択し、表示装置に表示させるステップは、一部の周波数についての受信の結果に基づいたスキャンの結果を表示装置に表示させた後、残りの周波数についての受信の結果を一部の周波数についての受信の結果と合わせて表示装置に表示させる。
本発明に従った無線端末装置の制御プログラムは、ビーコンを受信する周波数またはスキャン応答を受信する周波数を順次切り替えることによりアクセスポイントのスキャンを行なう無線端末装置のコンピュータが実行する当該無線端末装置の制御プログラムであって、制御プログラムは、コンピュータに、ビーコンまたはスキャン応答を受信するステップと、予め記憶された複数の周波数から受信手段にビーコンまたはスキャン応答を受信させる周波数を順次選択するステップと、受信の結果に基づいてスキャンの結果を表示装置に表示させるステップとを実行させ、周波数を順次選択するステップは、複数の周波数のうち一部の周波数を順次選択した後、複数の周波数のうち残りの周波数を順次選択し、表示装置に表示させるステップは、一部の周波数についての受信の結果に基づいたスキャンの結果を表示装置に表示させた後、残りの周波数についての受信の結果を一部の周波数についての受信の結果と合わせて表示装置に表示させる。
本発明によれば、一部の周波数のスキャンが完了した時点で一度検索結果が表示され、その後、残りの周波数のスキャンが完了すると、当該スキャンによる検索結果が、上記一部の周波数のスキャンによる検索結果と合わせて表示される。
これにより、無線端末装置では、すべての周波数のスキャンが完了する前に、一部の周波数のスキャンが完了した段階で、一旦、検索結果が表示される。このため、すべての周波数のスキャンが完了して初めて検索結果が表示される場合よりも、アクセスポイントの検索結果が早期に表示されるようになる。
また、本発明によれば、分割スキャン制御の後、複数の周波数からグループごとに周波数が選択されて、受信動作が実行される。
これにより、分割スキャン制御の後の消費電力量の低減を図ることができる。
以下、本発明の無線端末装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能および作用を有する要素については、同じ各図を通して同じ符号を付し、重複する説明を繰返さない。
[ハードウェア構成]
図1は、本実施の形態の無線端末装置の一実施の形態のハードウェア構成を模式的に示す図である。
図1は、本実施の形態の無線端末装置の一実施の形態のハードウェア構成を模式的に示す図である。
図1を参照して、無線端末装置1は、無線受信部10と、マイコン(マイクロコンピュータ)50と、メモリ51と、表示装置30と、入力装置31とを備えている。
無線受信部10は、受信部11、送信部17、周波数制御部12、復調部13、データ処理部15、データ記憶部16、および、アンテナ19を含む。
アクセスポイント等から送信された電波は、アンテナ19を介して受信部11で受信される。周波数制御部12は、受信部11での受信周波数を制御する。復調部13は、受信部11で受信した信号をデジタル信号に復調し、データ処理部15へ入力する。また、無線端末装置1では、送信部17を介して、スキャン要求が送信される。受信部11では、いわゆるパッシブスキャンのビーコンまたはいわゆるアクティブスキャンのスキャン応答が、受信される。
データ処理部15は、受信されたデータに基づいて、マイコン50へ入力する情報を生成する。具体的には、データ処理部15は、受信部11が受信した各チャネルでのデータの受信強度等を検出し、当該検出結果に基づいて、マイコン50にアクセスポイントのスキャン結果を出力する。なお、データ処理部15は、当該検出結果または受信されたデータの少なくとも一部を、データ記憶部16に記憶する。データ処理部15は、受信部11において受信されたデータにデータ記憶部16に格納されているデータをマージして、スキャン結果を生成し、マイコン50へ出力する場合がある。
マイコン50は、周波数制御部12に受信周波数変更信号S2を出力することにより、受信部11での受信周波数のオートスキャンを指示する。
無線端末装置1において、アクティブスキャンが行なわれる場合には、マイコン50は、WiFi接続開始時に、送信部17にスキャン要求を送信させた後、受信部11に、スキャン応答の受信を指示する。パッシブスキャンが行なわれる場合には、マイコン50は、WiFi接続開始時に、受信部11に、ビーコンの受信を指示する。
表示装置30は、たとえば液晶表示装置からなり、マイコン50によって表示内容が制御される装置である。入力装置31は、たとえばキーボードやマウスからなり、マイコン50に情報を入力する装置である。なお、表示装置30と入力装置31は、タッチパネルとして、一体的に構成されても良い。
メモリ51は、記憶装置である。メモリ51には、マイコン50によって実行されるプログラムや各種のデータが格納される。メモリ51は、無線端末装置1の本体に対して固定されていても良いし、当該本体に対して着脱可能な記憶媒体によって構成されても良い。このような記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disk - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disk)、MD(Mini Disk)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
[チャネルスキャンの概要]
図2は、本実施の形態におけるチャネルスキャンの概要を模式的に示す図である。
図2は、本実施の形態におけるチャネルスキャンの概要を模式的に示す図である。
図2では、図5と同様に、縦軸にスキャンによる消費電流が、横軸に時間が、それぞれ定義されている。
図2を参照して、本実施の形態の無線端末装置1では、アクセスポイントのスキャンが開始されると、まず2.4GHz帯のチャネルのスキャンが実行され(図2中の「[※1]UIからWiFi On」)、その結果が表示装置30に表示される。図2では、このときの表示画面が、画面30Aとして模式的に示されている。
そして、無線端末装置1では、[※1]で示された当該2.4GHz帯のチャネルのスキャンに続いて、5GHz帯のチャネルのスキャンが実行される(図2中の[※3])。5GHz帯のチャネルのスキャンが完了すると、その結果が、※1の2.4GHz帯のチャネルスキャンの結果とマージされて、表示装置30に表示される(図2中の[※4])。
つまり、無線端末装置1では、スキャンが開始されると、2.4GHz帯のチャネルスキャンが実行され、それが完了した時点で一度その結果が表示される。その後、5GHz帯のチャネルスキャンが実行され、表示装置30におけるスキャン結果の表示内容が、その結果と2.4GHz帯のチャネルスキャンの結果とがマージされたものに更新される。
したがって、無線端末装置1では、5GHz帯のチャネルスキャンまでが完了する前に、2.4GHz帯のチャネルスキャンが完了した時点でスキャン結果が表示されるため、チャネルスキャンが開始されてから何らかの表示結果が表示されるまでの時間を短縮することができる。これにより、ユーザにいち早く何らかのチャネルスキャンに関する何らかの情報を早期に提供できるため、ユーザに与える違和感を極力削減することができる。
無線端末装置1では、チャネルスキャンすべき周波数(2.4GHz帯と5GHz帯)が、4つのグループに分けられている。4つのグループは、具体的には、次に示すような、2.4GHz帯の13個のチャネルの1つのグループと、5GHz帯の3つのグループ(W52,W53,W56)である。
<1>2.4GHz帯:1〜13チャネル
<2>5GHz帯:W52(36,40,44,48チャネル)
<3>5GHz帯:W53(52,56,60,64チャネル)、
<4>5GHz帯:W56(100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140チャネル)
なお、このようなグループ分けは、あくまで一例であり、チャネルをどのようにグループ分けするかについては、無線端末装置1が属するネットワークの通信環境等に応じて、適宜設定可能である。また、無線LANシステムで使用される、上記<1>〜<4>以外の周波数帯も含むことが可能である。
<2>5GHz帯:W52(36,40,44,48チャネル)
<3>5GHz帯:W53(52,56,60,64チャネル)、
<4>5GHz帯:W56(100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140チャネル)
なお、このようなグループ分けは、あくまで一例であり、チャネルをどのようにグループ分けするかについては、無線端末装置1が属するネットワークの通信環境等に応じて、適宜設定可能である。また、無線LANシステムで使用される、上記<1>〜<4>以外の周波数帯も含むことが可能である。
そして、無線端末装置1では、図2において[※1]と[※3]で示された、2.4GHz帯と5GHz帯のチャネルスキャンが行なわれた後、スキャンの周期ごとに、上記4つのグループのうち1つのグループのチャネルスキャンが順に実行される(図2中の[※5],[※7],[※9],[※11],[※13],[※15])。[※5]は、上記<1>の2.4GHz帯の13個のチャネルのスキャンである。[※7]は、上記<2>のW52の4個のチャネルのスキャンである。[※9]は、上記<3>のW53の4個のチャネルのスキャンである。[※11]は、上記<4>のW56の11個のチャネルのスキャンである。[※13]は、上記<1>に順番が戻されて、2.4GHz帯の13個のチャネルのスキャンである。[※15]は、上記<2>のW52の4個のチャネルのスキャンである。
つまり、図2の[※5]以降では、無線端末装置1においてスキャンが予定されている周波数のうち一部の周波数についてのみ、スキャンが実行される。そして、そのスキャンの結果は、残りの周波数の結果とマージされて、表示装置30に表示される。
無線端末装置1では、各チャネルのスキャン結果の最新のものは、後述するスキャン応答処理部121のスキャン結果キャッシュ部121Bにおける期限内で、保存される。そして、[※5]以降のスキャンの結果として表示される画面は、各スキャンにおけるスキャン対象の周波数での結果と、上記スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された残りの周波数のスキャン結果とがマージされたものに相当する。
スキャン結果キャッシュ部121Bは、期限切れ機能を有する。これにより、スキャン結果キャッシュ部121Bでは、スキャン結果マージ部121Aによって格納された各チャネルの受信結果のうち、予め設定された期限が経過したものについては、その記憶が削除される。
[制御ブロック]
図3は、無線端末装置1の制御ブロック図である。
図3は、無線端末装置1の制御ブロック図である。
図3を参照して、無線端末装置1は、その機能として、無線LANデバイス11Aと、無線LAN制御部12Aと、無線LANアプリケーション50Aとを含む。
無線LANデバイス11Aは、たとえば無線受信部10によって実現される。無線LAN制御部12Aと無線LANアプリケーション50Aは、たとえば、マイコン50上で動作するプログラムとして実現される。
無線LANアプリケーション50Aは、入力装置31になされた操作に基づいて情報を入力され、また、表示装置30にチャネルスキャンの結果等の種々の情報を表示させることができる。
無線LAN制御部12Aは、スキャン要求処理部120と、スキャン応答処理部121とを含む。
スキャン要求処理部120は、無線LANアプリケーション50Aからの要求に応じて、無線LANデバイス11Aに対してビーコンまたはスキャン要求送信/スキャン要求応答の受信を要求する。なお、このとき、無線LANデバイス11Aに対して、受信するチャネル(周波数)を制御する。
具体的には、スキャン要求処理部120は、スキャン対象チャネル選択部120Aと、スキャン実行間隔決定部120Bとを含む。スキャン対象チャネル選択部120Aは、無線LANアプリケーション50Aの対象として供給された複数の周波数から、無線LANデバイス11Aにスキャンをさせる周波数を選択する。スキャン実行間隔決定部120Bは、無線LANデバイス11Aにスキャンを実行させるタイミングを制御する。つまり、スキャン要求処理部120は、無線LANデバイス11Aに対して、スキャン対象チャネル選択部120Aによって選択された周波数について、スキャン実行間隔決定部120Bによって決定されたタイミングで、チャネルスキャンの実行を指示する。
スキャン応答処理部121は、無線LANデバイス11Aによる受信結果に基づいて、スキャンの結果を生成し、無線LANアプリケーション50Aへ当該結果を返す。スキャン応答処理部121は、スキャン結果マージ部121Aと、スキャン結果キャッシュ部121Bとを含む。
スキャン結果マージ部121Aは、無線LANデバイス11Aから送られてきた各チャネルの受信結果に基づいて、または場合によってはスキャン結果キャッシュ部121Bに格納された受信結果とマージしたものに基づいて、スキャン結果を生成して、無線LANアプリケーション50Aに送信する。
なお、各チャネルの最新の受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納される。スキャン結果マージ部121Aは、無線端末装置1がチャネルスキャンすべき周波数のうち一部の周波数の受信結果を無線LANデバイス11Aから受信すると、残りの周波数の受信結果をスキャン結果キャッシュ部121Bに要求する。これに応じて、スキャン結果キャッシュ部121Bは、要求された周波数の受信結果を無線LANデバイス11Aに返す(キャッシュ応答)。スキャン結果マージ部121Aは、無線LANデバイス11Aから受信した一部の周波数についての受信結果とスキャン結果キャッシュ部121Bから取得した残りの周波数についての受信結果とをマージして、全周波数のチャネルスキャンの結果を生成し、無線LANアプリケーション50Aに送る。
たとえば、図2において[※7]で示されるように、無線LANデバイス11Aによって、W52のグループのチャネルスキャンが実行された場合、スキャン結果マージ部121Aは、無線LANデバイス11Aから、W52のチャネルスキャンによる受信結果を取得する。そして、スキャン結果マージ部121Aは、残りの周波数の受信結果、つまり、2.4GHz帯のチャネルスキャンの結果と、W53およびW56のチャネルスキャンの結果を、スキャン結果キャッシュ部121Bから取得する。ここで取得される2.4GHz帯のチャネルスキャンの結果は、最新の、つまり、[※5]で取得された結果である。また、ここで取得されるW53およびW56のチャネルスキャンの結果は、[※3]で取得された結果である。そして、スキャン結果マージ部121Aは、無線LANデバイス11Aから取得した受信結果と、スキャン結果キャッシュ部121Bから取得した受信結果とをマージして、2.4GHz帯の13個のチャネルと5GHz帯の19個のチャネル(W52,W53,W56)のスキャン結果を生成し、無線LANアプリケーション50Aに送る。
無線LANアプリケーション50Aは、受信したチャネルスキャンの結果を、表示装置30に表示させる。
[結果のマージの態様]
図2に示される、無線LANデバイス11Aにおける受信結果と、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納される受信結果とのマージの態様を、具体的に説明する。
図2に示される、無線LANデバイス11Aにおける受信結果と、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納される受信結果とのマージの態様を、具体的に説明する。
図2において[※1]で示された2.4GHz帯の受信結果は、[※2]として示されたようにスキャン結果の表示に利用されるとともに、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納される。
図2において[※3]で示された5GHz帯の受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された2.4GHz帯の受信結果([※1])とマージされて、[※4]のスキャン結果として表示される。
図2において[※5]で示された2.4GHz帯の受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された5Hz帯の受信結果([※3])とマージされて、[※6]のスキャン結果として表示される。
図2において[※7]で示された5GHz帯のW52の受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された5Hz帯のW53とW56の受信結果([※3])および2.4GHz帯の受信結果([※5])とマージされて、[※8]のスキャン結果として表示される。
図2において[※9]で示された5GHz帯のW53の受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された5Hz帯のW56の受信結果([※3])、W52の受信結果([※7])、および、2.4GHz帯の受信結果([※5])とマージされて、[※10]のスキャン結果として表示される。
図2において[※11]で示された5GHz帯のW56の受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された5Hz帯のW52の受信結果([※7])、W53の受信結果([※9])、および、2.4GHz帯の受信結果([※5])とマージされて、[※12]のスキャン結果として表示される。
図2において[※13]で示された2.4GHz帯の受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された5Hz帯のW52の受信結果([※7])、W53の受信結果([※9])、および、W56の受信結果([※11])とマージされて、[※14]のスキャン結果として表示される。
図2において[※15]で示された5GHz帯のW52の受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された5Hz帯のW53の受信結果([※9])、W56の受信結果([※11])、および、2.4GHz帯の受信結果([※13])とマージされて、[※16]のスキャン結果として表示される。
[スキャン結果表示処理]
図4は、無線端末装置1におけるチャネルスキャンの結果を表示するために実行される処理のフローチャートである。
図4は、無線端末装置1におけるチャネルスキャンの結果を表示するために実行される処理のフローチャートである。
本実施の形態では、上記したように、チャネルスキャンすべき周波数(2.4GHz帯と5GHz帯)が、<1>〜<4>の4つのグループに分けられている。以下の説明では、分割されたグループ数を変数Mで示し、また、チャネルスキャンの対象とされているグループを、変数Nを用いて、第N群と称する。
つまり、たとえば、本実施の形態では、第1群から第4群のチャネルは、以下のように設定される。
第1群:2.4GHz帯の1〜13チャネル
第2群:5GHz帯のW52(36,40,44,48チャネル)
第3群:5GHz帯のW53(52,56,60,64チャネル)、
第4群:5GHz帯のW56(100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140チャネル)
ただし、上記したように、このようなグループ分けは、あくまで一例であり、チャネルをどのようにグループ分けするかについては、無線端末装置1が属するネットワークの通信環境等に応じて、適宜設定可能である。
第2群:5GHz帯のW52(36,40,44,48チャネル)
第3群:5GHz帯のW53(52,56,60,64チャネル)、
第4群:5GHz帯のW56(100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140チャネル)
ただし、上記したように、このようなグループ分けは、あくまで一例であり、チャネルをどのようにグループ分けするかについては、無線端末装置1が属するネットワークの通信環境等に応じて、適宜設定可能である。
図4を参照して、ステップS10でWiFi接続を開始する条件が成立すると、スキャン要求処理部120は、ステップS20へ処理を進める。WiFi接続を開始する条件としては、たとえば、無線LANアプリケーション50Aからの指示の入力が挙げられる。無線LANアプリケーション50Aは、たとえば入力装置31に対して接続開始の指示が入力されると、スキャン要求処理部120に、WiFi接続の開始を指示する。
ステップS20では、スキャン要求処理部120は、無線LANデバイス11Aに、2.4GHz帯のチャネルスキャンを指示する。これに応じて、無線LANデバイス11Aは、2.4GHz帯の各チャネルでのビーコンまたはスキャン応答の受信を試み、各チャネルでの結果をスキャン応答処理部121に送る。無線LANデバイス11Aにおける受信チャネルの変更は、周波数制御部12が受信部11での受信周波数を制御することにより、実現される。
ステップS30では、スキャン結果マージ部121Aが、2.4GHz帯の受信結果に基づいて、当該2.4GHz帯のスキャン結果を生成し、無線LANアプリケーション50Aに送る。これに応じて、無線LANアプリケーション50Aは、表示装置30に、2.4GHz帯のチャネルスキャンの結果を表示する。当該表示は、図2の[※2]に対応する。なお、当該受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納される。
次に、ステップS40で、スキャン要求処理部120は、無線LANデバイス11Aに、5GHz帯のチャネルスキャンを指示する。これに応じて、無線LANデバイス11Aは、5GHz帯の各チャネルでのビーコンの受信を試み、各チャネルでの受信結果をスキャン応答処理部121に送る。
次に、ステップS50では、スキャン結果マージ部121Aが、無線LANデバイス11Aから送られた5GHz帯の受信結果と、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された2.4GHz帯の受信結果をマージして、これらの周波数帯すべてについてのスキャン結果を無線LANアプリケーション50Aに送る。これに応じて、無線LANアプリケーション50Aは、表示装置30に、5GHz帯と2.4GHz帯のチャネルスキャンの結果を表示する。当該表示は、図2の[※4]に対応する。なお、5GHz帯の受信結果は、スキャン結果キャッシュ部121Bに格納される。
次に、ステップS60で、スキャン要求処理部120は、変数Nの値を1に設定して、ステップS70へ処理を進める。
ステップS70では、スキャン要求処理部120は、第N群のチャネルスキャンを無線LANデバイス11Aに指示して、ステップS80へ処理を進める。第N群にどの周波数が属するかを表す情報は、無線LANアプリケーション50Aに格納されていても良いし、無線LAN制御部12Aに格納されていても良い。
ステップS80では、スキャン結果マージ部121Aは、ステップS70におけるスキャンの受信結果と、当該スキャンの対象となった周波数以外の残りの周波数の受信結果とをマージして、スキャン結果を生成し、無線LANアプリケーション50Aに送信する。これに応じて、無線LANアプリケーション50Aは、表示装置30におけるチャネルスキャンの結果の表示を更新する。受信結果のマージの態様は、図2を参照して説明された態様である。
次に、ステップS90で、スキャン要求処理部120は、変数Nを1加算更新して、ステップS100へ処理を進める。
ステップS100では、スキャン要求処理部120は、変数Nの値がMの値を超えたか否かを判断し、超えていないと判断すればそのままステップS70へ処理を戻す。一方、超えていると判断すると、ステップS60へ処理を戻す。
以上、図4を参照して説明された処理によれば、WiFi接続の開始が指示され、2.4GHz帯と5GHz帯のチャネルスキャンおよびその結果表示が行なわれた後(ステップS20〜S50)、第1群から第N群(本実施の形態では、第1群から第4群)のチャネルスキャンが順次行なわれる。なお、チャネルスキャンが行なわれるたびに、それ以外の周波数の受信結果とマージされてスキャン結果が生成されて、表示装置30に表示される。
また、図4を参照して説明された処理において、ステップS10でWiFiONすると、アクセスポイントへの接続のために、スキャンS20〜ステップS40の処理が実行される。ここで、ステップS30では、スキャン結果を早期に表示するために実行される処理であり、ここでは、アクセスポイントへの接続の試みは行なわれないことが好ましい。無線端末装置1では、ステップS20とステップS40の双方の結果から、最良と考えられる接続先アクセスポイントが選択され、ステップS40の処理の後に、当該アクセスポイントへの接続を試みられることが好ましい。
つまり、ステップS20〜ステップS40においてアクセスポイントのスキャンは周波数帯ごとに分割して実行し、一部の周波数帯についてのスキャンが完了した時点で表示を行なう一方で、送信部17によるアクセスポイントへの接続要求の送信は、周波数帯ごとではなく、すべての周波数帯のスキャン結果が取得された後に実行されても良い。この場合、当該スキャン結果に基づいて決定された最良のアクセスポイントへ、接続要求が送信される。
[実施の形態の効果]
以上説明した本実施の形態では、無線端末装置1において、5GHz帯のチャネルスキャンまでが完了する前に、2.4GHz帯のチャネルスキャンが完了した時点で、スキャン結果を表示装置30に表示することができる。これにより、チャネルスキャンが開始されてから何らかの表示結果が表示されるまでの時間を短縮することができる。
以上説明した本実施の形態では、無線端末装置1において、5GHz帯のチャネルスキャンまでが完了する前に、2.4GHz帯のチャネルスキャンが完了した時点で、スキャン結果を表示装置30に表示することができる。これにより、チャネルスキャンが開始されてから何らかの表示結果が表示されるまでの時間を短縮することができる。
また、無線端末装置1では、図2の[※2]以降のチャネルスキャンでは、全チャネルをグループ分けした各グループのチャネルスキャンのみが実行される。そして、物理的にスキャンされたチャネルの受信結果と、(スキャン結果キャッシュ部121Bに格納された)物理的なスキャンが実行されていないチャネルの受信結果とが、マージされて、チャネルスキャンの結果が生成され、表示された。これにより、各チャネルスキャンによって消費される電流量を全チャネルのスキャンを実行するよりも削減でき、これにより、チャネルスキャンにおける消費電力を低減できる。
以上説明した本実施の形態における、無線LAN制御部12Aにおいて実行される処理は、マイコン50が所定のプログラムに従った処理を実行することにより周波数制御部12およびデータ処理部15を制御することによって実現されても良いし、無線受信部10に演算装置が設けられ、当該演算装置がデータ記憶部16等の記憶装置に格納されたプログラムを実行することによって実現されても良い。無線受信部10の演算装置が実行するプログラムは、無線受信部10に固定された記憶装置に格納されていても良いし、無線受信部10に対して着脱可能な記録媒体に格納されていても良い。このような記録媒体としては、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ、メモリカード、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO、MD、ICカード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
今回開示された実施の形態およびその変形例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。実施の形態およびその変形例において開示された技術は、可能な限り単独でも組み合わせても実施され得ることが意図される。
1 無線端末装置、10 無線受信部、11 受信部、11A 無線LANデバイス、12 周波数制御部、12A 無線LAN制御部、13 復調部、15 データ処理部、16 データ記憶部、19 アンテナ、30 表示装置、30A,300A 画面、31 入力装置、50 マイコン、50A 無線LANアプリケーション、51 メモリ、120 スキャン要求処理部、120A スキャン対象チャネル選択部、120B スキャン実行間隔決定部、121 スキャン応答処理部、121A スキャン結果マージ部、121B スキャン結果キャッシュ部。
Claims (7)
- ビーコンを受信する周波数またはスキャン応答を受信する周波数を順次切り替えることによりアクセスポイントのスキャンを行なう無線端末装置であって、
ビーコンまたはスキャン応答を受信する受信手段と、
予め記憶された前記複数の周波数から前記受信手段にビーコンまたはスキャン応答を受信させる周波数を順次選択する選択手段と、
前記受信手段の受信の結果に基づいて前記スキャンの結果を表示装置に表示させる表示制御手段とを備え、
前記選択手段は、前記複数の周波数のうち一部の周波数を選択して前記受信手段に受信動作を実行させた後、前記複数の周波数のうち残りの周波数を選択して前記受信手段に受信動作を実行させる、分割スキャン制御を実行し、
前記表示制御手段は、前記一部の周波数についての前記受信手段の受信の結果に基づいた前記スキャンの結果を前記表示装置に表示させた後、前記残りの周波数についての前記受信手段の受信の結果を前記一部の周波数についての前記受信の結果と合わせて前記表示装置に表示させる、分割表示制御を実行する、無線端末装置。 - 前記一部の周波数は2.4GHz帯の周波数であり、前記残りの周波数は5GHz帯の周波数である、請求項1に記載の無線端末装置。
- 前記アクセスポイントへの接続要求を送信する送信手段をさらに備え、
前記送信手段は、前記分割スキャン制御における前記一部の周波数についての受信の結果および前記残りの周波数についての受信の結果に基づいて決定された最良のアクセスポイントへ接続要求を送信する、請求項1または請求項2に記載の無線端末装置。 - 前記受信手段による各周波数での受信結果を記憶する記憶手段と、
アクセスポイントのスキャンの実行指示の入力を受け付ける受付手段とをさらに備え、
前記選択手段は、前記受付手段に前記アクセスポイントのスキャンの実行指示が入力されたときに、前記分割スキャン制御を実行し、その後、前記複数の周波数からグループごとに周波数を選択して前記受信手段に受信動作を実行させ、
前記表示制御手段は、前記分割スキャン制御に応じて前記分割表示制御を実行した後、前記グループごとの周波数の受信動作に応じて、当該受信動作によって得られた周波数の受信結果と、前記記憶手段に記憶されたそれ以外の周波数の受信結果とに基づいて前記スキャンの結果を前記表示装置に表示させる、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の無線端末装置。 - 前記記憶手段は、前記受信手段による各周波数の受信結果を、最新の受信結果に更新して記憶する、請求項4に記載の無線端末装置。
- ビーコンを受信する周波数またはスキャン応答を受信する周波数を順次切り替えることによりアクセスポイントのスキャンを行なう無線端末装置のコンピュータによって実行される当該無線端末装置の制御方法であって、
ビーコンまたはスキャン応答を受信するステップと、
予め記憶された複数の周波数から前記受信手段にビーコンまたはスキャン応答を受信させる周波数を順次選択するステップと、
前記受信の結果に基づいて前記スキャンの結果を表示装置に表示させるステップとを備え、
前記周波数を順次選択するステップは、前記複数の周波数のうち一部の周波数を順次選択した後、前記複数の周波数のうち残りの周波数を順次選択し、
前記表示装置に表示させるステップは、前記一部の周波数についての受信の結果に基づいた前記スキャンの結果を前記表示装置に表示させた後、前記残りの周波数についての受信の結果を前記一部の周波数についての前記受信の結果と合わせて前記表示装置に表示させる、無線端末装置の制御方法。 - ビーコンを受信する周波数またはスキャン応答を受信する周波数を順次切り替えることによりアクセスポイントのスキャンを行なう無線端末装置のコンピュータが実行する当該無線端末装置の制御プログラムであって、
前記制御プログラムは、前記コンピュータに、
ビーコンまたはスキャン応答を受信するステップと、
予め記憶された複数の周波数から前記受信手段にビーコンまたはスキャン応答を受信させる周波数を順次選択するステップと、
前記受信の結果に基づいて前記スキャンの結果を表示装置に表示させるステップとを実行させ、
前記周波数を順次選択するステップは、前記複数の周波数のうち一部の周波数を順次選択した後、前記複数の周波数のうち残りの周波数を順次選択し、
前記表示装置に表示させるステップは、前記一部の周波数についての受信の結果に基づいた前記スキャンの結果を前記表示装置に表示させた後、前記残りの周波数についての受信の結果を前記一部の周波数についての前記受信の結果と合わせて前記表示装置に表示させる、無線端末装置の制御プログラム。
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